JP2000140075A - 洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法 - Google Patents

洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法

Info

Publication number
JP2000140075A
JP2000140075A JP10320200A JP32020098A JP2000140075A JP 2000140075 A JP2000140075 A JP 2000140075A JP 10320200 A JP10320200 A JP 10320200A JP 32020098 A JP32020098 A JP 32020098A JP 2000140075 A JP2000140075 A JP 2000140075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
ozone water
water
housing
sterilization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10320200A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4097168B2 (ja
Inventor
Masaki Shimizu
昌已 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Shibaura Machinery Corp
Original Assignee
IHI Shibaura Machinery Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Shibaura Machinery Corp filed Critical IHI Shibaura Machinery Corp
Priority to JP32020098A priority Critical patent/JP4097168B2/ja
Publication of JP2000140075A publication Critical patent/JP2000140075A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4097168B2 publication Critical patent/JP4097168B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄殺菌装置の排液の安全性が保たれる洗浄
殺菌装置を提供する。 【解決手段】 筐体1内に収納された被洗浄物をオゾン
水によって予備殺菌する予備殺菌機構16と、予備殺菌
された被洗浄物を洗浄水によって洗浄する洗浄機構17
とを有する。したがって、予備殺菌機構16でオゾン水
によって予備殺菌された被洗浄物および予備殺菌で使用
された排液は、オゾン水によって殺菌されているので安
全である。また、予備殺菌された被洗浄物は安全である
ので、その安全な被洗浄物を洗浄機構17で洗浄液によ
って洗浄した際の排液は安全である。よって、洗浄殺菌
装置の排液の安全性は保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療器具などを洗
浄殺菌する洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法に関する。
【0002】
【従来の技術】医療現場で使用されているハサミやメス
等の医療器具は、その使用後に洗浄と殺菌とを充分に行
う必要がある。そこで、使用後の医療器具は、洗浄殺菌
装置により洗浄殺菌処理されている。図4に示すのは、
従来の洗浄殺菌装置における一連の工程の一例を示した
ものである。図4に示すように、この洗浄殺菌装置で
は、予備洗浄工程、本洗浄工程およびすすぎ工程からな
る洗浄工程、熱水による殺菌工程、そして、防錆工程の
これら処理工程が医療器具に施されている。
【0003】次にこれらの処理工程について説明する。
まず、最初の工程である予備洗浄工程では、40℃程度
の低温の洗浄水を医療器具に散水することによって、主
に、医療器具に付着した血液等の蛋白質を除去する。予
備洗浄終了後、医療器具の洗浄に使用された洗浄水は、
洗浄殺菌装置外に排液される。次に、本洗浄工程では、
60℃程度の高温の洗浄水を医療器具に散水することに
よって、主に、医療器具に付着した油脂を除去する。本
洗浄終了後、医療器具の洗浄に使用された洗浄水は、洗
浄殺菌装置外に排液される。次に、すすぎ工程では、洗
浄工程において医療器具や洗浄殺菌装置の筐体内に残留
した洗浄水が水道水で洗い流される。以上のようにし
て、温度の異なる洗浄水で二段階の洗浄とすすぎとが行
われた後、医療器具に熱水による殺菌工程が施される。
この殺菌工程では、熱水を医療器具に散水することによ
って、医療器具に付着した病原性の菌を殺菌する。そし
て、殺菌処理終了後、医療器具の殺菌に使用された熱水
は、洗浄殺菌装置外に排液される。最後に、医療器具
は、防錆工程で防錆処理されて一連の処理を終えること
となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示すような一連の工程を有する洗浄殺菌装置では、洗浄
工程において医療器具の洗浄に使用された洗浄水は如何
なる殺菌手段も施されていないまま排液されていた。こ
のため、病院等の排液設備には、多量の菌を含んだ洗浄
水がそのままの状態で流し込まれることになり、下水等
の排水環境に及ぼす影響は大きい。
【0005】また、既に排液処理設備を持つ病院施設に
おいても、殺菌処理が必要な排液が大量に排出されるた
め排液処理に掛かるコストが増大して病院施設は大きな
負担を強いられている。
【0006】このため、充分に殺菌された排液を排出す
ることで、下水等の排水環境に及ぼす影響を低減し、病
院施設等の排液処理の負担を軽減し得る洗浄殺菌装置お
よび洗浄殺菌方法が望まれている。
【0007】本発明の目的は、洗浄殺菌装置の排液に対
する安全性を確保することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
被洗浄物を密閉的に収納する筐体と、筐体内にオゾン水
を供給して筐体内に収納された被洗浄物をオゾン水によ
って予備殺菌する予備殺菌機構と、筐体内に洗浄水を供
給して筐体内に収納された被洗浄物を洗浄水によって洗
浄する洗浄機構と、筐体内に供給されたオゾン水および
洗浄水を排液する排液機構と、予備殺菌機構と洗浄機構
と排液機構とを駆動して予備殺菌処理、洗浄処理および
排液処理を順に実行させる制御手段とを具備する。した
がって、被洗浄物は、予備殺菌工程でオゾン水によって
殺菌され、その殺菌に使用された排液もオゾン水によっ
て殺菌されていて安全である。更に、被洗浄物は、最初
にオゾン水によって予備殺菌処理されることで殺菌され
ているので、予備殺菌工程以降の工程についても、その
処理に使用された排液の安全性を確保することができ
る。
【0009】請求項2記載の発明は、予備殺菌機構は、
筐体内に供給したオゾン水に被洗浄物を浸漬してこの被
洗浄物を予備殺菌する。したがって、被洗浄物の隅々ま
でオゾン水が入り込むので、オゾン水によって被洗浄物
の隅々まで殺菌することができる。
【0010】請求項3記載の発明は、予備殺菌機構は、
筐体内に収納された被洗浄物にオゾン水を噴射してこの
被洗浄物を予備殺菌する。したがって、被洗浄物にオゾ
ン水を噴射することによって被洗浄物とオゾン水とを接
触させることができるので、被洗浄物をオゾン水に浸漬
する場合と比較して、多量のオゾン水を溜める必要がな
い。よって、オゾン水を溜めるための時間が短縮できる
とともにオゾン水製造のコストを安価にすることができ
る。
【0011】請求項4記載の発明は、筐体内に収納され
た被洗浄物をオゾン水によって殺菌する予備殺菌工程
と、予備殺菌工程によって殺菌処理された被洗浄物を洗
浄水によって洗浄する洗浄工程とを含む。したがって、
被洗浄物は、予備殺菌工程でオゾン水によって殺菌さ
れ、その排液もオゾン水によって殺菌されていて安全で
ある。更に、被洗浄物は、予備殺菌工程でオゾン水によ
って殺菌されているので、予備殺菌工程以降の工程につ
いても、その処理に使用された排液は安全であり、洗浄
殺菌装置の排液に対する安全性を確保することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図1
および図2に基づいて説明する。図1に示すように、本
実施の形態の洗浄殺菌装置には、被洗浄物である医療器
具(図示せず)を収納する筐体1を有し、この筐体1内
に医療器具を入れたバスケット(図示せず)が載置され
る載置台2と、この載置台2の上下方向に位置する回転
式のノズル3と、筐体1内の空気を加熱するヒータ(図
示せず)と、ヒータで加熱された空気を載置台2上に載
置された医療器具に向けて送風するファン(図示せず)
とが設けられている。
【0013】筐体1の側面部には、水道水を供給する給
水パイプ4と、温水を供給する温水供給パイプ5と、洗
剤タンク(図示せず)から洗剤を供給する洗剤供給パイ
プ6と、オゾン水製造装置7で製造されたオゾン水を供
給するオゾン水供給パイプ8と、防錆剤タンク(図示せ
ず)から防錆剤を供給する防錆剤供給パイプ9とが接続
されている。また、オゾン水製造装置7には、水道水を
導入する導水パイプ10と、酸素ガスボンベ(図示せ
ず)から酸素ガスを供給する酸素ガス供給パイプ11と
が接続されている。
【0014】なお、この洗浄殺菌装置に病院等の配水設
備から水道水を供給する水道水パイプ12は、その先端
部で二股に分岐され、一方は給水パイプ4とされ、他方
は、導水パイプ10とされている。
【0015】そして、給水パイプ4の途中には電磁弁4
aが設けられ、温水供給パイプ5の途中には電磁弁5a
が設けられている。また、洗剤供給パイプ6の途中には
洗剤供給ポンプ6aが設けられ、防錆剤供給パイプ9の
途中には防錆剤供給ポンプ9aが設けられている。ま
た、オゾン水製造装置7に水道水を供給する導水パイプ
10と酸素ガスを供給する酸素ガス供給パイプ11との
途中には、それぞれ電磁弁10a,電磁弁11aが設け
られている。
【0016】筐体1の底面部には、筐体1内に供給され
た水道水と温水と洗剤又は温水と洗剤が混合された洗浄
水、オゾン水等を筐体1の外に流出させるための流出パ
イプ13が接続されている。この流出パイプ13は、そ
の先端部で二股に分岐され、一方は洗浄水やオゾン水を
ノズル3に導き循環させるための循環パイプ14とさ
れ、他方は洗浄水やオゾン水を排液する排液パイプ15
とされている。そして、流出パイプ13の途中には、こ
の流出パイプ13内を循環する洗浄水やオゾン水の中に
含まれるゴミを除去するフィルタ13aが設けられてい
る。また、循環パイプ14の途中には、洗浄水やオゾン
水を循環させる循環ポンプ14aが設けられ、その循環
ポンプ14aの吸引口と排出口とに接続されるそれぞれ
の循環パイプ14の途中には、それぞれ電磁弁14b,
電磁弁14cが設けられている。更に、排液パイプ15
の途中には、電磁弁15aが設けられている。
【0017】ここで、この洗浄殺菌装置には、載置台2
上に載置された医療器具をオゾン水で殺菌する予備殺菌
機構16と、医療器具を洗浄水で洗浄する洗浄機構17
と、医療器具の殺菌および洗浄で使用されたオゾン水、
洗浄水等を排液する排液機構18とが設けられている。
【0018】予備殺菌機構16は、導水パイプ10、酸
素ガス供給パイプ11、オゾン水製造装置7、オゾン水
供給パイプ8、電磁弁10a,11aにより構成されて
いる。
【0019】洗浄機構17は、給水パイプ4、温水供給
パイプ5、洗剤供給パイプ6、流出パイプ13、循環パ
イプ14、ノズル3、洗剤供給ポンプ6a、循環ポンプ
14a、電磁弁4a,5a,14b,14cにより構成
されている。
【0020】排液機構18は、流出パイプ13、排液パ
イプ15、電磁弁15aにより構成されている。
【0021】前述した電磁弁4a,5a,10a,11
a,14b,14c,15a、並びにポンプ6a,9
a,14aは、マイクロコンピュータを利用した制御装
置(図示せず)に接続されている。そして、筐体1内に
供給された洗浄水やオゾン水が所定量に達したことを検
出するレベルスイッチ19,20、筐体1内に供給され
た洗浄水やオゾン水の温度を検出する温度センサ、ヒー
タ、ファン(いずれも図示せず)などが制御装置に接続
されている。これらの各部は、制御装置が備えるマイク
ロコンピュータによって駆動制御される。つまり、マイ
クロコンピュータが内蔵するROM等に書き込まれた動
作プログラムに従い、マイクロコンピュータのCPUが
各部のドライバ(図示せず)等に駆動制御信号を付与す
ることなどによって各部が所望に駆動制御される。ここ
に、予備殺菌機構と洗浄機構と排液機構とを駆動して予
備殺菌処理、洗浄処理、および排液処理を順に実行させ
る制御手段の機能が実行される。
【0022】このような構成において、制御装置が各部
を駆動制御することによって行われる医療器具の洗浄殺
菌処理の手順を説明する。なお、一連の工程の前工程と
して、医療器具が載せられたバスケットを載置台2に載
せて筐体1の蓋(図示せず)を閉めておく。そして、一
連の洗浄殺菌処理工程を開始するスタートボタン(図示
せず)が押される前の状態では、全ての電磁弁4a,5
a,10a,11a,14b,14c,15aは閉じら
れて、ポンプ6a,9a,14aは停止している。
【0023】図2に示すように、本実施例における洗浄
殺菌処理では、予備殺菌工程、予備洗浄工程、本洗浄工
程、すすぎ工程、殺菌工程、防錆工程をこの順序で医療
器具に施すことによってなされている。まず、予備殺菌
機構16によって、医療器具の殺菌が行われた後、洗浄
機構17による医療器具の洗浄とすすぎとが行われる。
以下に、その詳細について説明する。
【0024】[予備殺菌工程]予備殺菌工程では、予備
殺菌機構16による医療器具の予備殺菌が行われる。洗
浄殺菌処理を開始するスタートボタンが押されると、電
磁弁10a,11aが開弁されてオゾン水製造装置7内
に水道水と酸素ガスとが供給されることによってオゾン
水製造装置7内でオゾン水が製造され、このオゾン水が
筐体1内に供給される。
【0025】なお、オゾン水製造装置7内で製造される
オゾン水のオゾン濃度は、例えば、20mg/Lであると
する。
【0026】そして、筐体1内に溜まったオゾン水が所
定量に達したことをレベルスイッチ20が検出すると、
マイクロコンピュータの指令によって電磁弁10a,1
1aが閉弁され、オゾン水の供給が停止される。オゾン
水がレベルスイッチ20で検出されたときには、載置台
2上に載置された医療器具は筐体1内に溜まったオゾン
水に浸漬されており、医療器具がオゾン水に浸漬された
状態を所定時間維持することによってオゾン水による医
療器具の殺菌を行う。
【0027】こうすることにより、オゾン水が医療器具
の隅々まで入り込むので医療器具の隅々まで殺菌するこ
とができ、例えば、MRSA、緑膿菌などの抗生物質耐
性菌は、濃度が20mg/L程度のオゾン水に10〜20
秒間接触させることにより、1/1000以下に殺菌さ
れる。
【0028】オゾン水による医療器具の殺菌が所定時間
行われた後、排液機構18により排液が筐体1外に排液
される。具体的には、電磁弁15aが開弁されて殺菌処
理に使用されたオゾン水が流出パイプ13内と排液パイ
プ15内とを流れて筐体1外に排液される。ここで排出
される排液は、オゾン水によってMRSA等の菌が殺菌
されているので、排液の安全性は確保される。そして、
所定時間後に再び電磁弁15aは閉弁される。
【0029】[予備洗浄工程]予備洗浄工程では、洗浄
機構17による医療器具の予備洗浄が行われる。まず、
電磁弁4a,5aが開弁されて水道水と温水とが筐体1
内に供給されるとともに洗剤供給ポンプ6aが駆動され
て洗剤が筐体1内に供給される。これにより、筐体1内
には、水道水と温水と洗剤とが混合された低温の洗浄水
が溜まる。この洗浄水は、その温度をマイクロコンピュ
ータ(図示せず)で制御されている。洗浄水の温度は、
予備洗浄工程では40℃程度の温度に設定されている。
筐体1内に溜まった洗浄水が所定量に達したことをレベ
ルスイッチ19が検出すると、マイクロコンピュータの
指令によって電磁弁4a,5aが閉弁されるとともに洗
剤供給ポンプ6aが停止されて、電磁弁14b,14c
が開弁され循環ポンプ14aが駆動される。
【0030】これにより、筐体1内に溜まった低温の洗
浄水が流出パイプ13内と循環パイプ14内とを流れて
ノズル3から医療器具に噴射され、その噴射の反力でノ
ズル3が水平面内で回転し、載置台2上に載置されてい
る医療器具が洗浄される。この予備洗浄では、主に、医
療器具に付着した血液などの蛋白質が除去される。この
予備洗浄が所定時間行われると、電磁弁14b,14c
が閉弁されるとともに循環ポンプ14aの駆動が停止さ
れる。更に、排液機構18により排液が筐体1外に排液
される。具体的には、電磁弁15aが開弁されて医療器
具の洗浄に使用された洗浄水が流出パイプ13内と排液
パイプ15内とを流れて筐体1外に排液される。なお、
医療器具は、予備洗浄工程でオゾン水によって予めMR
SA等の菌が殺菌されているので、ここで排出される排
液の安全性は確保される。
【0031】[本洗浄工程]次に、本洗浄工程について
説明する。本洗浄工程では、洗浄機構17による医療器
具の本洗浄が行われる。低温の洗浄水が排液されて電磁
弁15aが閉弁されると、電磁弁5aが開弁されて温水
が筐体1内に供給されるとともに洗剤供給ポンプ6aが
駆動される。これにより、筐体1内には温水と洗剤とが
混合された高温の洗浄水が溜まる。この洗浄水は、その
温度をマイクロコンピュータ(図示せず)で制御されて
いる。洗浄水の温度は、本洗浄工程では60℃程度の温
度に設定されている。筐体1内に溜まった洗浄水が所定
量に達したことをレベルスイッチ19が検出すると、マ
イクロコンピュータの指令によって電磁弁5aが閉弁さ
れるとともに洗剤供給ポンプ6aが停止されて、電磁弁
14b,14cが開弁され循環ポンプ14aが駆動され
る。
【0032】これにより、筐体1内に溜まった高温の洗
浄水が流出パイプ13内と循環パイプ14内とを流れて
ノズル3から医療器具に噴射され、その噴射の反力でノ
ズル3が水平面内で回転し、載置台2上に載置されてい
る医療器具が洗浄される。この本洗浄では、主に、医療
器具に付着した油脂が除去される。この本洗浄が所定時
間行われると、電磁弁14b,14cが閉弁されるとと
もに循環ポンプ14aの駆動が停止される。更に、排液
機構18により排液が筐体1外に排液される。具体的に
は、電磁弁15aが開弁されて医療器具の洗浄に使用さ
れた洗浄水が流出パイプ13内と排液パイプ15内とを
流れて筐体1外に排液される。なお、医療器具は、予備
洗浄工程でオゾン水によって予めMRSA等の菌が殺菌
されているので、ここで排出される排液の安全性は確保
される。
【0033】[すすぎ工程]次に、すすぎ工程について
説明する。すすぎ工程では、洗浄機構17による医療器
具のすすぎが行われる。高温の洗浄水が排液されると、
電磁弁15aが閉弁され、電磁弁4aが開弁されて水道
水が筐体1内に供給される。これにより、筐体1内には
水道水が溜まる。この水道水が所定量に達したことをレ
ベルスイッチ19が検出すると、マイクロコンピュータ
の指令によって電磁弁4aが閉弁されるとともに電磁弁
14b,14cが開弁され循環ポンプ14aが駆動され
る。
【0034】これにより、筐体1内に溜まった水道水が
流出パイプ13内と循環パイプ14内とを流れてノズル
3から噴射されるとともにその噴射の反力でノズル3が
水平面内で回転し、載置台2上に載置されている医療器
具がすすがれる。このすすぎ工程では、洗浄工程におい
て医療器具や筐体1内に残留した洗浄水を水道水によっ
て洗い流す。このすすぎ工程が所定時間行われると、電
磁弁14b,14cが閉弁されるとともに循環ポンプ1
4aの駆動が停止される。更に、排液機構18により排
液が筐体1外に排液される。具体的には、電磁弁15a
が開弁されて医療器具のすすぎに使用された水道水が流
出パイプ13内と排液パイプ15内とを流れて筐体1外
に排液される。なお、医療器具は、予備洗浄工程でオゾ
ン水によって予めMRSA等の菌が殺菌されているの
で、ここで排出される排液の安全性は確保される。そし
て、所定時間後に再び電磁弁15aが閉弁される。
【0035】[殺菌工程]次に、殺菌工程について説明
する。以上のようにして、予備殺菌を施して、温度の異
なる洗浄水で二段階の洗浄を行いすすいだ後、予備殺菌
機構16による医療器具の殺菌を行う。この殺菌工程で
は、電磁弁10a,11aが開弁されてオゾン水製造装
置7内に水道水と酸素ガスとが供給されることによっ
て、オゾン水製造装置7内でオゾン水が製造され、この
オゾン水が筐体1内に供給される。
【0036】なお、オゾン水製造装置7内で製造される
オゾン水のオゾン濃度は、前述の予備殺菌工程と同様、
例えば、20mg/Lであるものとする。
【0037】そして、筐体1内に溜まったオゾン水が所
定量に達したことをレベルスイッチ20が検出すると、
マイクロコンピュータの指令によって電磁弁10a,1
1aが閉弁されてオゾン水の供給が停止される。オゾン
水がレベルスイッチ20で検出されたときには、載置台
2上に載置された医療器具は筐体1内に溜まったオゾン
水に浸漬されており、医療器具がオゾン水に浸漬された
状態を所定時間維持することによってオゾン水による医
療器具の殺菌を行う。例えば、20分の浸漬で枯草菌芽
胞106個/mLを死滅させることができる。
【0038】こうすることにより、オゾン水が医療器具
の隅々まで入り込むので、予備殺菌工程において殺菌処
理された医療器具に残留しているMRSA、緑膿菌など
の耐性菌はもとより、他の菌を医療器具の隅々まで殺菌
することができる。
【0039】オゾン水による医療器具の殺菌が所定時間
行われた後、排液機構18により排液が筐体1外に排液
される。具体的には、電磁弁15aが開弁されて、殺菌
工程で使用されたオゾン水は、流出パイプ13内と排液
パイプ15内とを流れて筐体1外に排液され、所定時間
後に再び電磁弁15aが閉弁される。なお、ここで排出
される排液はオゾン水によって殺菌処理されているので
安全であり、排液の安全性は確保される。
【0040】[防錆工程]次に、防錆工程について説明
する。オゾン水による殺菌後、防錆剤供給ポンプ9aが
駆動されることによって筐体1内に防錆剤が溜まる。こ
の防錆剤が所定量に達したことをレベルスイッチ19が
検出すると、マイクロコンピュータの指令によって防錆
剤供給ポンプ9aが停止されて、電磁弁14b,14c
が開弁され循環ポンプ14aが駆動される。
【0041】これにより、筐体1内に溜まった防錆剤が
流出パイプ13内と循環パイプ14内とを流れてノズル
3から医療器具に噴射されるとともにその噴射の反力で
ノズル3が水平面内で回転し、載置台2上に載置されて
いる医療器具に防錆剤が塗布される。この防錆剤の塗布
が所定時間行われると、電磁弁14b,14cが閉弁さ
れるとともに循環ポンプ14aの駆動が停止される。更
に、排液機構18により排液が筐体1外に排液される。
具体的には、電磁弁15aが開弁されて医療器具の防錆
に使用された防錆剤が流出パイプ13内と排液パイプ1
5内とを流れて筐体1外に排出される。なお、医療器具
は、予備洗浄工程および殺菌工程でオゾン水によって充
分に殺菌されているので、ここで排出される排液の安全
性は確保される。
【0042】防錆剤が排出された後、図示しないヒータ
とファンとが駆動され、ヒータで加熱された空気がファ
ンによって筐体1内に送風され、洗浄殺菌された医療器
具を乾燥させることにより、一連の洗浄殺菌処理が終了
する。
【0043】次に、本発明の実施の第二の形態を図3に
基づいて説明する。なお、本実施の形態の洗浄殺菌装置
は、基本的な構造は図1に示した洗浄殺菌装置と同じで
ある。したがって、図1において説明した第一の実施例
と同じ部分は同符号を用いて、その説明も省略する。
【0044】図3に示すように、筐体1の底面部には流
出パイプ13が接続されている。この流出パイプ13
は、その先端部で循環パイプ14と排液パイプ15とに
分岐されている。循環パイプ14の途中には、循環ポン
プ14aと二個の電磁弁14b,14cとが設けられ、
更に、循環ポンプ14aを駆動する電動機(図示せず)
の回転数を可変するためのインバータ21が設けられて
いる。そして、筐体1内に溜まった洗浄水やオゾン水が
所定量に達したことを検出するためのレベルスイッチ1
9、インバータ21などは、マイクロコンピュータを利
用した制御装置(図示せず)に接続されている。
【0045】ここで、この洗浄殺菌装置には、載置台2
上に載置された医療器具をオゾン水で殺菌する予備殺菌
機構16と、医療器具を洗浄水で洗浄する洗浄機構17
と、医療器具の殺菌および洗浄で使用されたオゾン水、
洗浄水等を排液する排液機構18とが設けられている。
予備殺菌機構16は、導水パイプ10、酸素ガス供給パ
イプ11、オゾン水製造装置7、オゾン水供給パイプ
8、流出パイプ13、循環パイプ14、ノズル3、循環
ポンプ14a、電磁弁10a,11a,14b,14c
により構成されている。洗浄機構17は、給水パイプ
4、温水供給パイプ5、洗剤供給パイプ6、流出パイプ
13、循環パイプ14、ノズル3、洗剤供給ポンプ6
a、循環ポンプ14a、電磁弁4a,5a,14b,1
4cにより構成されている。排液機構18は、流出パイ
プ13、排液パイプ15、電磁弁15aにより構成され
ている。
【0046】このような構成において、この洗浄殺菌装
置による洗浄殺菌処理の手順は、前述した実施の第一形
態の洗浄殺菌処理の手順(図2)と同じである。異なる
のは、予備殺菌工程と殺菌工程とにおいて、オゾン水を
医療器具に噴射することによってオゾン水を医療器具に
接触させている部分である。したがって、ここでは、予
備殺菌工程と殺菌工程との2つの殺菌工程についてのみ
説明する。
【0047】予備殺菌工程では、予備殺菌機構16によ
り医療器具の予備洗浄が行われる。まず、洗浄殺菌を開
始するスタートボタンが押されると、電磁弁10a,1
1aが開弁されてオゾン水製造装置7内に水道水と酸素
ガスとが供給され、オゾン水製造装置7内でオゾン水が
製造され、このオゾン水が筐体1内に供給される。
【0048】なお、オゾン水製造装置7内で製造される
オゾン水のオゾン濃度は、例えば、20mg/Lであると
する。
【0049】そして、筐体1内に溜まったオゾン水が所
定量に達したことをレベルスイッチ19が検出すると、
マイクロコンピュータの指令によって電磁弁10a,1
1aが閉弁されてオゾン水の供給が停止される。そし
て、電磁弁14b,14cが開弁されるとともに循環ポ
ンプ14aが駆動される。これにより、筐体1内に溜ま
ったオゾン水が流出パイプ13内と循環パイプ14内と
を流れてノズル3から医療器具に噴射されるとともにそ
の噴射の反力でノズル3が水平面内で回転し、載置台2
上に載置されている医療器具が殺菌される。
【0050】なお、このときの循環ポンプ14aは、イ
ンバータ21で循環ポンプ14aを駆動する電動機(図
示せず)の回転数を制御することによって、ノズル3か
ら噴射されるオゾン水の圧力が0.05MPaとなるよ
うに調節されている。
【0051】この予備殺菌工程が所定時間行われると、
電磁弁14b,14cが閉弁されるとともに循環ポンプ
14aの駆動が停止される。更に、排液機構18により
排液が筐体1外に排液される。具体的には、電磁弁15
aが開弁されて医療器具の殺菌に使用されたオゾン水が
流出パイプ13内と排液パイプ15内とを流れて筐体1
外に排液され、所定時間後に再び電磁弁15aが閉弁さ
れる。なお、ここで排出される排液はオゾン水によって
MRSA等の菌が殺菌されているので安全であり、排液
の安全性は確保される。
【0052】次に、殺菌工程について説明する。図2に
示すように、医療器具は、予備殺菌を施された後、洗浄
機構17によって温度の異なる洗浄水で二段階の洗浄と
すすぎとが施され、予備殺菌機構16による殺菌が行わ
れる。この殺菌工程では、前述した予備殺菌工程と同じ
ように、筐体1内に溜まった所定量のオゾン水をノズル
3から医療器具に噴射することによって、医療器具とオ
ゾン水とを接触させて殺菌する。このときの、オゾン水
のオゾン濃度は、20mg/Lであり、ノズル3から噴射
されるオゾン水の圧力は、循環ポンプ14aを駆動する
電動機(図示せず)の回転数をインバータ21で制御す
ることによって、0.05MPa以下に調節されてい
る。
【0053】このようにすることによって、本実施の形
態の洗浄殺菌装置では、オゾン水をノズル3から医療器
具に噴射することによってオゾン水を医療器具に接触さ
せて殺菌を行う。また、インバータ21で循環ポンプ1
4aを駆動する電動機(図示せず)の回転数を制御する
ことによって、ノズル3から噴射されるオゾン水の圧力
を0.05MPa以下に調節しているので、オゾンがオ
ゾン水から気液分離することによるオゾン水のオゾン濃
度の低下を防止でき、オゾン水による殺菌効果を安定さ
せることができる。したがって、排液の安全性は確保さ
れる。
【0054】また、本実施の第一の形態における殺菌処
理のように、筐体1内にオゾン水を多量に溜める必要が
ないので、酸素ガスなどの使用量が少なくて済み、洗浄
殺菌処理に掛かるコストが軽減され、また、筐体1内に
オゾン水を溜めるための時間を削減することができる。
【0055】なお、本実施の形態では、一連の洗浄殺菌
処理工程において、予備殺菌工程と殺菌工程とで同じ手
段を用いて医療器具とオゾン水とを接触させていたが、
例えば、予備殺菌工程でオゾン水をノズル3から医療器
具に噴射して、殺菌工程で筐体1内に溜まったオゾン水
に医療器具を浸漬することで殺菌するように構成しても
よい。また、その逆に構成することもできる。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、被洗浄物を密閉
的に収納する筐体と、筐体内にオゾン水を供給して筐体
内に収納された被洗浄物をオゾン水によって予備殺菌す
る予備殺菌機構と、筐体内に洗浄水を供給して筐体内に
収納された被洗浄物を洗浄水によって洗浄する洗浄機構
と、筐体内に供給されたオゾン水および洗浄水を排液す
る排液機構と、予備殺菌機構と洗浄機構と排液機構とを
駆動して予備殺菌処理、洗浄処理および排液処理を順に
実行させる制御手段とを具備するので、被洗浄物は、予
備殺菌機構によって殺菌され、その排液もオゾン水によ
って殺菌されていて安全である。更に、被洗浄物は、最
初にオゾン水によって予備殺菌処理されることで殺菌さ
れているので、予備殺菌処理以降の処理についても、そ
の処理に使用された排液は安全であり、洗浄殺菌装置の
排液の安全性を確保することができる。
【0057】請求項2記載の発明は、予備殺菌機構は、
筐体内に供給したオゾン水に被洗浄物を浸漬してこの被
洗浄物を予備殺菌する。したがって、被洗浄物の隅々ま
でオゾン水が入り込むので、オゾン水によって被洗浄物
の隅々まで殺菌することができる。また、この洗浄殺菌
装置が排出する排液は、オゾン水によって殺菌されてい
るので安全であり、洗浄殺菌装置の排液の安全性を確保
することができる。
【0058】請求項3記載の発明は、予備殺菌機構は、
筐体内に収納された被洗浄物にオゾン水を噴射してこの
被洗浄物を予備殺菌するので、被洗浄物にオゾン水を噴
射することによって被洗浄物とオゾン水とを接触させる
ことができ、被洗浄物をオゾン水に浸漬する場合と比較
して、多量のオゾン水を溜める必要がない。よって、オ
ゾン水を溜めるための時間が短縮できるとともにオゾン
水製造のコストを安価にすることができる。また、この
予備殺菌工程によって排出される排液は、オゾン水によ
って殺菌されているので安全であり、洗浄殺菌装置の排
液の安全性を確保することができる。
【0059】請求項4記載の発明は、筐体内に収納され
た被洗浄物をオゾン水によって殺菌する予備殺菌工程
と、予備殺菌工程によって殺菌処理された被洗浄物を洗
浄水によって洗浄する洗浄工程とを含むので、被洗浄物
は、予備殺菌工程でオゾン水によって殺菌され、その排
液もオゾン水によって殺菌されていて安全である。更
に、被洗浄物は、予備殺菌工程でオゾン水によって殺菌
されているので、予備殺菌工程以降の工程についても、
その処理に使用された排液は安全であり、洗浄殺菌装置
の排液の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一の形態の装置を示す概略図
である。
【図2】本発明の洗浄殺菌装置における洗浄殺菌処理の
手順を示す説明図である。
【図3】本発明の実施の第二の形態の装置を示す概略図
である。
【図4】従来の洗浄殺菌装置における洗浄殺菌処理の手
順を示す説明図である。
【符号の説明】
1 筐体 16 予備殺菌機構 17 洗浄機構 18 排液機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄物を密閉的に収納する筐体と、 前記筐体内にオゾン水を供給して前記筐体内に収納され
    た前記被洗浄物をオゾン水によって予備殺菌する予備殺
    菌機構と、 前記筐体内に洗浄水を供給して前記筐体内に収納された
    前記被洗浄物を洗浄水によって洗浄する洗浄機構と、 前記筐体内に供給されたオゾン水および洗浄水を排液す
    る排液機構と、 前記予備殺菌機構と前記洗浄機構と前記排液機構とを駆
    動して予備殺菌処理、洗浄処理および排液処理を順に実
    行させる制御手段と、を具備する洗浄殺菌装置
  2. 【請求項2】 前記予備殺菌機構は、前記筐体内に供給
    したオゾン水に前記被洗浄物を浸漬してこの被洗浄物を
    予備殺菌する請求項1記載の洗浄殺菌装置。
  3. 【請求項3】 前記予備殺菌機構は、前記筐体内に収納
    された前記被洗浄物にオゾン水を噴射してこの被洗浄物
    を予備殺菌する請求項1記載の洗浄殺菌装置。
  4. 【請求項4】 筐体内に収納された前記被洗浄物をオゾ
    ン水によって殺菌する予備殺菌工程と、 前記予備殺菌工程によって殺菌処理された前記被洗浄物
    を洗浄水によって洗浄する洗浄工程と、を含む洗浄殺菌
    方法。
JP32020098A 1998-11-11 1998-11-11 洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法 Expired - Fee Related JP4097168B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32020098A JP4097168B2 (ja) 1998-11-11 1998-11-11 洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32020098A JP4097168B2 (ja) 1998-11-11 1998-11-11 洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000140075A true JP2000140075A (ja) 2000-05-23
JP4097168B2 JP4097168B2 (ja) 2008-06-11

Family

ID=18118832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32020098A Expired - Fee Related JP4097168B2 (ja) 1998-11-11 1998-11-11 洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4097168B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009233596A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Shibuya Machinery Co Ltd 殺菌洗浄方法および殺菌洗浄装置
JP2017023616A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 三浦工業株式会社 洗浄器
CN115845102A (zh) * 2023-02-27 2023-03-28 潍坊医学院附属医院 一种清洗消毒装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101112098B1 (ko) * 2010-06-28 2012-04-12 주식회사 누마스타세척기 의료기기용 세척기

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009233596A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Shibuya Machinery Co Ltd 殺菌洗浄方法および殺菌洗浄装置
JP2017023616A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 三浦工業株式会社 洗浄器
CN115845102A (zh) * 2023-02-27 2023-03-28 潍坊医学院附属医院 一种清洗消毒装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4097168B2 (ja) 2008-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3736587B2 (ja) 洗浄殺菌ユニット
EP1386620B1 (en) Apparatus for washing and disinfecting-sterilizing endoscope
JP3920023B2 (ja) 加熱調理装置自動洗浄方法と加熱調理装置自動洗浄装置
US20070251549A1 (en) Dishwasher Using Ozone
US3881503A (en) Apparatus for washing and decontaminating articles
JP4046287B2 (ja) 洗浄殺菌装置
US20190358682A1 (en) Washing appliance adapted for application in pharmaceutical production and/or preclinical pharmaceutical research centres, for washing parts and components for pharmaceutical production, and method of use of the appliance
JP2018126686A (ja) 洗浄装置
JP4097168B2 (ja) 洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法
JPH10337323A (ja) 洗浄殺菌装置
JP2527915B2 (ja) 医療器具消毒装置
JPH11319039A (ja) 病院用除菌装置及び除菌方法
JPH10128317A (ja) 浴水循環装置においての洗浄機能を備えた浴水殺菌装置
WO2009028916A1 (en) Dish washing machine
JPH03111026A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JP3469802B2 (ja) 洗浄機
JPH03176061A (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JPH0543763Y2 (ja)
KR20060086637A (ko) 내시경 오존 세척 소독장치
JPH0761311B2 (ja) 内視鏡洗浄消毒装置
JPH06165792A (ja) 付着物除去装置
JPH01305956A (ja) 殺菌洗浄方法
KR20030031350A (ko) 세탁기의 세탁방법
JPH0241161A (ja) 器具清浄化方法およびその装置
JP2023171999A (ja) 医療機器・器具用洗浄消毒装置、該装置に用いる加温槽、該装置を用いた医療機器・器具の洗浄消毒方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080307

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140321

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees