JP2017007735A - 梱包用緩衝材 - Google Patents

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山本  明
康孝 片岡
Yasutaka Kataoka
康孝 片岡
高橋 勲
Isao Takahashi
勲 高橋
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Rengo Co Ltd
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Abstract

【課題】周方向全体に及ぶ優れた緩衝性を有し、少ない材料で製造でき、大きな外箱を必要としない梱包用緩衝材を提供する。
【解決手段】物品を固定する方形状の天板1の周囲各辺に、上部山折線4を介して脚板5が連設され、それぞれの脚板5の先端に、下部谷折線6を介して二等辺三角形状の位置固定片7が連設され、位置固定片7の端縁となる2辺が上部山折線4及び下部谷折線6に対して45°の角度をなし、隣り合う脚板5の側端が脚部山折線8を介して折込片9により連結され、折込片9に、天板1側の角を二等分する繋部谷折線10が入れられたブランクから成るものとする。そして、組立状態では、天板1及びその周囲の脚板5が形成する四角柱状の立体の外周と、脚板5の下端から外側水平方向へ折り曲げられた位置固定片7の端縁がなす外周とが、45°捻られた形状となるようにする。
【選択図】図4

Description

この発明は、円筒状の外周面を有する物品の梱包に適した梱包用緩衝材に関する。
従来より、円筒状の外周面を有する物品の梱包用緩衝材として、下記特許文献1に記載されたようなものが知られている。
この緩衝材は、図5(a)に示すような段ボールのブランクから形成される。このブランクでは、正方形の天板51に、物品の挿入穴52を形成するため、多角形をなす罫線が入れられ、この罫線をヒンジとする多数の保持片53が中央部へ向かう切目線を入れて周方向に並ぶように形成されている。
天板51の周囲各辺には、上部山折線54を介して脚板55が連設され、隣り合う脚板55の側端は、脚部山折線56を介して折込片57により連結されている。折込片57には、天板51側の角を二等分する繋部谷折線58が入れられ、その中間部分に角穴59が設けられている。
このブランクを組み立てて物品を梱包する際には、図5(b)に上下を反転した状態で示すように、天板51から上部山折線54に沿って脚板55を裏側へ折り曲げると共に、脚板55から脚部山折線56に沿って折込片57を内側へ折り込み、折込片57が繋部谷折線58を軸に重なり合うようにする。
これにより、図5(c)に上下を元に戻した状態で示すように、天板51及びその周囲の脚板55が四角柱状をなす形状に組み立てられる。そして、この組立状態で、挿入穴52に物品60を上方から挿入し、保持片53を押し下げて反発により物品60の外周面に当接させると共に、角穴59の下縁に物品60の底面を載置する。なお、この緩衝材は、図示省略した外箱に脚板55を内接させて挿入する。
特許第3488444号公報
しかしながら、上記のような緩衝材では、外箱と挿入穴52との距離が天板51の角部では大きく確保できるものの、天板51の各辺中央部に臨む部分では小さくなり、外箱の側面からの衝撃に対して弱くなる傾向があった。
また、天板51の各辺中央部に臨む部分で外箱と挿入穴52との距離を大きく確保しようとすると、ブランクの面積が大きくなるため、材料費が高くなるほか、外箱も大きくなり、輸送時の効率が低下するという問題があった。
そこで、この発明は、周方向全体に及ぶ優れた緩衝性を有し、少ない材料で製造でき、大きな外箱を必要としない梱包用緩衝材を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明に係る梱包用緩衝材は、物品を固定する方形状の天板の周囲各辺に、上部山折線を介して脚板が連設され、それぞれの脚板の先端に、下部谷折線を介して二等辺三角形状の位置固定片が連設され、位置固定片の端縁となる2辺が上部山折線及び下部谷折線に対して45°の角度をなし、隣り合う脚板の側端が脚部山折線を介して折込片により連結され、折込片に、天板側の角を二等分する繋部谷折線が入れられたブランクから成り、前記ブランクからの組立状態では、天板から上部山折線に沿って脚板が下方へ折り曲げられると共に、脚板から脚部山折線に沿って折込片が内側へ折り込まれ、折込片は繋部谷折線を軸に重なり合い、脚板から下部谷折線に沿って位置固定片が外側水平方向へ折り曲げられ、天板及びその周囲の脚板が形成する四角柱状の立体の外周と、位置固定片の端縁がなす外周とが45°捻られた形状となるようにしたのである。
また、前記ブランクの材料である段ボールの段目方向は、上部山折線及び下部谷折線に対して45°傾くようにしたのである。
また、前記ブランクにおいて、折込片には、位置固定片の端縁より突出した部分が設けられ、この折込片の突出部分は、端縁が位置固定片の端縁と平行とされ、両側縁が下部谷折線の延長線上に延びるものとされ、前記ブランクからの組立状態では、折込片の突出部分の側縁が位置固定片の下面と同一面で水平となるようにしたのである。
この発明に係る梱包用緩衝材では、物品の梱包に際し、外箱に位置固定片の端縁を内接させて挿入した状態において、天板の周囲各辺の中央部に臨む部分で脚板との境界付近まで物品の挿入穴が設けられていても、外箱と挿入穴との距離を確保できるので、材料の使用面積を抑制しつつ、挿入穴の周方向全体に及ぶ優れた緩衝性を得ることができ、大きな外箱を必要としないので、輸送時の効率が低下することもない。
また、ブランクの材料である段ボールは、段目方向の強度が大きく、これに交差する方向の強度が小さいものであるが、段ボールの段目方向を上部山折線に対して45°傾けると、天板の周囲における強度が均等化される。
また、折込片の位置固定片の端縁からの突出部分を、その端縁がブランクにおいて位置固定片の端縁と平行し、側縁が組立状態で位置固定片の下面と同一面で水平となるようにしておくと、ブランク製造時の材料取りの効率性を維持しつつ、組立状態で折込片を脚板の揺動を抑制する支柱として機能させ、安定性を向上させることができる。
この発明の実施形態に係る梱包用緩衝材のブランクを示す図 同上の組立過程を示す斜視図 同上の組立状態を示す斜視図 同上の使用状態を示す斜視図 特許文献1記載の梱包用緩衝材の(a)ブランクを示す図、(b)組立過程を示す斜視図、(c)使用状態を示す斜視図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この梱包用緩衝材は、外周が円筒状の電気機器であるイオン発生機のような物品の梱包に使用する段ボール製のものであり、図1に示すブランクから形成される。
このブランクでは、正方形の天板1に、物品を挿入すると略円形となる挿入穴2を形成するため、周囲各辺の中間部に接する円弧状の罫線が段ボールを裏面側から押圧して入れられ、これをヒンジとする多数の保持片3が中央部へ向かう切目線を入れて周方向に並ぶように形成されている。
天板1の周囲各辺には、段ボールを裏面側から押圧した押罫の上部山折線4を介して方形状の脚板5が連設され、それぞれの脚板5の先端には、段ボールを表面側から押圧した押罫と弧状の切目とから成るRリード罫の下部谷折線6を介して直角二等辺三角形状の位置固定片7が連設されている。
位置固定片7の端縁となる2辺は、上部山折線4及び下部谷折線6に対して45°の角度をなし、直交する方向へ延びるものとされている。位置固定片7の先端側の角部は、斜めに切断されている。
隣り合う脚板5の側端は、段ボールを裏面側から押圧した押罫と切目とから成る脚部山折線8を介して折込片9により連結され、折込片9には、天板1側の角を二等分する繋部谷折線10が入れられている。繋部谷折線10は、段ボールを裏面側から厚さ方向の途中まで切り込んだ半切線とされている。
また、折込片9には、位置固定片7の端縁より突出した部分が設けられており、この折込片9の突出部分は、端縁9aが位置固定片7の端縁と平行とされ、両方の側縁9bが下部谷折線6の延長線上に延びるものとされている。
そして、このブランクにおいて、段ボールのライナーに挟まれた中芯の段頂が延びる方向である段目方向は、上部山折線4及び下部谷折線6に対して45°傾いている。
このようなブランクでは、外周が正方形状となり、外周各辺のうち、一対の辺が段目方向に平行に向き、他対の辺が段目方向に直交しているので、材料の段ボールにおけるブランクの配置を無駄なく効率的に行うことができ、段ボールの使用面積を抑制して、梱包コストを低減することができる。
上記ブランクを組み立てて物品を梱包する際には、図2に示すように、天板1から上部山折線4に沿って脚板5を下方へ折り曲げると共に、脚板5から脚部山折線8に沿って折込片9を内側へ折り込み、折込片9を繋部谷折線10を軸に重ね合わせる。
次に、脚板5から下部谷折線6に沿って位置固定片7を外側水平方向へ折り曲げると、下部谷折線6の弧状の切目に臨む部分が突出して、弧状の切目の切断縁に当接し、位置固定片7は、反発による折り曲げの戻りが阻止されて仮固定される。
そして、図3に示すように、脚板5が直立状態になると、天板1及びその周囲の脚板5が形成する四角柱状の立体の外周と、位置固定片7の端縁がなす外周とが平面視で45°捻られ、全体としてダイヤモンドをイメージさせる形状となる。また、折込片9の突出部分の側縁9bが位置固定片7の下面と同一面で水平となる。
この組立状態で挿入穴2に挿入される物品20は、円盤状であり、大径部の上下に小径部が形成された三段構造とされ、小径部の直径が挿入穴2の直径に対応し、大径部の直径が天板1の対角線の長さより若干小さい寸法となっている。
上記のような緩衝材を使用して物品20を梱包するには、図4に示すように、天面が開いた外箱30の底部側に組立状態の緩衝材を挿入し、位置固定片7の端縁を外箱30の周壁に内接させる。そして、保持片3を押し下げつつ、挿入穴2に物品20の下方の小径部を挿入し、保持片3を反発により物品20の外周に当接させる。
その後、同様の形状の他の緩衝材を上下反転させて外箱30の天部側に挿入し、この緩衝材の挿入穴2に物品20の上方の小径部を挿入する。このとき、外箱30の底部側の緩衝材と天部側の緩衝材とは、段目方向が互いに直交する方向へ向ける。そして、外箱30の天面を閉じると、梱包作業が完了する。
このように梱包すると、位置固定片7が外箱30の四隅に対し突っ張った状態となるので、四角柱状の部分の形状が維持される。そして、天板1の周囲各辺の中央部に臨む部分で脚板5との境界付近まで挿入穴2が設けられていても、外箱30の周壁と挿入穴2との距離を確保できるので、挿入穴2の周方向全体に及ぶ優れた緩衝性を得ることができるほか、大きな外箱30を必要とせず、輸送時の効率が低下することもない。
また、ブランクの材料である段ボールの段目方向を、上部山折線4に対して45°傾けているので、天板1の周囲における強度が均等化され、外箱30の底部側と天部側の緩衝材を、段目方向が互いに直交する方向へ向けているので、外箱30の周囲のいずれの側面から衝撃が作用しても、均等な緩衝性を得ることができる。
さらに、折込片9の位置固定片7の端縁からの突出部分を、その側縁9bが組立状態で位置固定片7の下面と同一面で水平となるようにしているので、折込片9が脚板5の揺動を抑制する支柱として機能し、イオン発生機のように比較的重量のある物品20を安定した状態で保持することができる。
なお、上記実施形態では、天板1に、その周囲各辺の中央部に臨む部分で脚板5との境界へ達する1個の円形の挿入穴2を設けたものを例示したが、挿入穴2の位置や大きさ、個数は限定されるものではない。また、挿入穴2の周囲に保持片3を設けたものを例示したが、保持片3は省略してもよい。さらに、挿入穴2を省略し、テープやフィルムで天板1に物品を固定するようにしても、同様の効果を得ることができる。
1 天板
2 挿入穴
3 保持片
4 上部山折線
5 脚板
6 下部谷折線
7 位置固定片
8 脚部山折線
9 折込片
9a 端縁
9b 側縁
10 繋部谷折線
20 物品
30 外箱

Claims (3)

  1. 物品を固定する方形状の天板(1)の周囲各辺に、上部山折線(4)を介して脚板(5)が連設され、それぞれの脚板(5)の先端に、下部谷折線(6)を介して二等辺三角形状の位置固定片(7)が連設され、位置固定片(7)の端縁となる2辺が上部山折線(4)及び下部谷折線(6)に対して45°の角度をなし、隣り合う脚板(5)の側端が脚部山折線(8)を介して折込片(9)により連結され、折込片(9)に、天板(1)側の角を二等分する繋部谷折線(10)が入れられたブランクから成り、
    前記ブランクからの組立状態では、天板(1)から上部山折線(4)に沿って脚板(5)が下方へ折り曲げられると共に、脚板(5)から脚部山折線(8)に沿って折込片(9)が内側へ折り込まれ、折込片(9)は繋部谷折線(10)を軸に重なり合い、脚板(5)から下部谷折線(6)に沿って位置固定片(7)が外側水平方向へ折り曲げられ、天板(1)及びその周囲の脚板(5)が形成する四角柱状の立体の外周と、位置固定片(7)の端縁がなす外周とが45°捻られた形状となる梱包用緩衝材。
  2. 前記ブランクの材料である段ボールの段目方向は、上部山折線(4)及び下部谷折線(6)に対して45°傾けられている請求項1に記載の梱包用緩衝材。
  3. 前記ブランクにおいて、折込片(9)には、位置固定片(7)の端縁より突出した部分が設けられ、この折込片(9)の突出部分は、端縁(9a)が位置固定片(7)の端縁と平行とされ、両側縁(9b)が下部谷折線(6)の延長線上に延びるものとされ、
    前記ブランクからの組立状態では、折込片(9)の突出部分の側縁(9b)が位置固定片(7)の下面と同一面で水平となる請求項1又は2に記載の梱包用緩衝材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110083004A (zh) * 2019-04-08 2019-08-02 苏州佳世达光电有限公司 用于电子装置的安装组件及其电子装置

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