JP6049008B2 - 蓋体及び蓋付き箱 - Google Patents

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Description

本発明は、上面が開口した直方体状の箱体における上端部に嵌合されて、展示台又は荷物収容箱として使用される蓋付き箱を構成する蓋体及び、その蓋体と箱体とからなる蓋付き箱に関する。
従来、この種の蓋付き箱として、蓋体の外縁部全体に下面開放の外縁溝を備えて、その外縁溝に箱体の上端部が嵌合する構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−300135号公報(図1,図2,図5)
しかしながら、上記した従来の構造の蓋付き箱では、蓋体が床面等に載置されると、外縁溝の一側面に配置された蓋体の側壁の下端部が外側に広がるように変形し、蓋体が箱体から外れ易くなるという問題が生じ得た。また、蓋体の上に荷物が載置されて蓋体が反るように変形するという問題も生じていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、従来より強度が高く、安定して蓋体の上端部に嵌合可能な蓋体及び、そのような蓋体を備えた蓋付き箱の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る蓋体は、下面開放の扁平直方体の側壁間に蓋下面リブを差し渡してなり、蓋下面リブの下面と側壁の下面とが面一になっている蓋体であって、外側面全周に段差面が形成されて、その段差面より上側全体が蓋上面嵌合突部をなしかつ、蓋上面嵌合突部における下面リブの上方位置に蓋上面溝が形成されて、蓋体が段積みされると、下段側の蓋体の蓋上面嵌合突部が、上段側の蓋体の内側に嵌合しかつ、下段側の蓋体の蓋上面溝が、上段側の蓋体の下面リブを受容するところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の蓋体において、蓋下面リブ格子状に配置されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の蓋体において、蓋上面溝は、側壁を2枚重ねにして受容可能な溝幅をなしているところに特徴を有する。
請求項4の発明に係る蓋付き箱は、請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の蓋体と、上面開放の直方体状をなし、蓋体が上端部に嵌合されかつその上端部に蓋下面リブを受容するリブ収容溝を備える箱体と、からなるところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載の蓋付き箱において、箱体の下面から、蓋体の側壁と略同一平面形状のベース外側枠壁が突出しているところに特徴を有する。
[請求項1及びの発明]
請求項1及びの発明によれば、蓋下面リブが、蓋体のうち互いに対向した側壁の間に差し渡されているので、従来のように蓋体の側壁の下端部が外側に広がるように変形することが防がれ、これにより安定して箱体の上端部に蓋体を嵌合させることができる。また、蓋下面リブによって蓋体の曲げ強度も高くなり、蓋体が荷物を載せられて反るような変形が防がれる。さらには、蓋下面リブの下面は、蓋体の側壁の下面と面一になっているので、蓋体を床面等に載置した場合に、蓋体の側壁と蓋下面リブの両方の下面が床面に当接する。これにより、蓋体に上方から大きな荷重がかけられても、蓋体の変形を抑えることができる。このように、本発明によれば、従来より強度が高く、安定して箱体の上端部に嵌合可能な蓋体及び、そのような蓋体を備えた蓋付き箱を提供することができる。また、本発明の蓋体は、その外側面全周に形成された段差面より上側全体が蓋上面嵌合突部をなしかつ、蓋上面嵌合突部における下面リブの上方位置に蓋上面溝を有する。そして、蓋体が段積みされると、下段側の蓋体の蓋上面嵌合突部が、上段側の蓋体の内側に嵌合しかつ、下段側の蓋体の蓋上面溝が、上段側の蓋体の下面リブを受容するので、不使用時に複数の蓋体を重ねてコンパクトに纏めておいたり、蓋体を重ねて展示用の台として使用することができる。
[請求項2の発明]
請求項2の構成によれば、蓋下面リブが格子状に配置されているので、蓋体の全体の強度を高めることができる。
本発明の一実施形態に係る展示台の斜視図 底部ベースの上面側斜視図 底部ベースの下面側斜視図 底部ベースの下面側の一部拡大斜視図 底部ベースの第1支持突部の内面側斜視図 底部ベースの第1支持突部の外面側斜視図 底部ベースの第2支持突部の内面側斜視図 底部ベースの第2支持突部の外面側斜視図 第1側壁の内面側の斜視図 第1側壁の外面側の斜視図 第1側壁の外面側の一部拡大斜視図 第1側壁の内面側の一部拡大斜視図 底部ベースと第1側壁と第2側壁とが組み付けられた状態の斜視図 第1側壁及び第2側壁の回動支持部分の斜視図 第2側壁の内面側の斜視図 第2側壁の外面側の斜視図 第2側壁の内面側の一部拡大斜視図 第1側壁と第2側壁との係合部分の斜視図 互いに係合した第1側壁及び第2側壁の上部斜視図 互いに係合した第1側壁及び第2側壁の一部破断斜視図 一方の第1側壁が回動途中の状態の箱体の斜視図 一方の第1側壁を折り畳んだ状態の箱体の一部破断斜視図 両第1側壁が折り畳まれ、両第2側壁が起立した箱体の斜視図 両第1側壁を折り畳んだ状態の箱体の一部破断斜視図 両第1側壁を折り畳んだ状態の箱体の側断面図 折畳状態の箱体の斜視図 蓋体の上面側の斜視図 蓋体の下面側の斜視図 (A)蓋体の上面の一部拡大斜視図,(B)蓋体の下面の一部拡大斜視図 組立状態の箱体に蓋体を取り付けた状態の斜視図 第1と第2の側壁の上端部に蓋体を嵌合した状態の下側斜視図 折畳状態の箱体に蓋体を取り付けた状態の斜視図 箱体の簡易平面図 (A)箱体と縦横を逆にして蓋体を取り付けた状態の簡易平面図,(B)横並びに配置された2つの箱体の簡易平面図 2つの箱体を1つの蓋体で連結した状態の斜視図 2つの箱体を2つの蓋体で連結した状態の斜視図 所定の態様に連結された展示台群の斜視図
以下、本発明の一実施形態を図1〜図37に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態に係る展示台90(本発明の「蓋付き箱」に相当する)は、上面が開口した直方体状の箱体10の上端部に、下面が開口した扁平直方体状の蓋体70を嵌合可能に備えてなる。
箱体10の平面形状は、縦横の比が2:1の長方形になっていて、その長方形の長辺部分に配置された1対の第1側壁30,30と、短辺部分に配置された1対の第2側壁50,50と、それら第1側壁30,30及び第2側壁50,50の下端部を回動可能に支持する底部ベース11とから箱体10が構成されている。
なお、上記した底部ベース11、第1側壁30及び第2側壁50、さらには、蓋体70は、何れも樹脂の成形品になっている。
まずは、箱体10の底部ベース11について説明する。図2に示すように、底部ベース11は、箱体10の底に位置する長方形の底板12を備え、その底板12の外縁部の長辺部分から1対の第1支持突部13,13が上方に突出すると共に、底板12の外縁部の短辺部分から1対の第2支持突部14,14が上方に突出した構造になっている。
図3に示すように、第1と第2の支持突部13,14は、共に下面開放の溝形構造になっている。具体的には、第1支持突部13は、底板12の外縁部を上方に直角に曲げてなる第1内側壁13Aと、その第1内側壁13Aに外側から対向した第1外側壁13Bと、それらの上端部の間を連絡した第1上部連絡壁13Cとからなり、第2支持突部14も同様に、第2内側壁14Aと第2外側壁14Bと第2上部連絡壁14Cとからなる。そして、第1及び第2の内側壁13A,13A,14A,14Aから枠形構造のベース内側枠壁16が構成されると共に、第1及び第2の外側壁13B,13B,14B,14Bから枠形構造のベース外側枠壁15が構成されている。
なお、上記した1対の第2支持突部14,14の両外側面14F,14Fの間の距離が、箱体10全体の平面形状における長辺の全長に相当すると共に、1対の第1支持突部13,13の両外側面13F,13Fの間の距離が、箱体10全体の平面形状における短辺の全長に相当し、それら長辺と短辺との比は前述したように2:1になっている。
図25に示すように、ベース外側枠壁15の下面15Cは、底板12の下面より下方に位置し、そのベース外側枠壁15のうち底板12より下方に突出した部分が下面嵌合突壁15Kになっている。また、図3に示すように、底板12の下面には、底部ベース11の平面形状(箱体10の平面形状でもある)における短手方向の全長を2等分する位置と、長手方向の全長を4等分する位置とにぞれぞれ底板下面リブ12Lが突出形成されると共に、各底板下面リブ12Lの延長線上には、ベース内側枠壁16とベース外側枠壁15との間を連絡する仕切リブ15Mが備えられている。そして、仕切リブ15M及び底板下面リブ12Lの下面がベース外側枠壁15の下面15Cと面一になっている。また、これらベース外側枠壁15、底板下面リブ12L及び仕切リブ15Mの板厚は、略同一になっていて、後述する蓋体70の蓋側壁75及び蓋下面リブ80(図28参照)の板厚とも略同一になっている。また、これら略同一の板厚のベース外側枠壁15、蓋側壁75、蓋下面リブ80等の下面における板厚方向の両側縁部は、略同一の大きさに面取りされている。
図3に示すように、底部ベース11の下面の外縁部のうち仕切リブ15Mによって仕切られた各部位の略中央には、ベース外側枠壁15とベース内側枠壁16との間を連絡する1対ずつの連絡リブ15Lが設けられている。また、ベース外側枠壁15とベース内側枠壁16との間は、第2支持突部14の第2内側壁14Aを延長してなる延長リブ15Nによっても連絡されている。これら連絡リブ15L及び延長リブ15Nの下面は、図4に示すように、底板12の下面と面一になって、ベース外側枠壁15の下面15Cより上方に位置している。なお、図2に示すように、底板12の上面には、底部ベース11の平面形状における短手方向の全長を4等分する位置と、長手方向の全長を8等分する位置とにぞれぞれ底板上面リブ12Mが突出形成され、これら底板上面リブ12M全体が格子状になっている。
第1支持突部13は、両第2支持突部14,14の第2内側壁14A,14Aの間を連絡するように延び、その第1支持突部13の長手方向の中央部には、第1支持突部13の一部を第2支持突部14と同じ高さまで上方に突出させて中央支持突部17が形成されている。また、第1支持突部13のうち中央支持突部17を除く全体は、第2支持突部14より低い均一な高さになっている。
中央支持突部17を除いた第1支持突部13の全体の上面13Jは水平になっていて、その上面13Jと内側面13Eとが交差する角部全体には、面取斜面13Dが形成されている。また、第1支持突部13のうち中央支持突部17の両隣と、各第2支持突部14,14寄りの両端寄り位置とには、第1側壁30を回動可能に支持するためのヒンジ凹部19が設けられている。
図5に示すように、ヒンジ凹部19は、第1支持突部13の上面13Jにおける外側面13F寄り位置から内側面13Eの上下方向の中間位置に亘って開口している。また、ヒンジ凹部19の開口の一部は、上面13Jで両側方に段付き状に広げられてピン導入孔19H,19Hになっている。なお、それらピン導入孔19H,19Hを除くヒンジ凹部19全体の開口幅が、均一になっている。
各ヒンジ凹部19の内部のうち第1支持突部13の内側面13Eから最も離れた奥面には、第1支持突部13の第1外側壁13Bが配置され、ヒンジ凹部19の最下部は、第1内側壁13Aにおけるヒンジ凹部19の下端開口縁と第1外側壁13B側の奥面との間を連絡する凹部底壁19Aにて閉塞されている。また、ヒンジ凹部19の両内側面は、ヒンジ凹部19の開口の両側縁部と第1外側壁13B側の奥面及び凹部底壁19Aの上面との間を連絡する凹部側壁19B(図5には、一方の凹部側壁19Bのみが示されている)にて閉塞されている。そして、各凹部側壁19Bには、各ピン導入孔19Hの下方位置を各溝状に陥没させてピン係合溝19Jが形成されている。また、ピン係合溝19Jの上端部には、そのピン係合溝19J内の1対の対向面から互いに接近するように突出した1対の係止突起19C,19Cが設けられている。それら両係止突起19C,19Cには、下端部に略水平な係止面19D,19Dが備えられると共に、上端部に上方に向かって互いに離間するように傾斜した導入斜面19E,19Eが備えられている。
図2に示すように、中央支持突部17は、前述の底板上面リブ12Mによって格子状に仕切られた升目の1.5倍程度の長さで第1支持突部13の長手方向に延びている。また、図5に示すように、中央支持突部17のうち第1支持突部13の長手方向を向いた両側端面17T,17Tは、第1支持突部13の上面13Jから直角に起立している。さらに、中央支持突部17の内側面17Eは、その上縁部のみが第1支持突部13の内側面13Eと面一になっている。そして、中央支持突部17の内側面17Eには、その上縁部を除く全体を、第1支持突部13の内側面13Eより内側にずらすように膨出させて内側面膨出部18が形成されている。また、内側面膨出部18の上端部には、上方に向かって徐々に外側に向かうように傾斜した面取斜面18Dが形成されている。さらに、中央支持突部17の上部にも、上面17Jと内側面17Eとが交差する角部全体に面取斜面17Dが形成されている。
図6に示すように、中央支持突部17の外側面17Fは、第1支持突部13全体の外側面13Fと面一になっている。また、中央支持突部17の外側面17Fのうち上端寄り位置には、水平段差面20が形成されている。その水平段差面20は、上記したベース外側枠壁15等の板厚と略同一の奥行きをなしている。そして、中央支持突部17のうち水平段差面20より上側部分が、蓋体70に内側に受容され得る支持上面突部22になっている。また、中央支持突部17の長手方向の中央には、支持上面突部22を2分割するようにリブ受容溝23が形成されている。このリブ受容溝23の溝幅は、仕切リブ15M等の板厚より若干大きくなっていて、リブ受容溝23の底面は水平段差面20と面一になっている。
なお、水平段差面20と支持上面突部22の外側面21とが交差してなる角部は、ベース外側枠壁15等の下面の面取りと略同じか、それより小さく面取りされている。リブ受容溝23の底面の両側の面取りに関しても同様である。
図7に示すように、第2支持突部14は、底部ベース11の平面形状における短手方向の全体に亘って延び、第2支持突部14の側端面14T,14Tは、両第1支持突部13,13の外側面13F,13Fと面一になっている。第2支持突部14の上端部には、上面14Jと内側面14Eとが交差する角部全体に、面取斜面14Dが形成されている。また、第2支持突部14の長手方向の両端寄り位置には、それぞれ前記第1支持突部13のヒンジ凹部19と同じ構造の1対のヒンジ凹部19,19が設けられている。なお、これら第2支持突部14のヒンジ凹部19,19は、第1支持突部13のヒンジ凹部19より高い位置に配置されている。
図8に示すように、第2支持突部14の外側面14F及び側端面14T,14Tの上端寄り位置には、中央支持突部17の水平段差面20と同じ水平段差面20が形成され、第2支持突部14のうち水平段差面20より上側部分も上記した支持上面突部22になっている。そして、中央支持突部17の水平段差面20と第2支持突部14の水平段差面20とが面一になり、かつ、第2支持突部14における支持上面突部22の両側部の外側面21と中央支持突部17の支持上面突部22の外側面21(図6参照)とが面一になっている。そして底部ベース11に設けられた全ての支持上面突部22群によりベース上面嵌合突部22K(図26参照)が構成されている。
図7に示すように、第2支持突部14には、支持上面突部22を4分割するように前記した中央支持突部17のリブ受容溝23と同じリブ受容溝23が3箇所に形成されている。それらリブ受容溝23は、第2支持突部14のうち長手全体を4等分する3つの位置に配置されている。また、それら3つのリブ受容溝23のうち両端のリブ受容溝23,23は、第2支持突部14における両ヒンジ凹部19,19の幅方向の中央に位置している。
次に、第1側壁30について説明する。図9に示すように、第1側壁30は、全体が横長の長方形の主板壁31を有し、その主板壁31の下端部中央を長方形に切除して中央矩形凹部30Aを備えた構造になっている。また、主板壁31の下縁部からは下縁補強リブ36が内側に突出し、主板壁31の上縁部からは上縁補強リブ37が内側に突出し、主板壁31の両側縁部からは第1側縁補強リブ32,32が内側に突出している。なお、これら下縁補強リブ36、上縁補強リブ37及び第1側縁補強リブ32の主板壁31からの突出量は、同じになっている。
下縁補強リブ36の下面には、底部ベース11の第1支持突部13における複数のヒンジ凹部19に対応した複数のヒンジ突部39が設けられている。図12に示すように、ヒンジ突部39は、下縁補強リブ36の下面から突出したピン支持突部39Cの両側面から回動ピン39S,39Sを相反する方向に突出させた構造になっている。そして、回動ピン39S,39Sが、図5に示したヒンジ凹部19のピン導入孔19H,19Hに押し込まれ、係止突起19C,19Cの間を押し広げるようにして通過し、ピン係合溝19J,19J内に抜け止めされている。より詳細には、図12に示すように、ピン支持突部39Cは、下縁補強リブ36の下面から突出して第1側壁30の横方向で対向した1対のピン支持突片39B,39Bを備え、それらピン支持突片39B,39Bのうち第1側壁30の起立状態でヒンジ凹部19内における第1外側壁13B側と凹部底壁19A側の位置した外縁部同士の間を連絡壁39Aで連絡した構造になっている。また、回動ピン39S,39Sは、円柱状になして各ピン支持突片39B,39Bの外面における下端寄り位置に配置され、同軸上に並んでいる。そして、これら回動ピン39S,39Sが上述したようにピン係合溝19J,19Jに係合することで、回動ピン39S,39Sを中心にして底部ベース11に対して第1側壁30が回動し、図14に示すように第1支持突部13上に起立した起立状態と、図25に示すように底板12上に重ねられた折畳状態とに変更することができる。また、第1側壁30が起立状態になると、図13に示すように、中央矩形凹部30Aに中央支持突部17が嵌合された状態になる。
なお、本実施形態の箱体10には、底部ベース11における第1支持突部13及び中央支持突部17の上端部内縁角部に面取斜面13D,17Dが形成されているので回動ピン39Sをピン係合溝19J内の略一定の位置に位置させた状態のまま、第1側壁30をスムーズに回動させることができる。
図9に示すように、下縁補強リブ36及び上縁補強リブ37の両端部は、共に第1側縁補強リブ32,32と交差してそれら第1側縁補強リブ32,32より更に両側方まで延びている。そして、第1側縁補強リブ32,32の両側方には、下縁補強リブ36及び上縁補強リブ37の先端部の間を連絡した第2側縁補強リブ33,33が第1側縁補強リブ32,32と平行に上下方向に延びている。
主板壁31の内面には、下縁補強リブ36と上縁補強リブ37との間の複数箇所で横方向に延びた複数の横リブ35が備えられている。また、横リブ35の一部である下記中央横リブ35Bを除き、主板壁31からの横リブ35の突出量は、主板壁31からの下縁補強リブ36等の突出量より小さくなっている。さらに、横リブ35は、下縁補強リブ36及び上縁補強リブ37と同様に、第1側縁補強リブ32,32と交差して更に両側方まで延びてそれらの先端が図10に示すように第2側縁補強リブ33,33に接続されている。また、図9に示すように、複数の横リブ35のうち最も下方に位置した横リブ35(以下、適宜、「最下部の横リブ35」という)は、中央矩形凹部30Aの上縁部の延長線上に配置され、その長手方向の中間部分は、主板壁31からの突出量が下縁補強リブ36等と同じ大きさの中央横リブ35Bになっている。その中央横リブ35Bは、中央矩形凹部30Aの横幅より両側方に長く延び、中央横リブ35Bの中間部には、中央横リブ35Bの一部を主板壁31寄り位置まで切除して手差部35Cが形成されている。また、手差部35Cを形成した部分の中央横リブ35Bは、他の部分に比べて主板壁31からの突出量が小さくなっている。
図12に示すように、第1と第2の側縁補強リブ32,33は、上縁補強リブ37と交差して更に上方まで延びている。そして、上縁補強リブ37の上面の両端部に備えた後述のコーナー嵌合ブロック41のブロック上面壁41Aによって、第1と第2の側縁補強リブ32,33の上端部の間が連絡されている。また、第1と第2の側縁補強リブ32,33に左右方向から挟まれた領域のうち上縁補強リブ37と最下部の横リブ35とによって上下方向から挟まれた部分には、第1と第2の側縁補強リブ32,33の間を第1側壁30の内側面側から閉塞した内側連絡壁34が備えられている。
図11に示すように、第1側壁30の外側面側では、第2側縁補強リブ33の外向先端面33Cのうち最下部の横リブ35より上側部分が、主板壁31の外面より第1側壁30の内側面側に僅かにずらして配置されている。また、第2側縁補強リブ33の外向先端面33Cのうち上端寄り位置から上側部分は、さらに、第1側壁30の内側面側に僅かにずらして配置され、これに合わせて上縁補強リブ37のうち第1と第2の側縁補強リブ32,33に挟まれた部分の外側縁部も、第2側縁補強リブ33の上端部の外向先端面33Cと面一になる位置までずらされている。そして、第1側壁30の上端部において、第1及び第2の側縁補強リブ32,33と上縁補強リブ37とブロック上面壁41Aとに囲まれた部分がブロックサブ前面壁41Dによって第1側壁30の外側面側から閉塞されている。
また、第1側壁30のうち最下部の横リブ35より下方側には、主板壁31の一部を第1側縁補強リブ32より更に側方に延長して主板突壁31Dが形成され、その主板突壁31Dによって第1と第2の側縁補強リブ32,33の間が、第1側壁30の外側面側から閉塞されている。また、横リブ35群のうち最下部の横リブ35は、第2側縁補強リブ33と第1側縁補強リブ32とに挟まれた部位は、他の横リブ35の同じ部位に比べて外側に張り出していて主板突壁31Dの上縁部に接続されている。
図9に示すように、主板壁31の内面には、1対の第1側縁補強リブ32,32の間の複数箇所で上下方向に延びて下縁補強リブ36と上縁補強リブ37との間を連絡する複数の縦リブ38が備えられている。これら縦リブ38は、箱体10の平面形状の長手方向を8等分する7つの仕切位置のうち、中心の両隣となる2つの仕切位置と、両端の2つの仕切位置とに配置されている。その結果、これら縦リブ38は、図13に示すように、底部ベース11の長手方向に並んだ7つの底板上面リブ12Mのうち中心の底板上面リブ12Mの両隣の底板上面リブ12M1,12M1と、両端の底板上面リブ12M2,12M2(図13には、一方の底板上面リブ12M2のみが示されている)とに対応した配置になっている。
また、縦リブ38群のうち中央寄りの2つの縦リブ38,38に関しては、最下部の横リブ35より下側部分が、上側部分に比べて第1側壁30から大きく突出して基端強化リブ38B,38Bになっている。また、基端強化リブ38B,38Bの第1側壁30からの突出量は、下縁補強リブ36の突出量と同じになっている。これに対し、基端強化リブ38B以外の縦リブ38群の全体の第1側壁30からの突出量は、横リブ35の突出量と同じになっている。また、最下部の横リブ35のうち中央寄りの2つの縦リブ38,38に挟まれた範囲が、前記した中央横リブ35Bになっている。さらに、中央矩形凹部30A内の両内側縁からは、基端強化リブ38B,38Bと同じ大きさの1対の基端強化リブ38C,38Cが内側に突出していて、それらの上端部が中央横リブ35Bに接続されている。
図10に示すように、第1側壁30における主板壁31の外面には、横リブ35、縦リブ38及び基端強化リブ38C(図9参照)の真裏になる位置を窪ませてリブ裏溝30Mが形成されている。このリブ裏溝30Mを形成したことで、第1側壁30の樹脂成形時の横リブ35等に起因したヒケによる歪みが目立たなくなる。
図9に示すように、上縁補強リブ37の上面には、その長手方向の両端部に1対のコーナー嵌合ブロック41,41が設けられると共に、それらコーナー嵌合ブロック41,41の間に複数(例えば、6つ)の嵌合ブロック40が設けられている。コーナー嵌合ブロック41及び嵌合ブロック40は、共に、第1側壁30の内側面側が開放した横長の箱形構造になっている。
具体的には、嵌合ブロック40は、上縁補強リブ37から起立して第1側壁30の横方向で互いに対向した1対の四角形のブロック側面壁40B,40Bにおける上縁部の間をブロック上面壁40Aにて閉塞すると共に、それらブロック側面壁40B,40Bにおける第1側壁30の外側面側の縁部の間をブロック前面壁40C(図10参照)にて閉塞した構造になっている。
また、図12に示すように、コーナー嵌合ブロック41は、その横方向の一端が第2側縁補強リブ33の上端部によって構成される一方、横方向の他端が嵌合ブロック40のブロック側面壁40Bと同形状のブロック側面壁41Bによって構成されている。また、コーナー嵌合ブロック41の上面は、嵌合ブロック40におけるブロック上面壁40Aの延長線上に配置されたブロック上面壁41Aによって構成され、そのブロック上面壁41Aは、上縁補強リブ37の端部の形状と同様に、第2側縁補強リブ33側が幅狭になっている。そして、このブロック上面壁41Aによってブロック側面壁41Bと第2側縁補強リブ33の上縁部の間が閉塞されている。また、ブロック上面壁41Aの長手方向の幅狭になる境界位置に第1側縁補強リブ32の上端部が接続されている。さらに、第1側壁30の外側面側では、第1側縁補強リブ32と第2側縁補強リブ33との間が、前述したようにブロックサブ前面壁41Dによって閉塞される一方、その反対側の第1側縁補強リブ32とブロック側面壁41Bとの間が、嵌合ブロック40におけるブロック前面壁40Cの延長線上に配置されたブロック前面壁41Cにて閉塞されている。
隣り合った嵌合ブロック40,40同士の間及び嵌合ブロック40とコーナー嵌合ブロック41との間には、それぞれ本発明に係るリブ収容溝24が形成されている。これら複数のリブ収容溝24は、箱体10の平面形状を縦方向で8等分する7つの仕切位置に配置され、その結果、図13に示すように、底板上面リブ12Mのうち底部ベース11の長手方向に並んだ7つの底板上面リブ12Mに対応した配置になっている。また、リブ収容溝24の溝幅は、底板下面リブ12L等の板厚の2枚分より若干大きくなっている。
図11に示すように、嵌合ブロック40及びコーナー嵌合ブロック41のブロック前面壁40C,41Cは、主板壁31の外面より内側よりにずらされ、これにより、上縁補強リブ37の上面のうち嵌合ブロック40及びコーナー嵌合ブロック41より外側に、段差水平面25が形成されている。この段差水平面25は、前述した底部ベース11における水平段差面20と、略同一の奥行きを有している。また、段差水平面25とリブ収容溝24の底面とは面一になっている。
次に、第2側壁50について説明する。図15に示すように、第2側壁50は、全体が横長の長方形の主板壁51を有し、その主板壁51の両側部を底部ベース11側に直角曲げして1対の側部突壁54,54を備えた構造になっている。また、主板壁51の下縁部からは下縁補強リブ52が内側に突出し、主板壁51の上縁部からは上縁補強リブ53が内側に突出している。なお、これら下縁補強リブ52及び上縁補強リブ53の主板壁51からの突出量は、同じになっていて、主板壁51からの側部突壁54の突出量より小さくなっている。
下縁補強リブ52の下面には、前述した第1側壁30のヒンジ突部39と同じ構造の1対のヒンジ突部39が、底部ベース11の第2支持突部14における1対のヒンジ凹部19に対応した位置に設けられている。そして、各ヒンジ突部39の回動ピン39S,39Sが第2支持突部14の各ヒンジ凹部19におけるピン係合溝19J,19Jに係合することで、回動ピン39S,39Sを中心にして底部ベース11に対して第2側壁50が回動し、図14に示すように第2支持突部14上に起立した起立状態と、図26に示すように第1側壁30,30の上に重ねられた折畳状態とに変更することができる。
なお、本実施形態の箱体10には、底部ベース11における第2支持突部14の上端部内縁角部に面取斜面14Dが形成されているので回動ピン39Sをピン係合溝19J内の略一定の位置に位置させた状態のまま、第2側壁50をスムーズに回動させることができる。
上縁補強リブ53の上面には、その長手方向に複数(例えば、4つ)の嵌合ブロック56が並べて設けられている。各嵌合ブロック56は、第1側壁30の各嵌合ブロック40と同一構造でかつ同じ大きさになっている。即ち、各嵌合ブロック56は、上縁補強リブ53から起立した1対のブロック側面壁56B,56Bの間の上面側と外面側とをブロック上面壁56Aとブロック前面壁56Cとで閉塞してなり、第2側壁50の内側面側が開放した横長の箱形構造になっている。また、隣り合った嵌合ブロック56,56の間には、第1側壁30の隣り合った嵌合ブロック40,40同士の間のリブ収容溝24と同一のリブ収容溝24がそれぞれ形成され、それら複数のリブ収容溝24は、箱体10の平面形状の短手方向を4等分する3つの仕切位置に配置されている。
図16に示すように、嵌合ブロック56のブロック前面壁56Cは、主板壁51の外面より内側よりにずらされ、上縁補強リブ53の上面のうち嵌合ブロック56より外側には、第1側壁30の段差水平面25と同一の段差水平面25が形成されている。また、側部突壁54の上方には、側部突壁54側に配置された各嵌合ブロック56における一方のブロック側面壁56Bを延設されたコーナー突片57が備えられている。これらコーナー突片57とブロック側面壁56Bの外面は面一になっていて、側部突壁54の外面より内側よりにずらされている。これにより、側部突壁54上にも段差水平面25が形成され、その側部突壁54上の段差水平面25と上縁補強リブ53上の段差水平面25とが面一になって繋がっている。
図15に示すように、側部突壁54の内面には、その先端縁に沿って複数(例えば、3つ)の縦長嵌合ブロック62が設けられ、それら隣り合った縦長嵌合ブロック62,62同士の間がリブ受容溝62Mになっている。各縦長嵌合ブロック62は、縦長の箱形構造になって、その一面が上記した嵌合ブロック56と同じ方向を向いて開放している。具体的には、縦長嵌合ブロック62は、側部突壁54の内面から起立して上下方向で対向する1対のブロック側面壁62B,62Bの先端間をブロック先端壁62Aで閉塞すると共に、それらブロック側面壁62B,62Bの間の主板壁51側をブロック前面壁62Cで閉塞してなる。また、複数の縦長嵌合ブロック62のうち最下部の縦長嵌合ブロック62は、他の縦長嵌合ブロック62に比べて上下方向に短くなっている。さらに、各縦長嵌合ブロック62のうちブロック側面壁62Bとブロック先端壁62Aとが交差する角部は、最下部の縦長嵌合ブロック62における下端部を除き、全て傾斜面を備えるように面取りされている。また、図17に示すように、ブロック先端壁62Aとブロック前面壁62Cとが交差する角部も、全て傾斜面を有するように面取りされている。なお、縦長嵌合ブロック62群は、下縁補強リブ52の先端より側部突壁54の先端側に離れて配置されている。
図15に示すように、主板壁51の内面には、1対の縦リブ58,58と1対の横リブ55,55とが突出形成されている。これら1対の縦リブ58,58は、箱体10の平面形状における短手方向を4等分する3つの仕切位置のうち中央以外の2つの仕切位置に配置されている。その結果、図13に示すように、底部ベース11の短手方向に並んだ3つの底板上面リブ12Mのうち中心の底板上面リブ12Mの両隣の底板上面リブ12M3に対応した配置になっている。これら縦リブ58は、上下方向に延び、下縁補強リブ52と上縁補強リブ53との間を連絡している。また、縦リブ58の主板壁51からの突出量は、下縁補強リブ52及び上縁補強リブ53の突出量より小さくなっている。
また、1対の横リブ55,55は、第2側壁50の上下方向のうちリブ受容溝62M,62Mと同じ高さとなる位置に配置されて水平方向に延び、1対の側部突壁54,54の間を連絡している。そして、横リブ55の両端部には、縦長嵌合ブロック62側に突出した側壁係合ガイド60,60が設けられている(図15には、横リブ55の一端側の側壁係合ガイド60のみが示されている)。
図17に示すように、側壁係合ガイド60には、縦長嵌合ブロック62のブロック先端壁62Aより第2側壁50の横方向の中央寄り位置から立ち上がって、側部突壁54寄り位置に向かうに従って徐々に縦長嵌合ブロック62側に迫り出したガイド斜面60Aと、側壁係合ガイド60における側部突壁54寄り位置から側部突壁54まで主板壁51と平行に延びた先端面60Bとが備えられている。また、側壁係合ガイド60の先端面60Bは、第2側壁50の内外方向において下縁補強リブ52の先端と同じ位置に配置され、縦長嵌合ブロック62のブロック前面壁62Cより主板壁51側に離れて配置されている。なお、図15に示すように、横リブ55のうち側壁係合ガイド60以外の部分の主板壁51からの突出量は、縦リブ58の突出量と同じになっている。
上縁補強リブ53の先端部のうち両端寄り位置には、1対の係止突起59,59が設けられている。図17に示すように、各係止突起59は、上縁補強リブ53の一部を突出させてなり、係止突起59全体が側壁係合ガイド60の先端面60Bより主板壁51から離れる側に配されている。また、係止突起59は、第2側壁50の横方向の中央寄りにガイド斜面60Aと同様に傾斜したガイド斜面59Aを有する一方、その反対側に上縁補強リブ53の先端面と直交した係止面59Bを有し、さらに、ガイド斜面59Aと係止面59Bとの間が主板壁51と平行な先端面59Cになっている。そして、係止面59Bが縦長嵌合ブロック62のブロック先端壁62Aより僅かに第2側壁50の横方向の中央寄りに位置している。
図16に示すように、第2側壁50における主板壁51の外面には、第1側壁30と同様に、横リブ55及び縦リブ58の真裏となる位置を溝状に窪ませてリブ裏溝50Mが形成されている。なお、第2側壁50の外面における上端部中央には、主板壁51の一部を内側に膨出させて主板壁51の外面に開口した袋状の手差部50Hが形成されている。
次に、箱体10全体の構成に関して説明する。箱体10は、以下のようにして折り畳んだり組み立てたりすることができる。図1に示すように、組立状態になった箱体10を折り畳むには、図21及び図22に示すように、まずは、何れか一方の第1側壁30を内側に倒して底板12の上に重ね、次いで、図23及び図24に示すように、他方の第1側壁30を内側に倒して、一方の第1側壁30の上に重ねる。
すると、図25に示すように、先に折り畳まれた第1側壁30に関しては、回動ピン39Sがピン係合溝19Jの下端部まで移動してピン支持突部39Cがヒンジ凹部19の凹部底壁19Aに当接することで、第1側壁30の回動中心側の基端部が底板12より上方に離間した位置に保持される一方、回動中心から離れた側の先端部が底板12に当接する。即ち、先に折り畳まれた第1側壁30は、先端部が基端部より下方に位置した先端下がりの傾斜姿勢で折畳状態になる。
これに対し、後に折り畳まれた第1側壁30に関しては、先に折り畳まれた第1側壁30に当接することで回動ピン39Sがピン係合溝19Jの上端寄り位置に保持される。そして、後に折り畳まれた第1側壁30は、先端上がりの傾斜姿勢で折畳状態になって、先に折り畳まれた第1側壁30を上方に平行移動した位置に配置される。また、上側の第1側壁30の一部は、第1支持突部13より上方に突出した状態になる。
次いで、1対の第2側壁50,50を内側に倒すようにして折り畳む。すると、図26に示すように、各第2側壁50が中央支持突部17と第2支持突部14との間に収まり、各第2側壁50の側部突壁54,54における先端面がそれぞれ第1支持突部13,13の上面13J,13Jに当接し、箱体10全体が折畳状態になる。この折畳状態で、第1側壁30のうち第1支持突部13より上方に突出した部分は、各第2側壁50における側部突壁54,54の間に収まる。また、第2側壁50における主板壁51の外面は、底部ベース11の水平段差面20と略同等位置に配置される。
折畳状態の箱体10を組立状態にするには、上記した操作と逆の操作を行う。即ち、1対の第2側壁50,50を回動して起こす。すると、第2側壁50におけるヒンジ突部39のピン支持突部39Cが第2支持突部14のヒンジ凹部19における第2外側壁14B(図7参照)の内面に当接して位置決めされ、第2側壁50における下縁補強リブ52の下面が第2支持突部14の上面14Jに当接して、第2側壁50が第2支持突部14上で起立した起立状態になる。また、第2側壁50が起立状態になると、第2側壁50における主板壁51の外面が第2支持突部14の外側面14Fと面一になる。なお、第2側壁50における側部突壁54の外面は、折畳状態と組立状態とに拘わらず、底部ベース11における第1支持突部13の外側面13Fと面一になっている。
図23に示すように、両第2側壁50,50を起立状態にしたら、2枚重ねになって折り畳まれている1対の第1側壁30,30を上から順番に回動して起こす。上側の第1側壁30を起こすには、例えばその第1側壁30のうち底部ベース11の第1支持突部13より上方に突出している部分(例えば、嵌合ブロック40等)に手を掛けて起こせばよい。これに対し、下側の第1側壁30の先端部分と第1支持突部13の内側面13Eとの間には僅かな隙間しかないので、そこに手を差し込むことが困難である(図25参照)。
しかしながら、その第1側壁30は、先端下がりの傾斜姿勢で折り畳まれて基端側が底板12から浮いていて、しかも、第1側壁30の基端側に中央矩形凹部30Aが形成されているので、その中央矩形凹部30Aを通して底板12と第1側壁30との間に指を挿入することができる。また、その中央矩形凹部30Aの縁部に形成された中央横リブ35Bには、その一部を切り欠いて手差部35Cが形成されているので、これにより底板12と第1側壁30との間が広くなり、そこに容易に指を挿入することができる。その上、中央横リブ35Bのうち手差部35Cを形成したことで主板壁31からの突出量が小さくなった部分に指を引っ掛けることができ、容易に、第1側壁30を先端上がりの傾斜姿勢になるまで起こすことができる。
そして、その第1側壁30の嵌合ブロック40を第1支持突部13より高い位置に持ち上げてから、嵌合ブロック40に手を掛けてさらに第1側壁30を起こせばよい。すると、その第1側壁30の起立過程で、図18に示すように、第2側壁50の縦長嵌合ブロック62群が下側から順番に第1側壁30における第1と第2の側縁補強リブ32,33の間に嵌合されて行くと共に(図20参照)、第1と第2の側縁補強リブ32,33の間の横リブ35が、縦長嵌合ブロック62,62同士の間のリブ受容溝62M内に受容されて行く。
ここで、第1側壁30を起こして行く際に、例えば、第2側壁50が正規の起立状態より僅かに内側に傾いていて、縦長嵌合ブロック62群が第1と第2の側縁補強リブ32,33の間の開口と対向していなくても、第1側壁30の側縁部が第2側壁50における側壁係合ガイド60のガイド斜面60Aと摺接することで正規の起立状態にすることができ、これにより、縦長嵌合ブロック62群を第1と第2の側縁補強リブ32,33の間にスムーズに嵌合させて行くことができる。
また、第1側壁30が起立状態になる直前には、第2側壁50における係止突起59(図17参照)のガイド斜面59Aに第1側壁30が摺接し、第2側壁50における係止突起59と縦長嵌合ブロック62との間の壁部(例えば、側部突壁54等)を僅かに弾性変形させる。そして、さらに、第1側壁30を起立方向に回動していくと、第2側壁50と同様に、第1側壁30におけるヒンジ突部39のピン支持突部39Cが第1支持突部13のヒンジ凹部19における第1外側壁13B(図7参照)の内面に当接して位置決めされ、第1側壁30における下縁補強リブ36の下面が第1支持突部13の上面13Jに当接して、第1側壁30が第1支持突部13上で起立した起立状態になる。また、第1側壁30が起立状態になると係止突起59を通過して第2側壁50の一部の弾性変形した部分が弾性復帰し、図19に示すように、係止突起59の係止面59Bが第1側壁30の内面側の側縁部に係止する。この係止により、第1側壁30が起立状態に保持されると共に、第1側壁30が1対の第2側壁50,50の間に収まることで、第2側壁50,50も起立状態に保持される。また、第1側壁30が起立状態になると、その第1側壁30における主板壁31の外側面が第1支持突部13の外側面13Fと面一になる。
上記したように1対の第1側壁30,30が起立し、既に起立している第2側壁50,50の側部と各第1側壁30の側部とが上述の如く連結して箱体10全体が組立状態になる。そして、箱体10が組立状態になると、第1と第2の側壁30,50の外面で水平方向に延びたリブ裏溝30M,50Mが一直線状に並ぶと共に、第1側壁30の最下部のリブ裏溝30Mが第2側壁50の下端面と一直線状に並ぶ。これにより、箱体10の外側面全体に亘って統一感を有する幾何学的な模様が形成される。なお、箱体10の内側では、第1と第2の側壁30,50の上縁補強リブ37,53同士が同一の水平面内に配置された状態になる。
また、箱体10が組立状態になると、図19に示すように、第2側壁50のコーナー突片57が第1側壁30におけるコーナー嵌合ブロック41のブロックサブ前面壁41Dに重なり、コーナー突片57の外面とコーナー嵌合ブロック41におけるブロック前面壁41Cの外面とが面一になると共に、嵌合ブロック40,56群及びコーナー嵌合ブロック41の全ての上面が面一になる。また、コーナー嵌合ブロック41における一方のブロック側面壁41Bの外面からコーナー突片57を有した嵌合ブロック56におけるブロック前面壁56Cの外面までの距離L1が、各嵌合ブロック40,56の横方向の全長と同じになる。さらに、図1に示すように、第1側壁30の段差水平面25と第2側壁50の段差水平面25とが面一になる。これにより、箱体10の外面全周に亘ってその上端寄り位置に枠状の段差水平面25が形成されると共に、その枠状の段差水平面25の内側に、嵌合ブロック40,56群及びコーナー嵌合ブロック41群から構成された枠形嵌合壁10Kが形成される。また、この枠状の段差水平面25は、上記した底部ベース11におけるベース外側枠壁15の下面15C(図3参照)と同じ形状になる。さらには、複数のリブ収容溝24が、箱体10の平面形状を長手方向で8等分する7つの仕切位置と短手方向で4等分する3つの仕切位置において枠形嵌合壁10Kを分断する仕切位置に配置された状態になる。
次に、蓋体70について説明する。図27に示すように、蓋体70は、水平かつ長方形の主平板71上に複数の角形突部28をマトリクス状に配列して備えると共に、その主平板71の外縁部から蓋側壁75を垂下して備え、全体が上記したように下面が開口した扁平直方体状になっている。そして、その平面形状は、箱体10と同じ大きさの長方形をなし、その長辺と短辺との比は、2:1になっている。
角形突部28は、主平板71を部分的に上方に膨出させてなり、平面形状が正方形でかつ上面は水平になっている。また、主平板71からの角形突部28の突出量は、例えば、底部ベース11における水平段差面20からの支持上面突部22の突出量と略同一になっている。さらに、主平板71の外縁側に並べられた角形突部28の外側面は、蓋側壁75の外側面より均一に内側にずらされ、これにより、主平板71の上面のうち角形突部28群より外側部分には、角形突部28群の上面に対して段差状に下方に位置しかつ、上記した組立状態の箱体10における枠状の段差水平面25と同じ大きさの外縁段差面26(図29(A)参照)が形成されている。そして、角形突部28群全体が、本発明に係る蓋上面嵌合突部28Kになっている。また、角形突部28群の縦列同士の間の溝と、角形突部28群の横列同士の間の溝は、本発明に係る蓋上面溝27に相当し、これら蓋上面溝27は、蓋体70の平面形状の長手方向を8等分する7つの仕切位置と短手方向を4等分する3つの仕切位置とに配置されて格子状になっている。また、蓋上面溝27の幅は、ベース外側枠壁15等の板厚の2枚分より若干大きくなっている。
蓋側壁75は、主平板71における外縁段差面26の真裏から垂下し、前記した箱体10のベース外側枠壁15と同じ大きさでかつ同じ板厚になっている。また、蓋側壁75の主平板71からの突出量は、段差水平面25からの枠形嵌合壁10Kの突出量より僅かに大きくなっている。
図28に示すように、主平板71の下面には、蓋下面リブ80が備えられている。蓋下面リブ80は、主平板71のうち蓋上面溝27の真裏における蓋上面溝27の幅方向の中央から突出し、蓋体70の平面形状の長手方向を8等分する7つの仕切位置と短手方向を4等分する3つの仕切位置とに配置されて全体が格子状になっている。また、蓋下面リブ80の端部は蓋側壁75に接続され、蓋下面リブ80の下面は蓋側壁75と面一になっている。なお、蓋下面リブ80の板厚は、蓋側壁75の板厚と略同一になっている。
ここで、蓋体70の平面形状における長手方向中央に位置した蓋下面リブ80(以下、他の蓋下面リブ80と区別する場合に「中央リブ80A」という)によって蓋体70が、平面形状正方形の2つの半蓋体70H,70Hに区画されている。また、各半蓋体70Hの下面の正方形領域の四隅には回動規制突部29が突出形成されている。具体的には、図29(B)に示すように、回動規制突部29は、半蓋体70Hの四隅の角形突部28(図29(A)参照)における上面壁28Aの中央に配置されている。また、回動規制突部29は、蓋側壁75の長辺部分と平行な1対の対向壁29A,29Aと、蓋側壁75の短辺部分と平行な1対の対向壁29B,29Bとから構成された角筒状をなし、蓋側壁75の上下方向における中間位置まで突出している。そして、回動規制突部29と蓋側壁75及び中央リブ80Aとの間隔が、枠形嵌合壁10Kの厚さと略同一になっている。なお、上面壁28Aの上面には、回動規制突部29の真裏となる位置を溝状に陥没させて突壁裏溝29Mが形成されている。
上記した蓋体70は、図30に示すように、組立状態の箱体10における嵌合ブロック40,56群等からなる枠形嵌合壁10Kの外側に蓋体70の蓋側壁75を嵌合させて箱体10と組み合わせることもできるし、図32に示すように、折畳状態の箱体10に対し、底部ベース11の上端部の支持上面突部22群からなるベース上面嵌合突部22K(図26参照)の外側に蓋体70の蓋側壁75を嵌合させて箱体10と組み合わせることができる。なお、ベース上面嵌合突部22Kに蓋体70の蓋側壁75を嵌合させたときには、蓋体70の蓋下面リブ80が底部ベース11のリブ受容溝23に受容される。
また、組立状態の箱体10と蓋体70とを組み合わせてなる展示台90の全高は、折畳状態の箱体10と蓋体70とを組み合わせてなる展示台90の全高の丁度3倍の高さになる。また、組立状態の箱体10に蓋体70を嵌合すると、図31に示すように、枠形嵌合壁10Kの内側に回動規制突部29群が受容される。
本実施形態の展示台90の構成に関する説明は以上である。次に、この展示台90の作用効果について説明する。本実施形態の展示台90によれば、上記したように蓋体70の嵌合相手である箱体10の上面にはリブ収容溝24が形成されていて、蓋体70にはリブ収容溝24に受容される蓋下面リブ80が設けられている。そして、その蓋下面リブ80が、蓋体70のうち互いに対向した蓋側壁75の間に差し渡されているので、従来のように蓋体70の蓋側壁75の下端部が外側に広がるように変形することが防がれ、これにより安定して箱体10の上端部に蓋体70を嵌合させることができる。また、蓋下面リブ80によって蓋体70の曲げ強度も高くなり、蓋体70が荷物を載せられて反るような変形が防がれる。しかも、蓋下面リブ80が格子状になっているので、蓋体70の全体の強度が高まる。さらには、蓋下面リブ80の下面は、蓋体70の蓋側壁75の下面と面一になっているので、蓋体70を床面等に載置した場合に、蓋体70の蓋側壁75と蓋下面リブ80の両方の下面が床面に当接する。これにより、蓋体70に上方から大きな荷重がかけられても、蓋体70の変形を抑えることができる。このように、本実施形態によれば、従来より強度が高く、安定して箱体10の上端部に嵌合可能な蓋体70及び、そのような蓋体70を備えた蓋付き箱を提供することができる。
また、箱体10を組立状態にして蓋体70を嵌合すると、図31に示すように、蓋体70の下面の回動規制突部29が箱体10の第1及び第2の側壁30,50に内側から対向してそれら第1及び第2の側壁30,50の回動を規制するので、箱体10の蓋側壁75が衝撃や商品の荷重によって不用意に折り畳まれてしまうことを防ぐことができる。また、回動規制突部29は、角筒構造になって蓋体70の下面四隅に配置されているので、その回動規制突部29の隣り合った2つの平面で箱体10の第1と第2の側壁30,50の両方の回動を規制することができる。さらには、回動規制突部29は、蓋体70の長辺側の外縁部の中央にも配置されているので、横長の第1側壁30におけるその横方向の中央部分が内側に撓み変形することも防ぐことができる。
また、本実施形態の構成によれば、展示台90を、図37に示すように、恰も、ブロック玩具の如く、任意に組み合わせて連結させることもできる。具体的には、図33に示すように、組立状態の箱体10の上端部に形成される枠形嵌合壁10Kが、その各長辺部分の中央に形成されたリブ収容溝24A,24Aによって1対の門形嵌合壁10L,10Lに2分割されているので、図34(A)に示すように、蓋体70の縦横と箱体10の縦横とを逆にし、蓋体70の長手方向の一端側の半面で箱体10の長手方向の一端側の半面を覆うようにして、一方の門形嵌合壁10Lの外側に蓋体70を嵌合させることができる。これにより、例えば、図34(B)に示すように、2つの箱体10,10をそれらの長辺部分を隣り合わせにして全体の平面形状が正方形になるように配置した場合に、図35に示すように、2つの箱体10,10とは縦横が逆になった1つの蓋体70で、2つの箱体10,10の半面ずつを覆うようにして、その蓋体70に両箱体10,10の一端側の両門形嵌合壁10L,10L(図34(B)の上側の両門形嵌合壁10L,10L参照)を嵌合することができる。そして、図36に示すように、他の1つの蓋体70で、2つの箱体10,10の残りの半面ずつを覆うようにして、その蓋体70に両箱体10,10の他端側の両門形嵌合壁10L,10L(図34(B)の下側の両門形嵌合壁10L,10L参照)を嵌合することができる。即ち、2つの箱体10,10に跨って蓋体70,70を嵌合させて、展示台90,90同士を連結することができる。
また、図1に示すように、枠形嵌合壁10Kには、その各短辺部分のうち箱体10の平面形状の短手方向をN等分(具体的には、4等分)する仕切位置と、枠形嵌合壁10Kの各長辺部分のうち箱体10の平面形状の長手方向を2N等分(具体的には、8等分)する仕切位置とにリブ収容溝24が形成され、蓋体70の蓋下面リブ80も同様の仕切位置に配置されているので、任意のリブ収容溝24に蓋体70の蓋側壁75を受容させて、箱体10の短手方向の全長のN分の1(例えば、4分の1)ずつ単位で、蓋体70を箱体10に対して縦横に移動して位置決めすることができる。
また、蓋上面嵌合突部28Kにも蓋下面リブ80と同様の仕切位置に蓋上面溝27が形成されているので、蓋体70,70同士を重ねるときも、箱体10の上に蓋体70を重ねる場合と同様に、上記した蓋体70の全長のN分の1ずつ単位で、上側の蓋体70を下側の蓋体70に対して縦横に移動して位置決めすることができる。
さらには、図25に示すように、箱体10の下面外縁部からは下面嵌合突壁15Kが突出していて、その下面嵌合突壁15Kの内側に蓋体70の蓋上面嵌合突部28Kを嵌合することができる。そして、蓋体70の上に箱体10を重ねるときも、上記した箱体10の全長のN分の1ずつ単位で、箱体10をその下側の蓋体70に対して縦横に移動して位置決めすることができる。
また、組立状態の箱体10の上端部に蓋体70を嵌合したときの全高が、折畳状態の箱体10の上端部に蓋体70を嵌合したときの全高の整数倍(例えば、3倍)になっているので、図37に示すように、折畳状態の展示台90を積み上げて組立状態の展示台90と同様に扱ったり、図示しないが、折畳状態の展示台90と組立状態の展示台90とを組み合わせて階段状に配置することができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では、本発明を蓋付き箱としての展示台90に適用した例を示したが、蓋付き箱としての荷物収容箱(所謂、コンテナ)に適用してもよい。
(2)前記実施形態では、複数の展示台90を恰もブロック玩具のように連結可能な構造になっていたが、連結不能な蓋付き箱に本発明を適用してもよい。
10 箱体
11 底部ベース
24 リブ収容溝
27 蓋上面溝
28K 蓋上面嵌合突部
29 回動規制突部
30 第1側壁
50 第2側壁
70 蓋体
75 蓋側壁
80 蓋下面リブ
90 展示台(蓋付き箱)

Claims (5)

  1. 下面開放の扁平直方体の側壁間に蓋下面リブを差し渡してなり、前記蓋下面リブの下面と前記側壁の下面とが面一になっている蓋体であって、
    外側面全周に段差面が形成されて、その段差面より上側全体が蓋上面嵌合突部をなしかつ、前記蓋上面嵌合突部における前記下面リブの上方位置に蓋上面溝が形成されて、前記蓋体が段積みされると、下段側の前記蓋体の前記蓋上面嵌合突部が、上段側の前記蓋体の内側に嵌合しかつ、下段側の前記蓋体の前記蓋上面溝が、上段側の前記蓋体の前記下面リブを受容する蓋体。
  2. 前記蓋下面リブ格子状に配置されている請求項1に記載の蓋体。
  3. 前記蓋上面溝は、前記側壁を2枚重ねにして受容可能な溝幅をなしている請求項1又は2に記載の蓋体。
  4. 請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の蓋体と、
    上面開放の直方体状をなし、前記蓋体が上端部に嵌合されかつその上端部に前記蓋下面リブを受容するリブ収容溝を備える箱体と、からなる蓋付き箱。
  5. 前記箱体の下面から、前記蓋体の前記側壁と略同一平面形状のベース外側枠壁が突出している請求項4に記載の蓋付き箱。
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