JP2002053126A - 段ボール箱及び段ボール箱包装体 - Google Patents

段ボール箱及び段ボール箱包装体

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JP2002053126A
JP2002053126A JP2000239533A JP2000239533A JP2002053126A JP 2002053126 A JP2002053126 A JP 2002053126A JP 2000239533 A JP2000239533 A JP 2000239533A JP 2000239533 A JP2000239533 A JP 2000239533A JP 2002053126 A JP2002053126 A JP 2002053126A
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box
cardboard box
energy ray
cardboard
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JP2000239533A
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English (en)
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Masahiro Kumabe
正博 隈部
Hiroaki Mikamo
弘明 三鴨
Takeo Oishi
丈夫 大石
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New Oji Paper Co Ltd
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Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】本発明は、底面に防滑層あるいは保護層として
合成樹脂層を設けても、搬送時に汚れがつきにくい段ボ
ール箱を提供することを課題とする。 【解決手段】箱の底面のみに活性エネルギー線硬化性組
成物を塗布し活性エネルギー線を照射して得られる硬化
樹脂層Aを形成した段ボール箱。そして、活性エネルギ
ー線硬化性化合物の40〜90重量%が3官能以上のア
クリレートである。また、活性エネルギ線で硬化した硬
化樹脂層における樹脂のガラス転位温度が60°〜25
0°である。さらに、天面には、熱可塑性樹脂を主成分
とする防滑性樹脂層を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として輸送用包
装箱として使用される段ボ−ル箱に関する。中でも、缶
入り飲料などの食品用で、汚れ防止性を要求される段ボ
ール箱に関する。
【0002】
【従来の技術】農産物、水産物をはじめとする種々の食
品、あるいは各種工業製品などは、段ボール箱で包装さ
れて輸送されることが多い。
【0003】近年、各種包装ラインの自動化、輸送ライ
ンのパレット化などによる物流の効率化が進んでいる
が、その際、段ボール箱などが滑ると荷崩れが発生し、
非常に危険であると共に、運送の効率低下などの生じる
原因となっている。これを防止するために、段ボール箱
及びカートンなどの箱の表面に各種の防滑性組成物を塗
布する方法が知られている。
【0004】しかしながら、段ボール箱及びカートン等
の箱全面に防滑性樹脂が塗布されている場合、防滑性を
必要としない箱の横面まで防滑性が高まる結果、例え
ば、個々の箱をプッシャーやソータ等の仕分け装置によ
り出荷先別に仕分けするとき、箱の横面同志の強い摩擦
抵抗により仕分け効率が悪くなり、個々の箱を正確かつ
円滑に搬送させることできないという問題がある。ま
た、複数の箱を集積して一のハンドリングしやすいユニ
ット包装体に集積包装する作業時においても、箱の横面
の滑り性が低いことに起因して個々の箱が動きずらくな
る。そして、片寄り、回転、ズレなどの配列乱れが生じ
て、集積機による集積が難しくなり、集積効率が低下す
る等の問題がある。
【0005】また、段ボール箱の美粧性を高める要求も
出ており、印刷の上に樹脂塗工したライナーにおいて、
樹脂層の光沢性、耐摩耗性などが要求されている。更
に、プレプリント方式と呼ばれる段ボール製造方法で
は、あらかじめ印刷が施されたライナーを使用してコル
ゲーターで段ボールシートを製造するため、印刷表面に
傷がつきやすく、その保護が必要とされている。そのた
め、印刷面上にオーバープリントニスを塗って保護する
方法が知られているが、熱可塑性樹脂を塗工するとコル
ゲーター上で熱板に付着する問題があり、熱硬化性樹脂
を使用すると、表面が滑り過ぎるなどの問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】段ボール箱に内容物を
充填した後、ベルトコンベアなどで搬送され、パレット
積みされて輸送されることが通常であるが、この際に、
段ボール箱の底面は、荷重がかかった状態でベルトコン
ベア、ローラー、床面などに接触し、場合によっては、
摩擦されるため、汚れがついてしまう。特に、底面に防
滑層あるいは保護層などの合成樹脂層が形成されている
場合には、汚れがつきやすい。本発明は、底面に防滑層
あるいは保護層として合成樹脂層を設けても、搬送時に
汚れがつきにくい段ボール箱を提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の構成を採用する。すなわち、本発明
の第1は、箱の底面のみに活性エネルギー線硬化性組成
物を塗布し活性エネルギー線を照射して得られる硬化樹
脂層を形成した段ボール箱である。本発明の第2は、活
性エネルギー線硬化性組成物における活性エネルギー線
硬化性化合物の40〜90重量%が3官能以上のアクリ
レートの第1の発明の段ボール箱である。本発明の第3
は、活性エネルギー線で硬化した硬化樹脂層における樹
脂のガラス転移温度が60〜250℃である第1又は第
2の発明の段ボール箱である。本発明の第4は、段ボー
ル箱の箱形状がJIS Z−1507に規定されるコー
ド番号0410の箱形状である第1〜第3の発明のいず
れかの段ボール箱である。本発明の第5は、天面に、熱
可塑性樹脂を主成分とする防滑性樹脂層を形成した第1
〜第4の発明のいずれかの段ボール箱である。本発明の
第6は、天面及び底面が、JIS P−8147に規定
される傾斜法滑り開始角度が温度20℃における測定で
30°以上である、第1〜第5の発明のいずれかの段ボ
ール箱である。本発明の第7は、本発明の第1〜第6の
いずれかの段ボール箱で内容物入り飲料容器を包装した
段ボール箱包装体であり、底面にかかる内容物重量が4
g/cm2以上である段ボール箱包装体である。
【0008】段ボール箱の箱の表面に紫外線もしくは電
子線硬化防滑性樹脂層を設け、トラック、自動物流ライ
ン等での荷崩れを防止する技術については、特開平5−
162740号公報に提案されている。紫外線硬化又は
電子線硬化による塗工方法は、塗工後に乾燥工程を必要
とせず、瞬時に硬化するので、場合によっては、段ボー
ルライナーや板紙などの表面塗工にも十分に使用され得
るものである。本発明者らは、これら活性エネルギー線
硬化樹脂の前記した長所を生かしながら、特に、底面の
汚れ防止に適した活性エネルギー線硬化性組成物を研究
した結果、上記した本発明に到達した。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の段ボール箱は、活性エネ
ルギー線硬化性組成物を箱の底面に該当する部分に塗工
し、活性エネルギー線を照射して硬化させた硬化樹脂層
を形成することを要件とする。活性エネルギー線とは、
不飽和結合を有する有機化合物に作用して重合反応又は
架橋反応を起こす放射線であるが、安全性、使用しやす
さなどから、一般的には、電子線又は紫外線が使用され
ることが多く、本発明でも、主として電子線、紫外線を
対象とする。
【0010】<段ボールシート>段ボールシートはコル
ゲーター(貼合機)と呼ばれる装置で製造され、2枚の
ライナー原紙の間に波形に成形された中芯を貼合したも
のである。コルゲーターのシングルフェーサー部におい
て、中芯原紙を段ロールにより波形に成形し、その段の
頂部に接着剤を塗布し、ライナー原紙に貼合して片面段
ボールを製造し、引き続き、ダブルフェーサー部におい
て、該片面段ボールの中芯の段頂部に接着剤を塗布し、
他方のライナー原紙を中芯に貼合するものである。段ボ
ールシートは所定の形状と大きさになるよう、断裁さ
れ、このときに、罫線も付けられる。
【0011】<段ボール箱の形状>段ボール箱の形状
は、JIS Z−1507の規定に基けば、コード番号
0200から0771までの39種類に分類されている
が、本発明はその全てに適用することが可能である。箱
の形状として代表的なものを例示すると、溝切り形に分
類される0201形式(図1)、テレスコープ形(ツー
ピース以上で構成される身蓋よりなる箱)に分類される
0300形式(図2)、組立形(ワンピースで、継ぎし
ろなしで形成される箱)に分類される0410形式(図
3)、ブリス型(スリーピースで構成され、接合して組
立てられる箱)に分類される0601形式(図4)、糊
付け簡易組立形(ワンピースで構成され、接合後折り畳
め、簡易組立可能な箱)である0712形式(図5)等
が挙げられる。本発明の効果が最も高いのは、底面が、
フラップ、糊付け部を有さない、平坦な形状であるコー
ド番号0410形式(所謂ラップラウンド形式)の段ボ
ール箱である(図3)。
【0012】<原紙材料>本発明の段ボール箱用ライナ
ー原紙としては、従来から段ボールに使用されているク
ラフトライナー、ジュートライナー、白板紙などが使用
できる。また、中芯原紙としては、従来から使用されて
いるSCP中芯、ジュート中芯などが使用できる。ライ
ナーや中芯など、段ボール原紙の米坪としては、特に限
定があるものではないが、50〜300g/m2程度が
好ましい。パルプとしては、未晒しクラフトパルプ、セ
ミケミカルパルプ、段ボール古紙パルプなどが使用でき
る。前記した従来の段ボールに使用されている、いわゆ
る段ボール原紙及び板紙以外に、米坪30〜130g/
2の上質紙、中質紙、印刷用塗工紙なども使用でき
る。これらの原紙に使用されるパルプとしては、晒しク
ラフトパルプ、脱墨古紙パルプなどが使用できる。
【0013】前記した各種の段ボール原紙には、填料、
サイズ剤、紙力増強剤、耐水化剤、撥水剤、耐油剤な
ど、通常、各種用途に合わせて添加される添加剤を含有
しても良い。耐水化剤としては、例えばロジン系サイズ
剤、合成系サイズ剤、尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メ
ラミン−ホルムアルデヒド樹脂、ポリアミドポリ尿素−
ホルムアルデヒド樹脂、グリオキザール、ジアルデヒド
澱粉、環状尿素−グリオキザール反応物、アクリルアミ
ド−グリオキザール反応物共重合体、グリセリンジグリ
シジルエーテル、ポリアミド−エポキシ樹脂、ポリアミ
ド−エピクロルヒドリン樹脂等が挙げられる。これら
は、対パルプ乾燥重量で0.01〜5重量%程度の範囲
で使用される。
【0014】撥水剤としては、ワックス、石油樹脂、高
級脂肪酸塩、シリコーン樹脂、フッ素系撥水剤、エチレ
ン尿素系撥水剤、ピリジン系撥水剤、オレフィン系樹脂
等を任意に使用することができる。耐油剤としては、ア
クリロニトリル−ブタジエン共重合樹脂、フッ素系耐油
剤などが使用できる。フッ素系耐油剤としては、パーフ
ロロ炭化水素のカルボン酸エステル又は塩、パーフロロ
炭化水素のリン酸エステル又は塩などが使用できる。
【0015】また、合成繊維を配合し、軽量化、耐水性
の向上を図ることができる。合成繊維を配合すると、加
熱成形後の寸法安定性も向上する。合成繊維としては、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエス
テルなど、各種のものが使用できる。使用する場合に
は、使用量は対パルプ3〜40重量%、好ましくは5〜
20重量%である。
【0016】<活性エネルギー線硬化性組成物>本発明
でいう活性エネルギー線硬化性組成物とは、活性エネル
ギー線硬化性化合物の単体又は混合物であり、必要に応
じて、重合開始剤、紫外線増感剤、顔料、活性エネルギ
ー線で硬化しない水溶性樹脂、水分散性樹脂などを含有
しても良い。活性エネルギー線硬化性組成物中における
活性エネルギー線硬化性化合物の合計量は、30重量%
以上、好ましくは50重量%以上であり、最も好ましく
は80重量%以上である。
【0017】<活性エネルギー線硬化性化合物>本発明
に使用できる活性エネルギー線硬化性化合物としては、
モノマー、オリゴマー、ポリマーのいずれでも良く、具
体的には、例えば、以下のようなものが例示される。 (1)脂肪族、脂環族、芳香族、芳香脂肪族の多価アル
コール及びポリアルキレングリコールのポリ(メタ)ア
クリレート。 (2)脂肪族、脂環族、芳香族、芳香脂肪族の多価アル
コールにアルキレンオキサイドを付加させた多価アルコ
ールのポリ(メタ)アクリレート。 (3)ポリエステルポリ(メタ)アクリレート。 (4)ポリウレタンポリ(メタ)アクリレート。 (5)エポキシポリ(メタ)アクリレート。 (6)ポリアミドポリ(メタ)アクリレート。 (7)ポリ(メタ)アクリロイルオキシアルキルリン酸
エステル。 (8)(メタ)アクリロイルオキシ基を側鎖、又は末端
に有するビニル系又はジエン系化合物。 (9)単官能(メタ)アクリレート、ビニルピロリド
ン、(メタ)アクリロイル化合物。 (10)エチレン性不飽和結合を有するシアノ化合物。 (11)エチレン性不飽和結合を有するモノあるいはポ
リカルボン酸、及びそれらのアルカリ金属塩、アンモニ
ウム塩、アミン塩など。 (12)エチレン性不飽和(メタ)アクリルアミド又は
アルキル置換(メタ)アクリルアミド及びその多量体。 (13)ビニルラクタム及びビニルラクタム化合物。 (14)エチレン性不飽和結合を有するポリエーテル及
びそのエステル。 (15)エチレン性不飽和結合を有するアルコールのエ
ステル。 (16)エチレン性不飽和結合を有するポリアルコール
及びそのエステル。 (17)スチレン、ジビニルベンゼンなど1個以上のエ
チレン性不飽和結合を有する芳香族化合物。 (18)(メタ)アクリロイルオキシ基を側鎖、又は末
端に有するポリオルガノシロキサン系化合物。 (19)エチレン性不飽和結合を有するシリコーン化合
物。 (20)上記(1)〜(19)記載の化合物の多量体あ
るいはオリゴエステル(メタ)アクリレート変性物。
【0018】防滑性と塗工適性から、上記のうち、ポリ
エステルアクリレート、ポリウレタンアクリレート、ポ
リエステルウレタンアクリレート及びエポキシアクリレ
ートからなる群より選択される少なくとも一種の1〜2
官能オリゴマーを含有し、更に、多価アルコールのアク
リレートから選択される少なくとも一種の3官能以上の
アクリレートを含有する構成が好ましい。
【0019】本発明においては、汚れ防止性を高めるた
め、硬化体の架橋密度を上げる必要があり、そのため、
活性エネルギー線硬化性化合物成分のうち、3官能以上
の活性エネルギー線硬化性化合物、即ち、1分子の中に
不飽和結合を3個以上有する化合物を40〜90重量%
使用することが好ましい。上記範囲にすれば、硬化樹脂
層のガラス転移温度(DSC法)を60〜250℃にす
ることが可能であり、汚れ防止性が高まるだけでなく、
耐熱性があり、耐ブロッキング性が良好となる。残りの
60〜10重量%の成分として、2官能又は1官能の活
性エネルギー線硬化性化合物を使用する。2官能とは、
1分子の中に不飽和結合を2個有する化合物であり、1
官能とは不飽和結合を1分子中に1個有する化合物であ
る。なお、以後、本明細書の説明では、3官能以上を
「多官能」と称することとし、3価以上を「多価」と称
して説明する。
【0020】多官能成分について更に説明する。多官能
成分としては、多官能アクリレートが代表的なものとし
て挙げられる。多官能アクリレートは、多価アルコール
の1分子中において、3箇所以上のOH基をアクリル酸
でエステル化することによって得られる。上記におい
て、アクリレートはメタクリレートでも良く、アクリル
酸はメタクリル酸でも良いが、本発明では、以下、アク
リレートのみを例示して説明する。
【0021】多官能アクリレートとしては、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパ
ンプロピレンオキサイド付加物トリアクリレート、グリ
セリンプロピレンオキサイド付加物トリアクリレート、
ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリス
リトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトール
トリアクリレート、ジペンタエリスリトールテトラアク
リレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレー
ト、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、ジペ
ンタエリスリトールの低級脂肪酸及びアクリル酸のエス
テル(アクリル酸が3個以上)などが例示される。ま
た、多官能アクリレートは、ポリウレタンアクリレー
ト、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート
などのオリゴマーでも良い。前記各種の多官能アクリレ
ートは2種以上を併用することも可能である。
【0022】次に、1〜2官能の活性エネルギー線硬化
性化合物について説明する。1〜2官能の水溶性活性エ
ネルギー線硬化性化合物としては、ポリエチレングリコ
ールジアクリレート、ポリエチレングリコールジグリシ
ジルエーテルジアクリレート、アクリルアミド、メタク
リルアミド、N−メトキシメチルアクリルアミド、N−
メチロールアクリルアミド、N−ジメチルアクリルアミ
ド、N−ジメチルアミノエチルアクリレート、ジアクリ
ロイルエチルオキシホスフェート、N−ビニル−2−ピ
ロリドン、アクリロイルモルホリン、グリコシルエチル
メタアクリレート等の内1種、又は2種以上を組み合わ
せて使用できる。
【0023】本発明において、活性エネルギー線硬化性
組成物は後述するように、フレキソ印刷機を使用いて塗
布することが好ましい。そのため、必要な場合、上記化
合物のうちから選択して、フレキソ印刷に適した粘度と
することが可能である。この他、ポリエステルアクリレ
ート、ポリウレタンアクリレート、エポキシアクリレー
トなどのオリゴマーのうち、1〜2官能性のものも使用
できる。
【0024】1〜2官能の活性エネルギー線硬化性化合
物としては、ポリエチレングリコールジアクリレートが
水溶性も良く、粘度もフレキソ印刷機に適した粘度であ
り、耐水性の低下も少ないことから好ましい。本発明の
底面では、防滑性を得るため、JIS P−8147に
規定する傾斜法滑り開始角度が温度20℃における測定
で30°以上であるようにすることが好ましい。そのた
めには、活性エネルギー線硬化性化合物を、前記したよ
うに多官能成分が40〜90重量%、1〜2官能成分が
60〜10重量%の範囲とすることが好ましい。
【0025】汚れ防止性には、前記したように活性エネ
ルギー線硬化性化合物のうち、多官能性アクリレートを
40〜90重量%として、架橋度合を高めることが好ま
しいが、汚れの原因としては、ほこりの付着もあり、こ
の点を考慮すると、硬化樹脂表面の表面張力(JIS
K−6768に規定されるフィルムの濡れ張力)を35
〜45dyne/cmの範囲とすることが好ましい。そ
のため、多官能成分としてジペンタエリスリトールペン
タアクリレートにコハク酸を0.5〜2.0モル付加さ
せたもの、1〜2官能成分として、ポリエチレングリコ
ールジアクリレートを選択することが特に好ましく、こ
の場合、多官能成分が50〜85重量%、1〜2官能成
分50〜15重量%の範囲が最も好ましい。その結果と
して、汚れ防止性のみならず、防滑性、耐摩擦性に優れ
た硬化樹脂皮膜が得られる。
【0026】<下塗り層の形成>本発明において、活性
エネルギー線硬化性組成物の塗工を少量で均一とするた
め、即ち目留め作用を持たせるため、下塗り層が設けて
も良い。下塗り層は、高分子物質の溶液又は分散液を塗
布して形成するが、水溶性高分子の水溶液又は合成樹脂
水性エマルジョンを紙に塗工し乾燥して得ることが好ま
しい。水溶性高分子としては、澱粉類、セルロース誘導
体、ポリビニルアルコール類、カゼイン、ゼラチンなど
が挙げられる。澱粉類としては、澱粉、変性澱粉、セル
ロース誘導体としては、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどが
挙げられる。ポリビニルアルコール類としては、完全ケ
ン化ポリビニルアルコール、部分ケン化ポリビニルアル
コール、カルボン酸変性ポリビニルアルコール、シリル
変性ポリビニルアルコールなどが挙げられる。合成樹脂
としては、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル、ア
クリル系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体などが挙
げられる。
【0027】下塗り層には顔料を併用しても良く、顔料
としては、無機顔料、有機顔料のいずれでも良い。無機
顔料としては、ガラスビーズ、シリカ、クレー、タル
ク、炭酸カルシウム、マイカ等が例示される。有機顔料
としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミ
ド、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、テフロ
ン(登録商標)、シリコーン樹脂などの微粒子が使用で
きる。また、コラーゲン、ウールパウダー、シルクパウ
ダーなども使用できる。
【0028】<塗布方法>活性エネルギー線硬化性組成
物、及び必要に応じて使用する下塗り塗料をプレプリン
ト方式でライナー原紙に塗工する場合、巻取状のライナ
ー原紙に一般のコーターを使用して塗工できる。即ち、
エアーナイフコーター、ロールコーター、バーコーター
など、ごく一般的なコーターを使用できる。プレプリン
ト方式の段ボールとは、あらかじめ印刷された巻取状の
ライナーを使用して、通常のコルゲーターにより段ボー
ル成形を行う方法であり、多くの場合、ダブルフェーサ
ー側のライナーにプレプリントライナーを使用する。
【0029】また、下塗り層、活性エネルギー線硬化樹
脂層は、印刷機において印刷層を設けた後、巻取らず
に、連続する工程で形成することが更に好ましい。本発
明の塗工をフレキソ印刷機で行う場合、フレキソ印刷機
は、スタックプレスタイプ、ベルトタイプ、センタード
ラムタイプ(又はドラムプレスタイプ)のいずれのタイ
プでも使用できる。いずれのタイプにおいても、必要な
模様や文字等を通常のフレキソインキを使用して印刷を
行った後、残りの印刷ユニットでインキの代わりに下塗
り塗料、活性エネルギー線硬化性組成物を使用して印刷
することによって本発明の硬化樹脂層を設けることがで
きる。ただし、この場合、通常のフレキソインキによる
印刷後、残りのユニットで下塗り層を形成し、ドライヤ
ーゾーンを通して乾燥した後、活性エネルギー線硬化性
組成物を塗工し、更に乾燥した後に、活性エネルギー線
を照射することが更に好ましい。
【0030】<硬化方法>硬化に電子線照射を用いる場
合は、透過力、硬化力の面から加速電圧が100〜10
00KVであり、より好ましくは100〜300KVの
電子線加速器を用い、ワンパスの吸収線量が0.5〜2
0Mradになるようにすることが好ましい。加速電
圧、あるいは電子線照射量がこの範囲より低いと電子線
の透過力が低すぎて支持体の内部まで十分な硬化が行な
われず、またこの範囲より大きすぎるとエネルギー効率
が悪化するばかりでなく、支持体の強度低下や樹脂、添
加剤の分解など品質上好ましくない影響が現れる。電子
線加速器としては、例えば、エレクトロカーテンシステ
ム、スキャンニングタイプ、ダブルスキャンニングタイ
プ等のいずれでも良いが、比較的安価で大出力が得られ
るカーテンビーム方式の電子線加速器を用いることが好
ましい。このカーテンビーム方式においては、加速電圧
が100〜300KVであり、吸収線量は、0.5〜1
0Mradであることが好ましい。
【0031】なお、電子線照射に際しては酸素濃度が高
いと電子線硬化性樹脂の硬化が妨げられるため、窒素、
ヘリウム、二酸化炭素等の不活性ガスによる置換を行
い、酸素濃度を600ppm以下、好ましくは500p
pm以下に抑制した雰囲気中で照射することが好まし
い。
【0032】硬化に紫外線照射を用いる場合には、80
W/cm以上のランプを用いることが好ましい。例え
ば、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、メタルハラ
イドランプ等があり、オゾン発生の少ないオゾンレスタ
イプもある。また、樹脂中に光反応開始剤を混合して用
いることができる。更に、硬化に紫外線を用いる場合に
は、樹脂中に光反応開始剤が必要である。使用できるも
のとしては、例えば、ジ及びトリクロロアセトフェノン
のようなアセトフェノン類、ベンゾフェノン、ミヒラー
ケトン、ベンジル、ベンゾイン、ベンゾインアルキルエ
ーテル、ベンジルジメチルケタール、テトラメチルチウ
ラムモノサルファイド、チオキサントン類、アゾ化合物
等がある。
【0033】上記一般的な光反応開始剤を、更に具体的
に述べるならば、2,2-ジメトキシ-1,2-ジフェニルエタ
ン-1-オン(イルガキュア651、チバガイギー製)、1-ヒ
ドロキシ-シクロヘキシル-フェニル-ケトン(イルガキ
ュア184、チバガイギー製)、A:1-ヒドロキシ-シクロ
ヘキシル-フェニル-ケトンとB:ベンゾフェノンの共融
混合物(イルガキュア500、チバガイギー製)、2-メチ
ル-1-[4-(メチルチオ)フェニル]-2-モンフォリノプ
ロパノン-1(イルガキュア907、チバガイギー製)、2-
ベンジル-2-ジメチルアミノ-1-(4-モルフォリノフェニ
ル)-ブタノン-1(イルガキュア369、チバガイギー
製)、2-ヒドロキシ-2-メチル-1-フェニル-プロパン-1-
オン(ダロキュア1173、チバガイギー製)、 A:2-ヒ
ドロキシ-2-メチル-1-フェニル-プロパン-1-オンとB:
2,4,6-トリメチルベンゾイルジフェニル-フォスフィン
オキサイドの共融混合物(ダロキュア4265、チバガイギ
ー製)、1-[4-(2-ヒドロキシエトキシ)-フェニル]-
2-ヒドロキシジ-2-メチル-1-プロパン-1-オン(イルガ
キュア2959、チバガイギー製)、ビス(シクロペンタジ
エニル)-ビス(2,6-ジフルオロ-3-(ピル-1-イル)チ
タニウム(CGI-784、チバガイギー製)、 A:2-ヒドロ
キシ-2-メチル-1-フェニル-プロパン-1-オンとB:ビス
アシルフォスフィンオキサイド(イルガキュア1700、チ
バガイギー製)等を挙げることができるが、これらに限
られるものではない。
【0034】また、本発明で段ボール箱の天面に防滑性
樹脂層を形成するための熱可塑性樹脂を主成分とする防
滑剤としては、下記のようなものが任意に使用できる。
例えば、ポリアクリル酸エステル共重合体、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、ビニルアルコキシシランとビニル
モノマーの共重合体等の熱可塑性樹脂と、カオリン、タ
ルク、炭酸カルシウム、シリカ粒子等の無機顔料、メチ
ルメタアクリレート粉末、シリコーン粉末等の有機顔
料、熱可塑性樹脂素材のカプセルに低沸点の炭化水素を
内包してなる有機中空粒子等を、前述の熱可塑性樹脂と
混合したものが使用できる。またオルガノポリシロキサ
ンに(メタ)アクリル酸エステルをグラフト共重合させ
た変性シリコーン樹脂等が使用できる。
【0035】
【実施例】<実施例1>多色フレキソ輪転印刷機にて、
FXコート紙(王子製紙製,秤量220g/m 2)に、
下塗り層としてPW−62K(日本化工塗料製,スチレ
ン・アクリル酸エステル共重合物,Tg=25℃)を、
図6のように、箱の底部となる部分に2g/m2(固形
分)塗工し、乾燥した後に、下記活性エネルギー線硬化
性組成物1を下塗り層の上へ5g/m2(固形分)同時
に塗工(A)し、次に紫外線照射により硬化させた。こ
の原紙をコルゲーターにて表ライナー(ダブルフェーサ
ー側ライナー)に使用し、中芯に坪量120g/m2(高
崎三興製)の中芯と裏ライナー(シングルフェーサー側
ライナー)に坪量220g/m2のNRK220(王子製
紙製)使用して貼合し、段ボールシートを得た。この段
ボールシートを図6の形状に打ち抜き、ラップラウンド
形式の段ボール箱を製造した。更に、この箱で、重量3
75g/本の缶ビール20本を包装して、段ボール箱包
装体を製造した(図7)。
【0036】[活性エネルギー線硬化性組成物1]ジペ
ンタエリスリトールペンタアクリレートのコハク酸1モ
ル付加させたものを60部、ポリエチレングリコールジ
アクリレートを35部、重合開始剤イルガキュア295
9(チバスペシャルティーケミカルズ製)を5部、の割
合で構成される活性エネルギー線硬化性組成物100重
量部に対して、水/イソプロピルアルコール=50/5
0の希釈液25重量部を混合し、その粘度をザーンカッ
プ4番測定=20秒に調整した。なお、この組成物をフ
ィルム上に塗布し、前記と同様の紫外線エネルギーで硬
化させた被膜のガラス転移点は102℃、濡れ張力は4
0dyne/cmであった。
【0037】<実施例2>活性エネルギー線硬化性組成
物1を下記活性エネルギー線硬化性組成物2に変更した
他は実施例1と同様にして段ボールシート及び段ボール
箱包装体を得た。 [活性エネルギー線硬化性組成物2]ジペンタエリスリ
トールペンタアクリレートのコハク酸1モル付加させた
ものを40部、水溶性ポリエステルアクリレートを20
部、ポリエチレングリコールジアクリレートを35部、
重合開始剤イルガキュア2959(チバスペシャルティ
ーケミカルズ製)を5部、の割合からなる活性エネルギ
ー線硬化性組成物100重量部に対して、水/イソプロ
ピルアルコール=50/50の希釈液25部を混合し、
その粘度をザーンカップ4番測定=20秒に調整した。
なお、この組成物をフィルム上に塗布し、前記と同様の
紫外線エネルギーで硬化させた被膜のガラス転移点は6
6℃、濡れ張力は42dyne/cmであった。
【0038】<実施例3>実施例1と同様に段ボールシ
ートを形成し、更に、箱の天面に相当する部分に、下記
の熱可塑性樹脂を主成分とする防滑性塗料を塗布し乾燥
して(B)、天面に防滑層を形成した。これ以外は実施
例1と同様にして、段ボールシート及び段ボール箱包装
体を得た(図8、図9)。 防滑性塗料:New FK MR OPニスN−098
(サカタインクス製)
【0039】<比較例1>活性エネルギー線硬化性樹脂
組成物の代わりに、コロイダルシリカ/アクリル酸エス
テル共重合エマルジョン樹脂(ヘキスト合成製)を使用
し、下塗り層の上へ3g/m2(固形分)塗工した他
は、実施例1と同様に段ボールシート及び段ボール箱包
装体を製造した。
【0040】以上の実施例、比較例に対して下記の評価
を行い、結果を表1に示した。 <試験方法及び評価基準> (1)汚れ防止性 JIS P−8136に準じて、下記の方法で試験し
た。乾式複写機用トナー(フジゼロックス社製トナ−カ
ートリッジ−TC450の内容物)1gを塗布した不織
布を摩擦部Aの円弧部に取り付け、次に、摺動台Bに試
験片(活性エネルギー線硬化性組成物を塗布し硬化させ
たライナー)を取り付け、摺動台を20回作動させる。
その後、試験片を取り出し、以下の基準で目視評価す
る。 (評価基準) ◎:試験片の汚れが殆どない ○:試験片の汚れが少しあるが目立たない △:試験片の汚れがやや目立つ ×:試験片の汚れが目立つ
【0041】(2)滑り開始角度 JIS P−8147規定される傾斜方法で滑り開始角
度を20℃で測定した。なお、測定は活性エネルギー線
硬化性組成物を塗布し硬化させたライナーに関して、塗
工面同士について、紙の縦方向について行った。
【0042】(3)耐摩耗性 学振型試験機を使用し、500gの荷重で300回摩擦
した時の樹脂層の損傷状態を観察し、下記の基準で目視
評価した。なお、測定は活性エネルギー線硬化性組成物
を塗布し硬化させたライナーの塗工面について行なっ
た。 (評価基準) ◎:活性エネルギー線硬樹脂層の損傷がない。 ○:活性エネルギー線硬樹脂層に筋状の損傷がある。 △:活性エネルギー線硬樹脂層全面に損傷がある。 ×:基材に及ぶ損傷がある。
【0043】以上の試験結果と、段ボール箱包装体をベ
ルトコンベアで搬送し、パレット積みした後の、箱の底
面の状態を目視観察した結果を、表1に記載する。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明により、底面に防
滑層あるいは保護層として合成樹脂層を設けても、搬送
時に汚れがつきにくい段ボール箱、及び段ボール箱包装
体を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 各種段ボール箱形式を示す。
【図2】 各種段ボール箱形式を示す。
【図3】 各種段ボール箱形式を示す。
【図4】 各種段ボール箱形式を示す。
【図5】 各種段ボール箱形式を示す。
【図6】 表ライナーへの硬化樹脂層形成部位。
【図7】 図6のライナーを使用して得た段ボールシー
トを所定のラップラウンド形式箱のブランクシートと
し、さらに段ボール箱包装体とした図。
【図8】 表ライナーへの防滑層、及び硬化樹脂層形成
部位。
【図9】 図8のライナーを使用して得た段ボールシー
トを所定のラップラウンド形式箱のブランクシートと
し、さらに段ボール箱包装体とした図。
【符号の説明】
A:硬化樹脂層 B:防滑層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E060 AA03 AB05 AB32 AB33 BA24 BC02 BC04 BC06 DA30 EA06 EA14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱の底面のみに活性エネルギー線硬化性組
    成物を塗布し活性エネルギー線を照射して得られる硬化
    樹脂層を形成した段ボール箱。
  2. 【請求項2】活性エネルギー線硬化性組成物における活
    性エネルギー線硬化性化合物の40〜90重量%が3官
    能以上のアクリレートであることを特徴とする請求項1
    に記載の段ボール箱。
  3. 【請求項3】活性エネルギー線で硬化した硬化樹脂層に
    おける樹脂のガラス転移温度が60〜250℃である請
    求項1又は請求項2に記載の段ボール箱。
  4. 【請求項4】段ボール箱の箱形状がJIS Z−150
    7に規定されるコード番号0410の箱形状である請求
    項1〜請求項3のいずれかに記載の段ボール箱。
  5. 【請求項5】天面には、熱可塑性樹脂を主成分とする防
    滑性樹脂層を形成した請求項1〜請求項4のいずれかに
    記載の段ボール箱。
  6. 【請求項6】天面及び底面が、JIS P−8147に
    規定される傾斜法滑り開始角度が温度20℃における測
    定で30°以上である請求項1〜請求項5のいずれかに
    記載の段ボール箱。
  7. 【請求項7】請求項1〜請求項6のいずれかに記載の段
    ボール箱で内容物入り飲料容器を包装した段ボール箱包
    装体であり、底面にかかる内容物重量が4g/cm2
    上であることを特徴とする段ボール箱包装体。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7293350B2 (en) * 2004-01-30 2007-11-13 Denso Corporation Coil forming apparatus of forming coils of a stator of a rotary electric machine
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