JPS63188004A - 陶磁器における凹凸模様形成方法 - Google Patents

陶磁器における凹凸模様形成方法

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JPS63188004A
JPS63188004A JP2087487A JP2087487A JPS63188004A JP S63188004 A JPS63188004 A JP S63188004A JP 2087487 A JP2087487 A JP 2087487A JP 2087487 A JP2087487 A JP 2087487A JP S63188004 A JPS63188004 A JP S63188004A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、陶磁器における成形素地の表面に、比較的大
きな凹凸を有する立体感に冨んだ凹凸模様を容易に形成
可能とする、陶磁器における凹凸模様形成方法に関する
ものである。
(従来技術及び発明が解決しようとする問題点)本発明
者は特願昭61−18986号において、陶磁器におけ
る凹凸模様の形成方法を開示した。
該方法は、第15図に示すごとく、平坦部に載置された
環状をなす所要厚さの枠体a内に粘土すを充填した後、
第16図に示すごとく、該充填された粘土すの上面部C
に反転凹凸模様dを有する型材eを押し当て、然る後型
材eを引刊がすことによって成形素地fに凹凸模様を転
写するものである。該方法によるときには、確かに立体
感に富んだ凹凸模様を施すことはできるのであるが、型
材eに形成されている凹部が深いばあいや凹部空間全体
の容積が大きいばあいには、型材押圧の際に粘土不足が
生じ、凹部空間への粘土の充填が不十分となりやすく、
型材の凹凸を成形素地に忠実に転写することができない
という問題があった。
本発明は、第15図に示すごとき枠体a内の粘土上面部
に所要量の粘土を盛り、型材押圧の際の粘土不足を該盛
られた粘土により補って前記問題点を解決可能とする、
陶磁器における凹凸模様形成方法の提供を目的とするも
のである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の陶磁器における凹凸模様形成方法(以下方法と
いう)は、平坦部19に載置された環状をなす所要厚さ
の主枠体2の上端部11に補助枠体3を重ね合わせ、こ
れによって形成された上方開口の有底筒状体20内に陶
磁器からなる粘土21を充填し、その後補助枠体3を取
外すことにより、該補助枠体3の厚みに相当する厚さの
突出粘土部22が主枠体2の上端部11から膨出した成
形素地23を形成し、その後、該突出粘土部22の上面
部25に、反転凹凸模様6を有する型材1の該反転凹凸
模様6を押し当て、主として突出粘土部22を形成する
粘土の移動現象により、反転凹凸模様6の凹部16に粘
土を密に充填せしめ、これによって、型材1の反転凹凸
模様6を凹凸模様29として成形素地23に忠実に転写
することを特徴とする。
(実施例) 以下本発明の実施例を、文字板としての成形素地を形成
するばあいを例とり、図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の方法で用いる型材1を例示し、又第2
〜3図は主枠体2、補助枠体3を例示する。
該型材1は、基板5の一面部に所要の文字(例えば「正
」)を形成する反転凹凸模様(形成すべき凹凸模様と反
対である凹凸模様)6を設けてなる。該反転凹凸模様6
は、例えば、合板等からなる基板5上に所要厚さの硬質
ゴム板7を貼着した後、形成すべき文字「正」の輪郭と
正反対である反転輪郭線9を該硬質ゴム板7の厚み相当
分除去することによって形成される。
主枠体2は、円環状あるいは矩形環状等の環状を呈する
枠体(本実施例においては矩形環状を呈する枠体)とし
て形成されており、その厚さは、形成せんとする文字板
(第8図参照)の肉厚に略等しく設定されている。
補助枠体3は、主枠体2の厚みよりも小なる厚みを有す
る矩形環状に形成されており、その下端部10が主枠体
2の上端部11に載った状態で主枠体2に重ね合わせら
れる(第3図参照)。なお該重ね合わせ状態において補
助枠体3が安定するよう、該補助枠体3の対角部12.
12には、主枠体2の対向する角部の外面13と当接し
うるL字状をなす係止片15.15が設けられている。
なお補助枠体3の厚さは、後述するごとく、型材lの反
転凹凸模様6の凹部16を充たすに必要な粘土量を決定
するものであり、該厚さは、型材1の反転凹凸模様6の
凹部深さや凹部空間全体の容積を考慮して設定される。
以下本発明の方法を第4〜8図に基づいて説明すれば次
のごとくである。即ち、 まず、第3図に示すごとく、平坦部(例えば板体17の
上面部19a)19にi3!zされた主枠体2上に補助
枠体3を重ね合わせ、これによって上方開口の有底筒状
体20を形成する。
次に、このようにして形成された有底筒状体20内に陶
磁器からなる粘土21を充填しく第4図参照)、その後
、前記補助枠体3を取外すことにより、該補助枠体3の
厚みに相当する厚さの突出粘土部22が主枠体2の上端
部11から膨出した成形素地23を形成する(第5図参
照)。その後、該突出粘土部22の上面部25に、適宜
剥離用の粉体をまぶして、反転凹凸模様6が該上面部2
5と当接するよう型材1を載せる(第6図参照)。
然る後、型材1の上面に板体26を載設する(第6図参
照)とともに、上下の機体17.26を加圧する(第7
図参照)、その際、主として突出粘土部22を形成する
粘土の移動現象により、反転凹凸模様6の凹部16に粘
土が密に充填せしめられることとなり、これによって型
材1の反転凹凸模様6が成形素地23に忠実に転写され
ることとなる。第8図は、型材1によって転写された凹
凸模様(本実施例においては、輪郭が凸部27によって
縁取られた文字「正」)29が形成された文字板として
の成形素地23を示す、なお第9図は、凹凸模様29と
しての文字を該成形素地23から切り取ってなる文字板
としての成形素地23aを示す。
第9図に示す文字板としての成形素地23を焼成するこ
とにより、陶器製あるいは磁器製の文字板が得られるの
であるが、このようにして製造された文字板にあっては
、文字の輪郭が比較的大きな凸部によって縁取られてい
るために立体感に冨み、従って、文字表面の全体が平坦
である従来の文字板(第10図参照)に比べて文字が非
常に映えたものとなる。特に凸部頂面30と凹部底面3
1とを異色に仕上げるばあいには、仏壇を際立ったもの
とでき、形成された文字を一層映えたものとなしうる。
なお、凸部頂面30と凹部底面31とを異色に仕上げる
方法の一例としては、素焼あるいは乾燥された文字板の
表面全体に下絵具で色付けした後、凸部頂面30の絵具
を除去し、然る後焼成する方法が挙げられ、又他の例と
しては、素焼あるいは乾燥された文字板の凸部頂面と凹
部底面とを異色の下絵具で着色し、然る後焼成する方法
があげられる。そして該後者の方法によるばあいであっ
ても、焼成時における混色が生じにくく、たとえ一部混
色したとしても仏壇は明瞭にあられれる。ちなみに、平
坦な文字面の輪郭を他の部分と異色とするために、該文
字面の輪郭を他の部分と異色の下絵具で着色した後焼成
したとすると、焼成時において混色が生じ、仏壇が不明
瞭なものとなりやすい、又輪郭を着色する作業面におい
ても、輪郭が突出しているばあいに比べて作業が面倒で
ある。
なお、前記したばあいとは逆に、第11図に示すごとく
、文字29の輪郭が凹部32によって縁取られることも
あり、このように凹部により縁取るばあいであっても、
凸部により縁取るばあいと同様、文字を映えたものとで
きるとともに、凹部底面とその他の部分とを異色に仕上
げたばあいに仏壇を明瞭なものとなしうる。
第12〜15図は、本発明の方法を応用して形成された
文字板としての成形素地23の他の例を示すものである
。第12図に示す文字板は、文字の輪郭を凸部27によ
って縁取るとともに、装飾性を一層向上させるため、該
縁取り部の内側において、字画に沿い凸部33を設けて
なる。第13図は文字仮における文字装飾の他の態様を
示すものであり、文字面に、斜めの凸部34を小間隔で
設けてなる。又第14図は、突出した文字29を平板部
35に配してなる例えば表札を形成する文字板を例示し
、該文字板は、文字を反転した形態の凹部が設けられて
なる反転凹凸模様を有する型材を用いて形成される。な
お該各文字29は、第14図において一点鎖線で示すご
とく、輪郭が凸部36で縁取りされるばあいや字画に沿
うごとく中央部に凸部37が形成されることもある。
又本発明の方法は、前記した文字としての凹凸模様を成
形素地に形成するために応用されることの他、紋章等各
種の立体感に富んだ凹凸模様を成形素地に形成するため
に広く応用されうる。
(発明の効果) 本発明の方法は、主枠体と補助枠体との重ね合わせによ
って形成された有底筒状体内に粘土を充填し、その後補
助枠体を取外すことにより該補助枠体の厚みに相当する
厚さの突出粘土部を主枠体の上端部から膨出させ、該突
出粘土部の、上面部に、反転凹凸模様を有する型材を押
し当てるため、型材に形成されている凹部が潔いばあい
や凹部空間全体の容積が大きいばあいであっても、突出
粘土部を形成する粘土が反転凹凸模様の凹部を密に充た
すこととなる。従って、型材押圧の際に、従来のごとく
粘土不足を来たすおそれがなく、型材の反転凹凸模様を
成形素t!!!に忠実に転写させうろこととなり、その
結果、比較的大きな凹凸を有する立体感に富んだ鮮明な
凹凸模様を成形素地表面に形成させうるのである。
又本発明の方法は、取扱い性に優れる主枠体と補助枠体
とを巧みに利用して、突出粘土部を具えた形成素地を形
成するものであるため、その実行が非常に容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は型材を例示する斜視図、第2図は主枠体、補助
枠体を例示する斜視図、第3図は主枠体と補助枠体とを
重ね合わせて有底筒状体を形成した状態を示す斜視図、
第4〜7図は本発明の詳細な説明する断面図、第8図は
本発明の方法を応用し形成された凹凸模様を示す斜視図
、第9〜10図は文字板を示す斜視図、第11図は文字
板の一部を示す斜視図、第12〜14図は成形素地に形
   2C) 成された凹凸模様の他の例を示す斜視図、第15   
6〜16図は従来の方法を説明する説明図である。 1・・・型材、2・・・主枠体、3・・・補助枠体、6
・・・反転凹凸模様、19・・・平坦部、20・・・有
底筒状体、21・・・粘土、22・・・突出粘土部、2
3・・・成形素地。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 平坦部19に載置された環状をなす所要厚さの主枠体2
    の上端部11に補助枠体3を重ね合わせ、これによって
    形成された上方開口の有底筒状体20内に陶磁土からな
    る粘土21を充填し、その後補助枠体3を取外すことに
    より、該補助枠体3の厚みに相当する厚さの突出粘土部
    22が主枠体2の上端部11から膨出した成形素地23
    を形成し、その後、該突出粘土部22の上面部25に、
    反転凹凸模様6を有する型材1の該反転凹凸模様6を押
    し当て、主として突出粘土部22を形成する粘土の移動
    現象により、反転凹凸模様6の凹部16に粘土を密に充
    填せしめ、これによって、型材1の反転凹凸模様6を凹
    凸模様29として成形素地23に忠実に転写することを
    特徴とする、陶磁器における凹凸模様形成方法。
JP2087487A 1987-01-30 1987-01-30 陶磁器における凹凸模様形成方法 Granted JPS63188004A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5242638A (en) * 1990-11-30 1993-09-07 Inax Corporation Manufacturing method for pottery provided with flowing patterns or spreading patterns
JPH0775625A (ja) * 1993-06-30 1995-03-20 Akatsuki Denki Seisakusho:Kk 電子制御式ヘルス測定システム及びその体内脂肪測定装置
JP2018030756A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 文山製陶有限会社 陶磁器の製造方法及び陶磁器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0775625A (ja) * 1993-06-30 1995-03-20 Akatsuki Denki Seisakusho:Kk 電子制御式ヘルス測定システム及びその体内脂肪測定装置
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