JP6932979B2 - 工作機械システム - Google Patents
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Description
以下、本発明に係る工作機械システムの各実施形態について、図面を参照しながら説明する。まず、第一実施形態では、本発明を適用した工作機械システムの一例である研削盤1について、図1から図4を参照しながら説明する。
図1に示すように、工作機械システムは、円筒状の工作物Wを回転させながら研削加工を行う1台のテーブルトラバース型の研削盤1から構成される。工作機械システムとしての研削盤1は、ベッド2と、テーブル10と、工作物支持装置としての主軸台20と、心押台30と、砥石台40と、工具としての砥石車50と、ツルア60と、クーラント供給装置70と、定寸装置80と、エア供給装置90と、センサ100と、を備える。
次に、図2及び図3を参照して、センサ100の構成を説明する。図2に示すように、センサ100は、本体110と、検出部120と、演算部130と、本体カバー140と、第一エア放出部150と、エア流路160と、第二エア放出部170と、風切板180と、を備える。なお、演算部130は、センサ100の内部に配置してもよく、センサ100の外部に配置し、ケーブル等により本体110に接続してもよい。
次に、図4を参照して、第二実施形態における研削盤201について説明する。第一実施形態では、検出部120が本体110の外周面に固定される場合について説明したが、第二実施形態では、検出部120が本体110の先端面に固定される。なお、上記した各実施形態と同一の部品には同一の符号を付し、その説明を省略する。
次に、図5及び図6を参照して、第三実施形態について説明する。第一実施形態及び第二実施形態では、工作機械システムの一例である研削盤1,201に本発明を適用した場合について説明した。これに対し、第三実施形態では、マシニングセンタ401に本発明を適用した場合について説明する。
図5に示すように、工作機械システムとしてのマシニングセンタ401は、相互に直交する3つの直線軸(X軸、Y軸及びZ軸)と2つの回転軸(A軸及びC軸)とを駆動軸として有する5軸マシニングセンタである。なお、本実施形態では、マシニングセンタ401が、切削加工により工作物Wに歯車を形成する歯車加工装置である場合を例に挙げて説明するが、歯車加工装置以外のマシニングセンタに本発明を適用することも可能である。
図6に示すように、工作物Wに形成された歯車の歯の表面粗さをセンサ100によって検出する場合、マシニングセンタ401は、表面粗さを検出しようとする一部位に検出部120を向ける。そして、マシニングセンタ401は、表面粗さを検出しようとする部位と検出部120との間隔を維持しながら、歯の形状に沿ってセンサ100を変位させる。これにより、マシニングセンタ401は、歯車の歯面の表面粗さを効率よく検出することができる。
以上、上記各実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記各形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変形改良が可能であることは容易に推察できるものである。
以上説明したように、工作機械システムとしての研削盤1,201及びマシニングセンタ401は、工作物Wを回転可能に支持する工作物支持装置としての主軸台20又はターンテーブル470と、工作物Wを加工する工具としての砥石車50又は加工用工具441と、工作物Wの表面粗さを検出するセンサ100,300と、を備え、センサ100,300は、棒状に形成された本体110と、本体110の先端側に固定され、工作物Wの表面粗さを非接触で検出可能な検出部120と、検出部120と工作物Wとの間に形成される検出領域Aへ向けて、供給源としてのエア供給装置90から供給されたエアを放出する第一エア放出部150と、を備える。
Claims (8)
- 工作物を回転可能に支持する工作物支持装置と、
前記工作物を加工する工具と、
前記工作物の表面粗さを検出するセンサと、
を備え、
前記センサは、
棒状に形成された本体と、
前記本体の先端側に固定され、前記工作物との間の検出領域を介して前記工作物の表面粗さを非接触で検出可能な検出部と、
前記検出部の周囲に形成された複数の流出口を備え、供給源から供給されたエアを、前記複数の流出口のそれぞれから前記工作物に向けて、且つ、前記検出領域から離れる方向へ向けて放出する第一エア放出部と、
を備え、
前記複数の流出口のそれぞれから放出されたエアは、前記工作物の表面において前記検出領域から離れる方向へ流通する、工作機械システム。 - 前記複数の流出口は、前記検出部から見て外周側へ広がる放射状に形成される、請求項1に記載の工作機械システム。
- 前記センサは、前記本体の少なくとも一部を被覆する本体カバーと、
前記本体カバーに形成され、前記検出部に対向する位置に配置される検出口と、
を備え、
前記第一エア放出部の前記複数の流出口は、前記検出口の周囲に形成される、請求項1又は2に記載の工作機械システム。 - 前記センサは、前記本体の外周面と前記本体カバーの内周面とにより形成され、前記供給源から供給されたエアを流入するエア流路を備え、
前記第一エア放出部は、前記エア流路に連通する、請求項3に記載の工作機械システム。 - 前記工作機械システムは、前記工作物の回転方向において、前記工具に加工される加工位置よりも下流側であって前記検出領域よりも上流側の部位へ向けてエアを放出する第二エア放出部を備える、請求項1−4の何れか一項に記載の工作機械システム。
- 前記工作機械システムは、前記検出領域と前記第二エア放出部との間を仕切る風切板を備え、
前記第二エア放出部は、前記風切板の前記工作物を向く端部よりも、前記工作物から離れた位置からエアを供給し、
前記風切板は、前記第二エア放出部から放出されたエアが前記検出領域に向けて吹き付けられることを抑制する、請求項5に記載の工作機械システム。 - 前記センサは、
基板と、
前記基板上に装着され、前記工作物に向けて発光する発光素子と、
前記基板上において前記発光素子の近傍に装着され、前記工作物からの反射光を受光可能な受光素子と、
を備え、
前記工作機械システムは、前記受光素子の受光量に基づいて表面粗さを演算する演算部を備える、請求項1−6の何れか一項に記載の工作機械システム。 - 前記工作機械システムは、
前記工作物支持装置、前記工具及び前記センサを備える複数の工作機械と、前記複数の工作機械が接続されるネットワーク上に設けられる解析装置とを備え、
前記演算部は、前記解析装置に設けられ、前記複数の工作機械における前記センサから送信された検出結果に基づいて表面粗さを演算する、請求項7に記載の工作機械システム。
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