JP6950262B2 - 工作機械システムのクーラント液の汚濁評価装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明に係る工作機械システムのクーラント液の汚濁評価装置を適用した実施形態について、図面を参照しながら説明する。まず、図1を参照して、本発明の第一実施形態におけるクーラント液Cの汚濁評価装置100を用いた工作機械1の概略を説明する。
図1に示すように、工作機械1は、円筒状の工作物Wを回転させながら研削加工を行うテーブルトラバース型の研削盤である。工作機械システムとしての工作機械1は、ベッド2と、テーブル10と、主軸台20と、心押台30と、砥石台40と、砥石車50と、定寸装置60と、クーラント供給装置70と、を備える。
図2に示すように、クーラント供給装置70は、タンク本体80と、汚濁評価装置100とを備える。タンク本体80は、クーラント液Cを貯留するための容器である。タンク本体80に貯留されたクーラント液Cは、研削部位に供給された後、回収されてタンク本体80に戻される。
Cが流入可能なスペースが形成されている。
次に、図4を参照して、第二実施形態について説明する。第一実施形態では、発光素子124は、クーラント液Cの液中に浸漬された状態の反射部材110に向けて発光し、第一受光素子125及び第二受光素子126が、反射部材110及びクーラント液Cからの反射光を受光する場合について説明した。これに対し、第二実施形態では、発光素子124が、クーラント液Cの液中から取り出された反射部材310に発光し、第一受光素子125及び第二受光素子126は、反射部材310及び反射部材310に付着した浮遊物Sからの反射光を受光する。なお、第二実施形態における工作機械システムとしての工作機械201は、クーラント供給装置270における汚濁評価装置300を除き、第一実施形態における工作機械1と同等の構成を有する。また、上記した実施形態と同一の部品には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4に示すように、汚濁評価装置300は、反射部材310と、センサ320と、評価部130とを備える。反射部材310は、タンク本体80に対し、クーラント液Cの液中と液外との間で移動可能に設けられ、液外に取り出した状態において、液中の浮遊物Sが付着可能に形成される。
以上、上記各実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記各形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変形改良が可能であることは容易に推察できるものである。
以上説明したように、本発明を適用した汚濁評価装置100,300は、工作機械システムとしての工作機械1,201に用いるクーラント液Cを貯留するタンク本体80に設けられる汚濁評価装置100,300であって、クーラント液Cの液中に浸漬され得る反射部材110,310と、タンク本体80に設けられ、反射部材110,310に向けて発光する発光素子124、及び、反射部材110,310からの反射光を受光する受光素子としての第一受光素子125及び第二受光素子126を有するセンサ120,320と、受光素子の受光量に基づいてクーラント液Cの汚濁度を評価する評価部130と、を備える。
Claims (4)
- 工作機械システムに用いるクーラント液の汚濁評価装置であって、
前記クーラント液を貯留するタンク本体に設けられ、前記クーラント液の液中に浸漬され得る反射部材と、
前記タンク本体に設けられ、前記反射部材に向けて発光する発光素子、及び、前記反射部材からの反射光を受光する受光素子を有するセンサと、
前記受光素子の受光量に基づいて前記クーラント液の汚濁を判定する評価部と、
を備え
前記タンク本体は、前記クーラント液の貯留領域を形成する透明窓を備え、
前記反射部材は、前記タンク本体の内部であって前記透明窓に対向する位置に設けられ、
前記センサは、前記タンク本体の前記透明窓の外側面に設けられ、
前記発光素子は、前記透明窓を介して、前記クーラント液の液中に存在する前記反射部材に向けて発光し、
前記受光素子は、前記透明窓を介して、前記反射部材からの反射光及び前記クーラント液からの反射光を受光する、工作機械システムのクーラント液の汚濁評価装置。 - 工作機械システムに用いるクーラント液の汚濁評価装置であって、
前記クーラント液を貯留するタンク本体に設けられ、前記クーラント液の液中に浸漬され得る反射部材と、
前記タンク本体に設けられ、前記反射部材に向けて発光する発光素子、及び、前記反射部材からの反射光を受光する受光素子を有するセンサと、
前記受光素子の受光量に基づいて前記クーラント液の汚濁を判定する評価部と、
を備え、
前記反射部材は、前記クーラント液の液中と前記クーラント液の液外との間で移動可能に設けられ、且つ、前記クーラント液中の浮遊物を付着可能であり、
前記発光素子は、前記クーラント液の液外に移動された前記反射部材に向けて発光し、
前記受光素子は、前記クーラント液の液外に移動された前記反射部材からの反射光及び前記反射部材に付着した浮遊物からの反射光を受光する、工作機械システムのクーラント液の汚濁評価装置。 - 前記工作機械システムは、
前記反射部材及び前記センサを備える複数の工作機械と、前記複数の工作機械が接続されるネットワーク上に設けられる解析装置と、を備え、
前記評価部は、前記解析装置に設けられ、
前記解析装置は、前記複数の工作機械における前記クーラント液の汚濁度に関するデータを蓄積し、蓄積された前記データを解析し、
前記評価部は、前記解析装置の解析結果に基づいて前記クーラント液の交換時期の予測又は加工条件の決定を行う、請求項1又は2に記載の工作機械システムのクーラント液の汚濁評価装置。 - 工作機械システムに用いるクーラント液の汚濁評価装置であって、
前記クーラント液を貯留するタンク本体に設けられ、前記クーラント液の液中に浸漬され得る反射部材と、
前記タンク本体に設けられ、前記反射部材に向けて発光する発光素子、及び、前記反射部材からの反射光を受光する受光素子を有するセンサと、
前記受光素子の受光量に基づいて前記クーラント液の汚濁を判定する評価部と、
を備え、
前記工作機械システムは、前記反射部材及び前記センサを備える複数の工作機械と、前記複数の工作機械が接続されるネットワーク上に設けられる解析装置と、を備え、
前記評価部は、前記解析装置に設けられ、
前記解析装置は、前記複数の工作機械における前記クーラント液の汚濁度に関するデータを蓄積し、蓄積された前記データを解析し、
前記評価部は、前記解析装置の解析結果に基づいて前記クーラント液の交換時期の予測又は加工条件の決定を行う、工作機械システムのクーラント液の汚濁評価装置。
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