JP6969235B2 - 紫外線硬化型粘着剤、硬化物、粘着シート - Google Patents

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Description

本発明は、紫外線硬化型粘着剤及びその硬化物、並びに該硬化物を粘着層とする粘着シートに関する。
近年、携帯電話、携帯ゲーム機、カーナビゲーションなどのデジタル情報機器にはタッチパネル等の表示装置が使用されている。また、かかる表示装置には、液晶素子や発光ダイオード素子、有機エレクトロルミネッセンス素子等の光学部材が多く使用されている。
表示装置の製造時には、表示装置と前記光学部材や、光学部材同士を貼り合わる目的で、透明な両面粘着シートが使用される。かかる両面粘着シートには、透明性や耐候性、金属腐食防止性などの性能が求められる。
また、タッチパネルの中には、意匠性を向上させるために、額縁部に化粧印刷が施されることがある。化粧印刷は、印刷部と非印刷部との間に段差を生ずるため、両面粘着シートの粘着層には、かかる印刷段差を埋めるための追従性(以下、段差吸収性)が求められる。段差吸収性が不足すると、段差近傍で粘着剤層に浮きが生じ、それにより光の反射損失が生じる恐れがある。
段差吸収性を備える粘着シートとしては、粘着層として、非架橋性(メタ)アクリル酸エステル単位と架橋性アクリル単量体単位とからなるベースポリマーを含む活性エネルギー線硬化性及び熱硬化性の粘着剤を用いたものが提案されている(特許文献1参照)。しかしこの粘着剤は、厚肉端部やわきといった製造上の問題を解消するべく溶剤を多量に含有する設計であるため、粘着シート作製の際に溶剤を除去する工程が必要となり、生産効率が低い。
一方、近年、タッチパネルは、デザイン性を重視し、従来のフラット形状から曲面形状へのニーズが高まっている。更にフィルム形状のタッチパネルも検討されており、フレキシブル有機ELディスプレイを用いることで表示装置の折りたたみや巻きが可能とされる。
曲面形状やフィルム形状のタッチパネルに用いる粘着シートには、粘着層に高い柔軟性が求められており、特に、温度変化により柔軟性(貯蔵弾性率)の変化が少ない特性が必要である。粘着層の柔軟性が足りないと、貼り合わせる基材が剥がれてしまい、それにより視認性と耐久性の低下が生じる恐れがある。
粘着層の貯蔵弾性率に着目した接着シートとしては特許文献2が挙げられる。該接着シートは所定の活性エネルギー線硬化型熱可塑性ポリウレタン層(A)と、他のポリウレタン層(B)とを有する二層構造の物品であり、層(A)の貯蔵弾性率と層(B)のそれを相互補完的に設定することによって段差吸収性を確保している。しかし、層(A)を与える粘着剤と層(B)のそれはいずれも溶剤を多く含有するため、接着シート作製の際に、溶剤を除去する工程が必要となる。また、層(A)を備えるシートと層(B)を備えるシートの二枚の接着シートを貼り合わせる工程が必要のため、生産効率も低い。
段差追従性及び柔軟性を向上させた粘着剤としては、メタクリル酸エステル単量体を含有するベースポリマーと可塑剤を含む熱硬化性の紫外線硬化型粘着剤が提案されている(特許文献3参照)。しかし、低軟化点の可塑剤が使用されているため、高温時に保持力の低下が懸念される。また、該紫外線硬化型粘着剤は溶剤を多く含有するため、粘着シート作製の際に、溶剤を除去する工程が必要である。
国際公開WO2013/061938号公報 特開2016−74750号公報 特開2015−105329号公報
本発明の課題は、実質的に無溶剤で透明な紫外線硬化型粘着剤であって、単一層であっても低温柔軟性と高温保持力が両立し、かつ優れた段差追従性をも奏する粘着層を形成可能な粘着剤を提供することを主たる課題とする。
本発明者は鋭意検討の結果、特定の条件を満足する紫外線硬化型接着剤組成物により前記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。即ち本発明は、以下の紫外線硬化型粘着剤及び硬化物に関する。
1.(A)(a1)ポリエーテルポリオール、(a2)ポリイソシアネート、並びに(a3)水酸基含有モノ(メタ)アクリレート又はイソシアネート基含有モノ(メタ)アクリレートの反応物であるポリウレタン(メタ)アクリレートと、(B)ホモポリマーとした場合のガラス転移温度が−70℃以上0℃未満である、水酸基不含有重合性モノマーと、(C)ホモポリマーとした場合のガラス転移温度0℃以上150℃未満である、水酸基不含有重合性モノマーと、(D)一級水酸基含有モノ(メタ)アクリレートと、(E)光重合開始剤とを含み、かつ、(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分の合計を100質量%とした場合において夫々の使用比率が順に10〜50質量%、10〜70質量%、0〜10質量%、及び20〜79.9質量%であり、かつ、(E)成分の使用比率が、(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分の合計質量に対して0.1〜5質量%であり、かつ、溶剤含有量が1質量%未満であり、かつ、
ガードナー色数が1以下であることを特徴とする、紫外線硬化型粘着剤。
2.(a1)成分がポリプロピレングリコールを含む、前記項1の紫外線硬化型粘着剤
3.(a1)成分の数平均分子量が700〜10000である、前記項1又は2の紫外線硬化型粘着剤。
4.(a2)成分が脂肪族ジイソシアネート及び/又は脂環族ジイソシアネートである、前記項1〜3のいずれかの紫外線硬化型粘着剤。
5.水酸基含有モノ(メタ)アクリレートが全炭素数5〜10の水酸基含有モノ(メタ)アクリレートである、前記項1〜4のいずれかの紫外線硬化型粘着剤。
6.イソシアネート基含有モノ(メタ)アクリレートが2−イソシアナトエチル(メタ)アクリレート及び/又は1,1−ビス(アクリロイルオキシメチル)エチルイソシアネートを含む、前記項1〜5のいずれかの紫外線硬化型粘着剤。
7.(A)成分の(メタ)アクリロイル基の平均個数が1.5〜4である、前記項1〜6のいずれかの紫外線硬化型粘着剤。
8.(A)成分の重量平均分子量が10,000〜90,000である、前記項1〜7のいずれかの紫外線硬化型粘着剤。
9.(B)成分が、アルキル基の炭素数が4〜18のアルキルモノ(メタ)アクリレートを含む、前記項1〜8のいずれかの紫外線硬化型粘着剤。
10.(C)成分が、脂環族モノ(メタ)アクリレートを含む、前記項1〜9のいずれかの紫外線硬化型粘着剤。
11.(D)成分が、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート及び/又は4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートを含む、前記項1〜10のいずれかの紫外線硬化型粘着剤。
12.更に(F)可塑剤を、(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分の合計質量に対して0〜10質量%で含む、前記項1〜11のいずれかの紫外線硬化型粘着剤。
13.前記項1〜12のいずれかの紫外線硬化型粘着剤からなる硬化物。
14.−20℃及び1Hzにおける貯蔵弾性率G’が1×10Pa以下であり、かつ、100℃及び1Hzにおける貯蔵弾性率G’が1×10Pa以上である、前記項13の硬化物。
15.プラスチックフィルムの少なくとも片面に前記項13又は14の硬化物を有する粘着シート。
本発明の紫外線硬化型粘着剤は透明であり、かつ実質的に無溶剤であるため、粘着シート作製の際に溶剤除去工程を省略できる。また、該組成物からなる粘着層(硬化物)は単一層であっても低温時の粘着力(低温柔軟性)と高温時の粘着力(高温保持力)とが両立し、かつ優れた段差追従性を奏する。また、該粘着層は無色透明であり、再剥離性も良好であり、加熱処理後の耐久性及び保持力にも優れる。
本発明の紫外線硬化型粘着剤は光学用途に好適である。例えば、デジタル表示装置における多層構造の表示パネルに適用できる。また、前記したように低温〜高温に亘る粘着力に優れ、かつ段差追従性も良好であるため、例えばタッチパネル用の両面粘着シートに適用した場合には、該パネル上に化粧板やアイコンシートを貼り合わせたり、静電容量方式タッチパネルにおける透明電極を形成した透明基板と透明板とを貼り合わせたりする際に気泡が生じ難くなる。また、フレキシブル有機ELディスプレイに適用した場合には、該フレキシブル有機ELの折り畳みやロール状の巻取りが可能になる。
本発明の紫外線硬化型粘着剤(以下、粘着剤)は、所定の(A)ポリウレタン(メタ)アクリレート(以下、(A)成分)、(B)ホモポリマーとした場合のガラス転移温度が−70℃以上0℃未満である、水酸基不含有重合性モノマー(以下、(B)成分)、(D)一級水酸基含有モノ(メタ)アクリレート(以下、(D)成分)及び(E)光重合開始剤(以下、(E)成分)、並びに必要に応じて(C)ホモポリマーとした場合のガラス転移温度が0℃以上150℃未満である、水酸基不含有重合性モノマー(以下、(C)成分)、(F)可塑剤(以下、(F)成分)を含有する、透明かつ実質的に無溶剤型の組成物である。
(A)成分は、分子内に(メタ)アクリロイル基を有するポリウレタンであり、(a1)ポリエーテルポリオール(以下、(a1)成分)、(a2)ポリイソシアネート(以下、(a2)成分)、並びに並びに(a3)水酸基含有モノ(メタ)アクリレート又はイソシアネート基含有モノ(メタ)アクリレートを反応させることにより得られる。
(a1)成分としては、各種公知のポリエーテルポリオールを特に制限なく使用できる。例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール及びポリテトラメチレングリコール等が挙げられ、二種以上併用できる。市販品としては、例えばアデカポリエーテルポリオール1000、アデカポリエーテルポリオール2000(以上、ADEKA(株)製)、並びにPTMG650、PTMG1000及びPTMG2000(以上、三菱化学(株)製)等が挙げられる。(a1)成分としては、特に低温柔軟性の点で、ポリプロピレングリコールが好ましい。
(a1)成分の物性は特に限定されないが、数平均分子量(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー法によるポリスチレン換算値。以下、同様。)が通常700〜4000である。また、(a1)成分の平均水酸基数も特に限定されないが、通常1.5〜3個程度である。
(a2)成分としては、各種公知のポリイソシアネートを特に制限なく使用できる。例えば、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート等の脂肪族ジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、水添キシレンジイソシアネート、水添トリレンジイソシアネート等の脂環式ジイソシアネート等が挙げられ、二種以上を併用できる。これらの中でも、特に透明性や低温柔軟性の点で脂肪族ジイソシアネート及び/又は脂環族ジイソシアネートが好ましい。
(a3)成分としては、各種公知の水酸基含有モノ(メタ)アクリレート(以下、(a3−1)成分)及び/又はイソシアネート基含有モノ(メタ)アクリレート(以下、(a3−2)成分)を特に制限なく使用できる。
(a3−1)成分としては、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピルアクリレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、6−ヒドロキシヘキシルアクリレート等の水酸基含有モノ(メタ)アクリレート等が挙げられ、二種以上を併用できる。これらの中でも耐久性及び低温柔軟性の点で全炭素数5〜10の水酸基含有モノ(メタ)アクリレートが、特に2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートと4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートが好ましい。
(a3−2)成分としては、例えば、2−イソシアナトエチル(メタ)アクリレート、1,1−ビス(アクリロイルオキシメチル)エチルイソシアネート、メタクリル酸2−(0−[1´メチルプロピリデンアミノ]カルボキシアミノ)エチル等が挙げられる。これらの中でも、2−イソシアナトエチル(メタ)アクリレート及び/又は1,1−ビス(アクリロイルオキシメチル)エチルイソシアネートが好ましい。
(A)成分の製造法は特に限定されず、各種公知のポリウレタン(メタ)アクリレートの製法を採用できる。以下、(a3)成分として(a3−1)成分を用いた場合に得られる(A)成分(以下、(A1)成分)と、(a3)成分として(a3−2)成分を用いた場合に得られる(A)成分(以下、(A2)成分)とについて説明する。
(A1)成分は、(a1)成分と(a2)成分とを反応させてイソシアネート基末端ウレタンプレポリマー(以下、(A1’)成分)を一旦製造し、次いで(A1’)成分と(a3−1)成分を反応させることにより得られる。反応温度及び反応時間は特に限定されず、通常70〜85℃程度、1〜5時間程度である。また、(a1)成分と(a2)成分の使用比率は特に限定されないが、前者の水酸基のモル数(OH(a1))と後者のイソシアネート基のモル数(NCO(a2))との比(NCO(a2)/OH(a1)が通常1.01〜2程度となる範囲であればよい。また、(A1’)成分と(a3−1)成分の比率も特に限定されないが、前者のイソシアネート基のモル数(NCO(A1’))と後者の水酸基のモル数(OH(a3−1))との比(NCO(A1’)/OH(a3−1))が通常0.25〜1程度となる範囲であればよい。
(A2)成分は、(a1)成分と(a2)成分とを反応させて水酸基末端ウレタンプレポリマー(以下、(A2’)成分)を得た後、(A2’)成分と(a3−2)成分を反応させればよい。反応温度及び反応時間は(A1)成分の場合と同様である。また、(a1)成分と(a2)成分の使用比率は特に限定されないが、(NCO(a2)/OH(a1)が通常0.50〜0.99程度となる範囲であればよい。また、(A2’)成分と(a3−2)成分の使用比率も特に限定されないが、前者の水酸基のモル数(OH(A2’))と後者のイソシアネート基のモル数(NCO(a3−2))との比(NCO(a3−2)/OH(A2’))が通常0.5〜1程度となる範囲であればよい。
(A1)成分と(A2)成分の製造はいずれも無溶剤下で行ってもよいが、後述の(B)成分及び/又は(C)成分の存在下で行うこともできる。
(A)成分として(A1)成分と(A2)成分を併用することもできる。
(A)成分中の(メタ)アクリロイル基の平均個数は特に制限されないが、通常1.5〜4程度、好ましくは1.8〜2.2程度である。なお、(A)成分の(メタ)アクリロイル基の平均個数とは、(A)成分の1分子中に存在する(メタ)アクリロイル基の平均個数を意味する。
(A)成分の物性は特に限定されないが、重量平均分子量が通常10,000〜90,000であるのが好ましい。また、ガードナー色数も特に限定されないが通常1以下である。
(A)成分の使用比率は、(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分の合計を100質量%とした場合において、10〜50質量%である。(A)成分が10質量%未満であると硬化性及び粘着力が低下する傾向にあり、50質量%を超えると本発明に係る粘着剤のハンドリング性が悪化する傾向にある。かかる観点より、(A)成分の使用比率は、好ましくは20〜45質量%である。
(B)成分は、ホモポリマーとした場合のガラス転移温度が−70℃以上0℃未満である、水酸基不含有重合性モノマーであり、各種公知のものを特に制限なく使用できる。例えば、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、セチル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレートが挙げられ、二種以上を併用できる。これらの中でも低温柔軟性及び段差追従性の点よりアルキル基の炭素数が4〜18のアルキルモノ(メタ)アクリレートが好ましく、特に、該アルキル基が分岐しているものが好ましい。
(B)成分の使用比率は、(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分の合計を100質量%とした場合において、10〜70質量%である。(B)成分が10質量%未満であると、本発明に係る硬化物の低温柔軟性が損なわれる傾向にあり、70質量%を超えると粘着力が低下する傾向にある。かかる観点より、(B)成分の比率は、好ましくは20〜40質量%である。
(C)成分は、高温保持力向上の目的で利用可能な任意成分であり、ホモポリマーとした場合のガラス転移温度が0℃以上150℃未満である、水酸基不含有重合性モノマーであれば、各種公知のものを特に制限なく使用できる。例えば、シクロヘキシルアクリレート、4−t−ブチルシクロヘキシルアクリレート、イソボルニルアクリレート、3,3,5−トリメチルシクロヘキシルアクリレート及びジシクロペンタニルアクリレ−ト等の脂環族モノ(メタ)アクリレートが挙げられる。
(C)成分の使用比率は、本発明に係る粘着剤の粘着能向上作用と、その硬化物の低温柔軟性のバランスとの観点より、(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分の合計を100質量%とした場合において、0〜10質量%である。また好ましくは5質量%である。
(B)成分及び(C)成分における、「ホモポリマーとした場合のガラス転移温度」は、Wiley−Interscienceの「ポリマーハンドブック(Polymer Handbook)」に記載の値を採用する。例えば、2−エチルヘキシルアクリレートのTgは−70℃、n−ブチルアクリレートのTgは−54℃、メチルメタクリレートのTgは105℃である。
(D)成分は、各種公知の一級水酸基含有モノ(メタ)アクリレートを特に制限なく使用できる。例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、シクロヘキサンジメタノールモノ(メタ)アクリレート等が挙げられ、二種以上を併用できる。これらの中でも低温柔軟性の点より2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート及び/又は4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートが好ましい。
(D)成分の使用比率は、(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分の合計を100質量%とした場合において、20〜79.9質量%である。(D)成分が20質量%未満であると、本発明の粘着剤の硬化性及び耐久性が低下する傾向にあり、79.9質量%を超えてもやはり耐久性が低下する傾向にある。かかる観点より、(D)成分の比率は、好ましくは20〜50質量%である。
(E)成分としては、各種公知の光重合開始剤を特に制限なく使用できる。例えば、ベンゾイン化合物、アセトフェノン化合物、アシルフォスフィンオキサイド化合物、チタノセン化合物、チオキサントン化合物、オキシムエステル化合物等の光重合開始剤、アミンやキノン等の光増感剤等が挙げられ、例えば、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、1−ヒドロキシ−シクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン、2−ヒドロキシ−1−[4−[4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオニル)−ベンジル]フェニル]−2−メチル−プロパン−1−オン、2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2−(ジメチルアミノ)−2−[(4−メチルフェニル)メチル]−1−[4−(4−モルホリニル)フェニル]−1−ブタノン、2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニルホスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキサイド、ビス(η−2,4−シクロペンタジエン−1−イル)−ビス(2,6−ジフルオロ−3−(1H−ピロール−1−イル)−フェニル)チタニウム、1,2−オクタンジオン1−[4−(フェニルチオ)−2−(o−ベンゾイルオキシム)]、エタノン1−[9−エチル−6−(2−メチルベンゾイル)−9H−カルバゾール−3−イル]−1−(o−アセチルオキシム)等が挙げられ、1種を単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。これらの中でも粘着力の点より2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニルホスフィンオキサイドが好ましい。
(E)成分の使用比率は、(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分の合計質量に対して0.1〜5質量%である。0.1質量%未満であると本発明の粘着剤の硬化性が低下する傾向にあり、5質量%を超えると耐久性が低下する傾向にある。かかる観点より、(E)成分の比率は、好ましくは0.5〜2質量%である。
(F)成分は、低温柔軟性及び段差追従性向上の目的で利用可能な任意成分であり、粘着シートに使用可能な可塑剤であれば各種公知のものを特に制限なく使用できる。具体的には、例えば、液状ロジン誘導体、アジピン酸エステル、グルタル酸エステル、非反応性オリゴマー又はアクリルポリマー等が挙げられ、二種以上を併用できる。これらの中でも粘着力と耐久性の点より液状ロジン誘導体、高温連続重合で得られる非反応性液状無溶剤アクリルポリマーからなる群より選ばれる少なくとも一種が好ましい。
(F)成分の使用量は、特に制限されないが、通常、(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分の合計質量に対して0〜10質量%、好ましく5〜10質量%である。
本発明の紫外線硬化型粘着剤には、必要に応じて、各種添加剤を含めてよい。例えば、表面調整剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、光安定剤、粘着付与剤、無機フィラー、シランカップリング剤、コロイダルシリカ、消泡剤、湿潤剤、防錆剤等が挙げられ、二種以上を併用できる。
本発明の紫外線硬化型粘着剤は、(A)成分、(B)成分、(D)成分及び(E)成分、並びに必要に応じて(C)成分、(F)成分及び前記添加剤からなる群より選ばれる少なくとも一種を混合することによって得られる。混合手段及び混合順序は特に限定されない。また、(A)成分使用時に(B)成分及び/又は(C)成分を反応性希釈剤として使用した場合は、(A)成分と、(B)成分及び/又は(C)成分の溶液に、本発明の粘着剤の原料を混合すればよい。
本発明の紫外線硬化型粘着剤は、ガードナー色数(JIS K5600)が通常1以下、好ましくはハーゼン色数(JIS K5600)が250以下であり、透明性に優れる。
本発明の紫外線硬化型粘着剤は、実質的に無溶剤であり、溶剤含有量が1質量%未満、好ましくは0.1質量%未満である。なお、ここでの溶剤とは、例えば、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、n−プロピルベンゼン、t−ブチルベンゼン、o−キシレン、m−キシレン、p−キシレン、テトラリン、デカリン、芳香族ナフサなどの芳香族炭化水素;n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタン、i−オクタン、n−デカンの脂肪族炭化水素、シクロヘキサン等の脂環族炭化水素;酢酸エチル、酢酸n−ブチル、酢酸n−アミル、酢酸2−ヒドロキシエチル、酢酸2−ブトキシエチル、酢酸3−メトキシブチル、安息香酸メチルなどのエステル;アセトン、メチルエチルケトン、メチル−i−ブチルケトン、イソホロン、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン等のケトン;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテルのグリコールエーテル;例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、i−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、i−ブチルアルコール、s−ブチルアルコール、t−ブチルアルコール等のアルコール等が挙げられる。
本発明の紫外線硬化型粘着剤の粘度(mPa・s/25℃)は特に限定されないが、通常100〜15000程度である。粘度は、E型粘度計(TVE−10(東機産業(株)製)による測定値(5分)である。
本発明の硬化物は、本発明の紫外線硬化型粘着剤を硬化させたものであり、粘着層として機能する。
本発明の硬化物の形成方法は特に限定されず、本発明の粘着剤を各種プラスチックフィルム基材に塗工し、紫外線を照射することにより得られる。紫外線光源としては、例えばキセノンランプ、高圧水銀灯、メタルハライドランプを有する紫外線照射装置が挙げられる。該装置における、紫外線光量及び光源、並びに搬送速度等の条件は特に限定されず、通常、光量が通常80〜160W/cm程度、搬送速度が通常5〜50m/分程度である。
プラスチックフィルム基材としては、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PETフィルム)、ポリプロピレンフィルム、ポリブテンフィルム、ポリブタジエンフィルム、ポリメチルペンテンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、塩化ビニル共重合体フィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィルム、ポリウレタンフィルム、エチレン酢酸ビニルフィルム、アイオノマー樹脂フィルム、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合体フィルム、エチレン・(メタ)アクリル酸エステル共重合体フィルム、ポリスチレンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリイミドフィルム、フッ素樹脂フィルム等が用いられる。また、これらの架橋フィルムも用いられる。さらに、これらの積層フィルムであってもよい。これらフィルムは、軽〜重剥離処理が施したものであったり、易接着層を備えたものであったりしてよい。
本発明の硬化物は、−20℃及び1Hzにおける貯蔵弾性率G’(以下、低温G’)が通常1×10Pa以下であり、かつ、100℃及び1Hzにおける貯蔵弾性率G’(以下、高温G’)が1×10Pa以上である。かかる特性を有するため、該硬化物は、低温時の粘着力(柔軟性)と高温時の粘着力(保持力)とが両立し、かつ優れた段差追従性を奏すると考えられる。かかる効果の点で、低温G’は好ましくは1×10Pa以下であり、かつ、高温G’は1×10Pa以上である。
本発明の硬化物の厚みも特に限定されず、通常、乾燥後塗膜が10〜1000μm程度、好ましくは25〜500μmとなる範囲であればよい。かかる膜厚の粘着層は段差吸収性を好適に発揮し、また、気泡も生じ難い。
本発明の粘着シートは、前記プラスチックフィルムの少なくとも片面に本発明の硬化物(粘着層)を有する物品である。該シートはテープ状に加工して使用することもできる。
以下、実施例及び比較例を通じて本発明を具体的に説明する。但し、それらによって本発明の技術的範囲が限定されないことはもとよりである。実施例中の「部」及び「%」は特に断りがない限り、質量基準である。
各製造例中、ベース樹脂であるポリウレタン(メタ)アクリレートの重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによるポリスチレン換算値であり、該測定条件は以下のとおりである
測定装置本体:製品名「HLC−8220GPC」、東ソー(株)製
カラム:製品名「TSKGel G1000H」、「TSKGel G2000H」、いずれも東ソー(株)製
展開溶媒:テトラヒドロフラン
製造例1
冷却管、撹拌機及び窒素導入管を備える反応装置に、数平均分子量2000のポリプロピレングリコール(ADEKA(株)製、商品名「アデカポリエーテルP−2000」)(以下、PPG2000)884部、イソホロンジイソシアネート(以下、IPDI)106部、2−エチルヘキシルアクリレート(以下、2−EHA)333部及びオクチル酸スズ0.4部を加え、80℃まで昇温して3時間保温した後、中間体であるイソシアネート基末端ウレタンプレポリマーの2−EHA溶液を得た。続いて、4―ヒドロキシブチルアクリレート(以下、4HBA)を10部加え、80℃で2時間保温し、NCO測定にて反応完結を確認することにより、重量平均分子量55,000、平均官能基数2.0のポリウレタンアクリレート(以下、(A−1)成分)の2−EHA溶液を得た。
製造例2
製造例1と同様の反応装置に、PPG2000 910部、ヘキサメチレンジイソシアネート(以下、HDI)82部、2−EHA333部及びオクチル酸スズ0.4部を加え、80℃まで昇温して3時間保温した後、中間体であるイソシアネート基末端ウレタンプレポリマーの2−EHA溶液を得た。続いて、2―ヒドロキシエチルアクリレート(以下、HEA)を8部加え、80℃で2時間保温し、NCO測定にて反応完結を確認することにより、重量平均分子量57,000、平均官能基数2.0のポリウレタンアクリレートオリゴマー(以下、(A−2)成分)の2−EHA溶液を得た。
製造例3
製造例1と同様の反応装置に、数平均分子量1000のポリプロピレングリコール(ADEKA(株)製、商品名「アデカポリエーテルP−1000」)(以下、PPG1000)840部、HDI149部、2−EHA333部及びオクチル酸スズ0.4部を加え、80℃まで昇温して3時間保温した後、中間体であるイソシアネート基末端ウレタンプレポリマーの2−EHA溶液を得た。続いて、HEAを11部加え、80℃で2時間保温し、NCO測定にて反応完結を確認することにより、重量平均分子量68,000、平均官能基数2.0のポリウレタンアクリレートオリゴマー(以下、(A−3)成分)の2−EHA溶液を得た。
製造例4
製造例1と同様の反応装置に、PPG2000 898部、IPDI 96部、2−EHA333部及びオクチル酸スズ0.4部を加え、80℃まで昇温して3時間保温した後、中間体である水酸基末端ポリウレタンの2−EHA溶液を得た。続いて、2−イソシアナトエチルメタアクリレート(昭和電工(株)製、商品名「カレンズMOI」)(以下、MOI)を6部加え、80℃で2時間保温し、NCO測定にて反応完結を確認することにより、重量平均分子量55,000、平均官能基数2.0のポリウレタンメタクリレートオリゴマー(以下、(A−4)成分)の2−EHA溶液を得た。
比較製造例1
製造例1と同様の反応装置に、数平均分子量18000のポリプロピレングリコール(旭硝子(株)製、商品名「PREMINOL S 4318F」)(以下、PPG18000)986部、IPDI 6部、及びオクチル酸スズ0.3部を加え、80℃まで昇温して2時間保温した後、NCO測定にて反応完結を確認し、中間体である水酸基末端ウレタンオリゴマーを得た。ついで、MOIを8部加え、80℃で2時間保温し、NCO測定にて反応完結を確認することにより、重量平均分子量62,000、平均官能基数2.0のポリウレタンメタクリレートオリゴマー(ア)(以下、(ア)成分)を得た。
比較製造例2
製造例1と同様の反応装置に、水酸基含有アクリル系ポリマーの2−EHA溶液479部(根上工業(株)製、商品名「パラクロンSY−1062KY」;アクリル系ポリマー62wt%、重量平均分子量500000,2−EHA 38wt%)、MOI 3部、オクチル酸スズ0.2部を加え、80℃まで昇温し、4時間保温した後、NCO測定にて反応が完結していることを確認し、重量平均分子量500000のエチレン性不飽和結合含有アクリル系ポリマー(イ)(以下、(イ)成分)の2−EHA溶液を得た。
実施例1
(A−1)成分、(B)成分として2−EHA、(D)成分として4HBA、並びに(E)成分として1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(DKSHジャパン社製、商品名「Luna200」(以下、L200))及び2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニル−フォスフィンオキサイド(Lambson Group Ltd.社製、商品名「SPEEDCURE TPO」(以下、TPO))を表1で示す質量%となるよう混合することにより、紫外線硬化型粘着剤を得た。溶剤含有率及びガードナー色数を表2に示す(以下、同様)。
実施例2〜10、比較例1〜6
表1に示すような組成及び質量%で混合することにより、紫外線硬化型粘着剤をそれぞれ得た。
Figure 0006969235
※1:(E)成分の使用量(wt%)は、(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分の合計質量を1とした場合における比率。
※2:(F)成分の使用量(wt%)は、(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分の合計質量を1とした場合における比率。
表1において、各成分の略称は以下の化合物を示す。
<(B)成分>
・2−EHA:2−エチルヘキシルアクリレート
・ISTA:イソステアリルアクリレート
<(C)成分>
・IBXA:イソボルニルアクリレート
・TMCHA:3,3,5−トリメチルシクロヘキシルアクリレート
<(D)成分>
・4HBA:4−ヒドロキシブチルアクリレート
・2HBA:2−ヒドロキシブチルアクリレート
・HEA:2−ヒドロキシエチルアクリレート
<(E)成分>
・L200:1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(DKSHジャパン社製、商品名「Luna200」)
・TPO:2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニル−フォスフィンオキサイド(Lambson Group Ltd.社製、商品名「SPEEDCURE TPO」)
<(F)成分>
・UH−2041:水酸基含有アクリルポリマー(商品名「アルフォンUH−2041」、東亞合成(株)製)
・DOA:アジピン酸ビス(2−エチルヘキシル)
実施例及び比較例の各粘着剤について、相溶性、ガードナー色数、溶剤含有率及び粘度を以下の基準及び条件で評価並びに測定した。
<相溶性>
○:均一であり完全に透明
×:白濁、沈降物、不溶解物及び液相分離のいずれかを確認
<ガードナー色数>
JIS K5600に準拠した測定値。
<溶剤含有率>
下記条件におけるガスクロマトグラフ装置の測定値。
(分析装置)
GC:Agilent 6850(アジレント・テクノロジー(株)製)
(GC測定条件)
GCカラム:HP−1(アジレント・テクノロジー(株)製)
カラム温度:50℃(10min)→10℃/min→300℃(10min)
カラム流量:2.0ml/min
Carrier gas:ヘリウム
注入方法:Split(50:1)
検出温度:300℃
<粘度(mPa・s)>
E型粘度計(TVE−10(東機産業(株)製)による25℃及び5分の条件の測定値。
Figure 0006969235
実施例及び比較例の各紫外線硬化型粘着剤について以下の評価を実施した。なお、比較例6については評価しなかった。
1.粘着剤層の貯蔵弾性率(G’)
(1)粘着剤を、75μm厚の重剥離処理ポリエステルフィルム(パナック(株)製、商品名「SP−PET−03−75BU」)上に、硬化後の膜厚が200μmとなるよう塗布し、粘着剤組成物塗布層に38μm厚の軽剥離処理ポリエステルフィルム(パナック(株)製、商品名「SP−PET−01−38BU」)の剥離処理面を貼り合わせる。次いで、得られた塗工フィルムを、大気中、高圧水銀灯(100mW/cm、900mJ/cm)で紫外線を照射することで、粘着層を含む積層フィルム(軽剥離処理ポリエステルフィルム/粘着層/重剥離処理ポリエステルフィルム)を作製した。
(2)次に、該試験用積層フィルムから1cm×1cmの試験片を切り取った。次に、該試験片より軽剥離処理ポリエステルフィルムと重剥離処理ポリエステルフィルムを剥がし、粘着層(硬化物)のみからなるシート(以下、粘着層シート)を得た。
(3)次に、該粘着層シートを、市販の測定機(サーモフィッシャーサイエンティフィック社製、「HAAKE MARS II CTC(ARES)」)にかけ、その動的粘弾性を以下の条件で測定した。そして、測定結果より、−20℃及び100℃における貯蔵弾性率G’を求めた。
変形モード:ねじり
測定周波数:1Hz
昇温速度 :3℃/分
測定温度 :−50〜100℃
形 状 :パラレルプレート 20.0mmφ
2.粘着層の段差追従性
(1)項目1.(1)と同様に粘着層の膜厚が100μmとなるように試験用積層フィルムを作製し、更に軽剥離処理ポリエステルフィルムを剥がし、これに代えて50μm厚のポリエステルフィルム(東洋紡績(株)製、商品名「コスモシャインA−4300」)を2kgローラーで貼り合わせ、2時間放置した。次いで、このものから8cm×8cmの試験片を切り取り、重剥離処理ポリエステルフィルムを剥がすことによって、片面粘着シート(コスモシャインA−4300/粘着層)を作製した。
(2)一方、10cm×10cm×2mmのガラス板を用意し、その上にポリエステルフィルム片(5cm×5cm×50μm)を載置した。
(3)続けて、該ポリエステル片を完全に覆うように前記片面粘着シートを被せ、2kgローラーで密着させることにより、試験用積層体(コスモシャインA−4300/粘着層(100μm厚)/ポリエステルフィルム片(50μm厚)/ガラス板)を作製した。
(4)次に、該試験用積層体を、オートクレーブで50℃、0.5MPa及び20分の条件で処理した後、25℃、50%RHの条件で24時間放置した後、恒温恒湿槽中、85℃、85%RH及び24時間の条件で放置した。
(5)その後、前記粘着層の段差追従性を、以下の基準で目視評価した。
1:ポリエステルフィルム片の各辺沿いに浮きが然程認められず、かつ、気泡も確認されない
2:ポリエステルフィルム片の各辺沿いに浮きは然程認められないが、微細な気泡が5個を限度に確認できる
3:ポリエステルフィルム片の各辺沿いにやや幅広の浮きが認められ、かつ、微細な気泡も10個を限度に確認できる
4:ポリエステルフィルム片の各辺沿いに幅広の浮きが認められ、かつ、微細の気泡のみならず大きな気泡も複数確認できる
3.粘着力
(1)前記項目2.(1)に係る片面粘着シートをガラス板に2kgローラーで貼り合わせて粘着試験用積層体(コスモシャインA−4300/粘着層/ガラス板)を作製し、これを25℃及び50%RHの条件下で24時間放置した。
(2)次いで、該片面粘着シートをガラス板から180°方向に300mm/minの速度で剥離することによって、粘着力(N/25mm)を測定した。(3)なお、測定は、市販の機械(AND(株)製、テンシロン万能材料試験機)を用いた。
4.粘着層の再剥離性
前記項目3.(2)の粘着力試験実施後のガラス板における糊残り状態を以下の基準で目視評価した。
○:糊残りがない
△:部分的にやや糊残りがある
×:ガラス表面全面に糊残りがある
5.透明性
前記項目3.(1)に係る粘着試験用積層体のヘイズ値と、これを温度85℃及び85%RHの恒温恒湿槽中に500時間静置した後のヘイズ値とを、村上色彩技術研究所製カラーへイズメーターを用いて、JIS K 5400に準拠し測定した。なお、得られたヘイズ値は、基材(コスモシャインA−4300及びガラス板)のヘイズ値を含めた値である。
6.粘着層の耐久性
前記項目3.(1)に係る粘着試験用積層体を、温度85℃及び85%RHの恒温恒湿槽中に500時間静置した後、粘着層の耐久性を以下の基準で評価した。
○:基材の剥がれ、粘着層位置のズレ、粘着層中の気泡、粘着層の破損のいずれもなし
×:基材の剥がれ、粘着層位置のズレ、粘着層中の気泡、粘着層の破損の少なくとも一の欠陥が発生
7.保持力
前記項目2.(1)に係る片面粘着シートを、ステンレス板に2kgローラーで貼り合わせ、25℃及び50%RHの条件下で24時間放置した。次いで、JISZ−1524に準じ、該片面粘着シートの一端に1kgの荷重を垂直方向に負荷し、恒温槽付き保持力試験機(テスター産業(株)製、クリープテスター(恒温槽付き))中で100℃の条件で、粘着テープがずれ落ちるまでの時間を測定した。
Figure 0006969235

Claims (14)

  1. (A)(a1)ポリエーテルポリオール、(a2)ポリイソシアネート、並びに(a3)水酸基含有モノ(メタ)アクリレート又はイソシアネート基含有モノ(メタ)アクリレートの反応物であるポリウレタン(メタ)アクリレートと、
    (B)ホモポリマーとした場合のガラス転移温度が−70℃以上0℃未満である、アルキルモノ(メタ)アクリレートと、
    (C)ホモポリマーとした場合のガラス転移温度0℃以上150℃未満である、水酸基不含有重合性モノマーと、
    (D)一級水酸基含有モノ(メタ)アクリレートと、
    (E)光重合開始剤とを含み、
    かつ、
    (a1)成分の数平均分子量が700〜10000であり、
    (B)成分のアルキル基が分岐しているものであり、
    (A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分の合計を100質量%とした場合において夫々の使用比率が順に20〜50質量%、10〜50質量%、0〜10質量%、及び20〜50質量%であり、
    かつ、
    (E)成分の使用比率が、(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分の合計質量に対して0.1〜5質量%であり、
    かつ、
    溶剤含有量が1質量%未満であり、
    かつ、
    ガードナー色数が1以下であることを特徴とする、
    紫外線硬化型粘着剤。
  2. (a1)成分がポリプロピレングリコールを含む、請求項1の紫外線硬化型粘着剤。
  3. (a2)成分が脂肪族ジイソシアネート及び/又は脂環族ジイソシアネートである、請求項1又は2の紫外線硬化型粘着剤。
  4. 水酸基含有モノ(メタ)アクリレートが全炭素数5〜10の水酸基含有モノ(メタ)アクリレートである、請求項1〜のいずれかの紫外線硬化型粘着剤。
  5. イソシアネート基含有モノ(メタ)アクリレートが2−イソシアナトエチル(メタ)アクリレート及び/又は1,1−ビス(アクリロイルオキシメチル)エチルイソシアネートを含む、請求項1〜のいずれかの紫外線硬化型粘着剤。
  6. (A)成分の(メタ)アクリロイル基の平均個数が1.5〜4である、請求項1〜のいずれかの紫外線硬化型粘着剤。
  7. (A)成分の重量平均分子量が10,000〜90,000である、請求項1〜のいずれかの紫外線硬化型粘着剤。
  8. (B)成分が、アルキル基の炭素数が4〜18のアルキルモノ(メタ)アクリレートを含む、請求項1〜のいずれかの紫外線硬化型粘着剤。
  9. (C)成分が、脂環族モノ(メタ)アクリレートを含む、請求項1〜のいずれかの紫外線硬化型粘着剤。
  10. (D)成分が、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート及び/又は4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートを含む、請求項1〜のいずれかの紫外線硬化型粘着剤。
  11. 更に(F)可塑剤を、(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分の合計質量に対して0〜10質量%で含む、請求項1〜10のいずれかの紫外線硬化型粘着剤。
  12. 請求項1〜11のいずれかの紫外線硬化型粘着剤からなる硬化物。
  13. −20℃及び1Hzにおける貯蔵弾性率G’が1×10Pa以下であり、かつ、100℃及び1Hzにおける貯蔵弾性率G’が1×10Pa以上である、請求項12の硬化物。
  14. プラスチックフィルムの少なくとも片面に請求項12又は13の硬化物を有する粘着シート。
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