JP7267600B2 - 保護リングおよびそれを含むホイール保護部材セット - Google Patents

保護リングおよびそれを含むホイール保護部材セット Download PDF

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Description

本発明は,例えば車両用のロードホイール等の一方の側面が意匠面であるホイールを,その意匠面を保護しつつ流通過程に置くためのホイール保護部材に関する。さらに詳細には,意匠面に被せるホイール保護部材の凸面側にあてがう保護リング,およびその保護リングを含むホイール保護部材セットに関するものである。
流通過程にてホイールの意匠面を保護する保護部材の従来例として,特許文献1に記載されているものを挙げることができる。同文献の技術では,その図3に示される「T」(搬送用トレイ)および「P」(パレット)を使用する。搬送用トレイTには「4」で示される円形の凸状部(内側丘部)が形成されており,その裏面は凹状になっている(同文献の図2)。この内側丘部4をホイールの意匠面に被せることで意匠面を保護する。同文献の図4に示されるようにパレットPの上にホイールと搬送用トレイTとを交互に積み重ねることができる。その最上段の搬送用トレイTの上にさらにパレットPを置いてその上にもホイールと搬送用トレイTとを交互に積み重ねることができる。このような姿態にてホイールを流通過程に置くことができる。
特開平11-278453号公報
しかしながら前記した従来の技術には,次のような問題点があった。同文献の図4中の2つのパレットPのうち上段のもの(P”)のすぐ下にも搬送用トレイT(Ta)が配置されている。パレットP”およびその上に載っているホイール,パレットPの全荷重が搬送用トレイTaの内側丘部4に掛かることになる。このため搬送用トレイTaの内側丘部4が上下方向に圧縮される向きに変形して,結果的にその下のホイールの意匠面が損傷する可能性があるのである。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,上からの荷重が加わった場合でもホイール保護部の変形が抑制されるような保護リング,およびその保護リングを含むホイール保護部材セットを提供することにある。
本発明の一態様における保護リングは,一方の側面が意匠面であるホイールの意匠面を保護する表面が凸状で裏面が凹状の円形の部分を有するホイール保護部材の表面側に配置されるものであって,円筒形状の第1スリーブ部と,第1スリーブ部の一端側の径方向外側に設けられたフランジ部と,フランジ部の外周における第1スリーブ部と反対面側に設けられた第2スリーブ部と,フランジ部における第1スリーブ部側の面と第1スリーブ部の外面とのいずれにも繋がって,もしくはフランジ部における第2スリーブ部側の面と第2スリーブ部の内面とのいずれにも繋がって形成された連絡リブとを有し,保護リング同士での積み重ね状態にしたときに一方の第1スリーブ部が他方の第2スリーブ部の内側に入り込むものである。
上記態様における保護リングは,ホイールの意匠面の上に被せられている前記円形の部分の凸状の表面側に配置して使用される。この使用状態での保護リングは,前記円形の部分を介してホイールの意匠面と対向している。この状態でさらに上方から荷重が掛かると,その荷重は保護リングに掛かることとなる。このため上方からの荷重は保護リングを介して,ホイール保護部材における前記円形の部分の周囲の位置に主として掛かり,前記円形の部分にはあまり掛からない。これにより前記円形の部分の荷重による圧縮変形が抑制されるので,前記円形の部分の凹状の裏面がホイールの意匠面に接触してしまうことが防止される。こうして,ホイールの意匠面をより確実に保護する。もし,保護リングを配置していない状態で前記円形の部分に上からの荷重が掛かると,前記円形の部分のうち保護リング1の載置位置の内側の部分がホイールの意匠面に押し付けられ,損傷させてしまうことが起こりうる。上記態様の保護リングを使用することでこのような事態を防止できる。
本態様の保護リングはまた,上記のような使用をしないで保管するときには,保護リング同士で積み重ねた状態とすることができる。この積み重ね状態では,2つの保護リング間で,一方の保護リングの第1スリーブ部が他方の保護リングの第2スリーブ部の内側に入り込む形となる。3つ以上の保護リングを積み重ねることもむろんできる。これにより,保管時の省スペースと積み重ね状態の安定が図られる。本態様の保護リングはまた,フランジ部と第1スリーブ部または第2スリーブ部とのいずれにも繋がる連絡リブにより補強されている。このため肉厚に形成する必要がない。
上記態様における保護リングではさらに,積み重ね状態にしたときにおける第2スリーブ部の内側の進入許容深さと,第1スリーブ部のフランジ部からの高さ方向の突出長とが異なることが望ましい。このようになっていれば,積み重ね状態にある2つの保護リング間に隙間ができる。隙間は,突出長が進入許容深さより大きければ外側にでき,進入許容深さが突出長より大きければ内側にできる。この隙間に指先を入れることで,積み重ね状態からの保護リングの分離が容易にできる。
上記のいずかの態様における保護リングではさらに,連絡リブが,フランジ部の外周から第1スリーブ部におけるフランジ部と反対側の端部までにわたる,もしくはフランジ部の内周から第2スリーブ部におけるフランジ部と反対側の端部までにわたるL字状に形成されているものであることが望ましい。連絡リブがL字状に形成されていれば,保護リングがより確実に補強されるからである。
上記のいずかの態様における保護リングではまた,第1スリーブ部と第2スリーブ部との少なくとも一方に,半径方向の内外に貫通する切り欠き部もしくは窓部が形成されていることが望ましい。この切り欠き部もしくは窓部は,ホイールとホイール保護部材との積み重ね体の結束のために利用することができる。積み重ね体の最上段のホイール保護部材の前記円形の部分に保護リングを装着し,その切り欠き部もしくは窓部に結束バンドを通すのである。なお切り欠き部もしくは窓部は,保護リング同士の積み重ね状態から保護リングを分離するときにも利用できる。
切り欠き部もしくは窓部が形成されている態様の保護リングでは,第1スリーブ部と第2スリーブ部とのいずれにも切り欠き部もしくは窓部が形成されており,第1スリーブ部の切り欠き部もしくは窓部と,第2スリーブ部の切り欠き部もしくは窓部とが円周方向に異なる位置に配置されていることが望ましい。切り欠き部や窓部は多数箇所に形成されていた方が結束バンドを通す際の作業性では優れる。ただし第1スリーブ部と第2スリーブ部とで円周方向における同じ位置にいずれも切り欠き部もしくは窓部が形成されていると,その箇所の強度が低い。異なる位置に配置しておけば強度面での弊害はない。
本発明の別の一態様におけるホイール保護部材セットは,一方の側面が意匠面であるホイールの意匠面を保護する表面が凸状で裏面が凹状の円形のホイール保護部が形成されているホイール保護部材と,ホイール保護部材とホイールとの積層体を載置するとともに,積層体の上に載置されることも可能なパレットと,ホイール保護部の表面側に配置されてホイール保護部を介してホイールの意匠面と対向する保護リングとを有し,保護リングは,円筒形状の第1スリーブ部と,第1スリーブ部の一端側の径方向外側に設けられたフランジ部と,フランジ部の外周における第1スリーブ部と反対面側に設けられた第2スリーブ部と,フランジ部における第1スリーブ部側の面と第1スリーブ部の外面とにわたって,もしくはフランジ部における第2スリーブ部側の面と第2スリーブ部の内面とにわたって形成された連絡リブとを有し,保護リング同士で積み重ねたときに一方の第1スリーブ部が他方の第2スリーブ部の内側に入り込むものである。
上記態様におけるホイール保護部材セットは,パレットの上にホイールとホイール保護部材とを交互に積み重ねていくことでホイールを流通姿態とする目的で使用される。そのような流通姿態をさらに上下に段積みにする際に保護リングを使用する。下段の流通姿態の中の最上段のホイール保護部材のホイール保護部に,前述のように保護リングを装着するのである。これにより,段積みの下段になった流通姿態の中の最上段のホイール保護部材が,上段の流通姿態の重量による荷重から守られる。これにより,意匠面の保護とホイール保護部材の劣化抑制とが図られる。
上記態様におけるホイール保護部材セットではさらに,保護リングの第1スリーブ部におけるフランジ部と反対側の端部から第2スリーブ部におけるフランジ部と反対側の端部までの高さ方向の寸法が,ホイール保護部の突出高さ以上であることが望ましい。このようになっていれば,上からの荷重によるホイール保護部の変形がより確実に防止されるからである。また,第1スリーブ部の内径がホイール保護部の直径以上であることも望ましい。このようになっていれば,保護リングを裏返して使用することができ,適応サイズの範囲がより広くなるからである。
本構成によれば,上からの荷重が加わった場合でもホイール保護部の変形が抑制されるような保護リング,およびその保護リングを含むホイール保護部材セットが提供されている。
実施の形態に係るホイールの流通姿態を示す斜視図である。 実施の形態に係るホイール保護トレイを示す斜視図である。 パレット上のホイール保護トレイの上にホイールを載置する状況を示す斜視図である。 実施の形態に係る保護リングを示す斜視図(表面側)である。 実施の形態に係る保護リングを示す斜視図(裏面側)である。 複数段のホイールおよびホイール保護トレイをパレット上に積載した状態を示す斜視図である。 図1に示される姿態の部分断面図である。 図7の一部を拡大して示す断面図である。 保護リングを使用しない場合の部分断面図である。 図1中の保護リングを裏返しにした状態を示す斜視図である。 図6中の保護リングを裏返しにした状態を示す斜視図である。 図7中の保護リングを裏返しにした状態を示す部分断面図である。 図12の一部を拡大して示す断面図である。 変形形態に係る保護リングを示す斜視図(表面側)である。 変形形態に係る保護リングを示す斜視図(裏面側)である。 別の変形形態に係る保護リングを示す斜視図(表面側)である。 別の変形形態に係る保護リングを示す斜視図(裏面側)である。 保護リング同士の積み重ね状態を示す斜視図である。 保護リング同士の積み重ね状態を示す断面図である。 さらに別の変形形態に係る保護リングを示す断面図である。 図20の保護リングの積み重ね状態を示す断面図である。 さらに別の変形形態に係る保護リングを示す断面図である。 さらに別の変形形態に係る保護リングを示す断面図である。 さらに別の変形形態に係る保護リングを示す断面図である。
以下,本発明を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。図1に,本形態のホイール保護部材セットによるホイール20の流通姿態を示す。本形態のホイール保護部材セットは,図1中のパレット3と,ホイール保護部材であるホイール保護トレイ2と,保護リング1とからなるものである。このうちのパレット3は,図1の用途に特化したものである必要はなく汎用品でもよい。パレット3,ホイール保護トレイ2,そして保護リング1はいずれも合成樹脂製である。
単独でのホイール保護トレイ2を図2に示す。ホイール保護トレイ2は,全体として上方から見てほぼ正方形である板状のものである。ただし種々の凹凸形状が設けられている。ホイール保護トレイ2における主要な凹凸形状として,円形のホイール保護部5がある。ホイール保護部5は,図2に見るように上方に対して凸状となっている部位である。その裏面側は凹状となっている。ホイール保護部5は,ホイール20の意匠面21(図3参照)に被せられる部位である。意匠面21に対してはホイール保護部5の凹状側の面(図2における裏面側)が対面する。図2に示されるように1枚のホイール保護トレイ2における複数箇所(図2の例では5箇所)にホイール保護部5が形成されている。ホイール保護部5のうち一部のものにはさらに,小凸部17が形成されている。ホイール保護トレイ2におけるホイール保護部5の周囲には,環状の平坦部6が形成されている。ホイール保護トレイ2にはこれら以外にも,補強目的の種々の凹凸部13が形成されている。凹凸部13は後述するように,ホイール20のホイール保護トレイ2に対する水平移動を規制する機能を奏することもできる。
図3に示されるように,ホイール保護トレイ2の上にホイール20を載置することもできる。ホイール20はホイール保護トレイ2におけるホイール保護部5の上に載置される。ホイール20における意匠面21の反対側の側面は開口状となっているので,意匠面21が上を向くようにホイール20をホイール保護部5の凸面側の上に被せることになる。
単独での保護リング1を図4および図5に示す。図5は,図4の保護リング1を逆さにして示す図である。これらの図から明らかなように保護リング1は,円形のものである。単独で見る保護リング1は随分大きく見えるが,図1中の最上段にあるようにホイール保護トレイ2のホイール保護部5の凸面側にあてがわれるものである。図1では分かりにくいが,図1中の上下方向に中程辺りのパレット3の直下のホイール保護トレイ2に対しても,そのホイール保護部5には保護リング1が配置されている。これに対して図2や図3の中のホイール保護トレイ2には保護リング1が装着されていない。
図4や図5に示すように保護リング1は,第1スリーブ部7と第2スリーブ部8とフランジ部9とを有している。第1スリーブ部7および第2スリーブ部8はいずれも,長さ(図4,図5中の上下方向の寸法)は短いものの円筒形状の部位である。第2スリーブ部8の方が第1スリーブ部7よりも大径である。フランジ部9は,環状の平板状の部位であり,第1スリーブ部7と第2スリーブ部8とを繋いでいる部位である。第1スリーブ部7はフランジ部9の内周に繋がっており,第2スリーブ部8はフランジ部9の外周に繋がっている。また,フランジ部9から見て第1スリーブ部7と第2スリーブ部8とは,一方が表面側にあり他方が裏面側にある。
保護リング1にはさらに,連絡リブ10が設けられている。連絡リブ10は,フランジ部9における第2スリーブ部8側の面と第2スリーブ部8の内面とにわたってL字状に形成された凸状の部位である。連絡リブ10は,フランジ部9と第2スリーブ部8との継ぎ目の箇所から,フランジ部9の内周端まで,また第2スリーブ部8の図5中における上端までにわたって形成されている。連絡リブ10は,保護リング1の全体にわたり周方向に離散して複数箇所に設けられている。
保護リング1にはまた,窓部11,窓部12が形成されている。窓部11は第1スリーブ部7に形成されており,窓部12は第2スリーブ部8に形成されている。窓部11,窓部12はいずれも,保護リング1を半径方向の内外に貫通することができる部位である。保護リング1において窓部11と窓部12とは,周方向に互いに異なる位置に配置されている。
次に,パレット3,ホイール保護トレイ2,保護リング1によるホイール20の流通姿態について説明する。まず,図3に示されるように,パレット3の上に1枚のホイール保護トレイ2を載置する。このときホイール保護トレイ2の表裏については,ホイール保護部5が上向きに凸状となる向きとする。そして,パレット3上のホイール保護トレイ2の各ホイール保護部5にホイール20を1つずつ,意匠面21が上を向くように載置する。載置したホイール20の下面側では,ホイール保護部5がホイール20の内部空間に入り込んだ状態となる。これにより,ホイール20のホイール保護トレイ2に対する水平移動が規制される。ホイール20が水平移動すればホイール20のリム部の内面とホイール保護部5の凸形状との当接が起きるからである。ホイール20のリム部の外面とホイール保護トレイ2の凹凸部13との当接も,ホイール20の水平移動を規制する。
なお,1枚のホイール保護トレイ2上に載置される複数のホイール20のリム幅サイズは,すべて一致していることが望ましい。ただしリム径サイズについては,必ずしも一致していなくてもよい。
ホイール保護トレイ2のすべてのホイール保護部5にホイール20を載置したら,それらのホイール20の上にもう1枚のホイール保護トレイ2を載置する。これにより,5つのホイール20の意匠面21がすべて,ホイール保護部5に保護される形となる。その上にさらに,ホイール20とホイール保護トレイ2とを交互に積載していくことができる。
このようにして3段分のホイール20と4枚のホイール保護トレイ2とをパレット3上に積載した状態を図6に示す。図6に示される状態では,最上段のホイール保護トレイ2の各ホイール保護部5に,図4,図5に示した保護リング1が装着されている。各保護リング1は,ホイール保護部5を介してその下のホイール20の意匠面21と対向する配置となっている。
図6に示されるものを上下に二段積みにした状態が前述の図1である。図1の状態では前述のように,上下に2つあるパレット3のうち上段のものとそのすぐ下のホイール保護トレイ2との間に保護リング1が配置されている。この保護リング1の作用を説明する。図7および図8(図7中の領域Fの拡大図)に,図1の段積み状態の縦断面の一部を示す。図7および図8に示されるのは,ホイール保護トレイ2の1辺に沿って並ぶ2つのホイール20の中央辺りを横切る位置での断面図である。図7から分かるように,パレット3の内部の大部分は空洞14であり,パレット3の随所に,空洞14に繋がる横穴や下穴,上穴が形成されている。パレット3のすぐ下のホイール保護トレイ2の小凸部17は,下穴からこの空洞14に入り込んでいる。
図8中における保護リング1の配置を説明する。図8中での保護リング1は,第2スリーブ部8が下向きで第1スリーブ部7が上向き,すなわち図4に示した向きとされている。その第2スリーブ部8が,ホイール保護トレイ2の平坦部6の上に載っている。そしてその上のパレット3は,保護リング1の第1スリーブ部7の上に載っている。
このため,パレット3およびその上の積載物の荷重は,その下のホイール保護トレイ2のホイール保護部5にはあまり掛からず,主として保護リング1に掛かることになる。保護リング1に掛かった荷重はホイール保護トレイ2の平坦部6に掛かる。平坦部6の下にあるのはホイール20であり,実質的に剛体といってよいものである。このため,ホイール保護部5が上のパレット3からの荷重によって変形することはほとんどない。仮に多少変形したとしても,ホイール保護部5の内面がその下のホイール20の意匠面21に接触してしまうほどには至らない。この目的のため,第1スリーブ部7におけるフランジ部9と反対側の端部から第2スリーブ部8におけるフランジ部9と反対側の端部までの高さ方向の寸法が,ホイール保護部5の突出高さ以上であることが望ましい。また,保護リング1の厚みは,ホイール保護トレイ2の厚み以上であることが望ましい。
もし,ホイール保護トレイ2上に保護リング1を介さず直接にパレット3を載置すると,図7の状態ではなく図9の状態となる。図9の状態では,上のパレット3からの荷重のほぼすべてがホイール保護部5に掛かることとなる。このためホイール保護部5は,上下方向に強く圧縮されることになる。これにより,図9ではホイール保護部5の変形は表現していないが,実際にはホイール保護部5が大きく変形する可能性がある。特に,保護リング1が載置される位置の内側の,ホイール保護部5の凸状の立ち上がり形状の縁辺部が下向きに押し付けられる。これによりホイール20の意匠面21のうち保護リング1の載置位置の内側に相当する位置が損傷を受ける可能性がある。また,ホイール保護トレイ2の劣化も進む。パレット3のすぐ下にはホイール保護トレイ2を配置しない,という方法もあるにはあるが,それではパレット3が直接に意匠面21に接触することになる。これに対して本形態では保護リング1の使用により,意匠面21の保護がより確実なものとなっている。つまり,意匠面21のうち保護リング1の載置位置の内側の領域の損傷が防止されている。また,ホイール保護トレイ2に掛かるストレスが軽減されその劣化が抑制されている。
また図7および図8においては,ホイール保護トレイ2に対する保護リング1の水平移動が規制されている。保護リング1が水平移動しようとすると,その内面とホイール保護部5の凸形状との当接が起きるからである。また,保護リング1の外面とホイール保護トレイ2の凹凸部13との当接も,保護リング1の水平移動を規制する。また,保護リング1自体は,連絡リブ10により補強されており,パレット3からの荷重に十分に耐えるようになっている。連絡リブ10を設けず替わりに保護リング1全体を肉厚にしても強度は得られるが,それでは保護リング1の重量や使用する材料の量といった点で不利である。なお図7および図8に示されるように,ホイール保護トレイ2の縁辺に垂れ部15を形成することができる。垂れ部15が形成されていれば,ホイール保護トレイ2がそのすぐ下のホイール20またはパレット3に対して水平移動することが規制される。
保護リング1は,図5に示した向きでホイール保護部5にあてがうこともできる。その場合の状況を図10(図1に相当),図11(図6に相当),図12(図7に相当)および図13(図12中の領域Gの拡大図,図8に相当)に示す。このような配置の場合でも保護リング1は,上記と同様の効果を奏する。このように第1スリーブ部7をホイール保護トレイ2に向けた配置は,前述の第2スリーブ部8をホイール保護トレイ2に向けた配置と比較して,より小径のホイール20に適している。第1スリーブ部7は第2スリーブ部8よりも小径だからである。また,ホイール保護部5の径方向サイズ自体にも,ホイール20のサイズのバリエーションに応じたいくつかのバリエーションがあるからである。
第1スリーブ部7や第2スリーブ部8の径方向サイズとホイール保護部5の径方向サイズとは,厳密に一致させる必要はなくある程度の適合可能範囲がある(これはホイール保護部5の径方向サイズとホイール20の径方向サイズとの関係でも同じ)が,第1スリーブ部7と第2スリーブ部8とが異径であることにより,保護リング1としての適合可能範囲がより広げられている。なお,保護リング1を表裏どちら向きにも装着できるためには,小径な方である第1スリーブ部7の内径がホイール保護部5の直径よりも大きいことが望ましい。
保護リング1における窓部11,窓部12の使い方を説明する。窓部11,窓部12は,図6あるいは図11に示される積載状態を安定させるための結束バンドを通す穴である。図7および図12中には,結束バンド16を示している。図7では,保護リング1の窓部12が,ホイール保護トレイ2の縁辺に向けて配置されている。そして左右両方の保護リング1の窓部12に結束バンド16が通されている。図12では窓部12でなく窓部11を利用して同じことを行っている。結束バンド16はさらに,下方のパレット3の横穴を通されて全体で環状に締結されている。これにより図6,図11の積載状態の安定が図られている。ただし図6,図11には結束バンド16による締結を行う前の状態が描かれている。図1や図10における最上段の保護リング1は,上からの荷重を受けるという役割を果たしてはいないが,結束バンド16を通すという役割を果たすことはできる。
窓部11,窓部12に関するバリエーションを説明する。図4,図5に示した例では,第1スリーブ部7の窓部11と第2スリーブ部8の窓部12とが1箇所ずつ,ほぼ180°対向する位置に形成されている。
しかしながら窓部11と窓部12とのうちいずれか一方のみが形成されているものでもよい。窓部11,窓部12とも,複数箇所に形成されていてもよい。窓部11と窓部12との両方がそれぞれ複数箇所に形成されていてもよい。窓部11の個数と窓部12の個数とは一致していなくてもよい。ただし,窓部11と窓部12とを円周方向に対して同一の位置に配置することは推奨されない。その位置における保護リング1の強度が低くなるからである。窓部11と他の窓部11もしくは窓部12とが円周方向に対してほぼ90°の位置に配置されていると,図6,図11の積載状態に対して結束バンド16を十字掛けすることができる。
図14および図15に,窓部11,窓部12の代わりに切り欠き部を形成した例を示す。これらの図に示されている保護リング31は,第1スリーブ部37に切り欠き部41を形成し,第2スリーブ部38に切り欠き部42を形成したものである。図示の例では,切り欠き部41は4箇所に,切り欠き部42は6箇所に形成されている。保護リング31も,保護リング1と同様に用いることができる。結束バンド16は切り欠き部41または切り欠き部42を利用して掛けられる。なお,切り欠き部に関しても個数は任意で,切り欠き部41と切り欠き部42とのうちいずれか一方のみが形成されているものでもよい。窓部と切り欠き部とが混在して設けられていてもよい。
図16および図17に,窓部も切り欠き部も形成されていない保護リング51を示す。このような保護リング51でも,上段からの荷重を受けるという役割は果たすことができる。結束バンド16を掛けない場合にはこれで十分である。また,窓部も切り欠き部も形成されていないとはいえ,結束バンド16を掛けることが全くできない訳ではない。ただし,窓部または切り欠き部により結束バンド16の位置を規制する機能がない分,積載状態の安定性ではやや劣る。
保護リング1,31,51は,使用しないときには同一の保護リング同士で積み重ねることができる。このことを以下,保護リング1により代表して説明する。積み重ねた状態を図18に示す。図18に示されるのは,図4の向きにある3本の保護リング1の積み重ね状態である。図18に示される積み重ね状態の断面図を図19に示す。図19に示されるように保護リング1同士の積み重ね状態では,上段の保護リング1の第2スリーブ部8の中に下段の保護リング1の第1スリーブ部7が入り込んでいる。これにより,保護リング1の保管時における省スペースと積み重ね状態の安定が図られている。なお図19では,第2スリーブ部8の窓部12の位置での断面図が示されている。実際の積み重ね状態では,各保護リング1の窓部11,12の位置が揃っている必要はない。図18,図19に示される積み重ね状態を全体として上下逆さにすることもできる。
このような入り込みが可能であるということは,第2スリーブ部8の内径よりも第1スリーブ部7の外径の方が小さいということである。本形態のように第2スリーブ部8の内面に連絡リブ10が形成されている場合における第2スリーブ部8の内径とは,第2スリーブ部8の内面上の連絡リブ10の頂部にて測定した内径のことである。
また,図19の積み重ね状態の外面側では,上段の保護リング1の第2スリーブ部8の先端と,下段の保護リング1のフランジ部9との間に隙間Aがある。このことは,上段の保護リング1の第2スリーブ部8の内面側の深さBよりも,第1スリーブ部7のフランジ部9からの突出量Cの方が大きいということである。突出量Cから深さBを引いた差が,隙間Aとして現れている。深さBとは,本形態のようにフランジ部9における第2スリーブ部8側の面上に連絡リブ10が形成されている場合には,第2スリーブ部8の頂部と当該連絡リブ10の頂部との高さの差である。これが,第2スリーブ部8の内側への他の部材の進入が許容される最大の深さだからである。
この隙間Aにより,図19の積み重ね状態から保護リング1を分離することが容易である。積み重ね状態にある保護リング1の外側から指先を隙間Aに挿入して保護リング1を持ち上げることができるからである。特に,図16,図17に示した窓部も切り欠き部もない保護リング51の場合には隙間Aの意義が大きい。また,図20および図21に示すように,隙間Dが内面側に現れるようにすることもできる。前述の深さBを突出量Cよりも大きくしておけばこのようにできる。これにより,連絡リブ10の突出高さより大きい隙間Dが内面側に現れる。この場合には内側から隙間Dに指先を挿入することとなる。
なお,ホイール保護部5に装着されている保護リング1をホイール保護トレイ2から分離することも容易である。内側(図7の場合)もしくは外側(図12の場合)から容易にフランジ部9の下側へ指先を掛けることができるからである。
また,ここまでの説明では連絡リブ10について,フランジ部9の内周端から第2スリーブ部8の先端までに至るL字状に形成されたものとしていたが,それには限られない。連絡リブ10は,図22に示すように,フランジ部9と第2スリーブ部8との継ぎ目の箇所からフランジ部9の内周端までに至って形成されており,第2スリーブ部8の先端には達していないものであってもよい。あるいは図23に示すように,フランジ部9と第2スリーブ部8との継ぎ目の箇所から第2スリーブ部8の先端までに至って形成されており,フランジ部9の内周端には達していないものであってもよい。これらのような連絡リブ10であっても,フランジ部9における第2スリーブ部8側の面と第2スリーブ部8の内面とのいずれにも繋がっていることに変わりはない。ただし補強という点ではL字状の方がより有利である。
また図24に示すように,連絡リブ10を外面側に設けてもよい。すなわち連絡リブ10は,フランジ部9における第1スリーブ部7側の面と第1スリーブ部7の外面とにわたってL字状に形成されているものであってもよい。このように第1スリーブ部7の外面に連絡リブ10が設けられている場合における第1スリーブ部7の外径とは,第1スリーブ部7の外面上の連絡リブ10の頂部にて測定した外径のことである。
このような外面側の連絡リブ10についても,図22,図23と同趣旨の変形が可能である。すなわち外面側の連絡リブ10は,フランジ部9と第1スリーブ部7との継ぎ目の箇所から,第1スリーブ部7の先端とフランジ部9の外周端とのいずれか一方に至って形成されているものであってもよい。これらのような連絡リブ10であっても,フランジ部9における第1スリーブ部7側の面と第1スリーブ部7の外面とのいずれにも繋がっていることに変わりはない。連絡リブ10が内面側と外面側との両方に設けられていてもよい。
以上詳細に説明したように本実施の形態に係るホイール保護部材セットでは,パレット3およびホイール保護トレイ2に加えてさらに,保護リング1,31,51を用いることとしている。保護リング1,31,51を用いることで,ホイール保護トレイ2の上にさらにパレット3を載置する場合におけるパレット3およびその積載物の荷重が,パレット3のすぐ下のホイール保護トレイ2のホイール保護部5にあまり掛からないようにしている。これによりホイール20の意匠面21の保護をより確実にするとともに,ホイール保護トレイ2の劣化を抑制している。かくして,上からの荷重が加わった場合でもホイール保護部の変形が抑制されるような保護リング,およびその保護リングを含むホイール保護部材セットが実現されている。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,1枚のホイール保護トレイ2当たりのホイール保護部5の数は,5つには限られない。もっと少なくてもよい(1箇所だけを含む。)し,もっと多くてもよい。1枚のホイール保護トレイ2の中に直径の異なるホイール保護部5が混在していてもよい。ホイール保護トレイ2における小凸部17や凹凸部13の形状や配置,有無は任意である。ホイール保護トレイ2を上方から見た全体形状も正方形状に限らず任意である。前記形態の保護リング1,31,51は,既存のホイール保護トレイや既存のパレットとともに用いることも可能である。
また前記形態ではホイール保護部材を具体化したものとしてホイール保護トレイ2を示した。これは,ホイール20の意匠面21を覆うとともにさらにその上にホイール20を積み重ねることができるもの(図1等)である。しかしこれに限らずホイール保護部材を,ホイール20の意匠面21を覆うのみで,その上にホイール20を積み重ねることはしないもの(例えばホイール保護キャップ等と称する。)として具体化してもよい。その場合でも,ホイール保護キャップの上にパレット3を積み重ねることはあるので,保護リング1,31,51を用いる意義はある。図1等の積み重ね状態でも,最上段のホイール保護トレイ2やパレット3の直下のホイール保護トレイ2は,ホイール保護キャップであってもよい。
また,パレット3,ホイール保護トレイ2(ホイール保護キャップを含む。),保護リング1,31,51の素材は合成樹脂には限られない。合成樹脂以外の素材としては例えば,パレット3用には木材,ホイール保護トレイ2用にはパルプモールド,保護リング1,31,51用には軽金属,軽合金が考えられる。
1 保護リング
2 ホイール保護トレイ
3 パレット
5 ホイール保護部
7 第1スリーブ部
8 第2スリーブ部
9 フランジ部
10 連絡リブ
11 窓部
12 窓部
20 ホイール
21 意匠面
31 保護リング
37 第1スリーブ部
38 第2スリーブ部
41 切り欠き部
42 切り欠き部
51 保護リング

Claims (6)

  1. 一方の側面が意匠面であるホイールの意匠面を保護する表面が凸状で裏面が凹状の円形の部分を有するホイール保護部材の表面側に配置される保護リングであって,
    円筒形状の第1スリーブ部と,
    前記第1スリーブ部の一端側の径方向外側に設けられたフランジ部と,
    前記フランジ部の外周における前記第1スリーブ部と反対面側に設けられた第2スリーブ部と,
    前記フランジ部における前記第1スリーブ部側の面と前記第1スリーブ部の外面とのいずれにも繋がって,もしくは前記フランジ部における前記第2スリーブ部側の面と前記第2スリーブ部の内面とのいずれにも繋がって形成された連絡リブとを有し,
    保護リング同士での積み重ね状態にしたときに一方の前記第1スリーブ部が他方の前記第2スリーブ部の内側に入り込むものである
    保護リング。
  2. 請求項1に記載の保護リングであって,
    前記積み重ね状態にしたときにおける前記第2スリーブ部の内側の進入許容深さと,
    前記第1スリーブ部の前記フランジ部からの高さ方向の突出長とが異なる保護リング。
  3. 請求項1または請求項2に記載の保護リングであって,前記連絡リブは,
    前記フランジ部の外周から前記第1スリーブ部における前記フランジ部と反対側の端部までにわたる,もしくは前記フランジ部の内周から前記第2スリーブ部における前記フランジ部と反対側の端部までにわたるL字状に形成されているものである
    保護リング。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の保護リングであって,
    前記第1スリーブ部と前記第2スリーブ部との少なくとも一方に,半径方向の内外に貫通する切り欠き部もしくは窓部が形成されている
    保護リング。
  5. 請求項4に記載の保護リングであって,
    前記第1スリーブ部と前記第2スリーブ部とのいずれにも前記切り欠き部もしくは前記窓部が形成されており,
    前記第1スリーブ部の前記切り欠き部もしくは前記窓部と,前記第2スリーブ部の前記切り欠き部もしくは前記窓部とが円周方向に異なる位置に配置されている
    保護リング。
  6. 一方の側面が意匠面であるホイールの意匠面を保護する表面が凸状で裏面が凹状の円形のホイール保護部が形成されているホイール保護部材と,
    前記ホイール保護部材とホイールとの積層体を載置するとともに,前記積層体の上に載置されることも可能なパレットと,
    前記ホイール保護部の表面側に配置されて前記ホイール保護部を介してホイールの意匠面と対向する保護リングとを有し,
    前記保護リングは,
    円筒形状の第1スリーブ部と,
    前記第1スリーブ部の一端側の径方向外側に設けられたフランジ部と,
    前記フランジ部の外周における前記第1スリーブ部と反対面側に設けられた第2スリーブ部と,
    前記フランジ部における前記第1スリーブ部側の面と前記第1スリーブ部の外面とにわたって,もしくは前記フランジ部における前記第2スリーブ部側の面と前記第2スリーブ部の内面とにわたって形成された連絡リブとを有し,
    保護リング同士で積み重ねたときに一方の前記第1スリーブ部が他方の前記第2スリーブ部の内側に入り込むものである
    ホイール保護部材セット。
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