JP6058838B1 - 梱包箱用緩衝材及び梱包方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的低い搬送コストで、大きさ及び種類が異なる複数の物品を固定することができる梱包箱用緩衝材を提供する。【解決手段】本発明に係る梱包箱用緩衝材1は、第1方向に延伸する第1辺16と、第1辺に対向する第2辺17を有する方形の基部10と、基部10の第1辺16から、第1方向と直交する第2方向に延伸する複数の第1押止部21〜23と、を有し、基部10が梱包箱100の底面に接し且つ複数の第1押止部21〜23のそれぞれが梱包箱100の側壁部及び基部10の上方に収容された物品301、302に接するように配置されたときに、物品301、302を固定可能であり、複数の第1押止部21〜23のそれぞれは、第1方向に延伸する複数の屈折部27と、複数の屈折部27の間に設けられた複数の平板部26とを有し、複数の平板部26が山部に位置する屈折部27と谷部に位置する屈折部27とが交互に並ぶように波付けされる。【選択図】図11

Description

本発明は、梱包箱用緩衝材及び梱包箱用緩衝材を使用した梱包方法に関する。
梱包箱に収容され搬送される製品を、衝撃及び振動から保護するために梱包箱の内部に収容される緩衝材として、ダンボール紙とも称されるライナー紙で形成された緩衝材を使用することが知られる(例えば、特許文献1及び2を参照)。
特許文献1には、物品が収容される梱包箱において、波状に交互に折り曲げた紙製の緩衝材を、物品の下面、上面及び側壁に非接着に配置することが記載される。また、特許文献2には、断面が連続する波形状に折り曲げられた蛇腹形状をなし、収容される物品の下に重ねられることで、収容される物品を保護する緩衝用のフラップを一体的に有する梱包箱が記載される。
特開2002-255157号公報 特開2011-73757号公報
しかしながら、特許文献1及び2に記載される緩衝材及び梱包箱では、大きさ及び種類が異なる複数の物品を搬送するときに、大きさが比較的小さい物品は、梱包箱の内部で緩衝材により充分に固定されずに、搬送中に破損するおそれがある。そこで、大きさが異なる複数の物品が収容された梱包箱の内部の隙間に、ピロー型等のエア緩衝材を挿入して、収容された物品を充分に固定することで、物品の破損は防止される。しかしながら、大きさ及び種類が異なる複数の物品が収容された梱包箱の内部の隙間にエア緩衝材を挿入する作業は、収容される物品の数及び大きさが搬送先に応じて梱包箱毎に相違するため、自動化することが容易ではなく、作業者の手作業によることがある。作業者は、梱包箱に収容された物品の全てが十分に固定されるようにエア緩衝材を挿入する必要があるため、エア緩衝材を挿入する作業の作業時間は、比較的長い時間を要するおそれがある。また、収容される物品の数が少なく且つ収容される物品の大きさが小さい場合には、物品を充分に固定するために、多くのエア緩衝材を挿入する必要があり、使用されるエア緩衝材の数が増加するおそれがある。エア緩衝材を挿入して梱包箱内部の物品を充分に固定する物品固定方法は、搬送中に物品が破損するおそれが低くなるが、エア緩衝材を挿入する作業の作業時間が比較的長い上に、エア緩衝材を多く使用するために、搬送コストが増加するおそれがある。
本発明は、比較的低い搬送コストで、大きさ及び種類が異なる複数の物品を固定することができる梱包箱用緩衝材を提供することを目的とする。
上記目的を実現するため、本発明に係る梱包箱用緩衝材は、第1方向に延伸する第1辺と、第1辺に対向する第2辺を有する方形の基部と、基部の第1辺から、第1方向と直交する第2方向に延伸する複数の第1押止部と、を有し、基部が梱包箱の底面に接し且つ複数の第1押止部のそれぞれが梱包箱の側壁部及び基部の上方に収容された物品に接するように配置されたときに、物品を固定可能な梱包箱用緩衝材であって、複数の第1押止部のそれぞれは、第1方向に延伸する複数の屈折部と、複数の屈折部の間に設けられた複数の平板部とを有し、複数の平板部が山部に位置する屈折部と谷部に位置する屈折部とが交互に並ぶように波付けされることを特徴とする。
本発明に係る梱包箱用緩衝材では、複数の第1押止部のそれぞれの山部に位置する屈折部は、隣接する第1押止部の谷部に位置する屈折部と隣接して配置され、複数の第1押止部のそれぞれの谷部に位置する屈折部は、隣接する第1押止部の山部に位置する屈折部と隣接して配置されることが好ましい。
本発明に係る梱包箱用緩衝材は、基部の第2辺から、第2方向の反対の方向に延伸する複数の第2押止部を更に有し、複数の第2押止部のそれぞれは、第1方向に延伸する複数の屈折部と、複数の屈折部の間に設けられた複数の平板部とを有し、複数の平板部が山部に位置する屈折部と谷部に位置する屈折部とが交互に並ぶように波付けされることが好ましい。
本発明に係る梱包箱用緩衝材は、第2方向に延伸する基部の第3辺から、第1方向に延伸する複数の第3押止部と、第3辺に対向する第4辺から、第1方向と反対の方向に延伸する複数の第4押止部と、を更に有し、複数の第3押止部及び4押止部のそれぞれは、第2方向に延伸する複数の屈折部と、複数の屈折部の間に設けられた複数の平板部とを有し、複数の平板部が山部に位置する屈折部と谷部に位置する屈折部とが交互に並ぶように波付けされることが好ましい。
本発明に係る梱包箱用緩衝材は、第2方向に延伸する基部の第3辺から、第1方向に延伸する複数の第3押止部を更に有し、複数の第3押止部のそれぞれは、第2方向に延伸する複数の屈折部と、複数の屈折部の間に設けられた複数の平板部とを有し、複数の平板部が山部に位置する屈折部と谷部に位置する屈折部とが交互に並ぶように波付けされることが好ましい。
また、本発明に係る梱包方法は、第1方向に延伸する第1辺と、第1辺に対向する第2辺を有する方形の基部と、基部の第1辺から、第1方向と直交する第2方向に延伸する複数の第1押止部と、を有し、基部が梱包箱の底面に接し且つ複数の第1押止部のそれぞれが梱包箱の側壁部及び基部の上方に収容された物品に接するように配置されたときに、物品を固定可能な梱包箱用緩衝材であって、複数の第1押止部のそれぞれは、第1方向に延伸する複数の屈折部と、複数の屈折部の間に設けられた複数の平板部とを有し、複数の平板部が山部に位置する屈折部と谷部に位置する屈折部とが交互に並ぶように波付けされる梱包箱用緩衝材を使用した梱包方法であって、梱包箱用緩衝材を、基部が梱包箱の底面に接し且つ複数の第1押止部のそれぞれの谷部が梱包箱の側壁部に接するように配置し、基部の上方に物品を収容し、山部に位置する屈折部に位置する屈折部が物品に接するように、複数の第1押止部のそれぞれを押下する、ことを含むことを特徴とする。
本発明によれば、比較的低い搬送コストで、大きさ及び種類が異なる複数の物品を固定することができる梱包箱用緩衝材が提供される。
第1実施形態に係る梱包箱用緩衝材の斜視図である。 図1に示す第1押止部の側面図である。 (a)は図1に示す第1右押止部の第1の状態の側面図であり、(b)は図1に示す第1右押止部の第2の状態の側面図である。 図1に示す梱包箱用緩衝材に加工されるダンボール材の平面図である。 図1に示す梱包箱用緩衝材を使用して梱包箱に物品を収容する第1工程である。 図1に示す梱包箱用緩衝材を使用して梱包箱に物品を収容する第2工程である。 図1に示す梱包箱用緩衝材を使用して梱包箱に物品を収容する第3工程である。 図1に示す梱包箱用緩衝材を使用して梱包箱に物品を収容する第4工程である。 図1に示す梱包箱用緩衝材を使用して梱包箱に物品を収容する第5工程である。 図1に示す梱包箱用緩衝材を使用して梱包箱に物品を収容する第6工程である。 図1に示す梱包箱用緩衝材を使用して梱包箱に物品を収容する第7工程である。 図9に示す第5工程における図1に示す第1右押止部の動作を示す図であり、(a)は第1右押止部が押下される前の状態を示し、(b)は第1右押止部が押下された後の状態を示す。 第2実施形態に係る梱包箱用緩衝材の斜視図である。 図9に示す第5工程における第1右押止部の動作の他の態様を示す図である。 実施形態に係る梱包箱用緩衝材の第1変形例の斜視図である。 実施形態に係る梱包箱用緩衝材の第2変形例の斜視図である。 実施形態に係る梱包箱用緩衝材の第3変形例の斜視図である。
以下の図面を参照して、本発明に係る梱包箱用緩衝材及び梱包箱用緩衝材を使用した梱包方法について説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明との均等物に及ぶ点に留意されたい。
(実施形態に係る梱包箱用緩衝材の概要)
実施形態に係る梱包箱用緩衝材は、基部と、基部の一辺から延伸し且つ蛇腹状に波付けされることで伸縮可能な複数の押止部を有する。梱包箱に大きさが異なる複数の物品を収容するとき、実施形態に係る梱包箱用緩衝材の基部は、梱包箱の底面部に接するように配置され、複数の押止部のそれぞれは、梱包箱の側壁部に接するように配置される。全ての物品が梱包箱に収容された後に、作業者は、梱包箱の上方からの複数の押止部のそれぞれの端部を押下する。複数の押止部は、梱包箱の上方から端部を押下されると、それぞれの山部が物品の側壁と接触する位置で固定される。複数の押止部のそれぞれが、山部が物品の側壁と接触する位置で固定されることで、実施形態に係る梱包箱用緩衝材は、大きさが相違する物品が収容される場合でも、物品を、それぞれ固定することができる。
(第1実施形態に係る梱包箱用緩衝材の構成及び機能)
図1は、第1実施形態に係る梱包箱用緩衝材の斜視図である。図1に示す2つの矢印の一方は以下の説明で使用される第1方向を示し、2つの矢印の他方は第1方向に直交する第2方向を示す。
梱包箱用緩衝材1は、方形の基部10と、第1押止部20と、第2押止部30とを有し、ライナー紙で一体成型される。基部10は、第1平板部11と、第2平板部12と、第1平板部11と第2平板部12との間に位置する突起部13と、第1傾斜部14と、第2傾斜部15とを有する。基部10は、第1方向に延伸する第1辺16及び第2辺17と、第2方向に延伸する第3辺18及び第4辺19とにより囲まれた方形の形状を有する。第1平板部11及び第2平板部12のそれぞれは、第1方向に延伸する長辺と、第2方向に延伸する短辺とを有する。突起部13は、第1方向に延伸する断面V字型の凹部であり、基部10の裏面方向に凹むことにより、突起部13の裏面は、第1平板部11及び第2平板部12の裏面よりも下方に位置することになり、基部10の裏面に第1方向に延伸する山部を形成する。第1傾斜部14は第1平板部11の一辺から第1平板部11の外側に傾斜して延伸する平板部であり、第2傾斜部15は第2平板部12の一辺から第2平板部12の外側に傾斜して延伸する平板部である。
第1押止部20は、第1右押止部21と、第1中央押止部22と、第1左押止部23とを含む。第1右押止部21、第1中央押止部22及び第1左押止部23のそれぞれは、第1辺16から第2方向に延伸する。第1右押止部21、第1中央押止部22及び第1左押止部23のそれぞれは、第1辺16と対向する第1傾斜部14の辺を軸として回動可能である。第1右押止部21、第1中央押止部22及び第1左押止部23のそれぞれは、複数の平板部26と、複数の平板部26の間に位置し、第1方向に延伸する複数の屈折部27とを有する。複数の平板部26のそれぞれは、長辺、短辺及び幅の何れもが同一であり、同一の形状を有する。複数の平板部26は、屈折部27を介して互いに連設され且つ屈折部27を軸として回動可能である。複数の平板部26のそれぞれは、屈折部27において、隣接する平板部26と反対方向に折り曲げられる。第1右押止部21、第1中央押止部22及び第1左押止部23のそれぞれは、隣接する平板部26が反対方向に折り曲げられることで、矢印Aで示される山部に位置する屈折部27と矢印Bで示される谷部に位置する屈折部27とが交互に並ぶように波付けされる。
図2は、第1押止部20の側面図である。
図2において矢印Aで示される第1右押止部21の山部に位置する屈折部27の第2方向上の位置は、図2において矢印Bで示される第1中央押止部22の谷部に位置する屈折部27の第2方向上の位置と同一である。また、図2において矢印Cで示される第1右押止部21の谷部に位置する屈折部27の第2方向上の位置は、図2において矢印Dで示される第1中央押止部22の山部に位置する屈折部27の第2方向上の位置と同一である。すなわち、第1右押止部21の山部に位置する屈折部27は、第1中央押止部22の谷部に位置する屈折部27と隣接して配置され、第1右押止部21の谷部に位置する屈折部27は、第1中央押止部22の山部に位置する屈折部27と隣接して配置される。隣接する第1右押止部21及び第1中央押止部22は、延伸方向である第2方向での山部に位置する屈折部27と谷部に位置する屈折部27の位置とが反対になり、位相が逆転する。
同様に、隣接する第1中央押止部22の山部に位置する屈折部27の第2方向上の位置は、第1左押止部23の谷部に位置する屈折部27の第2方向上の位置と同一である。また、第1中央押止部22の谷部に位置する屈折部27の第2方向上の位置は、第1左押止部23の山部に位置する屈折部27の第2方向上の位置と同一である。第1中央押止部22の山部に位置する屈折部27は、第1左押止部23の谷部に位置する屈折部27と隣接して配置され、第1中央押止部22の谷部に位置する屈折部27は、第1左押止部23の山部に位置する屈折部27と隣接して配置される。第1中央押止部22及び第1左押止部23は、延伸方向である第2方向での山部に位置する屈折部27と谷部に位置する屈折部27の位置とが反対になり、位相が逆転する。また、第1右押止部21及び第1左押止部23は、延伸方向である第2方向での山部に位置する屈折部27と谷部に位置する屈折部27の位置とが同一になり、位相が一致する。
図3(a)は第1右押止部21の第1の状態の側面図であり、図3(b)は第1右押止部21の第2の状態の側面図である。図3(b)に示す第2の状態は、図3(a)に示す第1右押止部21が第1の状態から図3(b)において矢印Aで示される方向に力が印加された状態である。
第2の状態では、矢印Aで示される方向から第1右押止部21に力が印加されることで、第1右押止部21の複数の平板部26のそれぞれが屈折部27を軸として回動する。第2の状態における第1右押止部21の長さL2は、第1の状態における第1右押止部21の長さL1よりも短く、第2の状態における第1右押止部21の高さH2は、第1の状態における第1右押止部21の高さH1よりも高い。第1右押止部21は、横方向から力が印加されることにより山部に位置する屈折部27と谷部に位置する屈折部27との間の距離が離れて、高さが高くなる。同様に、第1中央押止部22及び第1左押止部23は、横方向から力が印加されることにより山部に位置する屈折部27と谷部に位置する屈折部27との間の距離が離れて、高さが高くなる。
第2押止部30は、第2右押止部31と、第2中央押止部32と、第2左押止部33とを含む。第2右押止部31、第2中央押止部32及び第2左押止部33のそれぞれは、第2辺17から第2方向と反対方向に延伸する。第2右押止部31、第2中央押止部32及び第2左押止部33のそれぞれは、第2辺17と対向する第2傾斜部15の辺を軸として回動可能である。第2右押止部31、第2中央押止部32及び第2左押止部33のそれぞれは、複数の平板部36と、第1方向に延伸する複数の屈折部37とを有する。複数の平板部36のそれぞれは、長辺、短辺及び幅の何れもが同一であり、同一の形状を有する。複数の平板部36は、平板部26と同様に、屈折部37を介して互いに連設され且つ屈折部37を軸として回動可能である。第2右押止部31、第2中央押止部32及び第2左押止部33のそれぞれは、平板部36のそれぞれが、隣接する平板部36が反対方向に折り曲げられることにより、山部に位置する屈折部37と谷部に位置する屈折部37とが交互に並ぶように波付けされる。
隣接する第2右押止部31及び第2中央押止部32は、延伸方向である第2方向での山部に位置する屈折部37と谷部に位置する屈折部37の位置とが反対になり、位相が逆転する。隣接する第2中央押止部32及び第2左押止部33は、延伸方向である第2方向での山部に位置する屈折部37と谷部に位置する屈折部37の位置とが反対になり、位相が逆転する。また、第2右押止部31及び第2左押止部33は、延伸方向である第2方向での山部に位置する屈折部37と谷部に位置する屈折部37の位置とが同一になり、位相が一致する。
第2右押止部31と、第2中央押止部32と、第2左押止部33のそれぞれは、横方向から力が印加されることにより山部に位置する屈折部37と谷部に位置する屈折部37との間の距離が離れて、高さが高くなる。
(第1実施形態に係る梱包箱用緩衝材の成型方法)
図4は、梱包箱用緩衝材1に加工されるダンボール材の平面図である。
梱包箱用緩衝材1は、平板状のダンボール材900を不図示のプレス加工機によって、プレス加工することで成型される。突起部13は、第1方向に延伸する一対の長破線902及び903を端部として、第1方向に延伸する二点鎖線901が谷部になるようにV字加工することで形成される。第1傾斜部14及び第2傾斜部15のそれぞれは、第1方向に延伸する長破線904及び905を端部として折り曲げ加工することで形成される。第1右押止部21と第1中央押止部22との間、第1中央押止部22と第1左押止部23との間は、破線911及び912を裁断加工することにより分離される。また、第1右押止部21、第1中央押止部22及び第1左押止部23のそれぞれは、長破線913を端部として、一点鎖線914が山部に位置する屈折部27になり且つ二点鎖線915が谷部に位置する屈折部27になるように折り曲げ加工することで形成される。第2押止部30は、第1押止部20と同様に、破線921及び922を裁断加工し、長破線923を端部として、一点鎖線924が山部に位置する屈折部37になり且つ二点鎖線925が谷部に位置する屈折部37になるように折り曲げ加工して形成される。
(第1実施形態に係る梱包箱用緩衝材の運搬方法)
成型された梱包箱用緩衝材1は、複数個が表面と裏面とは互いに接するように重ね合わせて運搬される。第1押止部20及び第2押止部30を第2方向に引き伸ばして重ね合わせることにより、重ね合わせることができる梱包箱用緩衝材1の数を増やすことができると共に、重ね合わせたときの厚さを削減できる。
(第1実施形態に係る梱包箱用緩衝材を使用しての梱包箱への物品の収容)
図5は梱包箱用緩衝材1を使用して梱包箱に物品を収容する第1工程であり、図6は梱包箱用緩衝材1を使用して梱包箱に物品を収容する第2工程であり、図7は梱包箱用緩衝材1を使用して梱包箱に物品を収容する第3工程である。図8は梱包箱用緩衝材1を使用して梱包箱に物品を収容する第4工程であり、図9は梱包箱用緩衝材1を使用して梱包箱に物品を収容する第5工程であり、図10は梱包箱用緩衝材1を使用して梱包箱に物品を収容する第6工程である。そして、図11は梱包箱用緩衝材1を使用して梱包箱に物品を収容する第7工程である。図5〜11を参照して説明される収容作業は、不図示の作業者により行われる。図5〜11において、梱包箱用緩衝材1は実線で示され、梱包箱は破線で示され、収容される物品は一点鎖線で示される。
まず、作業者は、梱包箱100を準備する(図5を参照)。梱包箱100は、第1底面外フラップ111と、第2底面外フラップ112と、第1底面内フラップ113と、第2底面内フラップ114とにより方形の底面部110が形成される。また、梱包箱100は、底面部110の4つの辺のそれぞれから直立する第1側壁部121、第2側壁部122、第3側壁部123及び第4側壁部124を更に有する。また、梱包箱100は、上面部を形成する第1上面外フラップ131と、第2上面外フラップ132と、第1上面内フラップ133と、第2上面内フラップ134とを更に有する。
次いで、作業者は、梱包箱用緩衝材1を梱包箱100に装入する(図6を参照)。梱包箱100に装入されるとき、基部10は、裏面が底面部110に対向し且つ突起部13が底面部110に接するように配置される。また、第1押止部20は、第1側壁部121の直立方向に平行に延伸し且つ谷部に位置する屈折部27が第1側壁部121に接するように配置される。一方、第2押止部30は、第2側壁部122の直立方向に平行に延伸し且つ谷部に位置する屈折部37が第2側壁部122に接するように配置される。
次いで、作業者は、補助緩衝材200を梱包箱100に装入する(図7を参照)。補助緩衝材200は、基部10と同様に、第1平板部201と、第2平板部202と、第1平板部201と第2平板部202との間に位置する突起部203とを有する。補助緩衝材200は、裏面が第3側壁部123に対向し且つ突起部203が第3側壁部123に接するように配置される。
次いで、作業者は、第1物品301及び第2物品302を梱包箱100に装入する(図8を参照)。第1物品301及び第2物品302は何れも直方体形状を有する。第1物品301の長さは第1右押止部21、第1中央押止部22及び第1左押止部23のそれぞれの幅よりも長く且つ第1右押止部21、第1中央押止部22及び第1左押止部23のそれぞれの幅の2倍よりも短い。第1物品301の幅は第3側壁部123及び第4側壁部124の幅よりも短い。第2物品302の長さは第1右押止部21、第1中央押止部22及び第1左押止部23のそれぞれの幅よりも短い。第2物品302の幅は、第1物品301の幅よりも短い。
次いで、作業者は、第1右押止部21及び第1中央押止部22、並びに第2右押止部31及び第2中央押止部32の上端を押下することにより、第1物品301を固定する(図9を参照)。第1右押止部21及び第1中央押止部22の山部に位置する屈折部27は第1物品301の第1側壁部121に対向する面に接し、第2右押止部31及び第2中央押止部32の山部に位置する屈折部37は第1物品301の第2側壁部122に対向する面に接する。
次いで、作業者は、第1左押止部23及び第2左押止部33の上端を押下することにより、第2物品302を固定する(図10を参照)。第1左押止部23の山部に位置する屈折部27は、第2物品302の第1側壁部121に対向する面に接し、第2左押止部33の山部に位置する屈折部37は、第1物品301の第2側壁部122に対向する面に接する。
次いで、作業者は、第4側壁部124と、第1物品301の第4側壁部124と対向する面との間に複数のエアピロー400を挿入することで、第1物品301及び第2物品302を固定する(図11を参照)。そして、作業者は、第1上面外フラップ131、第2上面外フラップ132、第1上面内フラップ133及び第2上面内フラップ134を閉じ込み上板部を形成することで作業を終了する。
図12は、図9に示す第5工程における第1右押止部21の動作を示す図であり、図12(a)は第1右押止部21が押下される前の状態を示し、図12(b)は第1右押止部21が押下された後の状態を示す。
第1右押止部21が押下される前では、第1右押止部21の谷部に位置する屈折部27の少なくとも1つは、第1側壁部121に接するが、第1右押止部21の山部に位置する屈折部27は、第1物品301の第1側壁部121に対向する面に接しない。第1右押止部21が矢印Aで示される方向に押下された後では、第1右押止部21の谷部に位置する屈折部27は第1側壁部121に接すると共に、第1右押止部21の山部に位置する屈折部27は第1物品301の第1側壁部121に対向する面に接する。第1右押止部21の谷部に位置する屈折部27は第1側壁部121に接し、且つ第1右押止部21の山部に位置する屈折部27は第1物品301の第1側壁部121に対向する面に接することで、第1物品301は、第1右押止部21によって固定される。
(第2実施形態に係る梱包箱用緩衝材の構成及び機能)
図13は、第2実施形態に係る梱包箱用緩衝材の斜視図である。図12に示す2つの矢印の一方は以下の説明で使用される第1方向を示し、2つの矢印の他方は第1方向に直交する第2方向を示す。
梱包箱用緩衝材2は、第3押止部40と、第4押止部50とを有することが梱包箱用緩衝材2と相違する。第3押止部40及び第4押止部50以外の梱包箱用緩衝材2の構成要素の構成及び機能は、同一符号が付された梱包箱用緩衝材1の構成要素の構成及び機能と同一なので、ここでは詳細な説明は省略する。梱包箱用緩衝材2は、基部10、第1押止部20及び第2押止部30に加えて、第3押止部40及び第4押止部50を有することで、梱包箱の底面部及び4つの側壁部の緩衝材として機能することができる。
第3押止部40は、第3右押止部41と、第3中央右押止部42と、第3中央左押止部43と、第3左押止部44とを含む。第3右押止部41、第3中央右押止部42、第3中央左押止部43及び第3左押止部44のそれぞれは、第3辺18から第1方向に延伸する。第3右押止部41、第3中央右押止部42、第3中央左押止部43及び第3左押止部44のそれぞれは、第3辺18を軸として回動可能である。第3右押止部41、第3中央右押止部42、第3中央左押止部43及び第3左押止部44のそれぞれは、複数の平板部46と、複数の平板部46の間に位置し、第1方向に延伸する複数の屈折部47とを有する。複数の平板部26のそれぞれは、長辺、短辺及び幅の何れもが同一であり、同一の形状を有する。複数の平板部46は、屈折部47を介して互いに連設され且つ屈折部47を軸として回動可能である。複数の平板部46のそれぞれは、屈折部47において、隣接する平板部46と反対方向に折り曲げられる。第3右押止部41、第3中央右押止部42、第3中央左押止部43及び第3左押止部44は、隣接する平板部46が反対方向に折り曲げられることで、山部に位置する屈折部47と谷部に位置する屈折部47とが交互に並ぶように波付けされる。
隣接する第3右押止部41及び第3中央右押止部42は、延伸方向である第2方向での山部に位置する屈折部47と谷部に位置する屈折部47の位置とが反対になり、位相が逆転する。隣接する第3中央右押止部42及び第3中央左押止部43は、延伸方向である第2方向での山部に位置する屈折部47と谷部に位置する屈折部47の位置とが反対になり、位相が逆転する。隣接する第3中央左押止部43及び第3左押止部44は、延伸方向である第2方向での山部に位置する屈折部47と谷部に位置する屈折部47の位置とが反対になり、位相が逆転する。また、第3右押止部41及び第3中央左押止部43は、延伸方向である第2方向での山部に位置する屈折部47と谷部に位置する屈折部47の位置とが同一になり、位相が一致する。同様に、第3中央右押止部42及び第3左押止部44は、延伸方向である第2方向での山部に位置する屈折部47と谷部に位置する屈折部47の位置とが同一になり、位相が一致する。
第3右押止部41、第3中央右押止部42、第3中央左押止部43及び第3左押止部44のそれぞれは、横方向から力が印加されることにより山部に位置する屈折部47と谷部に位置する屈折部47との間の距離が離れて、高さが高くなる。
第4押止部50は、第4右押止部51と、第4中央右押止部52と、第4中央左押止部53と、第4左押止部54とを含む。第4右押止部51、第4中央右押止部52、第4中央左押止部53及び第4左押止部54のそれぞれは、第4辺19から第1方向と反対の方向に延伸する。第4右押止部51、第4中央右押止部52、第4中央左押止部53及び第4左押止部54のそれぞれは第4辺19を軸として回動可能である。第4右押止部51、第4中央右押止部52、第4中央左押止部53及び第4左押止部54のそれぞれは、複数の平板部56と、複数の平板部56の間に位置し、第1方向に延伸する複数の屈折部57とを有する。複数の平板部56のそれぞれは、長辺、短辺及び幅の何れもが同一であり、同一の形状を有する。複数の平板部56は、屈折部57を介して互いに連設され且つ屈折部57を軸として回動可能である。複数の平板部56のそれぞれは、屈折部57において、隣接する平板部56と反対方向に折り曲げられる。第4右押止部51、第4中央右押止部52、第4中央左押止部53及び第4左押止部54は、隣接する平板部56が反対方向に折り曲げられることで、山部に位置する屈折部57と谷部に位置する屈折部57とが交互に並ぶように波付けされる。
隣接する第4右押止部51及び第4中央右押止部52は、延伸方向である第2方向での山部に位置する屈折部57と谷部に位置する屈折部57の位置とが反対になり、位相が逆転する。隣接する第4中央右押止部52及び第4中央左押止部53は、延伸方向である第2方向での山部に位置する屈折部57と谷部に位置する屈折部57の位置とが反対になり、位相が逆転する。隣接する第4中央左押止部53及び第4左押止部54は、延伸方向である第2方向での山部に位置する屈折部57と谷部に位置する屈折部57の位置とが反対になり、位相が逆転する。また、第4右押止部51及び第4中央左押止部53は、延伸方向である第2方向での山部に位置する屈折部57と谷部に位置する屈折部57の位置とが同一になり、位相が一致する。同様に、第4中央右押止部52及び第4左押止部54は、延伸方向である第2方向での山部に位置する屈折部57と谷部に位置する屈折部57の位置とが同一になり、位相が一致する。
第4右押止部51、第4中央右押止部52、第4中央左押止部53、第4左押止部54のそれぞれは、横方向から力が印加されることにより山部に位置する屈折部57と谷部に位置する屈折部57との間の距離が離れて、高さが高くなる。
(実施形態に係る梱包箱用緩衝材の作用効果)
梱包箱用緩衝材1及び2では、複数の押止部20〜50のそれぞれが、山部が物品の側壁と接触する位置で固定されることで、大きさが相違する物品が収容される場合でも、物品を、それぞれ固定することができる。
また、梱包箱用緩衝材1及び2では、複数の押止部20〜50のそれぞれが、伸縮可能な蛇腹状の形状を有することで、縦方向に積まれた幅が相違する物品が収容される場合でも、幅が相違する複数の物品のそれぞれを固定することができる。
図14は、図9に示す第5工程における第1右押止部21の動作の他の態様を示す図である。図14では、梱包箱用緩衝材1は、梱包箱用緩衝材1は、基部10の表面に底面が接する第1物品311と、第1物品の上面に底面が接する第2物品312とが収容される。第2物品312の幅は、第1物品311の幅よりも短い。
図14に示す態様では、第1物品311よりも幅が短い第2物品312を固定する第1右押止部21の山部と谷部との間の高さは、第1物品311を固定する第1右押止部21の山部と谷部との間の高さよりも高くなる。梱包箱用緩衝材1及び2では、複数の押止部10〜40のそれぞれが、伸縮可能な蛇腹状の形状を有することで、幅が相違する第1物品311及び第2物品312が縦方向に積まれて収容される場合でも、第1物品311及び第2物品312の双方を固定できる。
梱包箱用緩衝材1は、物品の大きさにかかわらず、物品の幅方向又は長さ方向の何れか一方を固定できるので、エアピロー等の他の緩衝材の使用量を削減することができる。また、梱包箱用緩衝材2は、物品の大きさにかかわらず、物品の幅方向及び長さ方向の双方を固定できるので、エアピロー等の他の緩衝材を使用することなく、大きさが相違する物品を固定することができる。
また、梱包箱用緩衝材1及び2では、押止部の山部は隣接する押止部の谷部に隣接し、且つ押止部の谷部は隣接する押止部の山部に隣接することで、隣接する隣接の位相が逆転する。梱包箱用緩衝材1及び2では、隣接する隣接の位相が逆転することで、山部の間隔よりも高さが低い物品が山部の間に入り込むことで固定されなくなることを防止することができる。
また、梱包箱用緩衝材1及び2では、平板状の基部10が複数の押止部の間に配置されるので、作業者は、梱包箱の底面部に基部10を配置することで、容易に梱包箱用緩衝材1及び2を収容箱の内部に収容できる。また、基部10は、第1平板部11及び第2平板部12と、第1平板部11と第2平板部12との間に位置し且つ裏面方向に突起する突起部を有するので、梱包箱に収容される物品を底面方向からの衝撃から保護することができる。
(実施形態に係る梱包箱用緩衝材の変形例)
梱包箱用緩衝材1では、基部10の第1辺16及び第2辺17のそれぞれに3つの押止部21〜23及び31〜33が接合され、梱包箱用緩衝材2では、基部10の第3辺18及び第4辺19のそれぞれに4つの押止部41〜44及び41〜44が接合される。しかしながら、実施形態に係る梱包箱用緩衝材では、基部10の一辺に接合される押止部の数は2つでもよく且つ5以上であってもよい。
また、実施形態に係る梱包箱用緩衝材では、押止部の山部及び谷部の数は、収容される物品に応じて変更してもよい。また、梱包箱用緩衝材1及び2では、押止部の平板部の形状及び大きさは全て同一であったが、実施形態に係る梱包箱用緩衝材では、押止部の平板部の形状及び大きさは、収容される物品に応じて変更してもよい。
また、実施形態に係る梱包箱用緩衝材では、複数の押止部は、基部の少なくとも1つの辺から延伸するように配置される。すなわち、実施形態に係る梱包箱用緩衝材では、複数の押止部は、一辺に配置されてもよく、対向する二辺に配置されてもよく、直交する2辺に配置されてもよく、三辺に配置されてもよい。
図15は実施形態に係る梱包箱用緩衝材の第1変形例であり、図16は実施形態に係る梱包箱用緩衝材の第2変形例であり、図17は実施形態に係る梱包箱用緩衝材の第3変形例である。
梱包箱用緩衝材3は、第1辺16から延伸する第1押止部20のみを有し、第2辺17から延伸する第2押止部30を有さないことが第1実施形態に係る梱包箱用緩衝材1と相違する。梱包箱用緩衝材3を使用して梱包箱100に物品を収容するとき、第1押止部20が接する側壁部以外の側壁部には、補助緩衝材200又はエアピロー400等の緩衝材が配置してもよい。
梱包箱用緩衝材4は、第2辺17から延伸する第2押止部30及び第4辺19から延伸する第4押止部50を有さないことが第2実施形態に係る梱包箱用緩衝材2と相違する。梱包箱用緩衝材4を使用して梱包箱100に物品を収容するとき、第1押止部20が接する側壁部に対向する側壁部及び第3押止部40が接する側壁部に対向する側壁部には、補助緩衝材200又はエアピロー400等の緩衝材が配置される。また、梱包箱用緩衝材4を使用して梱包箱100に物品を収容するとき、梱包箱の2つの側壁に接するように配置可能な緩衝材を配置してもよい。
梱包箱用緩衝材5は、第4辺19から延伸する第4押止部50を有さないことが第2実施形態に係る梱包箱用緩衝材2と相違する。梱包箱用緩衝材5を使用して梱包箱100に物品を収容するとき、第1押止部20〜第3押止部40の何れもが接しない側壁部には、補助緩衝材200又はエアピロー400等の緩衝材が配置してもよい。
また、梱包箱用緩衝材1及び2では、基部10は単一の突起部13を有するが、実施形態に係る梱包箱用緩衝材では、基部は同一方向に延伸する複数の突起部を有してもよい。また、梱包箱用緩衝材1では、突起部13は、押止部が延伸する第2方向と直交する第1方向に延伸するが、実施形態に係る梱包箱用緩衝材では、突起部は、押止部が延伸する方向に平行に延伸してもよい。
また、梱包箱用緩衝材1及び2は、ライナー紙で形成されるが、プラスチック等の他の材料で形成されてもよい。
1、2 梱包箱用緩衝材
10 基部
11 第1平板部
12 第2平板部
13 突起部
20 第1押止部
21 第1右押止部
22 第1中央押止部
23 第1左押止部
26 平板部
27 屈折部
30 第2押止部
31 第2右押止部
32 第2中央押止部
33 第2左押止部
36 平板部
37 屈折部

Claims (6)

  1. 第1方向に延伸する第1辺と、前記第1辺に対向する第2辺を有する方形の基部と、
    前記基部の前記第1辺から、前記第1方向と直交する第2方向に延伸する複数の第1押止部と、を有し、前記基部が梱包箱の底面に接し且つ前記複数の第1押止部のそれぞれが前記梱包箱の側壁部及び前記基部の上方に収容された物品に接するように配置されたときに、前記物品を固定可能な梱包箱用緩衝材であって、
    前記複数の第1押止部のそれぞれは、前記第1方向に延伸する複数の屈折部と、前記複数の屈折部の間に設けられた複数の平板部とを有し、前記複数の平板部が山部に位置する屈折部と谷部に位置する屈折部とが交互に並ぶように波付けされる、ことを特徴とする梱包箱用緩衝材。
  2. 前記複数の第1押止部のそれぞれの山部に位置する屈折部は、隣接する第1押止部の谷部に位置する屈折部と隣接して配置され、
    前記複数の第1押止部のそれぞれの谷部に位置する屈折部は、隣接する第1押止部の山部に位置する屈折部と隣接して配置される、請求項1に記載の梱包箱用緩衝材。
  3. 前記基部の前記第2辺から、前記第2方向の反対の方向に延伸する複数の第2押止部を更に有し、
    前記複数の第2押止部のそれぞれは、前記第1方向に延伸する複数の屈折部と、前記複数の屈折部の間に設けられた複数の平板部とを有し、前記複数の平板部が山部に位置する屈折部と谷部に位置する屈折部とが交互に並ぶように波付けされる、請求項1又は2に記載の梱包箱用緩衝材。
  4. 前記第2方向に延伸する前記基部の第3辺から、前記第1方向に延伸する複数の第3押止部と、
    前記第3辺に対向する第4辺から、前記第1方向と反対の方向に延伸する複数の第4押止部と、を更に有し、
    前記複数の第3押止部及び4押止部のそれぞれは、前記第2方向に延伸する複数の屈折部と、前記複数の屈折部の間に設けられた複数の平板部とを有し、前記複数の平板部が山部に位置する屈折部と谷部に位置する屈折部とが交互に並ぶように波付けされる、請求項3に記載の梱包箱用緩衝材。
  5. 前記第2方向に延伸する前記基部の第3辺から、前記第1方向に延伸する複数の第3押止部を更に有し、
    前記複数の第3押止部のそれぞれは、前記第2方向に延伸する複数の屈折部と、前記複数の屈折部の間に設けられた複数の平板部とを有し、前記複数の平板部が山部に位置する屈折部と谷部に位置する屈折部とが交互に並ぶように波付けされる、請求項1〜3の何れか一項に記載の梱包箱用緩衝材。
  6. 第1方向に延伸する第1辺と、前記第1辺に対向する第2辺を有する方形の基部と、
    前記基部の前記第1辺から、前記第1方向と直交する第2方向に延伸する複数の第1押止部と、を有し、前記基部が梱包箱の底面に接し且つ前記複数の第1押止部のそれぞれが前記梱包箱の側壁部及び前記基部の上方に収容された物品に接するように配置されたときに、前記物品を固定可能な梱包箱用緩衝材であって、
    前記複数の第1押止部のそれぞれは、前記第1方向に延伸する複数の屈折部と、前記複数の屈折部の間に設けられた複数の平板部とを有し、前記複数の平板部が山部に位置する屈折部と谷部に位置する屈折部とが交互に並ぶように波付けされる梱包箱用緩衝材を使用した梱包方法であって、
    梱包箱用緩衝材を、前記基部が梱包箱の底面に接し且つ前記複数の第1押止部のそれぞれの谷部が前記梱包箱の側壁部に接するように配置し、
    前記基部の上方に物品を収容し、
    前記山部に位置する屈折部に位置する屈折部が前記物品に接するように、前記複数の第1押止部のそれぞれを押下する、
    ことを含むことを特徴とする梱包方法。
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