JP4869058B2 - 電気洗濯機 - Google Patents

電気洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP4869058B2
JP4869058B2 JP2006355634A JP2006355634A JP4869058B2 JP 4869058 B2 JP4869058 B2 JP 4869058B2 JP 2006355634 A JP2006355634 A JP 2006355634A JP 2006355634 A JP2006355634 A JP 2006355634A JP 4869058 B2 JP4869058 B2 JP 4869058B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
washing
bath
storage tank
bath water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006355634A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008161519A (ja
Inventor
春夫 間宮
智之 山崎
明宏 細川
慎 竹内
直樹 北山
尚之 田邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2006355634A priority Critical patent/JP4869058B2/ja
Publication of JP2008161519A publication Critical patent/JP2008161519A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4869058B2 publication Critical patent/JP4869058B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

Landscapes

  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

この発明は、電気洗濯機に関し、特に、節水性能が改善された電気洗濯機に関する。
従来より、電気洗濯機では、洗いやすすぎに使用する水の量が少なくて済むように、種々の改善提案がなされている。
たとえば、風呂水を汲み上げる風呂水ポンプを備え、水道水ではなく、風呂水を用いて洗濯が行える洗濯機が提案され、実用化されている。(たとえば特許文献1参照)
また、洗濯槽で洗いやすすぎを行った後、その水を機外に排出せずに、機内に備えられたタンクに溜め、タンクの水をたとえば電気分解により浄化して、水の再使用(水のリサイクル)を行えるようにした洗濯機が提案されている。(たとえば特許文献2参照)
特開平9−28986号公報 特開2006−34716号公報
ところで、従来の電気洗濯機における節水のための提案は、単に、風呂水を使用するようにしたとか、洗いやすすぎを行った後の水を浄化してリサイクルできるようにしたという構成であり、節水のために、風呂水を用いるとともに、その風呂水をリサイクルするという提案や、その提案を実現するための構成はなされてはいない。
実際のところ、節水のために風呂水を使用したいと考える利用者は多いが、風呂水には雑菌等が含まれており、不衛生であるために使用は控えたいという利用者も少なくない。
この発明は、このような背景のもとになされたもので、風呂水を浄化し、洗濯水として再利用できるようにした電気洗濯機を提供することを主たる目的とする。
この発明は、また、洗濯工程という本来の工程を遂行しながら、同時並行的に、風呂水を浄化することにより、水のリサイクル処理を効率良く行えるようにした電気洗濯機を提供することを他の目的とする。
さらにこの発明は、浄化水をリサイクル水として用いることによって、衛生面の問題を改善した電気洗濯機を提供することを他の目的とする。
請求項1記載の発明は、水を溜め、衣類の洗いやすすぎを行うための洗濯槽と、風呂水を汲み上げるための汲み上げ手段と、前記洗濯槽から排水される水を溜めることのできる貯水槽と、前記貯水槽の水を浄化するための水浄化手段と、前記水浄化手段で浄化された後の貯水槽の水を再利用のために前記洗濯槽へ供給する浄化水供給手段と、を有する電気洗濯機において、前記汲み上げ手段で汲み上げられる風呂水を、前記貯水槽へ導くための風呂水供給路と、前記洗濯槽の洗濯処理と、前記水浄化手段による水の浄化とを並行して行わせる並行運転制御手段とを有し、当該並行運転制御手段は、前記水浄化手段により、前記洗濯槽で洗濯処理が行われている間に、前記貯水槽の水に対して浄化処理を行わせ、かつ、前記貯水槽の水の浄化が完了するまで、前記洗濯槽の洗濯処理が継続されるように、洗濯槽の洗濯処理時間を延長させることを特徴とする電気洗濯機である。
請求項2記載の発明は、前記水浄化手段は、前記汲み上げ手段から前記貯水槽への前記風呂水供給路に介在されていて、前記貯水槽に溜められる風呂水に対して浄化処理を行うことを特徴とする、請求項1記載の電気洗濯機である
求項記載の発明は、節水モードを設定するためのモード設定手段を有し、節水モード設定時には、運転開始に応答して、前記浄化水供給手段が給水を行うことを特徴とする、請求項1または2に記載の電気洗濯機である。
求項記載の発明は、前記汲み上げ手段は、自給式ポンプを含み、当該自給式ポンプには、水道水を呼び水として供給するための呼び水水路が接続されており、前記呼び水水路には、水道水の前記自給式ポンプへの通過は許可するが、自給式ポンプの水が前記呼び水水路を逆流するのを阻止するための逆止弁が設けられていることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の電気洗濯機である。
請求項記載の発明は、前記呼び水水路は、一端が前記自給式ポンプに連結されたL字状の曲成管であるエルボと、このエルボの他端に外嵌合されたフートキャップとを含み、前記逆止弁は、前記エルボおよびフートキャップの嵌合間に挟まれて位置決めされ、かつ、逆止弁の外周縁部のみが呼び水水路の内周壁面に接触するように配置されていることを特徴とする、請求項記載の電気洗濯機である。
請求項1記載の発明によれば、汲み上げ手段で汲み上げられる風呂水は、貯水槽に溜められてリサイクルのために浄化されるので、風呂水を再利用することができて経済的であり、環境にも優しい電気洗濯機となる。
特に、風呂水は、汲み上げられてそのまま洗濯処理に使用されるのではなく、一旦貯水槽に溜められて浄化される。このため、使用される風呂水は、浄化された風呂水であり、衛生面から見ても、利用者が風呂水を使用する頻度が高くなることが期待でき、節水効果の高い、実用性に優れた電気洗濯機とすることができる。
また、洗濯槽で洗濯処理が行われている間に、貯水槽に溜められた水は浄化処理を受ける。つまり、洗濯処理と並行して貯水槽の水の浄化処理が行われるので、浄化処理のための時間を別途設ける必要がなく、電気洗濯機の全体の運転時間はほとんど長くならず、実用性に優れた電気洗濯機とすることができる。
さらに、洗濯処理と並行して水の浄化処理が行われる場合において、何らかの原因で水の浄化処理の方が時間を要する事態が生じた場合に、洗濯処理が途中で中断した状態となることを防止できる。利用者は、洗濯槽での洗濯処理が中断された場合、故障と間違える可能性がある。この発明では、利用者にそのような誤認をさせることがない。また、水の浄化処理が長引いた時間だけ洗濯処理時間を延長させることで、衣類に対する洗いやすすぎ性能を向上させることができ、時間を有効に利用することができる。
請求項2記載の発明によれば、汲み上げ手段により汲み上げられ、貯水槽に溜められる風呂水は、貯水槽に流れ込む際に浄化処理を受けるので、貯水槽に溜められた風呂水をより短時間で浄化することが可能となる。
すなわち、貯水槽に流入する風呂水は、流入時に浄化処理を受けるので、たとえば含まれている雑菌等の一部はその浄化処理により除菌される。よって、溜められた水に対して行う浄化処理を、より短時間で完了することが可能になる。
請求項記載の発明によれば、節水モード設定時には、運転開始前(前回の洗濯運転時)に貯水槽に溜められて浄化されたリサイクル水を、最初の給水において使用することにより、貯水槽に溜められている浄化されたリサイクル水を有効利用できる。また、貯水槽に溜められたリサイクル水を最初の洗濯処理(洗い)に給水するため、貯水槽は空になり、その貯水槽に風呂水を溜めて浄化することができる。よって、洗い時間を有効に利用して、並行して風呂水の浄化が行え、効率の良い節水サイクルを実現することができる。
請求項記載の発明によれば、汲み上げ手段が自給式ポンプの場合は、自給式ポンプで汲み出された風呂水は、吐出口のみならず呼び水水路から注水口側へと流れ込む場合がある。そこで請求項記載の発明では、その逆流を阻止するための逆止弁を設けた。逆止弁により、汲み出された風呂水が、所定の水路以外へ流入するのを確実に阻止することができる。
請求項記載の発明によれば、逆止弁を、エルボおよびフートキャップの間に挟み込むようにして適切に位置決めでき、かつ、逆止弁とフートキャップ水路との強固な密着を防止でき、低水圧下でも呼び水を確実に行うことができる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る電気洗濯機10の正面図である。電気洗濯機10は、その外殻を構成する正面視縦長略長方形状のハウジング11を有する。ハウジング11の内部上方には洗濯槽(後述する)が配置されており、その内部下方には貯水槽(後述する)が配置されている。
ハウジング11の正面上方には、開口が形成され、開口には開閉可能な扉12が備えられている。扉12は、たとえばその主表面が透明な強化ガラスで構成されており、内部にある洗濯槽内の衣類の様子が視認できる。
ハウジング11の正面上部(扉12の上方)には、操作・表示部13が配置されている。操作・表示部13には、複数個の操作キー14および複数個の表示器15ならびに液晶表示器16が配列されている。液晶表示器16は、後述するように、電気洗濯機の処理内容に関する種々の情報を表示するためのものである。
図2は、電気洗濯機10を左後方斜め上部から見た斜視図であり、ハウジング11を構成する背面パネルおよび上面パネルが取り外された状態の図である。また、図3は、電気洗濯機10を右後方から見た斜視図であり、ハウジングベース11Bを除き、ハウジング11が取り外された状態の斜視図である。
図2および図3を参照して、電気洗濯機10には、洗濯槽20が備えられている。洗濯槽20は、外槽21と、外槽21内に設けられた円筒状の内槽(ドラム24:図4参照)とを含んでいる。そして外槽21の背面にはDDモータ22が取り付けられており、DDモータ22によって外槽21内で内槽(ドラム24)が回転され得る。また、内槽(ドラム24)の回転軸は、水平方向に対して前方が斜め上方に傾けられていて、いわゆる斜めドラム構造が採用されている。また、外槽21は、複数のダンパ23によってハウジングベース11Bに取り付けられている。
外槽21の上方右側には注水口ユニット25が設けられている。注水口ユニット25は、外槽21内へ洗いやすすぎのための水が供給される場合に、当該水が通過するユニットである。このユニット25内には、洗剤容器47(図4参照)が備えられていて、供給される水が洗剤容器内を流れ、それに伴い洗剤が水と一緒に供給されたり、供給されなかったりを選択可能になっている。
この電気洗濯機10は、洗いやすすぎに風呂水を用いることができる。そのために、注水口ユニット25の左側に隣接するように風呂水を汲み上げる手段としての風呂水ポンプ26が備えられている。
さらに、洗濯槽20では、洗いおよびすすぎに加えて乾燥も行える。そのために、外槽21の左側後方には乾燥風路28が接続されている。乾燥風路28は、外槽21のたとえば後部下方から湿った空気を吸い出し、その空気を上方へ導く間に、空気の除湿を行う。乾燥風路28の上部には、接続ホース60を介して、ブロアユニット29が接続されている。ブロアユニット29は、乾燥風路28で導かれた除湿後の空気を再び外槽21内へ送り込むためのものである。ブロアユニット29内には、送り込む空気を加熱するためのヒータ(図示せず)が備えられている。
電気洗濯機10には、さらに、ブロアユニット29の近傍にオゾン発生ユニット30が備えられている。オゾン発生ユニット30は、後述するように、水浄化手段として機能するとともに、乾燥時やエアウォッシュ時にも、オゾンを発生させて、乾燥される衣類の除菌・脱臭や、洗濯槽20に入れられた衣類を除菌・脱臭するエアウォッシュに寄与する。 電気洗濯機10には、洗濯槽20の下方に貯水槽(以下、貯水タンク、または単にタンク、とも称する。)40が備えられている。貯水タンク40は、外槽21から排水される水や、風呂水ポンプ26で汲み上げられた風呂水を溜めるためのタンクである。貯水タンク40の近傍には、貯水タンク40の水を汲み出すための循環ポンプ41が備えられている。
さらに、外槽21、注水口ユニット25、乾燥風路28、貯水タンク40等の間で水を行き来させたり、オゾンを含む空気を行き来させるために、多数のホースが配置されている。
図4は、図1〜図3で説明した電気洗濯機10における水を循環させる循環水路およびオゾンを含む空気を供給するオゾン供給路の構成を表わす浄化循環水路図である。
図4を参照して、水栓43から供給される水道水は、給水バルブ44の開閉制御により、注水口ユニット25および接続ホース45を通って洗濯槽20内へ供給される。このとき、給水バルブ44を切り換えることによって、水道水が第1流路46を通って注水口ユニット25内の洗剤容器47内を流れるか、第2流路48を通り、注水口ユニット25内のソフナー容器49内を流れるかを選択できる。
洗濯槽20(外槽21)内の水は、排水口パイプ50に設けられた排水バルブ51を開閉制御することにより排出できる。排水バルブ51には中間ホース52を介してフィルタユニット53が接続されている。フィルタユニット53は、外槽21から排出される水に含まれるリントや異物を捕獲するためのものである。フィルタユニット53に入った水は、排水パイプ54およびバルブ83を通り、排水ホース55からハウジング11外へ排出される。ハウジング11外では、たとえば外部排水ホース56を通り、排水トラップ57へと排出される。
以上が、水道水を用いて洗いおよびすすぎを行う場合の、節水機能を実行しないときの水の流れである。
乾燥工程では、ブロアユニット29内のブロア(図示せず)が作動され、洗濯槽20内の空気は乾燥風路28へ流出され、接続ホース60を通り、ブロアユニット29内で加熱され、接続ホース61を通って洗濯槽20内へ還流される。洗濯槽20内の温かく湿った空気は、乾燥風路28内で熱交換により除湿される。そのため、給水バルブ44が開閉制御され、水栓43から供給される水道水は給水ホース62を通り熱交換のために乾燥風路28内へ与えられる。
ブロアユニット29が作動しているときに、オゾン発生ユニット30を作動させると、ブロアユニット29で生じる負圧により、オゾン発生ユニット30で発生されるオゾンがエアホース64を介してブロアユニット29へ取り込まれ、取り込まれたオゾンは接続ホース61を通って洗濯槽20へ供給され、内槽(ドラム)24内に収容された衣類の除菌・消臭が行われる。
以上が、節水機能を実行しない場合の乾燥時の水および空気の流れである。
この実施形態に係る電気洗濯機10は、前述したように、風呂水を用いて洗いやすすぎを行うことができる。そのため、風呂水ポンプ26が備えられている。風呂水ポンプ26には、浴槽66から風呂水を汲み上げるための風呂水ホース67が接続可能である。風呂水ポンプ26は、自給式ポンプであり、呼び水を供給するための呼び水水路70が接続されている。給水バルブ44の開閉が制御され、水栓43から供給される水道水が注水口ユニット25へ供給されると、その一部は、呼び水水路70を通って風呂水ポンプ26へ与えられる。この与えられる水(呼び水)により風呂水ポンプ26は風呂水の汲み上げが可能になる。そして風呂水ホース67を通って汲み上げられる風呂水は、風呂水ポンプ26の吐出口に接続された給水ホース71を通り、循環バルブ72、エゼクタ73および接続ホース74を流れて貯水タンク40に溜められる。
風呂水がエゼクタ73を通過する際、オゾン発生ユニット30が通電されていると、オゾン発生ユニット30で発生するオゾンはエアホース75を通ってエゼクタ73に与えられる。エゼクタ73では、風呂水が流れる際に生じる負圧により、エアホース75からオゾンを取り込み、オゾンは風呂水に混入される。よって、貯水タンク40に溜められる風呂水は、溜められる途中にオゾンが混入され、第1次の浄化処理を受ける。第1次の浄化処理は、貯水タンク40への流入時になされる浄化処理である。
貯水タンク40には、接続ホース77の一端が接続されており、貯水タンク40に溜まった風呂水を汲み出すことができる。接続ホース77の他端は循環ポンプ41の吸い込み口に接続されている。循環ポンプ41も自給式のポンプであり、注水ホース78を介して呼び水が供給され得る。給水バルブ44の開閉制御がされ、水栓43から供給される水道水が注水口ユニット25へ与えられると、その一部は前述したように呼び水水路70を介して風呂水ポンプ26へ与えられる。これとともに、注水ホース78を介して循環ポンプ41へも呼び水が与えられる。
循環ポンプ41の吐出口79には、循環バルブ72が接続されている。循環バルブ72は、五方バルブであり、第1出口には、前述したエゼクタ73を介して接続ホース74が接続されており、接続ホース77から汲み出された貯水タンク40の水を循環させることができる。貯水タンク40の水を汲み出し、エゼクタ73を経由して循環させることにより、エゼクタ73を通過する際にオゾン発生ユニット30で発生されるオゾンを混入することができ、貯水タンク40に溜められた風呂水にオゾンを用いて第2次の浄化処理をすることができる。第2次の浄化処理は、貯水タンク40に溜められた風呂水を循環させて行う浄化処理である。
第2出口には、給水ホース80が接続されており、給水ホース80を介して注水口ユニット25へ水を供給し、注水口ユニット25から接続ホース45を経由して洗濯槽20へ貯水タンク40の水を供給することができる。
第3出口には、接続ホース81の一端が接続されており、その他端は乾燥風路28内のチャンバー(図示せず)に開口している。よって、循環ポンプ41から吐出される水をチャンバーから乾燥風路28内へ落下させ、熱交換用の水として用いることができる。なお、熱交換に用いられなかった余った水は、チャンバーから接続ホース63を通り、貯水タンク40内に戻る。
第4出口には、接続ホース82の一端が接続されており、その他端はバルブ83を介して排水パイプ54に接続されている。よって循環バルブ72を切り換え、バルブ83を開閉制御することにより、貯水タンク40の水を排水ホース55から機外へ排出することができる。
この電気洗濯機10は、風呂水を貯水タンク40に溜め、その風呂水を浄化するだけでなく、洗濯槽20から排出される洗いやすすぎに使用した後の水を溜めることもできる。そのために、フィルタユニット53には、排水パイプ54が接続された出口の他に、中間ホース85の一端が接続された出口が備えられている。そして中間ホース85の他端は、バルブ86を介して貯水タンク40に連通されている。よって、バルブ83およびバルブ86を切り換え制御することにより、外槽21から排出される水は、排水口パイプ50、排水バルブ51、中間ホース52、フィルタユニット53、中間ホース85およびバルブ86を通って貯水タンク40へ溜めることができる。
そして、貯水タンク40に溜められた既使用水も、接続ホース77、循環ポンプ41、循環バルブ72、エゼクタ73および接続ホース74を通る循環路を循環させることにより、オゾンを用いて浄化することができる。
さらに、外槽21には溢水ホース88の一端が接続されており、溢水ホース88の他端は溢水ホース89の一端と接続され、溢水ホース89の他端はバルブ83と接続されている。外槽21に溜まった水が所定水位以上に溢れたとき、その水は溢水ホース88、89を通って排出される。その際、外槽21内の気圧が外気圧と等しくなる必要がある。そのため、溢水ホース88および89の接続部と、フィルタユニット53の入口との間は、エアホース90で接続され、外槽21内の気圧が外気圧と等しくなるようにされている。
貯水タンク40にも溢水ホース91が設けられている。溢水ホース91はバルブ83を介して排水ホース55と接続されている。
さらに、洗濯槽20内の水位を検出するために、排水口パイプ50にはエアトラップホース92の下端が接続されており、エアトラップホース92の上端には水位センサ93が備えられている。よって水位センサ93により、洗濯槽20内の水位を確認することができる。
また、貯水タンク40にもエアトラップホース94および水位センサ95が備えられており、貯水タンク40内に溜まった水の水位を検出することができる。
なお、貯水タンク40内の水を全て排水して、貯水タンク40のメンテナンス等を行うことができるよう、貯水タンク40には手動で開閉可能なドレンホース96が設けられている。
電気洗濯機10には、さらに、給水バルブ44と外槽21とを接続する給水ホース98が備えられている。給水バルブ44の切り換えおよび開閉を制御することにより、水栓43から供給される水道水を給水ホース98を経由して直接洗濯槽20へ供給することができる。洗濯槽20へ供給される水道水は、ドラム24に収容された衣類に対してシャワー状に与えられる。つまり、給水ホース98を介して水道水を洗濯槽20へ供給し、いわゆるシャワーすすぎが行えるようにされている。
図5は、注水口ユニット25、風呂水ポンプ26および給水バルブ44の構成を示す斜視図であり、電気洗濯機10の前方側左斜め上方から見た斜視図となっている。
給水バルブ44の上方には水栓接続部42が設けられており、この接続部42に水栓43(図4参照)が接続される。給水バルブ44が開閉制御されることにより、水栓接続部42から水道水が流入し、注水口ユニット25内を流れる。注水口ユニット25には、その前方側(電気洗濯機10において前方側であり、図5において左斜め下方側)から、図示が省略された洗剤容器47およびソフナー容器49が一体化された容器(図4参照)が挿抜できる。洗剤容器47に予め洗剤が投入され、注水口ユニット25に挿入されている場合は、注水口ユニット25を流れる水が洗剤容器47へ流入し、洗剤容器47に投入されている洗剤を溶かし、洗濯槽20へ洗剤を含む水を供給できる。また、給水バルブ44を切り換えることにより、水栓接続部42から流入する水道水を、ソフナー容器47へ流入させ、ソフナーを含む水を洗濯槽20へ供給することができる。
ところで、注水口ユニット25を流れる水の一部は、注水口ユニット25に形成された呼び水出口101に一端が接続された呼び水水路70を通り、風呂水ポンプ26へ供給され得る。呼び水水路70の他端側には、接続継手としてのいわゆるエルボユニット102が備えられ、風呂水ポンプ26の呼び水入口と連結されている。風呂水ポンプ26は、呼び水が満たされることにより、汲み上げ動作を行えるようになる、いわゆる自給式ポンプである。汲み上げられた風呂水は、吐出口103から吐出される。
図6Aはエルボユニット102の斜視図であり、図6Bは図6AのB−Bに沿う断面図である。
図6A、Bを参照して、エルボユニット102は、L字状の曲成管であるエルボ104にフートキャップ105が嵌められて構成されており、両者の間に弁体106が挟まれている。
より具体的に説明すると、フートキャップ105は、呼び水水路70に接続される相対的に細い入口筒部107と、入口筒部107に連設され、相対的に太いキャップ部108とを含んでいる。キャップ部108には、その一部に保持用凹部109が形成されている。保持用凹部109には、弁体106の外周縁から突出する係止片110が嵌め込まれる。
さらに、フートキャップ105において、入口筒部107の内部通路のうち、キャップ部108内に臨んだ臨界面111は、その内径がえぐられて、弁体106との間に隙間112が生じている。よって、弁体106は、その外周縁部だけが、フートキャップ105の臨界面111と接触した状態となっている。
エルボ104は、その内部通路がL字状に屈曲した形状であり、フートキャップ105のキャップ部108内に内嵌合する嵌合部113を有している。嵌合部113の先端は、弁体106の係止片110を押圧し、嵌合状態において、弁体106が所定の位置で動かないように挟持している。
このような構成であるから、入口筒部107から流入する呼び水は、弁体106を図6Bにおいて右方向に変位させながらエルボ104内へ流れ込み、風呂水ポンプ26へ呼び水を供給することができる。一方、この水がエルボ104から入口筒部107方向へ逆流しようとした場合は、弁体106がそれを阻止する。
このように、弁体106によって逆止弁が構成されているから、風呂水ポンプ26により風呂水ホース67を介して汲み上げられた風呂水の一部が、呼び水水路70を通って注水口ユニット25へ流入し、その後洗濯槽20へ流入することを阻止することができる。
また、エルボユニット102内に逆止弁としての弁体106を配置したが、弁体106はフートキャップ105の臨界面111と外周縁部のみで接触しているため、呼び水が入口筒部107からエルボ104へ流入しようとする際に、弁体106がその流入を妨げることがない。つまり、呼び水の供給水圧が、低水圧であっても、呼び水が確実に風呂水ポンプ26へ供給できるという構成を確保することができる。
図7は、操作・表示部13の正面図である。操作・表示部13には、上述したように、複数の操作キー14および複数の表示器15ならびに液晶表示器16が備えられている。これらの内容につき、図7を参照して具体的に説明をする。
操作・表示部13のたとえば左側上方には電源キー140が備えられている。電源キー140は、押圧することにより、電気洗濯機10の電源を投入/遮断するためのキーである。
電源キー140の下側には、ドアロック表示器150が備えられている。ドアロック表示器150は、扉12が閉じられて、自動的にロックされている場合に、それを利用者に表示するために点灯される表示器である。
ドアロック表示器150の下方には、スタート/一時停止キー147が備えられている。このキー147は、押圧することにより、電気洗濯機10の運転を開始させたり、一時停止させたりするためのキーである。
操作・表示部13の上下方向中央部には、左右に並ぶように、4つの表示器152〜155が配置されている。これら表示器152〜155は、電気洗濯機10の処理(動作)工程を利用者に知らせるための表示器である。具体的には、電気洗濯機10が洗い工程中に点滅する洗い表示器152、すすぎ工程中に点滅するすすぎ表示器153、脱水工程中に点滅する脱水表示器154、および、(スチーム)乾燥工程中に点滅するスチーム乾燥表示器155である。
これら処理工程表示器152〜155の下側には、左右方向に、アクアループキー141、エアウォッシュキー142、コース選択キー143および洗濯/乾燥切り換えキー144が設けられている。
アクアループキー141は、節水モードを設定するためのモード設定手段として機能すると共に、たとえばコース選択キー143と共に、同時に2秒以上押圧されることにより、風呂水優先モードという特殊モードを設定するキーとしても機能する。
アクアループキー141の左側には、上下方向に「リサイクル水」「浄化風呂水」「水道水」の記載が並んでいる。アクアループキー141が押圧される毎に、これら3つの表示の1〜3つが選択的に点灯する。点灯している種類の水が、電気洗濯機10の処理で使用される水の種類を表わす。
エアウォッシュキー142の左側には、上下方向に「ハイパワー」「ドラム回転」「ドラム静止」の3つの記載が並んでいる。エアウォッシュキー142が押圧されると、「ハイパワー」の点灯または消灯、「ドラム回転」または「ドラム静止」の選択的な点灯、全ての表示の消灯が選択できる。「ハイパワー」点灯時は、エアウォッシュ時に供給されるオゾン濃度が濃くされる。「ドラム回転」点灯時は、エアウォッシュ時にドラム24(図4参照)が回転する。「ドラム静止」点灯時は、エアウォッシュ時にドラム24は回転しない。
なお、エアウォッシュとは、ドラム24内に収容された衣類に対し、オゾンを含む空気を与え、オゾンによって衣類に付着した雑菌等の除菌および消臭を行う処理のことであり、洗濯や乾燥処理とは異なる独立した処理である。エアウォッシュでは、オゾンを含む空気(エア)によって、衣類があたかもエアで洗われ、除菌・消臭がされるかの如くであるから、本願出願人は、オゾンを用いて行う衣類の除菌・消臭をエアウォッシュと称している。
コース選択キー143の左領域には、種々の選択コース等が表示されている。コース選択キー143を押圧することにより、所望の洗濯処理コースを選ぶことができる。
洗濯/乾燥切り換えキー144は、洗濯のみを行うか、乾燥のみを行うか、両方行うか、を切り換えるためのキーである。
操作・表示部13には、処理工程表示器152〜155の上部に、横長の液晶表示器16が設けられている。
従来、電気洗濯機には、たとえば7セグメント等の表示器を利用して、エラーが生じたときに、エラーの種類が何であるかを記号として表示するようにしたものがあった。しかし、電気洗濯機において、液晶表示器を設け、積極的に、洗濯処理に関する種々の情報を表示できるようにするという発想は、従来存在しなかった。
この実施形態に係る電気洗濯機10では、液晶表示器16を設け、電気洗濯機10の運転中に、
(1)たとえば洗剤の異常発泡を検知して、異常発泡を静めるための処理を行った場合、(2)脱水時に、衣類のアンバランスを自動的に修正する処理を行った場合、
(3)貯水タンク40に溜めた風呂水の浄化に標準時間以上の時間を要した場合
等に、それら自動的に行った処理(1)〜(3)等の内容を、利用者に表示できるようにした。
液晶表示器16に表示される上述のような処理内容は、好ましくは、「おしえてキー145」を利用者が押したことに応答して表示されるようにしてもよい。
予約キー146は、電気洗濯機10の動作開始時間を予約する時の操作キーである。
図8は、電気洗濯機10の制御回路構成を示すブロック図であり、この発明の特徴となる制御に関連する構成要素のみが示されている。
電気洗濯機10には、制御中枢としての制御部160が備えられている。制御部160は、CPU、ROM、RAM等を含む電子回路で構成され、所定のプログラムに基づく制御動作を行う。制御部160内には、後述する風呂水給水異常を記憶するためのメモリ161や、種々の時間を計時するためのタイマ162が含まれている。
制御部160には、前述した操作・表示部13が接続されており、操作・表示部13の操作キー14からの信号は制御部160へ与えられ、また、各種表示器の表示が制御部160により制御される。
また、貯水タンク40の水位を検知する水位センサ95の出力は制御部160へ与えられる。
制御部160は、給水バルブ44、風呂水ポンプ26、オゾン発生ユニット30、循環バルブ72、循環ポンプ41、排水バルブ51、バルブ83、バルブ86、DDモータ22の動作を制御して、以下に説明するように、電気洗濯機10に特有の洗濯関連動作を行わせる。特に、風呂水を利用した節水処理、風呂水を利用した衛生的な洗濯処理等を行わせる。
図9は、図8に示す制御部160により実行される処理のフローチャートであり、貯水タンク40に風呂水を溜め、その溜めた風呂水を浄化するための処理の内容を表わすフローチャートである。
図4を参照しながら、図9の流れに従って、浄化風呂水作成工程について具体的に説明をする。
浄化風呂水作成工程では、貯水タンク40に風呂水が溜められ、その溜められた風呂水の浄化が行われる。そのために、まず、循環バルブ72の出口がエゼクタ73、接続ホース74を介して貯水タンク40側と連通するように、循環バルブ72の出口が切り換えられる(ステップS1)。これにより、循環バルブ72は、汲み上げられる風呂水が、貯水タンク40内へ供給できる状態となる。
次いで、給水バルブ44の開閉制御を行い、呼び水動作をさせる(ステップS2)。呼び水動作により、風呂水ポンプ26に呼び水が供給されて、風呂水ポンプ26は浴槽66に溜まった風呂水を風呂水ホース67を介して汲み上げることができる。
呼び水動作(ステップS2)の後、風呂水ポンプ26をオンし(ステップS3)、同時に、オゾン発生ユニット30もオンする(ステップS4)。これにより、風呂水ポンプ26で汲み上げられる風呂水は、給水ホース71→循環バルブ72→エゼクタ73→接続ホース74と流れて、貯水タンク40に溜められる。その場合において、エゼクタ73を通過する際、通過する風呂水が生じる負圧により、オゾン発生ユニット30で発生されるオゾンがエアホース75を介してエゼクタ73へ供給され、風呂水内に取り込まれるから、貯水槽40に溜められる風呂水は、溜められる時にオゾンにより第1次の浄化がされる。
ステップS4に続き、風呂水給水異常判定(ステップT1)がたとえば割込処理によりなされる。この風呂水給水異常判定については、後述する。
ステップS5では、水位センサ95の出力に基づき、貯水タンク40に溜まった水の水位が、B水位に達したか否かの判別がされる。B水位とは、貯水タンク40がほぼ満たされた満水位(たとえば約26リットル)である。
工程開始直後は、貯水タンク40に溜まった風呂水の量はB水位には達していないから、制御部166は、風呂水ポンプ26の動作開始後7分が経過したか否かの判別をする(ステップS7)。
ステップS7で、風呂水ポンプ26の動作開始後7分が経過しても、給水タンク40の水位がB水位に達しないときは、風呂水が不足しているか無くなったと判別し、次の工程では風呂水浄化はしない(ステップS8)。
風呂水ポンプ26がオンして後、7分が経過するまでに貯水タンク40の水位がB水位に達したときには、さらに30秒経過するのを待って(ステップS6)、オゾン発生ユニット30への通電をオフし(ステップS9)、併せて、風呂水ポンプ26の動作をオフする(ステップS10)。
次いで、オゾン発生ユニット30を再びオンし(ステップS11)、併せて、循環ポンプ41をオンする(ステップS12)。これにより、貯水タンク40に溜められた風呂水は、接続ホース77を介して汲み出され、循環ポンプ41→循環バルブ72→エゼクタ73→接続ホース74→貯水槽40→接続ホース77の経路を循環される。その際、エゼクタ73においてオゾンが混入されるから、風呂水はオゾンによって浄化される。(2次浄化処理)
オゾン発生ユニット30および循環ポンプ41をオンして後5分が経過するまで、貯水タンク40に溜められた風呂水の循環浄化が行われ(ステップS13)、5分経過後にはオゾン発生ユニット30がオフされ(ステップS14)、また、循環ポンプ41もオフされる(ステップS15)。そして循環バルブ72が、初期状態の切り換え位置に戻される(ステップS16)。初期状態の切り換え位置とは、循環バルブ72の出口側が、給水ホース80側に開いた状態である。
図10は、図9に示すフローチャート中に割り込まれる風呂水給水異常判定処理の内容を表わすフローチャートである。
風呂水給水異常判定処理では、まず、貯水タンク40の水位がA水位に到達したか否かの判別がされる(ステップS21)。A水位とは、貯水タンク40内に溜められた風呂水を検知可能な最低水位であり、たとえば7リットル程度の水量のときの水位である。貯水タンク40の水位がA水位に到達したときには、風呂水ポンプ26の運転は継続され(ステップS22)、浄化風呂水作成工程(図9のフローチャート)のステップS5へ進む。
一方、貯水タンク40の水位がA水位に到達していなければ、3分が経過するのを待ち(ステップS23)、3分が経過しても貯水タンク40の水位がA水位に達しなければ、風呂水ポンプ26がオフされて(ステップS24)、風呂水給水が1回目か否かの判別がされる(ステップS25)。たとえば、浴槽66から風呂水を汲み出し、汲み出した風呂水を浄化して洗濯やすすぎに利用するわけであるが、その汲み出しが、1回目ではなく、2回目以降である場合は、浴槽66に溜まっている風呂水の量が少なくなっており、それゆえに風呂水が貯水タンク40内に溜まる量が少ないことが考えられる。
そこで、風呂水給水が1回目でない場合には(ステップS25でNO)、風呂水を用いた洗いやすすぎ処理は行わないこととして、次の給水工程では水道水を用いる(ステップS31)。
一方、ステップS25において、風呂水給水が1回目である場合には、検知カウンタを1にし(ステップS26)、その検知カウンタが1のときは(ステップS27でNO)、呼び水処理をたとえば15秒間行い(ステップS28)、再び風呂水ポンプ26をオンする(ステップS29)。そして、風呂水ポンプ26をオンして3分経過するまでに(ステップS23)、貯水タンク40の水位がA水位に到達した場合には、風呂水給水異常ではないと判断して、風呂水ポンプ26の運転を継続させ(ステップS22)、図9のステップS5へと進む。
他方、呼び水処理を行い、風呂水ポンプ26を動作させたが、3分経過しても貯水タンク40の水位が増加しない場合には、ステップS26で検知カウンタを2にし、ステップS27からS30へと進み風呂水給水が異常であることをメモリ161に記録する。そして、次の給水工程には水道水を給水することとする(ステップS31)。
以上の処理により、風呂水給水異常がなければ、貯水タンク40内には、次の洗いやすすぎ工程に利用できる浄化された風呂水が溜められた状態となる。
図11に、風呂水浄化のタイムチャートを示す。風呂水を汲み上げて貯水タンク40に溜め、オゾンにより浄化する処理は、洗濯槽20において洗い工程またはすすぎ工程が行われている間に行われる。すなわち、洗濯槽20における洗い工程またはすすぎ工程と並行して、貯水タンク40に風呂水を溜め、溜めた風呂水を浄化するという処理が行われる。
洗い工程またはすすぎ工程では、DDモータ22の正転および逆転が繰り返され、ドラム24内に収容された衣類が撹拌されて、洗いやすすぎが行われる。そして洗いまたはすすぎが終了すると、排水バルブ51が開かれ、バルブ86は閉じられ、バルブ83は開かれて、洗いに使用された水またはすすぎに使用された水は、排水ホース55から外部排水ホース56を経由して排水トラップ57等へ排出される。その後、DDモータ22によってドラム24が高速回転される脱水が行われる。
上記の撹拌動作と並行して、まず、給水バルブ44が短時間開かれ、風呂水ポンプ26に対する呼び水処理が行われる。次いで、風呂水ポンプ26が一定時間駆動され、その間オゾン発生ユニット30もオンされる。
これにより、風呂水は浄化されながら貯水タンク40内に満たされる。そして貯水タンク40の水位センサ95がB水位を検知したことに応じて、風呂水ポンプ26がオフされ、かつ、オゾン発生ユニット30も一旦オフされる。逆に、循環ポンプ41がオンされて、その後オゾン発生ユニット30もオンされる。
これにより、貯水タンク40内に溜められた風呂水は、接続ホース77→循環ポンプ41→循環バルブ72→エゼクタ73→接続ホース74→貯水槽40と循環し、その間にオゾンにより浄化される。
そしてこの循環浄化処理は、予め定める時間、たとえば5分が経過したときに終了する。
ところで、貯水タンク40に溜められた風呂水の循環浄化処理は、たとえば5分間に設定されているが、貯水タンク40に風呂水を溜めるまでの処理は、時間制御されているわけではなく、貯水タンク40に溜まった風呂水の水位により監視されている。
貯水タンク40に風呂水を溜める処理は、前述した図9、図10のフローチャートでも説明したように、風呂水給水異常や、風呂水ポンプ26への呼び水処理等に要する時間により、変動することが考えられる。
貯水タンク40に風呂水を溜めるのに要する時間が変動した場合、その後の貯水タンク40に溜められた風呂水を循環浄化する時間が一定(たとえば5分)であっても、風呂水を循環浄化し終わるまでに要する時間が長くなり、たとえば洗濯槽20における洗いまたはすすぎのための撹拌に要する時間よりも長くなる可能性がある。
この実施形態に係る電気洗濯機10では、このような場合、すなわち貯水タンク40に風呂水を溜め、その風呂水を浄化するのに要する時間の方が、洗い工程またはすすぎ工程における撹拌に要する時間よりも長くなった場合、洗い工程またはすすぎ工程における撹拌時間を、貯水タンク40の風呂水を浄化し終わるまで延長するようにされている。
かかる制御を行うことにより、次の洗い工程またはすすぎ工程において使用され得る浄化風呂水が、貯水槽40内に準備された状態となるため、次の洗い工程またはすすぎ工程にスムーズに移れるという利点がある。また、仮に、洗い工程またはすすぎ工程の撹拌時間を延長しない構成であれば、洗いまたはすすぎが終わったのに、電気洗濯機が次の動作に入らないことになり、利用者に、故障したなどと誤認されるおそれがあるが、この実施形態では、そのような不具合を防止できる。
図12は、操作・表示部13(図7参照)に設けられた節水モードを設定するためのモード設定手段としてのアクアループキー141において、「リサイクル水」「浄化風呂水」「水道水」のいずれを使用するかを設定した場合、設定内容と洗濯処理(洗いならびにすすぎ1およびすすぎ2の処理)に使用する水の種類との関係を表わす図である。
アクアループキー141で節水モードを設定する前提条件としては、貯水タンク40に浄化水が満たされていることである。その条件において、設定1では、「水道水」が選択され、設定2では「リサイクル水」および「水道水」が選択され、設定3では「リサイクル水」および「浄化風呂水」が選択され、設定4では全ての種類の水、すなわち「リサイクル水」「浄化風呂水」「水道水」が選択される。
設定1において、「水道水」が選択された場合は、洗濯工程(洗い、すすぎ1、すすぎ2)で使用される水は、全て水道水が用いられる。つまり、節水モードではない水道水使用モードでの洗濯工程が実行される。
設定2の場合は、洗いでは、貯水槽40に溜められている浄化水(リサイクル水)が使用され、その後のすすぎ1およびすすぎ2では水道水が使用される。(節水モード1a) 設定3では、洗いは貯水槽40に溜められている浄化水(リサイクル水)が使用される。そしてその間に、風呂水が貯水槽40に溜められて浄化され、すすぎ1では浄化風呂水が使用される。さらに、すすぎ1の工程中に、風呂水が貯水槽40に溜められて浄化され、すすぎ2でも浄化された浄化風呂水が使用される。この設定3では、洗濯工程に使用される水は、全てが、リサイクル水または浄化風呂水であり、極めて高い節水効果を実現することができる。(節水モード2a)
設定4では、洗いには貯水槽40に溜められている浄化水(リサイクル水)が用いられ、その間に、風呂水が貯水槽に溜められて浄化され、すすぎ1はその浄化風呂水が用いられ、すすぎ2は水道水が使用される。(節水モード3a)
図13は、アクアループキー141およびコース選択キー143が同時に2秒以上押され、特殊モードとしての風呂水優先モードが設定された場合において、モード設定手段としてのアクアループキー141で設定可能な使用する水の設定内容の他の例を表わす図である。図13においても、洗濯処理の実行に先立ち、貯水タンク40内に、先の処理で浄化された浄化水(リサイクル水)が溜まっていることを前提に、使用する水を選択できる。
設定1では、水道水が選択されている。この場合は、貯水タンク40に溜められた浄化水(リサイクル水)は使用されず、洗い、すすぎ1およびすすぎ2の全てが水道水を用いて行われる。(節水モードではなく、水道水使用モード)
設定2では、リサイクル水および水道水が選択されている。この場合は、洗いは貯水タンク40に溜められたリサイクル水が用いられ、すすぎ1およびすすぎ2は水道水が用いられる。(節水モード1b)
設定3では、リサイクル水および浄化風呂水が選択されている。この場合、洗いは生の(つまり、浄化していない)風呂水が直接利用される。すなわち、風呂水は、貯水タンク40に溜められて浄化されるわけではなく、生の風呂水が直接洗濯槽20へ供給される。この供給経路は次のようになる。風呂水ホース67→風呂水ポンプ26→給水ホース71→循環バルブ72→給水ホース80→注水口ユニット25→接続ホース45→洗濯槽20である。
たとえば風呂水が冷えておらず温水の場合、温水で洗うと衣類の汚れ落ちが良いことが知られている。そこで、利用者は、設定3を選択することにより、洗いを温かい風呂水で行うことができる。そしてすすぎ1は、貯水槽40に溜められたリサイクル水が用いられ、その間に風呂水が貯水槽40に溜められて浄化され、すすぎ2は浄化風呂水が用いられる。この設定3でも、極めて高い節水効果を実現できる。(節水モード2b)
設定4では、全ての水が選択されているので、洗いは風呂水(浄化されていない風呂水)が使用され、すすぎ1はリサイクル水が使用され、すすぎ2は水道水が用いられる。(節水モード3b)
図14A、図14B、図14Cおよび図14Dは、図12の設定2(節水モード1a)、設定3(節水モード2a)および設定4(節水モード3a)において、洗濯工程で使用される水が、貯水タンク40と、洗濯槽20(ドラム24)と、排水との間を移動する様子を表わす図である。
図14Aは、図12の設定2の節水モード1a、すなわち洗濯工程で使用する水が、リサイクル水および水道水が選択された場合の水の移動を表わしている。洗濯運転開始前に、貯水タンク40にはリサイクル水が溜まっている。洗い工程では、貯水タンク40のリサイクル水がドラム24へ給水され、リサイクル水を用いて洗い工程(撹拌)が行われる。そしてすすぎ1工程の前段で、洗いに使用されたドラム24内の水は排水される。そしてすすぎ1工程では、ドラム24に水道水が給水され、水道水を用いたすすぎ1(撹拌)が行われる。そいてすすぎ2工程の前段において、ドラム24に溜まっているすすぎ1に使用された水が排水される。そしてすすぎ2工程の給水は水道水により行われ、その水道水によってすすぎ2(撹拌)が行われる。これで洗濯工程は終了となるが、脱水工程において、ドラム24ですすぎ2工程に使用された水は、貯水タンク40に溜められ、浄化されてリサイクル水となる。
よって、次の洗濯工程のために、貯水槽40にはリサイクル水が溜められた状態となる。
図14Bは、図12の設定3の節水モード2aの場合の水の移動を表わしている。すなわち、リサイクル水および浄化風呂水が使用される場合の水の移動である。
運転前には、貯水タンク40にはリサイクル水が溜められている。洗い工程のために、貯水タンク40のリサイクル水が洗濯槽20(ドラム24)へ給水され、リサイクル水が使用されて洗い(撹拌)が行われる。
洗い(撹拌)工程中には、並行して、貯水タンク40に風呂水が溜められ、溜められた風呂水が浄化される。
そしてすすぎ1工程に進むと、ドラム24の洗い工程に使用されたリサイクル水は排水され、次いで貯水タンク40に溜められている浄化風呂水がドラム24に給水される。そしてすすぎ1工程では、浄化風呂水を用いてすすぎ1(撹拌)が行われる。
すすぎ1工程の実行中、並行して、風呂水が貯水タンク40に溜められ、浄化される。 そしてすすぎ1工程終了後、すすぎ2工程に進むと、ドラム24のすすぎ1工程で使用された水は排水され、貯水タンク40に溜まっている浄化風呂水がドラム24へ給水される。そしてすすぎ2工程は浄化風呂水で行われる。
その間に、貯水タンク40に風呂水が溜められ、風呂水が浄化されて浄化風呂水(リサイクル水)が作られる。なお、このとき、風呂水が不足であったり、無くなっていた場合は、浄化水は作れないが、一度すすぎに使用された浄化水を再度貯水タンク40に補充して風呂水不足を補うことはせず、浄化水は作らない。
すすぎ2工程が終わると、すすぎ2工程に使用された浄化風呂水は、ドラム24から排水される。
図14Cは、図12の設定3の節水モード2aの場合の水の移動を表わしているが、途中で風呂水が足りなくなった場合の処理を表わしている。図14Cにおける水の移動は、洗い工程およびすすぎ1工程の給水までは、図14Bと同じである。
図14Cにおいて、すすぎ1工程の撹拌中に、風呂水を貯水タンク40に溜めようとされるが、貯水タンク40に溜められた風呂水の水位が不足している場合は、すすぎ2工程の給水は水道水が使用される。
そしてすすぎ2工程で使用された水道水は、洗濯槽20(ドラム24)から排水されるのではなく、貯水タンク40に供給されて、貯水タンク40に水が満たされ、その水が浄化される。
よって、貯水タンク40は、次の洗濯工程のための浄化水(リサイクル水)が溜められた状態となる。
図14Dは、図12の設定4の場合の水の移動を表わしている。
図14Dでも、運転前に貯水タンク40にリサイクル水が溜められている。よって洗い工程の給水は、貯水タンク40のリサイクル水が洗濯槽20(ドラム24)に給水され、リサイクル水を用いた洗い(撹拌)が行われる。
その間に、貯水タンク40には風呂水が溜められ、風呂水の浄化が行われる。
すすぎ1工程の前段で、ドラム24の洗い工程で使用された水が排水され、ドラム24には貯水タンク40の浄化風呂水が給水される。そしてすすぎ1工程は浄化風呂水を用いて行われる。
しかし、この間に、貯水タンク40への風呂水の給水は行われない。
すすぎ1工程終了後、すすぎ2工程の前段で、ドラム24のすすぎ1工程で使用された水が排水される。そしてドラム24には水道水が給水され、すすぎ2工程は水道水を用いて行われる。
すすぎ2工程終了後、ドラム24から排水されるすすぎ2工程で使用した水は、貯水タンク40へ導かれ、脱水工程中において、貯水タンク40に溜められた水の浄化が行われる。その結果、運転後には、貯水タンク40に、次の洗濯処理のためのリサイクル水が溜められた状態となる。
この発明に係る電気洗濯機10では、貯水タンク40を設け、貯水タンク40に風呂水を溜め、その風呂水をオゾンで浄化する構成として、浄化した風呂水を洗いやすすぎに使用できるようにしている。このため、節水効果の高い電気洗濯機10を提供することができる。
また、風呂水を直接使用せず、浄化してから使用するので、衛生面の改善がされ、しかも節水ができる電気洗濯機10を提供できる。
さらに、貯水タンク40に溜められる水は、風呂水に限らず、洗濯槽20で使用した後の水も溜められるから、その水を浄化して、次の洗濯工程のためのリサイクル水を作ることができる。よって、節水効果のより高い、節水機能が向上された電気洗濯機10とすることができる。 この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内において種々の変更が可能である。
この発明の一実施形態に係る電気洗濯機10の正面図である。 この発明の一実施形態に係る電気洗濯機10を左後方斜め上部から見た斜視図であり、ハウジング11を構成する背面パネルおよび上面パネルが取り外された状態の図である。 この発明の一実施形態に係る電気洗濯機10を右後方から見た斜視図であり、ハウジングベース11Bを除き、ハウジング11が取り外された状態の斜視図である。 この発明の一実施形態に係る電気洗濯機10の浄化循環水路図である。 注水口ユニット25、風呂水ポンプ26および給水バルブ44の構成を示す斜視図である。 Aはエルボユニット102の斜視図であり、BはAのB−Bに沿う断面図である。 操作・表示部13の正面図である。 この発明の一実施形態に係る電気洗濯機10の制御回路構成を示すブロック図である。 貯水タンク40に風呂水を溜め、その溜めた風呂水を浄化するための処理の内容を表わすフローチャートである。 風呂水給水異常判定処理の内容を表わすフローチャートである。 風呂水浄化のタイムチャートである。 操作・表示部13に設けられたアクアループキー141による設定内容と、洗濯処理に使用する水の種類との関係を表わす図である。 アクアループキー141による設定内容と、洗濯処理に使用する水の種類との他の関係例を表わす図である。 図12の設定2において、洗濯工程で使用される水が、貯水タンク40と、洗濯槽20(ドラム24)と、排水との間を移動する様子を表わす図である。 図12の設定3において、洗濯工程で使用される水が、貯水タンク40と、洗濯槽20(ドラム24)と、排水との間を移動する様子を表わす図である。 図12の設定3において、洗濯工程で使用される水が、貯水タンク40と、洗濯槽20(ドラム24)と、排水との間を移動する様子を表わす図である。 図12の設定4において、洗濯工程で使用される水が、貯水タンク40と、洗濯槽20(ドラム24)と、排水との間を移動する様子を表わす図である。
符号の説明
10 電気洗濯機
20 洗濯槽
21 外槽
24 ドラム
26 風呂水ポンプ(汲み上げ手段)
30 オゾン発生ユニット(水浄化手段)
40 貯水槽(貯水タンク、タンク)
41 循環ポンプ(水浄化手段)
44 給水バルブ(水道水供給手段)
73 エゼクタ(水浄化手段)
141 アクアループキー(モード設定手段)
102 エルボユニット
104 エルボ
105 フートキャップ
106 弁体(逆止弁)

Claims (5)

  1. 水を溜め、衣類の洗いやすすぎを行うための洗濯槽と、
    風呂水を汲み上げるための汲み上げ手段と、
    前記洗濯槽から排水される水を溜めることのできる貯水槽と、
    前記貯水槽の水を浄化するための水浄化手段と、
    前記水浄化手段で浄化された後の貯水槽の水を再利用のために前記洗濯槽へ供給する浄化水供給手段と、を有する電気洗濯機において、
    前記汲み上げ手段で汲み上げられる風呂水を、前記貯水槽へ導くための風呂水供給路と、
    前記洗濯槽の洗濯処理と、前記水浄化手段による水の浄化とを並行して行わせる並行運転制御手段とを有し、
    当該並行運転制御手段は、前記水浄化手段により、前記洗濯槽で洗濯処理が行われている間に、前記貯水槽の水に対して浄化処理を行わせ、かつ、前記貯水槽の水の浄化が完了するまで、前記洗濯槽の洗濯処理が継続されるように、洗濯槽の洗濯処理時間を延長させることを特徴とする電気洗濯機。
  2. 前記水浄化手段は、前記汲み上げ手段から前記貯水槽への前記風呂水供給路に介在されていて、前記貯水槽に溜められる風呂水に対して浄化処理を行うことを特徴とする、請求項1記載の電気洗濯機。
  3. 節水モードを設定するためのモード設定手段を有し、
    節水モード設定時には、運転開始に応答して、前記浄化水供給手段が給水を行うことを特徴とする、請求項1または2に記載の電気洗濯機。
  4. 前記汲み上げ手段は、自給式ポンプを含み、当該自給式ポンプには、水道水を呼び水として供給するための呼び水水路が接続されており、
    前記呼び水水路には、水道水の前記自給式ポンプへの通過は許可するが、自給式ポンプの水が前記呼び水水路を逆流するのを阻止するための逆止弁が設けられていることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の電気洗濯機。
  5. 前記呼び水水路は、一端が前記自給式ポンプに連結されたL字状の曲成管であるエルボと、このエルボの他端に外嵌合されたフートキャップとを含み、
    前記逆止弁は、前記エルボおよびフートキャップの嵌合間に挟まれて位置決めされ、かつ、逆止弁の外周縁部のみが呼び水水路の内周壁面に接触するように配置されていることを特徴とする、請求項記載の電気洗濯機。
JP2006355634A 2006-12-28 2006-12-28 電気洗濯機 Expired - Fee Related JP4869058B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006355634A JP4869058B2 (ja) 2006-12-28 2006-12-28 電気洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006355634A JP4869058B2 (ja) 2006-12-28 2006-12-28 電気洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008161519A JP2008161519A (ja) 2008-07-17
JP4869058B2 true JP4869058B2 (ja) 2012-02-01

Family

ID=39691755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006355634A Expired - Fee Related JP4869058B2 (ja) 2006-12-28 2006-12-28 電気洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4869058B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018103617A1 (zh) * 2016-12-07 2018-06-14 青岛海尔洗衣机有限公司 一种吸水泵及洗衣机

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5238391B2 (ja) * 2008-07-30 2013-07-17 株式会社東芝 洗濯乾燥機
JP5427517B2 (ja) * 2009-08-31 2014-02-26 ハイアール グループ コーポレーション 洗濯機
JP6278506B2 (ja) * 2013-10-25 2018-02-14 アクア株式会社 洗濯機
CN104005206A (zh) * 2013-12-14 2014-08-27 杨广生 节水洗衣机
CN105019517A (zh) * 2014-04-17 2015-11-04 汪贵顺 洗衣机节水器
JP2016116828A (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 株式会社東京洗染機械製作所 業務用洗濯機及びその洗濯・濯ぎ方法
CN108130688B (zh) * 2016-12-01 2020-09-29 青岛胶南海尔洗衣机有限公司 一种内置吸水泵的洗衣机及其进水方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60171285A (ja) * 1984-02-16 1985-09-04 坂井 浩 螢手磁器の製造方法並びにその方法により製造された螢手磁器
JPS62100189A (ja) * 1985-10-23 1987-05-09 Sanyo Electric Co Ltd 直流モ−タの制御装置
JPH0975588A (ja) * 1995-09-12 1997-03-25 Toshiba Corp 全自動洗濯機
JP2001286698A (ja) * 2000-04-07 2001-10-16 Sharp Corp 洗濯機
JP2002095889A (ja) * 2000-09-25 2002-04-02 Toshiba Corp 洗濯機
JP2003236291A (ja) * 2002-02-15 2003-08-26 Toshiba Corp 洗濯機
JP4007169B2 (ja) * 2002-11-25 2007-11-14 松下電器産業株式会社 洗濯機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018103617A1 (zh) * 2016-12-07 2018-06-14 青岛海尔洗衣机有限公司 一种吸水泵及洗衣机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008161519A (ja) 2008-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4869058B2 (ja) 電気洗濯機
JP5001827B2 (ja) 洗濯乾燥機および消臭装置
US9238884B2 (en) Washing machine
JP4711839B2 (ja) 洗濯機
EP1932962B1 (en) Clothes drier
EP2025794B1 (en) Washing machine
JP5242153B2 (ja) 洗濯機
KR100531335B1 (ko) 세탁 장치의 운전 방법
JP4679380B2 (ja) 洗濯機
JP4667160B2 (ja) 洗濯機
JP2008161518A (ja) 電気洗濯機
JP4985836B2 (ja) 洗濯機
JP2010284558A (ja) 洗濯機
JP5057277B2 (ja) 洗濯機
JP2014223130A (ja) 洗濯機
JP4679381B2 (ja) 洗濯機
JP5676376B2 (ja) 洗濯機
JP4610463B2 (ja) 洗濯機
JP5997886B2 (ja) 洗濯機
JP7407986B2 (ja) 衣類処理装置
JP2003236287A (ja) 洗濯機
JP2003103092A (ja) 洗濯機
JP2002177690A (ja) 洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111020

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees