JP4097168B2 - 洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法 - Google Patents

洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療器具などを洗浄殺菌する洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
医療現場で使用されているハサミやメス等の医療器具は、その使用後に洗浄と殺菌とを充分に行う必要がある。そこで、使用後の医療器具は、洗浄殺菌装置により洗浄殺菌処理されている。図4に示すのは、従来の洗浄殺菌装置における一連の工程の一例を示したものである。図4に示すように、この洗浄殺菌装置では、予備洗浄工程、本洗浄工程およびすすぎ工程からなる洗浄工程、熱水による殺菌工程、そして、防錆工程のこれら処理工程が医療器具に施されている。
【0003】
次にこれらの処理工程について説明する。まず、最初の工程である予備洗浄工程では、40℃程度の低温の洗浄水を医療器具に散水することによって、主に、医療器具に付着した血液等の蛋白質を除去する。予備洗浄終了後、医療器具の洗浄に使用された洗浄水は、洗浄殺菌装置外に排液される。次に、本洗浄工程では、60℃程度の高温の洗浄水を医療器具に散水することによって、主に、医療器具に付着した油脂を除去する。本洗浄終了後、医療器具の洗浄に使用された洗浄水は、洗浄殺菌装置外に排液される。次に、すすぎ工程では、洗浄工程において医療器具や洗浄殺菌装置の筐体内に残留した洗浄水が水道水で洗い流される。以上のようにして、温度の異なる洗浄水で二段階の洗浄とすすぎとが行われた後、医療器具に熱水による殺菌工程が施される。この殺菌工程では、熱水を医療器具に散水することによって、医療器具に付着した病原性の菌を殺菌する。そして、殺菌処理終了後、医療器具の殺菌に使用された熱水は、洗浄殺菌装置外に排液される。最後に、医療器具は、防錆工程で防錆処理されて一連の処理を終えることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示すような一連の工程を有する洗浄殺菌装置では、洗浄工程において医療器具の洗浄に使用された洗浄水は如何なる殺菌手段も施されていないまま排液されていた。このため、病院等の排液設備には、多量の菌を含んだ洗浄水がそのままの状態で流し込まれることになり、下水等の排水環境に及ぼす影響は大きい。
【0005】
また、既に排液処理設備を持つ病院施設においても、殺菌処理が必要な排液が大量に排出されるため排液処理に掛かるコストが増大して病院施設は大きな負担を強いられている。
【0006】
このため、充分に殺菌された排液を排出することで、下水等の排水環境に及ぼす影響を低減し、病院施設等の排液処理の負担を軽減し得る洗浄殺菌装置および洗浄殺菌方法が望まれている。
【0007】
本発明の目的は、洗浄殺菌装置の排液に対する安全性を確保することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、被洗浄物を密閉的に収納する筐体と、筐体内にオゾン水を供給して筐体内に収納された被洗浄物をオゾン水によって殺菌する予備殺菌機構と、筐体内に洗浄水を供給して筐体内に収納された被洗浄物を洗浄水によって洗浄する洗浄機構と、筐体内に供給されたオゾン水および洗浄水を排液する排液機構と、予備殺菌機構を駆動して被洗浄物をオゾン水によって予備殺菌する予備殺菌処理を実行させ、その後に排液機構を駆動して筐体内からオゾン水を排液する排液処理を実行させ、その後に洗浄機構を駆動して被洗浄物を洗浄水によって洗浄する洗浄処理を実行させ、その後に排液機構を駆動して筐体内から洗浄水を排液する排液処理を実行させ、その後に予備殺菌機構を駆動して被洗浄物をオゾン水によって殺菌する殺菌処理を実行させ、その後に排液機構を駆動して筐体内からオゾン水を排液する排液処理を実行させる制御手段とを具備し、制御手段は、予備殺菌処理後に筐体内からオゾン水を排液する排液処理を実行するまでの時間を、殺菌処理後に筐体内からオゾン水を排液する排液処理を実行するまでの時間よりも短く制御する。したがって、被洗浄物は、予備殺菌工程でオゾン水によって殺菌され、その殺菌に使用された排液もオゾン水によって殺菌されていて安全である。更に、被洗浄物は、最初にオゾン水によって予備殺菌処理されることで殺菌されているので、予備殺菌工程以降の工程についても、その処理に使用された排液の安全性を確保することができる。
【0009】
請求項2記載の発明は、予備殺菌機構は、筐体内に供給したオゾン水に被洗浄物を浸漬してこの被洗浄物を予備殺菌する。したがって、被洗浄物の隅々までオゾン水が入り込むので、オゾン水によって被洗浄物の隅々まで殺菌することができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、予備殺菌機構は、筐体内に収納された被洗浄物にオゾン水を噴射してこの被洗浄物を予備殺菌する。したがって、被洗浄物にオゾン水を噴射することによって被洗浄物とオゾン水とを接触させることができるので、被洗浄物をオゾン水に浸漬する場合と比較して、多量のオゾン水を溜める必要がない。よって、オゾン水を溜めるための時間が短縮できるとともにオゾン水製造のコストを安価にすることができる。
【0011】
請求項4記載の発明は、被洗浄物を密閉的に収納する筐体内にオゾン水を供給して筐体内に収納された被洗浄物をオゾン水によって殺菌する予備殺菌機構と、筐体内に洗浄水を供給して筐体内に収納された被洗浄物を洗浄水によって洗浄する洗浄機構と、筐体内に供給されたオゾン水および洗浄水を排液する排液機構と、を駆動制御して実行する各工程として、筐体内に収納された被洗浄物をオゾン水によって殺菌する予備殺菌工程と、予備殺菌工程後に、筐体内に供給されたオゾン水を排液する排液工程と、筐体内に供給されたオゾン水を排液する排液工程後に、予備殺菌工程によって殺菌処理された被洗浄物を洗浄水によって洗浄する洗浄工程と、洗浄工程後に、筐体内に供給された洗浄水を排液する排液工程と、筐体内に供給された洗浄水を排液する排液工程後に、洗浄工程によって洗浄された被洗浄物をオゾン水によって殺菌する殺菌工程と、予備殺菌工程後に、筐体内に供給されたオゾン水を排液する排液工程と、を具備し、予備殺菌処理後に筐体内からオゾン水を排液する排液処理を実行するまでの時間が、殺菌処理後に筐体内からオゾン水を排液する排液処理を実行するまでの時間よりも短い。したがって、被洗浄物は、予備殺菌工程でオゾン水によって殺菌され、その排液もオゾン水によって殺菌されていて安全である。更に、被洗浄物は、予備殺菌工程でオゾン水によって殺菌されているので、予備殺菌工程以降の工程についても、その処理に使用された排液は安全であり、洗浄殺菌装置の排液に対する安全性を確保することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の第一の形態を図1および図2に基づいて説明する。図1に示すように、本実施の形態の洗浄殺菌装置には、被洗浄物である医療器具(図示せず)を収納する筐体1を有し、この筐体1内に医療器具を入れたバスケット(図示せず)が載置される載置台2と、この載置台2の上下方向に位置する回転式のノズル3と、筐体1内の空気を加熱するヒータ(図示せず)と、ヒータで加熱された空気を載置台2上に載置された医療器具に向けて送風するファン(図示せず)とが設けられている。
【0013】
筐体1の側面部には、水道水を供給する給水パイプ4と、温水を供給する温水供給パイプ5と、洗剤タンク(図示せず)から洗剤を供給する洗剤供給パイプ6と、オゾン水製造装置7で製造されたオゾン水を供給するオゾン水供給パイプ8と、防錆剤タンク(図示せず)から防錆剤を供給する防錆剤供給パイプ9とが接続されている。また、オゾン水製造装置7には、水道水を導入する導水パイプ10と、酸素ガスボンベ(図示せず)から酸素ガスを供給する酸素ガス供給パイプ11とが接続されている。
【0014】
なお、この洗浄殺菌装置に病院等の配水設備から水道水を供給する水道水パイプ12は、その先端部で二股に分岐され、一方は給水パイプ4とされ、他方は、導水パイプ10とされている。
【0015】
そして、給水パイプ4の途中には電磁弁4aが設けられ、温水供給パイプ5の途中には電磁弁5aが設けられている。また、洗剤供給パイプ6の途中には洗剤供給ポンプ6aが設けられ、防錆剤供給パイプ9の途中には防錆剤供給ポンプ9aが設けられている。また、オゾン水製造装置7に水道水を供給する導水パイプ10と酸素ガスを供給する酸素ガス供給パイプ11との途中には、それぞれ電磁弁10a,電磁弁11aが設けられている。
【0016】
筐体1の底面部には、筐体1内に供給された水道水と温水と洗剤又は温水と洗剤が混合された洗浄水、オゾン水等を筐体1の外に流出させるための流出パイプ13が接続されている。この流出パイプ13は、その先端部で二股に分岐され、一方は洗浄水やオゾン水をノズル3に導き循環させるための循環パイプ14とされ、他方は洗浄水やオゾン水を排液する排液パイプ15とされている。そして、流出パイプ13の途中には、この流出パイプ13内を循環する洗浄水やオゾン水の中に含まれるゴミを除去するフィルタ13aが設けられている。また、循環パイプ14の途中には、洗浄水やオゾン水を循環させる循環ポンプ14aが設けられ、その循環ポンプ14aの吸引口と排出口とに接続されるそれぞれの循環パイプ14の途中には、それぞれ電磁弁14b,電磁弁14cが設けられている。更に、排液パイプ15の途中には、電磁弁15aが設けられている。
【0017】
ここで、この洗浄殺菌装置には、載置台2上に載置された医療器具をオゾン水で殺菌する予備殺菌機構16と、医療器具を洗浄水で洗浄する洗浄機構17と、医療器具の殺菌および洗浄で使用されたオゾン水、洗浄水等を排液する排液機構18とが設けられている。
【0018】
予備殺菌機構16は、導水パイプ10、酸素ガス供給パイプ11、オゾン水製造装置7、オゾン水供給パイプ8、電磁弁10a,11aにより構成されている。
【0019】
洗浄機構17は、給水パイプ4、温水供給パイプ5、洗剤供給パイプ6、流出パイプ13、循環パイプ14、ノズル3、洗剤供給ポンプ6a、循環ポンプ14a、電磁弁4a,5a,14b,14cにより構成されている。
【0020】
排液機構18は、流出パイプ13、排液パイプ15、電磁弁15aにより構成されている。
【0021】
前述した電磁弁4a,5a,10a,11a,14b,14c,15a、並びにポンプ6a,9a,14aは、マイクロコンピュータを利用した制御装置(図示せず)に接続されている。そして、筐体1内に供給された洗浄水やオゾン水が所定量に達したことを検出するレベルスイッチ19,20、筐体1内に供給された洗浄水やオゾン水の温度を検出する温度センサ、ヒータ、ファン(いずれも図示せず)などが制御装置に接続されている。これらの各部は、制御装置が備えるマイクロコンピュータによって駆動制御される。つまり、マイクロコンピュータが内蔵するROM等に書き込まれた動作プログラムに従い、マイクロコンピュータのCPUが各部のドライバ(図示せず)等に駆動制御信号を付与することなどによって各部が所望に駆動制御される
【0022】
このような構成において、制御装置が各部を駆動制御することによって行われる医療器具の洗浄殺菌処理の手順を説明する。なお、一連の工程の前工程として、医療器具が載せられたバスケットを載置台2に載せて筐体1の蓋(図示せず)を閉めておく。そして、一連の洗浄殺菌処理工程を開始するスタートボタン(図示せず)が押される前の状態では、全ての電磁弁4a,5a,10a,11a,14b,14c,15aは閉じられて、ポンプ6a,9a,14aは停止している。
【0023】
図2に示すように、本実施例における洗浄殺菌処理では、予備殺菌工程、予備洗浄工程、本洗浄工程、すすぎ工程、殺菌工程、防錆工程をこの順序で医療器具に施すことによってなされている。まず、予備殺菌機構16によって、医療器具の殺菌が行われた後、洗浄機構17による医療器具の洗浄とすすぎとが行われる。以下に、その詳細について説明する。
【0024】
[予備殺菌工程]
予備殺菌工程では、予備殺菌機構16による医療器具の予備殺菌が行われる。洗浄殺菌処理を開始するスタートボタンが押されると、電磁弁10a,11aが開弁されてオゾン水製造装置7内に水道水と酸素ガスとが供給されることによってオゾン水製造装置7内でオゾン水が製造され、このオゾン水が筐体1内に供給される。
【0025】
なお、オゾン水製造装置7内で製造されるオゾン水のオゾン濃度は、例えば、20mg/Lであるとする。
【0026】
そして、筐体1内に溜まったオゾン水が所定量に達したことをレベルスイッチ20が検出すると、マイクロコンピュータの指令によって電磁弁10a,11aが閉弁され、オゾン水の供給が停止される。オゾン水がレベルスイッチ20で検出されたときには、載置台2上に載置された医療器具は筐体1内に溜まったオゾン水に浸漬されており、医療器具がオゾン水に浸漬された状態を所定時間維持することによってオゾン水による医療器具の殺菌を行う。
【0027】
こうすることにより、オゾン水が医療器具の隅々まで入り込むので医療器具の隅々まで殺菌することができ、例えば、MRSA、緑膿菌などの抗生物質耐性菌は、濃度が20mg/L程度のオゾン水に10〜20秒間接触させることにより、1/1000以下に殺菌される。
【0028】
オゾン水による医療器具の殺菌が所定時間行われた後、排液機構18により排液が筐体1外に排液される。具体的には、電磁弁15aが開弁されて殺菌処理に使用されたオゾン水が流出パイプ13内と排液パイプ15内とを流れて筐体1外に排液される。ここで排出される排液は、オゾン水によってMRSA等の菌が殺菌されているので、排液の安全性は確保される。そして、所定時間後に再び電磁弁15aは閉弁される。
【0029】
[予備洗浄工程]
予備洗浄工程では、洗浄機構17による医療器具の予備洗浄が行われる。まず、電磁弁4a,5aが開弁されて水道水と温水とが筐体1内に供給されるとともに洗剤供給ポンプ6aが駆動されて洗剤が筐体1内に供給される。これにより、筐体1内には、水道水と温水と洗剤とが混合された低温の洗浄水が溜まる。この洗浄水は、その温度をマイクロコンピュータ(図示せず)で制御されている。洗浄水の温度は、予備洗浄工程では40℃程度の温度に設定されている。筐体1内に溜まった洗浄水が所定量に達したことをレベルスイッチ19が検出すると、マイクロコンピュータの指令によって電磁弁4a,5aが閉弁されるとともに洗剤供給ポンプ6aが停止されて、電磁弁14b,14cが開弁され循環ポンプ14aが駆動される。
【0030】
これにより、筐体1内に溜まった低温の洗浄水が流出パイプ13内と循環パイプ14内とを流れてノズル3から医療器具に噴射され、その噴射の反力でノズル3が水平面内で回転し、載置台2上に載置されている医療器具が洗浄される。この予備洗浄では、主に、医療器具に付着した血液などの蛋白質が除去される。この予備洗浄が所定時間行われると、電磁弁14b,14cが閉弁されるとともに循環ポンプ14aの駆動が停止される。更に、排液機構18により排液が筐体1外に排液される。具体的には、電磁弁15aが開弁されて医療器具の洗浄に使用された洗浄水が流出パイプ13内と排液パイプ15内とを流れて筐体1外に排液される。なお、医療器具は、予備洗浄工程でオゾン水によって予めMRSA等の菌が殺菌されているので、ここで排出される排液の安全性は確保される。
【0031】
[本洗浄工程]
次に、本洗浄工程について説明する。本洗浄工程では、洗浄機構17による医療器具の本洗浄が行われる。低温の洗浄水が排液されて電磁弁15aが閉弁されると、電磁弁5aが開弁されて温水が筐体1内に供給されるとともに洗剤供給ポンプ6aが駆動される。これにより、筐体1内には温水と洗剤とが混合された高温の洗浄水が溜まる。この洗浄水は、その温度をマイクロコンピュータ(図示せず)で制御されている。洗浄水の温度は、本洗浄工程では60℃程度の温度に設定されている。筐体1内に溜まった洗浄水が所定量に達したことをレベルスイッチ19が検出すると、マイクロコンピュータの指令によって電磁弁5aが閉弁されるとともに洗剤供給ポンプ6aが停止されて、電磁弁14b,14cが開弁され循環ポンプ14aが駆動される。
【0032】
これにより、筐体1内に溜まった高温の洗浄水が流出パイプ13内と循環パイプ14内とを流れてノズル3から医療器具に噴射され、その噴射の反力でノズル3が水平面内で回転し、載置台2上に載置されている医療器具が洗浄される。この本洗浄では、主に、医療器具に付着した油脂が除去される。この本洗浄が所定時間行われると、電磁弁14b,14cが閉弁されるとともに循環ポンプ14aの駆動が停止される。更に、排液機構18により排液が筐体1外に排液される。具体的には、電磁弁15aが開弁されて医療器具の洗浄に使用された洗浄水が流出パイプ13内と排液パイプ15内とを流れて筐体1外に排液される。なお、医療器具は、予備洗浄工程でオゾン水によって予めMRSA等の菌が殺菌されているので、ここで排出される排液の安全性は確保される。
【0033】
[すすぎ工程]
次に、すすぎ工程について説明する。すすぎ工程では、洗浄機構17による医療器具のすすぎが行われる。高温の洗浄水が排液されると、電磁弁15aが閉弁され、電磁弁4aが開弁されて水道水が筐体1内に供給される。これにより、筐体1内には水道水が溜まる。この水道水が所定量に達したことをレベルスイッチ19が検出すると、マイクロコンピュータの指令によって電磁弁4aが閉弁されるとともに電磁弁14b,14cが開弁され循環ポンプ14aが駆動される。
【0034】
これにより、筐体1内に溜まった水道水が流出パイプ13内と循環パイプ14内とを流れてノズル3から噴射されるとともにその噴射の反力でノズル3が水平面内で回転し、載置台2上に載置されている医療器具がすすがれる。このすすぎ工程では、洗浄工程において医療器具や筐体1内に残留した洗浄水を水道水によって洗い流す。このすすぎ工程が所定時間行われると、電磁弁14b,14cが閉弁されるとともに循環ポンプ14aの駆動が停止される。更に、排液機構18により排液が筐体1外に排液される。具体的には、電磁弁15aが開弁されて医療器具のすすぎに使用された水道水が流出パイプ13内と排液パイプ15内とを流れて筐体1外に排液される。なお、医療器具は、予備洗浄工程でオゾン水によって予めMRSA等の菌が殺菌されているので、ここで排出される排液の安全性は確保される。そして、所定時間後に再び電磁弁15aが閉弁される。
【0035】
[殺菌工程]
次に、殺菌工程について説明する。以上のようにして、予備殺菌を施して、温度の異なる洗浄水で二段階の洗浄を行いすすいだ後、予備殺菌機構16による医療器具の殺菌を行う。この殺菌工程では、電磁弁10a,11aが開弁されてオゾン水製造装置7内に水道水と酸素ガスとが供給されることによって、オゾン水製造装置7内でオゾン水が製造され、このオゾン水が筐体1内に供給される。
【0036】
なお、オゾン水製造装置7内で製造されるオゾン水のオゾン濃度は、前述の予備殺菌工程と同様、例えば、20mg/Lであるものとする。
【0037】
そして、筐体1内に溜まったオゾン水が所定量に達したことをレベルスイッチ20が検出すると、マイクロコンピュータの指令によって電磁弁10a,11aが閉弁されてオゾン水の供給が停止される。オゾン水がレベルスイッチ20で検出されたときには、載置台2上に載置された医療器具は筐体1内に溜まったオゾン水に浸漬されており、医療器具がオゾン水に浸漬された状態を所定時間維持することによってオゾン水による医療器具の殺菌を行う。例えば、20分の浸漬で枯草菌芽胞106個/mLを死滅させることができる。
【0038】
こうすることにより、オゾン水が医療器具の隅々まで入り込むので、予備殺菌工程において殺菌処理された医療器具に残留しているMRSA、緑膿菌などの耐性菌はもとより、他の菌を医療器具の隅々まで殺菌することができる。
【0039】
オゾン水による医療器具の殺菌が所定時間行われた後、排液機構18により排液が筐体1外に排液される。具体的には、電磁弁15aが開弁されて、殺菌工程で使用されたオゾン水は、流出パイプ13内と排液パイプ15内とを流れて筐体1外に排液され、所定時間後に再び電磁弁15aが閉弁される。なお、ここで排出される排液はオゾン水によって殺菌処理されているので安全であり、排液の安全性は確保される。
【0040】
[防錆工程]
次に、防錆工程について説明する。オゾン水による殺菌後、防錆剤供給ポンプ9aが駆動されることによって筐体1内に防錆剤が溜まる。この防錆剤が所定量に達したことをレベルスイッチ19が検出すると、マイクロコンピュータの指令によって防錆剤供給ポンプ9aが停止されて、電磁弁14b,14cが開弁され循環ポンプ14aが駆動される。
【0041】
これにより、筐体1内に溜まった防錆剤が流出パイプ13内と循環パイプ14内とを流れてノズル3から医療器具に噴射されるとともにその噴射の反力でノズル3が水平面内で回転し、載置台2上に載置されている医療器具に防錆剤が塗布される。この防錆剤の塗布が所定時間行われると、電磁弁14b,14cが閉弁されるとともに循環ポンプ14aの駆動が停止される。更に、排液機構18により排液が筐体1外に排液される。具体的には、電磁弁15aが開弁されて医療器具の防錆に使用された防錆剤が流出パイプ13内と排液パイプ15内とを流れて筐体1外に排出される。なお、医療器具は、予備洗浄工程および殺菌工程でオゾン水によって充分に殺菌されているので、ここで排出される排液の安全性は確保される。
【0042】
防錆剤が排出された後、図示しないヒータとファンとが駆動され、ヒータで加熱された空気がファンによって筐体1内に送風され、洗浄殺菌された医療器具を乾燥させることにより、一連の洗浄殺菌処理が終了する。
【0043】
次に、本発明の実施の第二の形態を図3に基づいて説明する。なお、本実施の形態の洗浄殺菌装置は、基本的な構造は図1に示した洗浄殺菌装置と同じである。したがって、図1において説明した第一の実施例と同じ部分は同符号を用いて、その説明も省略する。
【0044】
図3に示すように、筐体1の底面部には流出パイプ13が接続されている。この流出パイプ13は、その先端部で循環パイプ14と排液パイプ15とに分岐されている。循環パイプ14の途中には、循環ポンプ14aと二個の電磁弁14b,14cとが設けられ、更に、循環ポンプ14aを駆動する電動機(図示せず)の回転数を可変するためのインバータ21が設けられている。そして、筐体1内に溜まった洗浄水やオゾン水が所定量に達したことを検出するためのレベルスイッチ19、インバータ21などは、マイクロコンピュータを利用した制御装置(図示せず)に接続されている。
【0045】
ここで、この洗浄殺菌装置には、載置台2上に載置された医療器具をオゾン水で殺菌する予備殺菌機構16と、医療器具を洗浄水で洗浄する洗浄機構17と、医療器具の殺菌および洗浄で使用されたオゾン水、洗浄水等を排液する排液機構18とが設けられている。予備殺菌機構16は、導水パイプ10、酸素ガス供給パイプ11、オゾン水製造装置7、オゾン水供給パイプ8、流出パイプ13、循環パイプ14、ノズル3、循環ポンプ14a、電磁弁10a,11a,14b,14cにより構成されている。洗浄機構17は、給水パイプ4、温水供給パイプ5、洗剤供給パイプ6、流出パイプ13、循環パイプ14、ノズル3、洗剤供給ポンプ6a、循環ポンプ14a、電磁弁4a,5a,14b,14cにより構成されている。排液機構18は、流出パイプ13、排液パイプ15、電磁弁15aにより構成されている。
【0046】
このような構成において、この洗浄殺菌装置による洗浄殺菌処理の手順は、前述した実施の第一形態の洗浄殺菌処理の手順(図2)と同じである。異なるのは、予備殺菌工程と殺菌工程とにおいて、オゾン水を医療器具に噴射することによってオゾン水を医療器具に接触させている部分である。したがって、ここでは、予備殺菌工程と殺菌工程との2つの殺菌工程についてのみ説明する。
【0047】
予備殺菌工程では、予備殺菌機構16により医療器具の予備洗浄が行われる。まず、洗浄殺菌を開始するスタートボタンが押されると、電磁弁10a,11aが開弁されてオゾン水製造装置7内に水道水と酸素ガスとが供給され、オゾン水製造装置7内でオゾン水が製造され、このオゾン水が筐体1内に供給される。
【0048】
なお、オゾン水製造装置7内で製造されるオゾン水のオゾン濃度は、例えば、20mg/Lであるとする。
【0049】
そして、筐体1内に溜まったオゾン水が所定量に達したことをレベルスイッチ19が検出すると、マイクロコンピュータの指令によって電磁弁10a,11aが閉弁されてオゾン水の供給が停止される。そして、電磁弁14b,14cが開弁されるとともに循環ポンプ14aが駆動される。これにより、筐体1内に溜まったオゾン水が流出パイプ13内と循環パイプ14内とを流れてノズル3から医療器具に噴射されるとともにその噴射の反力でノズル3が水平面内で回転し、載置台2上に載置されている医療器具が殺菌される。
【0050】
なお、このときの循環ポンプ14aは、インバータ21で循環ポンプ14aを駆動する電動機(図示せず)の回転数を制御することによって、ノズル3から噴射されるオゾン水の圧力が0.05MPaとなるように調節されている。
【0051】
この予備殺菌工程が所定時間行われると、電磁弁14b,14cが閉弁されるとともに循環ポンプ14aの駆動が停止される。更に、排液機構18により排液が筐体1外に排液される。具体的には、電磁弁15aが開弁されて医療器具の殺菌に使用されたオゾン水が流出パイプ13内と排液パイプ15内とを流れて筐体1外に排液され、所定時間後に再び電磁弁15aが閉弁される。なお、ここで排出される排液はオゾン水によってMRSA等の菌が殺菌されているので安全であり、排液の安全性は確保される。
【0052】
次に、殺菌工程について説明する。図2に示すように、医療器具は、予備殺菌を施された後、洗浄機構17によって温度の異なる洗浄水で二段階の洗浄とすすぎとが施され、予備殺菌機構16による殺菌が行われる。この殺菌工程では、前述した予備殺菌工程と同じように、筐体1内に溜まった所定量のオゾン水をノズル3から医療器具に噴射することによって、医療器具とオゾン水とを接触させて殺菌する。このときの、オゾン水のオゾン濃度は、20mg/Lであり、ノズル3から噴射されるオゾン水の圧力は、循環ポンプ14aを駆動する電動機(図示せず)の回転数をインバータ21で制御することによって、0.05MPa以下に調節されている。
【0053】
このようにすることによって、本実施の形態の洗浄殺菌装置では、オゾン水をノズル3から医療器具に噴射することによってオゾン水を医療器具に接触させて殺菌を行う。また、インバータ21で循環ポンプ14aを駆動する電動機(図示せず)の回転数を制御することによって、ノズル3から噴射されるオゾン水の圧力を0.05MPa以下に調節しているので、オゾンがオゾン水から気液分離することによるオゾン水のオゾン濃度の低下を防止でき、オゾン水による殺菌効果を安定させることができる。したがって、排液の安全性は確保される。
【0054】
また、本実施の第一の形態における殺菌処理のように、筐体1内にオゾン水を多量に溜める必要がないので、酸素ガスなどの使用量が少なくて済み、洗浄殺菌処理に掛かるコストが軽減され、また、筐体1内にオゾン水を溜めるための時間を削減することができる。
【0055】
なお、本実施の形態では、一連の洗浄殺菌処理工程において、予備殺菌工程と殺菌工程とで同じ手段を用いて医療器具とオゾン水とを接触させていたが、例えば、予備殺菌工程でオゾン水をノズル3から医療器具に噴射して、殺菌工程で筐体1内に溜まったオゾン水に医療器具を浸漬することで殺菌するように構成してもよい。また、その逆に構成することもできる。
【0056】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、被洗浄物は、予備殺菌機構によって殺菌され、その排液もオゾン水によって殺菌されていて安全である。更に、被洗浄物は、最初にオゾン水によって予備殺菌処理されることで殺菌されているので、予備殺菌処理以降の処理についても、その処理に使用された排液は安全であり、洗浄殺菌装置の排液の安全性を確保することができる。
【0057】
請求項2記載の発明は、予備殺菌機構は、筐体内に供給したオゾン水に被洗浄物を浸漬してこの被洗浄物を予備殺菌する。したがって、被洗浄物の隅々までオゾン水が入り込むので、オゾン水によって被洗浄物の隅々まで殺菌することができる。また、この洗浄殺菌装置が排出する排液は、オゾン水によって殺菌されているので安全であり、洗浄殺菌装置の排液の安全性を確保することができる。
【0058】
請求項3記載の発明は、予備殺菌機構は、筐体内に収納された被洗浄物にオゾン水を噴射してこの被洗浄物を予備殺菌するので、被洗浄物にオゾン水を噴射することによって被洗浄物とオゾン水とを接触させることができ、被洗浄物をオゾン水に浸漬する場合と比較して、多量のオゾン水を溜める必要がない。よって、オゾン水を溜めるための時間が短縮できるとともにオゾン水製造のコストを安価にすることができる。また、この予備殺菌工程によって排出される排液は、オゾン水によって殺菌されているので安全であり、洗浄殺菌装置の排液の安全性を確保することができる。
【0059】
請求項4記載の発明によれば、被洗浄物は、予備殺菌工程でオゾン水によって殺菌され、その排液もオゾン水によって殺菌されていて安全である。更に、被洗浄物は、予備殺菌工程でオゾン水によって殺菌されているので、予備殺菌工程以降の工程についても、その処理に使用された排液は安全であり、洗浄殺菌装置の排液の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一の形態の装置を示す概略図である。
【図2】本発明の洗浄殺菌装置における洗浄殺菌処理の手順を示す説明図である。
【図3】本発明の実施の第二の形態の装置を示す概略図である。
【図4】従来の洗浄殺菌装置における洗浄殺菌処理の手順を示す説明図である。
【符号の説明】
1 筐体
16 予備殺菌機構
17 洗浄機構
18 排液機構

Claims (4)

  1. 被洗浄物を密閉的に収納する筐体と、
    前記筐体内にオゾン水を供給して前記筐体内に収納された前記被洗浄物をオゾン水によって殺菌する予備殺菌機構と、
    前記筐体内に洗浄水を供給して前記筐体内に収納された前記被洗浄物を洗浄水によって洗浄する洗浄機構と、
    前記筐体内に供給されたオゾン水および洗浄水を排液する排液機構と、
    前記予備殺菌機構を駆動して前記被洗浄物をオゾン水によって予備殺菌する予備殺菌処理を実行させ、その後に前記排液機構を駆動して前記筐体内からオゾン水を排液する排液処理を実行させ、その後に前記洗浄機構を駆動して前記被洗浄物を洗浄水によって洗浄する洗浄処理を実行させ、その後に前記排液機構を駆動して前記筐体内から洗浄水を排液する排液処理を実行させ、その後に前記予備殺菌機構を駆動して前記被洗浄物をオゾン水によって殺菌する殺菌処理を実行させ、その後に前記排液機構を駆動して前記筐体内からオゾン水を排液する排液処理を実行させる制御手段と、
    を具備し、前記制御手段は、前記予備殺菌処理後に前記筐体内からオゾン水を排液する排液処理を実行するまでの時間を、前記殺菌処理後に前記筐体内からオゾン水を排液する排液処理を実行するまでの時間よりも短く制御する、
    洗浄殺菌装置
  2. 前記予備殺菌機構は、前記筐体内に供給したオゾン水に前記被洗浄物を浸漬してこの被洗浄物を予備殺菌する請求項1記載の洗浄殺菌装置。
  3. 前記予備殺菌機構は、前記筐体内に収納された前記被洗浄物にオゾン水を噴射してこの被洗浄物を予備殺菌する請求項1記載の洗浄殺菌装置。
  4. 被洗浄物を密閉的に収納する筐体内にオゾン水を供給して前記筐体内に収納された前記被洗浄物をオゾン水によって殺菌する予備殺菌機構と、前記筐体内に洗浄水を供給して前記筐体内に収納された前記被洗浄物を洗浄水によって洗浄する洗浄機構と、前記筐体内に供給されたオゾン水および洗浄水を排液する排液機構と、を駆動制御して実行する各工程として、
    前記筐体内に収納された前記被洗浄物をオゾン水によって殺菌する予備殺菌工程と、
    前記予備殺菌工程後に、前記筐体内に供給されたオゾン水を排液する排液工程と、
    前記筐体内に供給されたオゾン水を排液する排液工程後に、前記予備殺菌工程によって殺菌処理された前記被洗浄物を洗浄水によって洗浄する洗浄工程と、
    前記洗浄工程後に、前記筐体内に供給された洗浄水を排液する排液工程と、
    前記筐体内に供給された洗浄水を排液する排液工程後に、前記洗浄工程によって洗浄された前記被洗浄物をオゾン水によって殺菌する殺菌工程と、
    前記予備殺菌工程後に、前記筐体内に供給されたオゾン水を排液する排液工程と、
    を具備し、前記予備殺菌処理後に前記筐体内からオゾン水を排液する排液処理を実行するまでの時間が、前記殺菌処理後に前記筐体内からオゾン水を排液する排液処理を実行するまでの時間よりも短い、
    洗浄殺菌方法。
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