JP6912745B1 - ダイシング装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)ワークを加工部に搬入(ロード)して治具に吸着保持するときの搬入誤差。
(2)ワークの歪に起因する分割予定ラインのずれ。分割予定ラインの部分的なずれが累積して生じる累積ずれ。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るダイシング装置を示す平面図であり、図2は、本発明の第1の実施形態に係るダイシング装置の制御系を示すブロック図である。
プリアライメント部10では、ダイシング加工の前に、プリアライメント部10においてワークWの形状の測定が行われる。プリアライメント部10は、プリアライメントステージST0、顕微鏡MS1、プリアライメントステージ駆動部12及びMS駆動部14を含んでいる。
加工部20では、ワークWの形状の測定の測定結果に基づいて、ワークWのアライメントが行われ、ブレードダイシングが行われる。加工部20は、第1ステージST1、第2ステージST2、第1ステージ駆動部22−1、第2ステージ駆動部22−2、加工駆動部26、顕微鏡MS2、MS駆動部28、第1スピンドル30−1、第2スピンドル30−2、第1ブレード32−1及び第2ブレード32−2を含んでいる。
まず、ワークWを吸着するための加工ステージST及び治具J1の構成について説明する。
図13は、本発明の第1の実施形態に係るダイシング方法を示すフローチャートである。
次に、本実施形態に係る分割予定ラインの位置の算出方法の例(形状測定ステップの一例)について説明する。以下の説明では、ワークWの表面のパターンと分割予定ライン及びクロスマークとの間に距離がある場合について説明する。
X=pX+dY・sin(dθ) …(2)
一方、2つのパターンを1視野の検査対象画像として撮像してパターンマッチングを行った場合、角度成分が不明となるため、分割予定ラインCLE1上のクロスマークCME1の座標(XE,YE)は、下記の式により表される。
XE=pX
すなわち、分割予定ラインCLE1及びクロスマークCME1はカメラを位置づけた位置により、パターンP1に対して+Y方向にdYオフセットされた位置に決定される。
(X誤差)=XE−X=−dY・sin(dθ)
上記の誤差のため、1視野の画像を用いてパターンマッチングを行った場合、高精度な加工位置計算は実現することができない。これに対して、本実施形態では、あらかじめ角度成分dθを求めることにより、分割予定ラインCL1を精度よく求めることができる。
X=pX + dY・sin(dθ) + dX・cos(dθ)
一方、2つのパターンを1視野の検査対象画像として撮像してパターンマッチングを行った場合、角度成分が不明となるため、分割予定ラインCLE1上のクロスマークCME1の座標(XE,YE)は、下記の式により表される。
XE=pX+dX
すなわち、分割予定ラインCLE1及びクロスマークCME1はカメラを位置づけた位置により、パターンP1から−Y方向にdY、−X方向にdXオフセットされた位置に決定される。
(X誤差)=XE−X=dX{1−cos(dθ)}−dY・sin(dθ)
上記の誤差のため、1視野の画像を用いてパターンマッチングを行った場合、高精度な加工位置計算は実現することができない。これに対して、本実施形態では、あらかじめ角度成分dθを求めることにより、分割予定ラインCL1を精度よく求めることができる。
第1の実施形態では、分割予定ラインCL1に沿う太さWBのラインCT1がすべて対応する治具溝G1の中に収まるようにアライメントを行った。これに対して、本実施形態では、分割予定ラインCL1に沿う太さWBのラインCT1のうちの一部のラインCT1のみが治具溝G1の中に収まるようなアライメントを繰り返すものである。
上記の各実施形態では、ダイシング装置1がワークWの形状の測定を行うプリアライメント部10を備えているが、本発明はこれに限定されず、プリアライメント部10はダイシング装置1とは別の外部装置であってもよい。
図25に示すように、外部装置70は、プリアライメントステージST3、顕微鏡MS3、プリアライメントステージ駆動部72、MS駆動部74及び制御装置76を含んでいる。
次に、ダイシング装置1−2において、ワークWの形状の測定結果のデータを用いて、ワークWのダイシング加工を行う。
Claims (8)
- ワークを吸着保持するための治具と、前記治具により吸着保持されたワークに対して分割予定ラインに沿ってダイシング加工を行って分割するためのブレードとを含む加工部と、
前記ダイシング加工を行う前に、前記ワークの形状の測定結果を取得し、前記測定結果に基づいて、前記分割予定ラインに沿う前記ブレードの刃厚に対応する太さのラインが前記治具の治具溝に収まるように、前記ワークと前記治具とのアライメントを行う制御部とを備え、
前記制御部は、前記ワークの表面において、前記分割予定ラインのクロスポイントから離れた位置に形成された少なくとも2つのパターンの検出結果から分割予定ラインの傾きを検出し、前記分割予定ラインの傾きから、前記クロスポイントの位置を算出し、前記分割予定ラインの傾き及び前記クロスポイントの位置から前記ワークの歪量を算出する、
ダイシング装置。 - 前記ワークの形状を測定するためのプリアライメント部をさらに備え、
前記制御部は、前記プリアライメント部から、前記ワークの形状の測定結果を取得する、請求項1記載のダイシング装置。 - 前記制御部は、前記ワークの形状を測定するためのプリアライメント用の外部装置から、前記ワークの形状の測定結果を取得する、請求項1記載のダイシング装置。
- 前記制御部は、前記分割予定ラインに沿う前記ブレードの刃厚に対応する太さのラインがすべて前記治具の治具溝に収まるように、前記ワークと前記治具とのアライメントを行う、請求項1から3のいずれか1項記載のダイシング装置。
- 前記制御部は、前記ワーク上に設けられた複数の分割エリアごとに、前記分割エリアに含まれる前記分割予定ラインに沿う前記ブレードの刃厚に対応する太さのラインが前記治具の治具溝に収まるように、前記ワークと前記治具とのアライメントを行う、請求項1から3のいずれか1項記載のダイシング装置。
- ワークの形状を測定する形状測定ステップと、
前記ワークの形状の測定結果を取得し、前記測定結果に基づいて、前記ワークの分割予定ラインに沿うラインであって、前記ワークのダイシング加工を行うためのブレードの刃厚に対応する太さのラインが治具の治具溝に収まるように、前記ワークと前記治具とのアライメントを行うアライメントステップと、
前記ワークを治具により吸着保持して、前記ワークに対して分割予定ラインに沿ってダイシング加工を行うステップとを含み、
前記形状測定ステップは、
前記ワークの表面において、前記分割予定ラインのクロスポイントから離れた位置に形成された少なくとも2つのパターンの検出結果から分割予定ラインの傾きを検出するステップと、
前記分割予定ラインの傾きから、前記クロスポイントの位置を算出するステップと、
前記分割予定ラインの傾き及び前記クロスポイントの位置から前記ワークの歪量を算出するステップと、
を含むダイシング方法。 - 前記形状測定ステップでは、ダイシング装置に備えられたプリアライメント部により、前記ワークの形状を測定し、
前記アライメントステップでは、前記プリアライメント部から、前記ワークの形状の測定結果を取得する、請求項6記載のダイシング方法。 - 前記形状測定ステップでは、ダイシング装置とは別のプリアライメント用の外部装置により、前記ワークの形状を測定し、
前記アライメントステップでは、前記外部装置から、前記ワークの形状の測定結果を取得する、請求項6記載のダイシング方法。
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