JP6900900B2 - 車両後部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両後部構造に関する。
車両後部構造において、第2クオーターピラーとホイールハウスとの間にルーフサイドインナパネルが配置された構造が開示されている(特許文献1参照)。
また、リヤピラーの倒れを防止し、リヤダンパからの荷重を指示する構造として、ダンパベースとルーフサイドレールとの間にリヤピラーガセットを架け渡し、ホイールハウスとルーフサイドレールとの間にスチフナを架け渡した構造が開示されている(特許文献2参照)。
特開2015−113083号公報 特許第5377047号公報
しかしながら、従来は、車両の意匠面を構成する金属製のサイドパネルが、車両内側と車両外側を区画する隔壁となっており、該サイドパネルと他の部材との継ぎ目でシールを行い、水密性を確保する必要があった。また、サイドパネルと、ルーフサイドインナパネル等の部材とが、金属部材の二重構造となるため、車両質量の低減が難しかった。更に、車両の意匠面を構成する金属製のサイドパネルは、車両の剛性向上に殆ど寄与しない。これに対し、車両におけるリヤホイールハウス周りにおいて、サイドパネルの車両内側で剛性に関係する車両骨格部は、骨格部材間が互いの結合部を除き互いに独立している。このため、車両のねじれや上下左右の変形の影響を受け易い。したがって、リヤホイールハウス周りの剛性の向上も望まれていた。
本発明は、車両の軽量化と剛性の確保を両立させることを目的とする。
第1の態様に係る車両後部構造は、車両上下方向に延びるリヤピラーと、前記リヤピラーの上部に接合され車両前後方向に延びる骨格部材と、前記リヤピラーの車両内側において前記リヤピラー及び前記骨格部材に水密に接合され、車両内側と車両外側を区画する隔壁と、前記リヤピラー、前記骨格部材及び前記隔壁の車両外側に設けられ、車両側部の意匠面を構成するサイドパネルと、を有する。
この車両後部構造では、リヤピラーの車両内側において、隔壁がリヤピラー及び車両前後方向に延びる骨格部材に水密に接合され、車両内側と外側を区画している。隔壁において水密性を確保することで、車両側部の意匠面を構成するサイドパネルでの水密性の確保が不要となり、サイドパネルの材質が金属に制限されなくなる。
また、隔壁をリヤピラー及び車両前後方向に延びる骨格部材に接合することにより、シェアパネル(耐力壁)が形成されるので、車両の剛性が向上する。
第2の態様は、第1の態様に係る車両後部構造において、前記サイドパネルが樹脂部材である。
この車両後部構造では、サイドパネルが樹脂部材であるので、金属部材を用いる場合と比較して、車両の軽量化が可能となると共に、成形性が向上する。
第3の態様は、第1の態様又は第2の態様に係る車両後部構造において、前記リヤピラー、前記骨格部材、リヤフロア及びリヤホイールハウスによって開口が形成されており、前記隔壁によって前記開口が閉塞されている。
この車両後部構造では、リヤピラー、骨格部材、リヤフロア及びリヤホイールハウスによって形成される開口が、隔壁によって閉塞されているので、該隔壁が耐力壁として働いて車両の剛性がより向上する。
第4の態様は、第1〜第3の態様の何れか1態様に係る車両後部構造において、前記サイドパネルには、凹状のインレットボックス部が設けられ、前記インレットボックス部にインレット部が設けられている。
インレット部とは、給油口や、充電ケーブルが接続される受電部等、車両のエネルギー源を供給する部位である。
この車両後部構造では、上記したように、隔壁において水密性を確保しているため、車両側部の意匠面を構成するサイドパネルでの水密性の確保が不要である。このサイドパネルに凹状のインレットボックス部が設けられ、該インレットボックス部にインレット部が設けられているため、サイドパネルとインレットボックス部との間や、インレットボックス部とインレット部との間においても、水密性の確保が不要となる。つまり、インレット部周辺での水密性確保のためのシール構造が不要となるため、構造を簡素化できる。
第5の態様は、第4の態様に係る車両後部構造において、前記サイドパネルと前記インレットボックス部とが一体成形されている。
この車両後部構造では、サイドパネルとインレットボックス部とが一体成形されているので、サイドパネルに別体のインレットボックス部を組み付ける場合と比較して、構造を更に簡素化できる。
第6の態様は、第4の態様又は第5の態様に係る車両後部構造において、サイドパネル、前記インレットボックス部及び前記インレット部が、それぞれ樹脂で構成されている。
この車両後部構造では、サイドパネル、インレットボックス部及びインレット部がそれぞれ金属製である場合と比較して、車両後部の衝突時に、サイドパネル及びインレットボックス部からインレット部への荷重伝達が抑制される。
第7の態様は、第6の態様に係る車両後部構造において、サイドパネル、インレットボックス部及びインレット部が、樹脂で一体成形されている。
この車両後部構造では、サイドパネルとインレットボックス部に加えて、インレット部も樹脂で一体成形されているので、部品点数が少なくなり、構造がより簡素化される。
第1の態様に係る車両後部構造によれば、車両の軽量化と剛性の確保を両立させることができる。
第2の態様に係る車両後部構造によれば、車両を軽量化しつつ、サイドパネルの意匠の自由度を向上させることができる。
第3の態様に係る車両後部構造によれば、車両の剛性をより向上させることができる。
第4の態様に係る車両後部構造によれば、車両の更なる軽量化と組立工程の削減が可能となる。
第5の態様に係る車両後部構造によれば、車両をより一層軽量化することができる。
第6の態様に係る車両後部構造によれば、車両後部の衝突時における燃料パイプや高圧ケーブルの過剰な変形を抑制することができる。
第7の態様に係る車両後部構造によれば、車両の組立工程の更なる削減が可能となる。
第1実施形態に係る車両後部構造を示す分解斜視図である。 第1実施形態に係る車両後部構造に係り、図1におけるピラーの位置を車両上下方向に切断した場合の断面図である。 第2実施形態に係る車両後部構造に係り、図1におけるリヤホイールハウスの車両後側部付近を車両上下方向に切断した場合の断面図である。 第3実施形態に係る車両後部構造に係り、図1におけるリヤホイールハウスの車両後側部付近を車両上下方向に切断した場合の断面図である。 第4実施形態に係る車両後部構造に係り、図1におけるリヤホイールハウスの車両後側部付近を車両上下方向に切断した場合の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づき説明する。図面において、矢印FRは車両前方を示し、矢印UPは車両上方を示し、矢印RHは車両右側を示し、矢印OUTは車幅方向外側を示している。
[第1実施形態]
図1、図2において、本実施形態に係る車両後部構造Sは、リヤピラー10と、骨格部材の一例たるトルーフリインフォースメント12及びルーフサイドインナパネル13と、隔壁14と、サイドパネル16とを有している。
リヤピラー10は、例えば車両後部において、車両上下方向に延びる骨格部材である。リヤピラー10の上端は、車幅方向に延びるリヤヘッダ18と結合されている。リヤピラー10は、リヤホイールハウス22のアウタパネル24にも結合されている。リヤピラー10の下端を延長し、ロッカ28に結合してもよい。ロッカ28は、車両側部の下部において車両前後方向に延びる骨格部材である。
リヤホイールハウス22は、アウタパネル24とインナパネル25とを接合して構成され、ロッカ28の車両後側に設けられている。インナパネル25は、フランジ部25Aにおいて、アウタパネル24に接合されている。フランジ部25Aとアウタパネル24とは、シール剤42によりシールされ、水密性が確保されている。一例として、アウタパネル24には、サイドパネル16をクリップ留めするためのクリップ嵌込み部27が設けられている。クリップ嵌込み部27の位置や数は、図示の例に限られず、リヤピラー10や隔壁14等、他の部位に設けられていてもよい。
なお、リヤピラー10は、一体成形されたものに限られず、車両上下方向に複数に分割されたリヤピラー部材(図示せず)が、ボルト締結やリベット結合等の手段を用いて、互いに結合される分割構造であってもよい。なお、リヤピラー10からリヤヘッダ18にわたる部位が、一体的に構成されていてもよい。
トルーフリインフォースメント12は、リヤピラー10の上部に接合され、車両前後方向に延びている。具体的には、リヤピラー10の上部には、トルーフリインフォースメント12の前端部が接合されている。ルーフサイドインナパネル13は、例えばリヤピラー10及びトルーフリインフォースメント12の車両内側に配置されており、リヤピラー10及びトルーフリインフォースメント12に接合されている。ルーフサイドインナパネル13は、トルーフリインフォースメント12との間に閉断面を構成すると共に、リヤピラー10との間に閉断面を構成している。
トルーフリインフォースメント12の後部は、車両下方に延び、ロアバックパネル20に接合されている。ロアバックパネル20とリヤホイールハウス22との間には、リヤフロア26が設けられている。
リヤピラー10の上部の車両前方側にはルーフサイドリインフォースメント30が結合されている。ルーフサイドリインフォースメント30は、車両前後方向に延びており、ルーフサイドインナパネル32と接合されて閉断面を構成している。なお、ルーフサイドリインフォースメント30の車幅方向外側に、ルーフサイドアウタパネル(図示せず)を接合してもよい。
隔壁14は、リヤピラー10の車両内側において、リヤピラー10及びルーフサイドインナパネル13に水密に接合され、車両内側と車両外側を区画している。具体的には、隔壁14は、リヤホイールハウス22におけるアウタパネル24の車幅方向内側の端縁に沿って設けられた縦壁部であり、貫通孔等は形成されていない。リヤピラー10の位置では、隔壁14は、該リヤピラー10の車幅方向内側に接合されている。リヤピラー10と異なる位置では、隔壁14は、ルーフサイドインナパネル13の車幅方向内側に接合されている。
図2に示されるように、ルーフサイドインナパネル13の下端縁13Aは、隔壁14の上端縁14Aの車幅方向外側に重ねられて接合されている。この接合は、リベット結合等の手段を用いて行なうことができる。そして、ルーフサイドインナパネル13の下端縁13Aと隔壁14とが、シール剤34によりシールされ、車両内側と車両外側との間での水密性が確保されている。また、隔壁14の上端縁14Aとルーフサイドインナパネル13とが、シール剤36によりシールされ、水密性が確保されている。
隔壁14の後端縁14Bは、例えばトルーフリインフォースメント12及びロアバックパネル20の車幅方向外側の端縁に沿って接合されている。隔壁14の後端縁14Bと、他の部材との接合部も、水密に接合されている(図示せず)。
リヤピラー10、トルーフリインフォースメント12、リヤフロア26及びリヤホイールハウス22によって開口40が形成されている。本実施形態では、隔壁14によって開口40が閉塞され、車両内側と車両外側の間の水密性が確保されている。また、この隔壁14により、耐力壁(シェアパネル)が形成されている。
サイドパネル16は、リヤピラー10、トルーフリインフォースメント12及び隔壁14の車両外側に設けられ、車両側部の意匠面を構成する、例えば樹脂部材である。サイドパネル16の車両内側面には、クリップ取付け部16Aが設けられている。クリップ取付け部16Aには、クリップ38が取り付けられている。クリップ38をクリップ嵌込み部27に嵌め込むことにより、サイドパネル16が車両側部に取り付けられるようになっている。本実施形態では、隔壁14が車両内側と車両外側とを水密に区画しているため、サイドパネル16において水密性を確保する必要がない。したがって、サイドパネル16は、金属部材に限られず、より軽量な樹脂部材を用いることができる。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図1、図2において、本実施形態に係る車両後部構造Sでは、リヤピラー10の車両内側において、隔壁14がリヤピラー10及び車両前後方向に延びるトルーフリインフォースメント12及びルーフサイドインナパネル13に水密に接合されている。この隔壁14が、車両内側と外側を区画している。隔壁14において、水密性を確保することで、車両側部の意匠面を構成するサイドパネル16での水密性の確保が不要となる。したがって、サイドパネル16の材質や意匠が制限され難くなる。
一例として、サイドパネル16を樹脂化することにより、車両の軽量化も可能となり、サイドパネルの意匠の自由度も向上させることができる。サイドパネル16は、車両にクリップ留めされる構造であるので、車両の修理時等において、サイドパネル16の交換も容易である。
また、隔壁14をリヤピラー10及び車両前後方向に延びるトルーフリインフォースメント12及びルーフサイドインナパネル13に接合することにより、耐力壁(シェアパネル)が形成されるので、車両の剛性が向上する。
[第2実施形態]
図3は、本実施形態に係る車両後部構造Sにおいて、図1におけるリヤホイールハウス22の車両後側部付近を車両上下方向に切断した場合の断面図である。図3において、車両後部構造Sでは、サイドパネル16に凹状のインレットボックス部41が設けられ、インレットボックス部41にインレット部44が設けられている。サイドパネル16とインレットボックス部41は、例えば樹脂により一体成形されている。インレットボックス部41には、貫通孔43が形成されている。インレット部44は、この貫通孔43に挿通されている。なお、サイドパネル16とインレットボックス部41が、金属により一体成形されていてもよい。インレットボックス部41には、インレット部44の非使用時に該インレットボックス部41を覆うリッド52が設けられている。
インレット部44は、例えば給油口46や、充電ケーブルが接続される受電部(図示せず)である。インレット部44が給油口46である場合、該給油口46は、給油パイプ47の上端に設けられていてもよく、また給油パイプ(図示せず)の上端に接続される管体に設けられていてもよい。何れの給油パイプも、水密性の確保が必要となる車両内側を通らず、車両外側を通って燃料タンク(図示せず)に至っている。給油口46には、蓋部材50が着脱可能とされている。給油口46は金属製であってもよく、また樹脂製であってもよい。
インレット部44が受電部である場合、該受電部は、高圧ケーブルにより充電装置と接続される(図示せず)。受電部のケーシング(図示せず)は、金属製であってもよく、また樹脂製であってもよい。
本実施形態では、第1実施形態と同様に、隔壁14において水密性を確保しているため、車両側部の意匠面を構成するサイドパネル16での水密性の確保が不要である。このサイドパネル16に凹状のインレットボックス部41が設けられ、該インレットボックス部41にインレット部44が設けられている。このため、サイドパネル16とインレットボックス部41との間や、インレットボックス部41とインレット部44との間においても、水密性の確保が不要となる。つまり、インレット部44周辺での水密性確保のためのシール構造が不要となるため、構造を簡素化できる。このため、車両の更なる軽量化と組立工程の削減が可能となる。
また、サイドパネル16とインレットボックス部41とが一体成形されているので、サイドパネル16に別体のインレットボックス部41を組み付ける場合(後述する第3実施形態)と比較して、構造を更に簡素化できる。
サイドパネル16、インレットボックス部41及びインレット部44を樹脂製とした場合、車両後部の衝突時に、サイドパネル16からインレットボックス部41及びインレット部44への荷重伝達が抑制される。このため、車両後部の衝突時におけるインレット部44の過剰な変形を抑制することができる。またこれによって、各種プロテクタや補強ブラケット等を廃止する等、構造を簡素化することができるため、更なる車両の軽量化が可能となる。
他の部分については、第1実施形態と同様であるので、同一の部分には図面に同一の符号を付し、説明を省略する。
[第3実施形態]
図4は、本実施形態に係る車両後部構造Sにおいて、図1におけるリヤホイールハウス22の車両後側部付近を車両上下方向に切断した場合の断面図である。図4において、車両後部構造Sでは、サイドパネル16に対して別体のインレットボックス部41が組み付けられている。サイドパネル16とインレットボックス部41は、例えばそれぞれ樹脂で構成されている。インレットボックス部41には、フランジ48が一体的に形成されている。サイドパネル16のうち、インレットボックス部41の取付け部位には、インレットボックス部41に対応した開口部49が設けられている。インレットボックス部41のフランジ48は、開口部49の周縁の裏面16B(車両内側面)に接合されている。
なお、サイドパネル16とインレットボックス部41とは、組付前において互いに別体であるため、各々の材質が異なっていてもよい。例えば、サイドパネル16を金属製とし、インレットボックス部41を樹脂製としてもよい。また、サイドパネル16とインレットボックス部41の双方を金属製としてもよい。更には、サイドパネル16を樹脂製とし、インレットボックス部41を金属製としてもよい。サイドパネル16にインレットボックス部41を固定する際には、接着、溶着、溶接、締結等、任意の手段を用いることができる。
本実施形態では、サイドパネル16とインレットボックス部41とが、組付前において互いに別体であるため、各々の材質を任意に選択して組み合わせることができる。
他の部分については、第1実施形態又は第2実施形態と同様であるので、同一の部分には図面に同一の符号を付し、説明を省略する。
[第4実施形態]
図5は、本実施形態に係る車両後部構造Sにおいて、図1におけるリヤホイールハウス22の車両後側部付近を車両上下方向に切断した場合の断面図である。図5において、車両後部構造Sでは、サイドパネル16、インレットボックス部41及びインレット部44が樹脂により一体成形されている。具体的には、インレット部44が給油口46であり、該給油口46を有する給油パイプ47が、サイドパネル16及びインレットボックス部41と、樹脂により一体成形されている。給油パイプ47は、成形性を考慮して比較的短く構成され、別体の連結管54を介して燃料タンク(図示せず)に接続される。
本実施形態では、サイドパネル16とインレットボックス部41に加えて、インレット部44も樹脂で一体成形されているので、部品点数が少なくなり、構造がより簡素化される。このため、車両の組立工程の更なる削減が可能となる。
他の部分については、第1実施形態又は第2実施形態と同様であるので、同一の部分には図面に同一の符号を付し、説明を省略する。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
車両前後方向に延びる骨格部材として、トルーフリインフォースメント12及びルーフサイドインナパネル13を挙げたが、骨格部材はこれらに限られず、ピラー等であってもよい。
サイドパネル16が樹脂部材であるものとしたが、アルミパネル等のスチールよりも軽量な部材を用いることも可能である。
第1実施形態に、第2〜第4実施形態の何れかを適宜組み合わせることも可能である。また、第2〜第4実施形態の構成を有さず、第1実施形態の構成のみを有していてもよい。
10 リヤピラー
12 トルーフリインフォースメント(骨格部材)
13 ルーフサイドインナパネル(骨格部材)
14 隔壁
16 サイドパネル
22 リヤホイールハウス
26 リヤフロア
40 開口
41 インレットボックス部
44 インレット部
S 車両後部構造

Claims (7)

  1. 車両上下方向に延びるリヤピラーと、
    前記リヤピラーの上部に接合され車両前後方向に延びる骨格部材と、
    前記リヤピラーの車両内側において前記リヤピラー及び前記骨格部材に水密に接合され、車両内側と車両外側を区画する隔壁と、
    前記リヤピラー、前記骨格部材及び前記隔壁の車両外側に設けられ、車両側部の意匠面を構成するサイドパネルと、
    を有する車両後部構造。
  2. 前記サイドパネルが、樹脂部材である請求項1に記載の車両後部構造。
  3. 前記リヤピラー、前記骨格部材、リヤフロア及びリヤホイールハウスによって開口が形成されており、
    前記隔壁によって前記開口が閉塞されている請求項1又は請求項2に記載の車両後部構造。
  4. 前記サイドパネルには、凹状のインレットボックス部が設けられ、
    前記インレットボックス部にインレット部が設けられている請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両後部構造。
  5. 前記サイドパネルと前記インレットボックス部とが一体成形されている請求項4に記載の車両後部構造。
  6. 前記サイドパネル、前記インレットボックス部及び前記インレット部が、それぞれ樹脂で構成されている請求項4又は請求項5に記載の車両後部構造。
  7. 前記サイドパネル、前記インレットボックス部及び前記インレット部が、樹脂で一体成形されている請求項6に記載の車両後部構造。
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