JP6901676B2 - 乗物用シート - Google Patents

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Description

本発明は、乗物用シートに係り、クッション材を覆う表皮材を吊り込むために用いられる線状部材を底壁に掛けるための構造を有する乗物用シートに関する。
乗物用シートにおいて、シート構成部品であるクッション材を表皮材で覆い当該表皮材を吊り込み紐等の線状部材によって吊り込むことは、既に知られている。また、表皮材を吊り込んだ状態の線状部材をシートの底壁に引っ掛ける構造も周知である。一例を挙げて説明すると、特許文献1に記載の二輪車用シートでは、底壁であるボトム部材に孔を穿設してフック部を形成し、このフック部に吊り込み紐を引っ掛けている。
実開昭62−176087号公報
ところで、表皮材を吊り込んだ状態の線状部材をシートの底壁に引っ掛ける構造では、当然ながら線状部材が底壁から外れないようにする必要がある。すなわち、線状部材が底壁に引っ掛かっている状態を良好に維持しなければならない。一方、線状部材を底壁に引っ掛ける際には、適切に引っ掛ける必要がある。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、線状部材を底壁に適切に引っ掛けることができ、且つ、線状部材が底壁に引っ掛かっている状態を適切に維持することが可能な乗物用シートを提供することにある。
前記課題は、本発明の乗物用シートによれば、クッション材と、該クッション材を支える底壁と、前記クッション材を覆う表皮材と、該表皮材を吊り込むために用いられる線状部材と、を有し、前記底壁には、前記表皮材を吊り込む際に前記線状部材が掛けられる突出部と、該突出部に対する相対位置を変えることが可能な位置可変部と、が設けられており、前記相対位置は、前記位置可変部が前記突出部と接触又は係合する第一位置と、前記位置可変部が前記突出部から外れる第二位置との間で変化することが可能であることにより解決される。
上記のように構成された本発明の乗物用シートでは、底壁に突出部及び位置可変部が設けられている。突出部には、表皮材を吊り込む際に線状部材が掛けられる。位置可変部の突出部に対する相対位置は、位置可変部が突出部と接触又は係合する第一位置と、位置可変部が突出部から外れる第二位置との間で変化する。ここで、位置可変部が第二位置にある状態では、位置可変部は突出部から外れている。かかる状態において線状部材を突出部に引っ掛けるので、線状部材と位置可変部との干渉を抑えつつ、線状部材を適切に引っ掛けることが可能となる。また、位置可変部が第一位置にあるとき、突出部に掛けられた線状部材が突出部から外れるのを位置可変部によって規制することが可能である。これにより、線状部材が底壁の突出部に引っ掛かっている状態が適切に維持されるようになる。
また、上記の構成において、前記相対位置が前記第一位置にある状態では、前記突出部の突出方向と交差する方向において前記位置可変部の少なくとも一部が前記突出部の側面よりも外側に張り出ているとよい。
上記の構成では、相対位置が第一位置にあるとき、突出部の突出方向と交差する方向において位置可変部の少なくとも一部が突出部の側面よりも外側に張り出ている。このように位置可変部において突出部の側面よりも外側に張り出た部分が設けられることで、突出部に引っ掛かっている線状部材が突出部から抜けるのを回避し、線状部材が突出部に引っ掛かっている状態を良好に維持することが可能となる。
また、上記の構成において、前記底壁には穴が設けられており、該穴の内側に前記突出部が位置しており、前記穴の縁の一部が前記突出部の縁をなしていると、好適である。
上記の構成では、突出部の周りが空間(穴)となっているため、突出部に線状部材を掛け易くなる。
また、本発明の乗物用シートに関して好適な構成を述べると、前記穴の形状は、前記相対位置が前記第一位置にあるときに前記位置可変部と係合可能な形状であり、前記位置可変部は、前記第一位置にある際、前記位置可変部の縁が前記穴の縁の内側に位置した状態で前記突出部と隣接するとよい。
上記の構成では、相対位置が第一位置にあるとき、位置可変部は、穴と係合して穴の内側に収まる。このため、表皮材を吊り込むための構造をよりコンパクト化することが可能となる。また、位置可変部は、穴の内側に収まることで、穴の内側に位置する突出部と隣接するようになる。これにより、位置可変部は、相対位置が第一位置にあるときには突出部に接するようになる。この結果、線状部材が突出部に引っ掛かっている状態を、位置可変部によって良好に維持することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートに関して好適な構成を述べると、前記位置可変部の先端部には爪状の係合部が設けられており、前記底壁には、前記穴と隣り合う位置に被係合部が設けられ、前記相対位置が前記第一位置にある際、前記係合部が前記穴に入り込んで前記被係合部と係合するとよい。
上記の構成では、位置可変部の先端部に爪状の係合部が設けられており、底壁において穴と隣り合う位置に被係合部が設けられている。そして、相対位置が第一位置にあるとき、係合部は、穴の一部分に入り込んで被係合部と係合する。これにより、位置可変部を第一位置に保持し易くなる。この結果、線状部材が突出部に引っ掛かっている状態を維持し易くなる。
また、本発明の乗物用シートに関して好適な構成を述べると、前記位置可変部は、直線状に延びた第一延出部と、該第一延出部と交差する方向に延出した第二延出部と、を有し、前記第一延出部の延出方向における前記第一延出部の一端部を支点として回動することが可能であり、前記位置可変部が前記第一位置にある際、前記第二延出部の自由端が前記突出部の自由端と隣接するとよい。
上記の構成では、位置可変部が略T字状の形状をなしている。このような形状の位置可変部であれれば、第一位置(換言すると、穴の内側)にある状態の位置可変部が穴から出にくくなる。これにより、位置可変部を第一位置に保持し易くなる。この結果、線状部材が突出部に引っ掛かっている状態を維持し易くなる。
また、本発明の乗物用シートに関して好適な構成を述べると、前記穴は、前記クッション材により近い位置にある第一開口と、前記クッション材からより離れた第二開口と、を有し、前記位置可変部は、前記位置可変部が前記第一位置にある際に前記第二開口に臨む表面を有し、該表面は、前記相対位置が前記第一位置にあるときには前記第一開口と前記第二開口との間に位置しているとよい。
上記の構成では、位置可変部の表面が第二開口よりも奥側(第一開口が位置する側)に位置するので、位置可変部の表面が第二開口から穴の外に出てしまう構成に比して、底壁のサイズをよりコンパクトにすることが可能となる。また、位置可変部の表面が第二開口よりも奥側に位置するため、位置可変部が意図せずに穴から出てしまる状況を回避し、突出部に対する位置可変部の相対位置が第一位置から外れてしまうのを抑制することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートに関して好適な構成を述べると、前記位置可変部は、前記相対位置が前記第一位置にあるときに前記突出部に嵌まり込む嵌合部を有し、前記突出部の先端部には、前記嵌合部が前記突出部に嵌まり込んだ状態で前記嵌合部の内縁の外側に突出する爪状の突起が設けられているとよい。
上記の構成では、位置可変部が突出部に嵌まり込む嵌合部を有し、突出部の先端部には、嵌合部が突出部に嵌まり込んだ状態で嵌合部の内縁の外側に突出する爪状の突起が設けられている。これにより、嵌合部が突出部に嵌まり込んだ状態、すなわち、突出部に対する位置可変部の相対位置が第一位置にある状態を維持することが可能となる。これにより、線状部材が突出部に引っ掛かっている状態を良好に維持することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートに関して好適な構成を述べると、前記底壁は、樹脂成形品であり、前記位置可変部は、基端部と、前記嵌合部と、前記基端部と前記嵌合部との間を連結し折れ曲がり可能な折れ曲がり部とを有し、該折れ曲がり部が折れ曲がることで前記第二位置から前記第一位置に向かって移動し、前記基端部のうち、前記突起と対向する部分には貫通孔が設けられているとよい。
上記の構成では、位置可変部の折れ曲がり部が折れ曲がることで位置可変部が第二位置から第一位置に向かって移動する。これにより、突出部に対する位置可変部の相対位置を容易に変えることが可能となる。
また、位置可変部の基端部において突出部に形成された突起と対向する部分には、貫通孔が設けられている。かかる構成であれば、底壁を金型にて成形する際に、突出部の突起と対向する部分が貫通孔となるように成形するので、比較的簡単な構成の金型を用いて上記の突起を有する底壁を成形することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートに関して好適な構成を述べると、前記線状部材は、先端部が輪状となった吊り込み紐であり、前記突出部には前記吊り込み紐の先端部が掛けられるとよい。
上記の構成では、線状部材として吊り込み紐が用いられ、突出部には、輪状となった吊り込み紐の先端部が掛けられる。このような構成であれば、突出部に吊り込み紐を掛け易くなる。
本発明の乗物用シートによれば、表皮材を吊り込んだ状態の線状部材を、底壁の突出部に適切に引っ掛けることができ、且つ、線状部材が突出部に引っ掛かっている状態を良好に維持することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、位置可変部において突出部の側面よりも外側に張り出た部分が、突出部に引っ掛かっている線状部材が突出部から抜けるのを阻止するため、線状部材が突出部に引っ掛かっている状態を良好に維持することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、突出部の周りが空間(穴)となっているため、突出部に線状部材を掛け易くなる。
また、本発明の乗物用シートによれば、表皮材を吊り込むための構造をよりコンパクト化すると共に、線状部材が突出部に引っ掛かっている状態をより良好に維持することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、突出部に対する位置可変部の相対位置が第一位置に維持され易くなり、結果として、線状部材が突出部に引っ掛かっている状態を維持し易くなる。
また、本発明の乗物用シートによれば、位置可変部が略T字状の形状をなしているため、第一位置(換言すると、穴の内側)にある状態の位置可変部が穴から出にくくなる。この結果、線状部材が突出部に引っ掛かっている状態を維持し易くなる。
また、本発明の乗物用シートによれば、位置可変部の表面が第一開口から穴の外に出てしまう構成に比して、底壁のサイズをよりコンパクトにすることが可能となる。また、位置可変部が意図せずに穴から出てしまう状況を回避することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、位置可変部の嵌合部が突出部に嵌まり込んだ状態が適切に維持されるため、線状部材が突出部に引っ掛かっている状態をより良好に維持することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、突出部に対する位置可変部の相対位置を容易に変えることが可能となる。また、突出部に爪状の突起が設けられている底壁を金型にて成形する際、比較的簡単な構成の金型を用いて成形することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、先端部が輪状となった吊り込み紐を線状部材として用いることで、突出部に吊り込み紐を掛け易くなる。
本発明の一実施形態に係る乗物用シートの外観を示す図である。 図1のX−X断面を示す図である。 吊り込み紐を引っ掛ける構造の第一例を示す図である(その1)。 吊り込み紐を引っ掛ける構造の第一例を示す図である(その2)。 図3AのX―X断面を示す図である。 図3BのX−X断面を示す図である。 図3BのY−Y断面を示す図である。 吊り込み紐を引っ掛ける構造の第二例を示す図である(その1)。 吊り込み紐を引っ掛ける構造の第二例を示す図である(その2) 図5AのX−X断面を示す図である。 図5BのX−X断面を示す図である。 吊り込み紐を引っ掛ける構造の第三例を示す図である(その1)。 吊り込み紐を引っ掛ける構造の第三例を示す図である(その2)。 図7AのX−X断面を示す図である。 図7BのX−X断面を示す図である。 吊り込み紐を引っ掛ける構造の第四例を示す図である。 図9のX−X断面を示す図である。
以下、本発明の乗物用シートについて複数の実施例(第一例〜第四例)を挙げて説明することとする。ただし、以下の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
なお、以下では、乗物用シートとして、二輪車用のシート(以下、着座シートS)を例に挙げて説明することとする。ただし、本発明の乗物用シートは、二輪車用のシートに限定されるものではなく、二輪車以外の乗物(例えば、自動車、航空機及び船舶)に搭載されるシートにも適用可能である。
また、以下に説明するシート各部の状態や位置等については、特に断る場合を除き、着座シートSが搭載された二輪車が水平面に対して直立しているときの内容となっている。ちなみに、以下の説明において、「前後方向」とは、着座シートSの前後方向(厳密には、着座シートSに着座している乗員から見た前後方向)のことである。また、「シート幅方向」とは、着座シートSの横幅方向のことであり、着座シートSに着座している乗員から見た左右方向と一致する方向である。また、「上下方向」とは、着座シートSが搭載された二輪車の車高方向であり、後述するボトムプレート1の厚み方向と一致する方向である。
<<着座シートの基本構成>>
各実施例に係る着座シートSは、吊り込み紐を引っ掛ける構造を除く基本構成において、共通している。そこで、各実施例について説明するにあたり、図1及び図2を参照しながら着座シートSの基本構成について説明することとする。ちなみに、図2には、複数の実施例の代表例として、第一例に係る着座シートSの断面を図示している。
着座シートSは、図1に図示した外観をなす鞍乗り型のシートである。吊り込み紐を引っ掛ける構造を除く着座シートSの基本構成は、一般的な二輪車用のシートと同様である。具体的に説明すると、着座シートSは、図2に示すように、樹脂成形品からなるボトムプレート1と、ウレタンフォーム等の発泡材からなるクッション材2と、ビニールレザー等の皮革材料からなる表皮材3と、を構成要素として有する。ボトムプレート1は、底壁に相当し、上面にクッション材2を載せることでクッション材2を支持する。なお、ボトムプレート1は、所定形状の金型(不図示)に樹脂を流し込むことで形成される。
表皮材3は、クッション材2を覆うように張られている。また、表皮材3の一部は、図2に示すように、クッション材2に形成された吊り込み溝2aに吊り込まれている。より具体的に説明すると、同図に示すように、着座シートSでは表皮材3が重ね合わせられている部分が存在し、当該部分では、表皮材3の端部同士が圧着されている。圧着された表皮材3の端部は、上下方向においてクッション材2を貫通している吊り込み溝2aに吊り込まれている。また、圧着された表皮材3の端部には、紐状の中継部材5が縫合されている。この中継部材5は、表皮材3を吊り込み溝2aに吊り込む際に利用される紐状又は帯状の部材であり、トリムコードやメッシュサスペンダーによって構成される。
また、中継部材5の下端部には、吊り込み紐4の末端部が取り付けられている。吊り込み紐4は、表皮材3を吊り込み溝2aに吊り込む際に利用される線状部材である。この吊り込み紐4は、圧着された表皮材3の端部を吊り込む際に下方に引っ張られる。また、吊り込み紐4の先端部4a(中継部材5に取り付けられている側とは反対側の端部)は、輪状、すなわちループ状をなしている。
また、ボトムプレート1において吊り込み溝2aの直下位置に位置する部分には、図2に示すように、ボトムプレート1を貫通する穴1aが設けられている。この穴1aにはループ状をなす吊り込み紐4の先端部4aが通され、ボトムプレート1の所定箇所(具体的には、後述する突出部11、21、31、41)に引っ掛けられる。
<<第一例について>>
次に、吊り込み紐4を引っ掛ける構造の第一例について、図3A、図3B、図4A乃至図4Cを参照しながら説明する。なお、図3A及び図3Bは、突出部11及び位置可変部12をボトムプレート1の下側から見た図である。図4Aは、図3AのX―X断面を示す図であり、図4Bは、図3BのX−X断面を示す図であり、図4Cは、図3BのY−Y断面を示す図である。
第一例において、ボトムプレート1には、吊り込み紐4の先端部4aを通すための穴1aとして、図3Aに図示した平面視で略F字状の穴が形成されている。そして、図3Aに示すように、穴1aの縁には凸型の突出部11と、略T字状の位置可変部12と、が設けられている。突出部11及び位置可変部12は、ボトムプレート1に設けられており、ボトムプレート1を成形する際にボトムプレート1の本体部分(突出部11及び位置可変部12を除く部分)と一体的に成形される。
突出部11は、表皮材3を吊り込む際に吊り込み紐4の先端部4aが掛けられる部分であり、第一例では上下方向と交差する方向に突出している。より詳しく説明すると、第一例では、図3Aに示すように穴1aの内側に突出部11が位置している。そして、穴1aの縁の一部が突出部11の縁をなしている。つまり、第一例において、突出部11は、穴1aの縁部の一部をなしており、図3Aに示すように、穴1aの縁部において入り組んだ箇所に形成されている。
そして、図3Aに示すように、表皮材3を吊り込んだ状態の吊り込み紐4の先端部4aは、穴1aを通り、突出部11の自由端から突出部11に引っ掛けられる。
位置可変部12は、穴1aの縁部において突出部11からずれた位置(図3Aに図示の構成では、略90度ずれた位置)に設けられた部分である。また、位置可変部12は、可動であり、移動することで突出部11に対する相対位置を変えることが可能である。具体的に説明すると、第一例に係る位置可変部12は、前述したように略T字状をなしており、図3A及び図3Bに示すように、直線状に延びた第一延出部12aと、第一延出部12aと交差する方向に延出した第二延出部12bと、を有する。
第一延出部12aは、比較的長く延出しており、穴1aの縁から延出している。また、第一延出部12aの根元部分(延出方向一端部)は、他の部分よりも薄肉となっている。これにより、第一延出部12aは、根元部分を支点として回動することが可能である。換言すると、位置可変部12は、第一延出部12aの根元部分を支点としてヒンジ状に動くことが可能である。
第二延出部12bは、第一延出部12aの延出方向中央部から延出している。なお、第二延出部12bの延出量(延出方向における長さ)は、第一延出部12aの延出量よりも短い。一方、第二延出部12bの横幅(延出方向と交差する方向の長さ)は、第一延出部12aの横幅より若干長く、また、突出部11の横幅よりも長くなっている。
以上のような構成の位置可変部12は、前述したように、第一延出部12aの根元部分を支点としてヒンジ状に動くことが可能である。そして、位置可変部12が移動することにより、突出部11に対する位置可変部12の相対位置(以下、単に相対位置という)は、図3Bや図4Cに図示した第一位置と、図3Aや図4Aに図示した第二位置と、の間で変化する。ここで、第一位置とは、位置可変部12が突出部11と接触又は係合する位置である。また、第二位置とは、位置可変部12が突出部11から外れる位置である。
なお、第一例において、第一位置は、図3Bに示すように、位置可変部12の縁が穴1aの縁の内側に位置し、かつ、第二延出部12bの自由端が突出部11の自由端と隣接する位置である。より詳しく説明すると、第一例において、穴1aの形状は、相対位置が第一位置にあるときに位置可変部12と係合可能な形状となっている。ここで、位置可変部12と係合可能な形状とは、相対位置が第一位置にあるときに位置可変部12の縁に沿うような形状である。
そして、第一例において位置可変部12が第一位置まで移動すると、図3Bに示すように、穴1aの縁のうち、第一延出部12aの根元部分の周辺を除く大部分が、位置可変部12の縁に沿うようになる。換言すると、位置可変部12は、相対位置が第一位置にあるときには穴1a内に収まるようになる。
また、第一例において、第二位置は、第二延出部12bの自由端が突出部11の自由端から離れ、図4Aに示すように位置可変部12全体が穴1aの外側に抜け出る位置である。そして、位置可変部12が第二位置にあるとき、吊り込み紐4の先端部4aが突出部11に対して着脱自在となる。すなわち、位置可変部12が第二位置にあれば、吊り込み紐4の先端部4aが突出部11に容易に引っ掛けることが可能である。
一方、相対位置が第一位置にあるとき、図3B及び図4Cに示すように、第二延出部12bの自由端が突出部11の自由端と隣接(接触)している。ここで、前述したように、第二延出部12bの横幅は、突出部11よりも長くなっている。
したがって、第二延出部12bの自由端が突出部11の自由端と隣接している状態(換言すると、相対位置が第一位置にある状態)では、突出部11の突出方向と交差する方向において第二延出部12bの自由端側の端面が突出部11の側面よりも外側に張り出すようになる。これにより、突出部11に吊り込み紐4を引っ掛けた後に位置可変部12を第二位置から第一位置まで移動させれば、突出部11から吊り込み紐4を取り外そうとしても、吊り込み紐4が第二延出部12bに係止されるようになる。つまり、吊り込み紐4を突出部11に引っ掛けた後に相対位置を第一位置に保持することで、吊り込み紐4が突出部11に引っ掛けられている状態を良好に維持することが可能となる。
なお、第一例では、図3Aに示すように、第二延出部12bの先端部(自由端部)には爪状の係合部12cが設けられている。また、ボトムプレート1において穴1aの近傍位置(厳密には、上下方向において穴1aと隣り合う位置)には、略門型の被係合部1bが設けられている。この被係合部1bは、ボトムプレート1において穴1aの直上位置に形成され、穴1aを横断するように設けられている。そして、位置可変部12が第一位置に向かって移動すると、爪状の係合部12cが穴1aに入り込み、図3Aに示すように被係合部1bに係合するようになる。厳密に説明すると、同図に示すように、穴1aの縁部と被係合部1bとの間に爪状の係合部12cが挟み込まれるようになる。
以上のように係合部12cが被係合部1bに係合することにより、位置可変部12を第一位置に保持し易くなる。この結果、第一例では、吊り込み紐4が突出部11に引っ掛かっている状態を維持することがより容易になる。
さらに、第一例では、相対位置が第一位置にあるとき、図3B及び図4Cに示すように、位置可変部12の下面12sが上下方向において穴1aの下側開口1yよりも穴1aの奥側(上側)に位置する。より詳しく説明すると、穴1aは、図4Aに示すように、クッション材2により近い位置にある第一開口としての上側開口1xと、クッション材2からより離れた第二開口としての下側開口1yとを有する。また、位置可変部12は、相対位置が第一位置にあるときに下方を向く下面12sを有する。この下面12sは、相対位置が第一位置にある際に下側開口1yに臨む表面である。
そして、相対位置が第一位置にあるとき、位置可変部12の下面12sは、上下方向において上側開口1xと下側開口1yとの間に位置している。つまり、第一位置にある状態の位置可変部12の下面12sは、ボトムプレート1の本体部分の底面よりも上側に位置している。このような構成であれば、位置可変部12の下面12sが下側開口1yから穴1aの外に出てしまう構成に比して、ボトムプレート1(厳密には、吊り込み紐4を吊り込むための構造)のサイズをよりコンパクト化することが可能となる。また、位置可変部12の下面12sがボトムプレート1の本体部分の底面よりも上側に位置しているので、位置可変部12に誤って触れてしまうことで位置可変部12が意図せずに穴1aから出てしまう状況を回避することが可能となる。この結果、相対位置が第一位置から外れてしまうのを抑制することが可能となる。
また、第一例では、前述したように、穴1aの形状が位置可変部12と係合可能な形状となっている。このような構成は、ボトムプレート1を金型にて成形する際に有利となる。具体的に説明すると、第一例のボトムプレート1を金型内で成形する際、位置可変部12の周りに位置可変部12と対応する穴1aが形成されるように成形する。このような構成のボトムプレート1であれば、いわゆる入れ子構造などの複雑な構造を要さずとも、比較的簡単な構成の金型によって成形することが可能となる。
<<第二例について>>
次に、吊り込み紐4を引っ掛ける構造の第二例について、図5A、図5B、図6A及び図6Bを参照しながら説明する。なお、図5A及び図5Bは、突出部21及び位置可変部22をボトムプレート1の下側から見た図である。図6Aは、図5AのX―X断面を示す図であり、図6Bは、図5BのX−X断面を示す図である。
第二例において、ボトムプレート1には、吊り込み紐4の先端部4aを通すための穴1aとして、図5A及び図5Bに図示した平面視で円状の穴が形成されている。また、ボトムプレート1の底面のうち、穴1aの脇に位置する部分には突出部21が設けられている。また、突出部21と隣り合う部分には位置可変部22が設けられている。突出部21及び位置可変部22は、第一例に係る突出部11及び位置可変部12と同様の用途でボトムプレート1に設けられており、ボトムプレート1を成形する際にボトムプレート1の本体部分と一体的に成形される。
第二例において、突出部21は、ボトムプレート1の底面から下方に突出している。また、突出部21の先端部には、図6A及び図6Bに示すように爪状の突起21aが形成されている。この突起21aは、突出部21の外側面から外側に向かって突出している。なお、表皮材3を吊り込んだ状態の吊り込み紐4の先端部4aは、穴1aを通って突出部21が配置された位置まで引き込まれ、突出部21(厳密には、突起21a寄りも根元に近い部分)に引っ掛けられる。
位置可変部22は、図5Aに示すように、ボトムプレート1において矩形状に刳り貫かれた矩形穴の内側に設けられている。また、位置可変部22は、基端部22aと嵌合部22bと折れ曲がり部22cとを有する。基端部22aは、矩形穴の縁部から延出した部分である。嵌合部22bは、位置可変部22の先端部をなしており、その中央部には方形孔が形成されている。折れ曲がり部22cは、位置可変部22において基端部22aと嵌合部22bとの間を連結している部分である。また、折れ曲がり部22cは、可撓性を有し、折れ曲がり可能である。
そして、位置可変部22は、折れ曲がり部22cが折れ曲がることにより移動することが可能である。具体的に説明すると、折れ曲がり部22cが折れ曲がる前の状態では、突出部21に対する位置可変部22の相対位置(以下、単に相対位置という)が、突出部11から外れた位置にあり、具体的には、図5Aに示すように位置可変部22の縁部が矩形穴の内側に収まる位置にある。かかる位置は、第二例における第二位置に相当する。
一方、折れ曲がり部22cが折れ曲がった状態では、相対位置が、突出部21に位置可変部22が係合する位置にあり、具体的には、図5Bに示すように、嵌合部22bが突出部21に嵌まり込む位置にある。かかる位置は、第二例における第一位置に相当する。
以上のように、第二例では、折れ曲がり部22cが折れ曲がることで位置可変部22が第二位置から第一位置に向かって移動する。そして、相対位置が第一位置にあるとき、位置可変部22の嵌合部22bが突出部21の外側面を取り囲んでいる。つまり、相対位置が第一位置にある状態では、突出部21の突出方向と交差する方向において嵌合部22bが突出部21の側面よりも外側に張り出すようになる。
以上の構成により、第二例では、突出部21に吊り込み紐4を引っ掛けた後に位置可変部22を第二位置から第一位置まで移動させれば、突出部21から吊り込み紐4を取り外そうとしても、吊り込み紐4が嵌合部22bに係止されるようになる。つまり、吊り込み紐4を突出部21に引っ掛けた後に相対位置を第一位置に保持することで、吊り込み紐4が突出部21に引っ掛けられている状態を良好に維持することが可能となる。
また、図5B及び図6Bから分かるように、嵌合部22bが突出部21に嵌まり込んだ状態では、突出部21の先端部に設けられた爪状の突起21aが、嵌合部22bの内縁の外側に突出している。これにより、嵌合部22bが突出部21に嵌まり込んだ状態、すなわち、位置可変部22が第一位置にある状態を適切に維持することが可能となる。これにより、吊り込み紐4が突出部21に引っ掛かっている状態をより良好に維持することが可能となる。
また、図6Aに示すように、基端部22aのうち、爪状の突起21aと対向する部分(具体的には、突起21aの直上位置にある部分)には略矩形状の貫通孔22dが形成されている。この貫通孔22dが設けられていることで、第二例に係るボトムプレート1を金型にて成形する際に有利となる。具体的に説明すると、第二例に係るボトムプレート1を金型内で成形する際、突出部21の先端部に爪状の突起21aが設けられるように成形する。一方、突起21aと対向する部分には貫通孔22dが形成されるように成形する。このような構成のボトムプレート1であれば、いわゆる入れ子構造などの複雑な構造を要さずとも、比較的簡単な構成の金型によって成形することが可能となる。
<<第三例について>>
次に、吊り込み紐4を引っ掛ける構造の第三例について、図7A、図7B、図8A及び図8Bを参照しながら説明する。なお、図7A及び図7Bは、突出部31及び位置可変部32をボトムプレート1の下側から見た図である。図8Aは、図7AのX―X断面を示す図であり、図8Bは、図7BのX−X断面を示す図である。
第三例におけるボトムプレート1の構成は、位置可変部22の配置位置に関する構成を除き、第二例におけるボトムプレート1の構成と共通する。具体的に説明すると、図7A及び図7Bに示すように、ボトムプレート1には略方形状の穴1aが形成されており、穴1aの脇に位置する部分には、下方に突出した突出部31が設けられている。表皮材3を吊り込んだ状態の吊り込み紐4の先端部4aは、穴1aを通って突出部31が配置された位置まで引き込まれ、突出部31に引っ掛けられる。
位置可変部32は、突出部31の根元部から延出している。かかる点において、第三例は、第二例と異なる。また、図7A及び図7Bに示すように、位置可変部32は、先端部に嵌合部32aを有する。そして、図7A及び図7Bから分かるように、位置可変部32は、その中途位置にて折れ曲がることで第二位置(図7A及び図8Aに図示の位置)から第一位置(図7B及び図8Bに図示の位置)に向かって移動する。
そして、突出部31に対する位置可変部32の相対位置が第一位置にある状態では、嵌合部32aが突出部31に嵌まり込む。つまり、相対位置が第一位置にあるとき、嵌合部32aが突出部31の外側面を取り囲んでおり、換言すると、突出部31の突出方向と交差する方向において嵌合部32aが突出部31の側面よりも外側に張り出すようになる。
以上の構成により、第三例においても、吊り込み紐4を突出部31に引っ掛けた後に相対位置が第一位置に保持することで、吊り込み紐4が突出部31に引っ掛けられている状態を良好に維持することが可能となる。
また、図7B及び図8Bから分かるように、嵌合部32aが突出部31に嵌まり込んだ状態では、突出部31の先端部に設けられた爪状の突起31aが、嵌合部32aの内縁の外側に突出している。これにより、嵌合部32aが突出部31に嵌まり込んだ状態、すなわち、相対位置が第一位置にある状態を適切に維持することが可能となる。これにより、吊り込み紐4が突出部31に引っ掛かっている状態をより良好に維持することが可能となる。
<<第四例について>>
次に、吊り込み紐4を引っ掛ける構造の第四例について、図9及び図10を参照しながら説明する。なお、図9は、突出部41及び位置可変部42をボトムプレート1の下側から見た図である。図10は、図9のX―X断面を示す図である。
第四例では、ボトムプレート1に形成された矩形状の穴1aの周りに、可動な突出部41と、固定された(移動不能な)位置可変部42とが設けられている。すなわち、第四例に係る位置可変部42は、突出部41の移動に伴って突出部41に対する相対位置が変わるものである。なお、突出部41及び位置可変部42は、ボトムプレート1を成形する際にボトムプレート1の本体部分と一体的に成形される。以下、第四例に係る突出部41及び位置可変部42の各々の構成について説明する。
突出部41は、穴1aの縁部から突出しており、図9に示すように、略E字状(厳密には、E字形を略90度回転させた形状)をなす先端部を有する。そして、同図に示すように、略E字状の先端部中、中央位置で直線状に延出している部分(以下、突出部中央部分41a)に、表皮材3を吊り込んだ状態の吊り込み紐4の先端部4aが引っ掛けられる。
また、突出部41の根元部分(穴1aの縁部と隣り合う部分)は、他の部分よりも薄肉となっている。これにより、突出部41は、根元部分を支点として回動することが可能である。換言すると、突出部41は、その根元部分を支点としてヒンジ状に動くことが可能である。
位置可変部42は、ボトムプレート1において穴1aの近傍位置(厳密には、上下方向において穴1aと隣り合う位置)にあり、穴1aを横断するように設けられている。そして、前述したように、第四例では、位置可変部42が移動不能である一方で、突出部41が可動である。したがって、第四例では、突出部41がヒンジ状に動くことにより、突出部41に対する位置可変部42の相対位置(以下、単に相対位置という)が変化する。
より詳しく説明すると、突出部41が移動することで、相対位置は、第一位置と第二位置との間で変化する。第四例において、第一位置は、図9及び図10に示すように突出部中央部分41aが位置可変部42の下面に接触する位置である。なお、第四例において、相対位置が第一位置にあるとき、図9及び図10に示すように、突出部41の一部分が穴1aの下側開口1yから穴1aの外にはみ出している。
また、第二位置は、位置可変部42が突出部41から外れる位置であり、厳密には、突出部41全体が穴1aの外側に抜け出る位置である。
相対位置が第一位置にあるとき、図9に示すように、突出部中央部分41aが位置可変部42の下面に当接している。ここで、突出部41の下面の横幅は、突出部中央部分41aの横幅に対して十分長くなっている。したがって、相対位置が第一位置にある状態では、突出部41の突出方向(厳密には、突出部中央部分41a)と交差する方向において位置可変部42の下面が突出部中央部分41aの側面よりも外側に張り出すようになる。これにより、突出部中央部分41aに吊り込み紐4を引っ掛けた後に突出部41を位置可変部42に近付くように動かして相対位置を第二位置から第一位置に変えれば、吊り込み紐4が突出部41に引っ掛けられている状態を良好に維持することが可能となる。
なお、第四例では、図10に示すように、突出部中央部分41aの自由端部には爪状の係合部41bが設けられている。また、位置可変部42には嵌合穴(不図示)が形成されている。そして、突出部41が位置可変部42に近付くように移動して相対位置が第一位置に代わると、爪状の係合部41bが上記の嵌合穴に入り込むようになる。これにより、相対位置を第一位置に保持し易くなり、結果として、吊り込み紐4が突出部41に引っ掛かっている状態を維持することがより容易になる。
1 ボトムプレート(底壁)
1a 穴
1b 被係合部
1x 上側開口(第一開口)
1y 下側開口(第二開口)
2 クッション材
2a 吊り込み溝
3 表皮材
4 吊り込み紐(線状部材)
4a 先端部
5 中継部材
11 突出部
12 位置可変部
12a 第一延出部
12b 第二延出部
12c 係合部
12s 下面(表面)
21 突出部
21a 突起
22 位置可変部
22a 基端部
22b 嵌合部
22c 折れ曲がり部
22d 貫通孔
31 突出部
31a 突起
32 位置可変部
32a 嵌合部
41 突出部
41a 突出部中央部分
41b 係合部
42 位置可変部
S 着座シート

Claims (9)

  1. クッション材と、該クッション材を支える底壁と、前記クッション材を覆う表皮材と、該表皮材を吊り込むために用いられる線状部材と、を有し、
    前記底壁には、前記表皮材を吊り込む際に前記線状部材が掛けられる突出部と、該突出部に対する相対位置を変えることが可能な位置可変部と、が設けられており、
    前記位置可変部は、前記底壁に回動可能に設けられ、前記突出部と接触又は係合する第一位置と、前記位置可変部が前記突出部から外れる第二位置との間で移動可能であることを特徴とする乗物用シート。
  2. 前記突出部は、前記底壁に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
  3. クッション材と、該クッション材を支える底壁と、前記クッション材を覆う表皮材と、該表皮材を吊り込むために用いられる線状部材と、を有し、
    前記底壁には、前記表皮材を吊り込む際に前記線状部材が掛けられる突出部と、該突出部に対する相対位置を変えることが可能な位置可変部と、が設けられており、
    前記相対位置は、前記位置可変部が前記突出部と接触又は係合する第一位置と、前記位置可変部が前記突出部から外れる第二位置との間で変化可能であり、
    前記相対位置が前記第一位置にある状態では、前記突出部の突出方向と交差する方向において前記位置可変部の少なくとも一部が前記突出部の側面よりも外側に張り出ており、
    前記底壁には穴が設けられており、該穴の内側に前記突出部が位置しており、
    前記穴の縁の一部が前記突出部の縁をなしており、
    前記穴の形状は、前記相対位置が前記第一位置にあるときに前記位置可変部と係合可能な形状であり、
    前記位置可変部は、前記相対位置が前記第一位置にある際、前記位置可変部の縁が前記穴の縁の内側に位置した状態で前記突出部と隣接することを特徴とする乗物用シート。
  4. 前記位置可変部の先端部には爪状の係合部が設けられており、
    前記底壁には、前記穴と隣り合う位置に被係合部が設けられ、
    前記相対位置が前記第一位置にある際、前記係合部が前記穴に入り込んで前記被係合部と係合することを特徴とする請求項に記載の乗物用シート。
  5. クッション材と、該クッション材を支える底壁と、前記クッション材を覆う表皮材と、該表皮材を吊り込むために用いられる線状部材と、を有し、
    前記底壁には、前記表皮材を吊り込む際に前記線状部材が掛けられる突出部と、該突出部に対する相対位置を変えることが可能な位置可変部と、が設けられており、
    前記相対位置は、前記位置可変部が前記突出部と接触又は係合する第一位置と、前記位置可変部が前記突出部から外れる第二位置との間で変化可能であり、
    前記相対位置が前記第一位置にある状態では、前記突出部の突出方向と交差する方向において前記位置可変部の少なくとも一部が前記突出部の側面よりも外側に張り出ており、
    前記底壁には穴が設けられており、該穴の内側に前記突出部が位置しており、
    前記穴の縁の一部が前記突出部の縁をなしており、
    前記位置可変部は、直線状に延びた第一延出部と、該第一延出部と交差する方向に延出した第二延出部と、を有し、前記第一延出部の延出方向における前記第一延出部の一端部を支点として回動することが可能であり、
    前記相対位置が前記第一位置にある際、前記第二延出部の自由端が前記突出部の自由端と隣接することを特徴とする乗物用シート。
  6. クッション材と、該クッション材を支える底壁と、前記クッション材を覆う表皮材と、該表皮材を吊り込むために用いられる線状部材と、を有し、
    前記底壁には、前記表皮材を吊り込む際に前記線状部材が掛けられる突出部と、該突出部に対する相対位置を変えることが可能な位置可変部と、が設けられており、
    前記相対位置は、前記位置可変部が前記突出部と接触又は係合する第一位置と、前記位置可変部が前記突出部から外れる第二位置との間で変化可能であり、
    前記相対位置が前記第一位置にある状態では、前記突出部の突出方向と交差する方向において前記位置可変部の少なくとも一部が前記突出部の側面よりも外側に張り出ており、
    前記底壁には穴が設けられており、該穴の内側に前記突出部が位置しており、
    前記穴の縁の一部が前記突出部の縁をなしており、
    前記穴は、前記クッション材により近い位置にある第一開口と、前記クッション材からより離れた第二開口と、を有し、
    前記位置可変部は、前記相対位置が前記第一位置にある際に前記第二開口に臨む表面を有し、
    該表面は、前記相対位置が前記第一位置にあるときには前記第一開口と前記第二開口との間に位置していることを特徴とする乗物用シート。
  7. クッション材と、該クッション材を支える底壁と、前記クッション材を覆う表皮材と、該表皮材を吊り込むために用いられる線状部材と、を有し、
    前記底壁には、前記表皮材を吊り込む際に前記線状部材が掛けられる突出部と、該突出部に対する相対位置を変えることが可能な位置可変部と、が設けられており、
    前記相対位置は、前記位置可変部が前記突出部と接触又は係合する第一位置と、前記位置可変部が前記突出部から外れる第二位置との間で変化可能であり、
    前記相対位置が前記第一位置にある状態では、前記突出部の突出方向と交差する方向において前記位置可変部の少なくとも一部が前記突出部の側面よりも外側に張り出ており、
    前記位置可変部は、前記相対位置が前記第一位置にあるときに前記突出部に嵌まり込む嵌合部を有し、
    前記突出部の先端部には、前記嵌合部が前記突出部に嵌まり込んだ状態で前記嵌合部の内縁の外側に突出する爪状の突起が設けられており、
    前記底壁は、樹脂成形品であり、
    前記位置可変部は、基端部と、前記嵌合部と、前記基端部と前記嵌合部との間を連結し折れ曲がり可能な折れ曲がり部とを有し、該折れ曲がり部が折れ曲がることで前記第二位置から前記第一位置に向かって移動し、
    前記基端部のうち、前記突起と対向する部分には貫通孔が設けられていることを特徴とする乗物用シート。
  8. 前記線状部材は、先端部が輪状となった吊り込み紐であり、
    前記突出部には前記吊り込み紐の先端部が掛けられることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の乗物用シート。
  9. 前記表皮材の端部には、中継部材が取り付けられており、
    前記中継部材の下端部には、前記線状部材の末端部が取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の乗物用シート。
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