JPH10128316A - 浴水循環装置においての洗浄機能を備えた浴水殺菌装置 - Google Patents

浴水循環装置においての洗浄機能を備えた浴水殺菌装置

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JPH10128316A
JPH10128316A JP8294200A JP29420096A JPH10128316A JP H10128316 A JPH10128316 A JP H10128316A JP 8294200 A JP8294200 A JP 8294200A JP 29420096 A JP29420096 A JP 29420096A JP H10128316 A JPH10128316 A JP H10128316A
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JP
Japan
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cleaning
bath water
unit
protection tube
time
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Application number
JP8294200A
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English (en)
Inventor
Yoshio Yamaguchi
義夫 山口
Shinichi Fukada
伸一 深田
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Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴水循環装置に使用される紫外線殺菌ランプ
を良好に浄化すること。 【解決手段】 浴水を循環させる循環ポンプ30と、浴
水を加熱する加熱ヒータ31と、浴水を清浄化する浄化
フィルタ32とを備えた浴水循環装置におけること。浴
水を殺菌するための殺菌ランプ3と、該殺菌ランプ3を
浴水から保護するための保護管4と、前記循環ポンプ3
0側からの浴水の流量を調節するための電磁弁12と、
前記保護管4を洗浄するための回転可能な洗浄部Bと、
該洗浄部Bを回転させるための回転体6及びモータ8と
を備えてなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、浴水循環装置に使
用される紫外線殺菌ランプを良好に浄化することができ
る浴水循環装置においての洗浄機能を備えた浴水殺菌装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】浴槽内の浴水を循環ポンプで循環させ、
浄化、殺菌し、再び清浄化された浴水を浴槽内へ送る装
置が種々開発されている。これら装置による浄化は、活
性炭、麦飯石等によるろ過槽で処理し、殺菌は、紫外線
ランプの内蔵された殺菌槽へ浴水を通過させて行う紫外
線殺菌や、オゾン発生装置を用いてオゾンを発生させ、
そのオゾンを浴水へ混入させて殺菌するオゾン殺菌を行
っていた。従来の浴水循環装置は、上記のように単に浴
水の汚れを取り除くだけではなく、殺菌や加熱保温も同
時に行い、24時間快適に入浴できる浴水装置を提供し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】紫外線殺菌ランプ(単
に、殺菌ランプという)を用いて殺菌を行う場合、殺菌
ランプに対する電気的安全ならびに破損を防止するため
に紫外線を透過するガラスや石英の材質から作られる保
護管を備えることが望まれる。しかしながら、浴水など
の水処理においては、この保護管が汚れて、紫外線の透
過率が徐々に低下するため半年程度に1回定期的に洗浄
を行わなければならなかった。前記殺菌ランプは寿命が
あり、その交換頻度は冷陰極タイプでは、数年に一度、
熱陰極タイプでは、1年から2年に一度交換を行ってい
る。
【0004】従来の洗浄方法としては、保護管を殺菌ユ
ニットから取外し、洗剤をしみこませた布等で手作業に
よる除去を行わなければならなかった。この一連の作業
内容は、(1)浴水循環装置の運転を一旦停止し、(2)浴水
循環装置のカバーを取外し、(3)殺菌ユニットが収納さ
れている部分の蓋のねじを取外し、そして(4)殺菌ユニ
ットから保護管と殺菌ランプを取り出し、(5)保護管と
殺菌ランプを分離する。そして(6)布等で保護管に付着
した汚れを手袋をつけて除去する。その後(7)保護管に
殺菌ランプをセットし、(8)殺菌ユニットに保護管と殺
菌ランプをセットし、(9)殺菌ユニットを装置にセット
し、最後に(10)殺菌ユニットの蓋をしめる。であり、多
くの作業があり、半年に一度とはいえ極めて面倒であ
り、また作業中傍に置いたランプを割ってしまうことも
あった。
【0005】そこで発明者は、前記課題を解決すべく、
鋭意,研究を重ねた結果、その発明を、浴水を循環させ
る循環ポンプと、浴水を加熱する加熱ヒータと、浴水を
清浄化する浄化フィルタとを備えた浴水循環装置におい
て、浴水を殺菌するための殺菌ランプと、該殺菌ランプ
を浴水から保護するための保護管と、前記循環ポンプ側
からの浴水の流量を調節するための電磁弁と、前記保護
管を洗浄するための回転可能な洗浄部と、該洗浄部を回
転させるための回転体及びモータとを備えてなる浴水循
環装置においての洗浄機能を備えた浴水殺菌装置等とし
たことにより、入浴者の作業を軽減し、殺菌ランプを良
好に浄化することができ、安全にかつ快適な環境の入浴
を行うための装置を提供し、前記の課題を解決したもの
である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
及び図2に基づいて説明する。浴水環境装置は、浴水を
循環させる循環ポンプ30と、浴水を加熱する加熱ヒー
タ31と、浴水を清浄化する浄化フィルタ32と、浴水
を殺菌する紫外線殺菌装置Aにて基本的に構成されてい
る。該紫外線殺菌装置Aは、図1のように、上部側に浴
水の流入口1aと下部側に流出口1bとを有する殺菌ユ
ニット1と、該殺菌ユニット1の内面に設けられたステ
ンレス等による反射板2と、前記殺菌ユニット1内部に
収納される殺菌ランプ3と、該殺菌ランプ3を保護する
ための保護管4と、前記殺菌ランプ3及び保護管4はそ
れぞれの上端で、前記殺菌ユニット1の上下に固定した
蓋状取付体5とで構成されている。該蓋状取付体5に
は、前記殺菌ランプ3の点灯を制御する制御回路が備え
られている。
【0007】前記殺菌ユニット1の底部1cには、モー
タ8の駆動にて、回転する回転体6が設けられている。
該回転体6の回転にて殺菌ユニット1内部の浴水が回転
する。その回転体6には、磁性を帯た金属材又は磁性体
を樹脂材等で被覆したスターラとすることもある。スタ
ーラなる回転体6は、不規則な回転を防止するために、
盆状の回転範囲規制部1dが前記底部1cと同一部材又
は別部材にて形成することもある。前記殺菌ユニット1
の底部1cの直下には、前記スターラなる回転体6を回
転させる磁石体7がモータ8の軸の上端に設けられ、前
記底部1cの下面に接するがごとくに配置されている。
このように構成により、回転体6と前記磁石体7とが非
接触タイプとなり、殺菌ユニット1からの漏水等は確実
に防止でき安全性をも考慮できる。
【0008】前記モータ8を駆動させることで、磁石体
7の磁束の回転によって、殺菌ユニット1内部の回転体
6がその磁束の回転に同調して回転し、該回転体6の回
転により殺菌ユニット1内部の浴水は回転させられる。
また、前記のスターラなる回転体6の形状は、棒状のも
のだけではなく、図6(A),(C)に示すような羽根
部6aを取付けた構成にすることもあり、実施の形態に
制限されない。また、前記回転体6は、図示しないが、
モータ8軸に直結したスクリュウ羽根とすることもあ
る。この場合には、モータ8軸箇所を、前記殺菌ユニッ
ト1の底部1cにシール材にて水密的に設けられてい
る。なお、図6の羽根部6aは、後述のブラシ10の材
質と異なり紫外線の照射に耐えられる金属性で且浮力を
有する材質でないことが好ましい。
【0009】前記保護管4の上部には、該保護管4を洗
浄するための洗浄部Bが配置されている。浴水に浮かん
でいる洗浄部Bは、前記回転体6の回転で、殺菌ユニッ
ト1内の浴水回転と同一の方向に回転して、これによっ
て、洗浄部Bのブラシ10の回転摩擦にて、保護管4の
外周に付着した汚れを落とすことができる。前記洗浄部
Bは、図5に示すように、フロート体9と該フロート体
9に植毛されたブラシ10とから構成されている。
【0010】前記フロート体9の内部のフロート部9a
の外表面には該フロート部9aを包むように銀メッキ等
によるメッキ層9bが設けられている。前記フロート部
9aは、高分子材料等からなり、水よりも比重が軽い材
質で、洗浄を行わないときには、フロート体9が前記殺
菌ユニット1の上部位置に浮遊して収容できるようにな
っている。仮に、フロート部9aの浮力より重いもので
あると、殺菌ユニット1の上部への収納ができなくるた
めに,できるだけ軽いものが好適である。前記メッキ層
9bは、洗浄を行わないときに、紫外線が照射されても
フロート部やブラシが劣化するのを防止するためのもの
であり、紫外線に強い物質であればメッキ層9bに限定
されない。
【0011】前記ブラシ10は、フロート体9の中心方
向に向かって、その内側に植毛され、この植毛された先
端の仮想内径は、前記保護管4の外径よりやや小さくな
るように構成されている。その植毛は、フロート体9の
内周囲に、部分的に(図では4個所)に設けられてい
る。これは、内周全体にブラシ10を植毛すると洗浄効
率は向上するものの、保護管4との接触面積が多くな
り、抵抗が増加するためにブラシ10が回転しにくくな
ったり、回転しなくなるのを防止するためである。この
ようなブラシ10による洗浄は、短い周期で行うため、
従来のように力を込めて保護管4の表面を擦ることは不
要である。
【0012】前記殺菌ユニット1の流入口1aには、前
記循環ポンプ30を設けた流入側循環配管11の一端が
連結され、該流入側循環配管11の前記流入口1a側に
は、浴水量を制御する電磁弁12が設けられている。ま
た、その流入側循環配管11の前記流入口1a側付近に
連結された空気配管13が設けられており、前記殺菌ユ
ニット1に空気圧を加えるものであり、その空気配管1
3にも、空気の量を制御するために第2電磁弁14が設
けられている。前記殺菌ユニット1の流出口1bには、
流出側循環配管15が連結され、前記流出口1b側付近
には、三方弁16が設けられ、該三方弁16には汚水排
出管17端が接続されている。これによって、通常の循
環路として浴槽33へ浴水を戻すための管路と、殺菌ユ
ニット1内部を洗浄した際に出る汚水を排出するための
管路とに浴水の方向を制御する。
【0013】前記構成において、保護管4の洗浄を手動
操作にて行なう場合には、図2に示すように、前記保護
管4を洗浄するために洗浄開始を命令する洗浄スイッチ
18と、該洗浄スイッチ18に応答して洗浄時間を計測
する洗浄計測手段19(簡易タイマー等)とが備えられ
ている。
【0014】図8は、本発明の手動操作による保護管4
の洗浄フローチャートであり、入浴者が、定期的に保護
管4の洗浄を行うタイプのものである。まず、T10で
は、保護管4の洗浄を行うため、本体に設けられた洗浄
スイッチ18を入力する。S10,S11,S12で装
置本体の循環ポンプ30を停止し、加熱ヒータ31をO
FFとし、殺菌ランプ3を消灯させ、洗浄モードへ移行
する。S13,S14,S15では、図2に示すように
電磁弁12を閉鎖し、浴水の浸入を遮断し、第2電磁弁
14を開放することにより、外部から空気配管13を介
して殺菌ユニット1内に空気を入れる。これは、殺菌ユ
ニット1内部の水位を低下させるためである。同様に三
方弁16を排水側へ切替る。これにより少しづつ水が排
出され、水位が低下する。S16で回転体6(スター
ラ)を回転させるべく、モータ8の電源がONされ、モ
ータ8に固定された磁石体7が回転を始める。該磁石体
7の回転にともなって殺菌ユニット1内部に配置された
回転体6が回転を始める(S17参照)。該回転体6の
回転により殺菌ユニット1内部の水は、回転体6の回転
方向と同一の方向に回転を始める。S18において、殺
菌ユニット1内部の水の回転により殺菌ユニット1内上
部に収納されている洗浄部Bが回転し、該洗浄部Bのブ
ラシ10にて保護管4の表面を磨き、洗浄を行う。
【0015】S19,20では、保護管4を洗浄する時
間を予め設定し、その時間を簡易なタイマー等の洗浄計
測手段19にて計測する。T11で所定の時間が経過し
たか否かを判断し、経過した場合には、保護管4の洗浄
作業が終了したか否かを判断し(T12)、洗浄が終了
したと判断すると、電磁弁12を開放して浴水を流通可
能とし(S21参照)、第2電磁弁14を閉鎖して外部
から空気浸入を遮断し(S22参照)、三方弁16を流
出側循環配管15側に切り替える(S23参照)。これ
にともないモータ8をOFFとし(S24参照)、回転
体6の回転を停止し(S25参照)、S26にて殺菌ユ
ニット1への注水が開始される。ここでは、前出S1
9,20と同様にタイマー等の洗浄計測手段19を用い
て、満水になったか否かを判断し(T13)、満水にな
ったことを確認したときに、注水を終了する。終了する
と通常の浴水循環装置の運転のフローチャート(図7参
照)のに戻る。
【0016】また、保護管4の洗浄を自動操作にて行な
う場合には、図9に示すように、ブロック図にて制御さ
れる。即ち、中央演算処理装置20(CPU)が設けら
れ、回転体6を回転させるモータ8を駆動させる洗浄時
間を制御するタイマー手段21と、各種弁を制御する弁
制御手段22とが設けられている。前記タイマー手段2
1には、前記保護管4を洗浄するために洗浄開始時間を
設定する設定部21aと、設定された洗浄開始時間と洗
浄時間を記憶する記憶部21bと、洗浄開始時間と洗浄
時間を適宜変更する変更部21cとを有している。
【0017】弁制御手段22では、前記保護管4を洗浄
を開始したときに、電磁弁12が閉鎖し、第2電磁弁1
4が開放し、三方弁16が汚水排出管17の排出側に切
替えされ、保護管4の洗浄が完了したときに、即ち、洗
浄時間が終了したときに、電磁弁12が開放し、第2電
磁弁14が閉鎖し、三方弁16が流出側循環配管15側
に切替えられるように制御されている。また、保護管4
の洗浄を開始したときに、循環ポンプ30,加熱ヒータ
31,殺菌ランプ3が停止し、保護管4の洗浄が終了し
たときに、循環ポンプ30がそれぞれ動作するように中
央演算処理装置20にて制御されている。
【0018】図10は、本発明の自動操作による保護管
4の洗浄フローチャートであり、T20では、保護管4
の洗浄時間を設定するか否かの判断をなし、時間を設定
するときには、その洗浄時間を設定する(S30参
照)。そして、洗浄時間を変更するか否かの判断をなし
(T21参照)、変更しないときには、そのままの設定
時間等を記憶部21bにて記憶する(S31参照)。そ
して、タイマー手段21にて洗浄時間を計測する(S3
2参照)。その洗浄開始の設定時間になったか否かを判
断し(T22参照)、該設定時間となったときには、保
護管4の洗浄モードとなる(S33参照)。すると、殺
菌ランプ3の点灯がOFFとなり(S34参照)、同時
に循環ポンプ30が停止し(S35参照)、且つ加熱ヒ
ータ31がOFFとなる(S36参照)。さらに、電磁
弁12が閉鎖して(S37参照)、殺菌ユニット1への
浴水の流入を遮断し、且つ第2電磁弁14が開放して
(S38参照)殺菌ユニット1内へ空気を流入させる。
さらに、三方弁16が汚水排出管17側に切替えられる
(S39参照)。
【0019】そして、モータ8が駆動し(S40参
照)、回転体6の回転を開始する(S41参照)。これ
によって、殺菌ユニット1内の浴水が回転体6の回転方
向と同一方向に回転し、同時に、洗浄部Bが回転し、そ
のブラシ10の回転して、保護管4の洗浄作業が開始す
る(S42参照)。すると、殺菌ユニット1内に空気が
流入されて、その内部の浴水は三方弁16から排出する
ために、前記洗浄部Bは回転しながら、順次下がり、前
記殺菌ランプ3の上から下までを洗浄する。この作業が
所定時間継続すると、タイマー手段21の記憶部21b
の設定時間が経過後に、終了するか否かを判断し(T2
3参照)、保護管4の洗浄が終了すると、今度は、モー
タ8の駆動がOFFとなり(S43参照)、同時に回転
体6の回転が停止する(S44参照)。そして、電磁弁
12が開放となり(S45参照)、且つ第2電磁弁14
が閉鎖し(S46参照)、殺菌ユニット1内へ空気流入
を遮断させる。さらに、三方弁16が流出側循環配管1
5側に切替えられる(S47参照)。そして、循環ポン
プ30が駆動し(S48参照)、殺菌ユニット1内への
浴水の注水が開始する(S49参照)。そして注水が完
了したか否かをタイマー手段21の設定時間にて判断し
(T24参照)、この注水が完了すると、その後は、通
常運転モードにリターンとなって図7に示すフローチャ
ートのに戻る。
【0020】図3に示した別の実施の形態では、前記の
空気配管13及び第2電磁弁14が設けられないタイプ
であり、他の構成は、図1の構成と同様である。このタ
イプでは、洗浄部Bは除々に排水されることで、水位が
下がり、下がるにつれて洗浄部Bも下がる。フローチャ
ートは略同様であるため、省略する。また、図3におい
て、三方弁16を通常の電磁弁として開放・閉鎖のみに
して構成することもある。
【0021】なお、浴水循環装置を通常運転状態のフロ
ーチャートは、図7に示すように、浴水循環装置を駆動
するか否かを判断し(T1参照)、浴水循環装置を駆動
する場合には、浴水循環装置の電源をONとし(S1参
照)、循環ポンプ30を駆動させ(S2参照)、加熱ヒ
ータ31をONとし(S3参照)、さらに殺菌ランプ3
を点灯させて(S4参照)、浴水循環装置を駆動させ
る。そのとき、保護管4を洗浄させるか否かを判断し
(T2参照)、洗浄させるとすると、なる手動又は自
動のサブルーチンのフローチャートとなる。洗浄しない
と判断すると、そのまま駆動させ、浴水循環装置を停止
させるか否かを判断し(T3参照)、停止する場合には
終了し、停止しない場合には、浴水循環装置の電源をO
NするS1の手前に戻る。
【0022】また、図11に示すように、フォトカプラ
25を、前記殺菌ユニット1壁外に設けて、該当箇所を
探知窓26としてガラス等の透明素材にて構成すること
もある。内部に紫外線フィルム27が貼られている。こ
のような場合には、図11(B)に示すように、フォト
カプラ25の電源を入れると(S51参照)、該フォト
カプラ25によって、前記保護管4の表面箇所の光量を
検出し(S52参照)、該光量が規定値より低いか否か
を判断し(T30参照)、即ち、汚れがついていると判
断した場合には、洗浄モードとしての,図10のフロー
チャートにおいて、S33に進むように、フローチャー
トを構成することもある。このようにすることで、汚れ
がついた場合、設定時間に関係なく自動的に保護管4の
洗浄ができる。
【0023】
【発明の効果】まず、請求項1の発明では、浴水を循環
させる循環ポンプ30と、浴水を加熱する加熱ヒータ3
1と、浴水を清浄化する浄化フィルタ32とを備えた浴
水循環装置において、浴水を殺菌するための殺菌ランプ
3と、該殺菌ランプ3を浴水から保護するための保護管
4と、前記循環ポンプ30側からの浴水の流量を調節す
るための電磁弁12と、前記保護管4を洗浄するための
回転可能な洗浄部Bと、該洗浄部Bを回転させるための
回転体6及びモータ8とを備えてなる浴水循環装置にお
いての洗浄機能を備えた浴水殺菌装置としたことによ
り、第1に保護管4の洗浄がいつでも簡易にでき、第2
に保護管4や殺菌ランプ3の損傷防止ができる等の効果
がある。
【0024】具体的な効果としては、入浴者(作業者、
消費者)が定期的に装置を停止させ、殺菌ユニット1を
外して洗浄又は清掃作業をするという面倒な工程をなく
すことができ、そのモータ8及び回転体6の回転を介し
て洗浄部Bが回転して、保護管4の洗浄ができる。即
ち、モータ8のスイッチをONすることのみでできる利
点がある。このため、従来多く発生していた,作業中の
保護管4や殺菌ランプ3の破損事故を確実に防止でき
る。さらに、本発明では、殺菌ランプ3を取り出して洗
浄しないため、殺菌ランプ3と各制御回路とのアダプタ
の接触不良や取付けミスによる事故の発生を防止でき
る。また、本発明では、任意の時間にできるため、毎
日、毎週等といったことが簡単にできるし、洗浄の周期
が短い(毎日又は毎週等)と、汚れも落ち易く、いつも
最適の状態での殺菌ランプ3による殺菌を行なうことが
できる。
【0025】請求項2の発明では、請求項1において、
前記保護管4を洗浄するために洗浄開始を命令する洗浄
スイッチ18と、該洗浄スイッチ18に応答して洗浄時
間を計測する洗浄計測手段19とを備えてなる浴水循環
装置においての洗浄機能を備えた浴水殺菌装置としたこ
とにより、各弁や機器の操作は手動ながらも、洗浄開始
させると、所望の時間(洗浄できる時間)を洗浄時間と
して、良好なる洗浄ができる。
【0026】請求項3の発明では、請求項1において、
洗浄時間を制御するタイマー手段21と、前記電磁弁1
2を制御する弁制御手段22とを備え、前記タイマー手
段21は、前記保護管4を洗浄するために洗浄開始時間
を設定する設定部21aと、設定された洗浄開始時間と
洗浄時間を記憶する記憶部21bとを有してなる浴水循
環装置においての洗浄機能を備えた浴水殺菌装置とした
ことにより、洗浄しようとする開始時間,洗浄時間等を
セットしておくことで、特に、自動的に、保護管4の洗
浄を行い、且つこのときの弁制御にて、殺菌ユニット1
内での排水等を好適にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の一部断面とした側
面図
【図2】図1の作用状態を示す浴水循環装置全体の略示
【図3】(A)は本発明の第2の実施の形態の一部断面
とした側面図 (B)は浴水の流れを示す状態の横断した平面図
【図4】主要部材の作用を示す斜視図
【図5】(A)は洗浄部を横断した平面図 (B)は洗浄部を縦断した断面図 (C)は洗浄部の一部切除した斜視図
【図6】(A)は別の実施の形態の回転体の斜視図 (B)は(A)の側面図 (C)はさらに別の実施の形態の回転体の平面図 (D)は(C)の側面図
【図7】浴水循環装置の通常運転状態のフローチャート
【図8】手動操作による保護管洗浄のフローチャート
【図9】自動操作による保護管洗浄のブロック図
【図10】自動操作による保護管洗浄のフローチャート
【図11】(A)はフォトカプラによる光検出構成の一
部断面図 (B)は(A)の簡単なフローチャート
【符号の説明】
B…洗浄部 3…殺菌ランプ 4…保護管 6…回転体 8…モータ 12…電磁弁 18…洗浄スイッチ 19…洗浄計測手段 21…タイマー手段 21a…設定部 21b…記憶部 22…弁制御手段 30…循環ポンプ 31…加熱ヒータ 32…浄化フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F24H 9/00 F24H 1/00 602L

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴水を循環させる循環ポンプと、浴水を
    加熱する加熱ヒータと、浴水を清浄化する浄化フィルタ
    とを備えた浴水循環装置において、浴水を殺菌するため
    の殺菌ランプと、該殺菌ランプを浴水から保護するため
    の保護管と、前記循環ポンプ側からの浴水の流量を調節
    するための電磁弁と、前記保護管を洗浄するための回転
    可能な洗浄部と、該洗浄部を回転させるための回転体及
    びモータとを備えてなることを特徴とする浴水循環装置
    においての洗浄機能を備えた浴水殺菌装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記保護管を洗浄す
    るために洗浄開始を命令する洗浄スイッチと、該洗浄ス
    イッチに応答して洗浄時間を計測する洗浄計測手段とを
    備えてなることを特徴とする浴水循環装置においての洗
    浄機能を備えた浴水殺菌装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、洗浄時間を制御する
    タイマー手段と、前記電磁弁を制御する弁制御手段とを
    備え、前記タイマー手段は、前記保護管を洗浄するため
    に洗浄開始時間を設定する設定部と、設定された洗浄開
    始時間と洗浄時間を記憶する記憶部とを有してなること
    を特徴とする浴水循環装置においての洗浄機能を備えた
    浴水殺菌装置。
JP8294200A 1996-11-06 1996-11-06 浴水循環装置においての洗浄機能を備えた浴水殺菌装置 Pending JPH10128316A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101955243A (zh) * 2010-10-13 2011-01-26 同济大学 紫外线消毒器
CN106766228A (zh) * 2017-02-20 2017-05-31 广东万家乐燃气具有限公司 一种可智能净水排污的燃气热水器
JP2018082793A (ja) * 2016-11-22 2018-05-31 株式会社ノーリツ 風呂装置
WO2019128041A1 (zh) * 2017-12-28 2019-07-04 苏州路之遥科技股份有限公司 一种坐便器用气液混合智能加热杀菌装置

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