JP2008114918A - 台紙付き緩衝材及びその使用方法 - Google Patents

台紙付き緩衝材及びその使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ビジネスフォームで広く利用される複写帳票を製造する技術をベースとして作製可能な台紙付き緩衝材及びその使用方法を提供する。
【解決手段】長方形の台紙の片側に緩衝材が貼付された送付物保護用の台紙付き緩衝材であって、台紙には短辺に平行に、第一の内折り予定部,第二の内折り予定部,外折り予定部が順次設けられ、台紙の一短辺と第一の内折り予定部に挟まれた第一の台紙領域,第二の内折り予定部と外折り予定部に挟まれた第三の台紙領域,外折り予定部と台紙の残る一短辺とに挟まれた第四の台紙領域は略同一形状を成し、第一の内折り予定部と第二の内折り予定部に挟まれた第二の台紙領域と、前記第三の台紙領域では台紙が表出し、第一の台紙領域と第四の台紙領域には、波板状の緩衝材が同じ向きに貼付された台紙付き緩衝材を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、送付物を衝撃から護るための台紙付き緩衝材及びその使用方法に関する。
通販会社等では、商品の配達のために宅配便を利用することが多い。
その際、商品のほかに、段ボールや封筒などの収納具、納品明細書,配送伝票といったものが準備される。商品が化粧品や食べ物、文房具といった小物類の場合の収納具には、ほぼ例外なく段ボールか封筒が使用される。
通販会社等では、納品明細書を見ながら、顧客からリクエストのあった商品を所定の収納具(例えば、段ボール)に入れ、箱詰めした内容をチェックしてから納品明細書も段ボールに入れ、段ボールを封緘したら、配送伝票を所定位置に貼り込んで発送するというのが代表的な配送までの流れである。
しかしながら、商品毎に段ボールが用意されるわけではないために、多くの場合、商品と段ボールの内側に隙間が生じる。
この隙間のために輸送途中で商品が箱内で踊ってしまい、その結果、最悪の場合、届いた荷物が破損することになってしまう。この破損を防ぐために、詰め物を入れたり、緩衝材と呼ばれる資材を隙間に入れている。
したがって、正確には、前述の「代表的な配送までの流れ」に、「商品を箱に入れた後で緩衝材を入れる」という工程が加わる。
家電製品のように、箱の中に納める商品の形やサイズが一定であれば、緩衝材でなく、パルプモールド等で製品を中空に浮かしたりすることも可能であるが、通販の場合は、前述のように、同じものを1個だけ買う人や複数まとめて買う人がいるために、全パターンに合わせた箱を用意することは現実的ではない。
その結果、緩衝材は不可欠な資材となる。
そこで、合成樹脂を原料とする緩衝材が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載されている「筒状の緩衝包装部材」は、顧客側の環境意識の高まりもあって、従来から広く利用されている「エアキャップ」等の合成樹脂を原料とする緩衝材と同様、近年使い難くなってきている。
一方、前述の詰め物として、新聞紙を丸めて入れたり、シュレッダーの塵を箱の中に入れる方法は、環境面ではともかく、商品を受け取る顧客からは、その体裁から、必ずしも好評ではない。また、パルプを主原料とする紙では「エアキャップ」のようなものは作り難い。
特開2004−90934号公報
そこで本発明では、ビジネスフォームで広く利用される複写帳票を製造する技術をベースとして作製可能な台紙付き緩衝材及びその使用方法を提供することを目的とするものである。
前記課題の目的を達成するために、本発明の台紙付き緩衝材の第一の態様は、長方形の台紙の片側に緩衝材が貼付された送付物保護用の台紙付き緩衝材であって、台紙には短辺に平行に、第一の内折り予定部,第二の内折り予定部,外折り予定部が順次設けられ、台紙の一短辺と第一の内折り予定部に挟まれた第一の台紙領域,第二の内折り予定部と外折り予定部に挟まれた第三の台紙領域,外折り予定部と台紙の残る一短辺とに挟まれた第四の台紙領域は略同一形状を成し、第一の内折り予定部と第二の内折り予定部に挟まれた第二の台紙領域と、前記第三の台紙領域では台紙が表出し、第一の台紙領域と第四の台紙領域には、波板状の緩衝材が同じ向きに貼付されたことを特徴とするものである。
また、第二の態様は、第一の態様において、外折り予定部には切込みが形成されたことを特徴とするものである。
また、第三の態様は、第一,第二何れかの態様において、第三の台紙領域の緩衝材貼付側には粘着材による固定部が形成されたことを特徴とするものである。
また、第四の態様は、第一から第三何れかの態様において、台紙または緩衝材、または台紙,緩衝材の両方の表出面には印刷が施されたことを特徴とするものである。
また、第五の態様は、第一から第四何れかの態様において、台紙及び緩衝材の基材には、パルプを主原料とする材料、または、自然環境内で分解性を有する合成樹脂フィルムの何れかが使用されたことを特徴とするものである。
また、第六の態様は、第一から第五何れかの態様の台紙付き緩衝材の使用方法であって、第四の台紙領域に貼付された台紙付き緩衝材を、外折り部で折り畳むか外折り部で切り離し、第一の台紙領域に貼付された台紙付き緩衝材の波板状の凹凸と、第四の台紙領域に貼付された台紙付き緩衝材の波板状の凹凸が直行する形態で使用されることを特徴とするものである。
1)本発明の台紙付き緩衝材の第一の態様のように、長方形の台紙の片側に緩衝材が貼付された送付物保護用の台紙付き緩衝材であって、台紙には短辺に平行に、第一の内折り予定部,第二の内折り予定部,外折り予定部が順次設けられ、台紙の一短辺と第一の内折り予定部に挟まれた第一の台紙領域,第二の内折り予定部と外折り予定部に挟まれた第三の台紙領域,外折り予定部と台紙の残る一短辺とに挟まれた第四の台紙領域は略同一形状を成し、第一の内折り予定部と第二の内折り予定部に挟まれた第二の台紙領域と、前記第三の台紙領域では台紙が表出し、第一の台紙領域と第四の台紙領域には、波板状の緩衝材が同じ向きに貼付されたことによって、台紙付き緩衝材を製造の際、ビジネスフォームで利用される製造設備,技術が利用可能となり、曲がり難い波板状の緩衝材の間に送付物を固定して封筒などに入れて送付できるために、簡便で、安価な緩衝材として供給することができる。
2)また、第二の態様のように、第一の態様において、外折り予定部には切込みが形成されたことによって、切込みの部分で緩衝材の一方を切り離し、もう一方の緩衝材に対して波型が直行する状態で送付物を挟むことができ、送付物をより強固に保護しながら送付することができる。
3)また、第三の態様のように、第一,第二何れかの態様において、第三の台紙領域の緩衝材貼付側には粘着材による固定部が形成されたことによって、送付物が挟み易くなり、作業の能率が向上する。
4)また、第四の態様のように、第一から第三何れかの態様において、台紙または緩衝材、または台紙,緩衝材の両方の表出面には印刷が施されたことによって、広告や注意書きを印刷することができ、台紙付き緩衝材の表出するスペースを有効に利用することができる。
5)また、第五の態様のように、第一から第四何れかの態様において、台紙及び緩衝材の基材には、パルプを主原料とする材料、または、自然環境内で分解性を有する合成樹脂フィルムの何れかが使用されたことによって、環境にやさしい台紙付き緩衝材とすることができる。
6)また、第六の態様のように、第一から第五何れかの態様の台紙付き緩衝材の使用方法であって、第四の台紙領域に貼付された台紙付き緩衝材を、外折り部で折り畳むか外折り部で切り離し、第一の台紙領域に貼付された台紙付き緩衝材の波板状の凹凸と、第四の台紙領域に貼付された台紙付き緩衝材の波板状の凹凸が直行する形態で使用することによって、送付物をより強固に保護しながら送付することができる。
以下、図面を参照して本発明の台紙付き緩衝材について詳細に説明する。
図1は、本発明の台紙付き緩衝材の一例について説明するための図,図2は、本発明の台紙付き緩衝材の、他の一例について説明するための図,図3は、図1で説明した台紙付き緩衝材の使用方法の一例について説明するための図,図4は、図2で説明した台紙付き緩衝材の使用方法の一例について説明するための図,である。
図1を参照して、本発明の台紙付き緩衝材の一例について説明する。
本発明の台紙付き緩衝材1は、長方形の台紙13の片側に緩衝材が貼付された送付物保護用の台紙付き緩衝材である。
台紙13には短辺に平行に、第一の内折り予定部31,第二の内折り予定部32,外折り予定部34が順次設けられている。
また、台紙の一短辺(台紙の左側の短辺)と第一の内折り予定部31に挟まれた第一の台紙領域131,第二の内折り予定部32と外折り予定部34に挟まれた第三の台紙領域133,外折り予定部34と台紙の残る一短辺(台紙の右側の短辺)とに挟まれた第四の台紙領域134は略同一形状を成している。
第一の内折り予定部31と第二の内折り予定部32に挟まれた第二の台紙領域132と、前記第三の台紙領域133では台紙が表出した状態になっている。
また、第一の台紙領域131には波板状の緩衝材21が,第四の台紙領域134には波板状の緩衝材22が、凹凸の向きが同じ向きになるように接着剤などによって貼付されている。
また、第三の台紙領域133には、緩衝材を折り畳みやすいように対角線状に設けられた第三の内折り予定部33が設けられている。
前記第三の内折り予定部33は、台紙の紙質によって省略される場合もある。
図示しないが、台紙13または緩衝材21,22または台紙13,緩衝材21,22の両方の表出面には、送付側の広告や送付物の取り扱い等に関する文言を印刷することができる。
また、第三の台紙領域には、粘着剤による固定部4が形成されている。
固定部が、例えば、強粘着構造になっている場合は、固定部が剥離紙で被覆されている場合もある。
図2を参照して、本発明の台紙付き緩衝材の、他の一例について説明する。
台紙130には短辺に平行に、第一の内折り予定部310,第二の内折り予定部320,外折り予定部340が順次設けられている。
図2に示す台紙付き緩衝材10の例では、外折り予定部340の場所に、ミシン目状に切込みが形成されている。
また、台紙の一短辺(台紙の左側の短辺)と第一の内折り予定部310に挟まれた第一の台紙領域1310,第二の内折り予定部320と外折り予定部340に挟まれた第三の台紙領域1330,外折り予定部340と台紙の残る一短辺(台紙の右側の短辺)とに挟まれた第四の台紙領域1340は略同一形状を成している。
第一の内折り予定部310と第二の内折り予定部320に挟まれた第二の台紙領域1320と、前記第三の台紙領域1330では台紙が表出した状態になっている。
また、第一の台紙領域1310には波板状の緩衝材210が,第四の台紙領域1340には波板状の緩衝材220が、波板状の凹凸の向きが同じ向きになるように貼付されている。
また、第三の台紙領域には、粘着剤による固定部40が形成されている。粘着剤による固定部には粘着剤の種類によって粘着剤が剥離紙で被覆されている場合もある。
図3を参照して、図1で説明した台紙付き緩衝材の使用方法の一例について説明する。
a図は、図1で説明した台紙付き緩衝材を示している。
台紙付き緩衝材1は、台紙の左右に緩衝材が貼付され、緩衝材が貼付されていない第二の台紙領域(図示せず)と第三の台紙領域133は、台紙面が表出し、第三の台紙領域133には固定部4が設けられている。
台紙の左右に貼付された緩衝材のそれぞれ内側の境界付近には、内折り予定部が設けられ、折りやすいように筋目が入れられたり、ミシン目状の切込みが施されている。
先ず、a図の緩衝材22を台紙ごと外折り予定部34で台紙側に折り曲げ、b図に示すように台紙同士が接する状態まで折り畳む。
次にb図に示すように、第三の台紙領域133の第二の内折り予定部33に沿って台紙を内側に折り畳み、c図に示す状態にする。
固定部4が、強粘着構造になっている場合は、粘着面を被覆している剥離紙を取り除いて固定する。
台紙付き緩衝材1は、左側に縦方向に波板状の凹凸が形成された緩衝材が、右側に横方向に波板状の凹凸が形成された緩衝材が貼付された台紙付き緩衝材が出来上がる。緩衝材22の裏側の第三の台紙領域133の台紙は、固定部4で固定されて安定した状態になっている。
c図の状態で、緩衝材21の上に送付物を置き、第二の台紙領域132の両脇の、第一の内折り予定部31と第二の打ち折り予定部32を内側に折り曲げ、d図の状態とする。
d図で判るように、送付物5は、緩衝材21,22の波板の凹凸が直角に交わる状態で固定され、封筒などに収納される。
図4を参照して、図2で説明した台紙付き緩衝材の使用方法の一例について説明する。
e図は、図2で説明した台紙付き緩衝材を示している。
台紙付き緩衝材10は、台紙の左右に緩衝材が貼付され、緩衝材が貼付されていない第二の台紙領域(図示せず)と第三の台紙領域1330は、台紙面が表出し、第三の台紙領域1330には固定部40が設けられている。
台紙の左右に貼付された緩衝材のそれぞれ内側の境界付近には、内折り予定部が設けられ、折りやすいように筋目が入れられたり、ミシン目状の切込みが施される。
先ず、e図の緩衝材220を台紙が貼付された状態のまま、外折り予定部340で第三の台紙領域1330から切り離す。
f図は、緩衝材220が台紙ごと第三の台紙領域1330から切り離された状態を示す。
切り離された緩衝材220を、90度回転させて第三の台紙領域1330に重ね合わせ、固定部40で固定する。
固定部が、強粘着構造になっている場合は、粘着面を被覆している剥離紙を取り除いて固定する。
g図に示すように、左側に縦方向に波板状の凹凸が形成された緩衝材が、右側に横方向に波板状の凹凸が形成された緩衝材が貼付された台紙付き緩衝材が出来上がる。
g図の状態で、緩衝材210の上に送付物を置き、第二の台紙領域1320の両脇の、第一の内折り予定部310と第二の打ち折り予定部320を内側に折り曲げ、h図の状態とする。
h図で判るように、送付物5は、緩衝材210,220の波板の凹凸が直角に交わる状態で固定され、封筒などに収納される。
(材料)
本発明の台紙付き緩衝材に使用される材料の一例について説明する。
先ず、台紙付き緩衝材の台紙、および、緩衝材の基材には、パルプを主原料とする材料(以下、紙の例で説明する)が使用される。
パルプには,クラフトパルプ,サルファイトパルプ等の化学パルプ,グラウンドパルプ,リファイナーグラウンドウッドパルプ等の機械パルプ,ケミグラウンドウッドパルプ,セミケミカルパルプ等の半化学パルプ,古紙パルプ,合成パルプ等があり、これらを単独または数種類混合して使用される。
これらパルプを主原料とした塗工紙として、通常市販されている、例えば、アート紙,コート紙,軽量コート紙等があり、非塗工紙として、例えば、上質紙,中質紙,下級紙や未晒クラフト紙,晒クラ フト紙等がある。
本発明の台紙付き緩衝材の台紙、および、緩衝材用の紙として、これらの紙の中から適宜選択して使用する。
本発明の台紙付き緩衝材の台紙に使用される紙は、比較的厚い紙を使用することが好ましい。
例えば、台紙に使用する紙として、フォーム印刷機で使用できる105g/m2程度の紙を使用する。
その結果、送付物の重さに対して台紙付き緩衝材が折れ曲がることなく楽に封筒に差し込むことができ好適に使用できる。
また、自然環境内で分解性を有する合成樹脂とは、加水分解、光分解、微生物分解等により、自然環境下で分解する樹脂のことである。
このような樹脂の例を挙げると、脂肪族二塩基酸と二価アルコールの縮合重合により合成される各種の脂肪族ポリエステルなどがある。例えば、コハク酸、アジピン酸とエチレングリコール、1,4ブタンジオールの縮合重合により得られるポリエチレンサクシネート、ポリエチレンアジペート、ポリテトラメチレンアジペート等の脂肪族ポリエステルなどである。また、3官能又は4官能の多価アルコール、オキシカルボン酸及び多価カルボン酸、若しくはその無水物から合成した脂肪族ポリエステルなども使用することができる。さらに、ポリ乳酸、ポリグリコール酸等の脂肪族ポリエステルなどを使用することもできる。
台紙に緩衝材を貼付するために使用される接着剤としては、澱粉系,天然ゴム系,酢酸ビニル系,EVA系,ポリウレタン系,ポリビニルアルコール系,アクリル系、その他から選択され、製造装置に合せて使用される。
また、固定部に使用する粘着剤は、主として天然ゴムを主成分とする粘着剤を使用し、再剥離再貼付粘着剤としては、『微球タイプ再剥離型粘着剤』や、粘着剤に硬化剤を添加したタイプ、例えば、2EHA(2エチルヘキシルアクリレート)等のガラス転移温度が低いアクリル樹脂をエマルジョン化したものに、適宜架橋剤を加えて硬化性を高めたもの等を使用する。
台紙や緩衝材に印刷が施される場合は、印刷のためのインキとして、市販のインキを使用することができる。
オフセット印刷方式で印刷される場合、通常使用される紫外線硬化型インキや、一般タイプと呼ばれる酸化重合型インキを好適に使用することができる。
フレキソ方式で印刷される場合、水系インキや有機溶剤系インキなどに加え、紫外線硬化タイプのインキなども市販されているため、用途等に応じて選択することが可能である。
また、一度使用した用紙が古紙として再利用される場合は、大豆油インキと呼ばれる脱墨性に優れるインキが好適である。大豆油インキは、酸化重合型のインキで、従来から使用されてきた亜麻仁油インキに代わって使用され始めたもので、両者とも環境対応度に大差はないが、脱墨性の点では大豆油インキが優れている。いずれの印刷方式においても、目的や用途、使用する設備に合致した上で、できる限り環境に配慮したインキを使用することが望ましい。
紫外線硬化型は、原則として溶剤分を含まないのでVOCの面では非常に優れているが、反面、UVランプ(通常は、8,000W程度のものが使用される)という非常に大きな電力でインキを硬化させるため、省エネルギーの面では酸化重合型には及ばない。また、有機溶剤型インキであっても、乾燥時に要するエネルギーが少なくて済む点では優れているため、乾燥時に蒸発する溶剤を完璧に回収できる製造装置であれば、環境に配慮しているということができる。
以上、本発明の台紙付き緩衝材に使用される材料の一例について説明したが、前述の記載材料に拘るものではなく、適宜選択し、また、選択したものを組み合わせて使用することができる。
通信販売などの業種における送付物送付用緩衝材に利用できる。
本発明の台紙付き緩衝材の一例について説明するための図である。 本発明の台紙付き緩衝材の、他の一例について説明するための図である。 図1で説明した台紙付き緩衝材の使用方法の一例について説明するための図である。 図2で説明した台紙付き緩衝材の使用方法の一例について説明するための図である。
符号の説明
1,10 台紙付き緩衝材
4,40 固定部
5 送付物
13 台紙
21,22,210,220 緩衝材
31,310 第一の内折り予定部
32,320 第二の内折り予定部
33,330 第三の内折り予定部
34,340 外折り予定部
131,1310 第一の台紙領域
132,1320 第二の台紙領域
133,1330 第三の台紙領域
134,1340 第四の台紙領域

Claims (6)

  1. 長方形の台紙の片側に緩衝材が貼付された送付物保護用の台紙付き緩衝材であって、
    台紙には短辺に平行に、第一の内折り予定部,第二の内折り予定部,外折り予定部が順次設けられ、
    台紙の一短辺と第一の内折り予定部に挟まれた第一の台紙領域,第二の内折り予定部と外折り予定部に挟まれた第三の台紙領域,外折り予定部と台紙の残る一短辺とに挟まれた第四の台紙領域は略同一形状を成し、
    第一の内折り予定部と第二の内折り予定部に挟まれた第二の台紙領域と、前記第三の台紙領域では台紙が表出し、
    第一の台紙領域と第四の台紙領域には、波板状の緩衝材が同じ向きに貼付されたことを特徴とする台紙付き緩衝材。
  2. 請求項1に記載の台紙付き緩衝材において、
    外折り予定部には切込みが形成されたことを特徴とする台紙付き緩衝材。
  3. 請求項1,2何れかに記載の台紙付き緩衝材において、
    第三の台紙領域の緩衝材貼付側には粘着材による固定部が形成されたことを特徴とする台紙付き緩衝材。
  4. 請求項1〜3何れかに記載の台紙付き緩衝材において、
    台紙または緩衝材、または台紙,緩衝材の両方の表出面には印刷が施されたことを特徴とする台紙付き緩衝材。
  5. 請求項1〜4何れかに記載の台紙付き緩衝材において、
    台紙及び緩衝材の基材には、パルプを主原料とする材料、または、自然環境内で分解性を有する合成樹脂フィルムの何れかが使用されたことを特徴とする台紙付き緩衝材。
  6. 請求項1〜5何れかに記載の台紙付き緩衝材の使用方法であって、
    第四の台紙領域に貼付された台紙付き緩衝材を、外折り部で折り畳むか外折り部で切り離し、第一の台紙領域に貼付された台紙付き緩衝材の波板状の凹凸と、第四の台紙領域に貼付された台紙付き緩衝材の波板状の凹凸が直行する形態で使用されることを特徴とする台紙付き緩衝材の使用方法。
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JP6058838B1 (ja) * 2016-02-15 2017-01-11 ソフトバンク株式会社 梱包箱用緩衝材及び梱包方法

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