JPH0889725A - 水浄化装置 - Google Patents
水浄化装置Info
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- JPH0889725A JPH0889725A JP6230997A JP23099794A JPH0889725A JP H0889725 A JPH0889725 A JP H0889725A JP 6230997 A JP6230997 A JP 6230997A JP 23099794 A JP23099794 A JP 23099794A JP H0889725 A JPH0889725 A JP H0889725A
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- photocatalyst
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 浴槽等の水を浄化する。
【構成】 循環回路に設けた光触媒１７と、この光触媒
１７に光を照射する光源１４とから殺菌手段１８を構成
している。
１７に光を照射する光源１４とから殺菌手段１８を構成
している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、風呂水、プール用水、
養殖用水などの水を浄化殺菌する業務用或は家庭用の水
浄化装置に関するものである。
養殖用水などの水を浄化殺菌する業務用或は家庭用の水
浄化装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の風呂装置は図１２に示すよ
うなものがあった。浴槽１の水は、循環ポンプ２により
鉱物粒子群３が入った濾過槽４、紫外線ランプ５が設け
られた殺菌装置６を介して循環し、浴槽１の水を濾過、
殺菌するものであった（例えば、特開平１−１８９３８
７号公報）。
うなものがあった。浴槽１の水は、循環ポンプ２により
鉱物粒子群３が入った濾過槽４、紫外線ランプ５が設け
られた殺菌装置６を介して循環し、浴槽１の水を濾過、
殺菌するものであった（例えば、特開平１−１８９３８
７号公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、紫外線ランプ５のみによる殺菌であり
風呂水の殺菌を行うには大きな出力、および大きいサイ
ズの紫外線ランプが必要であった。そのため殺菌の機能
に高いコストを費やしていた。
ような構成では、紫外線ランプ５のみによる殺菌であり
風呂水の殺菌を行うには大きな出力、および大きいサイ
ズの紫外線ランプが必要であった。そのため殺菌の機能
に高いコストを費やしていた。
【０００４】そこで本発明は大容量の被浄化水であって
も低コストで殺菌が可能な水浄化装置を提供することを
第１の目的としたものである。
も低コストで殺菌が可能な水浄化装置を提供することを
第１の目的としたものである。
【０００５】また本発明は上記課題を解決するもので、
循環回路中に大きな出力および、大きなサイズの紫外線
ランプを必要としない、低コストの殺菌手段を有する水
浄化装置を提供することを第２の目的としたものであ
る。
循環回路中に大きな出力および、大きなサイズの紫外線
ランプを必要としない、低コストの殺菌手段を有する水
浄化装置を提供することを第２の目的としたものであ
る。
【０００６】そして本発明は従来と同等の出力、および
サイズの紫外線ランプを用いた時、従来に較べ優れた殺
菌性能が得られる殺菌手段を提供することを第３の目的
としたものである。
サイズの紫外線ランプを用いた時、従来に較べ優れた殺
菌性能が得られる殺菌手段を提供することを第３の目的
としたものである。
【０００７】さらに本発明は、紫外線ランプ等の光源
が、殺菌機能に効率良く作用する構成を提供することを
第４の目的としたものである。
が、殺菌機能に効率良く作用する構成を提供することを
第４の目的としたものである。
【０００８】そして本発明は、小さいスペースで優れた
殺菌性能を得る構成を提供することを第５の目的とした
ものである。
殺菌性能を得る構成を提供することを第５の目的とした
ものである。
【０００９】また本発明は、紫外線ランプを用いた殺菌
方式において、紫外線による殺菌性能を長期間安定して
保つ構成を提供することを第６の目的としたものであ
る。
方式において、紫外線による殺菌性能を長期間安定して
保つ構成を提供することを第６の目的としたものであ
る。
【００１０】そして本発明は、殺菌手段と濾過手段を小
型化すると共に、殺菌性能を高める構成を提供すること
を第７の目的としたものである。
型化すると共に、殺菌性能を高める構成を提供すること
を第７の目的としたものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第１の目
的を達成するために、被浄化水と、被浄化水の濾過手段
と、被浄化水に接触するように設けられた光触媒と光触
媒を照射する光源とからなる殺菌手段とを設けたもので
ある。
的を達成するために、被浄化水と、被浄化水の濾過手段
と、被浄化水に接触するように設けられた光触媒と光触
媒を照射する光源とからなる殺菌手段とを設けたもので
ある。
【００１２】また本発明は、上記第２の目的を達成する
ために、浴槽と、浴槽の水を循環する循環ポンプと、循
環ポンプと浴槽の間に配管された循環回路と、循環回路
に設けられた濾過手段と、循環回路に設けられ光触媒と
この光触媒を照射する光源とからなる殺菌手段とを設け
たものである。
ために、浴槽と、浴槽の水を循環する循環ポンプと、循
環ポンプと浴槽の間に配管された循環回路と、循環回路
に設けられた濾過手段と、循環回路に設けられ光触媒と
この光触媒を照射する光源とからなる殺菌手段とを設け
たものである。
【００１３】また本発明は、上記第３の目的を達成する
ために、光触媒を照射する光源として紫外線光源を設け
たものである。
ために、光触媒を照射する光源として紫外線光源を設け
たものである。
【００１４】また本発明は、上記第４の目的を達成する
ために、光源と、光源からの光を反射する光反射板と、
光源と光反射板の間に設けられた光触媒でなる殺菌手段
を設けたものである。
ために、光源と、光源からの光を反射する光反射板と、
光源と光反射板の間に設けられた光触媒でなる殺菌手段
を設けたものである。
【００１５】また本発明は、上記第５の目的を達成する
ために、殺菌手段を、複数の隙間部を有する多孔体の表
面に、光触媒を処理する構成としたものである。
ために、殺菌手段を、複数の隙間部を有する多孔体の表
面に、光触媒を処理する構成としたものである。
【００１６】また本発明は、上記第６の目的を達成する
ために、浴槽と、浴槽の水を循環する循環ポンプと、循
環ポンプと浴槽の間に配管された循環回路と、循環回路
に設けられた濾過槽と、濾過槽の内部に設けられた粒状
濾材と、粒状濾材を撹拌する撹拌手段と、濾過槽の内部
に設けられた紫外線ランプとを設けたものである。
ために、浴槽と、浴槽の水を循環する循環ポンプと、循
環ポンプと浴槽の間に配管された循環回路と、循環回路
に設けられた濾過槽と、濾過槽の内部に設けられた粒状
濾材と、粒状濾材を撹拌する撹拌手段と、濾過槽の内部
に設けられた紫外線ランプとを設けたものである。
【００１７】また本発明は、上記第７の目的を達成する
ために、濾過槽の内部で、濾過運転時に紫外線が照射さ
れる位置に光触媒を設けたものである。
ために、濾過槽の内部で、濾過運転時に紫外線が照射さ
れる位置に光触媒を設けたものである。
【００１８】
【作用】本発明は、上記した構成により、光源により照
射された光触媒に被浄化水が接触した時に被浄化水の殺
菌を行なうものである。
射された光触媒に被浄化水が接触した時に被浄化水の殺
菌を行なうものである。
【００１９】本発明は、循環回路に設けられた光触媒が
光源からの光を受けて循環水の殺菌を行なうことが出来
るものである。
光源からの光を受けて循環水の殺菌を行なうことが出来
るものである。
【００２０】また本発明は、光触媒と、光源として紫外
線光源を用いることにより、光触媒と紫外線光源の２種
類で殺菌機能を発揮するものである。
線光源を用いることにより、光触媒と紫外線光源の２種
類で殺菌機能を発揮するものである。
【００２１】また本発明は、光源と光反射板の間に光触
媒を設けることにより、光源からの光と、光反射板から
の反射光の双方を光触媒に照射することにより、光触媒
の働きを高めたものである。
媒を設けることにより、光源からの光と、光反射板から
の反射光の双方を光触媒に照射することにより、光触媒
の働きを高めたものである。
【００２２】また本発明は、多孔体の表面に光触媒を処
理することにより、循環水と光触媒の接触面積を増大し
たものである。
理することにより、循環水と光触媒の接触面積を増大し
たものである。
【００２３】また本発明は、粒状濾材を撹拌することに
より、紫外線が透過する紫外線ランプケース表面をクリ
ーニングする機能を有したものである。
より、紫外線が透過する紫外線ランプケース表面をクリ
ーニングする機能を有したものである。
【００２４】また本発明は、濾過運転時に紫外線が光触
媒を照射することにより、２種類の殺菌機能を濾過槽で
作用するものである。
媒を照射することにより、２種類の殺菌機能を濾過槽で
作用するものである。
【００２５】
【実施例】以下第一および第二の発明に対応した第１の
実施例を図面にもとづいて説明する。図１において、７
は浴槽であり、この浴槽７と循環ポンプ８とは往き管
９、戻り管１０で配管されて循環回路を構成している。
往き管９には粒状濾材１１と容器１２で構成された濾過
手段の濾過槽１３が設けられている。また濾過槽１３の
上流側には光源である蛍光灯１４と、この蛍光灯１４の
光が透過可能な壁１５を有し、流路１６に光触媒が処理
された網１７を有する殺菌手段１８が設けられている。
１９は浴槽７の水を保温する加熱ヒータである。２０は
水の流れを示す矢印である。なお光触媒の材質として
は、ＴｉＯ2、ＳｒＴｉＯ2、ＺｎＯ等がある。
実施例を図面にもとづいて説明する。図１において、７
は浴槽であり、この浴槽７と循環ポンプ８とは往き管
９、戻り管１０で配管されて循環回路を構成している。
往き管９には粒状濾材１１と容器１２で構成された濾過
手段の濾過槽１３が設けられている。また濾過槽１３の
上流側には光源である蛍光灯１４と、この蛍光灯１４の
光が透過可能な壁１５を有し、流路１６に光触媒が処理
された網１７を有する殺菌手段１８が設けられている。
１９は浴槽７の水を保温する加熱ヒータである。２０は
水の流れを示す矢印である。なお光触媒の材質として
は、ＴｉＯ2、ＳｒＴｉＯ2、ＺｎＯ等がある。
【００２６】次に本発明における動作を説明する。図１
により循環ポンプ８が運転すると、浴槽７の水は戻り管
１０から循環ポンプ８に吸引された後、殺菌手段１８、
濾過槽１３、加熱ヒータ１９を介して浴槽７に循環され
る。このとき循環ポンプ８から吐出され大腸菌や一般細
菌を含んだ水は、光が照射されている網１７を通過す
る。この時水中の大腸菌や一般細菌は酸化作用により殺
菌される。
により循環ポンプ８が運転すると、浴槽７の水は戻り管
１０から循環ポンプ８に吸引された後、殺菌手段１８、
濾過槽１３、加熱ヒータ１９を介して浴槽７に循環され
る。このとき循環ポンプ８から吐出され大腸菌や一般細
菌を含んだ水は、光が照射されている網１７を通過す
る。この時水中の大腸菌や一般細菌は酸化作用により殺
菌される。
【００２７】光触媒の酸化メカニズムに関しては「光触
媒を用いた地下水汚染物質の処理」山崎鈴子、化学と工
業、第４７卷、第２号（１９９４）に下記の内容が開示
されている。それによれば、酸化力の強いラジカル種と
して・ＯＨラジカルが知られている。・ＯＨラジカルの
生成系としては、紫外光照射によるオゾン、固体光触媒
としての二酸化チタン（ＴｉＯ2）などが知られてい
る。これは、近紫外光の照射により生じた価電子帯の正
孔（ホール）がＴｉＯ2表面に吸着した水分子を酸化し
て・ＯＨラジカルを生成する。
媒を用いた地下水汚染物質の処理」山崎鈴子、化学と工
業、第４７卷、第２号（１９９４）に下記の内容が開示
されている。それによれば、酸化力の強いラジカル種と
して・ＯＨラジカルが知られている。・ＯＨラジカルの
生成系としては、紫外光照射によるオゾン、固体光触媒
としての二酸化チタン（ＴｉＯ2）などが知られてい
る。これは、近紫外光の照射により生じた価電子帯の正
孔（ホール）がＴｉＯ2表面に吸着した水分子を酸化し
て・ＯＨラジカルを生成する。
【００２８】また・ＯＨラジカルによる殺菌メカニズム
に関してはオゾンを例にとって、「食品保存への利用」
内藤茂三、（Ｊ．Ａｎｔｉｂａｃｔ．Ａｎｔｉｆｕｎ
ｇ．Ａｇｅｎｔｕ Ｖｏｌ．１６、Ｎｏ．１０、ｐ．４
７７〜４８７、１９８８）に下記の内容が開示されてい
る。
に関してはオゾンを例にとって、「食品保存への利用」
内藤茂三、（Ｊ．Ａｎｔｉｂａｃｔ．Ａｎｔｉｆｕｎ
ｇ．Ａｇｅｎｔｕ Ｖｏｌ．１６、Ｎｏ．１０、ｐ．４
７７〜４８７、１９８８）に下記の内容が開示されてい
る。
【００２９】それによると、細菌はオゾンの作用を最初
に受けるのは細胞表層部の諸成分であって、細胞膜及び
細胞壁構成成分のタンパク質の分解及び不飽和脂肪酸残
基の酸化による細胞膜及び細胞壁機能の損傷、これらの
酵素群の酸化による不活性化などが殺菌機構ではないか
と考えられる。
に受けるのは細胞表層部の諸成分であって、細胞膜及び
細胞壁構成成分のタンパク質の分解及び不飽和脂肪酸残
基の酸化による細胞膜及び細胞壁機能の損傷、これらの
酵素群の酸化による不活性化などが殺菌機構ではないか
と考えられる。
【００３０】次に、第三の発明に対応した第２の実施例
を図面にもとづいて説明する。図２および図３におい
て、２１は殺菌手段であり、この殺菌手段は光源である
紫外線ランプ２２が設けられると共に、紫外線ランプ２
２の光が透過可能な壁２３を有し、流路２４に光触媒
（ＴｉＯ2）が表面に溶射された網２５が入った容器２
６が構成されている。この容器は紫外線を透過するため
に石英ガラス管が用いられている。２７は入口２８は出
口である。２９は紫外線光を示す矢印である。
を図面にもとづいて説明する。図２および図３におい
て、２１は殺菌手段であり、この殺菌手段は光源である
紫外線ランプ２２が設けられると共に、紫外線ランプ２
２の光が透過可能な壁２３を有し、流路２４に光触媒
（ＴｉＯ2）が表面に溶射された網２５が入った容器２
６が構成されている。この容器は紫外線を透過するため
に石英ガラス管が用いられている。２７は入口２８は出
口である。２９は紫外線光を示す矢印である。
【００３１】次に本発明における動作を説明する。図２
および図３において、細菌が存在する水が入口２７から
入り、網２５の隙間を通って出口２８から出るときに、
紫外線ランプ２２から放射された紫外線は網２５に照射
され光触媒表面において酸化還元作用が行なわれ、容器
２６内を流れる水の細菌は殺菌される。
および図３において、細菌が存在する水が入口２７から
入り、網２５の隙間を通って出口２８から出るときに、
紫外線ランプ２２から放射された紫外線は網２５に照射
され光触媒表面において酸化還元作用が行なわれ、容器
２６内を流れる水の細菌は殺菌される。
【００３２】次に、第四及び第五の発明に対応した第３
の実施例を添付図面にもとづいて説明する。図４および
図５において、３０は殺菌手段であり、この殺菌手段は
光源である紫外線ランプ３１が設けられると共に、紫外
線ランプ３１の光が透過可能な壁３２を有し、流路３３
に光触媒（ＴｉＯ2）が表面に溶射された網３４が入っ
た容器３５が構成されている。この容器３５は紫外線を
透過するために石英ガラス管が用いられている。また３
６は紫外線ランプ３１の光を反射する光反射板であり、
鏡で構成されている。３７は入口、３８は出口である。
３９は紫外線光を示す矢印である。４０は網３４の孔を
示す。
の実施例を添付図面にもとづいて説明する。図４および
図５において、３０は殺菌手段であり、この殺菌手段は
光源である紫外線ランプ３１が設けられると共に、紫外
線ランプ３１の光が透過可能な壁３２を有し、流路３３
に光触媒（ＴｉＯ2）が表面に溶射された網３４が入っ
た容器３５が構成されている。この容器３５は紫外線を
透過するために石英ガラス管が用いられている。また３
６は紫外線ランプ３１の光を反射する光反射板であり、
鏡で構成されている。３７は入口、３８は出口である。
３９は紫外線光を示す矢印である。４０は網３４の孔を
示す。
【００３３】次に本発明における動作を説明する。図４
および図５において、細菌が存在する水が入口３７から
入り、網３４の隙間を通って出口３８から出るときに、
紫外線ランプ３１から放射された紫外線は網３４に照射
される。一方網３４の孔４０を貫通した紫外線は容器３
５の内面に構成された鏡３６で反射され、その反射光は
網３４に照射される。それぞれ紫外線が照射された光触
媒の表面においては酸化還元作用が行なわれる結果、容
器３５内の流路３３を流れる水の細菌は殺菌される。な
お網３４は金属金網や樹脂の網であってもよい。
および図５において、細菌が存在する水が入口３７から
入り、網３４の隙間を通って出口３８から出るときに、
紫外線ランプ３１から放射された紫外線は網３４に照射
される。一方網３４の孔４０を貫通した紫外線は容器３
５の内面に構成された鏡３６で反射され、その反射光は
網３４に照射される。それぞれ紫外線が照射された光触
媒の表面においては酸化還元作用が行なわれる結果、容
器３５内の流路３３を流れる水の細菌は殺菌される。な
お網３４は金属金網や樹脂の網であってもよい。
【００３４】次に第六の発明に対応した第４の実施例を
添付図面にもとづいて説明する。図６〜図１０におい
て、４１は浴槽であり、この浴槽４１と循環ポンプ４２
とは往き管４３、戻り管４４で配管されて循環回路を構
成している。往き管４３には粒状濾材４５が充填された
濾過槽４６が設けられている。また濾過槽４６には粒状
濾材４５流出を防止する濾床４７、紫外線ランプ４８の
紫外線を透過することが可能なケース４９がもうけられ
ている。５０は三方弁であり、循環ポンプ４２から流れ
を洗浄管５１に切り換える。５２は三方弁であり往き管
４３の流れを濾過槽４６側に流したり、洗浄管５１から
の流れを排水管５３側に切り換える。５４は加熱ヒータ
であり。５５は流れを示す矢印である。
添付図面にもとづいて説明する。図６〜図１０におい
て、４１は浴槽であり、この浴槽４１と循環ポンプ４２
とは往き管４３、戻り管４４で配管されて循環回路を構
成している。往き管４３には粒状濾材４５が充填された
濾過槽４６が設けられている。また濾過槽４６には粒状
濾材４５流出を防止する濾床４７、紫外線ランプ４８の
紫外線を透過することが可能なケース４９がもうけられ
ている。５０は三方弁であり、循環ポンプ４２から流れ
を洗浄管５１に切り換える。５２は三方弁であり往き管
４３の流れを濾過槽４６側に流したり、洗浄管５１から
の流れを排水管５３側に切り換える。５４は加熱ヒータ
であり。５５は流れを示す矢印である。
【００３５】次に本発明における動作を説明する。先ず
濾過運転時の動作を説明する。図６および図８において
循環ポンプ８が運転すると、浴槽４１の水は戻り管４４
から循環ポンプ４２に吸引された後、三方弁５０、５２
を介して濾過槽４６に流れる。濾過槽４６に流入した水
は濾過槽４６で濾過されて加熱ヒータ５４を介して浴槽
４１に循環される。このとき循環ポンプ８から吐出され
大腸菌や一般細菌を含んだ水は、紫外線ランプ４８の働
きにより殺菌される。
濾過運転時の動作を説明する。図６および図８において
循環ポンプ８が運転すると、浴槽４１の水は戻り管４４
から循環ポンプ４２に吸引された後、三方弁５０、５２
を介して濾過槽４６に流れる。濾過槽４６に流入した水
は濾過槽４６で濾過されて加熱ヒータ５４を介して浴槽
４１に循環される。このとき循環ポンプ８から吐出され
大腸菌や一般細菌を含んだ水は、紫外線ランプ４８の働
きにより殺菌される。
【００３６】次に濾材洗浄時の動作を説明する。図７、
図９、図１０において循環ポンプ４２が運転すると、浴
槽４１の水は洗浄管５１を介して濾過槽４６に流入す
る。この時洗浄管５１からの水は粒状濾材４５を旋回す
る動作となり、粒状濾材４５は濾過槽４６のなかで連続
的に旋回する。この時、濾過時に粒状濾材４５の上に堆
積していた垢等は、排水管５３から外部に排水される。
また粒状濾材４５が旋回するときにはケース４９の表面
に粒状濾材４５が衝突接触すると共に、粒状濾材４５が
互いに衝突接触するものである。
図９、図１０において循環ポンプ４２が運転すると、浴
槽４１の水は洗浄管５１を介して濾過槽４６に流入す
る。この時洗浄管５１からの水は粒状濾材４５を旋回す
る動作となり、粒状濾材４５は濾過槽４６のなかで連続
的に旋回する。この時、濾過時に粒状濾材４５の上に堆
積していた垢等は、排水管５３から外部に排水される。
また粒状濾材４５が旋回するときにはケース４９の表面
に粒状濾材４５が衝突接触すると共に、粒状濾材４５が
互いに衝突接触するものである。
【００３７】次に第七の発明に対応した第５の実施例を
添付図面にもとづいて説明する。図１１において、４３
〜５１は図７〜図１０と同様であり説明は省略する。５
６は光触媒が表面に処理された網である。この網５６は
濾過動作時に全体が露出し、紫外線が照射する位置にな
るように構成されている。
添付図面にもとづいて説明する。図１１において、４３
〜５１は図７〜図１０と同様であり説明は省略する。５
６は光触媒が表面に処理された網である。この網５６は
濾過動作時に全体が露出し、紫外線が照射する位置にな
るように構成されている。
【００３８】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
水浄化装置によれば次のような効果が得られる。
水浄化装置によれば次のような効果が得られる。
【００３９】請求項１記載の発明によれば、光触媒と光
源により殺菌するため、光触媒を被浄化水に接触するよ
うに構成すればよく、また紫外線ランプを必要としない
ため、光源のコストが安くなり、殺菌手段全体の低コス
ト化が実現できる。
源により殺菌するため、光触媒を被浄化水に接触するよ
うに構成すればよく、また紫外線ランプを必要としない
ため、光源のコストが安くなり、殺菌手段全体の低コス
ト化が実現できる。
【００４０】請求項２記載の発明によれば、光触媒と光
源により殺菌するため、循環回路中に大きな出力、大き
なサイズの紫外線ランプを必要とせず、光源のコストが
安くなり、殺菌手段全体の低コスト化が実現できる。ま
た循環回路によるため、時間の経過と共に被浄化水の浄
化度が良くなる。
源により殺菌するため、循環回路中に大きな出力、大き
なサイズの紫外線ランプを必要とせず、光源のコストが
安くなり、殺菌手段全体の低コスト化が実現できる。ま
た循環回路によるため、時間の経過と共に被浄化水の浄
化度が良くなる。
【００４１】請求項３記載の発明によれば、光源として
光触媒の酸化還元作用に対して極めて有効な紫外線ラン
プを使用することにより、殺菌作用が紫外線と光触媒の
２種類となり殺菌効果が倍増する。
光触媒の酸化還元作用に対して極めて有効な紫外線ラン
プを使用することにより、殺菌作用が紫外線と光触媒の
２種類となり殺菌効果が倍増する。
【００４２】請求項４記載の発明によれば、紫外線を効
率よく光触媒の広い範囲に照射するため、殺菌能力を向
上することができる。
率よく光触媒の広い範囲に照射するため、殺菌能力を向
上することができる。
【００４３】請求項５記載の発明によれば、多孔体に光
触媒を処理することにより、ひかり半導体の表面積が広
くなり、殺菌能力が向上する。
触媒を処理することにより、ひかり半導体の表面積が広
くなり、殺菌能力が向上する。
【００４４】請求項６記載の発明によれば、紫外線が透
過する表面が常に洗浄されるため、長期間殺菌性能を確
保することができる。
過する表面が常に洗浄されるため、長期間殺菌性能を確
保することができる。
【００４５】請求項７記載の発明によれば、濾過槽に紫
外線ランプと、濾過運転時に紫外線が照射される位置に
光触媒を内蔵することにより、濾過槽を小型に構成する
ことができると共に、高性能の殺菌が可能となる。
外線ランプと、濾過運転時に紫外線が照射される位置に
光触媒を内蔵することにより、濾過槽を小型に構成する
ことができると共に、高性能の殺菌が可能となる。
【図１】本発明の第１の実施例における水浄化装置のシ
ステム構成図
ステム構成図
【図２】本発明の第２の実施例における水浄化装置の殺
菌手段構成図
菌手段構成図
【図３】同装置の殺菌手段断面図
【図４】本発明の第３の実施例における水浄化装置の殺
菌手段構成図
菌手段構成図
【図５】同装置の殺菌手段断面図
【図６】本発明の第４の実施例における水浄化装置の濾
過時のシステム構成図
過時のシステム構成図
【図７】同装置の濾材洗浄時のシステム構成図
【図８】同装置の濾過時の濾過槽断面図
【図９】同装置の濾過槽平面図
【図１０】同装置の濾材洗浄時の濾過槽断面図
【図１１】本発明の第５の実施例における水浄化装置の
濾過槽断面図
濾過槽断面図
【図１２】従来の水浄化装置のシステム構成図
７ 浴槽 ８ 循環ポンプ １３ 濾過手段 １４ 光源 １７ 光触媒 １８ 殺菌手段
Claims (7)
- 【請求項１】被浄化水の濾過手段と、前記被浄化水に接
触するように設けられた光触媒及び前記光触媒を照射す
る光源とからなる殺菌手段とで構成された水浄化装置。 - 【請求項２】浴槽と、前記浴槽の水を循環する循環ポン
プと、前記循環ポンプと前記浴槽の間に配管された循環
回路と、前記循環回路に設けられた濾過手段と、前記循
環回路に設けられ前記浴槽の水に接触するように設けら
れた光触媒と、前記光触媒を照射するように設けられた
光源とからなる殺菌手段とで構成された水浄化装置。 - 【請求項３】光触媒を照射する光源は、紫外線の光源で
構成した請求項１または請求項２記載の水浄化装置。 - 【請求項４】殺菌手段は、光源からの光を反射する光反
射板と、前記光源と前記光反射板の間に設けられた光触
媒で構成した請求項１、２または３記載の水浄化装置。 - 【請求項５】殺菌手段は、複数の隙間部を有する多孔体
の表面に、光触媒を処理する構成とした請求項１、２ま
たは３記載の水浄化装置。 - 【請求項６】浴槽と、前記浴槽の水を循環する循環ポン
プと、前記循環ポンプと前記浴槽の間に配管された循環
回路と、前記循環回路に設けられた濾過槽と、前記濾過
槽の内部に設けられた粒状濾材と、前記粒状濾材を撹拌
する撹拌手段と、前記濾過槽の内部に設けられた紫外線
ランプとからなる水浄化装置。 - 【請求項７】濾過槽の内部で、濾過運転時に紫外線が照
射される位置に光触媒を設けた請求項６記載の水浄化装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6230997A JPH0889725A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 水浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6230997A JPH0889725A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 水浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0889725A true JPH0889725A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16916622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6230997A Pending JPH0889725A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 水浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0889725A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030061590A (ko) * | 2002-01-15 | 2003-07-22 | 다카하시 마사루 | 욕조물 순환 여과장치 |
| DE112006003564T5 (de) | 2005-12-26 | 2008-10-30 | Toyo Valve Co., Ltd. | Fluidreinigungsvorrichtung und Fluidreinigungsverfahren |
| JP2010227838A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Onomori:Kk | 水質浄化装置 |
| WO2013136525A1 (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-19 | 小松電子株式会社 | Ｔｏｃ成分除去装置およびｔｏｃ成分の除去方法 |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP6230997A patent/JPH0889725A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030061590A (ko) * | 2002-01-15 | 2003-07-22 | 다카하시 마사루 | 욕조물 순환 여과장치 |
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| US8282879B2 (en) | 2005-12-26 | 2012-10-09 | Kitz Corporation | Fluid purification device and fluid purification method |
| KR101440406B1 (ko) * | 2005-12-26 | 2014-09-15 | 가부시키가이샤 기츠 | 유체 정화 장치 및 유체 정화 방법 |
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