JP2010222007A - 包装用胴枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】袋を収納する内部の有効容量を確保しつつ、胴膨れを防止できるようにする。
【解決手段】外周各面をなす側板2を、罫線3を介して連設し、側板2を罫線3に沿って周方向に折り曲げ、角環状として箱に内装する胴枠1において、側板2が隣り合う少なくとも一つの角部に、鉛直な罫線3から少なくとも下方の端縁へ向けて二股状に分岐する斜め方向の罫線5を入れ、この罫線5に挟まれた三角状部6を形成する。粉体や液体を充填した袋Sを挿入して、大きな内圧が作用すると、三角状部6が外側へ押されて、側板2に張力が作用し、これに伴い、側板2に膨らみに抗する復元力が生じるので、胴枠1及び箱の胴膨れが防止される。
【選択図】図2

Description

この発明は、粉体や液体が充填された袋を箱詰めして輸送・保管する際、箱に内挿されて強度を高める包装用胴枠に関するものである。
例えば、図7に示すように、小麦粉等の粉体や洗剤等の液体が充填された袋Sを輸送・保管する際には、箱Bに補強用の胴枠51を内装することがある。この胴枠51は、段ボール製のシート材から成り、外周各面をなす側板52を、鉛直方向の罫線53を介して連設し、側板52を罫線53に沿って周方向に折り曲げ、角環状としたものである。
ところで、袋Sに詰められた粉体や液体は、下方へ崩れるように広がろうとするため、胴枠51及び箱Bの下部が大きな内圧を受けて、長時間の輸送や保管に伴い、外側へ膨らむ胴膨れ現象を生じることがある。
その対策として、下記特許文献1には、図8に示すように、箱Bに内装する胴枠61として、外周各面をなす逆台形状の側板62を罫線63を介して連設し、側板62を罫線63に沿って周方向に折り曲げ、下窄まりのテーパ状とすることにより、袋Sからの内圧による胴膨れを防止しようとするものが記載されている。
特開2000−53165号公報
しかしながら、上記のように、下窄まりのテーパ状とした胴枠では、箱のサイズに比較して、胴枠内の有効容量がかなり減少し、輸送時や保管時におけるスペース効率が低下するという問題がある。
そこで、この発明は、袋を収納する内部の有効容量を確保しつつ、胴膨れを防止できるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、外周各面をなす側板を、罫線を介して連設し、側板を罫線に沿って周方向に折り曲げ、角環状として箱に内装する胴枠において、側板が隣り合う少なくとも一つの角部に、鉛直な罫線から少なくとも下方の端縁へ向けて二股状に分岐する斜め方向の罫線を入れ、この罫線に挟まれた三角状部を形成したのである。
この発明に係る包装用胴枠では、粉体や液体を充填した袋を挿入して、大きな内圧が作用すると、三角状部が外側へ押されて、側板に張力が作用し、これに伴い、側板に膨らみに抗する復元力が生じるので、胴枠及び箱の胴膨れが防止される。
この発明の第1実施形態に係る胴枠のブランクを示す図 同上の使用状態を示す斜視図 この発明の第2実施形態に係る胴枠のブランクを示す図 同上の組立状態を示す斜視図 この発明の第3実施形態に係る胴枠のブランクを示す図 同上の組立状態を示す斜視図 従来の一般的な胴枠の使用状態を示す斜視図 同上の下窄まりの胴枠の使用状態を示す斜視図
まず、この発明の第1実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。
この胴枠1は、図1に示すような段ボール製シート材から成る帯状のブランクを組み立てて形成され、図2に示すように、小麦粉等の粉体が充填された袋Sを輸送・保管する際に、箱Bに内装される。
図1に示すブランクでは、外周4方向の各面をなす側板2が鉛直な罫線3を介して連設されると共に、一端の側板2の外側縁に罫線3を介して継代片4が連設されている。側板2が隣り合う三つの稜部には、罫線3から下方及び上方の端縁へ向けて二股状に分岐する斜め方向の罫線5が入れられ、この罫線5に挟まれた三角状部6が形成されている。
このようなブランクから図2に示すように胴枠1を組み立てるには、側板2を罫線3に沿って周方向に折り曲げ、継代片4を反対側の側板2に貼り付けて、角環状に形成する。このとき、各稜部の上下角部の三角状部6は、罫線5に沿って内側に傾斜する。
上記のような胴枠1では、箱Bに内装し、袋Sを挿入した状態において、袋Sが下方へ崩れるように広がろうとして、下部に大きな内圧が作用すると、下方の三角状部6が外側へ押されて、側板2の下部に張力が作用し、これに伴い、側板2の下部に膨らみに抗する復元力が生じるので、胴枠1及び箱Bの下部における胴膨れが防止される。
また、胴枠1の上部にも、下部より小さい内圧が作用するが、上方の三角状部6も外側へ押されるので、側板2の上部にも張力が作用し、側板2の上部に膨らみに抗する復元力が生じて、胴枠1及び箱Bの上部における胴膨れも防止される。
次に、この発明の第2実施形態を図3及び図4に基づいて説明する。
この胴枠1は、図3に示すブランクを、図4に示す形態に組み立てて使用するものであり、上記第1実施形態のものに比較して、下方における一組の対角位置にのみ三角状部6を形成したことを特徴としている。
このような胴枠1でも、胴枠1及び箱Bの下部における胴膨れを十分に防止することができる。なお、三角状部6をさらに減少させ、一つの角部のみに設けても、胴膨れ防止効果を得ることができる。
また、この胴枠1は、継代片4を反対側の側板2に貼り付けた後においても、三角状部6のない対角位置で鉛直方向の罫線3に沿って二つ折りにして、扁平に折り畳むことができるので、嵩張らない状態で保管することができる。
次に、この発明の第3実施形態を図5及び図6に基づいて説明する。
この胴枠1は、図5に示すブランクを、図6に示す形態に組み立てて使用するものであり、上記第1実施形態のものに比較して、継代片4を上下方向の中間部分のみとし、継代片4の下方及び上方に対応して設けた三角状部6の先端縁を、反対側の側板2に内接させることを特徴としている。
このような胴枠1では、周方向にバランスよく胴膨れを防止することができ、包装状態での変形を極力防止できる。
なお、上記各実施形態では、罫線5を傾斜角が一定の直線としたが、罫線5は、傾斜角度が途中で変化する折線としてもよく、湾曲したものとしてもよい。
1 胴枠
2 側板
3 罫線(鉛直方向)
4 継代片
5 罫線(斜め方向)
6 三角状部

Claims (1)

  1. 外周各面をなす側板(2)を、罫線(3)を介して連設し、側板(2)を罫線(3)に沿って周方向に折り曲げ、角環状として箱に内装する胴枠(1)において、側板(2)が隣り合う少なくとも一つの角部に、鉛直な罫線(3)から少なくとも下方の端縁へ向けて二股状に分岐する斜め方向の罫線(5)を入れ、この罫線(5)に挟まれた三角状部(6)を形成したことを特徴とする包装用胴枠。
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