JP6939480B2 - 光書込装置、および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光書込装置、および画像形成装置に関する。
電子写真方式のフルカラーの画像形成装置は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色に対応した感光体ドラムを備え、各感光体ドラムに光書込装置による露光で形成した潜像をトナーで現像することによりトナー画像を形成する。そして、トナー画像を中間転写ベルト上に重ねあわせた後、用紙上に転写してカラー画像を形成する。
この画像形成装置では、小型化の要求から各色で独立した光書込装置とせずに、複数の光源からの光線を単一のポリゴンミラーで偏向して走査する光書込装置が知られている。このような光書込装置においても、色ずれを防止するため、各色の画像形成位置を高精度で一致させる必要がある。そのために、光書込装置の振動や温度変化による熱膨張の影響を考慮してレンズや反射ミラー等の光学素子の保持方法を設定する必要がある。
特許文献1では、1対の走査光学系および光源を互いにポリゴンミラーに対向して配置し、かつ、1対の走査光学系の被走査面の書込幅中心とポリゴンミラーの回転中心が一直線になるように配置した光書込装置が開示されている。
また、特許文献2では、1対の走査光学系および光源を互いにポリゴンミラーに対向した面対称となるように配置し、一方の走査光学系の走査レンズを書き出し側に突き当て、他方の走査光学系の走査レンズを書き終わり側に突き当てる光書込装置が開示されている。
特開2008−26410号公報 特開2006−184650号公報
特許文献1のような構成の場合には、光源および光学系がポリゴンミラーの回転軸に対して点対象に配置されることになる。このような構成の場合、各色の書込開始の位置を揃えやすくジッタ補正に対しては、効果が期待できる。その一方で、振動の影響等で光学素子がねじれた場合には、各色の画像形成位置(レジスト)の違いにより生じるピッチムラが視認しやすくなり、高品質の画像を得ることができないという課題が生じる。
一方で、特許文献2のような構成で、光源および光学系がポリゴンミラーの回転軸に対して面対称に配置した場合には、主走査方向位置における副走査方向のずれのプロファイルが揃うために、上述のピッチムラの視認性に対する効果が期待できる。その一方で、振動の影響等で、光学素子がねじれた場合には、主走査方向の画像形成位置を揃えるジッタ補正が高精度にできないという課題が生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、高精度のジッタ補正およびピッチムラの抑制を両立可能な光書込装置、および画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)それぞれ1つ以上の光源を有する第1、第2の光源部と、
前記第1、第2の光源部それぞれから出射された光線を偏向する単一のポリゴンミラーと、
光線を反射する1つ以上の反射光学素子および光線を透過する1つ以上の透過光学素子を有し、前記第1の光源部から出射し、前記ポリゴンミラーで偏向された光線を被走査面に結像する第1の走査光学系と、
光線を反射する1つ以上の反射光学素子および光線を透過する1つ以上の透過光学素子を有し、前記第2の光源部から出射し、前記ポリゴンミラーで偏向された光線を被走査面に結像する第2の走査光学系と、
前記第1、第2の光源部から出射する光線のそれぞれに対応して設けられた、書き出しタイミング制御用の複数の第1光検知センサーと、
を備える光書込装置であって、
前記第1、第2の光源部、前記第1、第2の走査光学系、およびこれらを保持するハウジングが、前記ポリゴンミラーの回転軸を含んで走査線に平行な面に対して面対称で構成され、
前記第1、第2の走査光学系において、主走査方向の両端側で保持された前記反射光学素子は、光線の走査の書き出し側と書き終わり側で、位置決め用の保持点の数が異なっており、
光軸方向において、前記ポリゴンミラーの後から前記第1光検知センサーへの分離ミラーの前までに配置された、前記第1、第2の走査光学系の前記反射光学素子において、走査の書き出し側および書き終わり側それぞれで前記保持点の数が同じであり、
前記分離ミラーの後から前記被走査面までに配置された、前記反射光学素子において、前記第1の走査光学系の書き出し側と前記第2の走査光学系の書き終わり側の前記保持点の数が同じであり、かつ、前記第1の走査光学系の書き終わり側と前記第2の走査光学系の書き出し側の前記保持点の数が同じに設定されている、光書込装置。
(2)前記保持点は、前記反射光学素子の光軸方向の位置決め用の保持点であり、主走査方向の一方の端部に2個、他方の端部に1個の前記保持点が設けられている、上記(1)に記載の光書込装置。
(3)第1調整機構をさらに備え、
前記第1調整機構によって、前記分離ミラーの後から前記被走査面までに配置された前記反射光学素子は、2個の前記保持点が設定されている前記一方の端部側で、主走査方向に沿った軸を回転軸とした角度調整が可能である、上記(2)に記載の光書込装置。
(4)前記第1、第2の走査光学系において、主走査方向の両端側で保持された前記透過光学素子は、書き出し側と、書き終わり側で、位置決め用の保持点の数が異なっており、
前記ポリゴンミラーの後から前記分離ミラーの前までに配置された、前記透過光学素子において、前記第1の走査光学系と前記第2の走査光学系で、書き出し側と書き終わり側それぞれで前記保持点の数が同じである、上記(1)から上記(3)のいずれか1つに記載の光書込装置。
(5)前記第1、第2の光源部から出射する光線のそれぞれに対応して設けられ、書き終わりタイミング制御用の複数の第2光検知センサーをさらに備える、上記(1)から上記(4)のいずれか1つに記載の光書込装置。
(6)前記ポリゴンミラーの後から前記分離ミラーの前までに配置された、前記反射光学素子において、書き終わり側に2個の保持点が設定されており、書き出し側に1個の保持点が設定されている、上記(5)に記載の光書込装置。
(7)第2調整機構をさらに備え、
前記第2調整機構によって、前記第1、第2の走査光学系のそれぞれにおいて、前記ポリゴンミラーの後から前記分離ミラーの前までに配置された、少なくとも1つの前記透過光学素子は、主走査方向の端部側を保持する保持点を移動させることで、前記透過光学素子の光軸方向の傾き調整が可能であり、
前記第2調整機構は、前記第1、第2の走査光学系のうち、一方の走査光学系では書き出し側に配置され、他方の走査光学系では書き終わり側に配置されている、上記(1)から上記(6)のいずれか1つに記載の光書込装置。
(8)前記ポリゴンミラーの後から前記分離ミラーの前までに配置された、複数の前記透過光学素子において、前記分離ミラーの直前に配置された前記透過光学素子の副走査方向のパワーが最も大きく設定されている、上記(1)から上記(7)のいずれか1つに記載の光書込装置。
(9)前記分離ミラーの直前に配置された前記透過光学素子から、前記分離ミラーの後の前記反射光学素子までの間において、前記第1の光源から出射する光線の軌跡と、前記第2の光源から出射する光線の軌跡が交差する、上記(1)から上記(8)のいずれか1つに記載の光書込装置。
(10)前記第1、第2の走査光学系のうち、前記分離ミラーの後の前記反射光学素子への光線の入射角がより鈍角に設定されている一方の走査光学系において、
前記分離ミラーの前の前記反射光学素子の書き終わり側の保持点の数と、前記分離ミラーの後の前記反射光学素子の書き出し側の保持点の数を異ならせている、上記(1)から上記(9)のいずれか1つに記載の光書込装置。
(11)上記(1)から上記(10)のいずれか1つに記載の光書込装置と、
前記光書込装置からの光線により露光される感光体を有する画像形成部と、を備える画像形成装置。
本発明によれば、第1、第2の光源部からの光線を単一のポリゴンミラーで偏向する光書込装置において、第1、第2の光源部、第1、第2の走査光学系およびこれらを保持するハウジングが、ポリゴンミラーの回転軸を含んで走査線に平行な面に対して面対称で構成され、第1、第2の走査光学系において、主走査方向の両端側で保持された反射光学素子は、光線の走査の書き出し側と書き終わり側で、位置決め用の保持点の数が異なっており、光軸方向において、ポリゴンミラーの後から書き出しタイミング制御用の第1光検知センサーへの分離ミラーの前までに配置された、第1、第2の走査光学系の反射光学素子において、走査の書き出し側および書き終わり側それぞれで保持点の数が同じであり、分離ミラーの後から被走査面までに配置された、反射光学素子において、第1の走査光学系の書き出し側と第2の走査光学系の書き終わり側の保持点の数が同じであり、かつ、第1の走査光学系の書き終わり側と第2の走査光学系の書き出し側の保持点の数が同じに設定されている、光書込装置とすることで、高精度のジッタ補正およびピッチムラの抑制を両立可能となる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 光書込装置の構成を示す側面図である。 光書込装置の上部構成を示す上面図である。 光書込装置の下部構成を示す上面図である。 反射光学素子の保持点の位置、および数を説明する模式図である。 光書込装置の各光学素子を光軸方向に展開して示した模式図である。 第1の実施形態の効果を説明するための模式図であり、図7(a)、図7(b)は比較例であり、図7(c)は実施例である。 変形例に係る光書込装置を示す図である。 第2の実施形態に係る光書込装置を示す模式図である。 第3の実施形態に係る光書込装置を示す模式図である。 第1調整機構の構成を示す図である。 走査光学系における各光学素子による光線の副走査方向の屈折状態を示す模式図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。また図面においては、上下方向をZ方向、画像形成装置の正面、背面方向をY方向、これらのZ、Y方向に直交する方向をX方向とする。また、以下に説明する光書込装置において、走査方向(主走査方向)はY方向であり、光軸方向はXZ平面上にあり、その一部はX方向と同じである。
(第1の実施形態)
以下、図1〜図4を参照し、第1の実施形態に係る画像形成装置1および光書込装置10について説明する。図1は画像形成装置1の全体構成を示す概略図である。図2〜図4は光書込装置10の構成を示す概略図である。
図1に示すように画像形成装置1は、2つの光書込装置10、および画像形成部20を備える。以下、最初に画像形成部20の構成について説明し、次に光書込装置10の構成について説明する。
(画像形成部20)
画像形成部20は、作像ユニット21、中間転写ベルト22、1次転写ローラー23、および2次転写ローラー24を備える。
作像ユニット21は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色に対応して複数設けられており、現像するトナーの色が異なる以外は同じ構成である。
各色の作像ユニット21は、それぞれドラム状の感光体である感光体ドラム211、帯電極212、現像器213、およびクリーニング部214を備える。
反時計方向に回転する感光体ドラム211は、帯電極212で帯電された後、画像信号に基づく光書込装置10から出射された光線B(図中において破線矢印で示す)の露光によりその表面に静電潜像が形成される。なお、図1に示す左右2つの光書込装置10は同等の構成であり、このうち左側の光書込装置10は、Y、M色用の感光体ドラム211を露光し、右側の光書込装置10は、C、K色用の感光体ドラム211を露光する。
感光体ドラム211の表面に形成された静電潜像は現像器213により現像されトナー画像が形成される。各作像ユニット21で形成されたトナー画像は、各色の1次転写ローラー23により、順次、中間転写ベルト22上で重ねられた後、2次転写ローラー24により用紙上に転写される。用紙に転写されたトナー画像は、下流側の定着器(図示せず)で加熱、加圧され、用紙の表面に溶融定着される。一方で、感光体ドラム211上に転写されずに残った残トナーは、クリーニング部214により清掃される。
(光書込装置10)
上述のようにC、K色用の光書込装置10と、Y、M色用の光書込装置10は同じ構成を備える。図2〜図4においては、C、K用の光書込装置10を代表として説明する。
光書込装置10は、第1の光源部11a、第2の光源部11b、ポリゴンミラー(偏光器)124、第1の走査光学系13、第2の走査光学系14、SOS(Start Of Scan)センサー15、ハウジング19、等を備える。第1の走査光学系13はC用の走査光学系であり、第2の走査光学系14はK用の走査光学系であり、それぞれポリゴンミラー124で偏向された光線Bを被走査面(感光体ドラム211)に結像する。
第1の光源部11a、第2の光源部11bは、それぞれ光制御基板111、光源112で構成される。1回の走査で被走査面に対して同時に複数ラインの露光を行えるように、それぞれの光源部11a、11bに複数(例えば2個または4個)の光源112を設けてもよい。
ポリゴンミラー124は、軸x1を回転中心として、図3において時計回りに回転する。また、(1)C用の光源部11a、第1の走査光学系13を含む複数の光学素子、およびこれらを保持するハウジング19と、(2)K用の光源部11b、第2の走査光学系14を含む複数の光学素子、およびこれらを保持するハウジング19とは、軸x1を含んで走査線に平行な面、すなわち軸x1を通る平面(YZ平面)に面対称となるように構成されている。このような構成としていることから、第1の光源部11aから出射する光線B(C)の走査方向と、第2の光源部11bから出射する光線B(K)の走査方向(書き出し方向)は、逆になっている(後述の図6等参照)。
図2〜図4に示すように、2個の光源部11a、11bから出射されたそれぞれの光線B(C)、B(K)は、コリメータレンズ121、ミラー122、シリンドリカルレンズ123の各光学素子を介して、単一のポリゴンミラー124に入射し、偏向される。なお、これらの光学素子121〜123も軸x1を通る平面(YZ平面)に面対称となるように配置されている。また、光軸方向においてポリゴンミラー124よりも後段(下流側)には、第1の走査光学系13、および第2の走査光学系14が配置されている。以下においては、「光軸方向においてポリゴンミラーよりも後段」のことを、単に「ポリゴンミラーよりも後」と表現する。同様に「光軸方向において分離ミラーよりも前段(後段)」のことを、単に「分離ミラーよりも前(後)」と表現する。
第1の走査光学系13は、第1走査レンズ131、第1ミラー132、第2ミラー133、第2走査レンズ134、第3ミラー135、および分離ミラー136を備える。同様に、第2の走査光学系14は、第1走査レンズ141、第1ミラー142、第2ミラー143、第2走査レンズ144、第3ミラー145、および分離ミラー146を備える。各走査レンズは「透過光学素子」として機能し、各ミラーは「反射光学素子」として機能する。なお、各図において、反射光学素子についてはグレー色で表示している。
図2に示すように、ハウジング19は、上部ハウジング191と下部ハウジング192の2層構造である。図3に示すように上部ハウジング191内には、光源部11a、11b、コリメータレンズ121、ミラー122、シリンドリカルレンズ123、ポリゴンミラー124、第1走査レンズ131、141、第1ミラー132、142が配置されており、これらは上部ハウジング191により保持されている。これらの光学素子を通過した光線B(C)、B(K)は、それぞれハウジング19内の開口198、199を通って、下部ハウジング192に導かれる。
図2、図4に示すように下部ハウジング192内には、第2ミラー133、143、第2走査レンズ134、144、第3ミラー135、145、分離ミラー136、146、およびSOSセンサー15が配置されており、これらは下部ハウジング192により保持されている。
下部ハウジング192に導かれた光線B(C)、B(K)は、これらの光学素子を通過した後、下部ハウジング192の下面に設けられた防塵用のウィンドウw(図2参照)を通じて、被走査面である、感光体ドラム211(C)、211(K)の表面を露光する。
また、主走査方向の上流側の端部に設けられた分離ミラー136、146に入射し、反射した光線Bは、それぞれのSOSセンサー15に導かれる。SOSセンサー15はフォトダイオードで構成され「第1光検知センサー」として機能する。SOSセンサー15は、書き出しタイミング制御に用いられる。具体的には、光線Bの入射タイミングをSOSセンサー15で検知することで、主走査ラインの書き出しタイミングを制御する。このSOSセンサー15の位置は、光軸方向において被走査面と等価な位置に配置されている。
(反射光学素子の保持点の数および位置)
図5は、反射光学素子の保持点の位置、および数を説明する模式図である。同図では第3ミラー135を例に説明するが他の反射光学素子においても同様の保持点の位置、数に設定されている。
第3ミラー135は板状の部材であり、図5に示すように光軸方向の位置決めとして、反射面とは反対側の背面側に、3つの位置決め用の保持点p1が設けられている。第3ミラー135は、板バネ等の弾性部材(後述)によりハウジング19に突出して設けられた突出部に向けて付勢されており、保持点p1において、第3ミラー135の背面がこの突出部と接触する。主走査方向の一方の端部に2個、他方の端部に1個の保持点が設けられており、合計3つの保持点p1により、第3ミラーの光軸方向の位置が決まる。
図6は、図2〜図4に示した光書込装置10の各光学素子を光軸方向に展開して示した模式図である。また同図では、各反射光学素子の保持点p1の数と位置を図5と同様に丸で模式的に示している。
図6に示すようにポリゴンミラー124の後の各光学素子、およびこれを保持するハウジング19は(後述する保持点の数、配置を除いて)、ポリゴンミラー124の軸x1を含んで走査線に平行な面(YZ平面)に面対称となるように構成されている。また、第1の走査光学系13と第2の走査光学系14では、光線Bの走査方向は逆であり、同図において第1の走査光学系13では上側が書き出し側であり、下側が書き終わり側であるのに対して、第2の走査光学系14ではその逆である。
また、第1の実施形態においては、図6等から理解出来るように下記(i)〜(iii)の構成を備えている。
(i)第1の走査光学系13、および第2の走査光学系14において、両端で保持する全ての反射光学素子は、書き出し側と書き終わり側で、保持点の数が異なっている。具体的には図5で示したように主走査方向の一方の端部に2つの保持点を設けており、他方の端部に1つの保持点を設けている。
(ii)光軸方向において、ポリゴンミラー124で反射した後から、分離ミラー136、146の前までに配置された反射光学素子、すなわち第1の走査光学系13のミラー132、133、および第2の走査光学系14のミラー142、143において、書き出し側と書き終わり側で保持点の数が同じである。すなわち、書き出し側の保持点の数はともに1個であり、書き終わり側の保持点の数はともに2個に設定している。このように、ポリゴンミラー124での後から、分離ミラー136、146の前までに配置された反射光学素子および保持点は、ポリゴンミラー124の軸x1に対して点対称に配置されている。
(iii)また、分離ミラー136、146の後から被走査面までに配置された反射光学素子、すなわち第1の走査光学系13の第3ミラー135、および第2の走査光学系14の第3ミラー145において、第3ミラー135の書き出し側と、第3ミラー145の書き終わり側の保持点の数は同じ1個であり、かつ、第3ミラー135の書き終わり側と、第3ミラー145の書き出し側の保持点の数を同じ2個に設定している。すなわち、分離ミラー136、146の後から被走査面までに配置された反射光学素子および保持点は、ポリゴンミラー124の軸x1を含んで走査線に平行な面に対して、面対称で配置されている。
(効果)
以下、第1の実施形態の効果について図7を参照し、説明する。図7は、第1の実施形態の効果を説明するための模式図であり、図7(a)、図7(b)は比較例であり、図7(c)は第1の実施形態に係る実施例である。これらの図では、熱変形(熱膨張)または振動により走査の始点または終点が振動する様子を示している。各図においては、例えばC、K用の光書込装置では、上の2本の線がCの走査ラインの振動を示し、下の2本の線がKの走査ラインの振動を示す。図7(a)では比較例として、第1、第2の走査光学系13、14の全ての反射光学素子、およびその保持点を、ポリゴンミラー124の軸x1を含んで走査線に平行な面に対して面対称で配置した場合の1つの光書込装置における各色(C、K(またはY、M))の主走査ラインのプロファイルを模式図に示している。図7(b)では比較例として、第1、第2の走査光学系13、14の全ての反射光学素子、およびその保持点を、ポリゴンミラー124の軸x1に対して点対称で配置した場合の1つの光書込装置の各色の主走査ラインのプロファイルを模式図に示している。図7(c)では、第1の実施形態の配置、すなわち第1、第2の走査光学系13、14の反射光学素子、およびその保持点を上述の構成(i)〜(iii)で配置した場合の1つの光書込装置10の各色の主走査ラインのプロファイルを模式図に示している。
図7(a)の比較例に示すように、面対称で配置した場合にはSOSセンサー15への光線の入射タイミングがずれてしまい、各色のタイミングがずれる。具体的には、図7(a)に示すように熱変形、振動によりねじれた場合に、例えば第2の走査光学系14の方がねじれの影響が大きく、光線のSOSセンサー15への入射タイミングがずれることにより、先端タイミングの調整が精度よく行えずにずれてしまう。これにより、色間での主走査方向の位置ずれが生じ、ジッタ補正が正しくできないという問題が生じる。
また、図7(b)の比較例に示すように点対称で配置した場合には以下の問題がある。この比較例では、熱変形、振動によりねじれることで、主走査ラインのスキュー(傾斜)やボウ(副走査方向に弓なりに湾曲したり、凹凸になったりする現象)が大きくなった場合に、各色の主走査ラインの各主走査方向位置における副走査方向のずれのプロファイルが揃わない。例えば図7(b)に示すように、第1の走査光学系13(Y、C)と第2の走査光学系14(M、K)の主走査ラインのプロファイルが揃わないためにピッチムラの出方が2色(YとM、またはCとK)では逆になる。このために、色毎の副走査方向のレジスト調整がうまくいかず、ピッチムラが認識しやすくなるという問題が生じる。
一方で、図7(c)に示すように、実施例においては上述の構成(ii)のようにポリゴンミラー124よりも後で、かつ分離ミラー136、146よりも前の反射光学素子の保持点を、ポリゴンミラー124の軸x1に対して点対称で配置する。この構成により、SOSセンサー15への入射タイミングのずれを生じさせずに、高精度でジッタ補正を行える。また、さらに構成(iii)のように、分離ミラー136、146よりも前の反射光学素子の保持点を、ポリゴンミラー124の軸x1に対して面対称で配置することにより、主走査ラインのプロファイルを揃えることができ、ピッチムラの悪化を抑制できる。すなわち、本実施形態においては、高精度のジッタ補正およびピッチムラの抑制を両立可能となる。
(他の効果)
また、図2に示すように、分離ミラー136、146の直前に配置された透過光学素子と、分離ミラー136、146の後の反射光学素子との間、すなわち、第2走査レンズ134と第3ミラー135、および第2走査レンズ144と第3ミラー145との間において、2つの光線Bの軌跡が交差領域c1で交差している。このように光線Bの軌跡を交差させることで、光書込装置10のサイズを小さくしても、第2走査レンズ134から第3ミラー135までの距離を確保できる。また第3ミラー135を被走査面である感光体ドラム211に近づけることで、第3ミラー135の振動による影響を抑制することができる。
さらに、図2に示すように、第1の走査光学系13と第2の走査光学系14との比較では、分離ミラーの後の反射光学素子への光線Bの入射角がより鈍角に設定されているのは、第2の走査光学系14である。すなわち、第3ミラー135よりも第3ミラー145の方が、光線Bの入射角が鈍角に設定されている。そして、図6に示すように、第2の走査光学系14の方では、各反射光学素子に対する、分離ミラー146の前の書き終わり側の保持点の数と、分離ミラー146の後の書き出し側の保持点の数を異ならせている。これは入射角が鈍角なミラーの方がより高精度の位置調整が求められるからである。このように、鈍角に設定されている第3ミラー145が含まれる第2の走査光学系14の方で保持点の配置を分離ミラー146の前後で変更することにより、ねじれや振動の影響をより抑制できる。
(変形例)
図8は、変形例に係る光書込装置10を示す図である。同図では、ポリゴンミラー124で反射した後から、分離ミラー136、146の前までに配置された反射光学素子、すなわち第1の走査光学系13のミラー132、133、および第2の走査光学系14のミラー142、143において、書き出し側と書き終わり側で保持点の数を2個とし、書き終わり側の保持点の数を1個に設定している。このように書き出し側の保持点の数を2個にすることにより、SOSセンサー15側への光線のタイミングずれをより抑制することができるので、ジッタ補正をより高精度に行える。
なお、更なる変形例として、図6、または図8で示した構成に対して、分離ミラー136、146の後から被走査面までに配置された反射光学素子の保持点の数を、書き出し側と書き終わり側で入れ替えてもよい。すなわち、第3ミラー135の書き出し側と、第3ミラー145の書き終わり側の保持点の数を2個にし、第3ミラー135の書き終わり側と、第3ミラー145の書き出し側の保持点の数を1個に設定する。このような構成であっても、第1の実施形態または変形例と同様の効果を得ることができる。
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態に係る光書込装置10の各光学素子を光軸方向に展開して示した模式図である。図9に示すように第2の実施形態では、EOS(End Of Scan)センサー16を設けている。また、同図においては、第1走査レンズ131、141、および第2走査レンズ134、144についても保持点の個数を示している。なお、図9以外の対応する模式図では、透過光学素子の保持点の個数の表記については図示を省略しているが、同様の保持点の配置および個数としてもよく、これよりも多い保持点の構成としてもよい。
EOSセンサー16は、SOSセンサー15と同様の構成を備え「第2光検知センサー」として機能する。EOSセンサー16は、書き終わりタイミング制御に用いられるとともに、SOSセンサー15と協働することで、主走査方向の倍率調整にも用いられる。具体的には、分離ミラー137(および分離ミラー147)に入射し、反射した光線Bは、EOSセンサー16に導かれる。光線Bの入射タイミングをEOSセンサー16で検知することで、主走査ラインの書き終わりタイミングを調整することにより、主走査方向の倍率を調整する。光軸方向において、分離ミラー137、147は、それぞれSOSセンサー15用の分離ミラー136、146に対応する位置に配置されている。またEOSセンサー16の位置は、光軸方向において被走査面と等価な位置に配置されている。
このように、第2の実施形態においては、EOSセンサー16を設けることで、第1の実施形態と同様の効果に加えて、主走査方向の倍率調整を高精度で行える。また、分離ミラーよりも前において、反射光学素子の保持点の数を書き終わり側で2個とし、書き出し側を1個に設定している。このようにEOSセンサー16側(書き終わり側)の保持点の数を2個にすることで、EOSセンサー16へ入射する光線のずれを抑制し、主走査倍率の補正をより高精度で行える。
また、分離ミラーよりも前の各透過光学素子(走査レンズ131、141、134、144)については、両端で保持されており、それぞれ書き出し側と書き終わり側で保持点の数が異なっている(上述の構成(i)と同様)。また、第1の走査光学系13と第2の走査光学系14のそれぞれの透過光学素子で、書き出し側と書き終わり側で保持点の数が同じである(上述の構成(ii)と同様)。
このように第2の実施形態で、透過光学素子についても1点保持側の方がねじれや振動の影響を受けやすいため、反射光学素子に対する上述の構成(i)〜(iii)だけでなく、透過光学素子についても同様の構成とすることで、より高精度に、ジッタ補正を行ええる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態の光書込装置10は、第1調整機構17、および第2調整機構18を備える。図10は、第3の実施形態に係る光書込装置10を示す模式図であり、図11は、第1調整機構17の構成を示す図である。
図10に示すように、分離ミラーよりも後の反射光学素子、すなわち第3ミラー135、および第4ミラー145については、2個の保持点を設定している端部側に、第1調整機構17を設け光軸に対する角度を調整可能としている。
図11に示すように、第3ミラー135の書き終わり側の端部に設けられた第1調整機構17は、ハウジング19(下部ハウジング192)に設けられた固設ピン172を介して保持具173が取り付けられている。そして保持具173に取り付けられた調整ネジ171を回転させることで、調整ネジ171は矢印a1方向に移動する。調整ネジ171の先端171aを矢印a1方向に移動させることで、2個の保持点p1のうちの一方の保持点p1の位置が変わる。先端171aをハウジング19から突出させることで第3ミラー135は、矢印a2方向に沿って、主走査方向に沿った軸(X方向)を回転軸として角度が調整される。
なお、図11においては、調整の刻みを小さくするために調整ネジ171は、ミラー138の背面に対して斜め方向に移動するように構成しているが、調整方向に沿うように背面に対して垂直方向に移動するよう構成してもよい。また同図に示すように、第3ミラー135は、反射面側から背面側の保持点p1に対応するハウジング19の位置決め座面(突起部分、または先端171a)に向けて板バネ等の弾性部材e1により付勢される。また同様に副方向(X方向に直交する方向)においても第3ミラー135は、一方の側面側から他方の側面側に設けられたハウジング19の位置決め座面(保持点p2に対応)に向けて弾性部材e2により付勢される。
また、ポリゴンミラー124の後から分離ミラーよりも前までの透過光学素子、すなわち第2走査レンズ134、および第2走査レンズ144については、主走査方向の端部側を保持する保持点を移動させる第2調整機構18を設け、光軸方向の傾きを調整可能としている。第2調整機構18は、第1の走査光学系13および第2の走査光学系14のうち、一方の走査光学系では書き出し側に配置され、他方の走査光学系では書き終わり側に配置されている。例えば図10に示すように、第2調整機構18は、第1の走査光学系13では、第2走査レンズ134の書き終わり側に、第2の走査光学系14では、第2走査レンズ144の書き出し側に配置されている。より具体的には、第2走査レンズ134、144も同様の構成により3個の保持点に向けて弾性部材により付勢されることで、位置決めされており、副方向の端部の保持点に対応する位置決め座面を第2調整機構18により移動させることで、第2走査レンズ134、144は、光軸を中心としてYZ平面内で回転する。これにより光軸方向の傾き調整(スキュー)がなされる。
なお、第3の実施形態においては、第2調整機構18を、第2走査レンズ134、144に配置した例を示したが、これに替えて、またはこれとともに第1走査レンズ131、141に配置してもよい。
このように第3の実施形態においては、第1調整機構17により分離ミラーよりも後の反射光学素子の角度調整を行える。このようにすることで、SOSセンサー15、または、SOSセンサー15およびEOSセンサー16に入射する光線Bに影響を与えずに、副走査方向のレジスト調整が可能となる。
また、第3の実施形態では、第2調整機構18を、第1、第2の走査光学系13、14のうち、一方の走査光学系では書き出し側に配置し、他方の走査光学系では書き終わり側に配置している。このようにすることで、画像上での主走査方向における調整側を揃えることができ、第1、第2の走査光学系13、14の各色のレジスト位置を揃え易くなる。すなわち高精度でレジスト調整が可能となり、色ズレが視認しにくくなる。
(透過光学素子のパワー)
図12は、第1の走査光学系13における各光学素子による光線の副走査方向の屈折状態を示す模式図である。同図では、第1の走査光学系13を例にするが、第2の走査光学系14においても同様の構成である。
図12に示すように、第1の走査光学系13のポリゴンミラー124の後から分離ミラー136の前までの光学素子(反射光学素子、透過光学素子)において、分離ミラー136の直前に配置した透過光学素子、すなわち第2走査レンズ134の副走査方向のパワーを最も大きく設定している。このようにすることで、第2走査レンズ134よりも前のミラー132、133の振動によるピッチムラの影響を抑制することが可能となる。また、ミラー135については、上述のように、2つの光線Bの軌跡が交差領域c1(図2参照)で交差するような構成とすることで、ミラー135を被走査面である感光体ドラム211に近づけることで、このミラー135の振動による影響を抑制している。
(他の変形例)
以上に説明した光書込装置、およびこれを備えた画像形成装置の構成は、上記の実施形態の特徴を説明するにあたって主要構成を説明したのであって、上記の構成に限られず、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。また、一般的な光書込装置、または画像形成装置が備える構成を排除するものではない。
例えば、図6等で示した実施形態では、反射光学素子の保持点として一方の端部に2点、他方の端部に1点を設けた例を示したが、これに限られず、これよりも多い保持点で保持するようにしてもよい。また、図1では、2つの光書込装置を設けた例を示したが、1つの書込装置に4つの光源部を設けて、4色分の感光体ドラムの露光を行うようにしてもよい。さらに、第3の実施形態では、第2調整機構18をそれぞれの走査光学系に対して1つずつ設けた例を示したが、複数設けるようにしてもよい。また、図1では、中間転写ベルト方式の画像形成装置の例を示したが、各感光体ドラムから、転写ベルトにより搬送された用紙上に直接転写する転写ベルト方式の画像形成装置を用いてもよい。
1 画像形成装置
10 光書込装置
20 画像形成部
21 作像ユニット
211 感光体ドラム
212 帯電極
213 現像器
214 クリーニング部
22 中間転写ベルト
23 1次転写ローラー
24 2次転写ローラー
11a、11b 光源部
121 コリメータレンズ
122 ミラー
123 シリンドリカルレンズ
124 ポリゴンミラー
13 第1の走査光学系
14 第2の走査光学系
131、141 第1走査レンズ
132、142 第1ミラー
133、143 第2ミラー
134、144 第2走査レンズ
135、145 第3ミラー
136、146 分離ミラー
137、147 分離ミラー
15 SOSセンサー
16 EOSセンサー
17 第1調整機構
18 第2調整機構
19 ハウジング

Claims (11)

  1. それぞれ1つ以上の光源を有する第1、第2の光源部と、
    前記第1、第2の光源部それぞれから出射された光線を偏向する単一のポリゴンミラーと、
    光線を反射する1つ以上の反射光学素子および光線を透過する1つ以上の透過光学素子を有し、前記第1の光源部から出射し、前記ポリゴンミラーで偏向された光線を被走査面に結像する第1の走査光学系と、
    光線を反射する1つ以上の反射光学素子および光線を透過する1つ以上の透過光学素子を有し、前記第2の光源部から出射し、前記ポリゴンミラーで偏向された光線を被走査面に結像する第2の走査光学系と、
    前記第1、第2の光源部から出射する光線のそれぞれに対応して設けられた、書き出しタイミング制御用の複数の第1光検知センサーと、
    を備える光書込装置であって、
    前記第1、第2の光源部、前記第1、第2の走査光学系、およびこれらを保持するハウジングが、前記ポリゴンミラーの回転軸を含んで走査線に平行な面に対して面対称で構成され、
    前記第1、第2の走査光学系において、主走査方向の両端側で保持された前記反射光学素子は、光線の走査の書き出し側と書き終わり側で、位置決め用の保持点の数が異なっており、
    光軸方向において、前記ポリゴンミラーの後から前記第1光検知センサーへの分離ミラーの前までに配置された、前記第1、第2の走査光学系の前記反射光学素子において、走査の書き出し側および書き終わり側それぞれで前記保持点の数が同じであり、
    前記分離ミラーの後から前記被走査面までに配置された、前記反射光学素子において、前記第1の走査光学系の書き出し側と前記第2の走査光学系の書き終わり側の前記保持点の数が同じであり、かつ、前記第1の走査光学系の書き終わり側と前記第2の走査光学系の書き出し側の前記保持点の数が同じに設定されている、光書込装置。
  2. 前記保持点は、前記反射光学素子の光軸方向の位置決め用の保持点であり、主走査方向の一方の端部に2個、他方の端部に1個の前記保持点が設けられている、請求項1に記載の光書込装置。
  3. 第1調整機構をさらに備え、
    前記第1調整機構によって、前記分離ミラーの後から前記被走査面までに配置された前記反射光学素子は、2個の前記保持点が設定されている前記一方の端部側で、主走査方向に沿った軸を回転軸とした角度調整が可能である、請求項2に記載の光書込装置。
  4. 前記第1、第2の走査光学系において、主走査方向の両端側で保持された前記透過光学素子は、書き出し側と、書き終わり側で、位置決め用の保持点の数が異なっており、
    前記ポリゴンミラーの後から前記分離ミラーの前までに配置された、前記透過光学素子において、前記第1の走査光学系と前記第2の走査光学系で、書き出し側と書き終わり側それぞれで前記保持点の数が同じである、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の光書込装置。
  5. 前記第1、第2の光源部から出射する光線のそれぞれに対応して設けられ、書き終わりタイミング制御用の複数の第2光検知センサーをさらに備える、請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の光書込装置。
  6. 前記ポリゴンミラーの後から前記分離ミラーの前までに配置された、前記反射光学素子において、書き終わり側に2個の保持点が設定されており、書き出し側に1個の保持点が設定されている、請求項5に記載の光書込装置。
  7. 第2調整機構をさらに備え、
    前記第2調整機構によって、前記第1、第2の走査光学系のそれぞれにおいて、前記ポリゴンミラーの後から前記分離ミラーの前までに配置された、少なくとも1つの前記透過光学素子は、主走査方向の端部側を保持する保持点を移動させることで、前記透過光学素子の光軸方向の傾き調整が可能であり、
    前記第2調整機構は、前記第1、第2の走査光学系のうち、一方の走査光学系では書き出し側に配置され、他方の走査光学系では書き終わり側に配置されている、請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の光書込装置。
  8. 前記ポリゴンミラーの後から前記分離ミラーの前までに配置された、複数の前記透過光学素子において、前記分離ミラーの直前に配置された前記透過光学素子の副走査方向のパワーが最も大きく設定されている、請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の光書込装置。
  9. 前記分離ミラーの直前に配置された前記透過光学素子から、前記分離ミラーの後の前記反射光学素子までの間において、前記第1の光源から出射する光線の軌跡と、前記第2の光源から出射する光線の軌跡が交差する、請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の光書込装置。
  10. 前記第1、第2の走査光学系のうち、前記分離ミラーの後の前記反射光学素子への光線の入射角がより鈍角に設定されている一方の走査光学系において、
    前記分離ミラーの前の前記反射光学素子の書き終わり側の保持点の数と、前記分離ミラーの後の前記反射光学素子の書き出し側の保持点の数を異ならせている、請求項1から請求項9のいずれか1つに記載の光書込装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1つに記載の光書込装置と、
    前記光書込装置からの光線により露光される感光体を有する画像形成部と、を備える画像形成装置。
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