JPS5843357B2 - 厚膜スクリ−ンプロセスによるレリ−フタイルの製造方法 - Google Patents

厚膜スクリ−ンプロセスによるレリ−フタイルの製造方法

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JPS5843357B2
JPS5843357B2 JP9748377A JP9748377A JPS5843357B2 JP S5843357 B2 JPS5843357 B2 JP S5843357B2 JP 9748377 A JP9748377 A JP 9748377A JP 9748377 A JP9748377 A JP 9748377A JP S5843357 B2 JPS5843357 B2 JP S5843357B2
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JP
Japan
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relief
convex
thick film
base
film screen
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Expired
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JP9748377A
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English (en)
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JPS5431409A (en
Inventor
文郎 砂
清悟 宵田
肇 神吉
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Tanto KK
Original Assignee
Tanto KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 従来の最も優れていると考えられるレリーフタイルは、
乾式素地坏土を下成形型または上成形型として彫刻金型
を備えているタイル成形機に供給し、該金型で前記坏土
を圧縮成形しレリーフを有する成形素地を成形し、周知
の方法で焼成工程を経て製造されていた。
かような製造方法は金型を彫刻するのに日数を要しかつ
費用が嵩み、彫刻金型に坏土が付着し彫刻金型の凹部に
付着した坏土は除去しにくくこのため成形歩留が悪く、
また浅いレリーフより製造できなく、施釉を行う場合に
もコスト面から表面のすべての面に施釉するしか方法が
なく、凸レリーフ部に素地と異った彩色を施すとか釉薬
中に拡散する顔料を凸レリーフ部に混入するなどの変化
をもたらすことも不可能であった。
本発明はこのような従来技術の欠点を克服したのである
が、その基礎的な考え方は素地と凸レリーフ部を分離し
て、素地を成形した後必要によって素地を焼威し、これ
に凸レリーフ部を印刷し、しかる後髪すれば施釉し、焼
成することによって素地と凸レリーフ部を接着一体化さ
せる点にある。
出来あがった製品の効果としては、従来彫刻金型を使用
した場合成形の困難であった高い凸レリーフが出来るこ
と、凸レリーフ部に着色が可能なこと、などであり、製
造上のメリットとしては、彫刻金型が不要で施釉と両様
の加工となるため歩留が良くコストが低く、取り分は小
ロツト製造に適している。
等がある。本発明の要旨は素地表面に凸レリーフ部を接
着させたレリーフタイルおよび加熱によって素地に接着
する無機質粉末(凸しリーフ部成形材料)にベヒクルを
添加混練し、これを厚膜スクリーンにより成形素地(生
地)または焼成素地に印刷し、焼成工程を経て製造する
レリーフタイルの製造方法である。
初めに素地表面に凸レリーフ部を接着させてなるレリー
フタイル。
表面の凸レリーフ部を含むすべての面に釉を掛けたレリ
ーフタイル。
及び凸レリーフ部を除いた表面に釉を掛けたレリーフタ
イルから説明すると、従来のレリーフタイルは第1図お
よび第2図に断面を示したようにレリーフが素地1に一
体的に成形されているのであるが、本発明にかかるしI
J−フタイルは第3図、第4図および第5図に断面を示
したように凸レリーフ部3が素地1に接着されている。
第3図は本発明によるレリーフタイルの基本構造を開示
するものであり、素地1に印刷手段により凸レリーフ部
3が設けられており、凸レリーフ部3の模様はパターン
、色彩とも各種多彩なものであり、製造条件を適宜定め
ると凸レリーフ部3のエツジは第6図のような角状と第
7図のような九条とが製造可能であるが、前記の従来方
法によっては角状エツジは製造できないものである。
第4図は素地表面に凸レリーフ部を接着させてなるレリ
ーフタイルの凸レリーフ部を含むすべての面に釉を掛け
たレリーフタイルを開示した断面説明図で、第3図の基
本形体の上に釉2を施した陶器質タイルに多く見られる
であろう実施例であり、第5図は素地表面に凸レリーフ
部を接着させてなるレリーフタイルの凸レリーフ部を除
いた表面に釉を掛けたレリーフタイルを開示した断面説
明図で、第2図と違い凸レリーフ部3の上には釉2は施
されていない。
第5図のレリーフタイルは床タイルとして施工された場
合優れたノンスリップタイルとしての機能も備えている
し、凸レリーフ部3に耐磨耗材料を配合させることも可
能である。
次に加熱によって素地に接着する無機質粉末(凸しリー
フ部成形材料)にベヒクルを添加混練しこれを厚膜スク
リーンプロセスにより成形素地(生地)または焼成素地
に印刷し焼成工程を経て厚膜スクリーンプロセスにより
レリーフタイルを製造する方法を説明するのであるが、
分かりやすいように二度焼を行う陶器質タイルを代表例
に採って技術思想を晶示するが、本発明を以下の説明に
限定する旨のものでない。
製法を簡単に説明すれば焼成素地に厚膜スクリーンによ
り凸レリーフ部をプリントし要すれば施釉の後焼成する
厚みが約0.3〜3mmである厚膜スクリーンの断面説
明図を第8図に開示する。
焼成素地に凸レリーフ部をプリントする方法は焼成素地
に下絵付する周知のシルクスクリーンによる施釉法の応
用であり、スクリーンとして感光性樹脂5およびステン
シル(刷り込み型)6より成る厚膜スクリーンを焼成素
地の上に載せスフライジーによりベヒクルを添加し混練
した凸しリーフ部成形材料を焼成素地に付着させる。
凸しリーフ部成形材料のベヒクルは適宜定められて良い
のであるが、表面に凸レリーフ部を含むすべての面に釉
を掛けたレリーフタイル(第4図)を製造するにはグリ
セリンあるいはポリエチレングライコールが良い試験結
果を与えるし、又、凸レリーフ部を除いた表面に水性釉
を掛けたレリーフタイル(第5図)を製造するには凸レ
リーフ部の成形材料のベヒクルとして油を用いれば良い
このようなレリーフタイルを製造するには厚膜スクリー
ンにより上記のようなベヒクルで混練した凸しリーフ部
成形材料をプリントした後水性釉薬を施し、必要によっ
て振動、水洗、空気、噴射などの後処理をして、しかる
後焼成工程を経て製造する。
厚膜スクリーンで印刷する凸しリーフ部成形材料として
珪酸塩を主体とする粉末原料に焼成によって焼成素地と
接着すると共に十分に凸しリーフ部自体を焼結させる目
的によりフラックスを混入したものを調合調整する。
凸レリーフ部の破壊強度、接着強度および焼成素地との
熱膨張の違いなどを考慮すれば、珪酸塩を主体とする粉
末原料を焼成素地と同質の素地坏土焼成品粉末30〜9
0重量φとし、フラックスを釉薬原料粉末70〜10重
量饅とし、この両者の合計が全体の70重量φ以上とす
るのが良い。
素地坏土焼成品粉末としては例えばシャモット粉砕品が
、釉薬原料粉末としては例えば透明または乳濁フリット
が使用でき、その他の原料として粘土鉱物を加えるのが
実際的である。
我々の為した調合試験では素地坏土焼成品粉末約55重
量饅、透明または乳濁フリット約40重量饅、カオリン
約5重量φに必要によって顔料を少量配合して調整した
プリント材料において良好な結果が得られている。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来のレリーフタイルを説明する
断面図、第3図、第4図および第5図は本発明のレリー
フタイルを説明する断面図、第6図および第7図は本発
明にかかる凸レリーフ部のエツジの形状を説明する断面
図、第8図は本発明に使用する厚膜スクリーンを説明す
る断面図である。 1・・・・・・素地、2・・・・・・釉、3・・・・・
凸レリーフ部、4・・・・・・エツジ、5・・・・・・
感光性樹脂、6・・・・・・ステンシル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 素地坏土焼成品粉末が30〜90重量多、釉薬原料
    粉末がlO〜70重量多である原料を全体の70重量φ
    以上含む無機質粉末にベヒクルを添加混練し、それを厚
    みが0.3〜3mmである厚膜スクリーンにより、成形
    素地または焼成素地に印刷して凸レリーフ部を形成し、
    焼成製造するレリーフタイルの製造方法。 2 厚膜スクリーンにより凸レリーフ部を印刷したあと
    釉薬を施し焼成製造する特許請求の範囲第1項記載のレ
    リーフタイルの製造方法。
JP9748377A 1977-08-16 1977-08-16 厚膜スクリ−ンプロセスによるレリ−フタイルの製造方法 Expired JPS5843357B2 (ja)

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JPS5431409A JPS5431409A (en) 1979-03-08
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DE3224349A1 (de) * 1982-06-30 1984-01-05 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Siebdruckoel fuer die herstellung von feinen farbrastern und reliefartigen drucken auf keramischen materialien
JPH0369582A (ja) * 1989-06-26 1991-03-25 Inax Corp レリーフ調表面を備えたタイルの製造方法
JPH04310587A (ja) * 1991-04-09 1992-11-02 Inax Corp 陶器の加飾方法

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JPS5431409A (en) 1979-03-08

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