JP2567362B2 - タイル表面の装飾方法 - Google Patents
タイル表面の装飾方法Info
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- JP2567362B2 JP2567362B2 JP3350124A JP35012491A JP2567362B2 JP 2567362 B2 JP2567362 B2 JP 2567362B2 JP 3350124 A JP3350124 A JP 3350124A JP 35012491 A JP35012491 A JP 35012491A JP 2567362 B2 JP2567362 B2 JP 2567362B2
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- Japan
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- recess
- rotating body
- tile
- powder
- roller
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
- B28B13/00—Feeding the unshaped material to moulds or apparatus for producing shaped articles; Discharging shaped articles from such moulds or apparatus
- B28B13/02—Feeding the unshaped material to moulds or apparatus for producing shaped articles
- B28B13/0215—Feeding the moulding material in measured quantities from a container or silo
- B28B13/022—Feeding several successive layers, optionally of different materials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はタイル表面の装飾方法
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】タイル
表面を装飾する方法については従来より種々研究が行わ
れている。その１つとして、図６に示す如き方法が提案
されている（特願平１−２６９４５３号）。
表面を装飾する方法については従来より種々研究が行わ
れている。その１つとして、図６に示す如き方法が提案
されている（特願平１−２６９４５３号）。
【０００３】この方法はタイルを乾式プレス成形すると
ともにその表面に装飾を施すもので、具体的には、先ず
プレス型１００の凹所１０２内に粉体を充填してタイル
素地を構成せしめるとともに、多数の貫通孔１０４を有
する板体１０６をその上側に持ち来し、そしてこの板体
１０６上面に沿って下向きの開口を有する桝体１０８を
移動させて、桝体１０８内部に収容されている装飾用粉
体１０９をこの下向きの開口及び板体１０６の貫通孔１
０４を通じてタイル素地表面上に落下させ、以て所定パ
ターンでかかる装飾用粉体１０９を施し、その後これを
プレス成形して焼成するといったものである。
ともにその表面に装飾を施すもので、具体的には、先ず
プレス型１００の凹所１０２内に粉体を充填してタイル
素地を構成せしめるとともに、多数の貫通孔１０４を有
する板体１０６をその上側に持ち来し、そしてこの板体
１０６上面に沿って下向きの開口を有する桝体１０８を
移動させて、桝体１０８内部に収容されている装飾用粉
体１０９をこの下向きの開口及び板体１０６の貫通孔１
０４を通じてタイル素地表面上に落下させ、以て所定パ
ターンでかかる装飾用粉体１０９を施し、その後これを
プレス成形して焼成するといったものである。
【０００４】しかしながらこの方法の場合、タイル表面
に形成される模様が板体１０６の貫通孔１０４に対応し
た形状の、明瞭な輪郭線を有する模様となってしまい、
模様の周辺部分をぼかして自然な感じとしたい場合には
不向きな方法である。
に形成される模様が板体１０６の貫通孔１０４に対応し
た形状の、明瞭な輪郭線を有する模様となってしまい、
模様の周辺部分をぼかして自然な感じとしたい場合には
不向きな方法である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたものであり、その要旨は、回
転体の外周面に装飾用粉体の収容のための凹所を形成す
るとともに該回転体の上側に該装飾用粉体の供給部を配
し、該回転体とタイル素地の表面とを相対移動させつつ
該回転体を回転させることにより、該供給部より該回転
体の該凹所に該装飾用粉体を供給するとともに、該凹所
内に収容された該装飾用粉体を該回転体の回転につれて
前記タイル素地表面上に落下させて該素地表面に所定パ
ターンで施し、その後表面にプレス型を押圧した後若し
くはそのままこれを焼成することにある。
を解決するためになされたものであり、その要旨は、回
転体の外周面に装飾用粉体の収容のための凹所を形成す
るとともに該回転体の上側に該装飾用粉体の供給部を配
し、該回転体とタイル素地の表面とを相対移動させつつ
該回転体を回転させることにより、該供給部より該回転
体の該凹所に該装飾用粉体を供給するとともに、該凹所
内に収容された該装飾用粉体を該回転体の回転につれて
前記タイル素地表面上に落下させて該素地表面に所定パ
ターンで施し、その後表面にプレス型を押圧した後若し
くはそのままこれを焼成することにある。
【０００６】
【作用及び発明の効果】本発明に従って回転体を回転さ
せつつタイル素地表面に沿って相対移動させたとき、回
転体外周面の凹所内に収容・保持されている装飾用粉体
は、回転体の回転につれて凹所の開口に近い部分が先ず
流出・落下し、そして更に回転体が回転して凹所の開口
の向きが次第に横向きから下向きとなるにつれ、凹所の
奥の部分にある粉体が凹所から抜け出し、タイル素地表
面上に落下する。
せつつタイル素地表面に沿って相対移動させたとき、回
転体外周面の凹所内に収容・保持されている装飾用粉体
は、回転体の回転につれて凹所の開口に近い部分が先ず
流出・落下し、そして更に回転体が回転して凹所の開口
の向きが次第に横向きから下向きとなるにつれ、凹所の
奥の部分にある粉体が凹所から抜け出し、タイル素地表
面上に落下する。
【０００７】この結果タイル素地表面に落下した装飾用
粉体は、タイル素地表面と回転体との相対移動方向にあ
る分布をもって載った状態となる。
粉体は、タイル素地表面と回転体との相対移動方向にあ
る分布をもって載った状態となる。
【０００８】従って表面に施された装飾用粉体により形
成される模様は周辺がぼけたような感じとなり、明確な
輪郭線を形成しない。
成される模様は周辺がぼけたような感じとなり、明確な
輪郭線を形成しない。
【０００９】それ故本発明によりタイル表面に装飾模様
を形成した場合、その模様をぼかし模様とすることがで
きる。従って本発明により、例えば大理石様の或いはそ
の他の自然調の模様をタイル表面に容易に形成すること
ができる。
を形成した場合、その模様をぼかし模様とすることがで
きる。従って本発明により、例えば大理石様の或いはそ
の他の自然調の模様をタイル表面に容易に形成すること
ができる。
【００１０】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。本例の方法では、まず図１（Ａ）に示してい
るようにプレス成形型１０の面上に沿って下向きの開口
を有する桝体１２を移動させ、桝体１２内部に収容され
ている粉体を成形型１０の凹所１４内に充填し、（Ｂ）
に示しているように基層１６を形成する。
説明する。本例の方法では、まず図１（Ａ）に示してい
るようにプレス成形型１０の面上に沿って下向きの開口
を有する桝体１２を移動させ、桝体１２内部に収容され
ている粉体を成形型１０の凹所１４内に充填し、（Ｂ）
に示しているように基層１６を形成する。
【００１１】そして次にプレス成形型１０の下型１０ａ
を枠型１０ｂに対して僅かに下降させることにより再び
浅い凹所を形成し、そこで上記と同様の手法で第二の粉
体を凹所に充填し、下地層１８を形成する。そしてこれ
ら基層１６と下地層１８とをもって素地層２０と成す。
を枠型１０ｂに対して僅かに下降させることにより再び
浅い凹所を形成し、そこで上記と同様の手法で第二の粉
体を凹所に充填し、下地層１８を形成する。そしてこれ
ら基層１６と下地層１８とをもって素地層２０と成す。
【００１２】次に（Ｂ）に示しているように素地層２０
の表面に沿ってローラ装置２２を移動させ、素地層２０
の表面に装飾用粉体３０を所定パターンで施す。
の表面に沿ってローラ装置２２を移動させ、素地層２０
の表面に装飾用粉体３０を所定パターンで施す。
【００１３】図２はこのローラ装置２２の具体的構成を
示している。図に示しているようにこのローラ装置２２
は、ローラ２４と容器２６とを有している。
示している。図に示しているようにこのローラ装置２２
は、ローラ２４と容器２６とを有している。
【００１４】ローラ２４は、中心部の剛性を有する芯体
をスポンジ等軟質材で包んだ形態を成しており、その外
周面に複数の凹所２８が設けられている。
をスポンジ等軟質材で包んだ形態を成しており、その外
周面に複数の凹所２８が設けられている。
【００１５】一方、容器２６は装飾用粉体３０を内部に
収容してこれを順次ローラ２４の側に供給するもので下
端に開口を有しており、この下端開口がローラ２４表面
にほぼ接触する状態でローラ２４の上側に配置されてい
る。
収容してこれを順次ローラ２４の側に供給するもので下
端に開口を有しており、この下端開口がローラ２４表面
にほぼ接触する状態でローラ２４の上側に配置されてい
る。
【００１６】このようなローラ装置２２をタイルの素地
層２０表面に沿って移動させ、これと同時にローラ２４
を回転運動させると、ローラ２４表面の凹所２８が真上
に来たところで、つまり容器２６の開口の丁度下側に来
たところで、容器２６内部の装飾用粉体３０がこの凹所
２８内に落下・供給される。
層２０表面に沿って移動させ、これと同時にローラ２４
を回転運動させると、ローラ２４表面の凹所２８が真上
に来たところで、つまり容器２６の開口の丁度下側に来
たところで、容器２６内部の装飾用粉体３０がこの凹所
２８内に落下・供給される。
【００１７】その後ローラ２４が引き続き回転運動を行
うと、これにつれて凹所２８の向きが上向きから斜め上
方向き、横向き、斜め下方向き、下向きといったように
その向きを連続的に変化させる。
うと、これにつれて凹所２８の向きが上向きから斜め上
方向き、横向き、斜め下方向き、下向きといったように
その向きを連続的に変化させる。
【００１８】そしてこれに伴って凹所２８内に収容され
ている装飾用粉体３０が素地層２０の表面に落下させら
れる。
ている装飾用粉体３０が素地層２０の表面に落下させら
れる。
【００１９】このとき凹所２８内の装飾用粉体３０は一
挙には素地層２０の上に落下せず、当初は先ずその一部
が凹所２８内から流出・落下し、そしてその流出・落下
量が次第に増大してピークに達する。
挙には素地層２０の上に落下せず、当初は先ずその一部
が凹所２８内から流出・落下し、そしてその流出・落下
量が次第に増大してピークに達する。
【００２０】この間ローラ２４はタイル素地層２０に沿
って相対移動しており、従って装飾用粉体３０はタイル
素地層２０とローラ装置２２との相対移動方向にある広
がりを持って分布し、且つその厚みも周辺部において薄
く、中心部において厚くなる。
って相対移動しており、従って装飾用粉体３０はタイル
素地層２０とローラ装置２２との相対移動方向にある広
がりを持って分布し、且つその厚みも周辺部において薄
く、中心部において厚くなる。
【００２１】さてこのようにして素地層２０の上に装飾
用粉体３０を施したら、次に図示を省略するプレス上型
を下降させて各層の粉体及び装飾用粉体を圧縮成形し、
次にこの成形体を乾燥・焼成して製品とする。
用粉体３０を施したら、次に図示を省略するプレス上型
を下降させて各層の粉体及び装飾用粉体を圧縮成形し、
次にこの成形体を乾燥・焼成して製品とする。
【００２２】本例の方法に従ってタイル表面に装飾を施
した場合、周辺部をぼかしたような装飾模様を形成する
ことができる。
した場合、周辺部をぼかしたような装飾模様を形成する
ことができる。
【００２３】従って例えば図３に示しているようにロー
ラ２４表面に沿って線状の溝３２を所定パターンで延ば
しておくなどしてタイル表面に線状の模様を形成したと
き、この線状模様をうっすらとした模様に形成できる。
ラ２４表面に沿って線状の溝３２を所定パターンで延ば
しておくなどしてタイル表面に線状の模様を形成したと
き、この線状模様をうっすらとした模様に形成できる。
【００２４】そして図４に示しているようにこのような
線状の、周辺をぼかしたうっすらとした模様３４を複数
形成し、そしてそれらを絡み合わせることによって、大
理石に似た自然調の模様を形成することができる。
線状の、周辺をぼかしたうっすらとした模様３４を複数
形成し、そしてそれらを絡み合わせることによって、大
理石に似た自然調の模様を形成することができる。
【００２５】勿論これはあくまで一例であって、他の様
々なパターンで模様を形成することが可能である。
々なパターンで模様を形成することが可能である。
【００２６】また図５に示しているようにローラ表面に
突片３６を立て、これら突片３６の間に装飾用粉体３０
の収容凹所３８を形成することも可能である。
突片３６を立て、これら突片３６の間に装飾用粉体３０
の収容凹所３８を形成することも可能である。
【００２７】その他本発明はその主旨を逸脱しない範囲
において、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた態
様で実施可能である。
において、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた態
様で実施可能である。
【図１】本発明の一実施例であるタイル表面の装飾方法
の説明図である。
の説明図である。
【図２】図１におけるローラ装置の拡大図である。
【図３】ローラ外周面の凹所の形状例を示す図である。
【図４】本発明の装飾方法にて得られる模様の一例を示
す図である。
す図である。
【図５】本発明の他の実施例の説明図である。
【図６】本発明の背景説明のための説明図である。
１０ プレス型 ２４ ローラ ２６ 容器 ２８，３８ 凹所 ３０ 装飾用粉体
Claims (1)
- 【請求項１】 回転体の外周面に装飾用粉体の収容のた
めの凹所を形成するとともに該回転体の上側に該装飾用
粉体の供給部を配し、該回転体とタイル素地の表面とを
相対移動させつつ該回転体を回転させることにより、該
供給部より該回転体の該凹所に該装飾用粉体を供給する
とともに、該凹所内に収容された該装飾用粉体を該回転
体の回転につれて前記タイル素地表面上に落下させて該
素地表面に所定パターンで施し、その後表面にプレス型
を押圧した後若しくはそのままこれを焼成することを特
徴とするタイル表面の装飾方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3350124A JP2567362B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | タイル表面の装飾方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3350124A JP2567362B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | タイル表面の装飾方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05154827A JPH05154827A (ja) | 1993-06-22 |
| JP2567362B2 true JP2567362B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=18408400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3350124A Expired - Fee Related JP2567362B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | タイル表面の装飾方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2567362B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1302213B1 (it) * | 1998-09-16 | 2000-09-05 | Siti | Dispositivo per alimentare un apparato di pressatura, apparato dipressatura e procedimento di pressatura. |
| IT1318322B1 (it) * | 2000-02-21 | 2003-08-25 | Lb Officine Meccaniche Spa | Dispositivo per il caricamento degli stampi ceramici. |
| CN101077591A (zh) * | 2006-05-25 | 2007-11-28 | 广东宏陶陶瓷有限公司 | 一种仿天然瓷砖加工成型的布料设备及方法 |
-
1991
- 1991-12-09 JP JP3350124A patent/JP2567362B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05154827A (ja) | 1993-06-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |