JP3167129U - 商品展示用折り畳み台 - Google Patents

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Abstract

【課題】重量物の載置が可能であると共に、収納や運搬がし易いようにコンパクト化できる商品展示用台を提供する。【解決手段】展示商品が載置される天板1と、脚部を兼ねる4つの側板2から構成される硬質プラスチック製の折り畳みボックス状の台10であって、天板1及び側板2の裏面はリブ構造であり、天板1と4つの側板2とは、それぞれ係合凹部及び係合凸部の嵌合により接合されている。【選択図】図1

Description

本考案は、比較的サイズの大きな商品などの展示を好適に演出すると共に、折り畳み収納が可能な商品展示用折り畳み台に関するものである。
百貨店、量販店などにおいては、比較的サイズの大きな商品を陳列したり、中サイズの商品を多数陳列したりすることがある。この場合、大きな陳列面を有する強度的に安定な商品展示用台が使用される。また、商品の販売よりも展示を目的とした見本市などのイベントにおいては、比較的大きなステージ台を複数横並び又は積み重ねて組立体を構成し、この上に展示品を載せて展示することがある。
従来の商品展示台としては、箱状の台を数個用意し、並べたり積み重ねたりして大きな展示用のステージ台を造っていた。また、強度の高いスチール製の台を数個用意し、並べたり積み重ねたりして大きな展示用のステージ台を造っていた。
しかしながら、従来の商品展示用台は、重量物でしかもサイズが大きいため、搬送し難いものであった。従って、商品展示の際は、強度的に十分でありながら、搬送や収納の際には、コンパクト化が図れる商品展示用台の開発が望まれていた。なお、一般的な折り畳みボックスは、例えば特開平6−72438号公報に記載されるように公知ではあるものの、このような折り畳みボックスは、保管、輸送あるいは搬送用に使用されるものであり、上下逆さ、すなわち底板を天板とし、商品陳列用の台として使用しても強度がないため、重量物を載せることはできないものである。
従って、本考案の目的は、重量物の載置が可能であると共に、収納や運搬がし易いようにコンパクト化できる商品展示用折り畳み台を提供することにある。また、本考案の他の目的は、種々の付属品の後付け設置を可能にして、趣のある展示を種々演出できる商品展示用折り畳み台を提供することにある。
すなわち、本考案は、上記課題を解決するものであって、展示商品が載置される天板と、脚部を兼ねる4つの側板から構成される硬質プラスチック製の折り畳みボックス状の台であって、該天板及び該側板の裏面はリブ構造であり、該天板と該4つの側板とは、それぞれ係合凹部及び係合凸部の嵌合により接合されていることを特徴とする商品展示用折り畳み台を提供するものである。
本考案によれば、天板及び側板の裏面がリブ構造となっている。このため、折り畳み構造でありながら、組み立てたものは、強度が高く、重量物商品等の載置が可能である。また、不使用時は、折り畳んでコンパクト化できるため、収納や運搬がし易い。また、折り畳んだ状態で、商品展示用の台として利用できる。また、商品展示用折り畳み台で使用する天板のみを利用し、これにキャスターを付ければ、キャスター付きのステージを得ることができる。また、天板の天面には、碁盤目や嵌合用孔が形成されているため、種々の付属品の後付け設置を可能にして、趣のある展示を種々演出できる。
本考案の実施の形態における商品展示用折り畳み台の斜視図である。 図1の商品展示用折り畳み台を上下逆さにした斜視図である。 図1の商品展示用折り畳み台の裏側から見た分解斜視図である。 図1の商品展示用折り畳み台の折り畳み過程を示した図である。 図1の商品展示用折り畳み台の折り畳み過程を示した他の図である。 図1の商品展示用折り畳み台の折り畳み状態を示した図である。 図1の商品展示用折り畳み台の使用形態を説明する図である。 図1の商品展示用折り畳み台の他の使用形態を説明する図である。 図1の商品展示用折り畳み台2台を横並びで設置した斜視図である。 図9の商品展示用折り畳み台の使用形態を説明する図である。 図1の商品展示用折り畳み台5台を横並びと積み重ねした斜視図である。 図1の商品展示用折り畳み台の他の使用形態を説明する図である。 図1の商品展示用折り畳み台で使用する天板の利用例を示す図である。
次に、本考案の実施の形態における商品展示用折り畳み台を図1〜図6を参照して説明する。本明細書中、特段の説明がない限り、「上」、「下」は、組立体における方向を言う。商品展示用折り畳み台10は、展示商品が載置される天板1と、脚部を兼ねる4つの側板2(2a〜2d)から構成される硬質プラスチック製の折り畳みボックス状の台である。本明細書中、4つの側板2の中、折り畳みの際、先に折り畳まれる対峙関係にある一対の側板をインナー側板と言い、その後、インナー側板に重ねて折り畳まれる対峙関係にある一対の側板をアウター側板と言う。本例の商品展示用折り畳み台10は、外観が直方体形状であるため、2つのアウター側板2a、2bは大きく、他の2つのインナー側板2c、2dはそれより小さいものである。硬質プラスチックとしては、硬質ポリプロピレン等公知のものが使用できる。なお、本考案の商品展示用折り畳み台10は、平面視が長方形のものに限定されず、正四角形のものであってもよい。
天板1の裏面はリブ構造11である。リブ構造11は、縦リブ、横リブ又は斜めリブが組み合わされたものであり、軽量化と高強度を実現することができる。リブとは、所定の高さ及び長さを有する定形断面又は不定形断面の突起を言う。天板1の4辺の端には、端から下方に延びる低い高さの4つのスカート部11a〜11dを有し、この中、長手方向に位置するスカート部11a、11bの高さは、短手方向に位置するスカート部11c、11dの高さより高いものである。天板1の4つのスカート部11a〜11dは、天板1の裏面に、折り畳まれた側板2を収容するスペースを確保すると共に、側板2が起立姿勢より外側に回動しないようにするストッパーの役目もある。また、短手方向に位置するスカート部11c、11dの高さを、長手方向に位置するスカート部11a、11bの高さより低くすることで、最初に折り畳まれたインナー側板2c、2dの上に、アウター側板2a、2bの折り畳み収納を可能にしている。
スカート部11a〜11dの内側には、側板2a〜2dの係合凸部23a〜23dに係合する係合凹部17a〜17dが形成されている。係合凸部23a〜23dは、横方向に延びる略角形断面又は円形断面の棒状突起であり、係合凹部17a〜17dは棒状突起を回動自在に支持する軸受け構造である。両者の係合関係は、これに限定されず、係合凸部23a〜23dを係合凹部とし、係合凹部17a〜17dを係合凸部とするような逆の関係でもよい。また、係合凸部23a〜23d及び係合凹部17a〜17dは、他の公知の係合形態であってもよい。また、アウター側板2a、2bの天板1との係合位置は、インナー側板2c、2dの天板1との係合位置より下方にある。これにより、天板1の裏側に重ねての折り畳みが可能となる。
天板1の天面には、碁盤目状の溝12が形成されている。これにより、他の商品展示用折り畳み台10を積み重ねた際、他の商品展示用折り畳み台10の側板の先端が碁盤目状の溝12に嵌るため、安定した積み重ねができる。また、天板1の天面のどのような位置であっても、安定した積み重ねができる。なお、天板1の天面にはリブが形成されていない。
天板1の天面の中央からやや端側には、把持用の貫通孔13がそれぞれ一対、都合4つ形成されている。これにより、商品展示用折り畳み台10の移動あるいは折り畳み後の運搬の際、天板1を手で容易に把持することができ便利である。
天板1の天面には、適宜の間隔及び適宜の数の嵌合用孔が形成されている。本例では、天面の周端部に1辺当たり数個で他の嵌合孔より低い位置に形成される第2嵌合用孔14a、天面の四隅及び辺部中央に形成される第3嵌合用孔16及び天面の四隅に形成される比較的大きな第4嵌合用孔14を備える。第2嵌合用孔14aには、主に連結用のフック7が取り付けられる。また、第3嵌合用孔16には、柵部材5等が取り付けられる。また、第4嵌合用孔14には、POP紙を吊り下げるアーチパイプ8等が取り付けられる。また、天板1には、4つの孔を1組とするキャスター取付け用のボルト挿通孔15が、四隅近傍、中央の1箇所及び中央を挟んで短手方向の両側の計7箇所に形成されている。
天板1の裏側の長手方向の中央部には、短手方向に亘って、中間パネル3が嵌め込まれる係合凹部17eが形成され、係合凹部17eの両側には中間パネル3を回動自在に支持する軸孔17fが形成されている。係合凹部17eは、中間パネル3の上端(天板側)に形成された略角断面の突起(係止凸部33)が差し込みにより緊密に嵌るものであり、軸孔17fは中間パネル3の上端両側に形成された突起33aが回動自在に嵌る軸受け部構造である。すなわち、係合凹部17eは軸孔17fの係止端より天板1側(奥側)に位置する。これにより、使用状態において、係合凹部17eは中間パネル3の係合凸部33と強く嵌り、折り畳み状態において、手前(反天板1側)の軸孔17fは、中間パネル3の係合凸部33と回動自在に嵌る。
4つの側板2(2a〜2d)の中、2つのアウター側板2a、2bはそれぞれ同一構造同一形状である。また、2つのインナー側板2c、2dはそれぞれ同一構造同一形状である。2つのインナー側板2c、2dは、折り畳みの際、中間パネル3の上から重ねて天板1の裏側内に収納可能な寸法形状である。すなわち、インナー側板2cの横長さは、天板1の短手方向の長さよりもやや小であり、高さは天板1の長手方向の1/2長さより小である。また、2つのアウター側板2a、2bは、折り畳みの際、インナー側板2c(2d)の上から重ねて天板1の裏側内に収納可能な寸法形状である。すなわち、アウター側板2aの横長さは、天板1の長手方向の長さと同じか又はやや小であり、高さは天板1の短手方向の1/2長さより小である。
アウター側板2a(2b)は枠体形状であって、枠の中(側板の裏面)はリブ構造21a(21b)である。リブ構造21a(21b)は、縦リブ、横リブ又は斜めリブが組み合わされたものであり、軽量化と高強度を実現することができる。リブとは、所定の高さ及び長さを有する定形断面又は不定形断面の突起を言う。なお、アウター側板2a(2b)の表面側には、意匠性の観点からリブは形成されていない。
アウター側板2a(2b)を構成する枠体の天板1側には、天板1の係合凹部17a(17b)に係合する係合凸部23a(23b)が形成されている。係合凸部23a(23b)は、横方向に延びる略角形断面の棒状突起であり、係合凹部17a(17b)は前記の通り、棒状突起を回動自在に支持する軸受けである。両者の係合関係は、係合凸部23a(23b)を係合凹部とし、係合凹部17a(17b)を係合凸部とするような逆の関係でもよい。
アウター側板2a(2b)の長手方向の両端部には、係止突起25a(25b)が形成されている。この係止突起25a(25b)は、インナー側板2c(2d)に形成される係止凹部25c(25d)と係止し、組立体におけるボックス形状を安定化させる。また、アウター側板2a(2b)の長手方向の中央の下方位置には、中間パネル3を係止する係止部28a(28b)が形成されている。これにより、組立体において、中間パネル3を安定して固定できる。
アウター側板2a(2b)の側端近傍で且つ裏面の下部には、組立体においてインナー側板2c、2dの起立姿勢を保つための板バネ状ロック部4が形成されている。板バネ状ロック部4の基端部41は、アウター側板2a(2b)の側端よりやや内側に入ったところで、アウター側板2a(2b)と接合されており、先端43が、アウター側板2a(2b)の側端側で且つ内側斜め方向に突出するものである。これにより、インナー側板2c、2dが折り畳み姿勢から起立姿勢へ回動する途中での接触により外側に撓んで該回動を許容し、インナー側板2c、2dが起立姿勢となった際、元の形状に復元することで、インナー側板2c、2dの起立姿勢を維持することができる。
アウター側板2a(2b)の長手方向の下端は、天板1の碁盤目状の溝12に嵌る形状である。具体的には、アウター側板2a(2b)の長手方向に延びる横突起22a(22b)と、横突起22a(22b)と直交する方向に延び長手方向に所定のピッチで多数形成される縦突起27a(27b)とからなる。
インナー側板2c(2d)は枠体形状であって、枠の中(側板の裏面)はリブ構造21c(21d)である。リブ構造21c(21d)及びリブの定義は、前記のリブ構造21a(21b)と同様であり、その説明を省略する。なお、インナー側板2c(2d)の表面側には、意匠性の観点からリブは形成されていない。
インナー側板2c(2d)を構成する枠体の天板1側には、天板1の係合凹部17c(17d)に係合する係合凸部23c(23d)が形成されている。係合凸部23c(23d)は、横方向に延びる円形断面の棒状突起であり、係合凹部17c(17d)は前記の通り、棒状突起を回動自在に支持する軸受け構造のものである。両者の係合関係は、係合凸部23c(23d)を係合凹部とし、係合凹部17c(17d)を係合凸部とするような逆の関係でもよい。
インナー側板2c(2d)の長手方向の両端部には、係止凹部25c(25d)が形成されている。係止凹部25c(25d)は、爪状であり、アウター側板2a(2b)に形成される係合凸部25a(25b)と係止し、組立体におけるボックス形状を安定化させる。
インナー側板2c(2d)の長手方向の下端は、天板1の碁盤目状の溝12に嵌る形状である。具体的には、インナー側板2c(2d)の長手方向に延びる横突起22c(22d)と、横突起22c(22d)と直交する方向に延び長手方向に所定のピッチで多数形成される縦突起27c(27d)とからなる。また、インナー側板2c(2d)の表面の上部でやや中央よりに一対の凹部29c(29d)が形成されている。凹部29c(29d)は、折り畳みの際、板バネ状ロック部4が入ることで、折り畳み収納の障害とならないようにしている。
天板1の裏側であって、且つ2つのインナー側板2c(2d)間に、天板1の係合凸部17eとの嵌合により接合されてなる中間パネル3が形成されている。中間パネル3の脚長さは、側板2の脚長さより僅かに短い。これにより、重量物が載置された際、天板1が少し撓み、中間パネル3の先端が設置面に当たり、脚部として機能する。一方、中間パネル3の脚長さが、側板2の脚長さと同じでは、商品展示用折り畳み台10がシーソー運動をすることがあり、設置安定性に欠ける。また、中間パネル3は天板1の裏面のスペースに収納可能な寸法形状である。
中間パネル3は、略板状物であって、両側面はリブ構造31である。リブ構造3及びリブの定義は、前記のリブ構造21a(21b)と同様であり、その説明を省略する。なお、中間パネル3のリブ構造31のリブ高さは、側板2のリブ高さより低くても、補助的な脚部として十分な強度である。また、中間パネル3は、補強板として、商品展示用折り畳み台10の耐荷重能を高めることができる。
中間パネル3の天板1側の端には、天板1の係合凹部17eに係合する係合凸部33が形成されている。係合凸部33は、横方向に延びる略角断面の棒状突起である。本例では、所定の間隔で4個形成されている。両者の係合関係は、上記形態に限定されず、係合凸部33を係合凹部とし、係合凹部17eを係合凸部とするような逆の関係でもよい。また、中間パネル3において、係合凸部33の両側には外側に僅かに突出する突起33aが形成されている。
中間パネル3の下方両側には、本体部32から外側に突出する係止突起34が形成されている。係止突起34は、アウター側板2a(2b)の係止部28a(28b)に係止することで、中間パネル3の設置安定性を高めている。中間パネル3の係合凸部33は、使用状態において、天板1の奥側の軸受け部に比較的強く嵌っており、折り畳み状態においては、手前の軸受け部に緩く嵌っている。
商品展示用折り畳み台10は、天板1及び4つの側板2を必須の構成要素とし、中間パネル3は必要におうじて使用する。商品展示用折り畳み台10は、天板1及び4つの側板2の組み付けであり、先ず、上下反転して天板1の裏側が上方を向くようにし、次いで、側板4を嵌め込みにより組み付ける。必要であれば、中間パネル3も嵌め込みにより組み付ける。
次に、商品展示用折り畳み台10の折り畳み方法の一例を説明する。先ず、使用状態における商品展示用折り畳み台10を上下反転させる。この場合、天板1が設置面に設置する状態となる(図2)。次いで、中間パネル3を上方に少し引き抜く。その際、中間パネル3の係止突起34とアウター側板2a(2b)の係止部28a(28b)の係止が解かれると共に、中間パネル3の係合凸部33は、天板1の係合凹部17eとの係合が外れ、中間パネル3の突起33aが手前の軸孔17fの係止端に当たる。中間パネル3の突起33aと手前の軸孔17fとは係止が緩やかであり、この係止部を支点として中間パネル3を回動させながら横に倒す。これにより、中間パネル3は天板1の裏側に収納される。次いで、板バネ状ロック部4の先端43を側板側(外側)に押し込み、板バネ状ロック部4の内側への飛び出しを無くす。次いで、インナー側板2c(2d)を回動させながら内側に倒し折り畳む。これにより、インナー側板2c(2d)は、中間パネル3に重ねられ天板1の裏側に収納される(図4及び図5)。次いで、アウター側板2a(2b)を内側に倒し折り畳む。これにより、アウター側板2a(2b)は、インナー側板2c(2d)上に重ねられ天板1の裏側に収納される(図4)。アウター側板2a(2b)の天板1に対する接合位置が、インナー側板2c(2d)の天板1に対する接合位置より下方(折り畳み状態では、「上方」)であるため、アウター側板2a(2b)は、インナー側板2c(2d)上に重ねることができる(図5)。なお、アウター側板2a(2b)に形成された板バネ状ロック部4は、インナー側板2c(2d)の凹部27c(27d)に入り込むため、積み重ね収納の障害とはならない。また、アウター側板2a(2b)の爪状の係止突起25a(25b)は、天板1の係止凹部に係止するため、天板1にロックされる。折り畳まれた商品展示用折り畳み台10は、厚みが天板1のアウター側板2a(2b)側に位置するスカート部11a、11bの厚みと同じであり、商品展示用折り畳み台10の高さの概ね1/4までコンパクト化できる(図6)。また、必要であれば、天板1及び4つの側板2を全て、外すこともできる。そして、天板1は、後述するキャスター付きステージを構成することもできる。
次に、折り畳まれた商品展示用折り畳み台10を組立てる方法の一例を説明する。折り畳まれた商品展示用折り畳み台10を組立てるプロセスは、概ね前記の商品展示用折り畳み台10を折り畳むプロセスの逆の手順である。先ず、折り畳まれた商品展示用折り畳み台10を上下反転させる。次いで、折り畳まれたアウター側板2a(2b)を回動させながら起立させる(図5)。この際、アウター側板2a(2b)は、天板1に対して90度の位置で天板1のスカート部11a(11b)に当たるため、それ以上広がることはない。次いで、折り畳まれたインナー側板2c(2d)を回動させながら起立させる。この際、インナー側板2c(2d)が起立する手前で、板バネ状ロック部4の本体部42に接触し、板バネ状ロック部4はアウター側板2a(2b)内に押し込まれるため、インナー側板2c(2d)の回動を妨げることはない(図4)。また、インナー側板2c(2d)は、天板1に対して90度の位置で天板1のスカート部11c(11d)に当たるため、それ以上広がることはない。次いで、中間パネル3を回動させながら起立させ、次いで、起立状態の中間パネル3を下方に押し込み、天板1の係合凹部17eに嵌合させると同時に、中間パネル3の係止突起34をアウター側板2a(2b)の係止部28a(28b)に係止させる(図2)。次いで、図2の状態の商品展示用折り畳み台10を上下反転させて、図1の使用状態とする。
次に、商品展示用折り畳み台10の使用方法について説明する。図1の商品展示用折り畳み台10の天面に、展示商品あるいは販売商品等を載置することができる。また、図6に示すような折り畳まれた状態の商品展示用折り畳み台10を展示用台として使用してもよい。箱入りビール等、僅かな高さの台に設置すると陳列効率が向上する。
図7の商品展示用折り畳み台10aに示すように、天板1の端周りで且つ天面上に柵5を設けてもよい。柵5は円形断面形状の線材を略コ字状となるように屈曲させたものであり、鉛直部の先端を天板1の四隅に形成された第3嵌合用孔16に嵌められることで設置される。これにより、商品展示用折り畳み台10a上に載置された展示商品や販売商品の転落を防止する。
また、図8の商品展示用折り畳み台10bに示すように、側板2の表面にPOP(point of purpose)板6(図8中、ハッチング部分)を設置してもよい。POP板は、展示商品情報等が人目に付くように記載された掲示板であり、展示の演出を高めることができる。POP板6は、側板2の上部及び下部に形成された係止爪26a〜26d間に嵌めれば固定できる。
図9の商品展示用折り畳み台10cに示すように、2台の商品展示用折り畳み台10を横並びで使用することができる。2台の商品展示用折り畳み台10の連結は、コ字形状のフック部材7の鉛直部の先端を天板1の四隅に形成された第2嵌合用孔14aに嵌めることにより行われる。
図10の商品展示用折り畳み台10dに示すように、4台の商品展示用折り畳み台10を横並びで使用し、POP紙掲示用のアーチ部材8を設置することができる。4台の商品展示用折り畳み台10の連結は、コ字形状のフック部材7の鉛直部の先端を天板1の四隅に形成された第2嵌合用孔14aに嵌めることにより行われる。また、アーチ部材8は、その鉛直部の先端を天板1の四隅に形成された第4嵌合用孔14に嵌めることにより設置できる。
図11の商品展示用折り畳み台10eに示すように、4台の商品展示用折り畳み台10を横並びとし、他の1台の商品展示用折り畳み台10を積み重ねとしてもよい。下段の4台の商品展示用折り畳み台10の連結は、コ字形状のフック部材7の鉛直部の先端を天板1の四隅に形成された第2嵌合用孔14aに嵌めることにより行われる。また、上段の商品展示用折り畳み台10は、4台の商品展示用折り畳み台10のほぼ中央に載置される。上段の商品展示用折り畳み台10の4つの側板2の下端は、天板1の碁盤目の溝12に係止する形状であるため、設置安定性が向上する。
図12の商品展示用折り畳み台10fに示すように、商品展示用折り畳み台10を、キャスター付きの台車9に設置し、移動体としてもよい。キャスター付きの台車9の天面は、商品展示用折り畳み台10の天板1の天面に形成された碁盤目の溝12と同じ形状の溝が形成されたものが、商品展示用折り畳み台10の設置が安定するため、好適である。
商品展示用折り畳み台10で使用する天板1には、4つの孔を1組とするキャスター取付け用のボルト挿通孔15が多数形成されているため、天板1のみを利用し、これにキャスター61を取り付けてキャスター付きのステージを構成することができる。すなわち、図13に示すように、天板1に所定の個数、本例では5つのキャスター61を取り付けて、キャスター付きステージ20を得ることができる。天板1は、裏側がリブ構造であるため、強度が十分であり、重量物の載置が可能である。キャスター61の取付けは、4つのボルト挿入孔を有するキャスターの基部を天板1の裏面から、該4つのボルト挿入孔が、キャスター取付け用のボルト挿通孔15に一致するようにあてがい、次いで、天板1の上方からボルト挿入孔にボルトを挿入し、ナット等で固定する方法が挙げられる。
本考案の商品展示用折り畳み台10は、上記実施の形態例に限定されず、種々の変形を採ることができる。すなわち、商品展示用折り畳み台10は、図1のものより、長手方向の少し長いもの、あるいは正方形の天板1となるような形状など種々の形状を採ることができる。その場合、インナー側板及びアウター側板は適宜、本考案の効果を奏するように、大きさが決定される。また、1組のキャスター取付け用のボルト挿通孔15は、上記7箇所に限定されず、天板1の少なくとも四隅近傍に形成されていればよい。
商品展示用折り畳み台10において、中間パネル3はその使用を省略することができる。また、長手方向の長さが長い商品展示用折り畳み台10の場合、中間パネル3は2枚使用してもよい。長手方向の長さが長い商品展示用折り畳み台10は、中央部で重量物が積載されても、中間パネル3が脚部の作用を奏するため、天板1が大きく撓むことがない。また、天板1の裏面のスペースが大きいため、折り畳み収納が可能となる。
本考案によれば、重量物の載置が可能であると共に、収納や運搬がし易いようにコンパクト化できるため、特に、展示形態の変更が頻繁に行われるスーパーや量販店等において好適である。また、新商品の展示等の見本市などの展示台として好適である。
1 天板
2 側板
2a、2b アウター側板
2c、2d インナー側板
3 中間パネル
4 板バネ状ロック部
5 柵
6 POP板
7 連結用フック部材
8 POP紙掲示用アーチ部材
9 キャスター付き台車
10、10a〜10f 商品展示用折り畳み台
11 リブ構造
11a〜11d 天板のスカート部
17a〜17d 天板の係合凹部
20 キャスター付きステージ
23a〜23d 側板の係合凸部

Claims (11)

  1. 展示商品が載置される天板と、脚部を兼ねる4つの側板から構成される硬質プラスチック製の折り畳みボックス状の台であって、
    該天板及び該側板の裏面はリブ構造であり、
    該天板と該4つの側板とは、それぞれ係合凹部及び係合凸部の嵌合により接合されていることを特徴とする商品展示用折り畳み台。
  2. 該4つの側板は、折り畳みの際、最初に折り畳まれる対峙位置にある一対のインナー側板と、次いで該インナー側板に重ねて折り畳まれる対峙位置にある一対のアウター側板とから構成され、該アウター側板の側端近傍で且つ裏面に、該インナー側板が内側へ倒れることを防止する板バネ状ロック部を形成したことを特徴とする請求項1記載の商品展示用折り畳み台。
  3. 該板バネ状ロック部は、該板バネ状ロック部が設置される側板の側端側で且つ内側斜め方向に突出するものであり、該インナー側板が折り畳み姿勢から起立姿勢へ回動する途中での接触により外側に撓んで該回動を許容し、該インナー側板が起立姿勢となった際、元の形状に復元することを特徴とする請求項2記載の商品展示用折り畳み台。
  4. 該天板の天面には、碁盤目状の溝が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の商品展示用折り畳み台。
  5. 該天板の天面には、把持用の貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の商品展示用折り畳み台。
  6. 該天板の天面には、適宜の間隔及び適宜の数の嵌合用孔が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の商品展示用折り畳み台。
  7. 該天板の裏側であって、且つ2つのインナー側板間に、該天板と係合凹部又は係合凸部の嵌合により接合されてなる中間パネルを、更に設けたことを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に商品展示用折り畳み台。
  8. 該側板の下端は、該天板の碁盤目状の溝に嵌る形状であることを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の商品展示用折り畳み台。
  9. 該側板には、POP板を支持する係止爪が形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の商品展示用折り畳み台。
  10. 該天板には、キャスター取付け用のボルト挿通孔を少なくとも四隅近傍に形成したことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の商品展示用折り畳み台。
  11. 2個以上を横並び又は積み重ねて使用することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の商品展示用折り畳み台。
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