JP6886613B2 - 風呂装置 - Google Patents
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Description
同文献に記載された風呂装置は、浴槽に接続され、かつ循環ポンプの駆動により浴槽の湯水を一定の経路で循環可能とする湯水循環路、およびこの湯水循環路の途中位置に設けられた除菌装置を備えている。除菌装置は、湯水循環路を流れる湯水の流入口および流出口を有し、かつ内部に湯水流通部が形成されたハウジング、このハウジング内に配された除菌灯、およびこの除菌灯が湯水と接触しないように除菌灯の周囲を覆う保護カバーを備えている。保護カバーは、除菌灯から発せられる除菌用の紫外線を透過させる透光性を有しており、除菌灯を点灯駆動させることにより、前記ハウジング内の湯水に紫外線が照射され、この湯水の除菌がなされる。
同文献に記載の風呂装置においては、いわゆる24時間風呂として用いるのに適するように構成されており、運転開始初期の所定時間は除菌装置の除菌灯を連続して駆動させ、その後は除菌灯を所定の周期で間欠的に駆動オンとする制御を行なわせている。このような構成によれば、除菌装置のハウジング内において雑菌類が増殖することを防止することが可能である。
ところが、特許文献2においては、除菌装置をただ単に所定の周期でオン・オフさせているに過ぎないため、たとえばユーザが入浴を終えた後に操作スイッチを操作することによって除菌処理を実行させた後において、その直後に除菌処理が再度繰り返されるといった無駄を生じる場合がある。これでは、装置のランニングコストが高くなるばかりか、除菌灯の使用寿命が短くなるといった不具合も生じる(除菌灯は、そのオン・オフ切り替え頻度が高いほど、および点灯時間が長くなるほど、その使用寿命が短くなるのが一般的である)。
第1に、除菌灯の駆動オフ状態が所定時間以上継続すると、除菌灯が駆動オンとされるために、除菌装置の湯水流通部内において雑菌類が増殖することは適切に防止される。したがって、雑菌類の増殖によって除菌装置内が汚れることも防止され、湯水に対する除菌用の光の照射効率が低下するような不具合は好適に解消される。
第2に、前記した除菌灯の一時的な駆動オンの動作は、制御部の制御により、いわゆる自動で行なわれる。このため、除菌装置の湯水流通部内において雑菌類が増殖することを、ユーザに負担をかけることなく、確実に防止することができる。
第3に、除菌灯が一時的に駆動オンとされるのは、除菌灯の駆動オフ状態が所定時間以上継続した場合であるため、一定周期で除菌灯を駆動オンとする特許文献2とは異なり、除菌灯が不必要なタイミングで無駄に多く駆動オンとされないようにすることができる。既述したように、除菌灯は、そのオン・オフ切り替え頻度が高いほど、および点灯時間が長くなるほど、その使用寿命が短くなるのが一般的であるが、本発明によれば、除菌灯の駆動オン・オフの回数を少なくし、かつ点灯時間を短めとして、除菌灯の使用寿命が短くなることを適切に抑制することが可能である。
すなわち、除菌灯の駆動オフ状態が所定時間以上継続すると、除菌装置の湯水流通部内の湯水が上水に入れ替えられるために、この湯水流通部内において雑菌類が増殖することは適切に防止または抑制される。したがって、本発明の第1の側面により提供される風呂装置と同様に、雑菌類の増殖によって除菌装置内が汚れることを防止し、湯水に対する除菌用の光の照射効率が低下するようなことを好適に解消することが可能である。
また、除菌装置の湯水流通部に上水を供給する動作は、制御部の制御により、いわゆる自動で行なわれるため、ユーザに負担をかけるようなこともない。さらに、本発明の第1の側面により提供される風呂装置とは異なり、除菌灯を駆動オンとする必要はないため、除菌灯の駆動オン・オフの切り替え頻度を少なくし、除菌灯の使用寿命を長くする上で、より好ましいものとなる。
なお、前記した湯水の入れ替えが行なわれた場合には、その旨をリモコン70,71に具備されている報知手段を利用してユーザなどに報知させる構成とすることもできる。
除菌灯8が一時的に駆動オンとされる(S1,S2:YES,S4)。この動作制御においては、開閉弁V1を開状態として除菌装置Eに上水を供給することにより、湯水流通部40の湯水を入れ替える動作は実行されないが、除菌灯8が一時的に駆動オンとされるため、除菌装置Eの湯水流通部40内において雑菌類が増殖することを適切に阻止し、保護カバー81,82が雑菌類の増殖に起因して汚れることを適切に防止することが可能である。
図示説明は省略するが、図5に示す動作制御において、ステップS4の除菌灯8を駆動オンとするための条件として、図4に示したステップS3を追加することができる。
図示説明は省略するが、図6に示す動作制御において、ステップS5の上水の供給動作を実行するための条件として、図4に示したステップS3を追加することができる。
BR 浴室
E 除菌装置
WH 給湯装置
P1 循環ポンプ
V1 開閉弁(湯水供給手段の一部)
1 浴槽
2 入水路(湯水供給手段の一部)
20 入水口(湯水供給手段の一部)
22 流路(湯水供給手段の一部)
4 ハウジング(除菌装置の)
40 湯水流通部(除菌装置の)
5 湯水循環路
50 風呂給湯用出湯路(湯水供給手段の一部)
7 制御部
72 操作スイッチ
8 除菌灯
Claims (6)
- 浴槽の湯水が流入出可能な湯水流通部、およびこの湯水流通部の湯水に向けて除菌用の光を照射可能な除菌灯を有する除菌装置と、
この除菌装置を制御する制御部と、
を備えている、風呂装置であって、
前記制御部は、前記除菌灯の駆動オフ状態が所定時間以上継続したときには、前記除菌灯を一時的に駆動オンとするように構成されており、
前記除菌灯の駆動オフ状態が前記所定時間以上継続した場合であっても、その期間中において、前記湯水流通部の湯水が他の湯水と入れ替えられる動作があった場合には、前記除菌灯の一時的な駆動オンの動作は実行されず、
前記除菌灯の一時的な駆動オンの動作は、前記除菌灯の駆動オフ状態、および前記湯水流通部の湯水の入れ替えなし状態のいずれもが前記所定時間以上継続した場合に実行されるように構成されていることを特徴とする、風呂装置。 - 浴槽の湯水が流入出可能な湯水流通部、およびこの湯水流通部の湯水に向けて除菌用の光を照射可能な除菌灯を有する除菌装置と、
この除菌装置を制御する制御部と、
を備えている、風呂装置であって、
前記湯水流通部に向けて上水を供給可能な湯水供給手段を備えており、
前記制御部は、前記除菌灯の駆動オフ状態が所定時間以上継続したときには、前記湯水供給手段から前記湯水流通部に上水を供給させて前記湯水流通部の湯水の入れ替え動作を行なわせるように構成されていることを特徴とする、風呂装置。 - 請求項2に記載の風呂装置であって、
前記除菌灯の駆動オフ状態が前記所定時間以上継続した場合であっても、その期間中において、前記湯水流通部の湯水が他の湯水と入れ替えられる動作があった場合には、前記湯水供給手段から前記湯水流通部への上水の供給はなされず、
前記湯水供給手段から前記湯水流通部への上水の供給は、前記除菌灯の駆動オフ状態、および前記湯水流通部の湯水の入れ替えなし状態のいずれもが前記所定時間以上継続した場合に実行されるように構成されている、風呂装置。 - 請求項2または3に記載の風呂装置であって、
前記湯水供給手段から前記湯水流通部への上水の供給がなされるときには、前記除菌灯が一時的に駆動オンとされるように構成されている、風呂装置。 - 請求項2ないし4のいずれかに記載の風呂装置であって、
前記除菌灯の一時的な駆動オンの動作、または前記湯水供給手段から前記湯水流通部への上水の供給は、前記除菌灯の駆動オフ状態が所定時間継続した時点から遅延させたタイミングで実行可能とされている、風呂装置。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載の風呂装置であって、
前記浴槽に接続され、かつ循環ポンプの駆動により前記浴槽の湯水を一定の経路で循環させる湯水循環路を備えており、
前記除菌装置は、前記湯水流通部を形成するハウジングが前記湯水循環路の途中箇所に接続され、かつ前記除菌灯が透光性を有する筒状の保護カバー内に収容された状態で前記ハウジング内に配された構成とされている、風呂装置。
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JP2016226490A JP6886613B2 (ja) | 2016-11-22 | 2016-11-22 | 風呂装置 |
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Family Applications (1)
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JP2016226490A Active JP6886613B2 (ja) | 2016-11-22 | 2016-11-22 | 風呂装置 |
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