JP7352899B2 - 制御システム、制御方法、プログラム - Google Patents

制御システム、制御方法、プログラム Download PDF

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Description

本開示は、制御技術に関し、特に情報の出力を制御する制御システム、制御方法、プログラムに関する。
住宅等の施設に設置された照明機器、空調機器等の機器を制御装置に接続すると、制御装置からこれらの機器が制御可能になる。また、施設に設置されたスマートメータを制御装置に接続すると、制御装置において消費電量等の情報を管理可能になるとともに、その情報が機器の制御に反映される(例えば、非特許文献1参照)。
[online]、インターネット<URL:https://sumai.panasonic.jp/aiseg/ability.html>
施設の外から機器を制御可能であれば、ユーザの利便性はさらに向上する。これを実現するために、制御装置をサーバに接続させ、スマートフォン等の情報端末をサーバにアクセスさせる。サーバは、制御装置に接続可能な情報端末に関する情報を登録し、情報端末に制御装置への接続を許可したり、拒否したりする。このような構成において施設の居住者が変わった場合、サーバに登録される情報も変更されるべきである。サーバに登録される情報を変更するための処理の簡易化が求められる。
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、既に登録されている情報に対する制御を容易にする技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示のある態様の制御システムは、機器を利用可能なユーザを識別するためのユーザIDを登録する登録部と、登録部において登録したユーザIDに対応づけられた情報端末から、機器を識別するための機器IDを取得する取得部と、取得部において取得した機器IDに紐づけられ、かつ登録部がユーザIDを登録したタイミング以前から保有する情報が存在する場合に、ユーザIDに対応づけられた情報端末に情報を表示させる表示制御部と、を備える。
本開示の別の態様は、制御方法である。この方法は、コンピュータが、機器を利用可能なユーザを識別するためのユーザIDを登録するステップと、コンピュータが、登録したユーザIDに対応づけられた情報端末から、機器を識別するための機器IDを取得するステップと、コンピュータが、取得した機器IDに紐づけられ、かつユーザIDを登録したタイミング以前から保有する情報が存在する場合に、ユーザIDに対応づけられた情報端末に情報を表示させるステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、またはコンピュータプログラムを記録した記録媒体などの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
本開示によれば、既に登録されている情報に対する制御を容易にできる。
本実施例に係る制御システムの構成を示す図である。 図2(a)-(c)は、図1の制御装置、情報端末、サーバの構成を示す図である。 図3(a)-(b)は、図1の制御システムにおいて記憶される情報のデータ構造を示す図である。 図4(a)-(j)は、図2(b)の表示部に表示される画面を示す図である。 図1の制御システムによる処理手順を示すフローチャートである。
本開示の実施例を具体的に説明する前に、本実施例の概要を説明する。実施例は、戸建て住宅、マンション、アパート等の施設において、照明装置、エアーコンディショナ(以下、「エアコン」ということもある)の動作を制御するとともに、施設において消費される電力を管理する制御システムに関する。このような制御システムの利便性を向上するために、スマートフォン等の情報端末によりユーザが施設の外から機器を制御可能であることが求められる。施設の外から機器を制御可能とするために、ネットワークを介して制御装置、サーバ、情報端末が接続され、サーバは、制御装置に接続可能な情報端末に関する情報を登録する。情報端末は、機器を制御する際にサーバにアクセスし、サーバは、登録した情報をもとに情報端末に制御装置への接続を許可したり、拒否したりする。接続が許可された場合、情報端末は、制御装置に接続することによって機器を制御する。このような制御システムによって提供されるサービスは、例えば、スマートHEMS(Home Energy Management System)サービスと呼ばれる。
施設の居住者が変わった場合、サーバに登録される情報も変更されるべきなので、変更の処理の簡易化が求められる。具体的には、登録した情報の削除機能を、モニタを有さない制御装置のユーザでもできるようにするために、入退去の際に、情報削除機能を情報端末から実行することが求められる。また、第3者の情報端末からの操作を防ぐため、つまり退去者がサービスを継続利用できないようにするために、サーバに情報を登録するときに既に登録されている情報端末の状態を確認することが求められる。特に、新たな登録完了後に情報の削除を実行した場合、再度の登録が発生するので、登録完了前に確認できることが求められる。ここで、情報端末の状態の確認は、既に登録されている情報端末の一覧の表示によりなされればよい。さらに、一覧の表示において、制御情報のモニタにおいて表示される情報と合わせるために、ニックネームと機種名を表示することが求められる。登録した情報端末を一覧の表示から削除することが求められる。
図1は、制御システム1000の構成を示す。制御システム1000は、機器200と総称される第1機器200a、第2機器200b、制御装置300、ルータ400、ネットワーク420、サーバ600、情報端末500を含む。制御システム1000に含まれる機器200の数は「2」に限定されず、情報端末500の数は「1」に限定されない。機器200、制御装置300、ルータ400は施設100内に設置される。施設100は、制御システム1000による制御の対象となる建物であり、例えば戸建て住宅である。施設100は戸建て住宅に限定されず、集合住宅の住戸でもよいし、オフィスビル、商業施設などでもよい。各機器200は、例えば、照明装置、エアーコンディショナである。各機器200は、HAN(Home Area Network)により制御装置300に接続される。
制御装置300は、例えば、HEMSコントローラとしての機能を有し、機器200の動作を制御する。制御装置300は、1つの装置であってもよいし、複数の装置の接続であってもよい。図2(a)-(c)は、制御装置300、情報端末500、サーバ600の構成を示す。図2(a)の制御装置300は、第1通信部310、制御部320、記憶部330、表示部340、操作部350、第2通信部360を含む。第1通信部310は、HANの通信機能を有し、複数の機器200のそれぞれと通信可能である。制御部320は、例えば、プロセッサおよびメモリを有するマイクロコンピュータで構成される。プロセッサが、記憶部330に記録されたプログラムを実行することにより、コンピュータシステムによって制御部320の各種の機能が実現される。
各種の機能のうちの1つが機器200の動作を制御する機能であり、制御装置300は、機器200に対する操作を受けつけるための操作画面を表示部340に表示する。操作部350は、ユーザからの操作を受付可能なユーザインターフェースであり、例えば、ボタンである。また、操作部350は、表示部340と一体化されたタッチパネルであってもよい。操作部350は、表示部340に表示した操作画面に対するユーザの指示を受けつける。操作部350は、受けつけた指示を制御部320に出力する。
制御部320は、操作部350において受けつけた指示をもとに、機器200の動作を指示するための制御コマンドを生成する。第1通信部310は、機器200に対して制御コマンドを送信する。機器200は、制御装置300からの制御コマンドを受信すると、制御コマンドに応じた動作を実行する。例えば、制御コマンドに応じて機器200は電源オンされたり、電源オフされたりする。
第1通信部310は、スマートメータ(図示せず)に接続され、施設100において消費された電力を示す電力情報を受信してもよい。制御部320は、第1通信部310において受信した電力情報をもとに制御コマンドを生成する。例えば、電力がしきい値よりも大きくなった場合に、制御部320は、エアーコンディショナにおける冷房時の設定温度を高くするような制御コマンドを生成する。第1通信部310は、機器200に対して制御コマンドを送信する。機器200は、制御装置300からの制御コマンドを受信すると、制御コマンドに応じた動作、例えば、冷房時の設定温度を高くする動作を実行する。
第2通信部360は、例えば、無線通信あるいは有線通信を実行する。無線通信として、例えば、無線LAN(Loca l Area Network)が使用されるが、これに限定されない。図2(b)-(c)は後述し、図1に戻る。制御装置300の第2通信部360は、ルータ400に接続されるとともに、ルータ400を介してネットワーク420に接続される。ネットワーク420は、例えば、IP(Internet Protocol)ネットワークである。ネットワーク420には、情報端末500とサーバ600が接続される。
情報端末500は、例えば、スマートフォン、タブレット端末装置、携帯電話装置であり、施設100に居住するユーザによって使用される。図2(b)は情報端末500の構成を示す。情報端末500は、通信部510、制御部520、記憶部530、表示部540、操作部550を含む。通信部510は、無線通信を実行することによって、ネットワーク420を介してサーバ600に接続される。無線通信として、例えば、LTE(Long Term Evolution)等の携帯電話システムあるいは無線LANが使用されるが、これに限定されない。
制御部520は、例えば、プロセッサおよびメモリを有するマイクロコンピュータで構成される。プロセッサが、記憶部530に記録されたプログラムを実行することにより、コンピュータシステムによって制御部520の各種の機能が実現される。記憶部530には、情報端末500において実行可能なプログラム、例えば、アプリケーションプログラムが記憶される。本実施例では、機器200を制御可能なアプリケーションプログラム(以下、「制御システムアプリケーション」という)に着目する。制御部520は、制御システムアプリケーションを実行することによって、機器200に対する操作を受けつけるための操作画面を表示部540に表示する。
操作部550は、ユーザからの操作を受付可能なユーザインターフェースであり、例えば、表示部540と一体化されたタッチパネルである。操作部550は、表示部540に表示した操作画面に対するユーザの指示を受けつける。操作部550は、受けつけた指示を制御部520に出力する。
制御部520は、操作部550から受けつけた指示をもとに、機器200の動作を指示するための指示信号を生成する。指示信号には、情報端末500を使用するユーザを識別するための識別情報(以下、「ユーザID」という)、ユーザIDに対するパスワードが含まれる。ユーザID、パスワードはサーバ600において既に登録されており、記憶部530に記憶されている。制御部520は、指示信号を通信部510に出力する。通信部510は、図1のネットワーク420を介してサーバ600に指示信号を送信する。
図2(c)は、サーバ600の構成を示す。サーバ600は、通信部610、制御部620、記憶部630を含む。制御部620は、登録部660、取得部670、表示制御部680を含む。通信部610は、ネットワーク420に接続され、ネットワーク420を介して、サーバ600、ルータ400、制御装置300と通信可能である。通信部610は、情報端末500からの指示信号を受信する。通信部610は、受信した指示信号を制御部620に出力する。
制御部620は、例えば、プロセッサおよびメモリを有するマイクロコンピュータで構成される。プロセッサが、記憶部630に記録されたプログラムを実行することにより、コンピュータシステムによって制御部620の各種の機能が実現される。記憶部630には、サーバ600において実行可能なプログラム、例えば、アプリケーションプログラムが記憶される。本実施例では、制御装置300に接続可能な情報端末500の登録を管理し、登録した情報端末500による制御装置300への接続を許可するためのアプリケーションプログラム(以下、「接続アプリケーション」という)に着目する。
制御部620は、接続アプリケーションを実行することによって、通信部610から受けつけた指示信号からユーザIDとパスワードとを抽出する。制御部520は、ユーザIDとパスワードをもとに、情報端末500に対して制御装置300への接続を許可するか否かを判定する。この判定の前提として、制御装置300と情報端末500との紐付けが予めなされているとする。例えば、制御装置300に接続可能な情報端末500に関する情報は、紐付けの情報として記憶部630に予め記憶されている。
図3(a)-(b)は、制御システム1000において記憶される情報のデータ構造を示す。図3(a)は、記憶部630に記憶された紐付けの情報のデータ構造を示す。機器IDは、制御装置300を識別するための識別情報であり、パスコードは、機器IDと1対1で関連づけられており、機器IDが正当な情報であることを確認するための情報である。ユーザIDは、前述のごとく、情報端末500を使用するユーザを識別するための識別情報であり、パスワードは、ユーザIDが正当な情報であることを確認するための情報である。また、各ユーザIDに対してユーザのニックネーム、情報端末500の種類を示す情報が関連づけられる。ここでは、施設100に設置された機器ID「9001」の制御装置300に対して、ユーザID「0001」の情報端末500と、ユーザID「0002」の情報端末500が接続可能であることが示される。図3(b)は後述し、図2(c)に戻る。
制御部620は、抽出したユーザIDとパスワードとの組合せに対応づけられた機器IDが存在する場合、情報端末500に対して制御装置300への接続を許可する。一方、制御部620は、抽出したユーザIDとパスワードとの組合せに対応づけられた機器IDが存在しない場合、情報端末500に対して制御装置300への接続を拒否する。制御部620は、接続を許可した場合、ユーザIDとパスワードとの組合せに対応づけられた機器IDの制御装置300を宛先として指示信号を送信する。図1に戻る。
指示信号はネットワーク420を介してルータ400に受信され、ルータ400は指示信号を制御装置300に送信する。図2(a)に示された制御装置300の第2通信部360は、指示信号を受信する。第2通信部360は指示信号を制御部320に出力する。制御部320は、指示信号に含まれた指示をもとに、機器200の動作を指示するための制御コマンドを生成する。これに続く処理はこれまでと同様であり、情報端末500からの制御によって機器200が動作する。制御部320は、各機器200に対する設定が示された設定情報、スマートメータからの電力の情報が含まれた管理情報を記憶部330に記憶させる。図3(b)は、記憶部330に記憶される情報のデータ構造を示す。図示のごとく、機器ID、パスコード、設定情報、管理情報が記憶される。
これまでの説明では、サーバ600において、制御装置300と情報端末500との紐付けが予めなされているとしている。以下では、図2(a)-(c)、図4(a)-(j)を使用しながら、これらの紐付けを情報端末500から解消したり、紐付けを情報端末500から実行したりする処理を説明する。図4(a)-(j)は、表示部540に表示される画面を示す。ここでは、施設100にユーザが新たに入居した場合を想定する。これは、サーバ600において、当該ユーザの情報端末500と制御装置300との紐付けがなされていない状況に相当する。
ユーザが図2(b)の情報端末500の操作部550を操作すると、制御部520は、記憶部530に記憶した制御システムアプリケーションを起動させる。制御部520は、図4(a)のような制御システムアプリケーションの初期画面を表示部540に表示させる。制御部520は、この画面に続いて、図4(b)のようなユーザIDとパスワードの入力を促す第1入力画面を表示部540に表示させる。ユーザは、操作部550を操作して第1入力画面に対してユーザIDとパスワードを入力する。ユーザIDの付与はサーバ600において自動的になされてもよい。制御部520は、ユーザIDとパスワードが含まれた第1登録要求信号を生成する。第1登録要求信号には、ユーザのニックネーム、情報端末500の種類を示す情報も含まれる。通信部510は、第1登録要求信号をネットワーク420経由でサーバ600に送信する。
図2(c)のサーバ600の通信部610は、第1登録要求信号を受信する。登録部660は、第1登録要求信号からユーザIDとパスワードとを抽出する。登録部660は、ユーザIDが既に登録されていなければ、ユーザIDを登録する。ユーザIDは、前述のごとく、情報端末500を使用するユーザを識別するための識別情報であるが、機器200を利用可能なユーザを識別するための識別情報ともいえる。登録部660は、登録したユーザIDとパスワードを記憶部630に記憶するとともに、登録の完了を示す第1完了信号を通信部610に出力する。通信部610は、ネットワーク420を介して情報端末500に第1完了信号を送信する。
図2(b)の情報端末500の通信部510は、第1完了信号を受信する。制御部520は、第1完了信号を受信すると、図4(c)のような機器IDとパスコードの入力を促す第2入力画面を表示部540に表示させる。ユーザは、操作部550を操作して第2入力画面に対して機器IDとパスコードを入力する。機器IDとパスコードは、制御装置300に予め付与されている。制御部520は、機器IDとパスコードが含まれた第2登録要求信号を生成する。通信部510は、第2登録要求信号をネットワーク420経由でサーバ600に送信する。
図2(c)のサーバ600の通信部610は、第2登録要求信号を受信する。取得部670は、第2登録要求信号から機器IDとパスコードとを抽出することによって、機器IDとパスコードとを取得する。これは、登録部660において登録したユーザIDに対応づけられた情報端末500から、機器200を識別するための機器IDを取得することに相当する。サーバ600が通信可能な制御装置300に対する機器IDとパスコードは記憶部630に予め記憶されており、制御部620は、取得した機器IDとパスコードが記憶部630に記憶されている場合、これらは正当な情報であると判定する。一方、制御部620は、取得した機器IDとパスコードが記憶部630に記憶されていない場合、これらは不当な情報であると判定して処理を終了する。
正当な情報であると判定した場合、制御部620は、記憶部630に記憶された紐付けの情報の中に、取得部670において取得した機器IDに紐づけられた情報が存在するかを確認する。記憶部630に記憶された紐付けの情報は、図3(a)に示された情報であり、登録部660がユーザIDを登録したタイミング以前から保有される情報である。この情報は、登録部660がユーザIDを登録したタイミング以前に機器IDに紐づけられた別のユーザに関する情報であるといえる。情報が存在しない場合、制御部620は、機器IDとパスコードの組合せに、新たなユーザIDとパスワードとユーザのニックネームと情報端末500の種類を示す情報との組合せを紐づける。制御部620は、紐づけた結果を紐付け情報として記憶部630に記憶する。この処理が完了すると、表示制御部680は、処理の完了が示された第2完了信号を通信部610から情報端末500に送信させる。
図2(b)の情報端末500の通信部510は、サーバ600からの第2完了信号を受信する。制御部520は、第2完了信号を受信すると、図4(d)のような制御システムアプリケーションのトップ画面を表示部540に表示させる。これにつづいて、これまで説明したような制御システムアプリケーションによる機器200の制御が可能になる。
一方、図2(c)のサーバ600において、取得部670において取得した機器IDに紐づけられた情報が存在する場合、表示制御部680は、その情報を通信部610から情報端末500に送信させることによって、ユーザIDに対応づけられた情報端末500に情報を表示させる。
図2(b)の情報端末500の通信部510は、サーバ600からの情報を受信する。制御部520は、図4(e)のような、ユーザIDを登録したタイミング以前に機器IDに紐づけられた別のユーザに関する情報が示された登録確認画面を表示部540に表示させる。図示のごとく、別のユーザに関する情報として、ニックネームと端末種類とが表示される。また、「一部登録削除」、「全て登録削除」、「続行する」を選択するためのボタンも表示される。ユーザが操作部550を操作して「続行する」ボタンを選択した場合、制御部520は、紐付けの続行を指示するための続行信号を生成し、通信部510は続行信号をネットワーク420経由でサーバ600に送信する。図2(c)のサーバ600の通信部610が続行信号を受信すると、制御部620は、機器IDとパスコードの組合せに、新たなユーザIDとパスワードとユーザのニックネームと情報端末500の種類を示す情報との組合せを追加して紐づける。制御部620は、紐づけた結果を紐付け情報として記憶部630に記憶する。
図4(e)の登録確認画面において、ユーザが操作部550を操作して「一部登録削除」を選択した場合、制御部520は、図4(f)のような削除する情報端末500を選択させるための選択画面を表示部540に表示させる。ユーザは操作部550を操作して、削除したい情報端末500を選択する。制御部520は、選択された情報端末500を知らせるための選択信号を生成し、通信部510は選択信号をネットワーク420経由でサーバ600に送信する。
図2(c)のサーバ600の通信部610が情報端末500からの選択信号を受信する。これは、受付部(図示せず)において、表示制御部680が表示させた情報の削除の指示を受けつけることに相当する。制御部620は、通信部610が選択信号を受信した場合に、選択信号に含まれた情報端末500と制御装置300との紐付けを解消する。例えば、図3(a)のユーザID「0002」が選択信号に含まれている場合、制御部620は、ユーザID「0002」とこれに関連するパスワード、ニックネーム、端末種類の情報を、機器ID「9001」とパスコード「ZZZZ」から切り離す。次に、制御部620は、機器IDとパスコードの組合せに、新たなユーザIDとパスワードとユーザのニックネームと情報端末500の種類を示す情報との組合せを紐づける。これに応じて、記憶部630に記憶される紐付け情報が修正される。この処理が完了すると、表示制御部680は、処理の完了が示された第3完了信号を通信部610から情報端末500に送信させる。
図2(b)の情報端末500の通信部510はサーバ600からの第3完了信号を受信する。制御部520は、第3完了信号を受信すると、図4(g)のような情報端末500の削除を知らせるための通知画面を表示部540に表示させる。これに続いて、制御部520は、図4(d)のような制御システムアプリケーションのトップ画面を表示部540に表示させる。
図4(e)の登録確認画面において、ユーザが操作部550を操作して「全て登録削除」を選択した場合、制御部520は、図4(h)のような削除の確認が示される登録削除確認画面を表示部540に示す。ユーザは操作部550を操作して、登録削除ボタンを選択する。制御部520は、削除を要求するための要求信号を生成し、通信部510は要求信号をネットワーク420経由でサーバ600に送信する。
図2(c)のサーバ600の通信部610が情報端末500からの要求信号を受信する。これは、受付部(図示せず)において、表示制御部680が表示させた情報の削除の指示を受けつけることに相当する。制御部620は、通信部610が要求信号を受信した場合に、情報端末500と制御装置300との紐付けを解消する。ここで、1つの制御装置300に対して複数の情報端末500が紐づけられている場合、制御部620は、1つの制御装置300に対する複数の情報端末500の紐付けを解消する。具体的に説明すると、制御部620は、記憶部630に記憶した紐付け情報を削除する。これに続いて、制御部620は、機器IDとパスコードの組合せに、新たなユーザIDとパスワードとユーザのニックネームと情報端末500の種類を示す情報との組合せを紐づける。制御部620は、紐づけた結果を紐付け情報として記憶部630に記憶する。
さらに、制御部620は、紐付けが解消された機器IDの制御装置300に対して、記憶部330に記憶される情報の削除を指示する。これに応じて、図2(a)の制御装置300の制御部320は、記憶部330に記憶した情報、つまり図3(b)に示した情報を削除する。これら処理が完了すると、図3(c)のサーバ600の表示制御部680は、処理の完了が示された第4完了信号を通信部610から情報端末500に送信させる。
図2(b)の情報端末500の通信部510はサーバ600からの第4完了信号を受信する。制御部520は、第4完了信号を受信すると、図4(i)のような登録情報の削除を知らせるための削除完了画面を表示部540に表示させる。これに続いて、制御部520は、図4(j)のような地域選択、家族登録が示されたサーバサービス登録画面を表示部540に表示させる。ユーザは操作部550を操作して、これらの情報を入力すると、制御部520は、入力された情報を通信部510からネットワーク420経由でサーバ600に送信させる。サーバ600ではこれらの情報が登録される。
本開示における装置、システム、または方法の主体は、コンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示における装置、システム、または方法の主体の機能が実現される。コンピュータは、プログラムにしたがって動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、半導体集積回路(IC)、またはLSI(Large Scale Integration)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体に記録される。プログラムは、記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
以上の構成による制御システム1000の動作を説明する。図5は、制御システム1000による処理手順を示すフローチャートである。登録部660はユーザIDを受けつけ(S10)、取得部670は機器IDを受けつける(S12)。記憶部630に登録された情報がなければ(S14のN)、制御部620はユーザIDと機器IDを紐づける(S16)。記憶部630に登録された情報がある場合(S14のY)、一部登録削除が選択されれば(S18のY)、制御部620は選択された情報を削除し(S20)、ユーザIDと機器IDを紐づける(S22)。一部登録削除が選択されない場合(S18のN)、制御部620は全情報を削除する(S24)とともに、制御装置300の情報を削除させる(S26)。制御部620はユーザIDと機器IDを紐づける(S28)。制御部620はサーバサービス登録を実行する(S30)。
本実施例によれば、機器IDに紐づけられた情報であって、かつユーザIDを登録したタイミング以前から保有する情報が存在する場合に、ユーザIDに対応づけられた情報端末500に情報を表示させるので、既に存在する情報を表示できる。また、既に存在する情報が表示されるので、既に登録されている情報に対する制御を容易にできる。また、情報は、登録部660がユーザIDを登録したタイミング以前に機器IDに紐づけられた別のユーザに関する情報であるので、過去の入居者の情報を確認できる。また、情報と機器IDとの紐付けを解消するので、過去の入居者の情報を削除できる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の制御システム(1000)は、機器(200)を利用可能なユーザを識別するためのユーザIDを登録する登録部(660)と、登録部(660)において登録したユーザIDに対応づけられた情報端末(500)から、機器(200)を識別するための機器IDを取得する取得部(670)と、取得部(670)において取得した機器IDに紐づけられた情報であって、かつ登録部(660)がユーザIDを登録したタイミング以前から保有する情報が存在する場合に、ユーザIDに対応づけられた情報端末(500)に情報を表示させる表示制御部(680)と、を備える。
情報は、登録部(660)がユーザIDを登録したタイミング以前に機器IDに紐づけられた別のユーザに関する情報である。
表示制御部(680)が表示させた情報の削除の指示を受けつける受付部と、受付部が指示を受けつけた場合に、情報と機器IDとの紐付けを解消する制御部(620)と、をさらに備えてもよい。
表示制御部(680)が表示させた情報と機器IDとの紐付けを解消する制御部(620)をさらに備えてもよい。
本開示の別の態様は、制御方法である。この方法は、機器(200)を利用可能なユーザを識別するためのユーザIDを登録するステップと、登録したユーザIDに対応づけられた情報端末(500)から、機器(200)を識別するための機器IDを取得するステップと、取得した機器IDに紐づけられた情報であって、かつユーザIDを登録したタイミング以前から保有する情報が存在する場合に、ユーザIDに対応づけられた情報端末(500)に情報を表示させるステップと、を備える。
以上、本開示を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例において、ユーザからの操作を受けつけた場合に、制御装置300と情報端末500の紐付けを解消する。しかしながらこれに限らず例えば、制御装置300と情報端末500の紐付けが自動的に解消されてもよい。本変形例によれば、処理をさらに簡易にできる。
100 施設、 200 機器、 300 制御装置、 310 第1通信部、 320 制御部、 330 記憶部、 340 表示部、 350 操作部、 360 第2通信部、 400 ルータ、 420 ネットワーク、 500 情報端末、 510 通信部、 520 制御部、 530 記憶部、 540 表示部、 550 操作部、 600 サーバ、 610 通信部、 620 制御部、 630 記憶部、 660 登録部、 670 取得部、 680 表示制御部、 1000 制御システム。

Claims (6)

  1. 機器を利用可能なユーザを識別するためのユーザIDを登録する登録部と、
    前記登録部において登録した前記ユーザIDに対応づけられた情報端末から、前記機器を識別するための機器IDを取得する取得部と、
    前記取得部において取得した前記機器IDに紐づけられ、かつ前記登録部が前記ユーザIDを登録したタイミング以前から保有する情報が存在する場合に、前記ユーザIDに対応づけられた前記情報端末に前記情報を表示させる表示制御部と、
    を備える制御システム。
  2. 前記情報は、前記登録部が前記ユーザIDを登録したタイミング以前に前記機器IDに紐づけられた別のユーザに関する情報である、
    請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記表示制御部が表示させた前記情報の削除の指示を受けつける受付部と、
    前記受付部が前記指示を受けつけた場合に、前記情報と前記機器IDとの紐付けを解消する制御部と、
    をさらに備える請求項1または2に記載の制御システム。
  4. 前記表示制御部が表示させた前記情報と前記機器IDとの紐付けを解消する制御部をさらに備える請求項1または2に記載の制御システム。
  5. コンピュータが、機器を利用可能なユーザを識別するためのユーザIDを登録するステップと、
    前記コンピュータが、登録した前記ユーザIDに対応づけられた情報端末から、前記機器を識別するための機器IDを取得するステップと、
    前記コンピュータが、取得した前記機器IDに紐づけられ、かつ前記ユーザIDを登録したタイミング以前から保有する情報が存在する場合に、前記ユーザIDに対応づけられた前記情報端末に前記情報を表示させるステップと、
    を備える制御方法。
  6. 機器を利用可能なユーザを識別するためのユーザIDを登録するステップと、
    登録した前記ユーザIDに対応づけられた情報端末から、前記機器を識別するための機器IDを取得するステップと、
    取得した前記機器IDに紐づけられ、かつ前記ユーザIDを登録したタイミング以前から保有する情報が存在する場合に、前記ユーザIDに対応づけられた前記情報端末に前記情報を表示させるステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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