JP6942349B2 - 蓋部材 - Google Patents

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本発明は、折畳み容器に被せられる蓋部材に関するものである。
従来、例えば、物品を収容した複数の容器をパレットに載置して運搬等する場合に、複数の容器をまとめて覆うようにして蓋部材を被せることが知られている。また、容器と、容器に被せられた蓋部材との間の水平方向における相対変位を防止するべく、蓋部材の外周縁から下方に突出する枠部を設け、容器に被せられた蓋部材の枠部を容器の外周面に当接させるといった技術がある(例えば、特許文献1等参照。)。
特開2016−78917号公報
ところで、上記特許文献1に記載されているように、蓋部材に枠部を設ける場合には、容器に被せられた蓋部材(枠部)が、容器の外周面よりも外方に突出することとなる。このため、蓋部材が突出している分だけ、設置スペースを余分に必要としてしまう(容器の周りにデッドスペースを生じさせてしまう)上、蓋部材の突出部分が、別の物体に引っ掛かったり、衝突して破損したりしてしまうことが懸念される。
また、容器が、略矩形状をなす底壁部、及び、該底壁部の各側辺部に沿ってそれぞれ上方に突出する土台部を具備する底壁構成部と、各土台部に対してそれぞれ回動可能に連結された側壁部とを備え、上方に開口する箱型に組立可能、かつ、各側壁部を底壁部の上方に倒して折畳み可能な折畳み容器である場合、折畳み容器を箱型に組立てた状態だけでなく、折畳んだ状態においても、蓋部材を被せて、水平方向への相対変位が防止されるように構成することが求められる。
本発明は上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、複数並べて設置される折畳み容器に対して被せられ、設置スペースの増加を招くことなく、水平方向への相対変位を防止することができる蓋部材を提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.平面視略矩形状をなす底壁部、及び、前記底壁部の各側辺部に沿って設けられる土台部を具備する底壁構成部と、前記底壁構成部の前記各土台部に対して、前記各土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に連結された側壁部とを備え、全ての前記側壁部が前記起立位置とされた組立状態と、全ての前記側壁部が前記寝かせ位置とされた折畳み状態とに状態変化可能な折畳み容器が、水平方向において互いに隣接して複数設置された場合に、当該複数の折畳み容器をまとめて覆うようにして被せられる蓋部材であって、
前記蓋部材は、前記組立状態にある複数の折畳み容器により構成された組立容器集合体に対して被せられた場合に、当該組立容器集合体を構成する各折畳み容器の内側にそれぞれ挿入されるとともに、各折畳み容器の前記側壁部同士が連結されている側壁部の4隅の各近傍部位において、前記側壁部に対してそれぞれ当接、又は、近接するガタ止め突起を備え、
前記ガタ止め突起は、
前記折畳み状態にある複数の折畳み容器により構成された折畳み容器集合体に対して前記蓋部材が被せられた場合に、当該折畳み容器集合体を構成する各折畳み容器の前記土台部のうち、前記底壁部の相対する一対の側辺部からそれぞれ上方に突出する相対する一対の第1土台部の間にそれぞれ挿入されるとともに、
各折畳み容器の前記土台部のうち、前記第1土台部よりも高さが低く構成された相対する一対の第2土台部と、前記第1土台部とが連結されている前記土台部の4隅の各近傍部位において、前記第1土台部の両端部から前記第2土台部側に突出する補助凸部と、前記第1土台部とに対してそれぞれ当接、又は、近接する構成であり、
前記組立容器集合体、及び、前記折畳み容器集合体の外周面と、当該容器集合体に被せられた蓋部材の外周面とが面一とされることを特徴とする蓋部材。
手段1によれば、組立容器集合体、及び、折畳み容器集合体のどちらに蓋部材を被せても、容器集合体と、蓋部材との間の水平方向における相対変位を防止することができる。また、蓋部材のガタ止め突起は、組立状態にある折畳み容器の内側、及び、折畳み状態にある折畳み容器の一対の第1土台部の間に挿入されることで、容器集合体との間の水平方向における相対変位が防止されるようになっている。このため、蓋部材を容器集合体の外周面よりも外方に突出させなくても、容器集合体と、蓋部材との間の水平方向における相対変位を防止することができる。従って、容器集合体の外周面と、当該容器集合体に被せられた蓋部材の外周面とを面一とすることができ、例えば、蓋部材が容器集合体の外周面よりも外方に突出するような場合に、容器集合体に蓋部材を被せることで設置スペースの増加を招いたり、容器集合体の外周面よりも外方に位置する蓋部材の突出部分が、別の物体に引っ掛かったり、衝突して破損したりしてしまうことを回避することができる。
また、容器集合体を構成する折畳み容器のそれぞれにガタ止め突起が挿入されることから、容器集合体を構成する折畳み容器の全ての折畳み容器と、蓋部材との間の水平方向における相対変位を確実に防止することができる。換言すれば、蓋部材を被せることにより、容器集合体を構成する複数の折畳み容器の上部の位置決めを行うことができ、当該複数の折畳み容器の配置をより的確なものとすることができる。従って、容器集合体を構成する折畳み容器同士が離間したり、折畳み容器の側壁部が傾く等して隣接する折畳み容器の側壁部の外面同士が面一とならなかったりするといった事態を防止することができる。結果として、容器集合体をよりまとまった状態で安定的に運搬したり、保管したりすることができる。尚、容器集合体を構成する折畳み容器のうち例えば1つの折畳み容器を取除いた状態としても、蓋部材を被せることで、複数の折畳み容器の所期の配置を保持したまま、折畳み容器同士の相対変位を抑止することができる。
加えて、例えば、蓋部材の外周縁から下方に突出する枠部を設けるとともに、側壁部の上面の外側部位に対して枠部を挿入可能とする段部(略L字状の切欠き部)を設けることで、蓋部材の外周面と、折畳み容器の外周面とを面一にする場合に比べ、蓋部材の外周部位を効果的に補強すること(枠部の下端部にまで補強リブを連結すること)ができ、蓋部材の外周部位が損傷するといった事態を抑制することができる。さらに、蓋部材を直接床面等に設置した場合に、ガタ止め突起を接地させる一方で、蓋部材の外周部位(枠部)を床面から離間させることができ、蓋部材の外周部位が損傷するといった事態をより確実に抑制することができる。
また、組立容器集合体に蓋部材を被せた場合に、ガタ止め突起が組立状態における折畳み容器の4隅の各近傍部位に配置される構成によって、折畳み容器集合体に蓋部材を被せた場合に、ガタ止め突起を折畳み状態の折畳み容器の補助凸部、及び、第1土台部に当接又は近接させる構成を効率的に(補助凸部をさほど大きくすることなく)実現することができる。その上、例えば、各側壁部のうち比較的変形し易い横幅方向中央部位のみにガタ止め突起が当接、又は、近接するような場合に比べ、側壁部の変形等を抑制することができる。結果として、側壁部の損傷等を抑制するとともに、組立容器集合体と、蓋部材との間の水平方向における相対変位をより確実に防止することができる。
尚、「容器集合体の外周面」とは、水平方向において互いに隣接して複数設置された折畳み容器の外側面のうち、隣接する折畳み容器の外側面と対向配置されていない外側面によって構成される。また、「前記起立位置にある前記側壁部の内面と、前記土台部の内面とは面一であること」としてもよい。さらに、「前記起立位置にある前記側壁部の外面と、前記土台部の外面とは面一であること」としてもよい。
手段2.前記蓋部材は、前記組立容器集合体に対して被せられた場合に、前記起立位置にある前記側壁部の上面に設けられた側壁側凹部に挿入される補助ガタ止め突起を備え、
前記蓋部材が前記折畳み容器集合体に対して被せられた場合には、前記第1土台部の上面に設けられた土台側凹部にも前記ガタ止め突起が挿入されることを特徴とする手段1に記載の蓋部材。
手段2によれば、容器集合体と、蓋部材との間の水平方向における相対変位を規制する箇所を増やすことができ、前記相対変位をより確実に防止するとともに、規制箇所の損傷等の抑制を図ることができる。特に、折畳み容器集合体に対して蓋部材が被せられる場合に、第1土台部の延在方向における折畳み容器集合体と、蓋部材との間の相対変位を規制する箇所を増やすことができることから、補助凸部の第1土台部からの突出長をそれほど大きくしなくても、第1土台部の延在方向における相対変位を防止することができる。従って、例えば、補助凸部を大きくし過ぎることで、第2土台部に連結される側壁部等に悪影響が生じる(側壁部の下角部が大きく切り欠かれたような形状とされてしまう、第2土台部との連結部を両側部近傍位置に設けられなくなってしまう等)等の事態を回避することができる。
手段3.前記側壁側凹部、及び、前記土台側凹部は、複数の折畳み容器を外面同士が面一となるように合わせて隣接させることで、互いに隣接する一対の折畳み容器のうち、一方の折畳み容器の前記側壁側凹部、及び、前記土台側凹部と、他方の折畳み容器の前記側壁側凹部、及び、前記土台側凹部とが位置合わせされ、前記側壁側凹部同士、及び、前記土台側凹部同士が連続して1つの合わせ凹部となり得る構成であって、
前記補助ガタ止め突起は、前記合わせ凹部を構成している一対の前記側壁側凹部の両方に挿入される形状、及び、前記合わせ凹部を構成している一対の前記土台側凹部の両方に挿入される形状に構成されていることを特徴とする手段2に記載の蓋部材。
手段3によれば、補助ガタ止め突起の外寸を比較的大きく確保することができ、補助ガタ止め突起の変形や損傷等を抑制することができる。ひいては、補助ガタ止め突起による蓋部材の水平方向における位置決め効果をより確実なものとすることができる。特に、合わせ凹部と、補助ガタ止め突起とが対応した形状とされることにより、合わせ凹部を構成する一対の側壁側凹部同士、及び、一対の土台側凹部同士の位置合わせを確実に行うことができ、合わせ凹部を構成している側壁側凹部を具備する一対の側壁部同士や、合わせ凹部を構成している土台側凹部を具備する一対の第1土台部同士の位置決めをより確実に行うことができる。また、折畳み容器側に関しても、側壁側凹部、及び、土台側凹部を1つの折畳み容器だけで無理に大きく形成しようとすることで、その周辺部の強度が低下するといった事態を防止することができる。
尚、「前記側壁側凹部は、前記側壁部のうち、前記第1土台部に連結されている第1側壁部に設けられた第1側壁側凹部、及び、前記第2土台部に連結されている第2側壁部に設けられた第2側壁側凹部を備え、
前記第1側壁側凹部、及び、前記第2側壁側凹部は、折畳み容器のコーナー部からの距離が同じとなる位置に設けられ、
隣接する折畳み容器同士が、同じ向きで並べられた場合、及び、水平に90度回転させられたような異なる向きで並べられた場合のどちらにおいても、複数の折畳み容器を外面同士が面一となるように隣接させることで、隣接する折畳み容器のうち、一方の折畳み容器の前記側壁側凹部と、他方の折畳み容器の前記側壁側凹部とが位置合わせされて前記合わせ凹部を形成し得る構成であって、
前記補助ガタ止め突起は、前記組立容器集合体を構成する複数の折畳み容器が同じ向き、及び、異なる向きのどちらで並べられていても、前記合わせ凹部に挿入可能に構成されていること」としてもよい。
当該構成を採用する場合、第1側壁側凹部同士、及び、第2側壁側凹部同士を位置合わせして合わせ凹部を形成するだけでなく、第1側壁側凹部と、第2側壁側凹部とを位置合わせして合わせ凹部を形成することができる。従って、折畳み容器の並べ方のパターンを増やすことができ、汎用性、利便性の向上等を図ることができる。
尚、上記各手段に記載された技術思想を、「蓋部材及び容器集合体からなるユニット」に具現化することとしてもよい。
組立状態にある折畳み容器を含む運搬ユニットの分解斜視図である。 組立容器集合体に蓋部材を被せた状態において、組立容器集合体を水平に切断して下側から見た場合の断面図である。 組立状態にある折畳み容器の斜視図である。 折畳み状態にある折畳み容器の斜視図である。 組立容器集合体の斜視図である。 折畳み容器集合体の斜視図である。 蓋部材の上面側の斜視図である。 蓋部材の下面側の斜視図である。 蓋部材の下面側の部分拡大斜視図である。 組立容器集合体を含む運搬ユニットの側面図である。 組立容器集合体を含む運搬ユニットの側面図である。 折畳み容器集合体を含む運搬ユニットの側面図である。 折畳み容器集合体を含む運搬ユニットの側面図である。 組立容器集合体に被せられた蓋部材のガタ止め突起、及び、補助ガタ止め突起と、組立容器集合体を構成する各折畳み容器との位置関係を説明するための断面模式図である。 折畳み容器集合体に被せられた蓋部材のガタ止め突起、及び、補助ガタ止め突起と、折畳み容器集合体を構成する各折畳み容器との位置関係を説明するための断面模式図である。 組立容器集合体、及び、蓋部材を示す一部断面を含む斜視図である。 図16の部分拡大斜視図である。 組立容器集合体、及び、蓋部材を示す一部断面を含む斜視図である。 図18の部分拡大斜視図である。 折畳み容器集合体、及び、蓋部材を示す一部断面を含む斜視図である。 図20の部分拡大斜視図である。 折畳み容器集合体、及び、蓋部材を示す一部断面を含む斜視図である。 図22の部分拡大斜視図である。 折畳み容器集合体、及び、蓋部材を示す一部断面を含む斜視図である。 図24の部分拡大斜視図である。 小型の折畳み容器により構成された組立容器集合体に蓋部材を被せた状態において、組立容器集合体を水平に切断して下側から見た場合の断面図である。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、運搬ユニット1は、平面視略矩形状のパレット2と、パレット2に載置される平面視略矩形状の折畳み容器3と、折畳み容器3に被せられる蓋部材4とを備えている。図2に示すように、本実施形態の折畳み容器3は、平面視で、長手幅が、短手幅の1.5倍となっており、パレット2は、平面視で、長手幅が折畳み容器3の短手幅の3倍、短手幅が折畳み容器3の短手幅の2.5倍となっている。尚、図2では、説明の便宜上、折畳み容器3の断面形状の詳細な図示を省略している。
このため、本実施形態では、パレット2に対して、パレット2の一方の長辺部に沿って、折畳み容器3の短辺部を延在させるようにして3つの折畳み容器3を並べて設置するとともに、パレット2の他方の長辺部に沿って、折畳み容器3の長辺部を延在させるようにして2つの折畳み容器3を並べて設置可能となっている。また、図1に示すように、蓋部材4は、当該パレット2に設置された5つの折畳み容器3をまとめて覆うことができる形状となっている。
図3、図4に示すように、折畳み容器3は、略矩形板状をなす底壁部12と、底壁部12の各長辺部に沿って底壁部12からそれぞれ上方に突出する第1土台部としての長辺側土台部13と、底壁部12の各短辺部に沿って底壁部12からそれぞれ上方に突出する第2土台部としての短辺側土台部14とを具備する底壁構成部11を備えている、さらに、折畳み容器3は、各長辺側土台部13に対してそれぞれ回動可能に設けられた第1側壁部としての長辺側側壁部15と、各短辺側土台部14に対してそれぞれ回動可能に設けられた第2側壁部としての短辺側側壁部16とを備えている。尚、本実施形態の折畳み容器3は、ポリプロピレンによって構成されている。
長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16は、それぞれ長辺側土台部13、及び、短辺側土台部14の上方に立設される起立位置(図3参照)と、底壁部12の上方に折畳まれ、当該底壁部12と平行して延在する寝かせ位置(図4参照)との間を回動変位可能に構成されている。また、本実施形態では、長辺側土台部13の底壁部12からの突出長は、短辺側土台部14の底壁部12からの突出長よりも長くなっており、長辺側側壁部15を回動可能に支持するための長辺側軸受部17の形成位置も、短辺側側壁部16を回動可能に支持するための短辺側軸受部18の形成位置よりも上方に位置している。さらに、各短辺側土台部14は、相対する一対の長辺側土台部13の内面同士を連結するようにして設けられており、長辺側側壁部15の横幅は、底壁構成部11の長手幅とほぼ同じに構成される一方で、短辺側側壁部16の横幅は、一対の長辺側土台部13間の距離とほぼ同じに構成されている。
このため、本実施形態では、全ての長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16が起立位置とされた組立状態にある折畳み容器3を、全ての長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16が寝かせ位置とされた折畳み状態とする場合には、一対の短辺側側壁部16を先に寝かせ位置へと変位させてから、長辺側側壁部15を寝かせ位置へと変位させる構成となっている。そして、折畳み容器3が折畳み状態とされた場合には、寝かせ位置とされた短辺側側壁部16が底壁部12の上方に重なるとともに、寝かせ位置とされた長辺側側壁部15が短辺側側壁部16の上方に重なるようになっている。
本実施形態では、起立位置にある長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16の外面と、長辺側土台部13、及び、短辺側土台部14の外面を含む底壁構成部11の外周面とが面一とされている。さらに、起立位置にある長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16の内面と、長辺側土台部13、及び、短辺側土台部14の内面とが面一とされている。
また、本実施形態では、長辺側土台部13の両端部から短辺側土台部14の上方に突出し、短辺側土台部14の上面側と連結されている補助凸部19が設けられている。補助凸部19により、長辺側土台部13の両端部の強度の向上等が図られている。尚、短辺側側壁部16は、補助凸部19との干渉を回避するべく、対応部位(下辺部側の角部)が切欠かれたような形状となっている。その一方で、長辺側軸受部17に軸支される長辺側側壁部15の軸部(図示略)と、長辺側側壁部15の板状部分(長辺側土台部13の上側に載る部分)との間の距離が、補助凸部19の長辺側土台部13からの突出長よりも長い上、長辺側側壁部15の軸部が、長辺側軸受部17に軸支された状態において上下方向に相対変位可能に構成されている。このため、長辺側側壁部15に関しては、補助凸部19との干渉を回避するための切欠き形状を設けなくても、寝かせ位置へと変位させることができるようになっている。
加えて、本実施形態では、寝かせ位置とされた一対の短辺側側壁部16は、両方とも底壁部12の上面に当接して支持され、寝かせ位置とされた一対の長辺側側壁部15は、それぞれ寝かせ位置とされた一対の短辺側側壁部16に当接して、互いに同じ高さ位置で支持されるように構成されている。また、長辺側土台部13、及び、補助凸部19の上辺部(上面)は、寝かせ位置にある長辺側側壁部15よりも上方に位置している。
また、図3等に示すように、短辺側側壁部16の外面の両側部には、外方に突出する挿入突起21が設けられている。これに対し、長辺側側壁部15には、内面の両側部から内方に突出する係止壁22が設けられるとともに、係止壁22において、折畳み容器3が組立状態とされた場合に、短辺側側壁部16の挿入突起21が挿入される挿入孔部23が設けられている。当該構成により、短辺側側壁部16の外側への傾倒変位が防止されるとともに、長辺側側壁部15と、短辺側側壁部16との間の上下方向における位置ずれが防止されるようになっている。
さらに、短辺側側壁部16の外面側には、短辺側側壁部16の内側への傾倒変位を防止するロック機構24が設けられている。ロック機構24は、短辺側側壁部16の各側辺部において出没可能に設けられた左右一対のスライド片25を備え、折畳み容器3が組立状態とされた場合に、スライド片25の先端部が、長辺側側壁部15の内面側に設けられた係止凹部(図示略)に挿入されるようになっている。加えて、ロック機構24は、作業者が操作可能な操作部26を備え、操作部26の所定の操作を行うことで、左右一対のスライド片25がともに係止凹部から抜け出した位置へと変位するようになっている。
尚、図1に示すように、折畳み容器3は、組立状態にある折畳み容器3同士を、水平方向における位置ずれを防止しつつ、上下に積み重ねる(スタッキングする)ことができるように構成されている。また、図示は省略するが、折畳み容器3は、折畳み状態にあっても、折畳み容器3同士を、水平方向における位置ずれを防止しつつ、上下に積み重ねる(スタッキングする)ことができるように構成されている。
加えて、図3に示すように、各長辺側側壁部15、及び、各短辺側側壁部16は、当該長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16の上辺部のうち内側部位から上方に突出し、当該長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16の横幅方向に沿って延在する側壁側係止部27を備えている。本実施形態の側壁側係止部27は、長辺側側壁部15においては、横幅方向の一端部付近から他端部付近にかけて設けられている。さらに、短辺側側壁部16においても、ロック機構24の操作部26に対応する部位(短辺側側壁部16の横幅方向中央部)を除いて、横幅方向の一端部付近から他端部付近にかけて設けられている。また、本実施形態の側壁側係止部27は、長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16の上辺部のうち、側壁側係止部27の外方に位置する部位を一段低く構成することによって形成されている。
また、図3、図18、図19等に示すように、底壁部12は、略矩形板状の底板部31と、底板部31うち、組立状態にある折畳み容器3をスタッキングした場合に、下側の折畳み容器3の長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16の上辺部に当接して支持される部位である外周対応部32(底壁部12のうち上面側において長辺側土台部13、及び、短辺側土台部14が形成されている部位)よりも内周側の部位から下方に突出する支持部33とを備えている。支持部33は、底板部31から下方に突出するリブが下面視で格子状に設けられることで構成されている。
さらに、底壁部12は、支持部33との間に隙間が形成されるようにして外周対応部32から下方に突出する底壁側係止部34を備えている。本実施形態の底壁側係止部34は、底板部31の各長側辺部、及び、各短側辺部に対応して、少なくとも底板部31の4隅付近にそれぞれ設けられるとともに、底壁構成部11の外周面と面一となるように設けられている。また、底壁側係止部34の下辺部は、支持部33の下面よりも上方に位置している。そして、組立状態にある折畳み容器3をスタッキングした場合に、上側の折畳み容器3の底壁側係止部34と、支持部33との間の隙間に、下側の折畳み容器3の側壁側係止部27が挿入されるように構成されている。
当該構成により、組立状態にある折畳み容器3のスタッキング状態において、下側の折畳み容器3の長辺側側壁部15、及び、長辺側側壁部15が折畳み容器3の内外周方向に傾倒変位したり、変形したりすることが抑止される。また、折畳み容器3をスタッキングする作業に際して、組立状態にある折畳み容器3に対し、その上側に載せた折畳み容器3の水平方向における相対位置が、長辺側側壁部15の横幅方向、或いは、短辺側側壁部16の横幅方向においてずれた場合であっても(あえて、ずらして載せる場合もある)、上側の折畳み容器3の底壁側係止部34と、支持部33との間の隙間に、下側の折畳み容器3の側壁側係止部27が挿入された状態とされる。これにより、上側に載せた折畳み容器3を、下側の折畳み容器3の長辺側側壁部15の上辺部、或いは、短辺側側壁部16の上辺部に滑らせるようにして、相対位置が合致するまでスライドさせる(スライドスタックする)ことができる。
図1、図10、図11に示すように、パレット2は、パレット2の四隅に設けられる4本の隅柱部41と、パレット2の側辺部に沿って並ぶ一対の隅柱部41の中間部位に設けられる中間柱部42と、パレット2の中央部に設けられる図示されない中央柱部と、隅柱部41、中間柱部42、及び、中央柱部の上端部間を連結する上デッキ部43と、隅柱部41、中間柱部42、及び、中央柱部の下端部間を連結する下デッキ部44とを備えている。加えて、各隅柱部41と中間柱部42との間には、フォーク付き運搬手段としてのハンドリフトやフォークリフトのフォークを差込み可能なフォーク差込み部45が形成されている。本実施形態では、パレット1の外周面を構成する4つの側面からフォークを差込み可能な4方差しタイプのパレットとなっている。尚、本実施形態のパレット2はポリプロピレンによって構成されている。また、下デッキ部44には、中央柱部と、各隅柱部41との間の位置において、ハンドリフトのフォーク先端側に設けられたキャスターを接地させるためのキャスター用開口部(図示略)が設けられている。
本実施形態では、隅柱部41、中間柱部42、中央柱部、及び、上デッキ部43の上面によって物品を載置可能な「載置面46」が構成されている。さらに、隅柱部41、中間柱部42、中央柱部、及び、下デッキ部44の下面によって床面等の設置面に接地する「接地面47」が構成されている。また、パレット2には、載置面46の外周縁から上方に突出し、載置面46に載置された折畳み容器3の脱落を防止するための外周突部48を備えている。
さて、上記したように、本実施形態では、5つの折畳み容器3を水平方向において互いに当接又は近接させつつ並べて設置可能となっている(図1参照)。また、上記のように、折畳み容器3の底壁構成部11の底壁側係止部34の下辺部は、支持部33の下面よりも上方に位置している。そして、図10等に示すように、パレット2に5つの折畳み容器3が設置された状態とされることで、各折畳み容器3の支持部33の下面がパレット2の載置面46に当接して支持され、パレット2の外周突部48の上方に底壁側係止部34が位置し、外周突部48の内周面に支持部33の外周面が当接又は近接するようになっている。本実施形態では、パレット2の外周面と、パレット2に載置された折畳み容器3の外周面とが面一とされるように構成されている。
図7〜図9等に示すように、蓋部材4は、略矩形板状の天板部51と、天板部51の外周縁から下方に突出する枠部52と、枠部52の内周側において格子状に設けられる補強リブ53とを備えている。枠部52の下辺部と、補強リブ53の下辺部とは同じ高さ位置となっている。本実施形態の蓋部材4は、ポリプロピレンによって一体的に形成されている。
また、本実施形態の蓋部材4は、上記のように水平方向において互いに隣接してパレット2に設置された5つの折畳み容器3に対し、当該5つの折畳み容器3が組立状態、及び、折畳み状態のどちらであっても、5つの折畳み容器3をまとめて覆うようにして被せられるようになっている。以下、図5に示すように、組立状態とされて水平方向において互いに隣接してパレット2に載置された5つの折畳み容器3のことをまとめて「組立容器集合体55」と称し、図6に示すように、折畳み状態とされて水平方向において互いに隣接してパレット2に載置された5つの折畳み容器3のことを「折畳み容器集合体56」と称する。
図10、図11に示すように、蓋部材4は、組立容器集合体55に対して被せられた場合に、図2、図16、図18に示すように、枠部52、及び、補強リブ53の下辺部よりなる下面が、長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16の上辺部(上面)に当接して支持されるようになっている。また、図2、図14に示すように、蓋部材4は、組立容器集合体55に対して被せられた場合に、当該組立容器集合体55を構成する各折畳み容器3(5つの折畳み容器3)の内側にそれぞれ挿入されるとともに、各折畳み容器3の長辺側側壁部15と、短辺側側壁部16とが連結されている側壁部15、16の4隅の各近傍部位において、側壁部15、16に対してそれぞれ当接、又は、近接するガタ止め突起61を備えている。図7、図8に示すように、ガタ止め突起61は、天板部51の対象部位を蓋部材4の下面よりも下方にまで膨出させるようにして形成されている。さらに、ガタ止め突起61は、図2、図8等に示すように、下面視では、略矩形状、或いは、略L字状をなしており、図9等に示すように、下方に向けて幅が次第に狭くなるように構成されている。尚、図14(及び、後出の図15)では、説明の便宜上、網掛け部分により、ガタ止め突起61(及び、後述する補助ガタ止め突起67)の設置範囲の全体を示している(中空部分にも網掛けを行っている)。
また、図12、図13に示すように、蓋部材4は、折畳み容器集合体56に対して被せられた場合に、図20、図22、図24に示すように、蓋部材4の下面が、長辺側土台部13の上辺部(上面;図4、図6参照)に当接して支持されるようになっている。さらに、図15に示すように、ガタ止め突起61は、各折畳み容器3の一対の長辺側土台部13の間にそれぞれ挿入されるとともに、各折畳み容器3の短辺側土台部14と、長辺側土台部13とが連結されている土台部13、14の4隅の各近傍部位において、補助凸部19と、長辺側土台部13とに対してそれぞれ当接、又は、近接するよう構成されている。
加えて、図9、図16、図17に示すように、ガタ止め突起61は、外周面の一部、特に、長辺側側壁部15、短辺側側壁部16、補助凸部19、及び、長辺側土台部13の内面と対向して当接又は近接し得る部位の一部から突出する当接突部62を備えている。当接突部62のうちガタ止め突起61からの突出方向先端面(長辺側側壁部15、短辺側側壁部16、補助凸部19、及び、長辺側土台部13の内面と対向して当接又は近接し得る部位)は、ガタ止め突起61の外周面よりも鉛直に近い角度で延在している。
図1、図10、図11に示すように、蓋部材4の外周形状(外寸)は、パレット2の外周形状(外寸)と同じとなっている。さらに、組立容器集合体55、及び、折畳み容器集合体56の外周面(水平方向において互いに隣接して複数設置された折畳み容器3の外側面のうち、隣接する折畳み容器3の外側面と対向配置されていない外側面であって、容器集合体55、56を鉛直に延びる壁に当接させた場合に当接し得る部位)により構成される外周形状は、蓋部材4の外周形状と同じとなっている。従って、パレット2に組立容器集合体55、又は、折畳み容器集合体56を載置し、その上に蓋部材4を被せた場合には、組立容器集合体55、及び、折畳み容器集合体56の外周面と、当該容器集合体55、56に被せられた蓋部材4の外周面と、当該容器集合体55、56を載せたパレット2の外周面とが面一とされるようになっている。尚、「面一」とは、例えば、組付けや連結を行う部材間の寸法に若干の遊びを設ける場合において、当該遊びによって僅かなずれが生じ得るような場合(面一になる状態とすることができる上、最大にずれた状態とされても当該ずれが僅かな(例えば、枠部52の厚み未満)場合)も含む趣旨である。
図3に示すように、折畳み容器3の各長辺側側壁部15、及び、各短辺側側壁部16の上辺部には、組立状態にある折畳み容器3をスタッキングした場合に、上側の折畳み容器3の底板部31の各長側辺部、及び、各短側辺部に対応して設けられた底壁側係止部34のうち、底板部31の4隅付近に底壁側係止部34が収容されるとともに、当該底壁側係止部34の水平方向への変位を規制する側壁側凹部63が設けられている。すなわち、上記のように、長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16の上辺部のうち内側部位には、長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16の内面に沿って側壁側係止部27が設けられ、長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16の上辺部のうち側壁側係止部27の外方部位は、一段低い段部となっている。そして、組立状態にある折畳み容器3をスタッキングした場合には、下側の折畳み容器3の前記段部に、上側の折畳み容器3の底壁側係止部34が収容される(ひいては、上側の折畳み容器3の底壁側係止部34と、支持部33との間に、下側の折畳み容器3の側壁側係止部27が挿入される)ようになっている。
さらに、各長辺側側壁部15、及び、各短辺側側壁部16の横幅方向に沿って延在する前記段部の両端部近傍部位において、当該段部の両端部側に向けて漸次上方への突出長が長くなる規制凸部64を設けることで、当該段部の両端部において、上方、及び、外方に開口する側壁側凹部63が形成されている。加えて、本実施形態では、長辺側側壁部15に設けられた側壁側凹部63(第1側壁側凹部)、及び、短辺側側壁部16に設けられた側壁側凹部63(第2側壁側凹部)は、折畳み容器3のコーナー部(例えば、平面視における外角部)からの距離が同じとなる位置に設けられている。
また、図4に示すように、折畳み容器3の各長辺側土台部13の上辺部には、折畳み状態にある折畳み容器3をスタッキングした場合に、上側の折畳み容器3の底壁側係止部34が収容されるとともに、当該底壁側係止部34の水平方向への変位を規制する土台側凹部65が設けられている。当該土台側凹部65についても、側壁側凹部63と同様に、上方、及び、外方に開口するように構成されている。
そして、図5に示すように、組立状態にある一対の折畳み容器3を、長辺側側壁部15同士を突合わせ、かつ、短辺側側壁部16の外面同士を揃えて(面一として)並べた場合、及び、短辺側側壁部16同士を突き合わせ、かつ、長辺側側壁部15の外面同士を揃えて(面一として)並べた場合には、一方の折畳み容器3の側壁側凹部63と、他方の折畳み容器3の側壁側凹部63とが位置合わせされ、当該側壁側凹部63同士が連続して1つの合わせ凹部66となる。
さらに、組立状態にある一対の折畳み容器3を、一方の折畳み容器3の長辺側側壁部15と、他方の折畳み容器3の短辺側側壁部16とを突合せ、かつ、一方の折畳み容器3の短辺側側壁部16の外面と、他方の折畳み容器3の長辺側側壁部15の外面とを揃えて(面一として)並べた場合にも、一方の折畳み容器3の長辺側側壁部15に設けられた側壁側凹部63と、他方の折畳み容器3の短辺側側壁部16に設けられた側壁側凹部63とが位置合わせされ、当該側壁側凹部63同士が連続して1つの合わせ凹部66となる。
加えて、図6に示すように、折畳み状態にある一対の折畳み容器3を、長辺側土台部13同士を突合せ、かつ、短辺側土台部14の外面同士を揃えて(面一として)並べた場合には、一方の折畳み容器3の土台側凹部65と、他方の折畳み容器3の土台側凹部65とが位置合わせされ、当該土台側凹部65同士が連続して1つの合わせ凹部66となる。本実施形態では、側壁側凹部63の平面視の形状と、土台側凹部65のうち側壁側凹部63と対応する位置(折畳み容器3の組立状態における側壁側凹部63の下方の位置)に設けられた土台側凹部65の平面視の形状とがほぼ同じとなっており、一対の側壁側凹部63よりなる合わせ凹部66の形状と、一対の土台側凹部65よりなる合わせ凹部66の形状とがほぼ同じとなっている。
図8、図9、図14、図17、図19に示すように、蓋部材4は、組立容器集合体55に対して被せられた場合に、起立位置にある長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16の上面に設けられた側壁側凹部63に挿入される補助ガタ止め突起67を備えている。また、蓋部材4が折畳み容器集合体56に対して被せられた場合には、図15、図21、図23、図25に示すように、補助ガタ止め突起67は、長辺側土台部13の上面に設けられた土台側凹部65にも挿入されるようになっている。さらに、図14、図15、図17、図21等に示すように、補助ガタ止め突起67は、一対の側壁側凹部63によりなる合わせ凹部66の形状、及び、一対の土台側凹部65よりなる合わせ凹部66の形状に対応した形状をなしている。このため、補助ガタ止め突起67が、一対の側壁側凹部63よりなる合わせ凹部66に挿入された場合には、補助ガタ止め突起67が一対の側壁側凹部63の両方に挿入され(略嵌合し)、補助ガタ止め突起67が、一対の土台側凹部65よりなる合わせ凹部66に挿入された場合には、補助ガタ止め突起67が一対の土台側凹部65の両方に挿入される(略嵌合する)。
尚、蓋部材4を下面視した場合の補助ガタ止め突起67の外側形状は、蓋部材4の天板部51の各側辺部と略平行して延びている。さらに、本実施形態の補助ガタ止め突起67は、下方に向けて幅が狭くなる略テーパ状をなしており、特に、補助ガタ止め突起67の側面のうち、蓋部材4の外周側の側面は、その他の側面に比べてより大きく傾斜している。また、組立容器集合体55や折畳み容器集合体56を構成する折畳み容器3の並べ方等によって、補助ガタ止め突起67のうち、側壁側凹部63や土台側凹部65に挿入されないものも発生するが、当該補助ガタ止め突起67は、組立状態の折畳み容器3の内側空間や、折畳み状態の折畳み容器3の一対の長辺側側壁部15の間の空間に挿入され、折畳み容器3と干渉しないようになっている。
さらに、図26に示すように、本実施形態のパレット2には、上記した折畳み容器3よりも小型の折畳み容器68を、パレット2の長手幅方向に短手幅方向を合わせるようにして4つ並べ、パレット2の短手幅方向に長手幅方向を合わせるようにして2つ並べて(合計8つ)載置可能に構成されている。小型の折畳み容器68についても、折畳み容器3と同じ構成を具備している上、長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16の厚みや、側壁側凹部63、及び、土台側凹部65の形状及び大きさ等が、折畳み容器3のものと同じとなっている。
また、本実施形態の蓋部材4は、上記のようにパレット2に並べて載置された8つの小型の折畳み容器68にも被せられるように構成されている。すなわち、当該小型の折畳み容器68に対応するガタ止め突起61や補助ガタ止め突起67が設けられている。
加えて、図1、図7に示すように、蓋部材4の天板部51の上面側には、上方に突出する蓋凸部69が設けられている。上記のように、パレット2の下面側(接地面47)には、ハンドリフトのキャスターを接地させるためのキャスター用開口部が設けられている。そして、運搬ユニット1を、複数段重ねて、運搬・保管する場合には、下側の運搬ユニット1の蓋部材4に、上側の運搬ユニット1のパレット2が載置されることとなる。このとき、蓋部材4の蓋凸部69が、パレット2のキャスター用開口部に対して挿入され、かつ、該蓋凸部69によって、パレット2の水平方向における位置ずれが防止されるように構成されている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、パレット2に載置された組立状態にある複数の折畳み容器3により構成された組立容器集合体55に対し蓋部材4を被せた場合には、蓋部材4のガタ止め突起61が、組立容器集合体55を構成する各折畳み容器3(折畳み容器3がスタッキングされている場合には最上段において水平に並んでいるもの)の内側にそれぞれ挿入されるとともに、各折畳み容器3の側壁部15、16同士が連結されている側壁部15、16の4隅の各近傍部位において、側壁部15、16に対してそれぞれ当接、又は、近接するようになっている。また、パレット2に載置された折畳み状態にある複数の折畳み容器3により構成された折畳み容器集合体56に対し蓋部材4を被せた場合には、蓋部材4のガタ止め突起61が、折畳み容器集合体56を構成する各折畳み容器3の一対の長辺側土台部13の間にそれぞれ挿入されるとともに、各折畳み容器3の土台部13、14同士が連結されている土台部13、14の4隅の各近傍部位において、補助凸部19と、長辺側土台部13とに対してそれぞれ当接、又は、近接するようになっている。
このため、組立容器集合体55、及び、折畳み容器集合体56のどちらに蓋部材4を被せても、容器集合体55、56と、蓋部材4との間の水平方向における相対変位を防止することができる。また、蓋部材4のガタ止め突起61は、組立状態にある折畳み容器3の内側、及び、折畳み状態にある折畳み容器3の一対の長辺側土台部13の間に挿入されることで、容器集合体55、56との間の水平方向における相対変位が防止されるようになっている。このため、蓋部材4を容器集合体55、56の外周面よりも外方に突出させなくても、容器集合体55、56と、蓋部材4との間の水平方向における相対変位を防止することができる。従って、容器集合体55、56の外周面と、当該容器集合体55、56に被せられた蓋部材4の外周面とを面一とすることができ、例えば、蓋部材4が容器集合体55、56の外周面よりも外方に突出するような場合に、容器集合体55、56に蓋部材4を被せることで設置スペースの増加を招いたり、容器集合体55、56の外周面よりも外方に位置する蓋部材4の突出部分が、別の物体に引っ掛かったり、衝突して破損したりしてしまうことを回避することができる。
また、容器集合体55、56を構成する折畳み容器3のそれぞれにガタ止め突起61が挿入されることから、容器集合体55、56を構成する折畳み容器3の全ての折畳み容器3と、蓋部材4との間の水平方向における相対変位を確実に防止することができる。換言すれば、蓋部材4を被せることにより、容器集合体55、56を構成する複数の折畳み容器3の上部の位置決めを行うことができ、当該複数の折畳み容器3の配置をより的確なものとすることができる。従って、容器集合体55、56を構成する折畳み容器3同士が離間したり、折畳み容器3の側壁部15、16が傾く等して隣接する折畳み容器3の側壁部15、16の外面同士が面一とならなかったりするといった事態を防止することができる。結果として、容器集合体55、56をよりまとまった状態で安定的に運搬したり、保管したりすることができる。尚、容器集合体55、56を構成する折畳み容器3のうち例えば1つの折畳み容器3を取除いた状態としても、蓋部材4を被せることで、複数の折畳み容器3の所期の配置を保持したまま、折畳み容器3同士の相対変位を抑止することができる。
加えて、例えば、蓋部材4の枠部52を補強リブ53よりも下方にまで突出させるとともに、側壁部15、16の上面の外側部位に対して枠部52を挿入可能とする段部(略L字状の切欠き部)を設けることで、蓋部材4の外周面と、折畳み容器3の外周面とを面一にする場合に比べ、蓋部材4の外周部位(枠部52の下部)を効果的に補強すること(枠部52の下端部にまで補強リブ53を連結すること)ができ、蓋部材4の外周部位が損傷するといった事態を抑制することができる。さらに、蓋部材4を直接床面等に設置した場合に、ガタ止め突起61を接地させる一方で、蓋部材4の外周部位(枠部52)を床面から離間させることができ、蓋部材4の外周部位が損傷するといった事態をより確実に抑制することができる。
また、組立容器集合体55に蓋部材4を被せた場合に、ガタ止め突起61が組立状態における折畳み容器3の4隅の各近傍部位に配置される構成によって、折畳み容器集合体56に蓋部材4を被せた場合に、ガタ止め突起61を折畳み状態の折畳み容器3の補助凸部19、及び、長辺側土台部13に当接又は近接させる構成を効率的に(補助凸部19をさほど大きくすることなく)実現することができる。その上、例えば、各側壁部15、16のうち比較的変形し易い横幅方向中央部位のみにガタ止め突起が当接、又は、近接するような場合に比べ、側壁部15、16の変形等を抑制することができる。結果として、側壁部15、16の損傷等を抑制するとともに、組立容器集合体55を含む運搬ユニット1のスタッキング状態等において、組立容器集合体55と、蓋部材4との間の水平方向における相対変位をより確実に防止することができる。
また、蓋部材4には、組立容器集合体55に対して被せられた場合に、起立位置にある長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16の上辺部(上面)に設けられた側壁側凹部63に挿入される補助ガタ止め突起67が設けられ、蓋部材4が折畳み容器集合体56に対して被せられた場合には、長辺側土台部13の上辺部(上面)に設けられた土台側凹部65にも補助ガタ止め突起67が挿入されるようになっている。
このため、容器集合体55、56と、蓋部材4との間の水平方向における相対変位を規制する箇所を増やすことができ、前記相対変位をより確実に防止するとともに、規制箇所の損傷等の抑制を図ることができる。特に、折畳み容器集合体56に対して蓋部材4が被せられる場合に、長辺側土台部13の延在方向における折畳み容器集合体56と、蓋部材との間の相対変位を規制する箇所を増やすことができることから、補助凸部19の長辺側土台部13からの突出長をそれほど大きくしなくても、長辺側土台部13の延在方向における相対変位を防止することができる。従って、例えば、補助凸部19を大きくし過ぎることで、短辺側側壁部16等に悪影響が生じる(短辺側側壁部16の下角部が大きく切り欠かれたような形状とされてしまう、短辺側土台部14との連結部を両側部近傍位置に設けられなくなってしまう等)等の事態を回避することができる。
加えて、側壁側凹部63、及び、土台側凹部65は、複数の折畳み容器3を外面同士が面一となるように合わせて隣接させることで、互いに隣接する一対の折畳み容器3のうち、一方の折畳み容器3の側壁側凹部63、及び、土台側凹部65と、他方の折畳み容器3の側壁側凹部63、及び、土台側凹部65とが位置合わせされ、側壁側凹部63同士、及び、土台側凹部65同士が連続して1つの合わせ凹部66となり得るように構成されている。さらに、補助ガタ止め突起67は、合わせ凹部66を構成している一対の側壁側凹部63の両方に挿入される形状、及び、合わせ凹部66を構成している一対の土台側凹部65の両方に挿入される形状に構成されている。
このため、補助ガタ止め突起67の外寸を比較的大きく確保することができ、補助ガタ止め突起67の変形や損傷等を抑制することができる。ひいては、補助ガタ止め突起67による蓋部材4の水平方向における位置決め効果をより確実なものとすることができる。特に、合わせ凹部66と、補助ガタ止め突起67とが対応した形状とされることにより、合わせ凹部66を構成する一対の側壁側凹部63同士、及び、一対の土台側凹部65同士の位置合わせを確実に行うことができ、合わせ凹部66を構成している側壁側凹部63を具備する一対の側壁部15、16同士や、合わせ凹部66を構成している土台側凹部65を具備する一対の長辺側土台部13同士の位置決めをより確実に行うことができる。また、折畳み容器3側に関しても、側壁側凹部63、及び、土台側凹部65を1つの折畳み容器3だけで無理に大きく形成しようとすることで、その周辺部の強度が低下するといった事態を防止することができる。
尚、長辺側側壁部15に設けられた側壁側凹部63、及び、短辺側側壁部16に設けられた側壁側凹部63は、折畳み容器3のコーナー部からの距離が同じとなる位置に設けられている。このため、隣接する折畳み容器3同士が、同じ向きで並べられた場合(図14の紙面左右方向に並ぶ折畳み容器3の関係)、及び、水平に90度回転させられたような異なる向きで並べられた場合(図14の紙面上下方向に並ぶ折畳み容器3の関係)のどちらにおいても、複数の折畳み容器3を外面(組立容器集合体55の外周面を構成する面)同士が面一となるように隣接させることで、隣接する折畳み容器3のうち、一方の折畳み容器3の側壁側凹部63と、他方の折畳み容器3の側壁側凹部63とが位置合わせされて合わせ凹部66を形成し得るようになっている。そして、補助ガタ止め突起67は、組立容器集合体55を構成する複数の折畳み容器3が同じ向き、及び、異なる向きのどちらで並べられていても、合わせ凹部66に挿入可能に構成されている。このため、長辺側側壁部15の側壁側凹部63同士、及び、短辺側側壁部16の側壁側凹部63同士を位置合わせして合わせ凹部66を形成するだけでなく、長辺側側壁部15の側壁側凹部63と、短辺側側壁部16の側壁側凹部63とを位置合わせして合わせ凹部66を形成することができる。従って、折畳み容器3の並べ方のパターンを増やすことができ、汎用性、利便性の向上等を図ることができる。
また、ガタ止め突起61は、外周面から突出する当接突部62を備え、当接突部62の突出方向先端面は、ガタ止め突起61の外周面よりも鉛直に近い角度で延在している。このため、長辺側側壁部15、短辺側側壁部16、補助凸部19、及び、長辺側土台部13の内面と、ガタ止め突起61との間の距離を短くするとともに、長辺側側壁部15、短辺側側壁部16、補助凸部19、及び、長辺側土台部13の内面と、ガタ止め突起61とが圧接した場合に、ガタ止め突起61が長辺側側壁部15、短辺側側壁部16、補助凸部19、及び、長辺側土台部13に乗り上げるようにして相対変位してしまうといった事態を抑制することができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態において、蓋部材4のガタ止め突起61、及び、補助ガタ止め突起67の形状、配置等は特に限定されるものではなく、蓋部材4が被せられる組立容器集合体55や折畳み容器集合体56を構成する折畳み容器3の配置や形状等に応じて適宜変更可能である。尚、補助ガタ止め突起67を省略することも可能である。また、蓋凸部69を省略することも可能である。
(b)上記実施形態では、折畳み容器3において、側壁側係止部27、及び、底壁側係止部34が設けられ、折畳み容器3をスタッキングさせる際にスライドスタックが行えるように構成されているが、側壁側係止部27、及び、底壁側係止部34を省略することとしてもよい。但し、蓋部材4に補助ガタ止め突起67を設ける場合には、長辺側側壁部15、及び、短辺側側壁部16の上辺部に側壁側凹部63を設け、長辺側土台部13の上辺部に土台側凹部65を設けることとする。
また、上記実施形態では、短辺側軸受部18が長辺側軸受部17よりも低い位置に設けられ、組立状態にある折畳み容器3を折畳み状態とする際に、短辺側側壁部16を長辺側側壁部15よりも先に寝かせ位置とするように構成されているが、長辺側軸受部17が短辺側軸受部18よりも低い位置にあり、組立状態にある折畳み容器3を折畳み状態とする際に、長辺側側壁部15を短辺側側壁部16よりも先に寝かせ位置とするような構成としてもよい。当該構成を採用する場合、短辺側土台部が土台側凹部を具備する第1土台部を構成し、長辺側土台部が第2土台部を構成することとなる。加えて、上記実施形態では、短辺側土台部14が底壁部12よりも上方に突出するようにして設けられているが、突出しないように設ける(例えば、短辺側土台部14を底壁部12の厚みの範囲内に収まるように設ける一方で、短辺側側壁部16の軸部に繋がる部位を略L字状に構成する)こととしてもよい。
(c)上記実施形態のパレット2は、4方差しタイプのパレット2に具体化されているが、2方差しタイプのパレットに適応することも可能である。また、パレット2の載置面46の外周に沿って設けられる外周突部48の形成範囲については特に限定されるものではなく、パレット2に載置された折畳み容器3の脱落を防止可能となっていればよい。さらに、上記実施形態では、パレット2の外周形状(外寸)と、蓋部材4の外周形状とが同じとされているが、例えば、10個の折畳み容器3を水平に並べて載置可能なパレットに10個の折畳み容器3を水平に並べて載置し、5個の折畳み容器3をまとめて覆うようにして被せることのできる蓋部材4を2枚使用して、パレットに載置された10個の折畳み容器3の上面側を覆うように構成してもよい。
(d)上記実施形態では、パレット2、折畳み容器3、及び、蓋部材4は、ポリプロピレンにより構成されているが、ポリエチレン、PET、ポリアミド等その他の樹脂材料により構成されることとしてもよい。
1…運搬ユニット、2…パレット、3…折畳み容器、4…蓋部材、11…底壁構成部、12…底壁部、13…長辺側土台部、14…短辺側土台部、15…長辺側側壁部、16…短辺側側壁部、19…補助凸部、55…組立容器集合体、56…折畳み容器集合体、61…ガタ止め突起、63…側壁側凹部、65…土台側凹部、66…合わせ凹部、67…補助ガタ止め突起、68…小型の折畳み容器。

Claims (3)

  1. 平面視略矩形状をなす底壁部、及び、前記底壁部の各側辺部に沿って設けられる土台部を具備する底壁構成部と、前記底壁構成部の前記各土台部に対して、前記各土台部の上方に立設される起立位置と、前記底壁部の上方に寝かされる寝かせ位置との間を回動変位可能に連結された側壁部とを備え、全ての前記側壁部が前記起立位置とされた組立状態と、全ての前記側壁部が前記寝かせ位置とされた折畳み状態とに状態変化可能な折畳み容器が、水平方向において互いに隣接して複数設置された場合に、当該複数の折畳み容器をまとめて覆うようにして被せられる蓋部材であって、
    前記蓋部材は、前記組立状態にある複数の折畳み容器により構成された組立容器集合体に対して被せられた場合に、当該組立容器集合体を構成する各折畳み容器の内側にそれぞれ挿入されるとともに、各折畳み容器の前記側壁部同士が連結されている側壁部の4隅の各近傍部位において、前記側壁部に対してそれぞれ当接、又は、近接するガタ止め突起を備え、
    前記ガタ止め突起は、
    前記折畳み状態にある複数の折畳み容器により構成された折畳み容器集合体に対して前記蓋部材が被せられた場合に、当該折畳み容器集合体を構成する各折畳み容器の前記土台部のうち、前記底壁部の相対する一対の側辺部からそれぞれ上方に突出する相対する一対の第1土台部の間にそれぞれ挿入されるとともに、
    各折畳み容器の前記土台部のうち、前記第1土台部よりも高さが低く構成された相対する一対の第2土台部と、前記第1土台部とが連結されている前記土台部の4隅の各近傍部位において、前記第1土台部の両端部から前記第2土台部側に突出する補助凸部と、前記第1土台部とに対してそれぞれ当接、又は、近接する構成であり、
    前記組立容器集合体、及び、前記折畳み容器集合体の外周面と、当該容器集合体に被せられた蓋部材の外周面とが面一とされることを特徴とする蓋部材。
  2. 前記蓋部材は、前記組立容器集合体に対して被せられた場合に、前記起立位置にある前記側壁部の上面に設けられた側壁側凹部に挿入される補助ガタ止め突起を備え、
    前記蓋部材が前記折畳み容器集合体に対して被せられた場合には、前記第1土台部の上面に設けられた土台側凹部にも前記ガタ止め突起が挿入されることを特徴とする請求項1に記載の蓋部材。
  3. 前記側壁側凹部、及び、前記土台側凹部は、複数の折畳み容器を外面同士が面一となるように合わせて隣接させることで、互いに隣接する一対の折畳み容器のうち、一方の折畳み容器の前記側壁側凹部、及び、前記土台側凹部と、他方の折畳み容器の前記側壁側凹部、及び、前記土台側凹部とが位置合わせされ、前記側壁側凹部同士、及び、前記土台側凹部同士が連続して1つの合わせ凹部となり得る構成であって、
    前記補助ガタ止め突起は、前記合わせ凹部を構成している一対の前記側壁側凹部の両方に挿入される形状、及び、前記合わせ凹部を構成している一対の前記土台側凹部の両方に挿入される形状に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の蓋部材。
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