JPS6012105B2 - 化粧床板の製造方法 - Google Patents

化粧床板の製造方法

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JPS6012105B2
JPS6012105B2 JP8286575A JP8286575A JPS6012105B2 JP S6012105 B2 JPS6012105 B2 JP S6012105B2 JP 8286575 A JP8286575 A JP 8286575A JP 8286575 A JP8286575 A JP 8286575A JP S6012105 B2 JPS6012105 B2 JP S6012105B2
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JP
Japan
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paint
weight
parts
coating layer
floorboards
Prior art date
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JP8286575A
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English (en)
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JPS527404A (en
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義雄 中道
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Eidai Co Ltd
Original Assignee
Eidai Co Ltd
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は床面に立体的装飾感と床板としての性能を満
足し得る化粧床板の製造方法に関する。
従来のこの種床板は、化粧単板オーバーレィ床板・塩化
ビニールオーバーレィ床板・樹脂含浸紙オーバーレイ床
板・ダイレクトプリント床板等が存在するが、いずれも
平面的であり、装飾感に乏しい。また近時、床被覆材と
して、熱可塑性レジンを発泡させ、凹凸を付与させたも
のが知られているが、このものは床板の被覆材料であっ
て、床板とはなり得ないものであった。この発明は、従
来に類のない全く新規なイ8鉾床板の製造方法を提供し
ようとするものである。
以下、一実施例として示す図面によって詳述する。すな
わち、第1図、第2図に示すように、表面にレジンシー
トをオーバーレィした合板、ハードボード、パーティク
ルボード等により礎成されている床基板1に、15〜3
低重量部のェポキシ樹脂ェマルジョンに対し、少量の着
色顔料と50〜8の重量部の体質顔料を添加したチキン
トロピー性を若干有する不揮発成分の高い塗料を、不透
水性膜を模様状に形成したスクリーン版を介して塗布し
、基板上に肉厚の塗膜層を形成させることを特徴とする
。図面において、3はその塗膜層であり、2の部分は模
様状に形成したスクリーン版を介して塗布する結果生じ
た非塗布部分である。4はその結果生じる凹部模様であ
り、5は床板の側面に設けた蓋込凸条である。
なお、第1図は一部のみを示したもので、第2図はさら
にその一部の拡大端面図である。この発明における特徴
は表面にレジンシートをオーバーレイした床基板を使用
することと、立体的な肉厚の塗膜届を形成させるのに、
スクリーン版を用いると共にェポキシ樹脂ェマルジョン
を塗膜層形成材料として使用することにあり、さらには
このェポキシ樹脂ェマルジョンはチキントロピー性を若
干有し、しかも15〜3の重量部のェポキシ樹脂ェマル
ジョンに対し、少量の着色顔料と50〜8の重量部の体
質顔料が配合された不揮発成分の高い塗料に調整された
ものを使用することにある。
なお、レジンシートをオーバーレイした床基板を使用す
るのは、基板の表面素地を平滑にかつ硬く仕上げるため
である。従釆からもスクリーン印刷法として知られてい
るように、ヱマルジョン塗料(インキ)を用いて肉厚の
塗膜(インキ層)を形成させることは知られている。
この場合のェマルジョン塗料は酢酸ビニルェマルジョン
塗料・アクリル樹脂ェマルジョンであって、このような
タイプのエマルジョンを使用しても床表面に物性の高い
塗膜を形成することは困難であり、到底この発明の目的
を達成できない。また、従来のスクリーン印刷法による
塗膜の厚みはせいせぃ30〜40仏であって、立体感に
乏しいものであった。この発明において使用する好適な
塗料(インキと呼んでもよい)は、着色顔料を0.5〜
3重量部、体質顔料を50〜80重量部、ェポキシ樹脂
ェマルジョンを15〜3の重量部、その他添加剤(消泡
剤、安定剤、硬化剤等)を若干量加え、これに水を加え
て粘度90〜150ポィズにしたものを使用するのが良
い。
塗料の不揮発成分は60〜80%に調整したものがよい
。ェポキシ樹脂ェマルジョンがあまり多すぎると床板と
しての物性が低下する恐れがある。体質顔料を増加させ
るとチキントロピー性が増大するが、そのチキントロピ
ー性は若干有する程度が良く、無くても有りすぎても美
しい塗膜層を形成できず、あまり多すぎると塗膜層がも
ろくなり、床板としての物性が低下する。チキントロピ
ー性は例えばアミノ樹脂を若干塗料に添加することによ
り、これを調整できる。チキントロピー性を無くすとス
クリーン版の下側に塗料が浸透し美しい塗膜層を形成で
きないし、また、有りすぎるとスクリーンの目が大きく
出すぎて「かえて塗膜層の実感を損なう。つぎに、スク
リーン版は公知の材料で形成できるが、特にこの発明で
は25〜40メッシュのものを使用するのが好適である
。塗膜層の厚みは、このスクリーン版を構成しているス
クリーン線とそのスクリーンに被覆されている不透水性
膜の厚みの合計に左右され、この発明では100〜35
0山になるものを使用するのがよい。なお、この発明で
塗膜層3を形成させるに先立って、塗膜層3と識別でき
るグランドコート、着色シートのような下地膜2を形成
しておいてもよい。
この発明は、上記した通りであって、表面にレジンシー
トをオーバーレィした床基板上に15〜30重量部のェ
ポキシ樹脂ェマルジョンに対し、少量の着色顔料と50
〜8の重量部の体質顔料を添加したチキントロピ−性を
若干有する不揮発成分の高い塗料を、不透水性膜を模様
状に形成したスクリ−ン版を介して厚く塗布(印刷)し
、基板上に肉厚の塗膜層を形成させるようにしたからチ
キントロピー性特有の作用により、塗料の動き流れが抑
制され、塗布(印刷)後、塗料がスクリーン版の下側に
浸透することがなく、またスクリーン版を取除いた後に
おいても、厚く塗布された肉厚の塗膜層がくずれるおそ
れがない。
むしろ逆に塗膜層の緑においてスクリーン版を取除く際
に盛り上がるので、塗膜層が形成されない部分(この部
分はスクリーン版に形成した模様状の不透水性膜によっ
て生じる)と塗膜層が形成された部分との区域が判然と
し、その塗膜層の緑の部分を厚く形成できるので、立体
的な深みのある塗膜層が形成でき、塗膜層が形成されな
い部分は凹部模様として現われる。また、塗膜層はェポ
キシ樹脂ェマルジョンによって体質顔料と着色顔料が固
められていることと、レジンシートをオーバーレィした
床基板の上に形成されていることとがあいまって、極め
て堅固であり、凹むおそれがなく、耐摩耗性にも強く、
熱にも強い。以上のように、この発明は美しく縁取られ
た立体的な深みを有する表面物性の高い化粧床板を製造
できる利点がある。
実施例 ェポキシ樹脂ヱマルジョン2の重量部(固形分)体質顔
料(炭酸カルシウム、硫酸バリウム)65重量部、着色
顔料2重量部、添加剤5重量部、硬化剤3重量部、水と
からなる粘度120ポィズ(リオン粘度計)のクリーム
色の捺染用塗料を調整する。
。一方、12側厚、90×180伽の合板の上にフェノ
ールレジンシート(含浸率30%)をオーバーレィし、
これを3丁切りして、厚み12肌.30×180のの合
板を得、その側面に相対向させて本ぎね加工を施す。こ
の合板の表面に褐色に着色したアクリルウレタン塗料を
60夕/〆の条件で塗布し、これを乾燥する。ついで、
この上に図面に示す幾何学模様を不透水性膜として形成
した30メッシュのスクリーン版を敦直し、この上から
上記捺染用塗料を均一に流し、これをゴムべらでしごい
て、合板表面に塗布し、目的とする厚み220レのクリ
ーム色の塗膜層を有し、褐色の幾何学模様が凹部となっ
て呈した化粧床板を得た。図面の簡単な説明第1図はこ
の発明によって製造された床板の一部平面図、第2図は
その一部拡大端面図を示し、実施例として図示したもの
である。
1:基板、3:塗膜層、4:凹部模様、5:差 込凸
条。
第1図第2‐図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 表面にレジンシートをオーバーレイした床基板上に
    15〜30重量部のエポキシ樹脂エマルジヨンに対し、
    少量の着色顔料と50〜80重量部の体質顔料を添加し
    たチキソトロピー性を若干有する不揮発成分の高い塗料
    を不透水性膜を模様状に形成したスクリーン版を介して
    厚く塗布(印刷)し、基板上に肉厚の塗膜層を形成させ
    ることを特徴とする化粧床板の製造方法。
JP8286575A 1975-07-05 1975-07-05 化粧床板の製造方法 Expired JPS6012105B2 (ja)

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JPS527404A JPS527404A (en) 1977-01-20
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CH663441A5 (fr) * 1985-01-18 1987-12-15 Epoxhit Sa Composition adaptee a la preparation d'un revetement de sol porteur ainsi que revetement de sol obtenu en utilisant ladite composition.
JPS6359372A (ja) * 1986-08-28 1988-03-15 Sekisui Chem Co Ltd 浴室用床材の製造方法
CN102303339A (zh) * 2011-04-20 2012-01-04 王贤成 一种浮雕竹地板的制备方法

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