JPH0369582A - レリーフ調表面を備えたタイルの製造方法 - Google Patents

レリーフ調表面を備えたタイルの製造方法

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JPH0369582A
JPH0369582A JP16508689A JP16508689A JPH0369582A JP H0369582 A JPH0369582 A JP H0369582A JP 16508689 A JP16508689 A JP 16508689A JP 16508689 A JP16508689 A JP 16508689A JP H0369582 A JPH0369582 A JP H0369582A
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JP
Japan
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tile
pattern
forming
green ware
ware body
Prior art date
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Pending
Application number
JP16508689A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Kamiya
尚吾 神谷
Hideji Bandai
万代 秀治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (産業上の利用分野) 本発明は、レリーフ調の表面を備えたタイルの製造方法
に関するものである。
(従来技術とその解決課B) 近来、タイル表面へ凹凸を設けることにより、該タイル
を見る者に対して、それがレリーフを施したものである
かの如く思わせることがよく行われるようになってきて
いる。このようなタイルの断面構造を、第3図乃至第5
図に模式的に示す。
第3図に示したタイル1は、素地部分Ia自体の表面が
凹凸に形成されたものである。該タイル1では、その表
面側に設けられた釉薬層4が一定の層厚みを保持するよ
うに形成されていたため、素地部分1aを照らす光によ
ってよほど顕著な陰影が生じない限り、その表面の凹凸
が見分は難いものであった。そこで、第4図に示したタ
イル2では、前記釉薬N4の表面が、素地部分2aの表
面凹凸とは関係なく面一になるように形成されていた。
従って、該釉薬層4は、その平面部各所において層厚み
が異なるものとなり、これに伴ってその着色度合に濃淡
(深浅差)が表れるようになっていた。
しかし、このようにすると、素地部分2aへ設けた折角
の表面凹凸において、その手触りとして得られる立体感
が失われることとなる。のみならず、第3図のタイル1
や第4図のタイル2にあっては、次の如き重大な問題点
をも包含したものであった。
すなわち、これらのタイル1,2は、いずれも、その素
地部分1aや2aが乾式加圧成形法によって形成される
ようになっていた。そのため、該素地部分1a、 2a
を形成するための成形型(図示省略)には、その表面形
成用の加圧面に凹凸を有したものを用いざるを得ず、従
って、素地部分1aや2aへ設ける凹凸パターンは、成
形型を交換しないことには変更できなかったのである。
第5図に示したタイル3は、これらの諸問題を全て解決
することを目指して案出されたものである。すなわち、
該タイル3は、表面がフラツトな素地部分3aを形成し
、その表面に基礎となる薄い釉薬層5を形成させた後、
該釉薬N5に絵具などより戒る模様パターン6を施し、
更に表面側の釉薬層4を形成させるようにしていた。と
ころが、このタイル3にあっては、模様パターン6の盛
り厚さを分厚くするのに限度があり、しかも該模様パタ
ーン6の凹凸輪郭が不明瞭になるという問題点を有して
いた。
本発明は、上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、第一に、凹凸のパターン変えが簡単にでき、第二に
、得られたタイルはその表面凹凸が手触りとして立体感
を実感できるものとなり、第三に、前記凹凸に伴う色覚
的立体感も明確に認識できるようにすることができる、
レリーフ調の表面を備えたタイルの製造方法(以下、本
発明方法という)を提供することを目的とする。
「発明の構成」 (課題を解決するための手段) 本発明方法の要旨とするところは、タイル生素地の表面
に、該生素地成形用の坏土を材料とする模様素材によっ
て所望パターンの模様隆起を形成させ、該タイル生素地
の表面に前記模様隆起をも含めて施釉し、焼成する点に
ある。
また、前記模様素材の形成用坏土に対して、模様隆起の
光沢増加用釉薬を混練する点をも特徴とする。
そして更に、前記タイル生素地の表面へ模様隆起を形成
させるにあたり、その隆起形成前にタイル生素地の表面
へ施釉する点をも特徴とする。
(作 用) タイル表面を凹凸にさせる模様隆起は、タイル生素地(
素地部分)の形成とは別の作業によって形成させるもの
であるから、該タイル生素地は、その表面をフラフトな
ものとして形成させることができる。従って、前記模様
隆起による凹凸パターンは、任意且つ簡単に変更できる
。また、前記模様隆起を形成するための模様素材は、生
素地成形用の坏土と同種の坏土を材料としである。従っ
て、模様隆起は、その肉厚を分厚くすることが可能であ
り、タイル表面の凹凸度合を大きくすることができる。
そのため、手で触れたときの立体感が実感できるもので
ある。更に、この模様素材の形成用坏土へ釉薬を混入さ
せた場合(請求項2参照)には、模様隆起中の釉薬とそ
の表面側へ施される釉薬とが二重の光沢層を形成するよ
うになるので、他の部分(表面側の釉薬層のみが施され
た部分)よりも光沢が増加したものとなる。従って、模
様隆起の輪郭は明確になる。一方、該模様隆起とタイル
生素地の表面との間へ釉薬層を設けるようにした場合(
請求項3参照)には、この釉薬層と最表面側の釉薬層と
が互いに発色反応を起こすようになるから、その発色度
合が模様隆起の部分よりも一層濃くなり、結果的には、
模様隆起の輪郭がやはり明確なものとなる。
(実施例) 以下、本発明を、その実施例を示す図面に基づいて説明
すると次のとおりである。
第1図は、本発明方法によって製造されたタイル7の断
面構造を模式的に示した図である。該タイル7は、素地
部分7aの表面に肉厚の分厚い模様隆起10が複数個載
設されており、該模様隆起1oの更に表面側に釉薬層9
が形成されて成る。
前記素地部分7aを成すタイル生素地は、乾式加圧成形
法などにより、その表面がフラットな板状のものとして
形成される。
前記模様隆起10を形成するための模様素材には、前記
タイル生素地を形成させるのに用いた坏土と同種の坏土
が材料として用いられる。該坏土には、適宜色の絵具や
顔料などを混入しておくとよい。
このようにして成る模様素材を、前記模様隆起IOの形
体に形成させるには、次のような方法が考えられる。例
えば、乾式加圧成形法を適用して予め薄いチップ状のも
のを形成しておき、このチップ状のものをタイル生素地
(素地部分7a)の表面へ載設する方法が最も簡単であ
る。また、別の方法としては、前記模様素材に適量の水
を混入して比較的粘度の高い泥漿とし、この泥漿を筆書
きやプリントによってタイル生素地の表面へ被着させる
方法がある。この方法(殊に筆書きによる手法)を適用
した場合は、模様隆起10において微妙なタッチの形体
を持たせることができるので、手作り風の外観が得られ
るものとなる。
このようにタイル生素地(素地部分7a)の表面へ模様
素材による模様隆起10を載設した後は、その全面に施
釉し、焼成する。なお、模様隆起10を形成している模
様素材は、前述した如くタイル生素地と同種の坏土を材
料としたものであるから、その焼成中にも流動するよう
なことはなく、当初形成させた形体が維持される。従っ
て、焼成後に得られたタイル7は、その表面側に設けた
凹凸を、凹凸度合の大きいものとすることができ、手触
りとして、その立体感が実感できるものとなっている。
また、模様隆起10が絵具などによって着色されていた
場合には、光の当たる条件に左右されることなく、該模
様隆起10の輪郭がはっきりと認識できるようになる。
ところで、前記模様隆起10を形成するための模様素材
において、その形成用坏土に釉薬を混練しておくことが
できる。このようにすれば、焼成によって模様隆起10
自体が光沢を有したものとなるので、該模様隆起10の
部分は、表面側の釉薬層9による光沢と合わせて二重の
光沢層が形成されたこととなる。勿論、前記模様素材中
に混入された釉薬は、当該模様素材を威す坏土によって
耐火度が高められていることとなるので、焼成によって
流動するようなことはない。従って、このようになされ
たタイル7の表面は、全体としての光沢面の中に、−層
深い光沢を有した模様隆起10が存在するようになるの
で、該模様隆起10の輪郭が明確となる。なお、前記模
様素材において、その形成用坏土と釉薬との混合割合は
、均等比率としておくのが望ましい。
第2TyJは、本発明方法において、模様隆起10と素
地部分8aとの間に釉薬層11を介設するようにしたタ
イル8を示す模式的断面図である。該釉薬層11は、特
にその材質を限定されるものではないが、前記した如き
模様素材中への釉薬混入を併用するのであれば、この釉
薬と同じ材質のものを選ぶのが好ましい。また、釉薬層
11用の釉薬中へは、焼成後に着色透明となる程度に顔
料などを混入しておくのがよい。このようにして戒るタ
イル8にあっては、素地部分8aの表面に直接設けられ
た釉薬層11と、最も表面側に設けられた釉薬層9とが
、その重なり合う部分で互いに発色反応を起こすように
なるので、この部分での発色度合が他の部分(模様隆起
10の部分〉よりも−層濃くなる。そのため、模様隆起
10の輪郭が極めて明確なものとなる。
(別態様の検討) タイル生素地(素地部分〉を形成させるにあたり、湿式
押出成形法などを適用することが可能である。また、釉
薬層9や11及び模様素材中へ混入する釉薬などについ
て、その材質や顔料混入の如何などは、何等限定される
ものではない。勿論、タイル生素地を形成した後、焼成
を終えるまでの工程において、本発明方法の主要部以外
には従来公知の手段を適宜採り入れるようにすればよい
このように、本発明方法の細部にわたる構成は、実施の
態様に応じて適宜変更可能なものである。
「発明の効果」 以上の説明で明らかなように、本発明に係るしリーフ調
表面を備えたタイルの製造方法によれば、タイル表面へ
設ける凹凸のパターン変えが任意且つ極めて簡単に行え
るものとなった。従って、タイル生素地(素地部分)を
形成させるにあたり用いる成形製においても、その表面
成形用の加圧面がフラットなものを使用できるようにな
り、結果的には製造コストの低廉化が図れることとなる
しかも、前記表面凹凸は、その凹凸度合において大きい
ものを形成させることができるようになっているから、
手触りとして立体感を実感できるものである。更に、そ
の凹凸に色覚的な立体感をも持たせることができるよう
になっている。従って、本発明方法によって製造された
タイルを見る者に対して、それが本物のレリーフである
かの如く見せ掛けることができる等、幾多の優れた利点
を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明方法によって製造されたタイ
ルの断面構造を模式的に示した図、第3図乃至第5図は
従来方法によって製造されたタイルの断面構造を模式的
に示した図である。 7・・・本発明方法(請求項1.2)によって製造され
たタイル 8・・・本発明方法(請求項3)によって製造されたタ
イル 7a、 8a・・・素地部分(タイル生素地に相当する
)9・・・最表面側の釉薬層  10・・・模様隆起1
1・・・タイル生素地表面と模様隆起との間に介設され
た釉薬層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、タイル生素地の表面に、該生素地成形用の坏土を材
    料とする模様素材によって所望パターンの模様隆起を形
    成させ、該タイル生素地の表面に前記模様隆起をも含め
    て施釉し、焼成することを特徴とするレリーフ調表面を
    備えたタイルの製造方法。 2、模様素材の形成用坏土に対して模様隆起の光沢増加
    用釉薬を混練することを特徴とする請求項1記載のレリ
    ーフ調表面を備えたタイルの製造方法。 3、タイル生素地の表面へ模様隆起を形成させるにあた
    り、その隆起形成前にタイル生素地の表面へ施釉するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のレリーフ調
    表面を備えたタイルの製造方法。
JP16508689A 1989-06-26 1989-06-26 レリーフ調表面を備えたタイルの製造方法 Pending JPH0369582A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05270959A (ja) * 1992-03-23 1993-10-19 Inax Corp レリーフタイルの製造方法
JPH06128066A (ja) * 1992-10-23 1994-05-10 Inax Corp 滑り防止機能を有する加飾タイル及びその製造方法

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