JP2017201309A - 表面粗さ検出方法及び工作機械システム - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明に係る表面粗さ検出方法及び工作機械システムの各実施形態について、図面を参照しながら説明する。まず、第一実施形態では、本発明を適用した工作機械システムの一例である研削盤1について、図1から図5を参照しながら説明する。
図1に示すように、研削盤システムは、円筒状の工作物Wを回転させながら研削加工を行う1台のテーブルトラバース型の研削盤1である。工作機械システムとしての研削盤1は、ベッド2と、テーブル10と、工作物支持装置としての主軸台20と、心押台30と、砥石台40と、工具としての砥石車50と、ツルア60と、クーラント供給装置70と、定寸装置80と、エア供給装置90と、センサ100と、制御装置200とを備える。
次に、図2及び図3を参照して、センサ100の構成を説明する。図2に示すように、センサ100は、本体110と、検出部120と、演算部130と、本体カバー140と、第一エア放出部150と、エア流路160と、第二エア放出部170と、風切板180と、を備える。なお、演算部130は、センサ100の内部に配置してもよく、センサ100の外部に配置し、ケーブル等により本体110に接続してもよい。
次に、図4A、図4B及び図5を参照して、センサ100を用いた表面粗さ検出方法について説明する。ここでは、クランクシャフトを工作物Wとし、研削加工が終了したクランクジャーナルの表面粗さをセンサ100により検出する場合を例に挙げて説明するが、クランクシャフト以外の工作物Wの表面粗さを、センサ100を用いて検出することも可能である。なお、図4A、図4B及び図5では、センサ100のうち本体110及び検出部120のみを図示する。
次に、図6及び図7を参照して、第二実施形態について説明する。第一実施形態では、工作機械システムの一例である研削盤1に本発明を適用した場合について説明した。これに対し、第二実施形態では、マシニングセンタ201に本発明を適用した場合について説明する。
図6に示すように、工作機械システムとしてのマシニングセンタ201は、相互に直交する3つの直線軸(X軸、Y軸及びZ軸)と2つの回転軸(A軸及びC軸)とを駆動軸として有する5軸マシニングセンタである。なお、本実施形態では、マシニングセンタ201が、切削加工により工作物Wに歯車を形成する歯車加工装置である場合を例に挙げて説明するが、歯車加工装置以外のマシニングセンタに本発明を適用することも可能である。
図7に示すように、工作物Wに形成された歯車の歯の表面粗さをセンサ100によって検出する場合に、マシニングセンタ201は、表面粗さを検出しようとする一部位に検出部120を向ける。そして、マシニングセンタ201は、表面粗さを検出しようとする部位と検出部120との間隔を維持しながら、歯の形状に沿ってセンサ100を変位させる。これにより、マシニングセンタ201は、歯車の歯面の表面粗さを効率よく検出することができる。
以上、上記実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記各形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変形改良が可能であることは容易に推察できるものである。
以上、上記実施形態で説明したように、表面粗さ検出方法は、砥石車50により研削した工作物Wの表面粗さをセンサ100で検出する表面粗さ検出方法である。センサ100は、棒状に形成された長尺の本体110と、本体110の先端側に位置する側面に固定され、工作物Wの表面粗さを非接触で検出可能な検出部120と、を備える。表面粗さ検出方法は、本体110の軸まわりに検出部120を回転させることにより、工作物Wのうち向きが異なる2以上の部位の表面粗さを検出する。
Claims (6)
- 工具により加工された工作物の表面粗さをセンサで検出する表面粗さ検出方法であって、
前記センサは、
棒状に形成された長尺の本体と、
前記本体の先端側に位置する側面に固定され、前記工作物の表面粗さを非接触で検出可能な検出部と、
を備え、
前記表面粗さ検出方法は、
前記本体の軸まわりに前記検出部を回転させることにより、前記工作物のうち向きが異なる2以上の部位の表面粗さを検出する、表面粗さ検出方法。 - 前記センサによる前記工作物の表面粗さの検出は、前記工具による前記工作物の加工と並行して行われる、請求項1に記載の表面粗さの検出方法。
- 前記工作物は、クランクシャフトであり、
前記検出部は、前記クランクシャフトのクランクジャーナルの表面粗さを検出可能である、請求項1又は2に記載の表面粗さ検出方法。 - 前記表面粗さ検出方法は、前記本体の軸まわりに前記検出部を回転させることにより、前記クランクジャーナルの端面、円筒面、及び、前記端面と前記円筒面との接続部分のうち少なくとも2以上の部位の表面粗さを検出する、請求項3に記載の表面粗さ検出方法。
- 工作物を回転可能に支持する工作物支持装置と、
前記工作物を加工する工具と、
前記工作物の表面粗さを検出するセンサと、
前記砥石車及び前記センサに関する制御を行う制御装置と、
を備え、
前記センサは、
棒状に形成された長尺の本体と、
前記本体の先端側における外側面に固定され、非接触で前記工作物の表面粗さを検出可能な検出部と、
前記本体を軸まわりに回転させるための駆動力を付与する駆動部と、
を備える、工作機械システム。 - 前記センサは、
基板と、
前記基板上に装着され、前記工作物に向けて発光する発光素子と、
前記基板上において前記発光素子の近傍に装着され、前記工作物からの反射光を受光可能な受光素子と、
前記受光素子の受光量に基づいて表面粗さを演算部と、
を備える、請求項5に記載の工作機械システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016091860 | 2016-04-28 | ||
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017201309A true JP2017201309A (ja) | 2017-11-09 |
JP2017201309A5 JP2017201309A5 (ja) | 2020-07-27 |
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ID=60265086
Family Applications (1)
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JP2017086847A Pending JP2017201309A (ja) | 2016-04-28 | 2017-04-26 | 表面粗さ検出方法及び工作機械システム |
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JP (1) | JP2017201309A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4889489A (ja) * | 1972-02-28 | 1973-11-22 | ||
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- 2017-04-26 JP JP2017086847A patent/JP2017201309A/ja active Pending
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