JP6947514B2 - 発光システム - Google Patents

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本発明は、発光システムに関する。
近年、発光装置として、有機発光ダイオード(OLED)、特に透光性を有するOLEDが開発されている。特許文献1には、透光性OLEDの一例について記載されている。特許文献1の透光性OLEDは、交互に並ぶ複数の発光部及び複数の透光部を有している。各発光部は、遮光性を有する電極を有しており、各透光部は、遮光性を有する電極と重なっていない。したがって、透光性OLEDの外部からの光は、透光部を透過することができる。
さらに、近年、透光性OLEDを用いた発光システムが開発されており、特に、透光性OLEDを基材(例えば、ガラス)に取り付けることについて検討されている。特許文献1には、透光性OLEDを自動車のハイマウントストップランプ(HMSL)の光源として利用することが記載されている。具体的には、特許文献1では、基材として自動車のリアウインドウが用いられており、透光性OLEDをリアウインドウに取り付けている。透光性OLEDは、車体の内側に位置しており、透光性OLEDから発せられる光は、リアウインドウを透過して車体の外側に出射される。
特開2015−195173号公報
一部の発光システムでは、OLEDから発せられた光を基材の一方の側(光出射側)から出射することが要請される。しかしながら、本発明者は、このような発光システムにおいて、基材の光出射側とは反対側に向けて光が漏れる場合があることを見出した。本発明者は、このような光を減衰させるための部材を発光システムに設けることを検討し、さらに、この部材がこの部材の周囲の領域に対して目立たないようにすることを検討した。
本発明が解決しようとする課題としては、基材の光出射側とは反対側に向かう光を減衰させるための部材を、この部材の周囲の領域に対して目立たないようにすることが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、
第1部分と、第2部分と、を含む基材と、
前記基材の前記第1部分と重なり、前記基材の前記第2部分と重ならず、交互に並ぶ複数の発光部及び複数の透光部を含む発光装置と、
前記発光装置と前記基材との間に位置する接着層と、
を備え、
前記基材の前記第2部分は、可視光について5%以上50%以下の平均透過率を有し、
前記発光装置は、可視光について5%以上50%以下の平均透過率を有する領域と重なっている発光システムである。
実施形態1に係る発光システムを示す平面図である。 図1から発光装置を取り除いた図である。 図1に示した発光装置の詳細を示す平面図である。 図3のA−A断面図である。 図1のM−M断面図である。 図5に示した発光システムの動作の一例を説明するための図である。 図5の変形例を示す図である。 図7に示した発光システムの動作の一例を説明するための図である。 実施形態2に係る発光システムを示す断面図である。 図9に示した発光システムの動作の一例を説明するための図である。 図9の変形例を示す図である。 図11に示した発光システムの動作の一例を説明するための図である。 実施形態3に係る発光システムを示す平面図である。 図13から着色フィルムを取り除いた図である。 図14から発光装置10を取り除いた図である。 図13のM−M断面図である。 図16に示した発光システムの動作の一例を説明するための図である。 図16の変形例を示す図である。 図18に示した発光システムの動作の一例を説明するための図である。 実施形態4に係る発光システムを示す断面図である。 図20に示す発光装置の詳細を示す断面図である。 図20に示した発光システムの動作の一例を説明するための図である。 実施形態5に係る発光システムを示す断面図である。 図23に示した発光システムの動作の一例を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
実施形態において、ある部材(例えば、基材200)についての可視光の平均透過率とは、例えば、以下の(1)又は(2)を意味する。
(1)当該部材への入射前の白色光の輝度に対して、当該部材の透過後の白色光の輝度の割合がどれだけであるかの比
(2)白色光についての当該部材の透過率スペクトルにおける波長400nm以上750nm以下の範囲内の平均透過率
実施形態において、白色光とは、例えば、以下の(1)又は(2)を意味する。
(1)JIS Z 9112の昼光色、昼白色、白色、温白色及び電球色のいずれか
(2)太陽光
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る発光システム20を示す平面図である。図2は、図1から発光装置10を取り除いた図である。図3は、図1に示した発光装置10の詳細を示す平面図である。図4は、図3のA−A断面図である。図5は、図1のM−M断面図である。
図5を用いて、発光システム20の概要について説明する。発光システム20は、発光装置10、基材200及び接着層300を備えている。基材200は、第1部分200a及び第2部分200bを含んでいる。発光装置10は、基材200の第1部分200aと重なり、基材200の第2部分200bと重なっていない。発光装置10は、複数の発光部142及び複数の透光部144を有しており、複数の発光部142及び複数の透光部144は、交互に並んでいる。接着層300は、発光装置10と基材200の間に位置している。基材200の第2部分200bは、遮光性を有しており、具体的には、可視光について5%以上50%以下の平均透過率を有している。発光装置10は、遮光性を有する領域、具体的には、可視光について5%以上50%以下の平均透過率を有する領域と重なっている。特に図5に示す例において、この領域は、基材200の第1部分200aとなっている。
上述した構成によれば、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材を、この部材の周囲の領域に対して目立たないようにすることができる。具体的には、上述した構成においては、基材200の第1部分200aは、遮光性を有しており、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材として機能している。さらに、基材200の第1部分200aの周囲の領域、すなわち、基材200の第2部分200bは、遮光性を有している。したがって、発光システム20の色は、基材200の第1部分200aから第2部分200bに亘ってほぼ一様になっている。このようにして、上述した構成によれば、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材(基材200の第1部分200a)を、この部材の周囲の領域(基材200の第2部分200b)に対して目立たないようにすることができる。
図1から図5に示す例において、発光システム20は、自動車のハイマウントストップランプ(HMSL)に用いられている。具体的には、基材200は、自動車のリアウインドウであり、発光装置10は、自動車のHMSLの光源として機能している。特に図5に示す例において、基材200の第1面202は、車体の内側を向いており、基材200の第2面204は、車体の外側を向いている。
なお、発光システム20の使用方法は、図1から図5に示す例(すなわち、自動車のHMSL)に限定されるものではない。他の例において、発光システム20は、自動車の他の表示灯に用いられてもよい。さらに他の例において、発光システム20は、自動車の表示灯に限らず、人が搭乗可能な移動体(例えば、車両(例えば、列車)、飛行機又は船舶)の表示灯に用いられてもよい。
次に、図1及び図2を用いて、発光システム20の平面レイアウトの詳細について説明する。図1及び図2では、車体の内側(基材200の第1面202(図5)側)から基材200を見ている。
基材200は、遮光性を有しており、具体的には、基材200の全体に亘って、つまり、第1部分200aから第2部分200bに亘って、可視光について5%以上50%以下の平均透過率を有している。したがって、基材200の色は、基材200の全体に亘って、ほぼ一様になっており、具体的には、スモーク状になっている。
図1に示す例では、発光装置10(言い換えると、第1部分200a)は、基材200の一辺に沿っており、かつ基材200のこの一辺のほぼ中央に位置している。基材200は、上述した一辺が車体の上部に位置するように車体に取り付けることができる。したがって、発光装置10は、車体の高さ方向において車体の上部かつ車体の幅方向において車体のほぼ中央に位置するようにすることができる。
次に、図3を用いて、発光装置10の平面レイアウトの詳細について説明する。発光装置10は、基板100及び発光領域140を備えている。
図3に示す例において、基板100の形状は、長手方向を有しており、具体的には、一対の長辺及び一対の短辺を有する矩形である。なお、他の例において、基板100の形状は、矩形以外の形状であってもよい。
図3に示す例において、発光領域140の形状は、長手方向を有しており、具体的には、一対の長辺及び一対の短辺を有する矩形である。なお、他の例において、発光領域140の形状は、矩形以外の形状であってもよい。
発光領域140は、複数の発光部142及び複数の透光部144を有している。複数の発光部142及び複数の透光部144は、発光領域140の短手方向に延伸しており、かつ発光領域140の長手方向に沿って交互に並んでいる。言い換えると、複数の発光部142及び複数の透光部144は、ストライプ状に並んでいる。
次に、図4を用いて、発光装置10の断面構造の詳細について説明する。発光装置10は、基板100、第1電極110、有機層120及び第2電極130を備えている。特に図4に示す例では、発光装置10は、発光部142及び透光部144を有している。
基板100は、透光性を有している。一例において、基板100は、ガラス又は樹脂を含んでいる。
基板100は、第1面102及び第2面104を有している。第1電極110、有機層120及び第2電極130は、基板100の第1面102上に順に位置している。第2面104は、第1面102の反対側にある。
第1電極110は、透光性及び導電性を有している。一例において、第1電極110は、酸化物半導体、より具体的には、ITO(Indium Tin Oxide)又はIZO(Indium Zinc Oxide)を含んでいる。
有機層120は、有機エレクトロルミネッセンス(EL)によって光を発することができる。有機層120は、一例において、正孔注入層(HIL)、正孔輸送層(HTL)、発光層(EML)、電子輸送層(ETL)及び電子注入層(EIL)を含んでいる。この例においては、第1電極110からHIL及びHTLを介して正孔がEMLに注入され、第2電極130からEIL及びETLを介して電子がEMLに注入され、正孔及び電子がEMLで再結合して、光が発せられる。
第2電極130は、遮光性、より具体的には、光反射性を有しており、さらに導電性を有している。一例において、第2電極130は、金属、より具体的には、Al、Ag及びMgAgの少なくとも1つを含んでいる。
発光部142は、基板100の第1面102側に位置している。発光部142は、基板100の第1面102から第1電極110、有機層120及び第2電極130を順に含む積層構造からなっている。発光部142は、有機ELによって有機層120から発生した光を発することができる。
透光部144は、隣り合う発光部142の間に位置している。透光部144は、遮光部材、特に図4に示す例では第2電極130と重なっていない。したがって、発光装置10の外部からの光は、透光部144を透過することができる。
発光装置10は、ボトムエミッションとして機能している。具体的には、第2電極130は、遮光性、より具体的には、光反射性を有しており、第1電極110は、透光性を有している。したがって、有機層120から発せられた光は、第1電極110及び基板100を透過して基板100の第2面104から出射される。つまり、基板100の第2面104は、発光装置10の発光面として機能している。
発光装置10は、透光性を有している。具体的には、発光装置10の外部からの光は、透光部144を経由して基板100の第1面102側から第2面104側に向けて透過することができ、透光部144を経由して基板100の第2面104側から第1面102側に向けて透過することができる。したがって、人間の視覚では、基板100の第2面104側の物体が基板100の第1面102側から透けて見え、基板100の第1面102側の物体が基板100の第2面104側から透けて見える。
次に、図5を用いて、発光システム20の断面構造の詳細について説明する。発光システム20は、発光装置10、基材200及び接着層300を備えている。
基材200は、第1面202及び第2面204を有している。第1面202は、車体の内側を向いている。第2面204は、第1面202の反対側にあって、車体の外側を向いている。
基材200は、遮光性を有しており、具体的には、可視光について5%以上50%以下の平均透過率を有している。基材200は、着色ガラスからなっており、黒色又は黒色に類似する色を呈する着色剤を含んでいる。したがって、基材200は、基材200の厚み方向に沿って第1面202から第2面204に亘ってスモーク状になっている。
発光装置10は、車体の内側に位置している。具体的には、発光装置10は、基板100の第2面104が接着層300を挟んで基材200の第1面202と対向するように基材200に取り付けられている。つまり、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)から発せられた光は、接着層300及び基材200を透過して、発光システム20の外部に出射される。
発光装置10は、封止部150を備えている。封止部150は、基板100の第1面102及び複数の発光部142を封止している。封止部150には、種々の構造を採用することができる。第1例において、封止部150は、中空領域を挟んで基板100の第1面102及び発光部142を覆う部材を有していてもよい。この例においては、中空領域によって各発光部142が外部の領域から封止されることになる。第2例において、封止部150は、基板100の第1面102及び発光部142を覆う接着層と、この接着層を介して基板100の第1面102に接着された封止板を有していてもよい。この例においては、接着層及び封止板によって各発光部142が外部の領域から封止されることになる。第3例において、封止部150は、基板100の第1面102及び複数の発光部142を覆う無機層を有していてもよい。無機層は、例えば、ALD(Atomic Layer Deposition)によって形成される。この例においては、無機層によって各発光部142が外部の領域から封止される。なお、封止部150の構造は、これらの例に限定されるものではない。
接着層300は、透光性を有している。したがって、接着層300は、発光装置10から発せられた光をほとんど吸収しない。具体的には、接着層300は、OCA(Optically Clear Adhesive)であり、より具体的には、アクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤又はシリコーン系粘着剤のうちの少なくとも一つを含んでいる。
一例において、接着層300は、光硬化性材料の硬化物とすることができ、より具体的には、UV(UltraViolet)硬化性LOCA(Liquid Optically Clear Adhesive)の硬化物とすることができる。この例においては、発光装置10(基板100)と基材200の間にLOCAを塗布し、塗布したLOCAに紫外線を照射することで、接着層300を形成することができる。したがって、発光装置10(基板100)と基材200の間に隙間をほとんど生じさせず接着層300を充填することができ、高い信頼性で発光装置10(基板100)を基材200に取り付けることができる。
他の例において、接着層300は、OCAテープとしてもよい。この例においては、光(例えば、紫外線)を照射することなく、接着層300(OCAテープ)によって、発光装置10(基板100)を基材200に取り付けることができる。
さらに、接着層300は、熱可塑性を有していてもよい。この場合、接着層300を加熱することで、基材200から発光装置10(基板100)を取り外すことができる。つまり、接着層300のリワーク性が高いものとなる。
発光装置10から発せられた光について基板100と接着層300の間でのフレネル反射を抑える観点からすると、接着層300の屈折率は、基板100の屈折率に近似していることが好ましく、一例において、基板100の屈折率の75%以上125%以下とすることができる。特に接着層300が上述したOCAである場合、接着層300の屈折率は、基板100の屈折率に近似する。
発光装置10から発せられた光について接着層300と基材200の間でのフレネル反射を抑える観点からすると、接着層300の屈折率は、基材200の屈折率に近似していることが好ましく、一例において、基材200の屈折率の75%以上125%以下とすることができる。特に接着層300が上述したOCAである場合、接着層300の屈折率は、基材200の屈折率に近似する。
基材200の第1面202が湾曲していても発光装置10を第1面202に安定して取り付けるようにする観点からすると、接着層300の厚さは、ある程度厚いことが好ましく、一例において、500μm以上とすることができる。
図6は、図5に示した発光システム20の動作の一例を説明するための図である。図6に示す例において、発光装置10の発光部142から発せられた光は、基板100、接着層300及び基材200を経由して基材200の第2面204に達し、この光の大部分が基材200の第2面204から出射され、この光の一部が基材200の第2面204でフレネル反射によって反射する。
基材200は、遮光性を有しており、具体的には、可視光について5%以上50%以下の平均透過率を有している。したがって、発光装置10から発せられた光の一部は基材200によって吸収されるものの、基材200によって吸収されなかった光は、基材200の第2面204に達することができる。
接着層300の屈折率は、基板100の屈折率及び基材200の屈折率の双方に近似している。したがって、基板100と接着層300の界面でのフレネル反射及び接着層300と基材200の界面でのフレネル反射は、ほとんど生じていない。
基材200の第2面204で反射した光は、基材200、特に基材200の第1部分200aによって吸収される。したがって、基材200の第2面204で反射した光が接着層300及び発光装置10(特に、発光装置10の透光部144)を経由して基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側へ漏れることを抑えることができる。
以上、本実施形態によれば、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材(基材200の第1部分200a)を、この部材の周囲の領域(基材200の第2部分200b)に対して目立たないようにすることができる。
図7は、図5の変形例を示す図である。本変形例に係る発光システム20は、以下の点を除いて、実施形態1に係る発光システム20と同様である。
基材200は、透光性基材201及び着色フィルム203を有している。透光性基材201は、車体の外側(言い換えると、基材200の第2面204側)にあり、着色フィルム203は、車体の内側(言い換えると、基材200の第1面202側)にある。
透光性基材201は、透光性を有しており、具体的には、可視光について50%超の平均透過率を有している。一例において、透光性基材201は、着色剤を含まないガラスとすることができる。
一例において、着色フィルム203の色は、黒色又は黒色に類似した色にすることができる。この例においては、基材200をスモーク状にすることができる。
着色フィルム203は、遮光性を有しており、具体的には、可視光について5%以上50%以下の平均透過率を有している。したがって、着色フィルム203は、ND(Neutral Density)フィルタとして機能することができる。
基材200は、全体として、可視光について5%以上50%以下の平均透過率を有している。具体的には、透光性基材201が上述したように透光性を有していても、着色フィルム203が上述したように遮光性を有している。したがって、基材200の全体としての透過率は、低く抑えることができる。
着色フィルム203は、基材200の第1部分200aから第2部分200bに亘って広がっている。したがって、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材(着色フィルム203の第1部分200a)を、この部材の周囲の領域(着色フィルム203の第2部分200b)に対して目立たないようにすることができる。
発光装置10から発せられた光について接着層300と着色フィルム203の間でのフレネル反射を抑える観点からすると、着色フィルム203の屈折率は、接着層300の屈折率に近似していることが好ましく、一例において、接着層300の屈折率の75%以上125%以下とすることができる。
発光装置10から発せられた光について着色フィルム203と透光性基材201の間でのフレネル反射を抑える観点からすると、着色フィルム203の屈折率は、透光性基材201の屈折率に近似していることが好ましく、一例において、透光性基材201の屈折率の75%以上125%以下とすることができる。
図8は、図7に示した発光システム20の動作の一例を説明するための図であり、実施形態1の図6に対応する。図8に示す例において、発光装置10の発光部142から発せられた光は、基板100、接着層300及び基材200を経由して基材200の第2面204に達し、この光の大部分が基材200の第2面204から出射され、この光の一部が基材200の第2面204でフレネル反射によって反射する。
着色フィルム203は、遮光性を有しており、具体的には、可視光について5%以上50%以下の平均透過率を有している。したがって、発光装置10から発せられた光の一部は着色フィルム203によって吸収されるものの、着色フィルム203によって吸収されなかった光は、透光性基材201に入射することができる。
基材200(透光性基材201)の第2面204で反射した光は、基材200の着色フィルム203によって吸収される。したがって、基材200の第2面204で反射した光が接着層300及び発光装置10(特に、発光装置10の透光部144)を経由して基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側へ漏れることを抑えることができる。
本変形例においても、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材(着色フィルム203の第1部分200a)を、この部材の周囲の領域(着色フィルム203の第2部分200b)に対して目立たないようにすることができる。
(実施形態2)
図9は、実施形態2に係る発光システム20を示す断面図であり、実施形態1の図5に対応する。本実施形態に係る発光システム20は、以下の点を除いて、実施形態1に係る発光システム20と同様である。
発光装置10は、車体の外側に位置している。具体的には、発光装置10は、第1面102が接着層300を挟んで基材200の第2面204と対向するように基材200に取り付けられている。つまり、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)から発せられた光は、接着層300及び基材200を経由することなく、発光システム20の外部に出射される。
図10は、図9に示した発光システム20の動作の一例を説明するための図であり、実施形態1の図6に対応する。図10に示す例において、発光装置10の発光部142から発せられた光は、基板100を経由して基板100の第2面104に達し、この光の大部分が基板100の第2面104から出射され、この光の一部が基板100の第2面104でフレネル反射によって反射する。
基板100の第2面104で反射した光は、基材200によって吸収される。したがって、基板100の第2面104で反射した光が発光装置10(特に、発光装置10の透光部144)及び接着層300を経由して基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側へ漏れることを抑えることができる。
本実施形態においても、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材(基材200の第1部分200a)を、この部材の周囲の領域(基材200の第2部分200b)に対して目立たないようにすることができる。
図11は、図9の変形例を示す図であり、実施形態1の図7に対応する。本変形例に係る発光システム20は、以下の点を除いて、実施形態2に係る発光システム20と同様である。
図7に示した例と同様にして、基材200は、全体として、可視光について5%以上50%以下の平均透過率を有している。具体的には、透光性基材201が上述したように透光性を有していても、着色フィルム203が上述したように遮光性を有している。したがって、基材200の全体としての透過率は、低く抑えることができる。
図7に示した例と同様にして、着色フィルム203は、基材200の第1部分200aから第2部分200bに亘って広がっている。したがって、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材(着色フィルム203の第1部分200a)を、この部材の周囲の領域(着色フィルム203の第2部分200b)に対して目立たないようにすることができる。
図12は、図11に示した発光システム20の動作の一例を説明するための図であり、実施形態1の図8に対応する。図12に示す例において、発光装置10の発光部142から発せられた光は、基板100を経由して基板100の第2面104に達し、この光の大部分が基板100の第2面104から出射され、この光の一部が基板100の第2面104でフレネル反射によって反射する。
基板100の第2面104で反射した光は、着色フィルム203によって吸収される。したがって、基板100の第2面104で反射した光が発光装置10(特に、発光装置10の透光部144)及び接着層300を経由して基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側へ漏れることを抑えることができる。
本変形例においても、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材(着色フィルム203の第1部分200a)を、この部材の周囲の領域(着色フィルム203の第2部分200b)に対して目立たないようにすることができる。
(実施形態3)
図13は、実施形態3に係る発光システム20を示す平面図であり、実施形態1の図1に対応する。図14は、図13から着色フィルム400を取り除いた図である。図15は、図14から発光装置10を取り除いた図であり、実施形態1の図2に対応する。図16は、図13のM−M断面図であり、実施形態1の図5に対応する。本実施形態に係る発光システム20は、以下の点を除いて、実施形態1に係る発光システム20と同様である。
発光装置10は、着色フィルム400を備えている。図13に示すように、着色フィルム400は、基材200の第1部分200aと重なっており、基材200の第2部分200bと重なっていない。図16に示すように、着色フィルム400は、車体の内側に位置している。より具体的には、着色フィルム400は、発光装置10を挟んで基材200の反対側に位置している。
着色フィルム400は、遮光性を有しており、具体的には、可視光について5%以上50%以下の平均透過率を有している。したがって、着色フィルム400は、ND(Neutral Density)フィルタとして機能することができる。
図15及び図16に示すように、基材200の第1部分200aは、透光性を有しており、具体的には、可視光について50%超の平均透過率を有している。これに対して、基材200の第2部分200bは、遮光性を有しており、具体的には、可視光について5%以上50%以下の平均透過率を有している。一例において、基材200は、第1部分200aに着色剤を含まず第2部分200bに着色剤を含むガラスとすることができる。
上述した構成によれば、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材を、この部材の周囲の領域に対して目立たないようにすることができる。具体的には、上述した構成においては、着色フィルム400は、遮光性を有しており、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材として機能している。さらに、着色フィルム400(つまり、基材200の第1部分200a)の周囲の領域、すなわち、基材200の第2部分200bは、遮光性を有している。したがって、発光システム20の色は、着色フィルム400(基材200の第1部分200a)から第2部分200bに亘ってほぼ一様になっている。このようにして、上述した構成によれば、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材(着色フィルム400)を、この部材の周囲の領域(基材200の第2部分200b)に対して目立たないようにすることができる。
さらに、上述した構成によれば、発光装置10から発せられた光を低損失で基材200の光出射側(第2面204側)から出射することができる。具体的には、上述した構成においては、着色フィルム400、つまり、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材が、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)と基材200の光出射側(第2面204側)の間に位置していない。さらに、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)と基材200の光出射側(第2面204側)の間の領域は、基材200の第1部分200a及び接着層300となっており、光をほとんど吸収しない。したがって、発光装置10から発せられた光は、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)と基材200の光出射側(第2面204側)の間の領域でほとんど吸収されることなく、基材200の第2面204に達することができる。このようにして、上述した構成によれば、発光装置10から発せられた光を低損失で基材200の光出射側(第2面204側)から出射することができる。
図17は、図16に示した発光システム20の動作の一例を説明するための図であり、実施形態1の図6に対応する。図17に示す例において、発光装置10の発光部142から発せられた光は、基板100、接着層300及び基材200を経由して基材200の第2面204に達し、この光の大部分が基材200の第2面204から出射され、この光の一部が基材200の第2面204でフレネル反射によって反射する。
基材200の第2面204で反射した光は、着色フィルム400によって吸収される。したがって、基材200の第2面204で反射した光が接着層300及び発光装置10(特に、発光装置10の透光部144)を経由して基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側へ漏れることを抑えることができる。
本実施形態においても、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材(着色フィルム400)を、この部材の周囲の領域(基材200の第2部分200b)に対して目立たないようにすることができる。
さらに、本実施形態においては、発光装置10から発せられた光を低損失で基材200の光出射側(第2面204側)から出射することができる。
図18は、図16の変形例を示す図である。本変形例に係る発光システム20は、以下の点を除いて、実施形態3に係る発光システム20と同様である。
図18に示す例において、着色フィルム400は、基材200の第1部分200aから第2部分200bに亘って広がっている。着色フィルム400は、基材200の第1部分200aと重なる領域において、発光装置10を覆っており、基材200の第2部分200bと重なる領域において、基材200の第1面202を覆っている。
図16に示した例と同様にして、着色フィルム400は、遮光性を有しており、具体的には、可視光について5%以上50%以下の平均透過率を有している。したがって、着色フィルム400は、ND(Neutral Density)フィルタとして機能することができる。
基材200は、第1部分200aから第2部分200bに亘って透光性を有しており、具体的には、第1部分200aから第2部分200b亘って、可視光について50%超の平均透過率を有している。一例において、基材200は、着色剤を含まないガラスとすることができる。
上述した構成によれば、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材を、この部材の周囲の領域に対して目立たないようにすることができる。具体的には、上述した構成においては、着色フィルム400は、遮光性を有しており、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材として機能している。さらに、着色フィルム400は、基材200の第1部分200aから第2部分200bに亘って広がっている。したがって、発光システム20の色は、基材200の第1部分200aと重なる領域から基材200の第2部分200bと重なる領域に亘ってほぼ一様になっている。このようにして、上述した構成によれば、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材(基材200の第1部分200aと重なる領域上の着色フィルム400)を、この部材の周囲の領域(基材200の第2部分200bと重なる領域上の着色フィルム400)に対して目立たないようにすることができる。
さらに、上述した構成によれば、発光装置10から発せられた光を低損失で基材200の光出射側(第2面204側)から出射することができる。具体的には、上述した構成においては、着色フィルム400、つまり、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材が、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)と基材200の光出射側(第2面204側)の間に位置していない。さらに、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)と基材200の光出射側(第2面204側)の間の領域は、基材200の第1部分200a及び接着層300となっており、光をほとんど吸収しない。したがって、発光装置10から発せられた光は、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)と基材200の光出射側(第2面204側)の間の領域でほとんど吸収されることなく、基材200の第2面204に達することができる。このようにして、上述した構成によれば、発光装置10から発せられた光を低損失で基材200の光出射側(第2面204側)から出射することができる。
図19は、図18に示した発光システム20の動作の一例を説明するための図であり、実施形態3の図17に対応する。図19に示す例において、発光装置10の発光部142から発せられた光は、基板100、接着層300及び基材200を経由して基材200の第2面204に達し、この光の大部分が基材200の第2面204から出射され、この光の一部が基材200の第2面204でフレネル反射によって反射する。
基材200の第2面204で反射した光は、着色フィルム400によって吸収される。したがって、基材200の第2面204で反射した光が接着層300及び発光装置10(特に、発光装置10の透光部144)を経由して基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側へ漏れることを抑えることができる。
本変形例においても、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材(基材200の第1部分200aと重なる領域上の着色フィルム400)を、この部材の周囲の領域(基材200の第2部分200bと重なる領域上の着色フィルム400)に対して目立たないようにすることができる。
さらに、本変形例においても、発光装置10から発せられた光を低損失で基材200の光出射側(第2面204側)から出射することができる。
(実施形態4)
図20は、実施形態4に係る発光システム20を示す断面図であり、実施形態1の図6に対応する。図21は、図20に示す発光装置10の詳細を示す断面図であり、実施形態1の図4に対応する。本実施形態に係る発光システム20は、以下の点を除いて、実施形態4に係る発光システム20と同様である。
図21を用いて、発光装置10の詳細について説明する。図21に示す例において、発光装置10は、トップエミッションとして機能している。具体的には、第1電極110は、遮光性、より具体的には、光反射性を有しており、第2電極130は、透光性を有している。したがって、有機層120から発せられた光は、第2電極130を透過して基板100の第1面102側から出射される。つまり、基板100の第1面102は、発光装置10の発光面として機能している。
図20を用いて、発光システム20の動作の一例について説明する。図20に示す例において、発光装置10は、車体の内側に位置している。具体的には、発光装置10は、基板100の第1面102が接着層300を挟んで基材200の第1面202と対向するように基材200に取り付けられている。つまり、発光装置10の発光面(基板100の第1面102)から発せられた光は、接着層300及び基材200を透過して、発光システム20の外部に出射される。
図22は、図20に示した発光システム20の動作の一例を説明するための図であり、実施形態1の図6に対応する。図22に示す例において、発光装置10の発光部142から発せられた光は、接着層300及び基材200を経由して基材200の第2面204に達し、この光の大部分が基材200の第2面204から出射され、この光の一部が基材200の第2面204でフレネル反射によって反射する。
基材200は、遮光性を有しており、具体的には、可視光について5%以上50%以下の平均透過率を有している。したがって、発光装置10から発せられた光の一部は基材200によって吸収されるものの、基材200によって吸収されなかった光は、基材200の第2面204に達することができる。
基材200の第2面204で反射した光は、基材200によって吸収される。したがって、基材200の第2面204で反射した光が接着層300及び発光装置10(特に、発光装置10の透光部144)を経由して基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側へ漏れることを抑えることができる。
本実施形態においても、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材(基材200の第1部分200a)を、この部材の周囲の領域(基材200の第2部分200b)に対して目立たないようにすることができる。
(実施形態5)
図23は、実施形態5に係る発光システム20を示す断面図であり、実施形態4の図20に対応する。本実施形態に係る発光システム20は、以下の点を除いて、実施形態4に係る発光システム20と同様である。
図23に示す例において、発光装置10は、図21に示した例と同様にして、トップエミッションとして機能している。
図16に示した例と同様にして、発光装置10は、着色フィルム400を備えている。着色フィルム400は、基材200の第1部分200aと重なっており、基材200の第2部分200bと重なっていない。着色フィルム400は、車体の内側に位置している。より具体的には、着色フィルム400は、発光装置10を挟んで基材200の反対側に位置している。
着色フィルム400は、遮光性を有しており、具体的には、可視光について5%以上50%以下の平均透過率を有している。したがって、着色フィルム400は、ND(Neutral Density)フィルタとして機能することができる。
図24は、図23に示した発光システム20の動作の一例を説明するための図であり、実施形態4の図22に対応する。図24に示す例において、発光装置10の発光部142から発せられた光は、接着層300及び基材200を経由して基材200の第2面204に達し、この光の大部分が基材200の第2面204から出射され、この光の一部が基材200の第2面204でフレネル反射によって反射する。
基材200の第2面204で反射した光は、着色フィルム400によって吸収される。したがって、基材200の第2面204で反射した光が接着層300及び発光装置10(特に、発光装置10の透光部144)を経由して基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側へ漏れることを抑えることができる。
本実施形態においても、基材200の光出射側(第2面204側)とは反対側に向かう光を減衰させるための部材(着色フィルム400)を、この部材の周囲の領域(基材200の第2部分200b)に対して目立たないようにすることができる。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 発光装置
20 発光システム
100 基板
102 第1面
104 第2面
110 第1電極
120 有機層
130 第2電極
140 発光領域
142 発光部
144 透光部
150 封止部
200 基材
200a 第1部分
200b 第2部分
201 透光性基材
202 第1面
203 着色フィルム
204 第2面
300 接着層
400 着色フィルム

Claims (11)

  1. 基材と、
    前記基材の第1部分と重なり、前記基材のうち前記第1部分の周囲の第2部分と重ならず、交互に並ぶ複数の発光部及び複数の透光部を含む発光装置と、
    前記発光装置と前記基材との間に位置する接着層と、
    可視光について5%以上50%以下の平均透過率を有し、前記発光装置と重なる領域に設けられている第1領域と、
    可視光について5%以上50%以下の平均透過率を有し、前記基材の前記第2部分と、前記基材の前記第2部分と重なる領域と、の少なくとも一方に設けられている第2領域と
    を備える発光システム。
  2. 請求項1に記載の発光システムにおいて、
    前記発光装置は、第1面を有する基板を有し、
    前記複数の発光部のそれぞれは、前記基板の前記第1面側に位置し、前記第1面から第1電極、有機層及び第2電極を順に含む積層構造からなる発光システム。
  3. 請求項2に記載の発光システムにおいて、
    前記基板は、前記第1面の反対側の第2面を有し、
    前記第2電極は、遮光性を有し、
    前記基板の前記第2面は、前記接着層を挟んで前記基材に対向している発光システム。
  4. 請求項2に記載の発光システムにおいて、
    前記第2電極は、遮光性を有し、
    前記基板の前記第1面は、前記接着層を挟んで前記基材に対向している発光システム。
  5. 請求項1から4までのいずれか一項に記載の発光システムにおいて、
    前記接着層は、アクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤又はシリコーン系粘着剤のうちの少なくとも一つを含む発光システム。
  6. 請求項1から5までのいずれか一項に記載の発光システムにおいて、
    前記接着層は、光硬化性材料の硬化物である発光システム。
  7. 請求項1から6までのいずれか一項に記載の発光システムにおいて、
    前記接着層は、熱可塑性を有する発光システム。
  8. 請求項1から7までのいずれか一項に記載の発光システムにおいて、
    前記接着層の厚さは、500μm以上である発光システム。
  9. 請求項1から8までのいずれか一項に記載の発光システムにおいて、
    前記第1領域が前記基材の前記第1部分に設けられている、発光システム。
  10. 請求項1から8までのいずれか一項に記載の発光システムにおいて、
    前記第1領域が前記発光装置を挟んで前記基材の前記第1部分の反対側に位置している発光システム。
  11. 請求項10に記載の発光システムにおいて、
    前記基材の前記第1部分は、可視光について50%超の平均透過率を有する発光システム。
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