JPS6113040B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6113040B2
JPS6113040B2 JP7510277A JP7510277A JPS6113040B2 JP S6113040 B2 JPS6113040 B2 JP S6113040B2 JP 7510277 A JP7510277 A JP 7510277A JP 7510277 A JP7510277 A JP 7510277A JP S6113040 B2 JPS6113040 B2 JP S6113040B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gypsum board
air permeability
undercoat
resistance
top coat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7510277A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5411312A (en
Inventor
Kenichi Kurata
Mitsuru Shimizu
Seiji Mori
Hisao Koshiba
Oko Naito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd, Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP7510277A priority Critical patent/JPS5411312A/ja
Publication of JPS5411312A publication Critical patent/JPS5411312A/ja
Publication of JPS6113040B2 publication Critical patent/JPS6113040B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は透気性が良好で紙間強度の大なる石膏
ボード用化粧紙の製造方法に関するものである。 従来、摸様を印刷しただけの石膏ボード用化粧
紙は耐水性、耐溶剤性、耐セロフアンテープ性、
耐汚染性が悪かつた。そこでこれらの耐性を付与
するために石膏ボードを製造してからトツプコー
トをかけることが行なわれている。しかし石膏ボ
ードを製造してからトツプコートをかけるのは非
常に手間がかかり、コストが高くなる欠点があつ
た。そこで予め石膏ボード用化粧紙にトツプコー
トをかけて石膏ボードを製造することが試みられ
た。しかしながらトツプコートをかけた石膏ボー
ド用化粧紙で石膏ボードを製造すると加熱乾燥時
に石膏中の水の蒸発がおこり、これをトツプコー
ト層がおさえてしまうために(ガーレー・デンソ
メーターによる透気度測定数値が高くなるため:
JIS P8117)ふくれ等を生じてしまう欠点があつ
た。一般に透気度は300秒以下が好ましいと云わ
れている。こうした欠点を防ぐために石膏ボード
用化粧紙に物理的に穿孔を施した後に石膏ボード
を製造する方法も行なわれているが、これも手
間、コスト、美観上、物理的強度等の欠点があ
る。このふくれ現象はトツプコート層に透気性の
良い樹脂を用いた場合でも耐セロフアンテープ性
を満足するためには膜厚を厚くせねばならず、ト
ツプ層を厚くすると透気性が更に低下する(例え
ば1000秒)ため満足のいく結果は得られなかつ
た。そこでトツプコート層を空白のある状態に塗
布する検討を行つたが、これでは透気性は改良さ
れるが耐セロフアンテープ性、耐汚染性の十分な
ものは得られなかつた。しかるに耐セロフアンテ
ープ性の向上に下塗り塗料が抜群の効果があり、
下塗り塗料を塗布することにより、トツプコート
の膜厚を薄く出来ることに着目し、本発明者は下
塗り塗料に透気性をもたせるために下塗り塗料を
全面塗布しないで空白のある状態すなわち下塗り
塗料を塗布した部分と塗布しない部分を有する網
点状に印刷塗布すればよいことを見出したのであ
る。即ち網点面積率30〜70%で空白部分が実質的
にほぼ全面に均一になる様に下塗り塗料を網点状
に印刷塗布したものは印刷塗布したものは下塗り
塗料を全面に塗布したものとその耐セロテープ性
においてほとんど差がなく良好であり、従つてト
ツプコート層の役割は耐汚染性や摸様の保護のみ
となつて、その塗布量も3〜6g/m2と非常に少
なくすることができ、従つて透気性が大幅に向上
する。又、下塗り塗料は網点状に施されているの
で透気性は十分であり、かつ、耐セロテープ性も
下塗り塗料の紙へのしみ込みによつて改善され
る。トツプコート層を設けて石膏ボード用化粧紙
の透気度を300秒以下にしたものが好ましく、ト
ツプコート層の形成方法としては石膏ボード用化
粧紙の透気度を前記にし得るよう、適宜コントロ
ールすることが可能な方法であればいずれも適用
出来る。例えばグラビア印刷法、スクリーン印刷
法等が好ましい。この結果耐セロフアンテープ性
および透気性を満足する石膏ボード用化粧紙が得
られ、この石膏ボード用化粧紙を用いて石膏ボー
ドを製造したところ、加熱乾燥時にふくれ等の問
題は全くみられず耐セロフアンテープ性、耐水
性、耐溶剤性、耐汚染性の優れた化粧済み石膏ボ
ードが得られた。また、この方法で製造すれば手
間もかからず比較的安価な化粧済み石膏ボードが
得られるのである。下塗り塗料としてはアクリ
ル、塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂系エマルジ
ヨン、塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂、ニトロ
セルローズ、アクリル等熱可塑性樹脂、アミノア
ルキツド、ウレタン等熱硬化樹脂等の一般的な下
塗り塗料でも十分効果が得られたが、ウレタンの
湿気硬化タイプが最も効果があつた。また下塗り
塗料の塗布方法としてはグラビア印刷でもロータ
リースクリーン印刷でも、その他上記の網点面積
率で塗布するなら方法は問わない。使用する版と
してはグラビア印刷の場合は空白率50〜70%の版
を使用するのが良く。このことはロータリースク
リーン印刷でも同様である。美粧用インキとして
はセルローズ系、アクリル系、塩化ビニル酢酸ビ
ニル共重合樹脂系等一般的な熱可塑性樹脂をバイ
ンダーとしたインキまたはアミノアルキツド、エ
ポキシ、ウレタン等熱硬化性インキあるいは紫外
線硬化型のインキでもよい。トツプコートとして
は透気性の良いセルローズ系も良いが物性的には
アミノアルキツド、アミノ酸、エポキシ、ウレタ
ン等の熱硬化性樹脂タイプが紫外線硬化型樹脂の
ものが適している。 実施例 1 石膏ボード用原紙として高砂製紙(株)GPE−300
(透気度60秒)を用い、下塗り塗料として一液湿
気硬化型ウレタンをグラビア印刷塗布した。版と
しては空白率65%の版を用いた。下塗り塗料印刷
塗布後の石膏ボード用化粧紙の網点面積率は約42
%であつた。インキとしては、東洋インキ製造(株)
製PCインキ(グラビアインキ)を用いベタおよ
び摸様印刷をグラビア印刷して、更にトツプコー
トとして二液硬化型ウレタンを5.5g/m2(ドラ
イ)の塗布量でグラビアコートした石膏ボード用
化粧紙を作つた。この石膏ボード用化粧紙の透気
度は240秒であつた。次にこのものを用いて石膏
ボードを製造を行つた結果、ふくれ、剥離等の異
常現象はみられず、得られた美粧石膏ボードの表
面性能も別表にみる如く極めて優れた物性(特に
耐セロフアンテープ性、耐水性、耐溶剤性、耐汚
染性)を有する石膏ボードが得られた。
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 石膏ボード用原紙に下塗り塗料を網点状に印
    刷塗布し、その上に摸様を印刷し、さらにその上
    にトツプコートを施すことを特徴とする石膏ボー
    ド用化粧紙の製造方法。
JP7510277A 1977-06-24 1977-06-24 Production of decorative paper for plaster board Granted JPS5411312A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7510277A JPS5411312A (en) 1977-06-24 1977-06-24 Production of decorative paper for plaster board

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7510277A JPS5411312A (en) 1977-06-24 1977-06-24 Production of decorative paper for plaster board

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5411312A JPS5411312A (en) 1979-01-27
JPS6113040B2 true JPS6113040B2 (ja) 1986-04-11

Family

ID=13566464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7510277A Granted JPS5411312A (en) 1977-06-24 1977-06-24 Production of decorative paper for plaster board

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5411312A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58107328A (ja) * 1981-12-21 1983-06-27 ダイニツク株式会社 石膏ボ−ド用化粧紙の製造法
JPH0668541U (ja) * 1993-03-17 1994-09-27 敢治 林 耐震家具固定具

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Publication number Publication date
JPS5411312A (en) 1979-01-27

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