JPS60171285A - 螢手磁器の製造方法並びにその方法により製造された螢手磁器 - Google Patents

螢手磁器の製造方法並びにその方法により製造された螢手磁器

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JPS60171285A
JPS60171285A JP2833984A JP2833984A JPS60171285A JP S60171285 A JPS60171285 A JP S60171285A JP 2833984 A JP2833984 A JP 2833984A JP 2833984 A JP2833984 A JP 2833984A JP S60171285 A JPS60171285 A JP S60171285A
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porcelain
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transparent
hole
glaze
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坂井 浩
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、借手磁器の製造方法及び本発明の方法により
製造された借手磁器に関する。
従来から磁器の一種に張子という手法があり、茶わんな
どに多く用因られている中国間時代の創始にかかると言
われ、磁器の素地たる陶土で成形したのち、まだ乾いて
硬くならない内にそれに透孔をあけ、そのまま焼きしめ
て素焼にしだ上で、透明度を有する白磁又は青磁の釉薬
をかけてそれで透孔をもふさぎ焼き上げた磁器である。
透孔のところが、螢の光のようにポーラと透けて見える
ので、この名がある。しかしこの従来の張子は、素地の
まだ柔らかい間に透孔をあけるので透孔の周縁が垂れた
り、又孔が変形したりするので、熟練を要し、多くは丸
形とか楕円形とかの簡単な形とするのが通例で、花形程
度が限度で、それよシ複雑な形の孔をあけることは難し
く、かつ、一つ一つ穿けるので大変な手間となる欠点が
あった。第1図は従来の方法の工程図を示しだものであ
る。
本発明はこの欠点を除去するととを目的とするものであ
って、磁器の素地たる陶土で成形したものを乾くのをま
って焼きしめて素焼にしたものに、型板を当て又はマス
キングをして、砂粒、硝子粒、金属粒のような粒子等を
圧搾空気と共に吹きつけるサンドブラスト法又は各種液
体ホーニング法等で所望の模様状に透孔をあけ、透明度
を有する白磁又は青磁の釉薬をかけて、それで透孔をも
同時にふさぎ焼き上げるのである。
次に第2図は本発明の方法の工程図を示すものであり、
先ず、磁器の素地たる陶土で所望の形を成形し、第二に
それを乾燥させた上で、 第三に素焼にし、 第四に素焼如した磁器素材の上に、板ゴム、金属板、ビ
ニール板、プラスチック板、シリコンラバー板力どの板
に磁器に現出しようとする模様を切り抜いた型を固定し
、第五にはそれにサンドブラスト又は液体ホーニングを
すると、型の孔のところが浸蝕されて透孔が形成される
のである。
第六に所望の透孔の出来た素材に、白磁又は青磁の釉薬
をどぶづけなどの方法で透孔をもこれで埋めるようにか
けて、最後にそれが乾いた後に焼成するのである。
前述第四工程において、素焼にした磁器素材の上に板ゴ
ム、金属板、ビニール板、プラスチック板、シリコンラ
バー板などの板に磁器に現出しようとする模様を切り抜
いた型を当てることになっているが、この型を当てる代
わシに素焼の上にグルー(膠と胡粉を7対3の割合で混
合した水溶液にグリセリン1割を混入したもの)を所望
の透孔になる部分を除いた全面に塗布してマスキングす
る方法でもよい。
マスキングをした場合には、サンドブラスト又は液体ホ
ーニングをして透孔をつくった後釉薬をかける前にグル
ーを洗い落さなければなら々いが、それを除いた他の工
程は型を当てる方法の場合と全く同一である。
こうして出来上ったものは、透孔の部分が、透明性を有
する釉薬だけで埋められているので、ポーラと螢の光の
ように透けて見え、所謂借手の磁器が出来上るのである
本発明はこのようにして出来るので、素焼前の乾いてい
ない柔らかな磁器素材に透孔をあけるのと異なって、垂
れたり、ゆがんだりする恐れのない素焼にサンドブラス
ト又は液体ホーニングによって透孔を穿つのであるから
、至極簡単に出来、又−々彫るのでなくて、型によって
、かつ、−挙に彫られるのであるから相当複雑な透孔で
も自由自在に出来、かつ沢山の孔が一度にあけられ失敗
することがないのである。
又サンドブラスト又は液体ホーニングで彫るのであるか
ら孔の周縁が荒らされて粗面になっているので、釉薬の
くつつき具合もよいという利益があるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の方法の工程図を示し、第2図は本発明の
方法の工程図を示す。 特−許出願人 坂 井 浩 代理人弁理士 高 1) 忠 Pl 回 律 2 田 手続補正書 昭和59年3月2に日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和Sワ年特許願第Oλg339号3
 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 石川県金沢市小立野ス丁目乙番6号氏 名 坂
 井 浩 4代理人 明 細 書 1、発明の名称 借手陶磁器の製造方法並びにその方法により製造された
借手陶磁器 2、特許請求の範囲 ■ 磁器又は陶器の素地を焼きしめて素焼にしたものに
、サンドブラスト法又は各種液体ホーニング法等により
所望の模様状に穿孔部をつくり、透明度を有する白磁又
は青磁の釉薬をかけて焼き上げたことを特徴とする張子
堕磁器の製造方法並びに本発明の方法により製造された
借手に磁器。 陶磁器。 3、発明の詳細な説明 本発明は、借手陶磁器の製造方法及び本発明の方法によ
り製造された借手陶磁器に関する。 従来から磁器の一種に借手という手法があシ、茶わんな
どに多く用いられている中国間時代の創始にかかると言
われ、磁器の素地たる陶土で成形したのち、まだ乾いて
硬くならない内にそれに透孔をあけ、そのまま焼きしめ
て素焼にしだ上で、透明度を有する白磁又は青磁の釉薬
をかけてそれで透孔をもふさぎ焼き上げた磁器である。 透孔のところが、螢の光のようにポーラと透けて見える
ので、この名がある。しかしこの従来の借手は、素地の
まだ柔らかい間に透孔をあけるので透孔の周縁が垂れた
り、又孔が変形したシするので、熟練を要し、多くは丸
形とか楕円形とかの簡単な形とするのが通例で、四角い
孔をあけると素焼工程で亀裂が入る恐れがあるので、角
がある形又は複雑な形の孔をあけることは難しく、又孔
を少し大きくすると釉薬が孔に暮秋に残らず借手になら
ないし、かつ、一つ一つ穿けるので大変な手間となる欠
点があった。第1図は従来の方法の工程図を示したもの
である。 本発明はこの欠点を除去することを目的とするものであ
って、磁器の素地たる陶土で成形したものを乾くのをま
って焼きしめて素焼にしたものに、型板を当て又はマス
キングをして、砂粒、硝子粒、金属粒のよう力粒子等を
圧搾空気と共に吹きつけるサンドブラスト法又は各種液
体ホーニング法等で所望の模様状に透孔をあけ、透明度
を有する白磁又は青磁の釉薬をかけて、それで透孔をも
同時にふさぎ焼き上げるのである。陶器についても同様
である。 次に第2図は本発明の方法の工程図を示すものであり、
先ず、磁器の素地たる陶土で所望の形を成形し、第二に
それを乾燥させた上で、 第三に素焼にし、 第四に素焼にした磁器素材の上に、板ゴム、金属板、ビ
ニール板、プラスチック板、シリコンラバー板などの板
に磁器に現出しようとする模様を切り抜いた型を固定し
、第五にはそれにサンドブラスト又は液体ホーニングを
すると、型の孔のところが浸蝕されて透孔が形成される
のである。 第六に所望の透孔の出来た素材に、白磁又は青磁の釉薬
をどぶづけ々どの方法で透孔をもこれで埋めるようにか
けて、最後にそれが乾いた後に焼成するのである。 前述第四工程において、素焼にした磁器素材の上に板ゴ
ム、金属板、ビニール板、プラスチック板、シリコンラ
バー板などの板に磁器に現出しようとする模様を切り抜
いた型を当てることになっているが、この型を当てる代
わシに素焼の上にグルー(膠と胡粉を7対3の割合で混
合した水溶液にグリセリン1割を混入したもの)を所望
の透孔になる部分を除いた全面に塗布してマスキングす
る方法でもよい。 マスキングをした場合には、サンドブラスト又は液体ホ
ーニングをして透孔をつくった後釉薬をかける前にグル
ーを洗い落さなければならないが、それを除いた他の工
程は型を当てる方法の場合と全く同一である。 こうして出来上ったものは、透孔の部分が、透明性を有
する釉薬だけで埋められているので、ポーラと螢の光の
ように透けて見え、所謂借手の磁器が出来上るのである
。 又従来の方法では四角い孔の借手は素焼の工程で亀裂が
出来ることが多く、難しいとされていたが、本発明の方
法では一度素焼にしたものに孔を穿つのであるから、容
易に出来るのである。 更に本発明の他の特徴は第3図に示す如く穿孔部を完全
透孔とせずに、穿孔部の底部を極く薄肉5として残した
穿孔部10とすることも出来ることである。これは素焼
にしたものをサンドブラスト法等で穿孔するから出来る
ことであるが、こうすることによって少し孔が大きくて
も全面に釉薬を表面張力によって張ることが出来るので
ある。従来の方法では孔が少し大きくなると、孔に釉薬
を表面張力によって張ることができなかったのを、この
方法によって可能とすることができたのである。 又この場合第4図(A)の)に示す如く、穿孔部の中に
完全な透孔部1と薄肉5を残した部分とをつくった穿孔
部20とすることも出来るのであって、この場合は透孔
部は明るく、薄肉を残した部分はやや暗い二重の透明部
が出来、文字通シの借手となるのである。 本発明はこのようにして出来るので、素焼前の乾いてい
ない柔らか々陶磁器素材に透孔をあけるのと異なって、
垂れたり、ゆがんだシする恐れの々い素焼にサンドブラ
スト又は液体ホーニングによって透孔を穿つのであるか
ら、至極簡単に出来、又−々彫るのでなくて、型によっ
て、かつ、−挙に彫られるのであるから相当複雑な透孔
でも自由自在に出来、かつ沢山の孔が一度にあけられ失
敗することがないのである。 又サンドブラスト又は液体ホーニングで彫るのであるか
ら孔の周縁が荒らされて粗面になっているので、釉薬の
くつつき具合もよいという利益があるのである。 4、図面の簡単な説明 第1図は従来の方法の工程図を示し、第2図は本発明の
方法の工程図を示し、第3図は穿孔部の底部を薄肉とし
て残した穿孔部の部分拡大図であり、第4図(4)は穿
孔部に完全透孔とした部分と完全透孔にせずに薄肉を残
した部分とを作った実施例の平面図、第4図(B)はそ
の部分拡大図である。 (符号の説明) 1・・・・・・完全透孔部 5・・・・・・薄 肉 10・・・・・・底部を薄肉として残した穿孔部20・
・・・・・完全透孔部と底部に薄肉を残した部分とを作
った穿孔部 特許出願人 坂 井 浩 代理人弁理士 高 1) 忠 第3図 /″

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁器の素地を焼きしめて素焼にしたものに、サンドブラ
    スト法又は各種液体ホーニング法等によシ所望の模様状
    に透孔をあけ、透明度を有する白磁又は青磁の釉薬をか
    けて焼き上げたことを特徴とする借手磁器の製造方法並
    びに本発明の方法によシ製造された借手磁器。
JP2833984A 1984-02-16 1984-02-16 螢手磁器の製造方法並びにその方法により製造された螢手磁器 Pending JPS60171285A (ja)

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JP2833984A JPS60171285A (ja) 1984-02-16 1984-02-16 螢手磁器の製造方法並びにその方法により製造された螢手磁器

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JP2833984A Pending JPS60171285A (ja) 1984-02-16 1984-02-16 螢手磁器の製造方法並びにその方法により製造された螢手磁器

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0558765A (ja) * 1991-08-27 1993-03-09 Nippon Pillar Packing Co Ltd 表面に凹溝を有するセラミツク部材の製造方法
JP2008161519A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Sanyo Electric Co Ltd 電気洗濯機
CN105753511A (zh) * 2016-02-25 2016-07-13 丽水学院 一种龙泉青瓷青釉喷墨墨水及其制备方法
CN108083648A (zh) * 2018-01-17 2018-05-29 龙泉市金宏瓷业有限公司 一种具有超疏水性能低膨胀龙泉青瓷釉

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0558765A (ja) * 1991-08-27 1993-03-09 Nippon Pillar Packing Co Ltd 表面に凹溝を有するセラミツク部材の製造方法
JP2008161519A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Sanyo Electric Co Ltd 電気洗濯機
CN105753511A (zh) * 2016-02-25 2016-07-13 丽水学院 一种龙泉青瓷青釉喷墨墨水及其制备方法
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