JP6962853B2 - 車両のリヤバンパ - Google Patents

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Description

本発明は、車両のリヤバンパに関するものである。
車両のバンパとして、車両の外側に配置されるバンパフェイスが、車幅方向外側に配置される左右一対の側部フェイスブロックと、車幅方向中央に配置される中央フェイスブロックと、に分割して構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の車両用バンパは、中央フェイスブロックの車幅方向外側の端部が側部フェイスブロックの端部に突き合わせられ、両者の突合せ部が複数個所で締結部材によって固定されている。
特開平9−104298号公報
ところで、車両の後部に設置されるリヤバンパは、車両の高速走行時等に、走行風や前輪が後方に跳ね上げる雨水や小石等を下方前面で受けることにより、曲げ方向や捩じれ方向の大きな荷重が作用することがある。バンパフェイスが左右の側部フェイスブロックと中央フェイスブロックとに分割された上記のバンパをリヤバンパに適用した場合には、走行風等の外部からの荷重入力時に、中央フェイスブロックの車幅方向外側の締結固定部の近傍に応力集中が生じることが懸念される。
そこで本発明は、中央フェイスブロックの締結固定部の近傍での応力集中を抑制しつつ、中央フェイスブロックを側部フェイスブロックに高い剛性をもって固定することができる車両のリヤバンパを提供しようとするものである。
本発明に係る車両のリヤバンパは、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
即ち、本発明に係る車両のリヤバンパは、車両後部に配置されるリヤバンパフェイス(例えば、実施形態のリヤバンパフェイス30)が、車幅方向外側に配置される左右一対の側部フェイスブロック(例えば、実施形態の側部フェイスブロック30L,30R)と、車幅方向中央に配置される中央フェイスブロック(例えば、実施形態の中央フェイスブロック30C)と、を備え、前記中央フェイスブロックの車幅方向外側の縁部が左右の前記側部フェイスブロックに脱着可能に締結固定される車両のリヤバンパにおいて、前記中央フェイスブロックは、ブロック本体部(例えば、実施形態のブロック本体部30CA)の下端から車体前方側に延びる下部フランジ(例えば、実施形態の下部フランジ30CB)を有し、かつ、前記下部フランジの左右の各縁部が、左右の対応する前記側部フェイスブロックの下面に締結固定され、前記下部フランジは、車体前方側への延出長さと上下方向の最大厚みが、車幅方向の中央領域から前記側部フェイスブロックとの締結固定部(例えば、実施形態の挿通孔59)に向かって漸増して形成されていることを特徴とする。
上記の構成により、中央フェイスブロックの下部フランジは、車体前方側への延出長さが長く、かつ上下方向の最大厚みの厚い部分で対応する側部フェイスブロックの下面に締結固定される。また、中央フェイスブロックの下部フランジは、車体前方への延出長さと最大厚みが車幅方向の中央領域から締結固定部に向かって漸増しているため、締結固定部の近傍の強度及び剛性が高く維持されるとともに、外部からの荷重入力時に中央フェイスブロックの一部に応力が集中するのを抑制できる。また、下部フランジの車体前方側への延出長さと上下方向の最大厚みを車幅方向の全域に亘って同様に増加させる場合に比較し、中央フェイスブロック全体の軽量化を図ることができる。
前記下部フランジの車体前方側の端縁は、車幅方向の中央領域から前記締結固定部側に向かって円弧状に形状変化するように形成されるようにしても良い。
この場合、下部フランジの前側の端縁が円弧を描いて形状変化するため、外部からの荷重入力時に一部に応力が生じにくくなるうえ、中央フェイスブロックの強度及び剛性の向上を図りつつ、中央フェイスブロックの中央領域を効率良く軽量化することができる。
前記下部フランジの最大厚みは、前記側部フェイスブロックとの重ね合わせ面と逆側の面で増加するようにしても良い。
この場合、下部フランジの最大厚みがフェイスブロックとの重ね合わせ面と逆側の面で増加するため、下部フランジのフェイスブロックとの重ね合わせ面を略平坦な面によって構成することができる。このため、この構成を採用した場合には、下部フランジを側部フェイスブロックの下面に安定して精度良く組み付けることができる。
前記下部フランジは、車体後方側の辺に沿うように下方に隆起する後端隆起部(例えば、実施形態の後端隆起部65)と、車幅方向の外側領域の車体前方側の辺に沿うように下方に膨出する前縁リブ(例えば、実施形態の前縁リブ63)と、車幅方向の外側領域に形成され、締結部材(例えば、実施形態のボルト44)が挿通される挿通孔(例えば、実施形態の挿通孔59)と、前記挿通孔の周域を取り囲むように下方に膨出する環状リブ(例えば、実施形態の環状リブ61)と、前記環状リブから放射方向に延びるように下方に膨出する複数の放射状リブ(例えば、実施形態の放射状リブ62a,62b,62c,62d,62e,62f,62g,62h)と、を有し、前記下部フランジの前記環状リブよりも車幅方向の中央寄りに配置される前記放射状リブ(例えば、実施形態の放射状リブ62a,62b)は、前記前縁リブと前記後端隆起部のいずれか一方と鈍角を成して連続するように形成されるようにしても良い。
この場合、後端隆起部、前縁リブ、環状リブ、及び、放射状リブによって下部フランジの車幅方向外側の領域の強度及び剛性を高めることができる。また、環状リブよりも車幅方向の中央寄りに配置される放射状リブは、前縁リブと後端隆起部のいずれか一方と鈍角を成して連続しているため、下部フランジの車幅方向の中央領域と外側領域との間に荷重が作用したときに、前縁リブと放射状リブの連結部や、後端隆起部と放射状リブの連結部に応力集中が生じるのを抑制することができる。また、下部フランジは、後端隆起部、前縁リブ、環状リブ、及び、放射状リブの配置される部分以外の肉厚を薄くすることができるため、中央フェイスブロックのさらなる軽量化を図ることができる。さらに、中央フェイスブロックを射出成形する際には、下部フランジの車幅方向外側の領域の全体が肉厚である場合に比較して、溶融樹脂の冷却時間を短くすることができる。したがって、上記の構成を採用した場合には、射出成形のサイクルタイムを短くして、生産効率を高めることができる。
前記下部フランジは、車幅方向の外側の辺に沿うように下方に膨出し、かつ、前記前縁リブに連結される側縁リブ(例えば、実施形態の側縁リブ64)をさらに備え、前記下部フランジのうちの、車幅方向の中央領域に位置される射出ゲート痕(例えば、実施形態の射出ゲート痕66)から前記環状リブを挟んで車幅方向外側に離間した位置には、少なくとも二つの前記放射状リブ(例えば、実施形態の放射状リブ62e,62f)が配置され、少なくとも二つの前記放射状リブは、前記側縁リブに連結されるようにしても良い。
この場合、下部フランジの射出成形時には、ゲートを通って射出された溶融樹脂が、成形型のうちの、下部フランジの中央領域形成部から外側端部形成部に向かって流れ込む。このとき、溶融樹脂は、環状リブの裏側(車幅方向の外側)で合流して剛性の低いウェルド部となり易い。しかし、上記の構成の場合、一対の放射状リブが側縁リブに連結されることにより、ウェルド部による剛性の低下が補われる。
前記中央フェイスブロックの前記ブロック本体部の上縁部は、車体前方側に段差状に窪み、跳ね上げ開閉可能な車体後部のテールゲート(例えば、実施形態のテールゲート37)の下端を受容する段部(例えば、実施形態の段部30Cb)を有し、前記段部には、車体固定用の締結部材(例えば、実施形態のボルト55)の挿通される締結孔(例えば、実施形態の締結孔56)と、当該締結孔の周縁部が車体前方側に窪んで前記締結部材の頭部を受容する窪み部(例えば、実施形態の窪み部48)と、が形成されるようにしても良い。
この場合、中央フェイスブロックの段部に窪み部が形成され、その窪み部内に締結部材の頭部が受容されるため、中央フェイスブロックを締結部材で車体に固定する際に、テールゲートが閉じ方向に変位することがあっても、テールゲートが締結部材の頭部と干渉するのを避けることができる。
本発明によれば、延出長さが長くかつ最大厚みの厚い部分で、中央フェイスブロックの下部フランジが側部フェイスブロックの下面に締結固定されている。このため、中央フェイスブロックの左右の下端領域を対応する側部フェイスブロックに高い剛性をもって固定することができる。
また、本発明によれば、下部フランジの車体前方側への延出長さと最大厚みが車幅方向の中央領域から締結固定部に向かって漸増しているため、締結固定部の近傍の強度及び剛性を高く維持することができるうえ、走行風等の外部からの荷重入力時に、下部フランジの一部に応力が集中するのを抑制することができる。
したがって、本発明のリヤバンパを採用した場合には、中央フェイスブロックの締結固定部の近傍での応力集中を抑制しつつ、中央フェイスブロックを側部フェイスブロックに高い剛性をもって固定することができる。
本発明の一実施形態の車両の後部領域の一部部品を取り去った下面図である。 本発明の一実施形態の車両の後部領域の一部部品を取り去った後面図である。 本発明の一実施形態の車両の後部領域の一部部品を取り去った側面図である。 本発明の一実施形態の車両の後部領域の一部部品を取り去った斜視図である。 本発明の一実施形態のリヤバンパフェイスの後面図である。 本発明の一実施形態の車両の後部領域の一部部品を取り去った斜視図である。 本発明の一実施形態の車両の後部のリヤバンパフェイスを取り去った斜視図である。 本発明の一実施形態の車両の図6のVIII−VIII断面部分で断面にした部分断面斜視図である。 本発明の一実施形態の車両の図6のIX−IX断面部分で断面にした部分断面斜視図である。 本発明の一実施形態のリヤバンパフェイスを裏面側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態のリヤバンパフェイスの図10のXI−XI線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態のリヤバンパフェイスの図10のXII−XII線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態のリヤバンパフェイスの取付部を図10のXIII−XIII断面部分で断面にした部分断面斜視図である。 本発明の一実施形態のリヤバンパフェイスの取付部を図10のXIII−XIII線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態のリヤバンパフェイスの車体組付時における図10のXIII−XIII線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態のリヤバンパフェイスの図10のXVI部の拡大図である。 本発明の一実施形態のリヤバンパフェイスを車体下方側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態のリヤバンパフェイスの図17のXVIII−XVIII線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態のリヤバンパフェイスの図16のXIX−XIX線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態の車両のスペアタイヤの取り外し手順を説明するための車両後部の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、図面の適所には、車両の前方を指す矢印FRと、車両の上方を指す矢印UPと、車両の左側方を指す矢印LHが記されている。
図1は、実施形態に係る車両1の後部領域を一部の部品を取り去って下方から見た図である。図2は、一部の部品を取り去った車両1を後方から見た図であり、図3は、一部の部品を取り去った車両1を左側方から見た図である。また、図4は、一部部品を取り去った車両1の後部領域を後部右斜め下方から見た図である。
本実施形態の車両1は、エンジン等の動力源から前輪と後輪に駆動力を伝達する四輪駆動車である。車両1の後部の左右両側には、車体前後方向に略沿って延びる一対のリヤサイドフレーム2が配置されている。左右のリヤサイドフレーム2の前端部には、車幅方向に沿って延びるミドルフロアクロスメンバ3が架設されている。また、左右のリヤサイドフレーム2の前後方向の中央領域には、車幅方向に沿って延びるリヤフロアクロスメンバ4が架設され、左右のリヤサイドフレーム2の後端部には、同様に車幅方向に沿って延びるリヤエンドクロスメンバ5が架設されている。左右のリヤサイドフレーム2と、ミドルフロアクロスメンバ3、リヤフロアクロスメンバ4、リヤエンドクロスメンバ5にはリヤフロア6が接合され、リヤフロア6がこれらによって支持されている。
また、左右のリヤサイドフレーム2のうちの、リヤフロアクロスメンバ4とリヤエンドクロスメンバ5の設置位置の間には、車幅方向に沿って延出するデフ搭載用クロスメンバ7が架設されている。デフ搭載用クロスメンバ7は、図2に示すように、車両後面視で中央領域が下方に窪む略U字状に形成されている。したがって、デフ搭載用クロスメンバ7の車幅方向の中央領域とリヤフロア6の間には空間部が設けられている。この空間部はタイヤ収容部8を構成している。タイヤ収容部8には、タイヤキャリア51を介してスペアタイヤ50が収容される。なお、図4においては、デフ搭載用クロスメンバ7と後述する差動装置9は図示都合上省略されている。
リヤフロア6の中央領域の下方には、エンジン等の駆動源の動力を左右の後輪に分配して伝達する後輪用の差動装置9が配置されている。
差動装置9は、デフ搭載用クロスメンバ7の下面に緩衝機能を持つ一対のマウント部10を介して固定されている。差動装置9は、差動機構を内部に収納する本体ブロック11と、本体ブロック11の後部に延設された後部連結ブロック12と、を有している。本体ブロック11の前面中央には、駆動伝達用の図示しないプロペラシャフトが連結されている。また、本体ブロック11の左右の側部には、図示しない後輪の車軸が連結されている。
タイヤキャリア51は、図4に示すように、スペアタイヤ50の下方側でスペアタイヤ50の直径方向に略沿って延出するメインロッド52と、メインロッド52の延出方向略中央に結合されてメインロッド52の延出方向と交差する方向に延出するサブロッド53と、を備えている。メインロッド52とサブロッド53は、金属材料によって形成され、交差部で相互に溶接固定されている。メインロッド52とサブロッド53の延出方向の両側の端縁には、上方側に屈曲してスペアタイヤ50の外周部を支持する外周支持部52a,53aが形成されている。
メインロッド52は、一端側の外周支持部52aの延出方向の端部に略コ字状に屈曲した枢支部52bが一体に形成されている。枢支部52bは、支持ブラケット14を介してリヤフロア6の前部領域の下面に回動可能に支持されている。タイヤキャリア51は、メインロッド52の枢支部52bを中心として、リヤフロア6の下面に傾動可能に支持されている。
また、メインロッド52の他端側の外周支持部52aの延出方向の端部には、略コ字状に屈曲した係止部52cが一体に形成されている。係止部52cには、挿入スリット15aを有する金属製の係止プレート15が一体に取り付けられている。係止部52cは、別体の固定ロッド16を介して、車体後部のリヤエンドクロスメンバ5に係止可能とされている。
固定ロッド16は、上端部に係止フック16aが一体に形成されるとともに、下端部に係止ボルト17が螺合されている。固定ロッド16の係止フック16aは、リヤエンドクロスメンバ5の後面に取り付けられた固定ブラケット18に吊り下げ支持可能とされている。メインロッド52の係止部52cは、係止プレート15の挿入スリット15aに固定ロッド16が挿入された状態で、係止ボルト17が締め込まれることによって車体後部に係止される。具体的には、タイヤキャリア51の上部に、スペアタイヤ50が横向きに載置され、その状態で係止ボルト17が工具によって締め込まれる。これにより、メインロッド52の係止部52cは、タイヤキャリア51の中央領域でスペアタイヤ50をリヤフロア6の下面側に押し付けた状態で、固定ロッド16を介してリヤエンドクロスメンバ5に拘束される。
図5は、車体後部に取り付けられるリヤバンパフェイス30の後面図である。図6は、リヤバンパフェイス30の中央フェイスブロック30Cを取り去った車両1の後部を左斜め上方から見た図である。図7は、側部フェイスブロック30Lを取り去った車体の左後部を左斜め上方から見た図である。また、図8は、図6のVIII−VIII断面部分を断面にして示した部分断面斜視図であり、図9は、図6のIX−IX断面部分を断面にして示した部分断面斜視図である。
リヤバンパフェイス30は、リヤバンパ100の主要部を構成する部材である。リヤバンパフェイス30は、車幅方向左右に配置される一対の側部フェイスブロック30L,30Rと、一対の側部フェイスブロック30L,30Rの間に配置される中央フェイスブロック30Cと、を備えている。中央フェイスブロック30Cは、左右の側部フェイスブロック30L,30Rと車体後部左右のリヤパネル40に対して脱着可能に取り付けられる。側部フェイスブロック30L,30Rと中央フェイスブロック30Cは、これらの主要部が樹脂材料によって形成されている。左右の側部フェイスブロック30L,30Rは、後面視が略L字状に形成され、車体の後部の下部側のコーナー部に配置される。これに対し、中央フェイスブロック30Cは、後面視が水平方向に延びる直線状に形成されている。中央フェイスブロック30Cの車幅方向の幅は、スペアタイヤ50の直径よりも広く設定されている。スペアタイヤ50の脱着作業時には、中央フェイスブロック30Cを取り外すことにより、左右の側部フェイスブロック30L,30Rの間の開口を通して脱着作業を容易に行えるようになっている。
中央フェイスブロック30Cは、左右の側部フェイスブロック30L,30Rと意匠面30Ca,30La,30Raが面一になるように形成され、左右の縁部が車体後部のリヤパネル40に対してボルト締結とクリップ固定によって取り付けられている。
中央フェイスブロック30Cの後部側の上縁部には、図5に示すように、車体後方側を向く意匠面30Caに対して車体前方に段差状に窪む段部30Cbが形成されている。また、左右の側部フェイスブロック30L,30Rの略L字状の後面視の内側領域には、同様に、車体後方側に向く意匠面30La,30Raに対して車体前方側に段差状に窪む段部30Lb,30Rbが形成されている。中央フェイスブロック30Cの段部30Cbと、左右の側部フェイスブロック30L,30Rの段部30Lb,30Rbは段差なく連続するように形成されている。これらの段部30Cb,30Lb,30Rbには、車体後部の開閉部材であるテールゲート37(図6参照)が閉じられたときにテールゲート37の下縁部と左右の下側角部が受容される。なお、テールゲート37は、車体後部の開口(テールゲート開口38)の上部に跳ね上げ回動可能に取り付けられている。
図6に示すように、車体後部下方のリヤエンドクロスメンバ5の車幅方向外側位置には、金属製の車体後部パネルであるリヤパネル40が配置されている。図6に示すリヤパネル40は、車体後部のテールゲート開口38を取り囲むように後面視が略L字状に形成されている。
図10は、左側の側部フェイスブロック30Lと中央フェイスブロック30Cを裏面側(車体組付け状態で車体前方側)の斜め上方から見た図である。図11は、図10のXI−XI線に沿う断面図であり、図12は、図10のXII−XII線に沿う断面図である。また、図13は、図10のXIII−XIII断面部分で破断した車体後部の部分断面斜視図である。
図10に示すように、左側の側部フェイスブロック30Lの車幅方向内側の端縁には、側部フェイスブロック30Lの裏面側(車体前方側)に膨出する断面が上下方向に連続して延びる境界係合部41が設けられている。境界係合部41は、中央フェイスブロック30Cの車幅方向外側の端縁に係合可能とされている。なお、左側の側部フェイスブロック30Lと右側の側部フェイスブロック30Lとはほぼ同様の構造とされ、同様にして中央フェイスブロック30Cの側縁部と固定可能とされている。このため、以下では左側の側部フェイスブロック30Lについてのみ詳述し、右側の側部フェイスブロック30Rについては詳細な説明を省略する。
境界係合部41の上部領域(側部フェイスブロック30Lの段部30Lbに対応する領域)は、図11に示すように、側部フェイスブロック30Lの裏面側に向かって延出した後に先端部が表面方向に略コ状に屈曲した屈曲壁20によって構成されている。また、境界係合部41の下部領域(側部フェイスブロック30Lの段部30Lbの下方の意匠面30Laに対応する領域)は、図12に示すように、側部フェイスブロック30Lの裏面方向に膨出した断面凹形状の凹状壁21によって構成されている。
屈曲壁20には、図11に示すように、車体後方側に開口する係合溝22が形成されている。また、屈曲壁20の頂部には、上下方向に沿って延びる長孔状の係合孔23が形成されている。一方、中央フェイスブロック30Cの車幅方向外側の端縁の上部領域には、側部フェイスブロック30Lの屈曲壁20の係合溝22に係合される係合片24が突設されている。係合片24の一部には、側部フェイスブロック30L側の係合孔23に挿入される係止爪24aが形成されている。
側部フェイスブロック30Lの上部領域と中央フェイスブロック30Cの上部領域とは、係合溝22内に係合片24が係合され、かつ、係合片24の係止爪24aが屈曲壁20の係合孔23に嵌入されることによって係合可能とされている。
凹状壁21は、図12に示すように、コ字状断面の延出端に断面略U字状の折り返しフランジ部21aが延設されている。折り返しフランジ部21aは、凹状壁21の延出端に上下方向に連続して形成されている。凹状壁21は、折り返しフランジ部21aによって剛性の向上が図られている。また、凹状壁21の底部の上下に離間した位置には、図10に示すように、表裏を貫通するクリップ挿通孔46が形成されている。
中央フェイスブロック30Cの下部領域の車幅方向外側の端部には、図12に示すように、側部フェイスブロック30Lの凹状壁21の内部に側部フェイスブロック30Lの外面側(車体後方側)から挿入される屈曲片25が延設されている。屈曲片25は、中央フェイスブロック30Cの車幅方向外側の端部に沿って上下に連続して形成されている。屈曲片25の一部には、中央フェイスブロック30Cをリヤパネル40に係止するための一対の固定用クリップ47が取り付けられている。各固定用クリップ47の先端部は、側部フェイスブロック30L側の上下のクリップ挿通孔46を通して車体前方側に向かって突出する。各固定用クリップ47は、車体のリヤパネル40に形成された係止孔26(図6参照)に嵌合される。
また、側部フェイスブロック30Lは、図10に示すように、車体後面視が略L字状で車体の後面に対向する後壁w1と、車体の後部側面に対向する側壁w2と、を有している。側壁w2の上部には、側壁w2の補強を兼ねる金属製のブラケット27が取り付けられている。側部フェイスブロック30Lの後壁w1は、上下に離間した複数(例えば、三つ)のボルトB1,B2,B3(締結部材)によってリヤパネル40に締結固定される。また、側部フェイスブロック30Lの側壁w2は、ボルトやクリップによって車体側部に固定される。
ここで、側部フェイスブロック30Lは、図10に示すように、意匠面30Laとその上部の段部30Lbを含むブロック本体部30LAと、ブロック本体部30LAの下端から車体前方側に延びる下部フランジ30LBと、を備えている。また、中央フェイスブロック30Cも側部フェイスブロック30Lと同様に、意匠面30Caとその上部の段部30Cbを含むブロック本体部30CAと、ブロック本体部30CAの下端から車体前方側に延びる下部フランジ30CBと、を備えている。
上述した側部フェイスブロック30Lの境界係合部41は、側部フェイスブロック30Lのブロック本体部30LAの車幅方向内側の縁部に形成されている。中央フェイスブロック30Cの係合片24や屈曲片25は、中央フェイスブロック30Cのブロック本体部30CAの車幅方向外側の縁部に形成されている。
中央フェイスブロック30Cは、ブロック本体部30CAの側縁部が側部フェイスブロック30Lのブロック本体部30LAの側縁部に車体後方側から重ねられ、かつ、下部フランジ30CBの側縁部が側部フェイスブロック30Lの下部フランジ30LBに車体下方側から重ねられる。中央フェイスブロック30Cの下部フランジ30CBは、この状態で締結部材であるボルト44によって側部フェイスブロック30Lの下部フランジ30LBに脱着可能に固定される。中央フェイスブロック30Cと側部フェイスブロック30Lの下部フランジ30CB,30LB同士の締結形態については後に詳述する。
図14は、中央フェイスブロック30Cの車体後部に対する取付部の図10のXIII−XIII線に沿う断面図であり、図15は、中央フェイスブロック30Cを車体後部に取り付ける際の様子を示す図14と同様の断面図である。
図13,図14に示すように、中央フェイスブロック30Cの段部30Cbの車幅方向外側の縁部には、車体固定用のボルト55(締結部材)が挿通される締結孔56が形成されている。そして、段部30Cbのうちの締結孔56の周縁部は、車体前方側に略円形状に窪み、ボルト55の頭部55aを受容する窪み部48を形成している。段部30Cbの締結孔56に挿通されたボルト55は、リヤパネル40に設けられたウエルドナット57に締結固定される。なお、中央フェイスブロック30Cのブロック本体部30CAは、上端側が前述のように側部フェイスブロック30Lの側縁部に車体後方側から係合されるため、側縁部の上部がボルト55によってリヤパネル40に締結されることにより、側部フェイスブロック30Lの側縁部に対する係合状態を強固に維持される。
なお、図13,図14中の符号58は、締結孔56に挿入されるたボルト55の軸部を段部30Cbの背面側(車体前方側)から係止するクリップ部材である。
中央フェイスブロック30Cは、図15に示すように、ボルト55の軸部を段部30Cbの締結孔56に挿入し、その軸部をクリップ部材58で締結孔56の縁部に係止させた状態で車体後部に仮組付けされ、その状態でボルト55がリヤパネル40側のウエルドナット57に締め込まれる。中央フェイスブロック30Cが車体後部に仮組付けされた状態では、ボルト55の頭部55aは、中央フェイスブロック30Cの段部30Cbの窪み部48内に位置される。このため、このとき仮にテールゲート37が閉じられることがあっても、テールゲート37の端部が窪み部48の周縁部に先に当たり、ボルト55の頭部55aがテールゲート37の裏面と直接干渉することはない。
図16は、リヤバンパフェイス30の図10のXVI部を拡大して示した図であり、図17は、リヤバンパフェイス30を車体下方側から見た斜視図である。また、図18は、リヤバンパフェイス30の図17のXVIII−XVIII線に沿う断面図であり、図19は、リヤバンパフェイス30の図16のXIX−XIX線に沿う断面図である。
図16〜図19に示すように、中央フェイスブロック30Cの下部フランジ30CBの側縁部は、側部フェイスブロック30Lの下部フランジ30CBの下面に重ね合わされ、その状態でボルト44とクリップナット45によって側部フェイスブロック30Lに締結固定される。中央フェイスブロック30Cの下部フランジ30CBと側部フェイスブロック30Lの下部フランジ30CBには、ボルト44の軸部が挿入される挿通孔59,60がそれぞれ形成されている。中央フェイスブロック30C側の挿通孔59は、下部フランジ30CBの車幅方向の外側領域に上下に貫通して形成されている。挿通孔59は、中央フェイスブロック30C側の下部フランジ30CBの締結固定部を構成している。また、クリップナット45は、側部フェイスブロック30L側の下部フランジ30CBを挟持するように、クリップ部が下部フランジ30CBに係止される。
下部フランジ30CBの車幅方向の外側領域の下面には、図17に示すように、挿通孔59の周域を取り囲むように下方に膨出する環状リブ61と、環状リブ61の外面から放射方向に延びるように下方に膨出する複数の放射状リブと62a,62b,62c,62d,62e,62f,62g,62hと、車体前方側の辺に沿って延びるように下方に膨出する前縁リブ63と、車幅方向外側の辺に沿って延びるように下方に膨出する側縁リブ64と、が形成されている。また、下部フランジ30CBの車体後方側の辺には、ブロック本体部30CAの下端から下方に隆起する後端隆起部65が形成されている。
下部フランジ30CBの下面に形成される複数の放射状リブのうちの、環状リブ61よりも車幅方向中央寄りに配置される二つの放射状リブ62a,62bは、前縁リブ63と後端隆起部65のいずれか一方と鈍角を成して連続するように形成されている。具体的には、一方の放射状リブ62aは、前縁リブ63の車幅方向中央寄り側部分と任意の鈍角α1を成して連続している。そして、他方の放射状リブ62bは、後端隆起部65の車幅方向中央中央寄り側部分と任意の鈍角α2を成して連続している。
また、下部フランジ30CBの車幅方向の中央位置の近傍には、下部フランジ30CBを樹脂材料によって射出成形した後に残る射出ゲート痕66が配置されている。下部フランジ30CBのうちの、射出ゲート痕66から環状リブ61を挟んで車幅方向外側に離間した位置には、二つの放射状リブ62e,62fが配置されている。二つの放射状リブ62e,62fの各先端部は側縁リブ64に連結されている。これにより、環状リブ61の周囲のうちの、射出ゲート痕66から最も離間した領域を隔成する二つの放射状リブ62e,62fは、側縁リブ64に直接結合されている。したがって、下部フランジ30CBの射出成形時にウェルド部となり易い放射状リブ62e,62fに挟まれた領域が側縁リブ64によって補強される。
ここで、中央フェイスブロック30Cの下部フランジ30CBは、後端部から車体前方側への延出長さL(図17参照)と、上下方向の最大厚みT(図18参照)が、車幅方向の中央領域から側部フェイスブロック30Lとの締結固定部である挿通孔59の形成領域に向かって漸増している。下部フランジ30CBは、側部フェイスブロック30Lの下部フランジ30LBとの重ね合わせ面である上面側がほぼ平坦に形成されている。下部フランジ30CBの最大厚みTは、重ね合わせ面と逆側の面側(下面側)で肉厚が漸増している。具体的には、本実施形態では、前縁リブ63や放射状リブ62a,62b等の下方への膨出高さが車幅方向外側に向かって漸増している。
また、下部フランジ30CBの車体前方側の端縁は、図17に示すように、車幅方向の中央領域から挿通孔59の形成される端部領域に向かって円弧状に形状変化するように形成されている。下部フランジ30CBの車体前方側の端縁の描く円弧Rは、下部フランジ30CBの車幅方向中央領域の前方側を円弧中心とする円弧である。端縁の描く円弧Rは、例えば、半径50mm以上の円弧であることが望ましい。
つづいて、本実施形態の車両1におけるスペアタイヤ50の脱着の仕方について説明する。図20は、スペアタイヤ50の取り外し手順を説明するための車両後部の斜視図である。
なお、スペアタイヤ50は、リヤフロア6の下方に吊り下げ支持された状態では、横向きに寝かせてタイヤキャリア51上に載置されている。このとき、タイヤキャリア51の後端部は、固定ロッド16を介してリヤエンドクロスメンバ5に係止固定されている。
この状態からスペアタイヤ50を取り外す場合には、最初に、リヤバンパフェイス30の中央フェイスブロック30Cのみを車体から取り外す。このとき、ボルト55を緩めて中央フェイスブロック30Cとリヤパネル40との締結を解除し、さらに中央フェイスブロック30Cと左右の側部フェイスブロック30L,30Rとの係合を解除し、中央フェイスブロック30Cを取り外す。
この後、係止ボルト17(図4,図6参照)を工具によって緩め、タイヤキャリア51の係止部52cと固定ロッド16の係合を解除する。これにより、タイヤキャリア51の係止部52cが車体側から外される。
この結果、タイヤキャリア51は、前端側の枢支部52bを中心として、図20(A)に示すように後端側を下方にして傾斜姿勢となる。このとき、タイヤキャリア51はスペアタイヤ50の重量を受け止めて大きく傾斜しようとするが、タイヤキャリア51がある角度まで傾斜すると、タイヤキャリア51の下面がデフ搭載用クロスメンバ7の上部に当接する。この結果、タイヤキャリア51の傾斜角度が一定角度に規制される。
作業者は、この状態で車体後方からタイヤ収容部8内に手を差し込み、図20(B)に示すように、タイヤキャリア51の上面に沿わせてスペアタイヤ50を車両1の後部下方に引き降ろす。作業者は、この後スペアタイヤ50の交換作業等を行う。
また、スペアタイヤ50をリヤフロア6の下方に収容する場合には、上記のスペアタイヤ50の取り外し手順と逆の手順によってタイヤキャリア51上に載置し、その状態のままタイヤキャリア51の後部を上方に持ち上げ、固定ロッド16を用いてタイヤキャリア51の後部を車体に固定する。この後、リヤバンパフェイス30の中央フェイスブロック30Cを車体に取り付ける。
以上のように、本実施形態のリヤバンパ100は、車体前方側への延出長さLが長く、かつ上下方向の最大厚みTの厚い部分で、中央フェイスブロック30Cの下部フランジ30CBが側部フェイスブロック30L,30Rの下面(下部フランジ30LB,30RBの下面)に締結固定されている。このため、本実施形態のリヤバンパ100では、中央フェイスブロック30Cの左右の下端領域を対応する側部フェイスブロック30L.30Rに高い剛性をもって固定することができる。
さらに、本実施形態のリヤバンパ100では、下部フランジ30LB,30RBの車体前方側への延出長さLと最大厚みTが車幅方向の中央領域から挿通孔59側に向かって漸増している。このため、ボルト締結される挿通孔59の近傍の強度及び剛性を高く維持することができるうえ、走行風等の外部からの荷重入力時に、下部フランジ30LB,30RBの一部に応力が集中するのを抑制することができる。
したがって、本実施形態のリヤバンパ100を用いた場合には、中央フェイスブロック30Cの締結固定部(挿通孔59)の近傍での応力集中を抑制しつつ、中央フェイスブロック30Cを側部フェイスブロック30L,30Rに高い剛性をもって固定することができる。特に、本実施形態の車両1のように中央フェイスブロック30Cの前方側にスペアタイヤ50を搭載するための空間がある車両においては、高速走行時に走行風や雨水や路上の小石等が中央フェイスブロック30Cの前面側に当たり易いため、本実施形態のリヤバンパ100の構造が有効となる。
また、本実施形態のリヤバンパ100は、中央フェイスブロック30Cの下部フランジ30CBの車体前方側の端縁が、車幅方向の中央領域から挿通孔59(締結固定部)側に向かって円弧状に形状変化するように形成されている。このため、本実施形態のリヤバンパ100を採用した場合には、外部からの荷重入力時に下部フランジ30CBの一部に応力が生じにくくなるうえ、中央フェイスブロック30Cの強度及び剛性の向上を図りつつ、中央フェイスブロック30Cの中央領域を効率良く軽量化することができる。
また、本実施形態のリヤバンパ100では、中央フェイスブロック30Cの下部フランジ30CBの最大厚Tみが、側部フェイスブロック30L,30Rとの重ね合わせ面と逆側の面側(下面側)で増加している。このため、この構成を採用した場合には、下部フランジ30CBを側部フェイスブロック30L,30Rの下面に安定して精度良く組み付けることができる。
また、本実施形態では、中央フェイスブロック30Cの下部フランジ30CBは、車体後方側の辺に沿うように下方に隆起する後端隆起部65と、車幅方向の外側領域の車体前方側の辺に沿うように下方に膨出する前縁リブ63と、挿通孔59の周域を取り囲むように下方に膨出する環状リブ61と、環状リブ61から放射方向に延びるように下方に膨出する複数の放射状リブ62a,62b,62c,62d,62e,62f,62g,62hと、を有している。このため、後端隆起部65、前縁リブ63、環状リブ61、及び、放射状リブ62a,62b,62c,62d,62e,62f,62g,62hによって下部フランジ30CBの車幅方向外側の領域の強度及び剛性を高めることができる。
さらに、本実施形態では、環状リブ61よりも車幅方向の中央寄りに配置される放射状リブ62a,62bは、前縁リブ63と後端隆起部65のいずれか一方と鈍角を成して連続している。このため、下部フランジ30CBの車幅方向の中央領域と外側領域との間に車両の高速走行時等に大きな荷重が作用しても、前縁リブ63と放射状リブ62aとの連結部や、後端隆起部65と放射状リブ62bとの連結部に応力集中が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態の構造の場合、下部フランジ30CBの後端隆起部65、前縁リブ63、環状リブ61、及び、放射状リブ62a,62b,62c,62d,62e,62f,62g,62hの配置される部分以外の肉厚を薄くすることができるため、中央フェイスブロック30Cのさらなる軽量化を図ることができる。
さらに、本実施形態の構造の場合、中央フェイスブロック30Cを射出成形する際には、溶融樹脂の冷却時間を短くすることができるため、射出成形のサイクルタイムを短くして、生産効率を高めることができる。
また、本実施形態のリヤバンパ100は、中央フェイスブロック30Cの下部フランジ30CBが車幅方向の外側の辺に沿うように下方に膨出し、かつ、前縁リブ63に連結される側縁リブ64を備えている。そして、下部フランジ30CBのうちの、車幅方向の中央領域に位置される射出ゲート痕66から環状リブ61を挟んで車幅方向外側に離間した位置に、少なくとも二つの放射状リブ62e,62fが配置され、少なくとも二つの放射状リブ62e,62fが側縁リブ64に連結されている。このため、下部フランジ30CBの射出成形時には、ゲートを通って射出された溶融樹脂が、成形型のうちの、下部フランジ30CBの中央領域形成部から外側端部形成部に向かって流れ込む。このとき、溶融樹脂は、環状リブ61の裏側(車幅方向の外側)で合流して剛性の低いウェルド部となり易い。しかし、一対の放射状リブ62e,62fが側縁リブ64に連結されているため、ウェルド部による剛性の低下が補われる。したがって、上記の構成を採用することにより、中央フェイスブロック30Cの下部フランジ30CBのウェルド部での剛性低下を防ぐことができる。
また、本実施形態のリヤバンパ100では、中央フェイスブロック30Cのブロック本体部30CAの上縁部が車体前方側に段差状に窪み、車体後部のテールゲート37の下端を受容する段部30Cbを有している。そして、段部30Cbには、車体固定用のボルト55の挿通される締結孔56と、締結孔56の周縁部が車体前方側に窪んでボルト55の頭部55aを受容する窪み部48とが形成されている。このため、中央フェイスブロック30Cをボルト55で車体後部に固定する際に、テールゲート37が閉じ方向に変位することがあっても、テールゲート37がボルト55の頭部55aと干渉するのを防ぐことができる。したがって、本実施形態の構成を採用した場合には、中央フェイスブロック30Cの組付け時にテールゲート37に損傷が生じるのを未然に防ぐことができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
30…リヤバンパフェイス
30C…中央フェイスブロック
30L,30R…側部フェイスブロック
30CA…ブロック本体部
30CB…下部フランジ
30Cb…段部
37…テールゲート
44点ボルト(締結部材)
48…窪み部
55…ボルト(締結部材)
55a…頭部
56…締結孔
59…挿通孔(締結固定部)
61…環状リブ
62a,62b,62c,62d,62e,62f,62g,62h…放射状リブ
63…前縁リブ
64…側縁リブ
65…後端隆起部
66…射出ゲート痕
100…リヤバンパ

Claims (6)

  1. 車両後部に配置されるリヤバンパフェイスが、車幅方向外側に配置される左右一対の側部フェイスブロックと、車幅方向中央に配置される中央フェイスブロックと、を備え、前記中央フェイスブロックの車幅方向外側の縁部が左右の前記側部フェイスブロックに脱着可能に締結固定される車両のリヤバンパにおいて、
    前記中央フェイスブロックは、ブロック本体部の下端から車体前方側に延びる下部フランジを有し、かつ、前記下部フランジの左右の各縁部が、左右の対応する前記側部フェイスブロックの下面に締結固定され、
    前記下部フランジは、車体前方側への延出長さと上下方向の最大厚みが、車幅方向の中央領域から前記側部フェイスブロックとの締結固定部に向かって漸増して形成されていることを特徴とする車両のリヤバンパ。
  2. 前記下部フランジの車体前方側の端縁は、車幅方向の中央領域から前記締結固定部側に向かって円弧状に形状変化するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のリヤバンパ。
  3. 前記下部フランジの最大厚みは、前記側部フェイスブロックとの重ね合わせ面と逆側の面で増加していることを特徴とする請求項1または2に記載の車両のリヤバンパ。
  4. 前記下部フランジは、
    車体後方側の辺に沿うように下方に隆起する後端隆起部と、
    車幅方向の外側領域の車体前方側の辺に沿うように下方に膨出する前縁リブと、
    車幅方向の外側領域に形成され、締結部材が挿通される挿通孔と、
    前記挿通孔の周域を取り囲むように下方に膨出する環状リブと、
    前記環状リブから放射方向に延びるように下方に膨出する複数の放射状リブと、を有し、
    前記下部フランジの前記環状リブよりも車幅方向の中央寄りに配置される前記放射状リブは、前記前縁リブと前記後端隆起部のいずれか一方と鈍角を成して連続するように形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両のリヤバンパ。
  5. 前記下部フランジは、車幅方向の外側の辺に沿うように下方に膨出し、かつ、前記前縁リブに連結される側縁リブをさらに備え、
    前記下部フランジのうちの、車幅方向の中央領域に位置される射出ゲート痕から前記環状リブを挟んで車幅方向外側に離間した位置には、少なくとも二つの前記放射状リブが配置され、
    少なくとも二つの前記放射状リブは、前記側縁リブに連結されていることを特徴とする請求項4に記載の車両のリヤバンパ。
  6. 前記中央フェイスブロックの前記ブロック本体部の上縁部は、車体前方側に段差状に窪み、跳ね上げ開閉可能な車体後部のテールゲートの下端を受容する段部を有し、
    前記段部には、車体固定用の締結部材の挿通される締結孔と、当該締結孔の周縁部が車体前方側に窪んで前記締結部材の頭部を受容する窪み部と、が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両のリヤバンパ。
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