JP6961221B2 - 折畳み容器 - Google Patents
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Description
前記底壁構成部の前記各土台部に対して、前記各土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に連結された側壁部とを備える折畳み容器において、
前記各側壁部は、前記側壁部の下辺部から下方に突出するヒンジ本体と、前記側壁部の横幅方向における前記ヒンジ本体の側面の下部から側方に突出する軸部とを具備するヒンジ部を複数備え、
前記各土台部は、上方、及び、前記底壁部の内周側に開口し、前記ヒンジ本体を挿入可能な挿入部と、前記軸部を挿入可能に構成され、前記軸部の前記底壁部の内周側への変位を規制するとともに、前記軸部の回動変位を許容する軸支部とを具備する軸受部を備え、
前記側壁部は、全ての前記側壁部が前記起立位置とされた折畳み容器の組立状態において対向し、かつ、全ての前記側壁部が前記寝かせ位置とされた折畳み容器の折畳み状態において一方が他方の上側に重なるとともに、それぞれが略水平方向に延在する一対の積層側壁部を備え、
前記積層側壁部の前記複数のヒンジ部のうち少なくとも前記積層側壁部の両側部側に配置される対象ヒンジ部には、折畳み容器を前記組立状態とした場合に、前記対象ヒンジ部の前記ヒンジ本体と、対応する前記軸受部のうち前記底壁部の内周側の開口部である内周開口部の周縁部との間の隙間を塞ぐ閉鎖カバーが取付けられ、
前記閉鎖カバーは、対応する前記軸受部の前記内周開口部と同じ形状をなす閉鎖板部と、前記閉鎖板部を前記対象ヒンジ部に取付けるための取付部とを備え、
折畳み容器の前記折畳み状態において前記一対の積層側壁部のうち上側に前記寝かせ位置とされた前記積層側壁部の前記対象ヒンジ部に取付けられた前記閉鎖カバーの前記閉鎖板部のうち前記軸受部に挿入されている部位の横幅は、前記内周開口部のうち当該閉鎖カバーの前記閉鎖板部が挿通されている部位、及び、それよりも上方部位の横幅よりも狭く、前記上側に寝かせ位置とされた積層側壁部に取付けられた前記閉鎖カバーと、前記内周開口部の両側縁部との間に隙間を形成可能に構成されており、
前記対象ヒンジ部と連結される前記軸受部の前記内周開口部は、当該内周開口部の下縁部を含む部位において横幅が一定の第1切欠き部と、前記第1切欠き部の上方に位置し、前記第1切欠き部よりも横幅の大きな第2切欠き部とを備え、
上下方向における前記第1切欠き部と、前記第2切欠き部との境界部は、前記積層側壁部に取付けられた前記閉鎖カバーのうち折畳み容器の前記折畳み状態において前記軸受部に挿入されている部位の長さと同じ距離を、前記内周開口部の下縁部から上方に変位した位置よりも上方に位置していることを特徴とする折畳み容器。
前記底壁構成部の前記各土台部に対して、前記各土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に連結された側壁部とを備える折畳み容器において、
前記各側壁部は、前記側壁部の下辺部から下方に突出するヒンジ本体と、前記側壁部の横幅方向における前記ヒンジ本体の側面の下部から側方に突出する軸部とを具備するヒンジ部を複数備え、
前記各土台部は、上方、及び、前記底壁部の内周側に開口し、前記ヒンジ本体を挿入可能な挿入部と、前記軸部を挿入可能に構成され、前記軸部の前記底壁部の内周側への変位を規制するとともに、前記軸部の回動変位を許容する軸支部とを具備する軸受部を備え、
前記側壁部は、全ての前記側壁部が前記起立位置とされた折畳み容器の組立状態において対向し、かつ、全ての前記側壁部が前記寝かせ位置とされた折畳み容器の折畳み状態において一方が他方の上側に重なるとともに、それぞれが略水平方向に延在する一対の積層側壁部を備え、
前記積層側壁部の前記複数のヒンジ部のうち少なくとも前記積層側壁部の両側部側に配置される対象ヒンジ部には、折畳み容器を前記組立状態とした場合に、前記対象ヒンジ部の前記ヒンジ本体と、対応する前記軸受部のうち前記底壁部の内周側の開口部である内周開口部の周縁部との間の隙間を塞ぐ閉鎖カバーが取付けられ、
前記閉鎖カバーは、対応する前記軸受部の前記内周開口部と同じ形状をなす閉鎖板部と、前記閉鎖板部を前記対象ヒンジ部に取付けるための取付部とを備え、
折畳み容器の前記折畳み状態において前記一対の積層側壁部のうち上側に前記寝かせ位置とされた前記積層側壁部の前記対象ヒンジ部に取付けられた前記閉鎖カバーの前記閉鎖板部のうち前記軸受部に挿入されている部位の横幅は、前記内周開口部のうち当該閉鎖カバーの前記閉鎖板部が挿通されている部位、及び、それよりも上方部位の横幅よりも狭く、前記上側に寝かせ位置とされた積層側壁部に取付けられた前記閉鎖カバーと、前記内周開口部の両側縁部との間に隙間を形成可能に構成されており、
前記対象ヒンジ部と連結される前記軸受部の前記内周開口部は、当該内周開口部の下縁部を含む部位において横幅が一定の第1切欠き部と、前記第1切欠き部の上方に位置し、前記第1切欠き部よりも横幅の大きな第2切欠き部とを備え、
上下方向における前記第1切欠き部と、前記第2切欠き部との境界部は、折畳み容器の前記折畳み状態において前記一対の積層側壁部のうち上側に前記寝かせ位置とされた前記積層側壁部に取付けられている前記閉鎖カバーの前記閉鎖板部の下側を向いている内面よりも下方に位置していることを特徴とする折畳み容器。
手段3.上下方向における前記第1切欠き部と、前記第2切欠き部との境界部は、前記積層側壁部に取付けられた前記閉鎖カバーのうち折畳み容器の前記折畳み状態において前記軸受部に挿入されている部位の長さと同じ距離を、前記内周開口部の下縁部から上方に変位した位置よりも上方に位置していることを特徴とする手段2に記載の折畳み容器。
Claims (4)
- 平面視略矩形状をなす底壁部、及び、前記底壁部の各側辺部に沿ってそれぞれ上方に突出する土台部を具備する底壁構成部と、
前記底壁構成部の前記各土台部に対して、前記各土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に連結された側壁部とを備える折畳み容器において、
前記各側壁部は、前記側壁部の下辺部から下方に突出するヒンジ本体と、前記側壁部の横幅方向における前記ヒンジ本体の側面の下部から側方に突出する軸部とを具備するヒンジ部を複数備え、
前記各土台部は、上方、及び、前記底壁部の内周側に開口し、前記ヒンジ本体を挿入可能な挿入部と、前記軸部を挿入可能に構成され、前記軸部の前記底壁部の内周側への変位を規制するとともに、前記軸部の回動変位を許容する軸支部とを具備する軸受部を備え、
前記側壁部は、全ての前記側壁部が前記起立位置とされた折畳み容器の組立状態において対向し、かつ、全ての前記側壁部が前記寝かせ位置とされた折畳み容器の折畳み状態において一方が他方の上側に重なるとともに、それぞれが略水平方向に延在する一対の積層側壁部を備え、
前記積層側壁部の前記複数のヒンジ部のうち少なくとも前記積層側壁部の両側部側に配置される対象ヒンジ部には、折畳み容器を前記組立状態とした場合に、前記対象ヒンジ部の前記ヒンジ本体と、対応する前記軸受部のうち前記底壁部の内周側の開口部である内周開口部の周縁部との間の隙間を塞ぐ閉鎖カバーが取付けられ、
前記閉鎖カバーは、対応する前記軸受部の前記内周開口部と同じ形状をなす閉鎖板部と、前記閉鎖板部を前記対象ヒンジ部に取付けるための取付部とを備え、
折畳み容器の前記折畳み状態において前記一対の積層側壁部のうち上側に前記寝かせ位置とされた前記積層側壁部の前記対象ヒンジ部に取付けられた前記閉鎖カバーの前記閉鎖板部のうち前記軸受部に挿入されている部位の横幅は、前記内周開口部のうち当該閉鎖カバーの前記閉鎖板部が挿通されている部位、及び、それよりも上方部位の横幅よりも狭く、前記上側に寝かせ位置とされた積層側壁部に取付けられた前記閉鎖カバーと、前記内周開口部の両側縁部との間に隙間を形成可能に構成されており、
前記対象ヒンジ部と連結される前記軸受部の前記内周開口部は、当該内周開口部の下縁部を含む部位において横幅が一定の第1切欠き部と、前記第1切欠き部の上方に位置し、前記第1切欠き部よりも横幅の大きな第2切欠き部とを備え、
上下方向における前記第1切欠き部と、前記第2切欠き部との境界部は、前記積層側壁部に取付けられた前記閉鎖カバーのうち折畳み容器の前記折畳み状態において前記軸受部に挿入されている部位の長さと同じ距離を、前記内周開口部の下縁部から上方に変位した位置よりも上方に位置していることを特徴とする折畳み容器。 - 平面視略矩形状をなす底壁部、及び、前記底壁部の各側辺部に沿ってそれぞれ上方に突出する土台部を具備する底壁構成部と、
前記底壁構成部の前記各土台部に対して、前記各土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に連結された側壁部とを備える折畳み容器において、
前記各側壁部は、前記側壁部の下辺部から下方に突出するヒンジ本体と、前記側壁部の横幅方向における前記ヒンジ本体の側面の下部から側方に突出する軸部とを具備するヒンジ部を複数備え、
前記各土台部は、上方、及び、前記底壁部の内周側に開口し、前記ヒンジ本体を挿入可能な挿入部と、前記軸部を挿入可能に構成され、前記軸部の前記底壁部の内周側への変位を規制するとともに、前記軸部の回動変位を許容する軸支部とを具備する軸受部を備え、
前記側壁部は、全ての前記側壁部が前記起立位置とされた折畳み容器の組立状態において対向し、かつ、全ての前記側壁部が前記寝かせ位置とされた折畳み容器の折畳み状態において一方が他方の上側に重なるとともに、それぞれが略水平方向に延在する一対の積層側壁部を備え、
前記積層側壁部の前記複数のヒンジ部のうち少なくとも前記積層側壁部の両側部側に配置される対象ヒンジ部には、折畳み容器を前記組立状態とした場合に、前記対象ヒンジ部の前記ヒンジ本体と、対応する前記軸受部のうち前記底壁部の内周側の開口部である内周開口部の周縁部との間の隙間を塞ぐ閉鎖カバーが取付けられ、
前記閉鎖カバーは、対応する前記軸受部の前記内周開口部と同じ形状をなす閉鎖板部と、前記閉鎖板部を前記対象ヒンジ部に取付けるための取付部とを備え、
折畳み容器の前記折畳み状態において前記一対の積層側壁部のうち上側に前記寝かせ位置とされた前記積層側壁部の前記対象ヒンジ部に取付けられた前記閉鎖カバーの前記閉鎖板部のうち前記軸受部に挿入されている部位の横幅は、前記内周開口部のうち当該閉鎖カバーの前記閉鎖板部が挿通されている部位、及び、それよりも上方部位の横幅よりも狭く、前記上側に寝かせ位置とされた積層側壁部に取付けられた前記閉鎖カバーと、前記内周開口部の両側縁部との間に隙間を形成可能に構成されており、
前記対象ヒンジ部と連結される前記軸受部の前記内周開口部は、当該内周開口部の下縁部を含む部位において横幅が一定の第1切欠き部と、前記第1切欠き部の上方に位置し、前記第1切欠き部よりも横幅の大きな第2切欠き部とを備え、
上下方向における前記第1切欠き部と、前記第2切欠き部との境界部は、折畳み容器の前記折畳み状態において前記一対の積層側壁部のうち上側に前記寝かせ位置とされた前記積層側壁部に取付けられている前記閉鎖カバーの前記閉鎖板部の下側を向いている内面よりも下方に位置していることを特徴とする折畳み容器。 - 上下方向における前記第1切欠き部と、前記第2切欠き部との境界部は、前記積層側壁部に取付けられた前記閉鎖カバーのうち折畳み容器の前記折畳み状態において前記軸受部に挿入されている部位の長さと同じ距離を、前記内周開口部の下縁部から上方に変位した位置よりも上方に位置していることを特徴とする請求項2に記載の折畳み容器。
- 前記第2切欠き部の左右の側縁部のうち少なくとも前記第1切欠き部との連接部位は、上方に向けて前記第2切欠き部の横幅を広げる方向に傾斜する傾斜部とされていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の折畳み容器。
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