JPH10179699A - 浴水循環装置において抗菌機能を備えた浴水殺菌装置 - Google Patents
浴水循環装置において抗菌機能を備えた浴水殺菌装置Info
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- JPH10179699A JPH10179699A JP8351506A JP35150696A JPH10179699A JP H10179699 A JPH10179699 A JP H10179699A JP 8351506 A JP8351506 A JP 8351506A JP 35150696 A JP35150696 A JP 35150696A JP H10179699 A JPH10179699 A JP H10179699A
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Landscapes
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- Physical Water Treatments (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 浴水循環装置に使用される紫外線殺菌ランプ
を良好に抗菌作用にて浄化すること。 【解決手段】 浴水を循環させる循環ポンプ３０と、浴
水を加熱するヒータ３１と、浴水を清浄化する浄化フィ
ルタ３２とを備えた浴水循環装置であること。浴水を殺
菌するための殺菌ランプ３と、該殺菌ランプ３を浴水か
ら保護するための保護管４と、該保護管４を収納した殺
菌ユニット１内部に設けた銀板６と、該銀板６に対して
接触させつつ回転可能な回転体７及びモータ９とを備え
ていること。
を良好に抗菌作用にて浄化すること。 【解決手段】 浴水を循環させる循環ポンプ３０と、浴
水を加熱するヒータ３１と、浴水を清浄化する浄化フィ
ルタ３２とを備えた浴水循環装置であること。浴水を殺
菌するための殺菌ランプ３と、該殺菌ランプ３を浴水か
ら保護するための保護管４と、該保護管４を収納した殺
菌ユニット１内部に設けた銀板６と、該銀板６に対して
接触させつつ回転可能な回転体７及びモータ９とを備え
ていること。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、浴水循環装置に使
用される紫外線殺菌ランプを良好に抗菌作用にて浄化す
ることができる浴水循環装置において抗菌機能を備えた
浴水殺菌装置に関するものである。
用される紫外線殺菌ランプを良好に抗菌作用にて浄化す
ることができる浴水循環装置において抗菌機能を備えた
浴水殺菌装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】浴槽内の浴水を循環ポンプで循環させ、
浄化、殺菌し、再び清浄化された浴水を浴槽内へ送る装
置が種々開発されている。これら装置による浄化は、活
性炭、麦飯石等によるろ過槽で処理し、殺菌は、紫外線
ランプの内蔵された殺菌槽へ浴水を通過させて行う紫外
線殺菌や、オゾン発生装置を用いてオゾンを発生させ、
そのオゾンを浴水へ混入させて殺菌するオゾン殺菌を行
っていた。従来の浴水循環装置は、上記のように単に浴
水の汚れを取り除くだけではなく、殺菌や加熱保温も同
時に行い、２４時間快適に入浴できる浴水装置を提供し
ている。
浄化、殺菌し、再び清浄化された浴水を浴槽内へ送る装
置が種々開発されている。これら装置による浄化は、活
性炭、麦飯石等によるろ過槽で処理し、殺菌は、紫外線
ランプの内蔵された殺菌槽へ浴水を通過させて行う紫外
線殺菌や、オゾン発生装置を用いてオゾンを発生させ、
そのオゾンを浴水へ混入させて殺菌するオゾン殺菌を行
っていた。従来の浴水循環装置は、上記のように単に浴
水の汚れを取り除くだけではなく、殺菌や加熱保温も同
時に行い、２４時間快適に入浴できる浴水装置を提供し
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】紫外線殺菌ランプ（単
に、殺菌ランプという）を用いて殺菌を行う場合、殺菌
ランプに対する電気的安全ならびに破損を防止するため
に紫外線を透過するガラスや石英の材質から作られる保
護管を備えることが望まれる。しかしながら、浴水など
の水処理においては、この保護管が汚れて、紫外線の透
過率が徐々に低下するため半年程度に１回定期的に洗浄
を行わなければならなかった。前記殺菌ランプには寿命
があり、その交換頻度は冷陰極タイプでは、数年に一
度、熱陰極タイプでは、１年から２年に一度である。
に、殺菌ランプという）を用いて殺菌を行う場合、殺菌
ランプに対する電気的安全ならびに破損を防止するため
に紫外線を透過するガラスや石英の材質から作られる保
護管を備えることが望まれる。しかしながら、浴水など
の水処理においては、この保護管が汚れて、紫外線の透
過率が徐々に低下するため半年程度に１回定期的に洗浄
を行わなければならなかった。前記殺菌ランプには寿命
があり、その交換頻度は冷陰極タイプでは、数年に一
度、熱陰極タイプでは、１年から２年に一度である。
【０００４】従来の洗浄方法としては、保護管を殺菌ユ
ニットから取外し、洗剤をしみこませた布等で手作業に
よる除去を行わなければならなかった。この一連の作業
内容は、１．水循環装置の運転を一旦停止し、２．浴水
循環装置のカバーを取外し、３．殺菌ユニットが収納さ
れている部分の蓋のねじを取外し、そして４．殺菌ユニ
ットから保護管と殺菌ランプを取り出し、５．保護管と
殺菌ランプを分離する。そして６．布等で保護管に付着
した汚れを手袋をつけて除去する。その後７．保護管に
殺菌ランプをセットし、８．殺菌ユニットに保護管と殺
菌ランプをセットし、９．殺菌ユニットを装置にセット
し、最後に１０．殺菌ユニットの蓋をしめる。ものであ
り、多くの作業があり、半年に一度とはいえ極めて面倒
であり、また作業中傍に置いたランプを割ってしまうこ
ともあった。このため、保護管の汚れを簡単に防止する
ことが望まれていた。
ニットから取外し、洗剤をしみこませた布等で手作業に
よる除去を行わなければならなかった。この一連の作業
内容は、１．水循環装置の運転を一旦停止し、２．浴水
循環装置のカバーを取外し、３．殺菌ユニットが収納さ
れている部分の蓋のねじを取外し、そして４．殺菌ユニ
ットから保護管と殺菌ランプを取り出し、５．保護管と
殺菌ランプを分離する。そして６．布等で保護管に付着
した汚れを手袋をつけて除去する。その後７．保護管に
殺菌ランプをセットし、８．殺菌ユニットに保護管と殺
菌ランプをセットし、９．殺菌ユニットを装置にセット
し、最後に１０．殺菌ユニットの蓋をしめる。ものであ
り、多くの作業があり、半年に一度とはいえ極めて面倒
であり、また作業中傍に置いたランプを割ってしまうこ
ともあった。このため、保護管の汚れを簡単に防止する
ことが望まれていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで発明者は、前記課
題を解決すべく、鋭意，研究を重ねた結果、その発明
を、浴水を循環させる循環ポンプと、浴水を加熱するヒ
ータと、浴水を清浄化する浄化フィルタとを備えた浴水
循環装置において、浴水を殺菌するための殺菌ランプ
と、該殺菌ランプを浴水から保護するための保護管と、
該保護管を収納した殺菌ユニット内部に設けた銀板と、
該銀板に対して接触させつつ回転可能な回転体及びモー
タとを備えてなる浴水循環装置において抗菌機能を備え
た浴水殺菌装置等としたことにより、入浴者の作業を軽
減し、浴水内部の雑菌等に対して抗菌作用をなし、殺菌
ランプを洗浄したのと同様にでき、安全にかつ快適な環
境の入浴を行うための装置を提供し、前記の課題を解決
したものである。
題を解決すべく、鋭意，研究を重ねた結果、その発明
を、浴水を循環させる循環ポンプと、浴水を加熱するヒ
ータと、浴水を清浄化する浄化フィルタとを備えた浴水
循環装置において、浴水を殺菌するための殺菌ランプ
と、該殺菌ランプを浴水から保護するための保護管と、
該保護管を収納した殺菌ユニット内部に設けた銀板と、
該銀板に対して接触させつつ回転可能な回転体及びモー
タとを備えてなる浴水循環装置において抗菌機能を備え
た浴水殺菌装置等としたことにより、入浴者の作業を軽
減し、浴水内部の雑菌等に対して抗菌作用をなし、殺菌
ランプを洗浄したのと同様にでき、安全にかつ快適な環
境の入浴を行うための装置を提供し、前記の課題を解決
したものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の第１の実施の形態を図１
乃至図５に基づいて説明する。浴水環境装置は、浴水を
循環させる循環ポンプ３０と、浴水を加熱するヒータ３
１と、浴水を清浄化する浄化フィルタ３２と、浴水を殺
菌する紫外線殺菌装置Ａにて基本的に構成されている。
該紫外線殺菌装置Ａは、図１のように、上部側に浴水の
流入口１ａと下部側に流出口１ｂとを有する殺菌ユニッ
ト１と、該殺菌ユニット１の内面に設けられたステンレ
ス等による反射板２と、前記殺菌ユニット１内部に収納
される殺菌ランプ３と、該殺菌ランプ３を保護するため
の保護管４と、前記殺菌ランプ３及び保護管４はそれぞ
れの上端で、前記殺菌ユニット１の上下に固定した蓋状
取付体５とで構成されている。該蓋状取付体５には、前
記殺菌ランプ３の点灯を制御する制御回路が備えられて
いる。
乃至図５に基づいて説明する。浴水環境装置は、浴水を
循環させる循環ポンプ３０と、浴水を加熱するヒータ３
１と、浴水を清浄化する浄化フィルタ３２と、浴水を殺
菌する紫外線殺菌装置Ａにて基本的に構成されている。
該紫外線殺菌装置Ａは、図１のように、上部側に浴水の
流入口１ａと下部側に流出口１ｂとを有する殺菌ユニッ
ト１と、該殺菌ユニット１の内面に設けられたステンレ
ス等による反射板２と、前記殺菌ユニット１内部に収納
される殺菌ランプ３と、該殺菌ランプ３を保護するため
の保護管４と、前記殺菌ランプ３及び保護管４はそれぞ
れの上端で、前記殺菌ユニット１の上下に固定した蓋状
取付体５とで構成されている。該蓋状取付体５には、前
記殺菌ランプ３の点灯を制御する制御回路が備えられて
いる。
【０００７】前記殺菌ユニット１の底部１ｃには、円板
状の銀板６が固着されている。該銀板６の上面を接触し
つつ回転する回転体７が設けられている。該回転体７
は、モータ９の駆動にて回転するように構成されてい
る。前記回転体７による回転にて前記銀板６の上面を擦
り、銀板６の銀分子が僅かであるが溶出し、さらには、
回転体７の回転にて殺菌ユニット１内部の浴水が回転す
る。その回転体７には、磁性を帯た金属材又は磁性体を
樹脂材等で被覆したスターラとすることもある。スター
ラなる回転体７は、不規則な回転を防止するために、盆
状の回転範囲規制部１ｄが前記底部１ｃと同一部材又は
別部材にて形成することもある。その回転範囲規制部１
ｄの内部に前記銀板６が設けられている。前記殺菌ユニ
ット１の底部１ｃの直下には、前記スターラなる回転体
７を回転させる磁石体８がモータ９の軸の上端に設けら
れ、前記底部１ｃの下面に接するがごとくに配置されて
いる。このような構成により、回転体７と前記磁石体８
とが非接触タイプとなり、殺菌ユニット１からの漏水等
は確実に防止でき安全性をも考慮できる。
状の銀板６が固着されている。該銀板６の上面を接触し
つつ回転する回転体７が設けられている。該回転体７
は、モータ９の駆動にて回転するように構成されてい
る。前記回転体７による回転にて前記銀板６の上面を擦
り、銀板６の銀分子が僅かであるが溶出し、さらには、
回転体７の回転にて殺菌ユニット１内部の浴水が回転す
る。その回転体７には、磁性を帯た金属材又は磁性体を
樹脂材等で被覆したスターラとすることもある。スター
ラなる回転体７は、不規則な回転を防止するために、盆
状の回転範囲規制部１ｄが前記底部１ｃと同一部材又は
別部材にて形成することもある。その回転範囲規制部１
ｄの内部に前記銀板６が設けられている。前記殺菌ユニ
ット１の底部１ｃの直下には、前記スターラなる回転体
７を回転させる磁石体８がモータ９の軸の上端に設けら
れ、前記底部１ｃの下面に接するがごとくに配置されて
いる。このような構成により、回転体７と前記磁石体８
とが非接触タイプとなり、殺菌ユニット１からの漏水等
は確実に防止でき安全性をも考慮できる。
【０００８】前記モータ９を駆動させることで、磁石体
８の磁束の回転によって、殺菌ユニット１内部の回転体
７がその磁束の回転に同調して回転し、該回転体７の回
転により殺菌ユニット１内部の浴水は回転させられる。
また、前記のスターラなる回転体７の形状は、棒状のも
のだけではなく、実施の形態に制限されない。また、前
記回転体７は、図示しないが、モータ９軸に直結したス
クリュウ羽根とすることもある。この場合には、モータ
９軸箇所を、前記殺菌ユニット１の底部１ｃにシール材
にて水密的に設けられている。
８の磁束の回転によって、殺菌ユニット１内部の回転体
７がその磁束の回転に同調して回転し、該回転体７の回
転により殺菌ユニット１内部の浴水は回転させられる。
また、前記のスターラなる回転体７の形状は、棒状のも
のだけではなく、実施の形態に制限されない。また、前
記回転体７は、図示しないが、モータ９軸に直結したス
クリュウ羽根とすることもある。この場合には、モータ
９軸箇所を、前記殺菌ユニット１の底部１ｃにシール材
にて水密的に設けられている。
【０００９】前記回転体７は、図３に示すように、磁性
体７ａと、該磁性体７ａの下面に植毛されたブラシ７ｂ
とで構成され、さらに磁性体７ａの外表面には該磁性体
７ａを包むように銀メッキ等によるメッキ層７ｃが設け
られている。該メッキ層７ｃは、殺菌ランプ３による紫
外線が照射されても磁性体７ａが劣化するのを防止する
ためのものであり、紫外線に強い物質であればメッキ層
７ｃに限定されない。
体７ａと、該磁性体７ａの下面に植毛されたブラシ７ｂ
とで構成され、さらに磁性体７ａの外表面には該磁性体
７ａを包むように銀メッキ等によるメッキ層７ｃが設け
られている。該メッキ層７ｃは、殺菌ランプ３による紫
外線が照射されても磁性体７ａが劣化するのを防止する
ためのものであり、紫外線に強い物質であればメッキ層
７ｃに限定されない。
【００１０】前記ブラシ７ｂは、前記磁性体７ａの下面
に、放射状〔図５（Ａ），（Ｂ）参照〕又は略十字型
〔図５（Ｃ）参照〕に植毛され、この植毛されたブラシ
７ｂの先端が、前記銀板６の上面を接触させつつ回転し
て銀板６の銀分子を溶出し、前記殺菌ユニット１内部の
浴水の抗菌作用をなす。
に、放射状〔図５（Ａ），（Ｂ）参照〕又は略十字型
〔図５（Ｃ）参照〕に植毛され、この植毛されたブラシ
７ｂの先端が、前記銀板６の上面を接触させつつ回転し
て銀板６の銀分子を溶出し、前記殺菌ユニット１内部の
浴水の抗菌作用をなす。
【００１１】本発明の第２の実施の形態を図６乃至図８
に基づいて説明すると、殺菌ユニット１の外側に設け
る，外付けタイプである。即ち、第１の実施の形態が、
殺菌ユニット１内蔵型であるのに対したものである。こ
のため、殺菌ユニット１内には銀板６は設けられず、浴
水が循環する循環配管１１に、銀溶出装置Ｂを設けたも
のである。具体的には、図６，図８に示すように、箱状
の銀溶出ユニット１２の内壁部１２ａは、高さの低い円
柱状の空間を有しており、該内壁部１２ａに、回転ロー
タ１３が回転可能に軸支され、この回転ロータ１３の羽
根１３ａの先端又は一部にブラシ１３ｂが設けられて回
転するように設けられている。
に基づいて説明すると、殺菌ユニット１の外側に設け
る，外付けタイプである。即ち、第１の実施の形態が、
殺菌ユニット１内蔵型であるのに対したものである。こ
のため、殺菌ユニット１内には銀板６は設けられず、浴
水が循環する循環配管１１に、銀溶出装置Ｂを設けたも
のである。具体的には、図６，図８に示すように、箱状
の銀溶出ユニット１２の内壁部１２ａは、高さの低い円
柱状の空間を有しており、該内壁部１２ａに、回転ロー
タ１３が回転可能に軸支され、この回転ロータ１３の羽
根１３ａの先端又は一部にブラシ１３ｂが設けられて回
転するように設けられている。
【００１２】その内壁部１２ａの一部に、前記銀板６が
設けられ、回転ロータ１３による回転にて前記銀板６の
内面を擦り、銀板６の銀分子が僅かであるが溶出するよ
うに構成されている。他の紫外線殺菌装置Ａの構成は、
第１の実施の形態と同一であり、説明を省略する。
設けられ、回転ロータ１３による回転にて前記銀板６の
内面を擦り、銀板６の銀分子が僅かであるが溶出するよ
うに構成されている。他の紫外線殺菌装置Ａの構成は、
第１の実施の形態と同一であり、説明を省略する。
【００１３】
【発明の効果】まず、請求項１の発明では、浴水を循環
させる循環ポンプ３０と、浴水を加熱するヒータ３１
と、浴水を清浄化する浄化フィルタ３２とを備えた浴水
循環装置において、浴水を殺菌するための殺菌ランプ３
と、該殺菌ランプ３を浴水から保護するための保護管４
と、該保護管４を収納した殺菌ユニット１内部に設けた
銀板６と、該銀板６に対して接触させつつ回転可能な回
転体７及びモータ９とを備えてなる浴水循環装置におい
て抗菌機能を備えた浴水殺菌装置としたことにより、第
１に保護管４の洗浄がいつでも簡易にでき、第２に保護
管４や殺菌ランプ３の損傷防止ができる等の効果があ
る。
させる循環ポンプ３０と、浴水を加熱するヒータ３１
と、浴水を清浄化する浄化フィルタ３２とを備えた浴水
循環装置において、浴水を殺菌するための殺菌ランプ３
と、該殺菌ランプ３を浴水から保護するための保護管４
と、該保護管４を収納した殺菌ユニット１内部に設けた
銀板６と、該銀板６に対して接触させつつ回転可能な回
転体７及びモータ９とを備えてなる浴水循環装置におい
て抗菌機能を備えた浴水殺菌装置としたことにより、第
１に保護管４の洗浄がいつでも簡易にでき、第２に保護
管４や殺菌ランプ３の損傷防止ができる等の効果があ
る。
【００１４】具体的な効果としては、入浴者（作業者、
消費者）が定期的に装置を停止させ、殺菌ユニット１を
外して洗浄又は清掃作業をするという面倒な工程をなく
すことができ、そのモータ９及び回転体７の回転にて、
銀板６の上面を接触させつつ回転して銀板６の銀分子を
溶出し、前記殺菌ユニット１内部の浴水の抗菌作用をな
す。これによって、殺菌ユニット１内部の保護管４に雑
菌が付きにくくなり、保護管４を洗浄したのと同様なる
効果がある。さらに、その回転体７の回転にて殺菌ユニ
ット１内部の浴水が回り、保護管４の洗浄もできる。即
ち、モータ９のスイッチをＯＮすることのみでできる利
点がある。このため、従来多く発生していた，作業中の
保護管４や殺菌ランプ３の破損事故を確実に防止でき
る。さらに、本発明では、殺菌ランプ３を取り出して洗
浄しないため、殺菌ランプ３と各制御回路とのアダプタ
の接触不良や取付けミスによる事故の発生を防止でき
る。また、本発明では、任意の時間にできるため、毎
日、毎週等といったことが簡単にできるし、洗浄の周期
が短い（毎日又は毎週等）と、汚れも落ち易く、いつも
最適の状態での殺菌ランプ３による殺菌を行なうことが
できる。
消費者）が定期的に装置を停止させ、殺菌ユニット１を
外して洗浄又は清掃作業をするという面倒な工程をなく
すことができ、そのモータ９及び回転体７の回転にて、
銀板６の上面を接触させつつ回転して銀板６の銀分子を
溶出し、前記殺菌ユニット１内部の浴水の抗菌作用をな
す。これによって、殺菌ユニット１内部の保護管４に雑
菌が付きにくくなり、保護管４を洗浄したのと同様なる
効果がある。さらに、その回転体７の回転にて殺菌ユニ
ット１内部の浴水が回り、保護管４の洗浄もできる。即
ち、モータ９のスイッチをＯＮすることのみでできる利
点がある。このため、従来多く発生していた，作業中の
保護管４や殺菌ランプ３の破損事故を確実に防止でき
る。さらに、本発明では、殺菌ランプ３を取り出して洗
浄しないため、殺菌ランプ３と各制御回路とのアダプタ
の接触不良や取付けミスによる事故の発生を防止でき
る。また、本発明では、任意の時間にできるため、毎
日、毎週等といったことが簡単にできるし、洗浄の周期
が短い（毎日又は毎週等）と、汚れも落ち易く、いつも
最適の状態での殺菌ランプ３による殺菌を行なうことが
できる。
【００１５】次に、請求項２の発明では、浴水を循環さ
せる循環ポンプ３０と、浴水を加熱するヒータ３１と、
浴水を清浄化する浄化フィルタ３２とを備えた浴水循環
装置において、浴水を殺菌するための殺菌ランプ３と、
該殺菌ランプ３を浴水から保護するための保護管４と、
循環管路１１に設けた銀溶出ユニット１２の内壁部１２
ａに取り付けた銀板６と，該銀板６に対して接触させつ
つ前記循環ポンプ３０の吐出圧にて回転可能な回転ロー
タ１３からなる銀溶出装置Ｂを備えてなる浴水循環装置
において抗菌機能を備えた浴水殺菌装置としたことによ
り、循環ポンプ３０の吐出圧にて回転可能な回転ロータ
１３の回転にて、銀板６の表面に接触させることで銀板
６の銀分子を溶出し、前記殺菌ユニット１内部の浴水の
抗菌作用をなす。これによって、殺菌ユニット１内部の
保護管４に雑菌が付きにくくなり、保護管４を洗浄した
のと同様なる効果がある。特に、浴水循環装置が作動し
ている間は常時、抗菌作業をしていることとなり、且つ
電力も不要であり、抗菌効果は大きいものがある。
せる循環ポンプ３０と、浴水を加熱するヒータ３１と、
浴水を清浄化する浄化フィルタ３２とを備えた浴水循環
装置において、浴水を殺菌するための殺菌ランプ３と、
該殺菌ランプ３を浴水から保護するための保護管４と、
循環管路１１に設けた銀溶出ユニット１２の内壁部１２
ａに取り付けた銀板６と，該銀板６に対して接触させつ
つ前記循環ポンプ３０の吐出圧にて回転可能な回転ロー
タ１３からなる銀溶出装置Ｂを備えてなる浴水循環装置
において抗菌機能を備えた浴水殺菌装置としたことによ
り、循環ポンプ３０の吐出圧にて回転可能な回転ロータ
１３の回転にて、銀板６の表面に接触させることで銀板
６の銀分子を溶出し、前記殺菌ユニット１内部の浴水の
抗菌作用をなす。これによって、殺菌ユニット１内部の
保護管４に雑菌が付きにくくなり、保護管４を洗浄した
のと同様なる効果がある。特に、浴水循環装置が作動し
ている間は常時、抗菌作業をしていることとなり、且つ
電力も不要であり、抗菌効果は大きいものがある。
【図１】本発明の第１の実施の形態の一部断面とした側
面図
面図
【図２】図１の作用状態を示す浴水循環装置全体の略示
図
図
【図３】（Ａ）は本発明の回転体が回転している状態を
示す要部斜視図 （Ｂ）は（Ａ）の要部の一部切除した斜視図
示す要部斜視図 （Ｂ）は（Ａ）の要部の一部切除した斜視図
【図４】（Ａ）は本発明の別の回転体が回転している状
態を示す要部斜視図 （Ｂ）は（Ａ）の要部の一部切除した斜視図
態を示す要部斜視図 （Ｂ）は（Ａ）の要部の一部切除した斜視図
【図５】（Ａ）は別の回転体の底面側から見た斜視図 （Ｂ）は（Ａ）の底面部 （Ｃ）はさらに別の回転体の底面側から見た斜視図
【図６】（Ａ）は第２の実施の形態の分解斜視図 （Ｂ）は（Ａ）の断面図
【図７】図６の作用状態を示す浴水循環装置全体の略示
図
図
【図８】（Ａ）は本発明の回転体が回転している状態を
示す横断平面図 （Ｂ）は（Ａ）の要部の一部拡大横断平面図
示す横断平面図 （Ｂ）は（Ａ）の要部の一部拡大横断平面図
Ｂ…銀溶出装置 １…殺菌ユニット ３…殺菌ランプ ４…保護管 ６…銀板 ７…回転体 ９…モータ １１…循環管路 １２…銀溶出ユニット １２ａ…内壁部 １３…回転ロータ ３０…循環ポンプ ３１…ヒータ ３２…浄化フィルタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｃ０２Ｆ 1/50 ５２０ Ｃ０２Ｆ 1/50 ５３１Ｅ ５３１ ５４０Ｃ ５４０ ５５０Ｈ ５５０ ５６０Ｃ ５６０ ５６０Ｚ Ｂ０１Ｄ 35/02 Ｊ
Claims (2)
- 【請求項１】 浴水を循環させる循環ポンプと、浴水を
加熱するヒータと、浴水を清浄化する浄化フィルタとを
備えた浴水循環装置において、浴水を殺菌するための殺
菌ランプと、該殺菌ランプを浴水から保護するための保
護管と、該保護管を収納した殺菌ユニット内部に設けた
銀板と、該銀板に対して接触させつつ回転可能な回転体
及びモータとを備えてなることを特徴とする浴水循環装
置において抗菌機能を備えた浴水殺菌装置。 - 【請求項２】 浴水を循環させる循環ポンプと、浴水を
加熱するヒータと、浴水を清浄化する浄化フィルタとを
備えた浴水循環装置において、浴水を殺菌するための殺
菌ランプと、該殺菌ランプを浴水から保護するための保
護管と、循環管路に設けた銀溶出ユニットの内壁部に取
り付けた銀板と、該銀板に対して接触させつつ前記循環
ポンプの吐出圧にて回転可能な回転ロータからなる銀溶
出装置を備えてなることを特徴とする浴水循環装置にお
いて抗菌機能を備えた浴水殺菌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8351506A JPH10179699A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 浴水循環装置において抗菌機能を備えた浴水殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8351506A JPH10179699A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 浴水循環装置において抗菌機能を備えた浴水殺菌装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10179699A true JPH10179699A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18417756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8351506A Pending JPH10179699A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 浴水循環装置において抗菌機能を備えた浴水殺菌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10179699A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7624601B2 (en) * | 2003-08-08 | 2009-12-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Water supply device, water supply method, and washing machine having water supply device |
| JP2011257093A (ja) * | 2010-06-10 | 2011-12-22 | Sharp Corp | 加湿装置及び空気調和機 |
| RU2603391C1 (ru) * | 2015-07-13 | 2016-11-27 | Федеральное государственное унитарное предприятие "Ордена Ленина и ордена Трудового Красного Знамени научно-исследовательский институт синтетического каучука имени академика С.В. Лебедева" | Система и способ эффективного обеззараживания микробиологических объектов в оборотных водах |
| CN107012911A (zh) * | 2017-01-23 | 2017-08-04 | 杭州西子泵业有限公司 | 一种水质治理型供水系统 |
| RU173318U1 (ru) * | 2016-10-04 | 2017-08-22 | Владимир Николаевич Миронов | Антибактериальное устройство |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP8351506A patent/JPH10179699A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7624601B2 (en) * | 2003-08-08 | 2009-12-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Water supply device, water supply method, and washing machine having water supply device |
| JP2011257093A (ja) * | 2010-06-10 | 2011-12-22 | Sharp Corp | 加湿装置及び空気調和機 |
| RU2603391C1 (ru) * | 2015-07-13 | 2016-11-27 | Федеральное государственное унитарное предприятие "Ордена Ленина и ордена Трудового Красного Знамени научно-исследовательский институт синтетического каучука имени академика С.В. Лебедева" | Система и способ эффективного обеззараживания микробиологических объектов в оборотных водах |
| RU173318U1 (ru) * | 2016-10-04 | 2017-08-22 | Владимир Николаевич Миронов | Антибактериальное устройство |
| CN107012911A (zh) * | 2017-01-23 | 2017-08-04 | 杭州西子泵业有限公司 | 一种水质治理型供水系统 |
| CN107012911B (zh) * | 2017-01-23 | 2019-04-23 | 杭州西子泵业有限公司 | 一种水质治理型供水系统 |
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