JP5926967B2 - 物品陳列什器 - Google Patents

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Description

本発明は、物品陳列什器に関するものである。
一般に、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗には、商品(以下、物品とする。)を陳列する商品陳列什器(以下、物品陳列什器とする。)が複数設置されている。ここで、物品陳列什器としては、例えば、床面に設けられた基台と、該基台から立設する左右一対の支柱と、該一対の支柱に支持されて上下方向に間隔をおいて配設されるとともに物品の載置を可能とされた複数の棚板部材とを有するものが提案されている。
このような物品陳列什器においては、該複数の棚板部材に物品の載置が可能であり、棚板部材毎に異なる種類の物品を整頓して陳列することができる。
また、上記とは異なる型式の物品陳列什器としては、床面に設けられた基台(台枠)と、該基台の上方に配設されその上面に物品の載置を可能とされた補助陳列板と、該補助陳列板の後部に傾斜角度を自在に設定できる支持枠とを有するものが提案されている(下記特許文献1参照)。
このような物品陳列什器においては、基台の上方に配された補助陳列板に物品を陳列することができ、陳列する物品の量に応じて支持枠の設けられる傾斜角を変化させて見栄えよく陳列することができる。
ここで、店舗においては、一日及び年間を通じて陳列する物品の種類や量に変動が生じるため、状況に応じて物品の陳列形態を変更することが望まれている。
例えば、多数の種類の物品を陳列する場合には、上記に記載の複数の棚板部材が設けられた型式の物品陳列什器が適している。これにより、複数の棚板部材に、多数の種類の物品を整頓して陳列することができるため、見栄えよく物品を陳列することができるとともに、消費者は欲しい物品を容易に探し出すことができるという長所がある。
一方、例えば同種類の物品を山積みに陳列したい場合には、上記に記載の基台の上方に配された補助陳列板に物品を載置可能とする型式の物品陳列什器が適している。これにより、同種類の物品を山積みに陳列することで、量を豊富に見せられるという長所がある。
特許第2985118号公報
ここで、上記の物品陳列什器どうしでは互換性がないため、様々な陳列形態に対応するためには、該2型式の物品陳列什器を用意しておく必要があり、コストが嵩むという問題点がある。
また、使用していない方の型式の物品陳列什器は倉庫等に収納しなければならないところ、限られた床面積の店舗においては収納スペースの確保が困難な場合がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、物品を載置する棚の構成を適宜変化させて、体裁よく物品の載置を可能とする物品陳列什器を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る物品陳列什器は、床面に設けられた基台と、該基台から立設する支柱と、前記基台の上方に設けられ、物品を載置可能とする下棚部材と、前記支柱に支持され、前記物品を載置可能とする棚板部材とを有する物品陳列什器であって、前記支柱は、前記基台に支持されて立設する一の状態から前記下棚部材の下方に格納される他の状態に移動可能であり、その基部が前記基台に回動可能に軸着され、前記他の状態において倒伏させて前記下棚部材の下方に格納自在とされていることを特徴とする。
このような物品陳列什器では、一の状態では棚板部材及び支柱に設けられた棚板部材に物品を載置することができ、他の状態では、下棚部材の物品を載置することができる。よって、一の状態と他の状態とで、物品を載置する棚の構成を適宜変化させて物品の載置が可能となる。
また、他の状態では、使用しない支柱を下棚部材の下方に格納することができるため、体裁よく物品を載置することができる。
また、支柱を一の状態から基部を中心として回動させることで、倒伏した他の状態とすることができる。よって、一の状態から他の状態に確実に変更することができるため、物品を載置する棚の構成を適宜変化させることができる。
また、本発明に係る物品陳列什器は、前記支柱は、該支柱の延在方向に沿って移動可能であってもよい。
このような物品陳列什器では、支柱を倒伏させた状態で該支柱の延在方向に支柱を移動させることで、下棚部材の下方に格納することができる。よって、支柱を確実に格納することができるため、体裁よく物品を載置することができる。
また、本発明に係る物品陳列什器は、前記支柱には、前記延在方向に向けてガイド穴が形成され、前記基台には、前記ガイド穴に挿通されて前記支柱を前記延在方向にガイドする軸部が設けられていてもよい。
このような物品陳列什器では、基台に設けられた軸部をガイド穴の内部を移動させることで、支柱を延在方向に沿って移動させることができる。よって、支柱倒伏させた状態で延在方向に沿って容易に移動させることができるため、下棚部材の下方に確実に格納することができる。
また、本発明に係る物品陳列什器は、前記基台は、その上部かつ前記下棚部材の下方に前記支柱を格納する格納部を有していてもよい。
このような物品陳列什器では、支柱を格納部に確実に格納することができる。また、該格納部は下棚部材の下方に設けられているため、外観を良好として支柱を格納することができる。
また、本発明に係る物品陳列什器は、前記基台は、前記支柱の前記基部を挿入する収納部を有していてもよい。
このような物品陳列什器では、支柱の基部を収納部に挿入させれることで外観を良好とすることができる。
また、本発明に係る物品陳列什器は、前記棚板部材は、前記支柱に着脱可能に設けられていてもよい。
このような物品陳列什器では、他の状態において棚板部材を脱することができるため、体裁よく物品を載置することができる。
本発明に係る物品陳列什器によれば、一の状態では棚板部材及び支柱に設けられた棚板部材に物品を載置することができ、他の状態では、下棚部材の物品を載置することができるため、一の状態と他の状態とで物品を載置する棚の構成を適宜変化させて、体裁よく物品の載置を可能とすることができる。
本発明の一実施形態に係る物品陳列什器の全体構成を示す一の状態における斜視図である。 本発明の一実施形態に係る物品陳列什器であって下棚部材を取り外した状態の全体構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る物品陳列什器の要部の構成を示す切断斜視図である。 本発明の一実施形態に係る物品陳列什器を構成する基台と支柱との取り付け部分の拡大斜視図である。 図4のP−P断面図である。 図4のQ−Q断面図である。 本発明の一実施形態に係る物品陳列什器を構成する支柱が一の状態から回動した状態の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る物品陳列什器を構成する支柱が一の状態から回動した途中の状態の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る物品陳列什器を構成する基台と支柱との取り付け部分の一の状態における縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る物品陳列什器を構成する基台と支柱との取り付け部分の他の状態における縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る物品陳列什器の全体構成を示す他の状態における斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る物品陳列什器について説明する。
図1に示すように、物品陳列什器1は、床面Fに設けられた基台10と、該基台10に支持され該基台10から立設する支柱40と、物品を載置可能とされた下棚部材60及び棚板部材70とを備えている。
この物品陳列什器1はその状態を変化させることが可能であるが、ここではまず図1に示す第一状態(一の状態)について説明する。
なお、基台10、支柱40、下棚部材60及び棚板部材70は、例えば鋼板を折曲加工して形成されたものである。
(基台10)
図1及び図2に示すように、基台10は、床面Fに設けられた略箱状部材であり、4側面を構成する側パネル11A,11B,11C,11Dと、対向する側パネル11A,11B,11C,11Dの下部を連結するパネル連結材12と、該パネル連結材12の下部に設けられたキャスター13と、支柱40を格納する格納部20と、支柱40の基部40Aを挿入する収納部30(図3参照)とを有している。
側パネル11A,11B,11C,11Dは、略矩形状の板状部材であって4枚で構成されており、隣接する側パネル11A,11B,11C,11D同士が直角に連結されている。
キャスター13は、水平方向を軸線方向として、床面F上を自由自在に走行することができる。
(格納部20)
図2及び図3に示すように、側パネル11A,11B,11C,11Dには、その上部であって下棚部材60の下方において、内方に折曲する第一基台壁部21と、該第一基台壁部21の端部から上方に立設する第二基台壁部22とが設けられている。さらに、側パネル11A,11Cには、該第二基台壁部22の上部から内方に折曲する第三基台壁部23と、該第三基台壁部23の端部から下方に折曲された第四基台壁部24とが設けられている。ここで、該第一基台壁部21及び第二基台壁部22により形成された空間が格納部20として構成されている。該格納部20は、4枚の側パネル11A,11B,11C,11Dの上部にそれぞれ設けられている。
また、図4に示すように、第一基台壁部21には、上下方向に開口する開口部25が形成され、該開口部25には支柱40が挿通されている。
また、図2に示すように、第三基台壁部23には、その両端部から上方に向かって突出する下棚部材60係合用の突出部26が設けられている。
(収納部30)
図3に示すように、側パネル11A,11Cには、該側パネル11A,11Cの内面から内方に向かって延出する一対の収納壁部31と、該一対の収納壁部31を連結する連結壁部32と、該一対の収納壁部31及び連結壁部32の下部を塞ぐ収納底部36とが設けられている。
この収納壁部31は第一基台壁部21の下方に該第一基台壁部21に連続して設けられ、連結壁部32は第二基台壁部22の下方に該第二基台壁部22と同一平面上に設けられている。ここで、収納壁部31、連結壁部32及び収納底部36により形成された空間が収納部30として構成されるとともに、該収納部30の上方には第一基台壁部21に形成された開口部25が設けられ、該開口部25及び収納部30に連通して支柱40が挿入されている。
また、第二基台壁部22には、詳細については後述する支柱40に形成されたガイド穴57と連通する孔部33が形成されるとともに、該孔部33及びガイド穴57に挿通されたボルト34(軸部)が設けられている。
図4及び図5に示すように、ボルト34は、ボルト頭部34Aと、該ボルト頭部34Aから延在するボルト本体34Bとを有している。図5及び図6に示すように、このボルト頭部34Aが支柱40の内方に配設され、ボルト本体34Bがガイド穴57及び孔部33に挿通されて、その端部にはナット35が螺合されることにより、当該ボルト34は基台10に固定されている。
(支柱40)
図1に示すように、支柱40は、基台10から立設する一対の支柱本体50と、該支柱本体50の上端を連結する支柱連結材56とを有している。また、支柱本体50は、基台10を構成する一辺の略中央部から立設している。
図3及び図4に示すように、支柱本体50は、一方向に延在する管状部材であり、側パネル11A,11Cに設けられた第二基台壁部22に当接する第一支柱壁部51と、該第一支柱壁部51の両端から該第一支柱壁部51に直交して設けられた第二支柱壁部52、第三支柱壁部53と、該第二支柱壁部52と第三支柱壁部53とを連結する第四支柱壁部54とを有している。
ここで、第一支柱壁部51、第二支柱壁部52、第三支柱壁部53及び第四支柱壁部54の下端は、収納部30の収納底部36の上面に当接している。
また、第四支柱壁部54にはボルト34取り付け用の挿入孔部55が設けられている。
図3に示すように、第一支柱壁部51には、その基部40A(下部)に、厚み方向に開口し、支柱本体50の延在方向に向けた長穴のガイド穴57が形成されている。このガイド穴57に上述したように基台10に固定されたボルト34が挿通されることで、支柱40は基台10に軸着されている。
ここで、ガイド穴57の幅方向の寸法は、ボルト本体34Bの径よりも大きく設定されているとともに、ボルト頭部34Aの径よりも小さく設定されている。これにより、ボルト34が支柱本体50に設けられた該ガイド穴57の内部を移動することで、該支柱本体50を延在方向にガイドし、該支柱本体50は延在方向に沿って移動可能とされている。
また、図1に示すように、第二支柱壁部52の下部には、外方に向かって突出する突出部26が形成されている。また、第二支柱壁部52には、その厚み方向に開口するスリット孔59が間隔を有して、支柱本体50の延在方向に向けて複数設けられている。このスリット孔59には後述する棚板部材70が係合して取り付けられている。
(下棚部材60)
図1及び図2に示すように、下棚部材60は、一対の板状部材であり、基台10の上方に着脱可能に設けられている。この下棚部材60は、上面を形成する下棚板部61と、該下棚板部61から下方に設けられた下棚側壁部62と、該下棚側壁部62から折曲された下棚底部(不図示。以下同じ。)を有している。
下棚板部61には、角部において、平面視して略矩形状の切欠き部63が設けられている。図1に示すように、一対の下棚部材60を配設した状態で、隣接する切欠き部63を合わせた断面形状が支柱本体50の断面形状と略同一又は支柱本体50の形状よりもわずかに大きいものとされているため、該支柱本体50は該切欠き部63内を上下方向に移動可能とされている。
また、下棚側壁部62は、基台10の側パネル11A,11B,11C,11Dの同一平面上に配設されている。
また、下棚底部には、基台10の第三基台壁部23に設けられた突出部26と係合する下棚係合部(不図示。以下同じ。)が設けられている。
(棚板部材70)
棚板部材70は、板状部材であり、支柱40に着脱可能に設けられている。本実施形態では、該棚板部材70の下部に設けられたブラケット72が支柱本体50の第二支柱壁部52に設けられたスリット孔59に係合するとともに下棚部材60から立設する支持部71に支持されることで、該棚板部材70は支柱40に取り付けられている。
次に、上記のようの構成された物品陳列什器1の状態変化の動作について説明する。
まず、上記に示した第一状態から、図2に示すように支柱40が上方に移動した第二状態に変化する動作ついて説明する。
ここで、棚板部材70に設けられたブラケット72を支柱本体50の第二支柱壁部52に設けられたスリット孔59から取り外して、該棚板部材70を支柱40から脱した状態にしておく。また、一方の下棚部材60、すなわち後述する支柱本体50が倒伏する方の下棚部材60に設けられた下棚係合部と基台10に設けられた突出部26との係合を外して、下棚部材60を基台10から取り外す。
そして、支柱本体50を上方に引っ張ると、基台10の第二基台壁部22に設けられたボルト34が、該支柱本体50に設けられたガイド穴57に沿って相対的に下方に移動することで、該支柱本体50は上方に移動する。ここで、図2及び図9に示すように、支柱本体50の下端が、第一基台壁部21に形成された開口部25の上方に位置するまで、本実施形態ではボルト34がガイド穴57の下端に位置するまで、支柱40は上方に移動した第二状態となる。
次に、上記の第二状態から支柱40を倒伏して、図7において二点鎖線で示すように支柱本体50が基台10の上部に沿って配設された第三状態に変化する動作について説明する。
図8に示すように、第二状態から支柱40をS方向(取り外された下棚部材60の方に倒伏する方向)に倒伏させる。このとき、支柱本体50の下端は第一基台壁部21に形成された開口部25の上方に位置し、すなわち収納部30の上方に位置しているため、該支柱本体50は固定されているボルト34を中心として回動可能とされる。よって、支柱本体50が図8に示すように傾倒された状態から、図7の二点鎖線及び図9の二点鎖線で示すように支柱本体50が基台10の第一基台壁部21に沿って配設された倒伏状態となる第三状態となる。
次に、上記の第三状態から、支柱本体50を基台10の上部に沿って移動させて、図7において実線で示すように、支柱本体50及び支柱連結材56が格納部20に配設された第四状態に変化する動作について説明する。
図10に示すように、第三状態から支柱本体50をT方向に移動させる。このとき、ガイド穴57に対してボルト34が相対的に移動することで、支柱本体50はT方向に移動して、図7の実線で示すように、支柱連結材56が基台10の上部に設けられた収納部30に配設された第四状態となる。
また、図10に示すように、本実施形態では、第四状態において、ボルト34はガイド穴57の端部(支柱本体50の基部40A側と反対側の端部)に位置している。
この状態で、取り外していた下棚部材60に設けられた下棚係合部に、基台10に設けられた突出部26(図2参照)を係合させれば、図11に示す下棚部材60が基台10に取り付けられた第五状態(他の状態)となる。このように、第五状態においては、支柱本体50及び支柱連結材56は、下棚部材60の下方に設けられた格納部20に格納されている。
次に、上記の動作手順とは逆に、第五状態から第一状態への状態変化の動作について説明する。
まず、上記の第五状態から第四状態に変化する動作について説明する。
上記の第五状態から、下棚部材60に設けられた下棚係合部と基台10に設けられた突出部26との係合を外して、下棚部材60を基台10から取り外す。これにより、図7において実線で示す第四状態にする。
次に、上記の第四状態から支柱本体50を基台10の上部に沿って移動した第三状態に変化する動作について説明する。
図7に示すように、上記の第四状態から、支柱本体50をTと逆方向に移動させれば、ガイド穴57に対してボルト34が相対的に移動することで、支柱本体50はTと逆方向に移動する。そして、図7において二点鎖線で示すように、平面視して支柱連結材56が基台10の外方に突出した第三状態となる。
次に、上記の第三状態から支柱40が立ち上がり、図2に示すように支柱本体50が基台10から立設した第二状態に変化する動作について説明する。
第三状態から支柱40を持ち上げると、支柱本体50は基台10に固定されているボルト34を中心として回動し、図2に示すように該支柱本体50が基台10から立設した第二状態になる。
次に、上記の第二状態から支柱40が下方に移動して、図1に示すように支柱本体50が側パネル11A,11Cに設けられた収納底部36に当接した第一状態に変化する動作について説明する。
第二状態から支柱40はその重力により、ガイド穴57に対してボルト34が相対的に移動することで、支柱本体50は下方に移動して収納部30に収納される。そして、支柱本体50の下端が収納底部36に当接したときに支柱本体50の下方向の移動は停止して、該支柱40の位置が決まるとともに該支柱40は基台10に固定される。
この状態で、棚板部材70に設けられたブラケット72を支柱本体50の第二支柱壁部52に設けられたスリット孔59に係合させれば、該棚板部材70は支柱40に係合固定される。
このように構成された物品陳列什器1では、第一状態では、下棚部材60、棚板部材70は、それぞれ基台10、支柱40に固定されているため、下棚部材60及び棚板部材70に物品を載置することができる。また、第五状態では、下棚部材60が基台10に固定されるため、下棚部材60に物品を載置することができる。よって、使用態様に応じて物品陳列什器1の形態を変化させて物品の載置を可能とすることができる。
例えば、スーパーマーケット等の店舗において、上記の物品陳列什器1を第一状態とすることで、複数の種類の物品を整頓して陳列することができるため見栄えをよくすることができるとともに、消費者は物品を容易に探し出すことができるという長所がある。
また、物品陳列什器1を第五状態とすることで、大量の物品を山積みに陳列することが可能である。
よって、物品の種類や量に応じて物品陳列什器1の形態を変化させることで、物品の多様な陳列形態が可能となり利便性が高い。具体的には、店舗の開店時等物品の種類が多いときは第一状態として、消費者に対して物品の種類の豊富さをアピールすることができる。また、店舗の閉店時やバーゲン時等で物品の種類が少ないときには第二状態として、少ない種類の物品を山積みにすることで、消費者の購買意欲を活気付けることが可能となる。
また、第五状態において、使用していない支柱40を下棚部材60の下方に設けられた格納部20に格納することができる。よって、該支柱40が外観上目立たないばかりか、上方視では下棚部材60の下方に配されるため見えないたま、体裁よい状態とすることができる。また、使用していない支柱40を格納部20に格納することで、該支柱40を紛失することはない。
また、支柱40の基部40Aは、基台10の側パネル11A,11Cの内面に設けられた収納部30に挿入され、該基部40Aが外観上露出することはないため、体裁よい状態とすることができる。
また、支柱40には突出部26が設けられており、第五状態では該突出部26が下棚部材60に設けられた切欠き部63に配設されるため、納まりよい状態とすることができる。
また、上述した実施の形態において示した動作手順、あるいは各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、本実施形態では、支柱本体50の第二支柱壁部52に棚板部材70が設けられているが、第三支柱壁部53にも棚板部材70が設けられていてもよい。この場合は、支柱本体50を挟んで両側に棚板部材70の取り付けが可能となるため、大量の物品の載置が可能となる。
また、基台10の外縁部に、物品の落下を防止する側板や柵等を着脱可能設けてもよい。この場合、第五状態において、下棚部材60に載置した物品が落下することを防止することができる。
また、物品陳列什器1は、支柱40をS方向と逆向きに付勢する付勢部(不図示。以下同じ。)を備えていてもよい。これにより、第三状態から第二状態への変化の動作を、大きな力と伴わずに円滑に行うことができる。
1…物品陳列什器
10…基台
20…格納部
30…収納部
34…ボルト(軸部)
40…支柱
40A・・・基部
57…ガイド穴
60…下棚部材
70…棚板部材
F・・・床面

Claims (6)

  1. 床面に設けられた基台と、
    該基台から立設する支柱と、
    前記基台の上方に設けられ、物品を載置可能とする下棚部材と、
    前記支柱に支持され、前記物品を載置可能とする棚板部材とを有する物品陳列什器であって、
    前記支柱は、前記基台に支持されて立設する一の状態から前記下棚部材の下方に格納される他の状態に移動可能であり、その基部が前記基台に回動可能に軸着され、前記他の状態において倒伏させて前記下棚部材の下方に格納自在とされていることを特徴とする物品陳列什器。
  2. 請求項に記載の物品陳列什器において、
    前記支柱は、該支柱の延在方向に沿って移動可能であることを特徴とする物品陳列什器。
  3. 請求項に記載の物品陳列什器において、
    前記支柱には、前記延在方向に向けてガイド穴が形成され、
    前記基台には、前記ガイド穴に挿通されて前記支柱を前記延在方向にガイドする軸部が設けられていることを特徴とする物品陳列什器。
  4. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の物品陳列什器において、
    前記基台は、その上部かつ前記下棚部材の下方に前記支柱を格納する格納部を有することを特徴とする物品陳列什器。
  5. 請求項1または請求項のいずれか一項に記載の物品陳列什器において、
    前記基台は、前記支柱の前記基部を挿入する収納部を有することを特徴とする物品陳列什器。
  6. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の物品陳列什器において、
    前記棚板部材は、前記支柱に着脱可能に設けられていることを特徴とする物品陳列什器。
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