JP6076230B2 - 包装緩衝部材およびそれを備えた包装材 - Google Patents

包装緩衝部材およびそれを備えた包装材 Download PDF

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本発明は、包装緩衝部材およびそれを備えた包装材に関し、特に、被梱包物に接触するシート材とシート材に固定される多孔質緩衝体とを含む包装緩衝部材およびそれを備えた包装材に関する。
従来、電子機器等の製品(被梱包物)を包装するための包装材が知られている。包装材としては、製品を衝撃から保護する包装緩衝部材と、製品および包装緩衝部材を収納する外装箱と、を備えたものが知られている。包装緩衝部材をスポンジなどの緩衝体のみによって形成する場合、包装緩衝部材のコストが高くなる。このため、包装緩衝部材は、製品に接触するシート材と、シート材に固定される緩衝体と、によって構成される。このシート材と緩衝体とは、通常、接着部材(接着剤や粘着両面テープ等)を用いて固定される。そして、外装箱の底面に、シート材を上側にした状態で包装緩衝部材が配置され、その上に製品が載置される。これにより、例えば、包装材が落下した場合、緩衝体が衝撃を吸収し、製品を衝撃から保護することが可能である。
なお、積層クッション(緩衝体)が固定された緩衝板を含む紙製緩衝体(包装緩衝部材)は、例えば特許文献1に開示されている。
特開平10−114368号公報
しかしながら、従来の包装緩衝部材では、通常、シート材と緩衝体とは、接着部材を用いて固定される。このため、必要な部材の数が増加するという問題点があった。また、包装緩衝部材を分別廃棄する際に緩衝体をシート材から剥がす必要があるが、きれいに剥がれず分別作業に時間がかかるという問題点もあった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、接着部材を用いずにシート材と多孔質緩衝体とを固定し、分別作業を容易に行うことが可能な包装緩衝部材およびそれを備えた包装材を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の包装緩衝部材は、被梱包物に接触する一方面を有するシート材と、シート材の一方面とは反対側の他方面に固定される多孔質緩衝体と、を備え、シート材の縁部には、多孔質緩衝体を挟持する少なくとも一対の挟持片が折り線を介して連設され、一対の挟持片を他方面側に折り曲げた状態で、一対の挟持片同士の間の距離は、多孔質緩衝体の幅よりも狭い。
本発明によれば、シート材の縁部に設けられた一対の挟持片を他方面側に折り曲げた状態で、一対の挟持片同士の間の距離は、多孔質緩衝体の幅よりも狭い。これにより、挟持片により多孔質緩衝体を固定することができる。すなわち、接着部材を用いずに、シート材と多孔質緩衝体とを固定することができる。さらに、接着部材を用いないので、包装緩衝部材の分別作業(シート材と多孔質緩衝体とに分別する作業)を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態の包装緩衝部材を備えた包装材の構造を示した分解斜視図である。 本発明の一実施形態の包装緩衝部材の構造を示した斜視図である。 本発明の一実施形態の包装緩衝部材のシート材の構造を説明するための平面図である。 本発明の一実施形態の包装緩衝部材を外装箱内に配置した状態を示した平面図である。 本発明の一実施形態の包装緩衝部材の構造を示した側面図である。 本発明の一実施形態の包装緩衝部材の構造をシート材側(一方面側)から示した図である。 本発明の一実施形態の包装緩衝部材の構造を多孔質緩衝体側(他方面側)から示した図である。 本発明の一実施形態の第1の包装緩衝部材上に周縁部緩衝体を配置した状態を示した平面図である。 本発明の一実施形態の第2の包装緩衝部材を周縁部緩衝体上に配置した状態を示した平面図である。 本発明の一実施形態の包装緩衝部材を備えた包装材を用いて被梱包物を梱包した状態を示した側面断面図である。 本発明の一実施形態の包装緩衝部材の挟持片が外装箱の内面に当接した状態を示した側面断面図である。 本発明の変形例の包装緩衝部材の挟持片の構造を説明するための拡大平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1〜図10を参照して、本発明の一実施形態による包装緩衝部材10を備えた包装材1の構造について説明する。図1に示すように、包装材1は、被梱包物50(例えば電子機器等の製品)の上方および下方に配置される2つの包装緩衝部材10と、被梱包物50の4つの側面に配置され、被梱包物50の側面を保護する4つの周縁部緩衝体20と、上面が開口しているとともに、上方から包装緩衝部材10、周縁部緩衝体20および被梱包物50が収納される段ボールケースである外装箱30と、を備えている。
包装緩衝部材10は図1および図2に示すように、被梱包物50に接触する(被梱包物50側に配置される)一方面を有する段ボールシートであるシート材11と、シート材11の他方面(一方面とは反対側の面)に固定される2つの多孔質緩衝体12と、によって構成されている。
シート材11は、段ボールを金型を用いて裁断し所定位置で折り曲げることにより形成される。シート材11は図3に示すように、対向する2つの短辺11aと、対向する2つの長辺11bと、を有する略長方形状に形成されている。
2つの短辺11aの各々には、A方向(突出部の突出方向、長辺11bの延びる方向)外側に突出する2つの突出部11cが形成されている。この突出部11cは図4に示すように、包装緩衝部材10が外装箱30内に配置された状態で、外装箱30の内面から所定の隙間を隔てて配置される。すなわち、シート材11のA方向の長さ(突出部11cの先端同士の距離)L11cは、外装箱30のA方向の内寸(A方向に対向する内面同士の距離)L30aよりも小さい。
図3に示すように、突出部11cの根元部分には、突出部11cを挟むようにA方向に延びる一対の切り欠き部11dが形成されている。また、突出部11cは先細り形状に形成されているとともに、先端部が円弧状に形成されている。
各短辺11aにおいて2つの突出部11cは、B方向(A方向と直交する方向、後述する挟持片11fの突出方向)の両側に分かれて形成されている。また、短辺11aのB方向の中央部には、包装緩衝部材10を外装箱30に対して出し入れする際に、作業者の指を掛けるための係合溝11eが形成されている。
シート材11の2つの長辺11b(B方向の縁部)の各々には、B方向外側に突出する複数対(ここでは二対)の挟持片11fが形成されている。一対の挟持片11fの対向部分には、互いに内側に向かって突出する第1凸部11gが形成されている。図2および図5に示すように、一対の挟持片11fを多孔質緩衝体12側(他方面側)に折り曲げた状態で、一対の挟持片11f同士の間の距離L11gは、多孔質緩衝体12のA方向の幅L12よりも狭く、挟持片11fは、多孔質緩衝体12に食い込んでいる。より詳しくは、挟持片11fの第1凸部11gは、多孔質緩衝体12のシート材11寄りの部分(多孔質緩衝体12の高さ方向(C方向)の中央よりもシート材11に近い部分)に食い込んでいる。なお、本実施形態では、挟持片11fは、長辺11bに平行な折り線に沿って折り曲げられる。
また、図3に示すように、挟持片11fの先端部には、第1凸部11gよりもB方向(挟持片11fが折り曲げられていない状態での挟持片11fの突出方向)外側に突出する第2凸部11hが形成される。また、図3に示すように、挟持片11fが折り曲げられていない状態において、シート材11のB方向の長さ(第2凸部11hの先端同士のB方向の距離)L11hは、外装箱30のB方向の内寸L30b(図4参照)よりも大きい。
また、一対の挟持片11fの間には、シート材11の長辺11b(B方向の縁部)からB方向外側に突出するとともに多孔質緩衝体12を支持する支持面部11iが形成されている。この支持面部11iのA方向の幅L11i(図3参照)は図6および図7に示すように、多孔質緩衝体12のA方向の幅L12と略等しい。
多孔質緩衝体12は、例えば、スポンジなどの多孔質樹脂により形成されている。多孔質緩衝体12は、A方向の両側に1つずつ設けられている。多孔質緩衝体12は、B方向に延びる直方体に形成されており、B方向の両端部が挟持片11fによって挟持されている。すなわち、多孔質緩衝体12は、接着部材(接着剤や粘着両面テープ等)を用いずにシート材11に固定されている。なお、図4に示すように、多孔質緩衝体12のB方向の長さは、外装箱30のB方向の内寸(B方向に対向する内面同士の距離)L30bと略同じ大きさに形成されている。
周縁部緩衝体20は、多孔質緩衝体12と同様、スポンジなどの多孔質樹脂により形成されている。周縁部緩衝体20は図1に示すように、シート材11の一方面の周縁部上に配置され、その内側に被梱包物50が配置される。
多孔質緩衝体12および周縁部緩衝体20は、被梱包物50に加わる衝撃を吸収する機能を有し、被梱包物50が落下や転倒等した際に被梱包物50を保護する。
また、図8に示すように、短辺11aに配置された周縁部緩衝体20のA方向の厚み(幅)L20は、外装箱30のA方向の内寸L30aとシート材11の2つの短辺11a(突出部11cが形成された対向する2辺)の間の距離L11aとの差よりも大きい。これにより、突出部11cが折れ曲がる(つぶれる)ことにより短辺11aが外装箱30の内面に当接するまで包装緩衝部材10が偏って配置された場合であっても、周縁部緩衝体20の下面が第1の包装緩衝部材10a(図1の下側の包装緩衝部材10)により支持されなくなったり、第2の包装緩衝部材10b(図1の上側の包装緩衝部材10)の下面が周縁部緩衝体20により支持されなくなったりするのを、防止することができる。
この包装材1を用いて被梱包物50を梱包する場合は図1および図4に示すように、上面が開口した外装箱30の底部に、シート材11を上側にした状態で第1の包装緩衝部材10aを配置する。そして、図8に示すように、第1の包装緩衝部材10aのシート材11の周縁部上に、周縁部緩衝体20を配置する。
その後、周縁部緩衝体20で囲まれた空間に、被梱包物50(図1参照)を配置する。そして、図9に示すように、周縁部緩衝体20および被梱包物50上に、シート材11を下側にした状態で第2の包装緩衝部材10bを配置する。
最後に、図10に示すように、外装箱30の上蓋30aを閉じて固定することにより、被梱包物50の梱包作業が完了する。
本実施形態では、上記のように、挟持片11fを他方面側に折り曲げた状態で、一対の挟持片11f同士の間の距離L11gは、多孔質緩衝体12のA方向の幅L12よりも狭い。これにより、挟持片11fにより多孔質緩衝体12を固定することができる。すなわち、接着部材を用いずに、シート材11と多孔質緩衝体12とを固定することができる。さらに、接着部材を用いないので、包装緩衝部材10の分別作業(シート材11と多孔質緩衝体12とに分別する作業)を容易に行うことができる。
また、上記のように、一対の挟持片11fの対向部分には、互いに内側に向かって突出する第1凸部11gが形成されている。これにより、挟持片11fを容易に多孔質緩衝体12に食い込ませることができる。
また、上記のように、挟持片11fの先端部には、第1凸部11gよりもB方向外側に突出する第2凸部11hが形成されている。これにより、挟持片11fを折り曲げた状態で第2凸部11hにより多孔質緩衝体12の側面を支持することができるので、一対の挟持片11fの隣接する方向(挟持片11fが形成された長辺11bの延びる方向)に多孔質緩衝体12が傾いたり移動したりするのを抑制することができる。
また、上記のように、一対の挟持片11fを他方面側に折り曲げた状態で、挟持片11fは、多孔質緩衝体12のシート材11寄りの部分を挟持する。このように、多孔質緩衝体12を固定する部分を、シート材11寄りの部分に限定することによって、多孔質緩衝体12の緩衝性能を容易に保持することができる。
また、上記のように、一対の挟持片11fの間には、シート材11の長辺11bから外側に突出するとともに多孔質緩衝体12を支持する支持面部11iが形成されている。これにより、多孔質緩衝体12のより広い部分をシート材11により支持することができるので、多孔質緩衝体12の緩衝性能をより向上させることができる。
また、上記のように、多孔質緩衝体12の両端部が挟持片11fによって挟持される。これにより、多孔質緩衝体12がシート材11から外れるのをより抑制することができる。
また、上記のように、挟持片11fが折り曲げられていない状態において、シート材11のB方向の長さL11hは、外装箱30のB方向の内寸L30bよりも大きい。これにより、挟持片11fを折り曲げて多孔質緩衝体12をシート材11に固定し、包装緩衝部材10を外装箱30内に配置した状態において、挟持片11fが折り曲げ方向とは逆方向に戻ろうとした場合に、図11に示すように、挟持片11fが外装箱30の内面に当接する。このため、挟持片11fが元の状態(折り曲げ前の状態)に戻るのを防止することができるので、挟持片11fが多孔質緩衝体12から外れるのを防止することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、挟持片11fをシート材11の2つの長辺11bに設けた例について示したが、本発明はこれに限らない。挟持片11fをシート材11の2つの短辺11aに設けてもよいし、1つの辺(1つの短辺11aまたは1つの長辺11b)のみに設けてもよい。また、多孔質緩衝体12の形状によっては、挟持片11をシート材11の4つの辺に設けることも可能である。
また、上記実施形態では、挟持片11fを長辺11bに平行な折り線に沿って折り曲げた例について示したが、本発明はこれに限らない。例えば図12に示した本発明の変形例の包装緩衝部材10のシート材11のように、一対の挟持片11fを他方面側に折り曲げた場合に一対の挟持片11f同士の間の距離L11gが折り曲げ前に比べて広がるように、挟持片11fを、長辺11bに対して傾斜した折り線に沿って折り曲げてもよい。このように構成すれば、挟持片11fが折り曲げ方向とは逆方向に戻ろうとした場合、一対の挟持片11f同士の間の距離L11gが狭くなっていく。このとき、挟持片11fの多孔質緩衝体12に対する食い込み量が多くなっていくので、挟持片11fと多孔質緩衝体12との間の摩擦力が大きくなっていく。このため、挟持片11fが元の状態(折り曲げ前の状態)に戻るのを容易に抑制することができるので、挟持片11fが多孔質緩衝体12から外れるのを容易に抑制することができる。
また、上記実施形態では、包装緩衝部材10を被梱包物50の上方および下方に配置した例について示したが、本発明はこれに限らない。包装緩衝部材10を被梱包物50の下方のみに配置してもよいし、被梱包物50の側方に配置してもよい。
1 包装材
10 包装緩衝部材
11 シート材
11b 長辺(縁部、辺)
11f 挟持片
11g 第1凸部
11h 第2凸部
11i 支持面部
12 多孔質緩衝体
30 外装箱
50 被梱包物
L11g 一対の挟持片同士の間の距離
L11h シート材のB方向の長さ(シート材の挟持片の突出方向の長さ)
L12 多孔質緩衝体のA方向の幅(多孔質緩衝体の幅)
L30b 外装箱のB方向の内寸(外装箱の挟持片の突出方向の内寸)

Claims (10)

  1. 被梱包物に接触する一方面を有するシート材と、
    前記シート材の一方面とは反対側の他方面に固定される多孔質緩衝体と、
    を備え、
    前記シート材の縁部には、前記多孔質緩衝体を挟持する少なくとも一対の挟持片が折り線を介して連設され、
    前記一対の挟持片を前記他方面側に折り曲げた状態で、前記一対の挟持片同士の間の距離は、前記多孔質緩衝体の幅よりも狭く、
    前記一対の挟持片の対向部分には、互いに内側に向かって突出する第1凸部が形成されており、
    前記挟持片の先端部には、前記第1凸部よりも前記挟持片の突出方向に突出する第2凸部が形成されていることを特徴とする包装緩衝部材。
  2. 前記一対の挟持片の間には、前記シート材の縁部から外側に突出するとともに前記多孔質緩衝体を支持する支持面部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装緩衝部材。
  3. 被梱包物に接触する一方面を有するシート材と、
    前記シート材の一方面とは反対側の他方面に固定される多孔質緩衝体と、
    を備え、
    前記シート材の縁部には、前記多孔質緩衝体を挟持する少なくとも一対の挟持片が折り線を介して連設され、
    前記一対の挟持片を前記他方面側に折り曲げた状態で、前記一対の挟持片同士の間の距離は、前記多孔質緩衝体の幅よりも狭く、
    前記一対の挟持片の間には、前記シート材の縁部から外側に突出するとともに前記多孔質緩衝体を支持する支持面部が形成されていることを特徴とする包装緩衝部材。
  4. 前記挟持片は、前記縁部に対して傾斜した折り線に沿って折り曲げられ、
    前記一対の挟持片を前記他方面側に折り曲げることにより、前記一対の挟持片同士の間の距離が折り曲げ前に比べて広がることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装緩衝部材。
  5. 被梱包物に接触する一方面を有するシート材と、
    前記シート材の一方面とは反対側の他方面に固定される多孔質緩衝体と、
    を備え、
    前記シート材の縁部には、前記多孔質緩衝体を挟持する少なくとも一対の挟持片が折り線を介して連設され、
    前記一対の挟持片を前記他方面側に折り曲げた状態で、前記一対の挟持片同士の間の距離は、前記多孔質緩衝体の幅よりも狭く、
    前記挟持片は、前記縁部に対して傾斜した折り線に沿って折り曲げられ、
    前記一対の挟持片を前記他方面側に折り曲げることにより、前記一対の挟持片同士の間の距離が折り曲げ前に比べて広がることを特徴とする包装緩衝部材。
  6. 前記一対の挟持片を前記他方面側に折り曲げた状態で、前記挟持片は、前記多孔質緩衝体の前記シート材寄りの部分を挟持することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の包装緩衝部材。
  7. 前記一対の挟持片は、前記シート材の対向する2辺の各々に形成され、
    前記多孔質緩衝体の両端部が前記挟持片によって挟持されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の包装緩衝部材。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の包装緩衝部材と、
    前記被梱包物および前記包装緩衝部材を収納する外装箱と、
    を備えることを特徴とする包装材。
  9. 前記挟持片が折り曲げられていない状態において、前記シート材の前記挟持片の突出方向の長さは、前記外装箱の前記挟持片の突出方向の内寸よりも大きいことを特徴とする請求項8に記載の包装材。
  10. 被梱包物に接触する一方面を有するシート材と、前記シート材の一方面とは反対側の他方面に固定される多孔質緩衝体と、を有する包装緩衝部材と、
    前記被梱包物および前記包装緩衝部材を収納する外装箱と、
    を備え、
    前記シート材の縁部には、前記多孔質緩衝体を挟持する少なくとも一対の挟持片が折り線を介して連設され、
    前記一対の挟持片を前記他方面側に折り曲げた状態で、前記一対の挟持片同士の間の距離は、前記多孔質緩衝体の幅よりも狭く、
    前記挟持片が折り曲げられていない状態において、前記シート材の前記挟持片の突出方向の長さは、前記外装箱の前記挟持片の突出方向の内寸よりも大きいことを特徴とする包装材。
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