JP6905885B2 - 設備装置 - Google Patents

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Description

本明細書で開示する技術は、設備装置に関する。
特許文献1には、表示部と、特定の機能を実行可能な機能実行部と、制御部と、を備える設備装置が開示されている。制御部は、センター装置から発行される認証情報を記憶可能である。制御部は、認証情報を端末装置に送信する。センター装置は、端末装置から、発行済みの認証情報と一致する認証情報と、機能実行指示と、を受信する場合に、機能実行指示を設備装置の制御部に送信する。制御部は、端末装置から、センター装置を介して、機能実行指示を受信する場合に、機能実行部に特定の機能を実行させるように構成されている。設備装置が設置されている家屋の入居者は、当該入居者が所有する端末装置を利用して、設備装置を遠隔操作することができる。
特開2006−279829号公報
設備装置が設置されている家屋の入居者が変わる場合がある。この場合、当該家屋を退去した入居者(以下では、「前入居者」と呼ぶ)による設備装置の遠隔操作を不可能な状態にする必要がある。特許文献1において、センター装置は、前入居者が退去した後に、発行済みの認証情報を無効にする。これにより、前入居者による設備装置の遠隔操作が不可能な状態になる。しかしながら、新しい入居者(以下では、「新入居者」と呼ぶ)が入居した際に、センター装置において、発行済みの認証情報が未だ無効にされていない場合がある。この場合、前入居者によって、設備装置が遠隔操作されてしまう。
本明細書では、設備装置が設置されている家屋の入居者が入れ替わった後に、退去した入居者による遠隔操作を確実に無効にすることができる技術を提供する。
本明細書に開示する設備装置は、表示部と、特定の機能を実行可能な機能実行部と、メモリを備える制御部と、を備えており、前記制御部は、認証情報を前記メモリに記憶可能であり、端末装置から、前記メモリに記憶されている前記認証情報と一致する認証情報と、機能実行指示と、を受信する場合に、前記機能実行部に前記特定の機能を実行させるように構成されており、前記制御部は、停電から復帰したことを検知可能であり、前記メモリに第1の前記認証情報が記憶されている状態で、停電から復帰したことを検知する場合に、前記第1の認証情報を変更するのか否かをユーザに選択させるための選択画面を前記表示部に表示し、前記選択画面において、前記第1の認証情報を変更させることが前記ユーザによって選択される場合に、前記メモリに記憶されている前記第1の認証情報を消去し、前記第1の認証情報とは異なる第2の前記認証情報を前記メモリに記憶し、前記選択画面において、前記第1の認証情報を変更させないことが前記ユーザによって選択される場合に、前記メモリに記憶されている前記第1の認証情報を消去することなく、前記第1の認証情報の記憶を維持し、前記設備装置は、さらに、前記制御部が停電から復帰したことを検知する場合に、前記選択画面を前記表示部に表示させるのか否かを設定するための操作設定部を備えていてもよい。
設備装置が設置されている家屋の入居者が入れ替わる場合、前入居者が退去してから新入居者が入居するまでの間、設備装置への電力の供給は停止される。即ち、停電状態になる。上記の構成によると、制御部は、停電から復帰したことを検知する場合に、選択画面を表示部に表示する。そして、新入居者によって第1の認証情報を変更することが選択されると、制御部は、第1の認証情報を消去し、第2の認証情報をメモリに記憶させる。従って、制御部は、第2の認証情報をメモリに記憶させた後において、前入居者の端末装置から、第1の認証情報と、機能実行指示を受信しても、機能実行部に特定の機能を実行させない。即ち、新入居者が入居した後において、前入居者による設備装置の遠隔操作を確実に無効にすることができる。
また、入居者が入れ替わらない場合でも、設備装置への電力供給が停止される場合がある。例えば、計画停電の場合等である。このような状況において、停電から復旧する度に、表示部に選択画面が表示されると、入居者にとって煩わしい。上記の構成によると、入居者は、制御部が停電を検知した場合に、選択画面を表示部に表示させないことを選択することができる。従って、入居者が入れ替わっていない状況において、選択画面が不必要に表示されないようにすることができる。
実施例の遠隔操作システムの構成図である。 実施例に係る第1の遠隔操作設定が実行される場合(ケースA)のシーケンス図である。 実施例に係る携帯端末を利用した遠隔操作が実行される場合(ケースB)、及び、第1の停電から復帰する場合(ケースC)のシーケンス図である。 実施例に係る第2の遠隔操作設定が実行される場合(ケースD)のシーケンス図である。 実施例に係るリモコンに表示される画面の一例を示す図である。
(実施例)
図1に示すように、本実施例に係る遠隔操作システム2は、給湯システム4と、携帯端末100、200と、管理サーバ300と、を備える。
(給湯システム4の構成)
給湯システム4は、給湯装置10と、リモコン40と、を備える。給湯装置10は、タンクユニット12と、HP(ヒートポンプ)ユニット14と、ガスユニット16と、給湯制御部20と、を備える。
タンクユニット12は、給湯用の温水をタンク(図示省略)に蓄えるとともに、タンクに蓄えられた水を給湯箇所(例えば、浴槽等)に供給するための供給ユニットである。タンクには、給湯経路が接続されており、給湯経路を介して、給湯箇所に温水が供給される。
HPユニット14は、ヒートポンプ(図示省略)を駆動させることで、外気から吸熱してタンク内の水を加熱するための加熱ユニットである。ヒートポンプとタンクは、蓄熱循環経路を介して接続されている。蓄熱循環経路は、タンク内の水を、ヒートポンプとタンクとの間で循環させる。これにより、タンク内の水が、ヒートポンプにおいて加熱されて、タンクユニット12のタンクに戻される。
ガスユニット16は、バーナ(図示省略)を用いて、給湯経路を流れる水を加熱する加熱ユニットである。ガスユニット16は、タンクユニット12から給湯箇所に至る給湯経路の途中に設けられている。
給湯制御部20は、CPU22と、メモリ24と、を備える。CPU22は、メモリ24に記憶されているプログラムに従って、給湯装置10の各構成要素(タンクユニット12、HPユニット14、ガスユニット16)の動作を制御して、給湯装置10に後述する湯張り運転等を実行させることができる。
リモコン40は、給湯装置10と通信可能である。また、リモコン40は、無線LANルータ60との無線接続が確立されている状態において、無線LANルータ60を介して、インターネット8に接続可能である。リモコン40は、表示部42と、操作部44と、リモコン制御部50と、を備える。表示部42は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。操作部44は、複数のボタンを備える。例えば、操作部44は、選択ボタン44aと、確認ボタン44bと、を備える(図5参照)。ユーザは、操作部44を操作することによって、様々な指示をリモコン40に入力することができる。様々な指示とは、例えば、後述する湯張り運転を給湯装置10に実行させるための指示である。また、ユーザは、操作部44を操作することによって、現在日時Tcを設定することができる。なお、以下では、表示部42及び操作部44を総称して、「リモコン操作部」と呼ぶことがある。
リモコン制御部50は、CPU52と、メモリ54と、を備える。メモリ54には、現在日時Tcが記憶されている。また、メモリ54には、リモコン40と通信可能な給湯装置10の識別情報「XXX」が記憶されている。識別情報「XXX」は、給湯装置10に予め割り当てられている情報であり、給湯装置10に固有の情報である。識別情報は、例えば、給湯装置10の製造番号である。CPU52は、メモリ54に記憶されているプログラムに従って、認証情報を生成し、当該認証情報をメモリ54に記憶させる。認証情報は、後述する給湯アプリ116を利用して、給湯装置10を遠隔操作する際に利用される情報である。
(湯張り運転)
続いて、給湯装置10によって実行される湯張り運転について説明する。湯張り運転は、給湯箇所である浴槽に温水を供給するための運転である。CPU22は、ヒートポンプを駆動させることで、タンク内の水を加熱し、温水を浴槽に供給する。なお、CPU22は、タンクから浴槽に供給される水の温度が給湯設定温度よりも低い場合、バーナを駆動させることで、給湯設定温度に加熱された水を給湯箇所に供給する。浴槽に所定量の温水が供給されると湯張り運転は終了する。
(携帯端末100、200の構成)
携帯端末100は、携帯電話、スマートフォン等の可搬型の端末装置である。携帯端末100は、インターネット8にアクセス可能である。携帯端末100は、表示部102と、端末制御部110と、を備える。表示部102は、様々な情報を表示するためのディスプレイであり、いわゆるタッチパネル(即ち操作部)としても機能する。端末制御部110は、CPU112と、メモリ114と、を備える。CPU112は、メモリ114に記憶されているプログラムに従って、携帯端末100の動作を制御する。メモリ114には、給湯アプリ116が格納されている。給湯アプリ116は、例えば、インターネット8上のサーバ(図示省略)から携帯端末100にインストールされる。給湯アプリ116は、給湯装置10の製造元によって提供されるアプリケーションである。給湯アプリ116は、ユーザがリモコン40のリモコン操作部を操作することなく、給湯装置10に様々な指示を送信するためのアプリケーションである。即ち、給湯アプリ116は、給湯装置10を遠隔操作するためのアプリケーションである。例えば、携帯端末100のユーザは、給湯アプリ116を利用して、給湯装置10に湯張り運転を実行させるための指示(以下では、「湯張り指示」と呼ぶ)を送信することができる。携帯端末200は、携帯端末100と同様の構成を有する。なお、以下では、携帯端末100を利用するユーザを「第1のユーザ」と呼び、携帯端末200を利用するユーザを、「第2のユーザ」と呼ぶ。
(管理サーバ300の構成)
管理サーバ300は、給湯システム4の製造元によって提供されるサーバである。管理サーバ300は、サーバ制御部310を備える。サーバ制御部310は、CPU312と、メモリ314と、を備える。メモリ314には、管理テーブル316が記憶されている。管理テーブル316では、識別情報と、認証情報と、が対応付けられている。
(第1の遠隔操作設定(ケースA);図2)
続いて、図2を参照して、第1のユーザが、携帯端末100を利用して、給湯装置10を遠隔操作するための設定(以下では、「遠隔操作設定」と呼ぶ)を実行する際の処理について説明する。ケースAでは、過去に遠隔操作設定が実行された実績がない状況を想定している。このため、図2の初期状態では、管理テーブル316に、給湯装置10の識別情報「XXX」、及び、当該識別情報に対応する認証情報は記憶されていない(図2の設定前の状態)。以下では、理解のし易さを考慮して、CPU22、52、112、312によって実行される処理を説明する際に、CPUを主体として記載せずに、装置(給湯装置10、リモコン40、携帯端末100、管理サーバ300)を主体として記載する。
まず、T10において、第1のユーザは、リモコン40と無線LANルータ60との間の無線接続を確立するための無線接続操作を実行する。具体的には、第1のユーザは、WPS(Wi-Fi Protected Setupの略)を利用して、リモコン40と無線LANルータ60との間の無線接続を確立する。WPSは、無線接続を確立するための無線設定情報(例えば、SSID、パスワード等)がユーザによって入力されなくても、一対の機器の間に簡単に無線接続を確立することができる技術である。リモコン40は、無線LANルータ60との無線接続が確立されると、無線LANルータ60を介して、インターネット8にアクセス可能になる。
リモコン40は、無線LANルータ60との無線接続が確立されると、T12において、認証情報「A1」を生成し、T14において、表示部42に認証情報「A1」を表示する。これにより、第1のユーザは、認証情報「A1」を確認することができる。リモコン40は、例えば、ランダムに文字列を選択することによって認証情報「A1」を生成してもよいし、給湯システム4の識別情報「XXX」等を利用して認証情報を生成してもよい。そして、T16において、リモコン40は、無線LANルータ60を介して、給湯装置10の識別情報「XXX」を携帯端末100に送信し、T18において、認証情報「A1」をメモリ54に記憶させる。
携帯端末100は、T16において、識別情報「XXX」を受信すると、T20において、表示部102に認証情報入力画面を表示する。T22において、第1のユーザは、表示部102を操作して、リモコン40の表示部42に表示されている認証情報「A1」を認証情報入力画面に入力する。この場合、T24において、携帯端末100は、T16で受信した識別情報「XXX」、及び、T22で入力された認証情報「A1」を、管理サーバ300に送信する。そして、T26において、携帯端末100は、識別情報「XXX」及び認証情報「A1」を関連付けてメモリ114に記憶する。
管理サーバ300は、T24において、識別情報「XXX」及び認証情報「A1」を受信すると、T30において、識別情報「XXX」及び認証情報「A1」を関連付けて管理テーブル316に登録する(図2の設定後の状態)。これにより、リモコン40のメモリ54、携帯端末100のメモリ114、及び、管理サーバ300のメモリ314に、識別情報「XXX」及び認証情報「A1」が記憶されている状態になる。以上により、遠隔操作設定が完了する。
(遠隔操作(ケースB);図3)
続いて、図3を参照して、第1のユーザが、給湯アプリ116を利用して、給湯装置10に対する遠隔操作を実行する処理について説明する。図3の初期状態は、図2の後の状態、即ち、遠隔操作設定が完了している状態である。本ケースでは、第1のユーザが外出している状況を想定している。
T100において、第1のユーザは、携帯端末100を操作して、給湯アプリ116を起動させ、湯張り実行操作を実行する。湯張り実行操作は、給湯装置10に湯張り運転を実行させるための操作である。
T102において、携帯端末100は、湯張り指示、識別情報「XXX」、及び、認証情報「A1」を管理サーバ300に送信する。湯張り指示は、給湯装置10に湯張り運転を実行させるための指示である。
管理サーバ300は、T102で受信した識別情報「XXX」及び認証情報「A1」が、管理テーブル316に記憶されている識別情報「XXX」及び認証情報「A1」に一致すると判断し、T110において、湯張り指示の給湯システム4(詳細には、リモコン40)への送信を許可する。そして、T112において、管理サーバ300は、湯張り指示、識別情報「XXX」、及び、認証情報「A1」を、無線LANルータ60を介して、リモコン40に送信する。なお、管理サーバ300は、受信した識別情報及び認証情報が、管理テーブル316に記憶されている識別情報及び認証情報のいずれの組み合わせにも一致しない場合、湯張り指示のリモコン40への送信を許可しない。
リモコン40は、T112で受信した識別情報「XXX」及び認証情報「A1」が、メモリ54に記憶されている識別情報「XXX」、及び、認証情報「A1」に一致すると判断し、T114において、湯張り指示を給湯装置10に送信する。
給湯装置10は、T114で湯張り指示を受信することに応じて、T120において、湯張り運転を実行する。これにより、第1のユーザは、第1のユーザが外出している状況でも、給湯装置10に湯張り運転を実行させることができる。
(第1の停電発生時のシーケンス(ケースC);図3)
続いて、図3を参照して、第1の停電が発生した後に実行される処理について説明する。第1の停電とは、例えば、計画停電であり、給湯システム4が電気的に接続されているブレーカ(図示省略)がON状態にも関わらず、給湯システム4への電力の供給が停止されている状態である。ケースCの初期状態は、第1の停電が発生していることを除いて、ケースBの初期状態と同様である。
停電復旧時刻Trにおいて、第1の停電が復旧する。この場合、給湯システム4への電力の供給が再開され、給湯装置10及びリモコン40の電源がONする。停電が発生していた時間が所定時間(例えば、5分)よりも長い場合、リモコン40に設定されている現在日時Tcは、初期設定日時(例えば、「2000年1月1日00時00分」)に戻る。本ケースでは、停電が2時間程度継続していた状況を想定している。このため、第1の停電が復旧した後において、現在日時Tcは、初期設定日時に戻っている。
T200において、リモコン40は、停電から復帰したことを検知する。具体的には、リモコン40は、リモコン40に設定されている現在日時Tcが初期設定日時であるため、停電から復帰したと判断する。
リモコン40は、停電から復帰したと判断し、かつ、認証情報「A1」がメモリ54に記憶されている場合に、T210において、確認画面S1(図5(a)参照)を表示部42に表示する。確認画面S1には、例えば、「新入居で入居者が変わる場合は、給湯アプリを利用するのに必要な認証情報を変更します。」というメッセージが表示される。第1のユーザは、確認画面S1に表示されているメッセージを確認すると、T212において、確認ボタン44bを操作する。
リモコン40は、第1のユーザによって確認ボタン44bが操作されることに応じて、T220において、選択画面S2(図5(b)参照)を表示部42に表示する。選択画面S2には、入居者が変わったのか否かを選択するためのボタン(「はい」、及び、「いいえ」)が表示される。本ケースの場合、停電の前後で、入居者は変わっていない。このため、T222において、第1のユーザは、リモコン操作部を操作して、「いいえ」を選択する。
リモコン40は、第1のユーザによって「いいえ」が選択されると、T230において、通常画面(図示省略)を表示部42に表示する。通常画面は、例えば、湯張り指示を給湯装置10に送信させる指示を入力することが可能な画面である。なお、第1のユーザは、リモコン操作部を操作することで、リモコン40が停電から復帰したことを検知した場合であっても、確認画面S1、及び、選択画面S2を表示部42に表示させないように、事前に設定しておくことができる。この場合、リモコン40は、停電から復帰したことを検知する場合に、確認画面S1、及び、選択画面S2を表示部42に表示することなく、通常画面を表示部42に表示する。
(第2の遠隔操作設定シーケンス(ケースD);図4)
続いて、図4を参照して、第2のユーザが、携帯端末200を利用して、遠隔操作設定を実行する際の処理について説明する。ケースDは、第1のユーザが退去した後に、第2のユーザが入居した状況を想定している。このため、図4の初期状態では、管理テーブル316に、給湯装置10の識別情報「XXX」、及び、当該識別情報に対応する認証情報「A1」が記憶されている(図4の設定前の状態)。また、リモコン40のメモリ54には、認証情報「A1」が記憶されている。また、図4の初期状態では、給湯システム4が電気的に接続されているブレーカがOFF状態に設定されており、給湯システム4への電力の供給が停止されている。即ち、給湯システム4は、停電状態である。また、第1のユーザによって設置されていた無線LANルータとは異なる無線LANルータ60が第2のユーザによって設置されている。
T300において、第2のユーザは、ブレーカをOFF状態からON状態に変更する。これにより、給湯システム4に電力が供給され、給湯装置10及びリモコン40の電源がONする。入居者が第1のユーザから第2のユーザに変わる状況において、給湯システム4への電力の供給が停止されていた時間は、所定時間よりも長い。従って、リモコン40に設定されている現在日時Tcは、初期設定日時に戻っている。
T302は、図3のT200と同様である。また、T310〜T320は、図3のT210〜T220と同様である。選択画面S2が表示されると、T322において、第2のユーザは、リモコン操作部を操作して、「はい」を選択する。
リモコン40は、第2のユーザによって「はい」が選択されると、T324において、メモリ54に記憶されている認証情報を変更する。具体的には、リモコン40は、認証情報「A1」をメモリ54から消去し、新たな認証情報「A2」をメモリ54に記憶させる。そして、T330において、リモコン40は、変更完了画面S3(図5(c)参照)を表示部42に表示する。変更完了画面S3には、認証情報の変更が完了したことを示すメッセージ、及び、無線LANルータ60との無線接続の確立を促すメッセージが表示される。T332において、第2のユーザによって確認ボタン44bが操作されると、T334において、リモコン40は、通常画面を表示部42に表示する。これにより、リモコン40は、第1のユーザが所有する携帯端末100から、管理サーバ300及び無線LANルータ60を介して、識別情報「XXX」、認証情報「A1」、及び、湯張り指示を受信しても、給湯装置10に湯張り指示を送信しない。即ち、この時点において、第1のユーザによる給湯装置10の遠隔操作が無効化される。なお、リモコン40は、画面S1〜S3が表示部42に表示されている状態において、給湯装置10に湯張り指示を送信するための操作等の通常操作がユーザによって実行されても、当該操作を受け付けない。即ち、画面S1〜S3が表示部42に表示されている場合、画面S1〜S3に対する操作が優先される。
T340、T344、T346、T350〜T360は、認証情報「A1」の代わりに認証情報「A2」が利用される点を除いて、図2のT10、T14、T16、T20〜T30と同様である。以上により、遠隔操作設定が完了する。従って、第2のユーザは、携帯端末200を利用して、給湯装置10を遠隔操作することができる。
上述のように、給湯システム4が設置されている家屋に入居している入居者が、第1のユーザから第2のユーザに変わる場合がある。第1のユーザによって、遠隔操作設定が実行された実績がある場合、第1のユーザが所有する携帯端末100を利用した給湯装置10の遠隔操作を無効化する必要がある。上記の構成によると、リモコン40は、停電から復帰したことを検知する場合に、選択画面S2(図5(b)参照)を表示部42に表示する(図4のT320)。そして、新入居者である第2のユーザによって認証情報「A1」を変更すること(図5(b)の「はい」)が選択されると(図4のT322)、リモコン40は、認証情報「A1」を消去し、認証情報「A2」をメモリ54に記憶させる(図4のT324)。従って、リモコン40は、認証情報「A2」をメモリ54に記憶させた後において、仮に、第1のユーザが所有する携帯端末100から、認証情報「A1」と、湯張り指示を受信しても、給湯装置10に湯張り指示を送信しない。即ち、給湯装置10は湯張り運転を実行しない。従って、第2のユーザが入居した後において、第1のユーザによる給湯装置10の遠隔操作を確実に無効にすることができる。
また、リモコン40は、停電から復帰したことを検知する場合に、選択画面S2を表示部42に表示させるのか否かを設定するためのリモコン操作部を備えている。例えば、第1の停電のように、入居者が入れ替わらない場合でも、給湯システム4への電力供給が停止される場合がある。このような状況において、表示部42に選択画面S2が表示されると、入居者にとって煩わしい。上記の構成によると、入居者が入れ替わっていない状態で、リモコン40が停電を検知した場合に、選択画面S2を表示部42に表示させないことを選択することができる。即ち、選択画面S2を不必要に表示させないようにすることができる。
(対応関係)
給湯システム4が、「設備装置」の一例である。給湯制御部20及びリモコン制御部50が、「制御部」の一例である。湯張り運転が、「特定の機能」の一例である。メモリ54が、「メモリ」の一例である。タンクユニット12、HPユニット14、及び、ガスユニット16が、「機能実行部」の一例である。認証情報「A1」、認証情報「A2」が、それぞれ、「第1の認証情報」、「第2の認証情報」の一例である。表示部42が、「表示部」の一例である。リモコン操作部が、「操作設定部」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
「設備装置」は、給湯システム4に限定されない。例えば、家屋に設置される暖房機器、調理機器等であってもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :遠隔操作システム
4 :給湯システム
8 :インターネット
10 :給湯装置
12 :タンクユニット
14 :HPユニット
16 :ガスユニット
20 :給湯制御部
22 :CPU
24 :メモリ
40 :リモコン
42 :表示部
44 :操作部
44a :選択ボタン
44b :確認ボタン
50 :リモコン制御部
52 :CPU
54 :メモリ
60 :無線LANルータ
100 :携帯端末
102 :表示部
110 :端末制御部
112 :CPU
114 :メモリ
116 :給湯アプリ
200 :携帯端末
300 :管理サーバ
310 :サーバ制御部
312 :CPU
314 :メモリ
316 :管理テーブル

Claims (1)

  1. 設備装置であって、
    表示部と、
    特定の機能を実行可能な機能実行部と、
    メモリを備える制御部と、を備えており、
    前記制御部は、
    認証情報を前記メモリに記憶可能であり、
    端末装置から、前記メモリに記憶されている前記認証情報と一致する認証情報と、機能実行指示と、を受信する場合に、前記機能実行部に前記特定の機能を実行させるように構成されており、
    前記制御部は、
    停電から復帰したことを検知可能であり、
    前記メモリに第1の前記認証情報が記憶されている状態で、停電から復帰したことを検知する場合に、前記第1の認証情報を変更するのか否かをユーザに選択させるための選択画面を前記表示部に表示し、
    前記選択画面において、前記第1の認証情報を変更させることが前記ユーザによって選択される場合に、前記メモリに記憶されている前記第1の認証情報を消去し、前記第1の認証情報とは異なる第2の前記認証情報を前記メモリに記憶し、
    前記選択画面において、前記第1の認証情報を変更させないことが前記ユーザによって選択される場合に、前記メモリに記憶されている前記第1の認証情報を消去することなく、前記第1の認証情報の記憶を維持し、
    前記設備装置は、さらに、
    前記制御部が停電から復帰したことを検知する場合に、前記選択画面を前記表示部に表示させるのか否かを設定するための操作設定部を備えている、
    設備装置。
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