JP6886316B2 - 活性エネルギー線硬化性組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、活性エネルギー線硬化性組成物、及びその硬化物と硬化物から得られる各種光学部品に関する。
従来、液晶ディスプレイに使用されるプリズムシートや拡散シート、プロジェクションTVに使用されるフレネルレンズ、レンチキュラーレンズといった光学レンズや光学部品は、熱可塑性樹脂の射出成形、あるいは熱プレス成形により製造されるのが一般的であった。
これらの製造方法では、製造時の加熱と冷却に長時間を必要とするため生産性が低く、また、光学レンズの熱収縮により微細構造の再現性が悪いという問題点があった。
これらの問題点を解決するため、金型内面に透明樹脂基材がセットされた型内に活性エネルギー硬化性組成物を流し込み、活性エネルギー線を照射して硬化させる方法が実施されている。
近年、ディスプレイの高輝度化に伴い、光学レンズの輝度を向上させるという試みがなされており、この目的のため例えば芳香環の含有量を高くした高屈折率のレンズを成型する技術(特許文献1)が検討されている。
しかし、特許文献1の芳香環の含有量を高くした高屈折率タイプの活性エネルギー線硬化型組成物の硬化物は剛性が高く、硬化時の硬化収縮が大きくなり、フィルムが反るという問題が発生する。更に、硬化成型後の光学レンズの微細な形状が変形したり、壊れたりして傷となり、時間が経ってもその傷が元の状態に回復しない。また組立時、搬送時に他の部材と接触することにより傷が発生する問題がある。
硬化物が硬く、微細な凹凸形状であるため構造が壊れてしまう問題点を解決する手法として、光学レンズの形状そのものを工夫して、光学レンズの微細な形状を壊れにくくする方法(例えば特許文献2)や、多官能(メタ)アクリレートを導入する方法(特許文献3)等が提案されている。
しかしながら、特許文献2の方法では硬化収縮によるフィルムの反りの低減や微細な凹凸形状のレンズについた傷の回復のし易さ(傷の回復性)が不十分であるという問題があり、特許文献3の方法では、硬化物の屈折率が低下する問題がある。
特開2008−094987号公報 特開2006−309248号公報 特開2004−131520号公報
本発明の課題は、高屈折率、傷の回復性、プラスチック基材との高い密着性、透明性に優れた硬化物を与える活性エネルギー線硬化性組成物を提供することにある。
本発明者らは、上記の目的を達成するべく検討を行った結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、分子内にフルオレン骨格とオキシアルキレン基を有し、ウレタン基を有しない(メタ)アクリレート(A)と、芳香環を有するリン酸エステル化合物(B)と、ウレタン(メタ)アクリレート(C)と、光重合開始剤(D)とを含有する樹脂組成物であって、樹脂組成物の合計重量に基づいて、(A)の含有量が15〜50重量%、(B)の含有量が3〜20重量%、(C)の含有量が5〜35重量%である活性エネルギー線硬化性樹脂組成物;この活性エネルギー線硬化性組成物を硬化させてなる硬化物;この硬化物を用いた光学レンズ、光学レンズ用シートまたはフィルムである。
本発明の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物は高屈折率(1.56以上)かつ傷の回復性に優れ、さらに、プラスチック基材との高い密着性、透明性に優れた硬化物を与える。 特に密着性は、硬化させた初期だけでなく、経日変化の促進として湿熱試験後でも優れた密着性を維持することができる。
本発明の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物は、分子内にフルオレン骨格とオキシアルキレン基を有し、ウレタン基を有しない(メタ)アクリレート(A)と、芳香環を有するリン酸エステル化合物(B)と、ウレタン(メタ)アクリレート(C)と、光重合開始剤(D)とを含有する。そして、樹脂組成物の合計重量に基づいて、(B)の含有量が3〜20重量%、(C)の含有量が5〜35重量%であることを特徴とする。
なお、本明細書において、「(メタ)アクリレート」とは「アクリレート又はメタクリレート」を、「(メタ)アクリロイル基」とは「アクリロイル基又はメタクリロイル基」を意味する。
また、2官能以上とは、(メタ)アクリロイル基の数が2個以上であることを意味し、以下同様の記載法を用いる。
以下に、本発明の必須成分である、分子内にフルオレン骨格とオキシアルキレン基を有しウレタン基を有しない(メタ)アクリレート(A)、芳香環を有するリン酸エステル化合物(B)、ウレタン(メタ)アクリレート(C)、光重合開始剤(D)を順に説明する。
本発明の必須成分である(メタ)アクリレート(A)としては、分子内にフルオレン骨格とオキシアルキレン基を有し、少なくとも1個の(メタ)アクリロイル基有していれば特にその化学構造は限定されない。なお、ウレタン基を有しない点でウレタン(メタ)アクリレート(C)と区別できる。
更に好ましい(メタ)アクリレート(A)としては、具体的には下記一般式(1)で表される(メタ)アクリレートである。
Figure 0006886316
式(1)中、2個のRはそれぞれ独立に水素原子又はメチル基を表し、硬化性の観点からRは水素原子が好ましい。
複数個のROはそれぞれ独立に 炭素数2または3のアルキレンオキシ基を表す。
xとyはそれぞれ独立に1〜20の整数を表す。x+yの合計値は、傷の回復性の観点から2〜30が好ましく、特に3〜25が好ましい。
(メタ)アクリレート(A)の含有量は、屈折率の観点から、樹脂組成物の合計重量に基づいて10〜90重量%であり、好ましくは15〜80重量%、特に好ましくは15〜50重量%である。
本発明の必須成分である芳香環を有するリン酸エステル化合物(B)は、分子内に芳香環を含有していればその化学構造は特に限定されないが、高屈折率の観点から芳香環を3個以上含有しているものが好ましい。
芳香環を有するリン酸エステル化合物(B)としては、例えば、トリフェニルホスフェート(TPP)、トリクレジルホスフェート(TCP)、トリキシレニルホスフェート(TXP)、クレジルジフェニルホスフェート(CDP)、2−エチルヘキシルジフェニルホスフェート(EHDP)、t-ブチルフェニルジフェニルホスフェート(t−BDP)、ビス-(t-ブチルフェニル)フェニルホスフェート(BBDP)、トリス-(t-ブチルフェニル)ホスフェート(TBDP)、プロピル化フェニルホスフェート、イソプロピルフェニルジフェニルホスフェート(IPP)、ビス-(イソプロピルフェニル)ジフェニルホスフェート(BIPP)、トリス-(イソプロピルフェニル)ホスフェート(TIPP);オキシ塩化リンとフェノール、アルキルフェノール、二価のフェノール系化合物との反応生成物である芳香族縮合リン酸エステル化合物等が挙げられる。またこれらを2種以上含んでいてもよい。
これらのうちで好ましい構造として具体的には下記一般式(2)および/または(3)で表されるリン酸エステル化合物である。
Figure 0006886316
[式(2)中、mは1〜5の整数を表す。]
Figure 0006886316
[式(3)中、mは1〜5の整数を表す。]
本発明の必須成分である芳香環を有するリン酸エステル化合物(B)の含有量は、樹脂組成物の合計重量に基づいて3〜20重量%である。好ましくは5〜20重量%、さらに好ましくは6〜19重量%である。3重量%未満では傷の回復性が不十分となり、20重量%を超えると密着性が不十分となる。
本発明の必須成分であるウレタン(メタ)アクリレート(C)は、耐傷付性の観点から、ポリオール(x)、ポリイソシアネート(y)を反応させて得られるイソシアネート基を有するウレタンプレポリマー(w)を、さらに水酸基含有(メタ)アクリレート(z)とウレタン化反応させて得られたものが好ましい。
イソシアネート基を有するウレタンプレポリマー(w)は、ポリオール(x)とポリイソシアネート(y)を反応させることにより得られる。その際の(x)と(y)の当量比(x)/(y)が、好ましくは1/3〜10/1、更に好ましくは1/2〜8/1である。この範囲であると、傷の回復性に優れる。
(x)と(y)及び(z)の反応における水酸基/イソシアネート基当量比は、好ましくは0.45〜0.99、更に好ましくは0.50〜0.97である。
ウレタンプレポリマー(w)の構成原料となるポリオール(x)としては、ポリエーテルポリオール(x1)、ポリエステルポリオールなどが挙げられ、ポリエーテルポリオール(x1)が好ましい。
ポリエーテルポリオール(x1)としては、下記の脂肪族2価アルコールのアルキレンオキサイド付加物(以下、「アルキレンオキサイド」を「AO」と略記する場合がある。AOの炭素数は2〜4が好ましい。以下同様。)(x11)、ポリオキシアルキレングリコール(x12)、2価フェノール化合物のAO付加物(x13)が挙げられる。
脂肪族2価アルコールのアルキレンオキサイド付加物1〜20モル付加物(x11)
1,4−ブタンジオールのエチレンオキサイド(以下、「エチレンオキサイド」を「EO」と略記する場合がある。)5モル付加物、1,6−ヘキサンジオールのプロピレンオキサイド(以下、「プロピレンオキサイド」を「PO」と略記する場合がある。)5モル付加物、及びネオペンチルグリコールのブチレンオキサイド5モル付加物等。
ポリオキシアルキレングリコール(x12)
ポリオキシエチレングリコール(Mn400)、ポリオキシプロピレングリコール(Mn600)及びポリオキシテトラメチレングリコール(Mn1,000)等。
2価フェノール化合物のAO付加物(AO2〜20モル)(x13)
2価フェノール化合物[単環フェノール(カテコール、レゾルシノール、ハイドロキノン等)、縮合多環フェノール(ジヒドロキシナフタレン等)、ビスフェノール化合物(ビスフェノールA、ビスフェノール−F及びビスフェノール−S等)]のAO付加物[レゾルシノールのEO4モル付加物、ジヒドロキシナフタレンのPO4モル付加物、ビスフェノールA、ビスフェノール−F及びビスフェノール−SのEOまたはPO2モル各付加物等]
これらのポリエーテルポリオール(x1)のうち、傷の回復性の観点から好ましいのは(x12)と(x13)であり、更に好ましくは(x13)である。
ウレタンプレポリマー(w)の構成原料となるポリオール(x)のMnは、傷の回復性の観点から、好ましくは700〜9,700、更に好ましくは、900〜7,700である。
ウレタンプレポリマー(w)の構成原料となるポリイソシアネート(y)としては、下記の脂環式ポリイソシアネート(y1)、芳香族ポリイソシアネート(y2)、脂肪族ポリイソシアネート(y3)、芳香脂肪族ポリイソシアネート(y4)等が挙げられる。
脂環式ポリイソシアネート(y1)
イソホロンジイソシアネート(IPDI)、2,4−又は2,6−メチルシクロヘキサンジイソシアネート(水添TDI)、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート(水添MDIまたはMDI−H)、シクロヘキシレンジイソシアネート、メチルシクロヘキシレンジイソシアネート、ビス(2−イソシアナトエチル)−4−シクロヘキシレン−1,2−ジカルボキシレート及び2,5−又は2,6−ノルボルナンジイソシアネート及びダイマー酸ジイソシアネート等。
芳香族ポリイソシアネート(y2)
1,3−又は1,4−フェニレンジイソシアネート2,4−又は2,6−トリレンジイソシアネート(TDI)、4, 4’−又は2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、4,4’−ジイソシアナトビフェニル、3,3’−ジメチル−4,4’−ジイソシアナトビフェニル、3,3’−ジメチル−4,4’−ジイソシアナトジフェニルメタン、1,5−ナフチレンジイソシアネート及びm−またはp−イソシアナトフェニルスルホニルイソシアネート等。
脂肪族ポリイソシアネート(y3)
エチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、ヘプタメチレンジイソシアネート、オクタメチレンジイソシアネート、ノナメチレンジイソシアネート、デカメチレンジイソシアネート、ドデカメチレンジイソシアネート、2,2,4−又は2,4,4 −トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、2,6−ジイソシアナトメチルカプロエート、2,6−ジイソシアナトエチルカプロエート、ビス(2−イソシアナトエチル)フマレート、ビス(2−イソシアナトエチル)カーボネート及びトリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(TMDI)等。
芳香脂肪族ポリイソシアネート(y4)
m−又はp−キシリレンジイソシアネート(XDI)、α,α,α’,α’−テトラメチルキシリレンジイソシアネート(TMXDI)等。
これらのポリイソシアネート(y)のうち、傷の回復性の観点から、好ましくは(y1)、(y2)、(y4)であり、さらに好ましくは(y2)、(y4)であり、特に好ましくはXDIである。
ポリオール(x)及びポリイソシアネート(y)の反応における水酸基/イソシアネート基当量比は、好ましくは0.45〜0.99、更に好ましくは0.50〜0.97、特に好ましくは0.55〜0.95である。当量比が0.45以上では硬化時の収縮率が小さくなり、基材との密着性がより良好となり、0.99以下であると他の樹脂組成物との相溶性が良好となる。
上記(x)及び(y)の反応で得られたイソシアネート基を有するウレタンプレポリマー(w)に、さらに水酸基含有(メタ)アクリレート(z)を反応させて、本発明の必須成分のウレタン(メタ)アクリレート(C)を得ることができる。
ウレタンプレポリマー(w)と反応させる水酸基含有(メタ)アクリレート(z)としては、下記の(ポリ)オキシアルキレン(メタ)アクリレート(z1)等が挙げられる。
(ポリ)オキシアルキレン(メタ)アクリレート(z1)
(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシブチル;及びこれらのAO付加物等
これらの(ポリ)オキシアルキレン(メタ)アクリレート(z1)のうち、耐傷付性の観点から好ましいのは、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシプロピルであり、更に好ましくは(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチルである。
ウレタン(メタ)アクリレート(C)の製造においては、ウレタン化触媒を用いてもよい。ウレタン化触媒としては、金属化合物(有機ビスマス化合物、有機スズ化合物及び有機チタン化合物等)、3級アミン、アミジン化合物及び4級アンモニウム塩等が挙げられる。
ウレタン化触媒の使用量は、(C)の重量に基づいて、好ましくは1重量%以下、反応性、透明性の観点から、更に好ましくは0.001〜0.5重量%、特に好ましくは、0.05〜0.2重量%である。
密着性の観点から、ウレタン(メタ)アクリレート(C)の含有量は、樹脂組成物の合計重量に基づいて5〜35重量%であり、好ましくは10〜30重量%である。5重量%未満では密着性が不十分であり、35重量%を超えると傷の回復性が不十分となる。
ウレタン(メタ)アクリレート(C)の数平均分子量(以下、Mnと略記することがある。)は、好ましくは500〜10,000であり、更に好ましくは1,200〜8,000である。この範囲にあると密着性、傷の回復性が良好となる。
なお、本発明におけるMnは、例えばゲルパーミエイションクロマトグラフィー(GPC)を用いて、以下の条件で測定することができる。
[1]装置 :ゲルパーミエイションクロマトグラフィー
「HLC−8120GPC」、東ソー(株)製
[2]カラム :「TSKgel GMHXL」2本+「TSKgel
Multipore HXL−M 」、東ソー(株)製
[3]溶離液 :テトラヒドロフラン(THF)
[4]基準物質:標準ポリスチレン
(TSKstandard POLYSTYRENE)、
東ソー(株)製
[5]注入条件:サンプル濃度0.25重量%、カラム温度40℃
本発明の必須成分である光重合開始剤(D)としては、フォスフィンオキサイド系化合物(D1)、ベンゾイルホルメート系化合物(D2)、チオキサントン系化合物(D3)、オキシムエステル系化合物(D4)、ヒドロキシベンゾイル系化合物(D5)、ベンゾフェノン系化合物(D6)、ケタール系化合物(D7)、1,3−α−アミノアルキルフェノン系化合物(D8)などが挙げられる。
フォスフィンオキサイド系化合物(D1)としては、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド等が挙げられる。
ベンゾイルホルメート系化合物(D2)としては、メチルベンゾイルホルメート等が挙げられる。
チオキサントン系化合物(D3)としては、イソプロピルチオキサントン等が挙げられる。
オキシムエステル系化合物(D4)としては、1,2−オクタンジオン,1−[4−(フェニルチオ)−,2−(O−ベンゾイルオキシム)]、エタノン,1−[9−エチル−6−(2−メチルベンゾイル)−9H−カルバゾール−3−イル]−,1(O−アセチルオキシム))等が挙げられる。
ヒドロキシベンゾイル系化合物(D5)としては、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ベンゾインアルキルエーテル等が挙げられる。
ベンゾフェノン系化合物(D6)としては、ベンゾフェノン等が挙げられる。
ケタール系化合物(D7)としては、ベンジルジメチルケタール等が挙げられる。
1,3−α−アミノアルキルフェノン系化合物(D8)としては、2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルフォリノプロ−ブタノン−1、2−(ジメチルアミノ)−2−[(4−メチルフェニル)メチル]−1−[4−(4−モルホリニル)フェニル]−1−ブタノン等が挙げられる。
これらの光重合開始剤(D)のうち、硬化性及び硬化物の着色の観点から好ましいのは、フォスフィンオキサイド系化合物(D1)および 1,3−α−アミノアルキルフェノン系化合物(D8)である。
ラジカル重合開始剤(D)の含有量は、硬化性および透明性の観点から、樹脂組成物の合計重量に基づいて、0.1〜10重量%であり、好ましくは0.5〜10重量%である。
本発明の活性エネルギー線硬化性組成物には、本発明の効果を阻害しない範囲で必要により(A)以外の(メタ)アクリレート(E)や種々の添加剤を含有させてもよい。
(メタ)アクリレート(E)としては、公知の(メタ)アクリレートであれば、特に限定されずに用いられ、1官能(メタ)アクリレート(E1)、2官能(メタ)アクリレート(E2)、3官能(メタ)アクリレート(E3)及び4〜6官能(メタ)アクリレート(E4)等が挙げられる。
1官能(メタ)アクリレート(E1)としては、炭素数2〜30のアルコールと(メタ)アクリル酸のエステル化物、ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、o−、m−又はp−フェニルフェノールのモノ(メタ)アクリレート、3,3’−ジフェニル−4,4’−ジヒドロキシビフェニルのモノ(メタ)アクリレート及びノニルフェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート等が挙げられる。
(E1)のうち、屈折率の観点から好ましいのはフェノキシエチル(メタ)アクリレートである。
2官能(メタ)アクリレート(E2)としては、炭素数2〜30の多価(好ましくは2〜8価)アルコールと(メタ)アクリル酸のエステル化物、炭素数2〜30の多価(好ましくは2〜8価)アルコールのアルキレンオキサイド(アルキレン基の炭素数2〜4)1〜30モル付加物と(メタ)アクリル酸のエステル化物、OH基含有両末端エポキシアクリレート、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物のジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
3官能(メタ)アクリレート(E3)としては、炭素数3〜30の3価以上(好ましくは3〜8価)アルコールと(メタ)アクリル酸のエステル化物[例えばグリセリンのトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンのトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールのトリ(メタ)アクリレート]、および炭素数3〜30の3価以上(好ましくは3〜8価)のアルコールのアルキレンオキサイド(アルキレン基の炭素数2〜4)1〜30モル付加物と(メタ)アクリル酸のエステル化物[例えばトリメチロールプロパンのエチレンオキサイド付加物のトリ(メタ)アクリレート]等が挙げられる。
4〜6官能(メタ)アクリレート(E4)としては、炭素数5〜30の4価以上(好ましくは4〜8価)アルコールと(メタ)アクリル酸のエステル化物[例えばペンタエリスリトールのテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールのペンタ(メタ)アクリレート及びジペンタエリスリトールのヘキサ(メタ)アクリレート];および炭素数5〜30の4価以上(好ましくは4〜8価)のアルコールのアルキレンオキサイド(アルキレン基の炭素数2〜4)1〜30モル付加物と(メタ)アクリル酸のエステル化物[例えばジペンタエリスリトールのエチレンオキサイド付加物のテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールのエチレンオキサイド付加物のペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールのプロピレンオキサイド付加物のペンタ(メタ)アクリレート]等が挙げられる。
添加剤としては、可塑剤、有機溶剤、分散剤、消泡剤、チクソトロピー性付与剤(増粘剤)、スリップ剤、酸化防止剤、ヒンダードアミン系光安定剤及び紫外線吸収剤が挙げられる。
光学レンズ関連部品の用途として使用する場合、活性エネルギー線硬化性樹脂組成物の硬化物の屈折率は1.56〜1.65が好ましい。
本発明における活性エネルギー線には、紫外線、電子線、X線、赤外線及び可視光線が含まれる。これらの活性エネルギー線のうち硬化性と樹脂劣化の観点から好ましいのは紫外線と電子線である。
本発明の活性エネルギー線硬化性組成物を紫外線により硬化させる場合は、種々の紫外線照射装置[例えば、紫外線照射装置[型番「VPS/I600」、フュージョンUVシステムズ(株)製]を使用できる。
使用するランプとしては、例えば高圧水銀灯及びメタルハライドランプ等が挙げられる。紫外線の照射量は、組成物の硬化性及び硬化物の可撓性の観点から好ましくは10〜10,000mJ/cm2、更に好ましくは100〜5,000mJ/cm2である。
本発明の活性エネルギー線硬化性組成物の硬化物を用いた光学レンズ等の製造方法は、特に限定されないが、微細な凹凸構造を有する平らな金型を用いて活性エネルギー線硬化性組成物を光硬化させ金型から離型することにより得ることができる。
例えば本発明の組成物を予め20〜50℃に温調し、光学レンズ形状が得られる金型(型温は好ましくは20〜50℃、更に好ましくは25〜40℃)にディスペンサー等を用いて、硬化後の厚みが20〜150μmとなるように塗工または充填し、塗膜上から透明フィルムなどの透明基材を空気が入らないように加圧積層し、更に該透明基材上から活性エネルギー線を照射して該塗膜を硬化させた後に、型から離型し光学レンズシートを得る。
上記の透明基材としては、メチルメタクリレート(共)重合物、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリトリアセチルセルロース及びポリシクロオレフィン等の樹脂からなるものが挙げられる。
以下、実施例及び比較例により本発明をさらに説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。以下、特に定めない限り、%は重量%、部は重量部を示す。
製造例1 ウレタンアクリレート(C−1)の製造
撹拌機、冷却管及び温度計を備えた反応容器に、Mn344のビスフェノールAのPO2モル付加物[商品名:ニューポールBP−2P、三洋化成工業(株)製]361部、キシリレンジイソシアネート[商品名:タケネート500、三井武田ケミカル(株)製]395部、及びウレタン化触媒としてビスマストリ(2−エチルヘキサノエート)の2−エチルヘキサン酸50%溶液0.5部を仕込み、80℃で6時間反応させ、その後2−ヒドロキシエチルアクリレート244部を加え、80℃で3時間反応させて、ウレタンアクリレート(C−1)を得た。
このウレタンアクリレート(C−1)のMnは4,400であった。
製造例2 ウレタンアクリレート(C−2)の製造
撹拌機、冷却管及び温度計を備えた反応容器にMn1,000のポリオキシテトラメチレングリコール[商品名:PTMG−1000、三菱化学(株)製]561部、水添MDI 294部[商品名:デスモジュールW、住化バイエルウレタン(株)製]、及び触媒としてビスマストリ(2−エチルヘキサノエート)(2−エチルヘキサン酸50%溶液)0.37部を仕込み、120℃で4時間反応させ、その後2−ヒドロキシエチルアクリレート[商品名:アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(株)日本触媒製]145部を加え、80℃で3時間反応させて、ウレタンアクリレート(C−2)を得た。
このウレタンアクリレート(C−2)のMnは1,800であった。
実施例1〜5及び比較例1〜8
表1に示す配合組成(重量部)で均一混合して、実施例及び比較例の各樹脂組成物を得た。
Figure 0006886316
なお、表1中で使用した原料は以下の通りである。
(A−1):エチレンオキサイド20モル付加フルオレンジアクリレート[商品名「KOMELATE−D204」、KPX(株)製、化学一般式(1)におけるx+y=20]
(A−2):エチレンオキサイド10モル付加フルオレンジアクリレート[商品名「KOMELATE−D104」、KPX(株)製、x+y=10]
(A−3):エチレンオキサイド6モル付加フルオレンジアクリレート[商品名「KOMELATE−D064」、KPX(株)製、x+y=6]
(A’−1):ビスフェノールAのEO4モル付加物のジアクリレート[商品名「ネオマーBA−641」、三洋化成工業(株)製]
(B−1):リン酸エステル化合物[商品名「CR−733S」、大八化学工業(株)製、本品は一般式(2)においてmが1とmが2との混合物に該当する。]
(B−2):リン酸エステル化合物[商品名「CR−741」、大八化学工業(株)製、本品は一般式(3)においてmが1とmが2との混合物に該当する。]
(B’−1):トリエチルホスフェート[商品名「TEP」、大八化学工業(株)製]
(D−1):2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド[商品名「イルガキュアーTPO」、BASF社製]
(D−2):ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド[商品名「イルガキュアー819」、BASF社製]
(E−1):フェノキシエチルアクリレート[商品名「ライトアクリレート PO−A」、共栄社化学製]
本発明及び比較のための活性エネルギー線硬化性組成物の屈折率、傷の回復性、成形直後の密着性、湿熱試験後の密着性、全光線透過率を下記の方法で測定した。
その結果を表1に示す。
[硬化物の屈折率の評価]
活性エネルギー線樹脂組成物を、PETフィルム[商品名:ルミラーS、東レ(株)製]2枚で該組成物が約5μmになるように挟み、紫外線照射装置[商品名:VPS/I600、フュージョンUVシステムズ(株)製、以下同じ]を用いて1000mJ/cmの紫外線を照射して硬化させて被覆物を得た。
この被覆物からPETフィルムを除き、得られた硬化膜の屈折率を25℃の環境下で屈折率計[商品名:アッベ屈折率計4T、(株)アタゴ製]を用いて測定した。
なお、光学レンズ関連部品の用途として使用する場合、25℃での屈折率は1.56〜1.65が必要とされる。
[全光線透過率測定用と密着性評価用のテストピースの作成]
活性エネルギー線硬化性組成物をガラス板の片面に厚さが20μmになるようにアプリケーターで塗工した後、厚さ100μmのPETフィルム[商品名「コスモシャインA4300」東洋紡績(株)製]を樹脂側に貼り合わせ、ローラーを上から転がして空気を押し出した。
PETフィルム側から紫外線照射装置により、紫外線を1000mJ/cm2照射して、硬化させた。PETフィルムに密着した硬化物をガラス板から剥離し、テストピースを作成した。
[全光線透過率(硬化物の透明性)の評価]
前記テストピースを、JIS−K7105に準拠し、全光線透過率測定装置[商品名「haze−garddual」、BYK gardner(株)製]を用いて全光線透過率(%)を測定した。
なお、光学レンズ、光学レンズ用シート又はフィルム用途に使用する場合、全光線透過率は85%以上であることが必要である。
[初期の密着性の評価]
前記テストピースを23℃、相対湿度50%の環境下で24時間静置した後、JIS K5600−5−6に準拠し、1mm幅にカッターナイフで切込みを入れて碁盤目(10×10個)を作成し、該碁盤目上にセロハン粘着テープを貼り付け90度剥離を行い、PETフィルムからの硬化物の剥離状態を目視で観察し、評価した。
下記の基準で判定した。
○:100個の碁盤目のうち90個以上が剥離せずに基材に残っている
△:100個の碁盤目のうち10〜89個が剥離せずに基材に残っている
×:100個の碁盤目のうち9個以下しか残っていない
[湿熱試験後の密着性の評価]
前記テストピースを60℃、相対湿度90%の環境下で500時間おいた後、JIS K5600−5−6に準拠し、1mm幅にカッターナイフで切込みを入れて碁盤目(10×10個)を作成し、該碁盤目上にセロハン粘着テープを貼り付け90度剥離を行い、PETフィルムからの硬化物の剥離状態を目視で観察し、評価した。
下記の基準で判定した。
○:100個の碁盤目のうち90個以上が剥離せずに基材に残っている
△:100個の碁盤目のうち10〜89個が剥離せずに基材に残っている
×:100個の碁盤目のうち9個以下しか残っていない
[傷の回復性の評価]
(1)溝の深さが50μmでピッチ幅を20μmで平行線を刻んで微細に凹凸処理を施したステンレス製の金型を用意する。
(2)活性エネルギー線硬化性組成物をこの金型の片面に厚さが100μmになるようにアプリケーターで塗工した後、厚さ100μmのポリエステルフィルム[商品名「コスモシャインA4300」東洋紡績(株)製]を樹脂側に貼り合わせ、ローラーを上から転がして空気を押し出した。
ポリエステルフィルム側から紫外線照射装置[型番「VPS/I600」、フュージョンUVシステムズ(株)製]により、紫外線を1000mJ/cm2照射して、硬化させ、硬化膜を作成した。
(3)硬化膜の表面を、クロムキャップを装着した鉛筆でJIS K 5600−5−4に準拠して引っかき試験を行った。
(4)引っかき試験後の硬化膜の表面を目視で観察し、下記の基準で判定した。
○:引っかき傷が3秒以内で完全に消失している
△:引っかき傷が3秒経ってもその一部が残っている
×:引っかき傷が3秒経っても全て残っている
表1の結果から、実施例1〜5の本発明の光学部品活性エネルギー線硬化性組成物を硬化させた硬化フィルムは、高い屈折率を有し、傷の回復性、初期の密着性、湿熱試験後の密着性及び透明性のすべてに優れることがわかる。
一方、(A)を含まない比較例1は、傷の回復性が不十分であった。また、フルオレン骨格を含まない(メタ)アクリレートを含む比較例2は傷の回復性が不十分であった。また、(B)を含まない比較例3は傷の回復性、初期の密着性、湿熱試験後の密着性が不十分であった。また、芳香環を含まないリン酸エステルを含む比較例4は硬化物の屈折率が低く、不十分であった。(B)の含有量が20重量%を超える比較例5は促進試験としての湿熱試験後(60℃、相対湿度90%で500時間)の密着性が悪い。逆に、(B)の含有量が5重量%より少ない比較例6は傷の回復性、密着性が悪い。また、(C)の含有量が35重量%を超える比較例7は湿熱試験後の密着性が悪い。(C)を含まない比較例8は傷の回復性と湿熱試験後の密着性が悪い。
本発明の光学部品活性エネルギー線硬化性組成物を硬化させて得られる本発明の硬化物は、高い屈折率を有した上で、傷の回復性、基材密着性及び透明性優れているため、光学部材、電気・電子部材としても有用である。また、本発明の硬化物を用いた光学部品は、光学レンズ、光学レンズ用シート又はフィルムとして、具体的には、プラスチックレンズ(プリズムレンズ、レンチキュラーレンズ、マイクロレンズ、フレネルレンズ、視野角向上レンズ等)、光学補償フィルム、位相差フィルム、プリズム、光ファイバー、フレキシブルプリント配線用ソルダーレジスト、メッキレジスト、多層プリント配線板用層間絶縁膜、感光性光導波路として有用である。

Claims (8)

  1. 分子内にフルオレン骨格とオキシアルキレン基を有し、ウレタン基を有しない(メタ)アクリレート(A)と、芳香環を有するリン酸エステル化合物(B)と、ウレタン(メタ)アクリレート(C)と、光重合開始剤(D)とを含有する樹脂組成物であって、樹脂組成物の合計重量に基づいて、(A)の含有量が15〜50重量%、(B)の含有量が3〜20重量%、(C)の含有量が5〜35重量%である活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
  2. (メタ)アクリレート(A)が下記一般式(1)で表される化合物を請求項1記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
    Figure 0006886316
    [式(1)中、2個のRはそれぞれ独立に水素原子又はメチル基を表す。複数個のROはそれぞれ独立に炭素数2または3のアルキレンオキシ基を表す。xとyはそれぞれ独立に1〜20の整数を表す。]
  3. 芳香環骨格を有するリン酸エステル化合物(B)が、下記一般式(2)および/または(3)で表される化合物である請求項1または2記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
    Figure 0006886316
    [式(2)中、mは1〜5の整数を表す。]
    Figure 0006886316
    [式(3)中、nは1〜5の整数を表す。]
  4. ウレタン(メタ)アクリレート(C)の数平均分子量が500〜50,000である請求項1〜3いずれか記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
  5. 硬化物の屈折率が1.56〜1.65である請求項1〜4いずれか記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
  6. 光学部品用である請求項1〜5いずれか記載の活性エネルギー線硬化性樹脂組成物。
  7. 請求項1〜6いずれか記載の活性エネルギー線硬化性組成物を硬化させてなる硬化物。
  8. 請求項7に記載の硬化物を用いた光学レンズ、光学レンズ用シートまたはフィルム。
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