JP3187877U - シート状包装材 - Google Patents
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Abstract
【課題】1枚で複数種類の径寸法の被梱包部品を収納可能とすることで、製造コストを低減することができ、そのうえ包装作業の効率化を図ることができるシート状包装材を提供する。
【解決手段】円筒状の複数のタイヤホイールがそれぞれ軸方向を上下方向に向けた姿勢で平置きにして包装されるとともに、上下方向に段積みされ、シート上面1a及びシート下面には、径寸法の異なる複数種類のタイヤホイールのそれぞれの外周縁部が係合される複数種類の収納溝10が設けられ、それら複数種類の収納溝10のうち同一径寸法の収納溝10、10同士が交差しないように配置され、第2収納溝10Bは、径寸法の内側の内側壁面10aと外側の外側壁面10bとで径寸法の異なるタイヤホイールの外周縁部を支持するように形成された構成の包装シート1とする。
【選択図】図3
【解決手段】円筒状の複数のタイヤホイールがそれぞれ軸方向を上下方向に向けた姿勢で平置きにして包装されるとともに、上下方向に段積みされ、シート上面1a及びシート下面には、径寸法の異なる複数種類のタイヤホイールのそれぞれの外周縁部が係合される複数種類の収納溝10が設けられ、それら複数種類の収納溝10のうち同一径寸法の収納溝10、10同士が交差しないように配置され、第2収納溝10Bは、径寸法の内側の内側壁面10aと外側の外側壁面10bとで径寸法の異なるタイヤホイールの外周縁部を支持するように形成された構成の包装シート1とする。
【選択図】図3
Description
本考案は、径寸法の異なる複数種類の被包装部品を効率よく収納するシート状包装材に関するものである。
従来、自動車やオートバイ用のタイヤホイールを梱包する場合には、段ボールケースに入れている。ところが、このような段ボールケースでは不安定な姿勢による包装となり易く、リムやハブ同士が接触することで、部品の損傷や変形が発生している。
これに対して、タイヤホイールを収納する凹部を形成したシート状の包装材を使用したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
これに対して、タイヤホイールを収納する凹部を形成したシート状の包装材を使用したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、同じシート状の包装材で4つのタイヤホイールを収納する配置パターンと、同形状の5つのタイヤホイールを収納する配置パターンの2パターンのいずれかを選択して配置することができ、4つを配置するパターンと5つを配置するパターンを交互に重ねることにより段積みを可能とした構成の包装材について開示されている。
しかしながら、従来行われているタイヤホイールの包装では、以下のような問題があった。
すなわち、特許文献1における包装材は、1種類の径寸法のタイヤホイール(被梱包部品)を4つ或いは5つ配置するものであって、1枚の包装材で複数種類の径寸法の被梱包部品を収納できるようになっていない。そのため、被梱包部品の径寸法毎にこれに合った包装材を使用する必要があり、包装材の種類が増え、製造コストがかかるうえ、包装作業時においても使用する包装材を取り間違えるといった不具合が生じるおそれがあり、包装作業の効率が低下するという問題があった。
すなわち、特許文献1における包装材は、1種類の径寸法のタイヤホイール(被梱包部品)を4つ或いは5つ配置するものであって、1枚の包装材で複数種類の径寸法の被梱包部品を収納できるようになっていない。そのため、被梱包部品の径寸法毎にこれに合った包装材を使用する必要があり、包装材の種類が増え、製造コストがかかるうえ、包装作業時においても使用する包装材を取り間違えるといった不具合が生じるおそれがあり、包装作業の効率が低下するという問題があった。
本考案は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、1枚で径寸法の異なる複数種類の被梱包部品を収納可能とすることで、製造コストを低減することができ、そのうえ包装作業の効率化を図ることができるシート状包装材を提供することを課題とする。
上記目的を達成するため、本考案に係るシート状包装材では、円筒状の複数の被包装部品がそれぞれ軸方向を上下方向に向けた姿勢で平置きにして包装されるとともに、上下方向に段積みされるシート状包装材であって、シートの上面及びシートの下面には、径寸法の異なる複数種類の被包装部品のそれぞれの外周縁部が係合される複数種類の収納溝が設けられ、複数種類の収納溝のうち同一径寸法の収納溝同士が交差しないように配置されていることを特徴としている。
本考案では、1枚のシート状包装材に複数種類の収納溝が設けられているので、各収納溝に被包装部品の外周縁部を係合させることで、径寸法の異なる複数種類の被包装部品を1枚のシート状包装材に配置して収納することができる。そのため、被包装部品の径寸法に合わせてシート状包装材を製造する必要がなくなるという利点がある。そのうえ、包装時においても複数種類のシート状包装材を準備する必要がなく、シート状包装材を取り違えたりするといった不具合も防ぐことができることから、包装作業の効率化を図ることができる。
また、シートの上面及び下面に円筒状の被梱包部品の外周縁部を収めるように外周縁部を縁取った円周上に収納溝が設けられているので複数段に効率よく段積みすることができる。
また、シートの上面及び下面に円筒状の被梱包部品の外周縁部を収めるように外周縁部を縁取った円周上に収納溝が設けられているので複数段に効率よく段積みすることができる。
さらに、外径寸法の小さな被包装部品にあっては、収納溝の径寸法も小さくすることが可能となるので、1枚のシート状包装材における収納溝の配置数を増やすことができる。
つまり、1枚のシート状包装材において、径寸法の異なる複数種類の被包装部品用の収納溝を設ける構成となるので、被包装部品の径寸法に合わせてシート上に効率良く収納溝を配置することができる。
さらにまた、同一径寸法の収納溝同士が交差しないように配置されるので、収納される隣り合う被包装部品同士を互いに接触させることなく収納することができる。
つまり、1枚のシート状包装材において、径寸法の異なる複数種類の被包装部品用の収納溝を設ける構成となるので、被包装部品の径寸法に合わせてシート上に効率良く収納溝を配置することができる。
さらにまた、同一径寸法の収納溝同士が交差しないように配置されるので、収納される隣り合う被包装部品同士を互いに接触させることなく収納することができる。
また、本考案に係るシート状包装材では、収納溝は、径方向の内側の内側壁面と外側の外側壁面とで径寸法の異なる被包装部品の外周縁部を支持するように形成されていることが好ましい。
この場合、径寸法の異なる被包装部品に対して1つの収納溝で共有することができる。
そのため、1枚のシート状包装材に設ける収納溝の数量を少なくすることができる。その反対に、1枚のシート状包装材で対応可能な径寸法の異なる被包装部品の種類を増やすことが可能となる。例えば、3種類の収納溝において、それぞれの収納溝の径方向の内側の内側壁面と外側の外側壁面とに外周縁部を支持させることが可能な被包装部品であれば、1枚のシート状包装材で径寸法の異なる6種類の被包装部品を収納することができる。
そのため、1枚のシート状包装材に設ける収納溝の数量を少なくすることができる。その反対に、1枚のシート状包装材で対応可能な径寸法の異なる被包装部品の種類を増やすことが可能となる。例えば、3種類の収納溝において、それぞれの収納溝の径方向の内側の内側壁面と外側の外側壁面とに外周縁部を支持させることが可能な被包装部品であれば、1枚のシート状包装材で径寸法の異なる6種類の被包装部品を収納することができる。
また、本考案に係るシート状包装材では、収納溝は周方向に沿ってシート上面とシート下面とに交互に形成され、シート上面において被梱包部品の外周縁部を部分的に係合して保持するとともに、シート下面において段積みされたときには、下段の被梱包部品の外周縁部を部分的に係合して保持することが好ましい。
このような特徴により、シート上面側で被包装部品を支持する収納溝とシート下面側で被包装部品を支持する収納溝とが平面視で同位置に重なって配置されることがなく、シート上面側の収納溝の中心軸線とシート下面側の収納溝の中心軸線とを一致させることができる。そのため、シート上面の収納溝で外周縁部が部分的に係合される被梱包部品と、段積みされた下段側でシート下面の収納溝で外周縁部が部分的に係合される被梱包部品とを上下方向に同軸線上に配置させることができ、安定した包装状態を実現することができる。
本考案のシート状包装材によれば、1枚で径寸法の異なる複数種類の被梱包部品を収納可能とすることで、複数種類のシート状包装材を製造する必要がなくなることから製造コストを低減することができる。
また、包装作業時において、収納する被梱包部品と異なる径寸法の収納溝が形成されたシート状包装材を誤って使用するといった間違えを少なくすることができることから、包装作業の効率化を図ることができる。
また、包装作業時において、収納する被梱包部品と異なる径寸法の収納溝が形成されたシート状包装材を誤って使用するといった間違えを少なくすることができることから、包装作業の効率化を図ることができる。
以下、本考案の実施の形態によるシート状包装材について、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施の形態による包装シート1(シート状包装材)は、全体として平面視で略四角形をなすプラスチック製のシート状部材であり、そのシート上に複数(ここでは5個)のタイヤホイール2A、2A、…(被包装部品)を横向き(平置き)に収納して上下方向に複数段(図1では5段)で段積みさせることを可能としたものである。
ここで、図1に示す包装シート1において、水平姿勢に配置した状態で、この平面に対する法線方向を上下方向という。
図1に示すように、本実施の形態による包装シート1(シート状包装材)は、全体として平面視で略四角形をなすプラスチック製のシート状部材であり、そのシート上に複数(ここでは5個)のタイヤホイール2A、2A、…(被包装部品)を横向き(平置き)に収納して上下方向に複数段(図1では5段)で段積みさせることを可能としたものである。
ここで、図1に示す包装シート1において、水平姿勢に配置した状態で、この平面に対する法線方向を上下方向という。
本包装シート1では、径寸法の異なる複数種類(本実施の形態では3種類)のタイヤホイール2A、2B、2Cに適用できるようになっている。これらタイヤホイール2は、符号2A、2B、2Cの順で外径寸法が大きくなっている。そして、1枚の包装シート1には、上記3種類のタイヤホイール2A、2B、2Cのうちいずれか1つが収納されることになる。なお、図1は、1枚の包装シート1に外径寸法が最も小さいタイヤホイール2Aが5つ収納した状態を示している。
タイヤホイール2は、円筒状の一端面側が開放されたリムを有し、軸方向(ホイール軸O(O1、O2、O3))を包装シート1の上下方向に向けた姿勢で平置きにして、リムのフランジ21の開口側の外周縁部2aを包装シート1に形成される収納溝10に係合させることにより収納されている。さらに具体的にタイヤホイール2は、フランジ21の両端には、収納時の状態において、上下方向の一端部からリムの径方向の外側に向けて突出し、その突出端から下方及び上方のそれぞれに向けて突出する外周縁部2a、2bが設けられた構成となっている。
図2乃至図4に示すように、包装シート1は、シート上面1a側及びシート下面1b側に上述した径寸法の異なる3種類のタイヤホイール2A、2B、2Cのそれぞれに対応する位置に収納溝10が形成されている。ここで、シート上面1a側の収納溝を符号10とし、シート下面1b側の収納溝を符号10’とする。
図2、図5及び図6に示すように、第1タイヤホイール2Aの外周縁部2aを係合する溝が第1収納溝10A(図2で一点鎖線)であり、第2タイヤホイール2B及び第3タイヤホイール2Cに共通する溝が第2収納溝10Bとなっている。
第2収納溝10Bは、径方向の内側の内側壁面10a(図2では破線)で第2タイヤホイール2Bの外周縁部2aを受けて支持し、径方向の外側の外側壁面10b(図2では実線)で第3タイヤホイール2Cの外周縁部2aを受けて支持している。そして、同一径寸法の第1収納溝10A、10A同士、或いは第2収納溝10B、10B同士が交差しないように配置されている。
なお、シート下面1b側の収納溝10A’、10B’についても、シート上面1a側の収納溝10A、10Bと同じ構成である。
第2収納溝10Bは、径方向の内側の内側壁面10a(図2では破線)で第2タイヤホイール2Bの外周縁部2aを受けて支持し、径方向の外側の外側壁面10b(図2では実線)で第3タイヤホイール2Cの外周縁部2aを受けて支持している。そして、同一径寸法の第1収納溝10A、10A同士、或いは第2収納溝10B、10B同士が交差しないように配置されている。
なお、シート下面1b側の収納溝10A’、10B’についても、シート上面1a側の収納溝10A、10Bと同じ構成である。
第1収納溝10Aは、シートの中央部とその四隅の位置で合計5つ設けられており、1枚の包装シート1に5つの第1タイヤホイール2A、2A、…が収納されるようになっている。
第2収納溝10Bは、上記四隅の第1収納溝10Aに対して中心位置がずれた位置の四隅に4つ設けられており、1枚の包装シート1に4つの第2タイヤホイール2B、2B、…、或いは4つの第3タイヤホイール2C、2C、…が収納されるようになっている。
第2収納溝10Bは、上記四隅の第1収納溝10Aに対して中心位置がずれた位置の四隅に4つ設けられており、1枚の包装シート1に4つの第2タイヤホイール2B、2B、…、或いは4つの第3タイヤホイール2C、2C、…が収納されるようになっている。
また、図3及び図4に示すように、収納溝10A、10Bは、周方向に沿ってシート上面1aとシート下面1bとに交互に形成され、シート上面1aにおいてタイヤホイール2の外周縁部2aを部分的に係合して保持するとともに、図7に示すようにシート下面1bにおいて段積みされたときには、下段のタイヤホイール2の外周縁部2b(図1)を部分的に係合して保持するようになっている。具体的には、上方に突出する上向き凸部R1(図2で斜線で示す部分)と、下方に突出する下向き凸部R2(図2で斜線の無い部分)とが収納溝10A、10Bの周方向に沿って交互に配置されている。なお、図4では、紙面左右方向で中心より左側が上向き凸部R1の領域を示し、右側が下向き凸部R2の領域を示している。
そして、上向き凸部R1に形成される収納溝10A、10Bでシート上面1a側に収納されるタイヤホイール2の一部が支持され、下向き凸部R2に形成される収納溝10A’、10B’でシート下面1b側に収納されるタイヤホイール2の一部が支持されている。
1つの第1収納溝10Aであっても、周方向に沿って上向き凸部R1と下向き凸部R2とが交互に配置されている。
従って、包装シート1は、シート下面1bにあってもシート上面1aと上下対称となる位置に収納溝10A’、10B’が形成されることとなる。
1つの第1収納溝10Aであっても、周方向に沿って上向き凸部R1と下向き凸部R2とが交互に配置されている。
従って、包装シート1は、シート下面1bにあってもシート上面1aと上下対称となる位置に収納溝10A’、10B’が形成されることとなる。
上述した包装シート1は、あらかじめ押出し成形された合成樹脂製のシートを加熱軟化させて型へセットし、真空で最終形状に成形した後、トリミングし、製品とする。
そして、包装シート1の厚さ寸法が2〜3mmの場合において、収納溝10を形成させた状態での形成厚さ寸法D(図4)が15〜25mm程度となる。
そして、包装シート1の厚さ寸法が2〜3mmの場合において、収納溝10を形成させた状態での形成厚さ寸法D(図4)が15〜25mm程度となる。
次に、上述した構成の包装シート1の作用について、図面に基づいて詳細に説明する。
図3に示すように、本実施の形態では、1枚の包装シート1に複数種類(2種類)の収納溝10A、10B(シート下面1b側は図4に示す符号10A’、10B’)が設けられているので、図5及び図6に示すように各収納溝10A、10Bにタイヤホイール2の外周縁部2aを係合させることで、径寸法の異なる3種類のタイヤホイール2A、2B、2Cを1枚の包装シート1に配置して収納することができる。
図3に示すように、本実施の形態では、1枚の包装シート1に複数種類(2種類)の収納溝10A、10B(シート下面1b側は図4に示す符号10A’、10B’)が設けられているので、図5及び図6に示すように各収納溝10A、10Bにタイヤホイール2の外周縁部2aを係合させることで、径寸法の異なる3種類のタイヤホイール2A、2B、2Cを1枚の包装シート1に配置して収納することができる。
そのため、タイヤホイール2の径寸法に合わせて包装シート1を製造する必要がなくなるという利点がある。そのうえ、包装時においても複数種類の包装シート1を準備する必要がなく、包装シート1を取り違えたりするといった不具合も防ぐことができることから、包装作業の効率化を図ることができる。
また、図7に示すように、シート上面1a及びシート下面1bに収納溝10A、10B(10A’、10B’)が設けられているので複数段に効率よく段積みすることができる。
また、図7に示すように、シート上面1a及びシート下面1bに収納溝10A、10B(10A’、10B’)が設けられているので複数段に効率よく段積みすることができる。
さらに、外径寸法の小さな第1タイヤホイール2Aにあっては、第1収納溝10Aの径寸法も第2収納溝10Bに比べて小さくすることが可能となるので、1枚の包装シート1における収納溝10の配置数を増やすことができる。つまり、1枚の包装シート1において、径寸法の異なる複数種類の収納溝10A、10Bを設ける構成となるので、タイヤホイール2の径寸法に合わせてシート上に効率良く収納溝10A、10Bを配置することができる。つまり、第1収納溝10Aに収納される第1タイヤホイール2Aの場合には図1に示すように1枚の収納シート1に対して5つ収納することができ、第2収納溝10Bに収納される第2タイヤホイール2B及び第3タイヤホイール2Cの場合には図8に示すように1枚の収納シート1に対して4つ収納することができる。
さらにまた、同一径寸法の収納溝10A、10A(10B、10B)同士が交差しないように配置されているので、収納される隣り合うタイヤホイール2、2同士を互いに接触させることなく収納することができる。
また、径寸法の異なるタイヤホイール2B、2Cに対して1つの第2収納溝10Bで共有することができるため、1枚の包装シート1に設ける収納溝の数量を少なくすることができる。その反対に、1枚の包装シート1で対応可能な径寸法の異なるタイヤホイール2の種類を増やすことが可能となる。例えば、本実施の形態のように第2収納溝10Bの内側の内側壁面10aと外側の外側壁面10bとに外周縁部2a、2bを支持させることが可能なタイヤホイール2B、2Cであれば、1枚の包装シート1で径寸法の異なる3種類のタイヤホイール2A、2B、2Cを収納することができる。
また、シート上面1a側の上向き凸部R1でタイヤホイール2を支持する収納溝10とシート下面1b側の下向き凸部R2でタイヤホイール2を支持する収納溝10’とが平面視で同位置に重なって配置されることがなく、シート上面1a側の収納溝10の中心軸線とシート下面1b側の収納溝10’の中心軸線とを一致させることができる。そのため、図7に示すように、シート上面1aの収納溝10で外周縁部2aが部分的に係合されるタイヤホイール2と、段積みされた下段側でシート下面1bの収納溝10’で外周縁部2bが部分的に係合されるタイヤホイール2とを上下方向に同軸線上に配置させることができ、安定した包装状態を実現することができる。
上述のように本実施の形態によるシート状包装材では、1枚で径寸法の異なる複数種類のタイヤホイール2を収納可能とすることで、複数種類の包装シートを製造する必要がなくなることから製造コストを低減することができる。
また、包装作業時において、収納するタイヤホイール2と異なる径寸法の収納溝が形成された包装シート1を誤って使用するといった間違えを少なくすることができることから、包装作業の効率化を図ることができる。
また、包装作業時において、収納するタイヤホイール2と異なる径寸法の収納溝が形成された包装シート1を誤って使用するといった間違えを少なくすることができることから、包装作業の効率化を図ることができる。
以上、本考案によるシート状包装材の実施の形態について説明したが、本考案は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態では自動車等のタイヤホイールを被包装部品の対象としているが、このような部品に限定されることはない。要は、円筒状で、その円筒部材にシート状包装材の包装溝に係合可能な外周縁部が設けられた被包装部品であれば良いのである。
例えば、本実施の形態では自動車等のタイヤホイールを被包装部品の対象としているが、このような部品に限定されることはない。要は、円筒状で、その円筒部材にシート状包装材の包装溝に係合可能な外周縁部が設けられた被包装部品であれば良いのである。
また、包装シート1において、収納溝10A、10Bの径寸法、溝深さ寸法、上向き凸部R1及び下向き凸部R2の範囲等の構成は、収納する被梱包部品の形状、寸法に応じて適宜変更可能である。
さらに、収納溝の種類数、2種類の径寸法の被梱包部品に共有する収納溝の数量についても任意に設定することができる。この2種類の径寸法の被梱包部品に共有する収納溝は省略することも可能である。
さらに、収納溝の種類数、2種類の径寸法の被梱包部品に共有する収納溝の数量についても任意に設定することができる。この2種類の径寸法の被梱包部品に共有する収納溝は省略することも可能である。
その他、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 包装シート(シート状包装材)
1a シート上面
1b シート下面
2 タイヤホイール(被包装部品)
2A 第1タイヤホイール(被包装部品)
2B 第2タイヤホイール(被包装部品)
2C 第3タイヤホイール(被包装部品)
2a 外周縁部 10、10’ 収納溝
10A、10A’ 第1収納溝
10B、10B’ 第2収納溝
10a 内側壁面
10b 外側壁面
R1 上向き凸部
R2 下向き凸部
1a シート上面
1b シート下面
2 タイヤホイール(被包装部品)
2A 第1タイヤホイール(被包装部品)
2B 第2タイヤホイール(被包装部品)
2C 第3タイヤホイール(被包装部品)
2a 外周縁部 10、10’ 収納溝
10A、10A’ 第1収納溝
10B、10B’ 第2収納溝
10a 内側壁面
10b 外側壁面
R1 上向き凸部
R2 下向き凸部
Claims (3)
- 円筒状の複数の被包装部品がそれぞれ軸方向を上下方向に向けた姿勢で平置きにして包装されるとともに、上下方向に段積みされるシート状包装材であって、
該シートの上面及びシートの下面には、径寸法の異なる複数種類の被包装部品のそれぞれの外周縁部が係合される複数種類の収納溝が設けられ、
該複数種類の収納溝のうち同一径寸法の前記収納溝同士が交差しないように配置されていることを特徴とするシート状包装材。 - 前記収納溝は、径方向の内側の内側壁面と外側の外側壁面とで径寸法の異なる被包装部品の外周縁部を支持するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート状包装材。
- 前記収納溝は周方向に沿ってシート上面とシート下面とに交互に形成され、
前記シート上面において被梱包部品の外周縁部を部分的に係合して保持するとともに、前記シート下面において段積みされたときには、下段の被梱包部品の外周縁部を部分的に係合して保持することを特徴とする請求項1又は2に記載のシート状包装材。
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---|---|---|---|---|
KR200485262Y1 (ko) * | 2017-09-15 | 2017-12-13 | 주식회사 정인플라스틱 | 차량 휠 운반용 트레이 |
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2013
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KR200485262Y1 (ko) * | 2017-09-15 | 2017-12-13 | 주식회사 정인플라스틱 | 차량 휠 운반용 트레이 |
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