JP6964952B2 - シート状トレイ - Google Patents

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本発明は、ホイール運搬ユニットに用いられるシート状トレイ(運搬用トレイ)に関する。
従来、車両用ホイールの運搬や保管等に用いられるホイール運搬ユニットとして、パレットに対し、車両用ホイールを載せたシート状トレイを複数段重ねて載せるとともに、最上段の車両用ホイールにシート状トレイを被せて、このシート状トレイの上方に、車両用ホイールを載せたシート状トレイが複数段重ねて載せられたパレットを載置可能に構成されたものが採用されている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2016−169306号公報
図9は、従来のホイール運搬ユニット1’の問題点を概念的に示す図である。
図9は、従来のホイール運搬ユニット1’における、上段のパレットを中心とした一部を示している。符号4は車両用ホイールを示し、この車両用ホイール4が、リム41が上下に貫通する向きであって、デザイン面4Aとなるディスク部の表側を上側にしてシート状トレイTr’に載置されている。また、最上段の車両用ホイール4(図9では下方の車両用ホイールであり、以下の説明及び図においては、車両用ホイール4’として区別する場合がある。)にシート状トレイTr’を被せて、このシート状トレイTr’の上方に、車両用ホイール4を載せたシート状トレイTr’が複数段(図9では最下段のみを示す)重ねて載せられたパレット2が載置されている。
円で囲んだF部を右側に拡大して示すように、シート状トレイTr’は、車両用ホイール4の裏側リムフランジ412が載置される載置部31’と、載置部31’から上方に突出し、最上段の車両用ホイール4’のデザイン面4Aとの干渉を避ける内周凸部32’と、を備えたものである。内周凸部32’は、パレット2が載置される上壁部321’と、載置部31’から立ち上がって上壁部321’に連なる立上り部322’と、を有するものである。
このような従来のホイール運搬ユニット1’において、パレット2からシート状トレイTr’に対して荷重が掛かると、最上段の車両用ホイール4’は、立上り部322’と載置部31’との接続部分が当接する箇所Sc(車両用ホイール4のリム外周から所定寸法内側の箇所)に集中荷重を受け、接触によるキズが生じやすい。
また、パレット2には、ハンドリフトやフォークリフトのフォークを差込み可能なフォーク差込み部2Aが形成されている。このため、パレット2からシート状トレイTr’に対して偏荷重が掛かり、剛性のないシート状トレイTr’が曲げモードに耐えきれず変形してしまう場合がある。これによっても、箇所Scに接触によるキズが生じてしまうおそれがある。
ここで、上段のパレット2に載せる車両用ホイール4を減らす、或いは上段のパレット2に載せる車両用ホイール4を軽量のタイプにして、パレット2からシート状トレイTr’に掛かる荷重を小さくする等の対策も考えられるが、作業性が悪くなったり、組合せの管理が煩雑となったりして好ましくない。
本発明は上記事情に鑑み、作業性を低下させず、管理等も煩雑にすることなく、最上段の車両用ホイールにおける、接触によるキズの発生を抑えることができるシート状トレイを提供することを目的とする。
上記目的を解決する本発明のシート状トレイは、デザイン面となるディスク部の表側を上側にして車両用ホイールを載置したシート状トレイを複数段重ねてパレットに載せるとともに、最上段の車両用ホイールにシート状トレイを被せて、該シート状トレイの上方に、車両用ホイールを載置したシート状トレイが複数段重ねて載せられたパレットが載置されるホイール運搬ユニットに用いられる該シート状トレイにおいて、
前記車両用ホイールの裏側リムフランジが載置される円環状の載置部と、
前記載置部の内側において上方に円盤状に突出し、下方に位置する前記車両用ホイールのデザイン面との干渉を避けるとともに、最上段の前記車両用ホイールに被せられた場合には前記パレットを支持する内周凸部と、を備え、
前記内周凸部は、前記パレットが載置される略円形の上壁部と、前記載置部から立ち上がって該上壁部に連なる立上り部と、を有するものであり、
前記立上り部は、その内周面に、断面視において、下方に向けて拡がる方向に傾斜した第1傾斜面と、該第1傾斜面の下端に連なり、該第1傾斜面よりもさらに拡がる方向に傾斜して前記載置部に連なる第2傾斜面と、を有するものであり、
前記第1傾斜面は、裏側に向けて凸の第1曲面を介して前記第2傾斜面に連なるものであり、
前記第2傾斜面は、裏側に向けて凸の第2曲面を介して前記載置部に連なるものであることを特徴とする。
本発明のシート状トレイによれば、前記立上り部は、その内周面に、前記第1傾斜面と前記第2傾斜面とを有するものであるため、該第2傾斜面と該載置部との接続部分が前記車両用ホイールに当接する箇所への集中荷重が緩和され、接触によるキズの発生を抑えることができる。
本発明のシート状トレイにおいて、前記第1傾斜面は、水平面に対する角度が75°〜85°のものであり、
前記第2傾斜面は、水平面に対する角度が3°〜25°のものであることが好ましい。
また、本発明のシート状トレイにおいて、前記内周凸部は、前記上壁部と前記立上り部との境界部分に、平面視において、該内周凸部の中心側に向かって凹んだ凹部を有するものである態様が好ましい。
ここで、前記凹部は、前記内周凸部の周方向において、所定間隔毎に複数設けることが好ましい。
記内周凸部は、前記凹部を有するものであるため、該内周凸部の断面二次モーメントがあがり剛性が向上する。この結果、前記シート状トレイが変形しにくくなり、該シート状トレイの変形に基づく、接触によるキズの発生を抑えることができる。
なお、前記シート状トレイにおいて、前記載置部は、その裏面に、下方に位置する前記車両用ホイールの表側リムフランジが当接し、該表側リムフランジと上方に位置する前記車両用ホイールの裏側リムフランジとで挟まれるものである態様とすることが好ましい。
本発明のシート状トレイによれば、作業性を低下させず、管理等も煩雑にすることなく、最上段の車両用ホイールにおける、接触によるキズの発生を抑えることができるシート状トレイを提供することが可能となる。
本発明における第1実施形態のシート状トレイを適用したホイール運搬ユニットの一例を概念的に示す図である。 図1に示すシート状トレイの斜視図である。 図1に示すシート状トレイの平面図である。 (a)は、図3に示すシート状トレイのC−C線断面図であり、図1に示すホイール運搬ユニットにおける、円で囲んだA部に相当する部分を示している。(b)は、(a)における四角で囲んだD部を拡大して示す図である。 図3に示すシート状トレイのC−C線断面図であり、図1に示すホイール運搬ユニットにおける、円で囲んだB部に相当する部分を示している。 第2実施形態のシート状トレイの斜視図である。 第2実施形態のシート状トレイの平面図である。 図7に示す第2実施形態のシート状トレイにおけるE−E線断面図であり、第1実施形態のシート状トレイにおける図4(a)に対応する図である。 従来のホイール運搬ユニットの問題点を概念的に示す図である
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明における第1実施形態のシート状トレイTr1を適用したホイール運搬ユニット1の一例を概念的に示す図である。
図1に示すように、ホイール運搬ユニット1は、車両用ホイール4を載置したシート状トレイTr1を複数段重ねて下段のパレット2に載せるとともに、最上段の車両用ホイール4’にシート状トレイTr1を被せて、その上方に、車両用ホイール4を載置したシート状トレイTr1が複数段重ねて載せられた上段のパレット2が載置されている。各車両用ホイール4は、リム41が上下に貫通する向きであって、デザイン面4Aとなるディスク部の表側を上側にして、車両用ホイール4の裏側リムフランジ412がシート状トレイTr1に載置されている。なお、各パレット2には、フォーク差込み部2Aが形成されている。
本実施形態では、シート状トレイTr1を採用しているため、詳しくは後述するように、下段のパレット2及び上段のパレット2それぞれに、4段ずつ同タイプの車両用ホイール4を載せても、最上段の車両用ホイール4’への接触によるキズの発生を抑えることができる。このため、上段のパレット2に車両用ホイール4を2段載置し、下段のパレット2に車両用ホイール4を6段載置する等して、上段のパレット2からシート状トレイTr1に掛かる荷重を小さくする場合のように、作業性が悪くなったりすることが回避される。また、上段のパレット2に、軽量タイプの車両用ホイール4を載置する場合のように、組合せの管理が煩雑となったりすることも回避することができる。
図2は、図1に示すシート状トレイの斜視図であり、図3は、図1に示すシート状トレイの平面図である。本実施形態のシート状トレイTr1は、樹脂材料(例えば高強度ポリエチレン)によって構成されるとともに、真空成形によって全体が一体的に形成されている。
図2及び図3に示すように、シート状トレイTr1は、平面視矩形状のベース30と、上方に円盤状に突出した複数(本実施形態では4つ)の内周凸部32とを備えている。すなわち、本実施形態のシート状トレイTr1は、4つの車両用ホイール4を載置するタイプのものであるが、載置する車両用ホイール4(内周凸部32)の数は限定されるものではない。
複数の内周凸部32それぞれの外周における外側部分には、車両用ホイール4の裏側リムフランジ412(図1参照)が載置される円環状の載置部31が形成されている。すなわち、内周凸部32は、載置部31の内側において上方に円盤状に突出したものである。なお、本実施形態では、載置部31は、ベース30の上面と同じ高さに設定されているが、載置部31を、ベース30の上面よりも一段下げて形成してもよい。内周凸部32の平面視における中心部分には、上段のパレット2(図1参照)と係合する係合凸部321aが形成されている。また、載置部31の周りには、載置部31に載置された車両用ホイール4の位置ずれを防止するための、上方に突出した位置ずれ防止凸部33が複数形成されている。
図4(a)は、図3に示すシート状トレイTr1のC−C線断面図である。なお、図4(a)では、パレット2と最上段の車両用ホイール4’を一点鎖線で示しており、図1に示すホイール運搬ユニット1における、円で囲んだA部(最上段の車両用ホイール4’にシート状トレイTr1を被せて、このシート状トレイTr1の上方に、車両用ホイール4を載置したシート状トレイTr1が複数段重ねて載せられたパレット2が載置されている部分)に相当する部分を示している。また、図4(b)は、同図(a)における四角で囲んだD部を拡大して示す図である。
図4(a)及び同図(b)に示すように、内周凸部32は、パレット2が載置される略円形の上壁部321(図2及び図3も参照)と、載置部31から立ち上がって上壁部321に連なる立上り部322と、を有するものである。
図4(a)では、図9に示す、従来のシート状トレイTr’における立上り部322’を二点鎖線で示している。従来のシート状トレイTr’における立上り部322’は、その内周面が、断面視において、下方に向けて拡がる方向に傾斜した1つの傾斜面で構成され、かつ、上壁部321から1つの曲面を介して載置部31に連なるものである。
これに対し、本発明のシート状トレイTr1における立上り部322は、その内周面に、断面視において、下方に向けて拡がる方向に傾斜した第1傾斜面3221と、第1傾斜面3221の下端に連なり、第1傾斜面3221よりもさらに拡がる方向に傾斜して載置部31に連なる第2傾斜面3222と、を有するものである。さらに、立上り部322は、その内周面が、断面視において、上壁部321から2つの曲面(第1曲面322aと第2曲面322b)を介して載置部31に連なるものである。すなわち、第1傾斜面3221は、第1曲面322aを介して第2傾斜面3222に連なり、第2傾斜面3222は、第2曲面322bを介して載置部31に連なっている。
こういった構成を採用することで、従来のシート状トレイTr’に比べ、第2傾斜面3222と載置部31との接続部分(第2曲面322b)が最上段の車両用ホイール4’に当接する箇所への集中荷重が緩和され、接触によるキズの発生を抑えることができる。
なお、特に限定されるものではないが、水平面に対する第1傾斜面3221の角度α1は、75°〜85°に設定するのが好ましく、水平面に対する第2傾斜面3222の角度α2は、3°〜25°の範囲において生産設計上可能な限度で大きい角度に設定するのが好ましい。
図5は、図3に示すシート状トレイTr1のC−C線断面図であり、図1に示すホイール運搬ユニット1における、円で囲んだB部に相当する部分を示している。
図5に示すように、載置部31は、その裏面に、下方に位置する車両用ホイール4の表側リムフランジ411が当接し、表側リムフランジ411と上方に位置する車両用ホイール4の裏側リムフランジ412とで挟まれている。また、シート状トレイTr1は、車両用ホイール4の表側リムフランジ411における外周部分に当接している。
図5では、従来のシート状トレイTr’(図9参照)と同様に、1つの傾斜面で構成された立上り部322’’を二点鎖線で示している。車両用ホイール4の表側リムフランジ411における外周部分にシート状トレイを当接させるように構成すると、上側の車両用ホイール4に干渉してしまうという問題が生じる。
次いで、図1〜図5に示す第1実施形態のシート状トレイTr1の第2実施形態について説明する。以下に説明する第2実施形態のシート状トレイTr2においては、図1〜図5に示す第1実施形態との相違点を中心に説明し、図1〜図5に示す第1実施形態における構成要素の名称と同じ名称の構成要素には、これまで用いた符号を付して説明し、重複する説明は省略することがある。
図6は、第2実施形態のシート状トレイの斜視図であり、図7は、第2実施形態のシート状トレイの平面図である。
図6及び図7に示すように、本実施形態のシート状トレイTr2では、上壁部321と立上り部322との境界部分に、平面視において、内周凸部32の中心側に向かって凹んだ凹部323が形成されている。本実施形態では、内周凸部32の周方向に所定の間隔をあけて、内周凸部32それぞれに6つの凹部323が形成されているが、その数は特に限定されるものではない。内周凸部32それぞれに、5つ以下の凹部323を形成してもよいし、7つ以上の凹部323を形成してもよい。
図8は、図7に示す第2実施形態のシート状トレイにおけるE−E線断面図であり、第1実施形態のシート状トレイにおける図4(a)に対応する図である。
図6〜図8に示すように、内周凸部32の周方向に凹部323が形成されているため、内周凸部32の断面二次モーメントがあがり剛性が向上する。この結果、図8に示すように、パレット2のフォーク差込み部2Aにより、シート状トレイTr2に対して偏荷重が掛かっても、シート状トレイTr2が変形しにくくなり、シート状トレイの変形に基づく接触によるキズの発生を抑えることができる。
本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変更を行うことができる。例えば、前述した各実施形態においては、全て同一構成のシート状トレイTr1,Tr2を採用する態様について説明したが、最上段の車両用ホイール4‘に被せられてパレット2を支持するシート状トレイのみ、本発明のシート状トレイTr1,Tr2を採用し、他のシート状トレイには、従来のシート状トレイTr’を採用してもよい。ただし、全て同一構成のシート状トレイTr1,Tr2を採用した方がコストの面では好ましい。
なお、以上説明した各実施形態の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を、他の実施形態に適用してもよい。
以下、これまで説明したことを含めて付記する。
(付記1)他のシート状トレイは、デザイン面となるディスク部の表側を上側にして車両用ホイールを載置したシート状トレイを複数段重ねてパレットに載せるとともに、最上段の車両用ホイールにシート状トレイを被せて、該シート状トレイの上方に、車両用ホイールを載置したシート状トレイが複数段重ねて載せられたパレットが載置されるホイール運搬ユニットに用いられる該シート状トレイにおいて、
前記車両用ホイールの裏側リムフランジが載置される円環状の載置部と、
前記載置部の内側において上方に円盤状に突出し、下方に位置する前記車両用ホイールのデザイン面との干渉を避けるとともに、最上段の前記車両用ホイールに被せられた場合には前記パレットを支持する内周凸部と、を備え、
前記内周凸部は、前記パレットが載置される略円形の上壁部と、前記載置部から立ち上がって該上壁部に連なる立上り部と、を有するものであり、
前記立上り部は、その内周面に、断面視において、下方に向けて拡がる方向に傾斜した第1傾斜面と、該第1傾斜面の下端に連なり、該第1傾斜面よりもさらに拡がる方向に傾斜して前記載置部に連なる第2傾斜面と、を有するものであることを特徴とする。
(付記2)他のシート状トレイは、デザイン面となるディスク部の表側を上側にして車両用ホイールを載置したシート状トレイを複数段重ねてパレットに載せるとともに、最上段の車両用ホイールにシート状トレイを被せて、該シート状トレイの上方に、車両用ホイールを載置したシート状トレイが複数段重ねて載せられたパレットが載置されるホイール運搬ユニットに用いられる該シート状トレイにおいて、
前記車両用ホイールの裏側リムフランジが載置される円環状の載置部と、
前記載置部の内側において上方に円盤状に突出し、下方に位置する前記車両用ホイールのデザイン面との干渉を避けるとともに、最上段の前記車両用ホイールに被せられた場合には前記パレットを支持する内周凸部と、を備え、
前記内周凸部は、前記パレットが載置される略円形の上壁部と、前記載置部から立ち上がって該上壁部に連なる立上り部と、を有するものであり、
前記立上り部は、その内周面が、断面視において、前記上壁部から2つの曲面を介して前記載置部に連なるものであることを特徴とする。
(付記3)他のシート状トレイは、デザイン面となるディスク部の表側を上側にして車両用ホイールを載置したシート状トレイを複数段重ねてパレットに載せるとともに、最上段の車両用ホイールにシート状トレイを被せて、該シート状トレイの上方に、車両用ホイールを載置したシート状トレイが複数段重ねて載せられたパレットが載置されるホイール運搬ユニットに用いられる該シート状トレイにおいて、
前記車両用ホイールの裏側リムフランジが載置される円環状の載置部と、
前記載置部の内側において上方に円盤状に突出し、下方に位置する前記車両用ホイールのデザイン面との干渉を避けるとともに、最上段の前記車両用ホイールに被せられた場合には前記パレットを支持する内周凸部と、を備え、
前記内周凸部は、前記パレットが載置される上壁部と、前記載置部から立ち上がって該上壁部に連なる立上り部とを有し、該上壁部と該立上り部との境界部分には、平面視において、該内周凸部の中心側に向かって凹んだ凹部を有するものであることを特徴とする。
1,1’ ホイール運搬ユニット
2 パレット
2A フォーク差込み部
30 ベース
31,31’ 載置部
32,32’ 内周凸部
321,321’ 上壁部
322,322’,322’’ 立上り部
3221 第1傾斜面
3222 第2傾斜面
322a 第1曲面
322b 第2曲面
323 凹部
4 車両用ホイール
4’ 最上段の車両用ホイール
4A デザイン面
41 リム
411 表側リムフランジ
412 裏側リムフランジ
Tr1,Tr2,Tr’ シート状トレイ

Claims (3)

  1. デザイン面となるディスク部の表側を上側にして車両用ホイールを載置したシート状トレイを複数段重ねてパレットに載せるとともに、最上段の車両用ホイールにシート状トレイを被せて、該シート状トレイの上方に、車両用ホイールを載置したシート状トレイが複数段重ねて載せられたパレットが載置されるホイール運搬ユニットに用いられる該シート状トレイにおいて、
    前記車両用ホイールの裏側リムフランジが載置される円環状の載置部と、
    前記載置部の内側において上方に円盤状に突出し、下方に位置する前記車両用ホイールのデザイン面との干渉を避けるとともに、最上段の前記車両用ホイールに被せられた場合には前記パレットを支持する内周凸部と、を備え、
    前記内周凸部は、前記パレットが載置される略円形の上壁部と、前記載置部から立ち上がって該上壁部に連なる立上り部と、を有するものであり、
    前記立上り部は、その内周面に、断面視において、下方に向けて拡がる方向に傾斜した第1傾斜面と、該第1傾斜面の下端に連なり、該第1傾斜面よりもさらに拡がる方向に傾斜して前記載置部に連なる第2傾斜面と、を有するものであり、
    前記第1傾斜面は、裏側に向けて凸の第1曲面を介して前記第2傾斜面に連なるものであり、
    前記第2傾斜面は、裏側に向けて凸の第2曲面を介して前記載置部に連なるものであることを特徴とするシート状トレイ。
  2. 前記第1傾斜面は、水平面に対する角度が75°〜85°のものであり、
    前記第2傾斜面は、水平面に対する角度が3°〜25°のものであることを特徴とする請求項1記載のシート状トレイ。
  3. 前記内周凸部は、前記上壁部と前記立上り部との境界部分に、平面視において、該内周凸部の中心側に向かって凹んだ凹部を有するものであることを特徴とする請求項1又は2記載のシート状トレイ。
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