JP6876266B2 - 風呂装置 - Google Patents
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Description
同文献に記載された風呂装置は、浴槽に接続された湯水循環路、この湯水循環路に設けられた循環ポンプ、除菌処理部、及び浴室内における人の存否を検出するための人感センサを備えている。前記循環ポンプが駆動されると、浴槽の湯水が除菌処理部に送られ、かつこの除菌処理部によって除菌処理が施された湯水が浴槽に戻される。循環ポンプ及び除菌処理部は、浴室から入浴者が退出したことが人感センサを利用して検出されたときに、駆動オンとされる。
このような構成によれば、入浴者が入浴を終えて浴室を退出した直後に、浴槽の湯水の除菌処理を開始させることが可能である。
なお、除菌処理動作の終了時期をタイマ設定することなく、除菌処理動作を終了させるための所定のスイッチ操作がなされる迄の期間中、除菌処理動作を継続させれば、前記した不具合は解消される。ところが、このような手段を採用したのでは、除菌処理動作が必要以上に長時間にわたって実行される無駄や、消費電力が多大となり、ランニングコストが高価になるといった不具合を生じる。
すなわち、浴槽の湯水を除菌及び/又は濾過する湯水処理動作は、制御部の演算により所定の条件を満たすように算出された湯水処理開始時刻に開始される結果、湯水処理終了時刻設定手段によって設定された終了予定時刻までに、所定時間の湯水処理動作が少なくとも1回実行され、湯水処理の度合いが不足気味になることを適切に防止又は抑制することができる。また、前記湯水処理動作は、前記終了予定時刻に終了するため、この終了予定時刻においては、浴槽の湯水はかなり清浄な状態となり、たとえば前記終了予定時刻の直後に浴槽の湯水を洗濯やその他の用途に用いる場合に、湯水を最も衛生的な状態、又はこれに近い状態で用いることが可能である。本発明とは異なり、終了予定時刻よりもかなり前に湯水処理を終了させたのでは、その後に雑菌が繁殖し、浴槽の湯水を洗濯などに使用する際にはその清浄度合いが悪化する虞があるが、本発明によれば、そのような虞を回避することが可能である。
さらに、本発明によれば、湯水処理動作が実行される期間は、制御部によって算出された開始予定時刻から、湯水処理終了時刻設定手段によって設定された終了予定時刻までの期間に限定されるため、湯水処理動作が長時間にわたって無駄に長く継続して実行されるようなことも解消される。その結果、省エネを図り、ランニングコストを低減することができるといった利点も得られる。
さらに、前記構成によれば、除菌処理動作が間欠的に実行されるために、除菌処理動作を所定の開始予定時刻から終了予定時刻まで連続して実行する場合と比較すると、除菌処理動作に費やされる電力やランニングコストを少なくすることが可能である。
熱交換器30に送られてバーナ31により加熱される。この加熱された湯水は、流路22を経て混合弁23に到達し、バイパス流路21を流れてくる非加熱の湯水と所定の混合比で混合されることにより温度調整される。給湯栓60への一般給湯は、混合弁23を通過した湯水が一般給湯用出湯路6を流れることにより行なわれる。
ル期間を介して間欠的に繰り返して実行されるように構成されており、1サイクルあたりにおける除菌処理動作時間Taは、たとえば30分であり、インターバル時間Tbは、たとえば90分とされている。これらの値も、除菌処理動作の開始時刻tsの算出に用いられる。
〔条件a〕:除菌処理動作は、所定時間Ta(たとえば、30分)単位で行なわれ、かつ所定時間Tb(たとえば、90分)のインターバル期間を介して間欠的に繰り返し実行されることを原則とし、何回目かの除菌処理動作は、除菌処理動作の終了予定時刻teに終了すること。ただし、現時刻から終了予定時刻teまでの時間が短い場合、所定時間Taの除菌処理動作は、少なくとも1回実行されればよい。
〔条件b〕:除菌処理動作の開始時刻tsは、浴槽1への湯張り完了後の所定の時間帯の時刻であること。この時間帯は、たとえば浴槽1への湯張り完了時刻taから4〜6時間の経過期間中(初期が時刻taの4時間後、終期が時刻taの6時間後)である。
なお、図3とは異なり、除菌処理動作の終了予定時刻teが、浴槽1への湯張り完了時刻taからかなり短い時間に設定されるなどの理由により、前記条件a,bを満たす除菌処理動作の開始時刻tsを算出することができない場合には、終了予定時刻teの設定入力をエラーとし、その旨をリモコン70,71などを利用して報知させるように処理することが可能である。
中に除菌処理を目的とする循環ポンプP1の運転が行なわれることを回避することができるとともに、浴槽1の湯水の除菌処理を十分に行なうための時間も適切に確保することが可能となる。さらに、除菌処理動作が所定のインターバル期間を介して間欠的に行なわれるようにすれば、除菌処理動作を連続して行なわせる場合と比較して、省エネを図り、ランニングコストを低減することも可能となる。また、除菌灯40の延べ点灯時間を短くし、除菌灯40の寿命を長くすることができる利点も得られる。除菌処理動作が間欠的に行なわれる場合、インターバル期間中において、浴槽1の湯水の雑菌が増殖する現象を生じる虞があるが、1回あたりの除菌処理動作の時間Ta、及びインターバル時間Tbを適切な時間とすることにより、浴槽1の湯水の雑菌の増殖を適切に抑制しつつ、湯水中の雑菌の量を効率よく減少させていくことが可能である。
一方、除菌灯40については、人感センサSaによる検出信号のオン・オフには関係なく、一定周期で規則正しくオン・オフさせているため、そのオン・オフ回数を少なくし、除菌灯40の使用寿命を長くする効果が得られる。ただし、これに限定されず、循環ポンプP1と同様に、人感センサSaによって人の存在が検出された際には、除菌灯40を駆動オフにすることもできる。
よい。また、スイッチ操作によって、時間Ta,Tbが、30分、90分の設定状態から、たとえば50分、70分の設定状態に簡単に切り替えることができるような仕様とすることもできる。さらに、前記の時間Ta,Tbは、必ずしも一定でなくてもよく、たとえば除菌処理の回数が増えるほど浴槽1の湯水の除菌処理度合いは増すため、除菌処理の回数が増えるほど除菌処理動作の時間Taを短くし、あるいはインターバルの時間Tbを長くするようにしてもよい。このように、本発明においては、除菌処理動作を一定周期、及び不定周期のいずれの態様で実行させてもよい。
図5に示した実施形態においては、人感センサSaを利用して人の存在が検出された場合に、循環ポンプP1を駆動オフとし、除菌処理動作を一時的に中断する例を示したが、除菌処理動作を一時的に中断する要因となる事由は、浴室BRに人が存在することに限定されず、他の事由により除菌処理動作を中断させるようにしてもよい。
BR 浴室
WH 給湯装置
P1 循環ポンプ
Sa 人感センサ
1 浴槽
4 除菌処理部(湯水処理部)
40 除菌灯
5 湯水循環路
7 制御部(湯水処理終了時刻設定手段)
72 操作スイッチ(湯水処理終了時刻設定手段)
Claims (4)
- 浴槽の湯水の除菌及び/又は濾過を行なうための湯水処理部と、
この湯水処理部を利用した湯水処理動作のオン・オフ制御を実行する制御部と、
前記湯水処理部に設けられた除菌灯と、
前記浴槽の湯水を前記湯水処理部に導いてから前記浴槽に戻す動作が可能な循環ポンプと、
を備えており、
前記除菌灯及び前記循環ポンプがともに駆動オンとされることにより、前記湯水処理動作として、除菌処理動作が可能とされている、風呂装置であって、
前記湯水処理動作の終了予定時刻を設定するための湯水処理終了時刻設定手段を、さらに備えており、
風呂運転モードとして、所定時間の前記除菌処理動作が所定のインターバル期間を介して間欠的に繰り返される除菌処理制御モードを設定可能であり、
前記制御部は、前記湯水処理終了時刻設定手段を利用して前記湯水処理動作の終了予定時刻が設定されているときには、前記除菌処理制御モードにおける前記所定時間および前記インターバル期間の長さに基づいて、初回以降のいずれかの回の除菌処理動作が前記終了予定時刻に終了する第1の条件、および前記除菌処理動作の開始時刻が前記浴槽への湯張り後の所定の時間帯となる第2の条件を満たす除菌処理動作の開始時刻を算出し、かつこの算出した時刻に前記除菌処理制御モードにおける前記除菌処理動作を開始させる制御を実行するように構成されていることを特徴とする、風呂装置。 - 請求項1に記載の風呂装置であって、
前記湯水処理終了時刻設定手段として、ユーザの操作により前記湯水処理動作の終了予定時刻を設定変更可能とする操作スイッチを備えている、風呂装置。 - 請求項1又は2に記載の風呂装置であって、
前記制御部は、この風呂装置の過去の動作制御のデータに基づいて、前記湯水処理動作の終了予定時刻を設定する学習機能を有しており、前記湯水処理終了時刻設定手段を構成している、風呂装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の風呂装置であって、
前記除菌処理動作の時間、及び前記インターバルの時間は、それぞれ一定の時間とされており、
前記初回の除菌処理動作の開始時刻から前記終了予定時刻までの期間中において、所定の事由により前記除菌処理動作が一時的に中断される際には、前記循環ポンプが駆動オフとされる一方、前記除菌灯については、前記除菌処理動作が一時的に中断されるか否かには関係なく、所定のサイクルでの駆動のオン・オフ切り替えが継続されるように構成されている、風呂装置。
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