JP6895047B2 - 風呂装置 - Google Patents
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Description
同文献に記載された風呂装置は、浴槽に接続され、かつ循環ポンプの駆動により浴槽の湯水を一定の経路で循環可能とする湯水循環路、およびこの湯水循環路の途中位置にそれぞれ設けられた除菌装置ならびに風呂追い焚き用の加熱装置を備えている。除菌装置は、除菌灯を有しており、浴槽内から湯水循環路に流れてきた湯水に除菌用の光としての紫外線を照射可能であり、この紫外線照射によって除菌された湯水は浴槽に戻されるようになっている。このような浴槽の湯水についての除菌処理動作は、前記加熱装置が駆動オンとされている場合を除き、一定の周期で繰り返し実行されるように構成されている。
ところが、前記従来技術においては、前記したような湯水温度と雑菌類の増殖速度との関係を考慮することなく、基本的には、除菌装置を一定の周期で稼働させている。このため、除菌灯のオン・オフ切り替え回数が多くなる他、除菌灯の累積点灯時間が長くなる。これでは、除菌処理に要する装置のランニングコストが高くなるばかりか、除菌灯の使用寿命が短くなるといった不具合も生じる(除菌ランプは、そのオン・オフ切り替え頻度が高いほど、および点灯時間が長くなるほど、その使用寿命が短くなるのが一般的である)。
すなわち、所定の除菌開始予定時期が到来したときであっても、浴槽の湯水温度が低温であり、所定の基準温度よりも低い場合には、除菌灯は駆動オンとはされず、除菌処理動作は実行されないため、その分だけ除菌灯の駆動オン・オフの切り替え頻度を少なくし、また除菌灯の点灯時間の短縮化を図ることができる。その結果、除菌灯の使用寿命の長期化を図ることができる。除菌灯を点灯駆動させるための消費電力も少なくすることができる。
一方、浴槽の湯水温度が低温である場合には、除菌処理動作を行なわなくても、雑菌類の増殖は抑制された状態となるため、浴槽の湯水が不衛生になるといった不具合も生じないようにすることが可能である。
浴槽1の湯水の除菌処理動作は、除菌灯40および循環ポンプP1の双方を駆動オンとし、浴槽1の湯水を湯水循環路5に流出させて除菌装置4のハウジング41内に送り込むことにより湯水の除菌を図り、かつこの除菌を終えた湯水を浴槽1に戻す動作である。
参照して説明する後述の動作制御を行なう。ただし、その際には、浴槽1の湯水の温度に応じて異なる動作制御が行なわれる。湯水循環路5の内部配管5cには、温度センサSaが設けられており、循環ポンプP1が駆動されて浴槽1の湯水が湯水循環路5に流れ込む際に、温度センサSaを利用して浴槽1の湯水の温度検出が可能とされている。
た、この場合には、風呂装置Aが風呂保温中であるか否か、および現時刻が所定の入浴予定時間帯内であるか否かが制御部7によって判断され、これらのいずれにも該当しない場合には、ファン35の駆動が開始される(S6:NO,S11)。このファン35の駆動は、浴槽1の湯水を冷却する動作である。この動作においては、浴槽1から湯水循環路5に流れ出た湯水が熱交換器33に送り込まれるとともに、この熱交換器33にはファン35からエアが送風されることにより、前記湯水が冷却され、かつこの冷却された湯水が浴槽1に戻される。このことにより、浴槽1の湯水の温度低下が促進され、浴槽1内に雑菌類が繁殖し難くすることが可能である。
本実施形態から理解されるように、本発明は、基本的には、浴槽1の湯水温度が基準温度未満の場合には、除菌処理動作が実行されない内容であるが、常に、そのような制御が行なわれる必要はなく、浴槽1の湯水温度には関係なく、浴槽1の湯水温度が基準温度未満であっても、除菌処理動作が実行される場合があってもよい。
が実行されるように構成することも可能である。この場合、たとえば浴槽の湯水の温度が前記基準温度未満であると判断し、前記除菌処理動作を実行しない場合には、その旨をリモコン70,71に設けられた報知手段を利用して報知させる一方、さらに特定のスイッチ操作が行なわれた場合には、前記除菌処理動作を強制的に実行させるといった構成とすることができる。
BR 浴室
WH 給湯装置
P1 循環ポンプ
Sa 温度センサ
1 浴槽
33 熱交換器
35 ファン
4 除菌装置
40 除菌灯
5 湯水循環路
7 制御部
72 操作スイッチ
Claims (6)
- 浴槽の湯水の除菌処理を行なうための除菌灯と、
所定の除菌開始予定時期が到来したときに、前記除菌灯を利用して前記浴槽の湯水の除菌処理動作を実行させるように前記除菌処理動作を制御する制御部と、
を備えている、風呂装置であって、
前記除菌開始予定時期が到来したときには、前記湯水の温度が所定の基準温度以上であるか否かが前記制御部によって判断され、かつ前記湯水の温度が前記基準温度未満であると判断された場合には、前記除菌灯は駆動オンにはされず、前記除菌処理動作は実行されないように構成されており、
前記湯水の温度が前記基準温度未満であることに基づいて、前記除菌処理動作が実行されない回数が所定回数発生した場合、または前記除菌処理動作が実行されない時間が所定時間以上となった場合には、前記湯水の温度には関係なく、前記浴槽の湯水の除菌処理動作が実行されるように構成されていることを特徴とする、風呂装置。 - 請求項1に記載の風呂装置であって、
前記浴槽に接続され、かつ循環ポンプの駆動により前記浴槽の湯水を一定の経路で循環させる湯水循環路を備えており、
前記除菌灯は、前記湯水循環路を流れる湯水に除菌用の光を照射可能とされており、
前記浴槽の湯水の除菌処理動作は、前記除菌灯および前記循環ポンプがともに駆動オンとされることにより実行される構成とされている、風呂装置。 - 請求項2に記載の風呂装置であって、
前記湯水の温度が前記基準温度以上であるか否かの判断は、前記除菌開始予定時期が到来したときに、前記循環ポンプを駆動させて前記浴槽の湯水を前記湯水循環路に導くことにより、この湯水循環路に設けられている温度センサを利用して前記湯水の温度を検出して行なわれ、
前記浴槽の湯水の除菌処理動作を実行する場合には、前記循環ポンプを駆動させたまま前記除菌灯を駆動オンとする一方、そうでない場合には、前記除菌灯を駆動オンにすることなく前記循環ポンプを駆動オフとするように構成されている、風呂装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の風呂装置であって、
前記除菌開始予定時期が到来し、かつ前記浴槽の湯水の温度が前記基準温度以上である場合には、前記除菌処理動作に加え、前記浴槽の湯水の冷却動作がさらに実行されるように構成されている、風呂装置。 - 請求項4に記載の風呂装置であって、
前記浴槽の湯水の冷却動作は、前記浴槽に接続された湯水循環路に具備された風呂追い焚き用の熱交換器に前記浴槽の湯水を流通させつつ、別途設けられているファンから前記熱交換器にエアを送風する動作である、風呂装置。 - 請求項4または5に記載の風呂装置であって、
前記浴槽の湯水の冷却動作は、風呂保温期間中または所定の入浴予定期間中においては実行されないように構成されている、風呂装置。
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