JP7140269B2 - 梱包装置 - Google Patents

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Description

本発明は、梱包装置に関する。
下記特許文献1に、圧縮機を梱包する梱包装置が開示されている。この梱包装置は、圧縮機のエンドキャップ上の中央部に載置された紙管を有している。
日本特開2007-91313号公報
上述した従来の梱包装置では、輸送中あるいは保管中に紙管の位置がずれる可能性がある。紙管の位置がずれると、圧縮機を確実に保護できない。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、凸面を有する物体を確実に保護する上で有利になる梱包装置を提供することを目的とする。
本発明の梱包装置は、凸面を有する物体の梱包に用いられる梱包装置において、第一端及び第二端を有する筒体と、第一端の開口の縁部から、筒体の中心軸へ向かって突出する少なくとも一つの突出部と、を備え、少なくとも一つの突出部が凸面に接する梱包装置であって、第一端に固定され、中心軸に対して垂直な面を有する第一板状部材と、筒体が挿入された孔を有する第二板状部材と、をさらに備え、少なくとも一つの突出部は、第一板状部材の一部により形成されており、第二板状部材が第一板状部材に重なっているものである。
また、本発明の梱包装置は、凸面を有する物体の梱包に用いられる梱包装置において、第一端及び第二端を有する筒体と、第一端の開口の縁部から、筒体の中心軸へ向かって突出する少なくとも一つの突出部と、を備え、少なくとも一つの突出部が凸面に接する梱包装置であって、凸面が頂部に位置する姿勢で物体が複数段に配置され、下段の物体の凸面の上に配置された筒体及び少なくとも一つの突出部が、上段の物体の荷重を支持するものである。
本発明によれば、凸面を有する物体を確実に保護する上で有利になる梱包装置を提供することが可能となる。
実施の形態1による梱包装置を示す断面図である。 実施の形態1による梱包装置が備える第一構造体の平面図である。 実施の形態1による梱包装置が備える第一構造体の側面図である。 実施の形態1による梱包装置を用いて物体を梱包するときの様子を示す斜視図である。 図4の状態から梱包を完了させた状態を示す斜視図である。 実施の形態2よる梱包装置が備える筒体及び突出部を筒体中心軸に平行な方向から見た図である。 実施の形態3による梱包装置が備える第一構造体の平面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。なお、本開示で角度に言及した場合において、和が360度となる優角と劣角とがあるときには原則として劣角の角度を指すものとし、和が180度となる鋭角と鈍角とがある場合には原則として鋭角の角度を指すものとする。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による梱包装置1を示す断面図である。図1は、鉛直線に平行な平面で切断した図に相当する。図1に示す梱包装置1は、物体90の梱包に用いられる。物体90は、凸面91を有している。物体90は、例えば圧縮機でもよい。本実施の形態における物体90は、円筒状の外形を有する本体92を備えている。凸面91は、本体92の一端に形成されている。本実施の形態における凸面91の少なくとも一部は、凸曲面になっている。本実施の形態では、物体90は、凸面91が頂部に位置する姿勢、凸面91がすなわち上を向く姿勢で配置される。本体92の中心軸は、鉛直線に平行になる。本実施の形態における凸面91は、平面曲線を、本体92の中心軸を回転の軸として回転させることにより得られる回転体に沿う形状を有している。凸面91は、本体92の中心軸から遠ざかるほど位置が低くなるように傾斜している。
梱包装置1は、筒体2と、突出部3とを備えている。筒体中心軸4は、筒体2の中心軸である。筒体中心軸4は、鉛直線に対して平行である。筒体中心軸4は、本体92の中心軸と同軸上にある。筒体2の外径は、本体92の外径よりも小さい。筒体2は、第一端5及び第二端6を有する。第一端5は、筒体中心軸4に対して垂直な仮想平面上にあり、開口を形成する環状をなしている。第一端5は、筒体2の下端に相当する。第二端6は、筒体中心軸4に対して垂直な仮想平面上にあり、開口を形成する環状をなしている。第二端6は、筒体2の上端に相当する。
突出部3は、第一端5が形成する開口の縁部から、筒体中心軸4へ向かって突出している。突出部3は、凸面91に接触している。第一端5は、突出部3の根元部分に対して、例えば接着剤により固定されている。突出部3は、板状をなしている。突出部3の一方の面である下面が凸面91に接触している。突出部3の他方の面である上面が第一端5に固定されている。
比較例として、第一端5が凸面91に直接接触している構成を考える。この比較例では、以下のようになる。第一端5と接触する部分の凸面91は、傾斜している。このため、筒体2は、凸面91の傾斜に沿って滑ることで、位置がずれる可能性がある。第一端5と凸面91との接触面積は小さいので、第一端5と凸面91との間の摩擦力は小さい。それゆえ、輸送中あるいは保管中に、筒体2が凸面91の傾斜に沿って滑り、筒体2の位置がずれることを確実に防止できない。筒体2の位置がずれると、物体90を確実に保護できない。
これとは対照的に、本実施の形態であれば、突出部3を設けたことで、凸面91との間の接触面積を大きくすることができるので、突出部3と凸面91との間の摩擦力が大きくなる。このため、輸送中あるいは保管中に、筒体2が凸面91の傾斜に沿って滑ることを、当該摩擦力によって確実に防止することができる。すなわち、筒体2の位置ずれを確実に防止できる。このため、物体90を確実に保護することができる。
本実施の形態では、一つの筒体2の第一端5に対して複数の突出部3が設けられている。これにより、突出部3と凸面91との間の接触面積をより大きくすることができ、突出部3と凸面91との間の摩擦力をより大きくできるので、筒体2の位置ずれをより確実に防止できる。
本実施の形態では、突出部3は、凸面91に押圧されることにより、筒体中心軸4に垂直な平面に対して傾斜するように変形可能である。これにより、以下の効果が得られる。突出部3が傾斜することで、突出部3と凸面91との接触領域において、突出部3は、凸面91に対して平行か、平行に近くなる。その結果、突出部3と凸面91との間の接触面積をより大きくすることができ、突出部3と凸面91との間の摩擦力がより大きくなるので、筒体2の位置ずれをより確実に防止できる。筒体中心軸4に垂直な平面に対する突出部3の傾斜角度は、第一端5の位置における凸面91の傾斜に合わせて、変化可能である。このため、凸面91の形状が異なる物体90を梱包する場合にも、当該凸面91の形状に応じて、突出部3がフィットする。それゆえ、凸面91の形状が異なる様々な物体90に対して使用する場合においても、上述した効果を奏することが可能となる。
本実施の形態の梱包装置1は、繰り返し使用することに適している。その理由は、次のとおりである。上述したように、突出部3は、凸面91に押圧されると、傾斜するように変形可能である。その後、物体90が突出部3から離れると、突出部3の傾斜は元に戻る。突出部3が凸面91に押圧されても、筒体2及び突出部3に不可逆な変形を生ずることはない。また、突出部3と凸面91との接触位置に接着剤等を用いていないので、開梱のために物体90と突出部3とを分離したときに、突出部3が破損することもない。したがって、梱包と開梱とを繰り返す場合において、筒体2及び突出部3を再利用可能である。このため、梱包装置1は、発送元と発送先との間で繰り返し輸送される、いわゆるリターナブルの梱包装置として使用されることに適している。
本実施の形態の梱包装置1は、第一端5に固定された第一板状部材7を備えている。第一板状部材7は、筒体中心軸4に対して垂直な面8を筒体2の外側に有する平板状の形状を有する。第一端5は面8に固定されている。第一板状部材7は、筒体2の内側に位置する部分を有している。筒体2の内側に位置する部分の第一板状部材7により、突出部3が形成されている。すなわち、第一板状部材7のうち、環状の第一端5により囲まれる部分が突出部3を形成している。
本実施の形態の梱包装置1は、第二板状部材9をさらに備えている。第二板状部材9は、筒体中心軸4に対して垂直な平板状の形状を有する。第二板状部材9に形成された孔10に筒体2が挿入されている。孔10は、筒体中心軸4に対して垂直な平面で切断した筒体2の断面形状の外形に対応する形状を有している。すなわち、孔10の内周と、筒体2の外周とは、ほぼ隙間なく隣接または接触している。第二板状部材9は、第一板状部材7に重なっている。第二板状部材9は、第一板状部材7の面8に対して、例えば接着剤により固定されている。
筒体2を図1中の横方向へ移動させるような力が作用したとすると、筒体2の外周が孔10の内周に接触することで、筒体2の移動が阻止される。このように、本実施の形態であれば、第二板状部材9を備えたことで、筒体2の位置ずれをより確実に防止できる。また、筒体中心軸4の方向の外力が筒体2に作用した場合でも、筒体2の座屈変形等が発生することをより確実に防止できるので、物体90をより確実に保護することが可能になる。
図示の例では、第二板状部材9が2枚重ねて設けられているが、第二板状部材9が1枚であっても、上記と同様の効果が得られる。なお、第二板状部材9は補助として設けられるものである。すなわち、本開示における梱包装置1は、第二板状部材9を備えないものでもよい。
本実施の形態における筒体2は、円筒状の形状を有している。変形例として、筒体2は、凸面91の形状あるいは本体92の断面形状に応じて、多角形の筒状の形状を有していてもよい。
本実施の形態における筒体中心軸4の方向についての筒体2の長さは、筒体2の外径よりも短い。このような構成に限らず、筒体中心軸4の方向についての筒体2の長さは、筒体2の外径以上であってもよい。
廃棄したときの環境への影響を抑制する観点からは、筒体2、突出部3、第一板状部材7、及び第二板状部材9は、紙製であることが好ましい。また、突出部3、第一板状部材7、及び第二板状部材9は、段ボール製でもよい。
以下の説明では、筒体2、突出部3、第一板状部材7、及び第二板状部材9により形成される構造体を第一構造体11と称する。図2は、実施の形態1による梱包装置1が備える第一構造体11の平面図である。図2は、筒体中心軸4に平行な方向から見た図に相当する。図3は、実施の形態1による梱包装置1が備える第一構造体11の側面図である。図3は、筒体中心軸4に垂直な方向から見た図に相当する。図3では、一部を断面図としている。
図2及び図3に示すように、本実施の形態では、一つの第一板状部材7に対して、同じ構造を有する複数の筒体2が取り付けられている。複数の筒体2は、第一板状部材7を介して、互いに連結されている。本実施の形態であれば、複数の筒体2が互いに連結されていることで、筒体2の位置ずれをより確実に防止できる。本実施の形態では複数の筒体2が行列状に配置されている。図示の例では、16個の筒体2が4行×4列に配置されている。
図2に示すように、本実施の形態では、それぞれの筒体2につき、当該筒体2の周方向に沿って配置された複数の突出部3が備えられている。これにより、突出部3と物体90との間の摩擦力が、筒体2の周方向に関して均一に作用する。このため、筒体2の位置ずれをより確実に防止できる。
特に、本実施の形態では、それぞれの筒体2につき、当該筒体2の全周にわたって複数の突出部3が並んでいる。これにより、突出部3と物体90との間の摩擦力が、筒体2の周方向に関してより均一に作用する。このため、筒体2の位置ずれをさらに確実に防止できる。
図2が示すとおり、本実施の形態では、筒体2の内側における第一板状部材7に、放射状に延びる複数の切り込み線が形成されている。その放射状の複数の切り込み線によって複数の突出部3が形成されている。複数の突出部3のそれぞれは、筒体2の半径方向に沿う切り込み線を介して隣り合っている。複数の突出部3のそれぞれは、二つの切り込み線により区画されることで、扇形の形状を有している。このような構成により、本実施の形態であれば、隣り合う突出部3同士の間に隙間が生じないので、突出部3と物体90との接触面積を大きくする上で、より有利になる。突出部3同士の間の切り込み線は、筒体2の内壁まで到達している。図示の例では、各々の突出部3は、中心角が30度の扇形の形状を有している。そして、一つの筒体2につき、12個の突出部3が周方向に沿って並んでいる。
図4は、実施の形態1による梱包装置1を用いて物体90を梱包するときの様子を示す斜視図である。図5は、図4の状態から梱包を完了させた状態を示す斜視図である。図4に示すように、本実施の形態では、一つのパレット12の上に物体90を二段に積み重ねた状態で梱包する。図示の例では、一段目の16個の物体90と、二段目の16個の物体90とを合わせた計32個の物体90が一つのパレット12の上に積まれる。パレット12は、例えば樹脂製である。
以下、梱包装置1により物体90を梱包する手順について説明する。まず、パレット12の上面にベニヤ板13を敷く。このベニヤ板13の上に第二構造体14を載置する。第二構造体14は、例えば紙製の板状の部材である。第二構造体14の上面には、物体90の下部が嵌合する凹部が形成されている。例えば、物体90の本体92の下部に取り付けられた足部が当該凹部内に挿入されることで、物体90が適正な位置に配置される。図示の例では、第二構造体14の上に一段目の16個の物体90が載置されている。
次に、一段目の16個の物体90の上に第一構造体11を被せる。この第一構造体11の上にベニヤ板13と第二構造体14とを載せる。この第二構造体14の上に、二段目の16個の物体90を載置する。この16個の物体90の上に第一構造体11を被せる。一段目及び二段目の複数の物体90のそれぞれの凸面91に対して、第一構造体11が備える筒体2の突出部3が図1のように接触する。
このようにして、本実施の形態では、下段の物体90の上に配置された第一構造体11の筒体2及び突出部3が、上段の物体90の荷重を支持する。本実施の形態であれば、突出部3と物体90との接触面積が大きいので、上段の物体90の荷重によって下段の物体90の表面にマークがついたりすることを確実に防止できる。
次に、パレット12の上の物体90、第一構造体11、及び第二構造体14等の周囲を外側から覆うように、側面スリーブ15がパレット12の上に置かれる。側面スリーブ15は、例えば紙製でもよい。そして、最上部の第一構造体11の上に、蓋16を載置する。蓋16は、例えば樹脂製でもよい。最後に、図5に示すように、バンド17にてパレット12と蓋16とを締結する。バンド17は、例えばポリプロピレンバンドでもよい。
蓋16の上面には、複数の凹部18が形成されている。凹部18は、パレット12の底面に設けられた複数の脚19に対応する位置に形成されている。図5に示す完成形態の梱包装置1を複数段積み重ねることができる。その際、上段の梱包装置1のパレット12の脚19が、下段の梱包装置1の蓋16の凹部18内に入ることで、両者の水平方向の相対位置を確実に位置決めすることができる。
以上説明した本実施の形態の梱包装置1によれば、以下の効果が得られる。物流時に水平方向の振動または衝撃を受けたとしても、第一構造体11が物体90に対して位置ずれすることを確実に防止できる。その結果、倉庫保管時あるいはトラックなどによる輸送時に、段積み荷重を支持している筒体2が物体90から外れることを確実に防止できる。それゆえ、偏荷重になることがなく、物体90を確実に保護することが可能になり、物流時の品質不良の発生を確実に防止できる。
実施の形態2.
次に、図6を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。図6は、実施の形態2よる梱包装置が備える筒体2及び突出部3を筒体中心軸4に平行な方向から見た図である。
図6に示すように、本実施の形態において、突出部3の先端は、筒体中心軸4に達していない。複数の突出部3の先端により囲まれる円形の孔20が形成されている。本実施の形態における個々の突出部3は、頂点の部分を欠いた扇形の形状を有している。図示の例では、中心角が45度の扇形の形状を有する8個の突出部3が一つの筒体2に対して設けられている。本実施の形態であれば、実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態3.
次に、図7を参照して、実施の形態3について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。図7は、実施の形態3による梱包装置1Aが備える第一構造体11Aの平面図である。
図7に示すように、本実施の形態における第一構造体11Aには、第一孔21及び第二孔22が形成されている。第一孔21及び第二孔22は、第一板状部材7及び第二板状部材9に形成されている。それぞれの筒体2に対して、当該筒体2との位置関係が同じになるように、複数組の第一孔21及び第二孔22が設けられている。図7において、第一孔21は、筒体2の外側に位置する部分と、筒体2の内側に位置する部分とを有している。筒体2の内側に位置する部分の第一孔21は、中心角が60度の扇形の領域を占める。第二孔22は、筒体2の外側にあり、筒体2に接しない位置にある。
第一孔21及び第二孔22は、物体90から突出する突出部との干渉を防止するための逃げ部に相当している。例えば、物体90が圧縮機である場合、冷媒の入口あるいは出口となる配管が物体90から突出している。本実施の形態であれば、当該突出部の位置に第一孔21及び第二孔22を形成することで、第一構造体11Aが当該突出部に接触することを防止できる。
本実施の形態では、一つの筒体2について設けられた突出部3の数は、実施の形態1よりも2個少なく、10個になっている。これは、筒体2の内側に形成された第一孔21の位置における突出部3を欠いているためである。本実施の形態では、中心角が30度の扇形の形状を有する10個の突出部3が筒体2の周方向に沿って並んでいる。すなわち、筒体中心軸4に対する中心角が300度の範囲にわたって複数の突出部3が並んでいる。本実施の形態であれば、実施の形態1のように筒体2の全周にわたって複数の突出部3が並んでいる場合と同様に、突出部3と物体90との間の摩擦力が筒体2の周方向に関してより均一に作用する。このため、筒体2の位置ずれをより確実に防止できる。なお、筒体中心軸4に対する中心角が270度以上の範囲にわたって複数の突出部3が並んでいれば、上記と類似の効果が得られる。
なお、上述した複数の実施の形態のうち、組み合わせることが可能な二つ以上を組み合わせて実施してもよい。
1 梱包装置、 1A 梱包装置、 2 筒体、 3 突出部、 4 筒体中心軸、 5 第一端、 6 第二端、 7 第一板状部材、 8 面、 9 第二板状部材、 10 孔、 11 第一構造体、 11A 第一構造体、 12 パレット、 13 ベニヤ板、 14 第二構造体、 15 側面スリーブ、 16 蓋、 17 バンド、 18 凹部、 19 脚、 20 孔、 21 第一孔、 22 第二孔、 90 物体、 91 凸面、 92 本体

Claims (10)

  1. 凸面を有する物体の梱包に用いられる梱包装置において、
    第一端及び第二端を有する筒体と、
    前記第一端の開口の縁部から、前記筒体の中心軸へ向かって突出する少なくとも一つの突出部と、
    を備え、
    前記少なくとも一つの突出部が前記凸面に接する梱包装置であって、
    前記第一端に固定され、前記中心軸に対して垂直な面を有する第一板状部材と、
    前記筒体が挿入された孔を有する第二板状部材と、
    をさらに備え、
    前記少なくとも一つの突出部は、前記第一板状部材の一部により形成されており、
    前記第二板状部材が前記第一板状部材に重なっている梱包装置。
  2. 凸面を有する物体の梱包に用いられる梱包装置において、
    第一端及び第二端を有する筒体と、
    前記第一端の開口の縁部から、前記筒体の中心軸へ向かって突出する少なくとも一つの突出部と、
    を備え、
    前記少なくとも一つの突出部が前記凸面に接する梱包装置であって、
    前記凸面が頂部に位置する姿勢で前記物体が複数段に配置され、
    下段の前記物体の前記凸面の上に配置された前記筒体及び前記少なくとも一つの突出部が、上段の前記物体の荷重を支持する梱包装置。
  3. 前記少なくとも一つの突出部は、前記凸面に押圧されることにより、前記中心軸に垂直な平面に対して傾斜可能である請求項1または請求項2に記載の梱包装置。
  4. 前記少なくとも一つの突出部は、前記筒体の周方向に沿って配置された複数の突出部を備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の梱包装置。
  5. 前記筒体の全周にわたって前記複数の突出部が並んでいる請求項に記載の梱包装置。
  6. 前記中心軸に対する中心角が270度以上の範囲にわたって前記複数の突出部が並んでいる請求項に記載の梱包装置。
  7. 前記筒体の中心軸に平行な方向から見たとき、放射状に延びる複数の切り込み線によって前記複数の突出部が形成されている請求項から請求項のいずれか一項に記載の梱包装置。
  8. 前記複数の突出部のそれぞれは、扇形の形状を有する請求項から請求項のいずれか一項に記載の梱包装置。
  9. 前記第一端に固定され、前記中心軸に対して垂直な面を有する第一板状部材を備え、
    前記少なくとも一つの突出部は、前記第一板状部材の一部により形成されている請求項に記載の梱包装置。
  10. 繰り返し使用可能である請求項1から請求項のいずれか一項に記載の梱包装置。
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