JPH10202256A - 浴槽水浄化装置 - Google Patents
浴槽水浄化装置Info
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- JPH10202256A JPH10202256A JP9022064A JP2206497A JPH10202256A JP H10202256 A JPH10202256 A JP H10202256A JP 9022064 A JP9022064 A JP 9022064A JP 2206497 A JP2206497 A JP 2206497A JP H10202256 A JPH10202256 A JP H10202256A
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Landscapes
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】確実な殺菌作用で常に安心して入浴することが
出来る浴槽水浄化装置を提供する。 【構成】浴槽水を浴槽１及び循環ポンプ５及び濾過層６
から成る浄化回路２を循環させることで浄化するもの
で、前記濾過層６に紫外線ランプ１１及び、該紫外線ラ
ンプ１１からの紫外線照射を受けて光触媒作用を行う光
触媒手段１３を備えたから、浴槽水中の雑菌を紫外線ラ
ンプ１１と光触媒手段１３とで増大した殺菌作用で、確
実に殺菌することが出来、健康を害する危険がなく、安
心して入浴することが出来、極めて便利である。
出来る浴槽水浄化装置を提供する。 【構成】浴槽水を浴槽１及び循環ポンプ５及び濾過層６
から成る浄化回路２を循環させることで浄化するもの
で、前記濾過層６に紫外線ランプ１１及び、該紫外線ラ
ンプ１１からの紫外線照射を受けて光触媒作用を行う光
触媒手段１３を備えたから、浴槽水中の雑菌を紫外線ラ
ンプ１１と光触媒手段１３とで増大した殺菌作用で、確
実に殺菌することが出来、健康を害する危険がなく、安
心して入浴することが出来、極めて便利である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、浴槽水を循環させな
がら浄化する浴槽水浄化装置に関するものである。
がら浄化する浴槽水浄化装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来よりこの種のものに於いては、例え
ば特公平７−８３５７号公報に開示されている如く、浴
槽水の浄化回路に濾過層の他に紫外線ランプを備え、浴
槽水の濾過と共に殺菌を行うものであった。
ば特公平７−８３５７号公報に開示されている如く、浴
槽水の浄化回路に濾過層の他に紫外線ランプを備え、浴
槽水の濾過と共に殺菌を行うものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの従来のも
のでは、紫外線ランプのみでは殺菌が不十分で完全な除
菌が出来ず、しかもこの浴槽水は何ヶ月も交換しないこ
とから雑菌が増殖しやすく、特に近年この種浄化装置か
ら人体に入ると呼吸器官を冒して、肺炎や気管支炎を発
症させ時には死に至らせると言う、極めて危険なレジオ
ネラ菌が発見され、その危険性が叫ばれているところで
ある。
のでは、紫外線ランプのみでは殺菌が不十分で完全な除
菌が出来ず、しかもこの浴槽水は何ヶ月も交換しないこ
とから雑菌が増殖しやすく、特に近年この種浄化装置か
ら人体に入ると呼吸器官を冒して、肺炎や気管支炎を発
症させ時には死に至らせると言う、極めて危険なレジオ
ネラ菌が発見され、その危険性が叫ばれているところで
ある。
【０００４】またこの種装置では、２４時間保温作用す
るものも提供されているが、この温度が雑菌が増殖しや
すい４０℃前後となっており、このことも雑菌の繁殖を
増大させ殺菌効果の低下の原因になっているものであ
り、いずれにしても一日も早い確実な除菌効果のある浄
化装置の提供が待たれているところである。
るものも提供されているが、この温度が雑菌が増殖しや
すい４０℃前後となっており、このことも雑菌の繁殖を
増大させ殺菌効果の低下の原因になっているものであ
り、いずれにしても一日も早い確実な除菌効果のある浄
化装置の提供が待たれているところである。
【０００５】
【問題点を解決するための手段】この発明はこの点に着
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、浴槽水を
循環ポンプ及び濾過層から成る浄化回路を循環させるこ
とで浄化するものに於いて、前記濾過層には紫外線ラン
プ及び、該紫外線ランプからの紫外線照射を受けて光触
媒作用を行う光触媒手段を備えたものである。
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、浴槽水を
循環ポンプ及び濾過層から成る浄化回路を循環させるこ
とで浄化するものに於いて、前記濾過層には紫外線ラン
プ及び、該紫外線ランプからの紫外線照射を受けて光触
媒作用を行う光触媒手段を備えたものである。
【０００６】
【作用】浴槽１内に貯留された浴槽水を循環ポンプ５の
駆動で、濾過層６内を通過させるようにすれば、該濾過
層６内では粒状濾材７とフイルター８とによって細かな
塵までが除去されるものであり、又上方より垂下された
紫外線ランプ１１より照射される紫外線によって浴槽水
中の雑菌が殺菌されるものである。
駆動で、濾過層６内を通過させるようにすれば、該濾過
層６内では粒状濾材７とフイルター８とによって細かな
塵までが除去されるものであり、又上方より垂下された
紫外線ランプ１１より照射される紫外線によって浴槽水
中の雑菌が殺菌されるものである。
【０００７】更に上記紫外線ランプ１１からの紫外線の
照射を受けて、光触媒手段１３は水中でイオン交換を起
こし、活性酸素を発生して浴槽水中の雑菌を殺菌するも
のであり、紫外線ランプ１１自体の殺菌力とあいまって
強力な殺菌力で雑菌を確実に除去して、安心して使用出
来る浄化装置を提供するものである。
照射を受けて、光触媒手段１３は水中でイオン交換を起
こし、活性酸素を発生して浴槽水中の雑菌を殺菌するも
のであり、紫外線ランプ１１自体の殺菌力とあいまって
強力な殺菌力で雑菌を確実に除去して、安心して使用出
来る浄化装置を提供するものである。
【０００８】
【実施例】次にこの発明に係る浴槽水浄化装置を図面に
示された実施例で説明する。１は浴槽水を貯留する浴槽
で、流入口２及び流出口３を介して浴槽水の浄化回路４
と連通している。
示された実施例で説明する。１は浴槽水を貯留する浴槽
で、流入口２及び流出口３を介して浴槽水の浄化回路４
と連通している。
【０００９】５は浄化回路４中に備えられた循環ポンプ
で、一定時間駆動することで浄化回路４内を浴槽水が循
環し浄化されるものである。
で、一定時間駆動することで浄化回路４内を浴槽水が循
環し浄化されるものである。
【００１０】６は循環ポンプ５から供給される浴槽水を
浄化する濾過層で、内方には細かな砂から成る粒状濾材
７と、該粒状濾材７より細かなメッシュで構成された網
状のフイルター８とが上下に積層して備えられ、上方の
入口部９から流入する浴槽水中の塵を除去して放出口１
０から放出するものである。
浄化する濾過層で、内方には細かな砂から成る粒状濾材
７と、該粒状濾材７より細かなメッシュで構成された網
状のフイルター８とが上下に積層して備えられ、上方の
入口部９から流入する浴槽水中の塵を除去して放出口１
０から放出するものである。
【００１１】１１は濾過層６内に上部から垂下して備え
られた紫外線ランプで、外周を透明ガラス等の遮断体１
２で覆われ、濾過層６内に流入する浴槽水の殺菌を行う
ものである。
られた紫外線ランプで、外周を透明ガラス等の遮断体１
２で覆われ、濾過層６内に流入する浴槽水の殺菌を行う
ものである。
【００１２】１３は濾過層６内壁に塗布された光触媒塗
料から構成された光触媒手段で、アナターゼやチタニア
等の光半導体セラミックに白金を担持させたものであ
り、光により効率良く励起され、光エネルギー交換作
用、即ち光触媒作用を利用して水中で活性酸素を発生さ
せて、この活性酸素の酸化作用で殺菌を行うものであ
る。
料から構成された光触媒手段で、アナターゼやチタニア
等の光半導体セラミックに白金を担持させたものであ
り、光により効率良く励起され、光エネルギー交換作
用、即ち光触媒作用を利用して水中で活性酸素を発生さ
せて、この活性酸素の酸化作用で殺菌を行うものであ
る。
【００１３】１４は浄化回路４中に備えられた加熱手段
で、電気ヒータやガス、石油を燃料とする風呂釜、給湯
機等で構成され、浴槽水の加熱及び保温を行い、２４時
間いつでも入浴可能とする２４時間風呂も実現可能とす
るものである。
で、電気ヒータやガス、石油を燃料とする風呂釜、給湯
機等で構成され、浴槽水の加熱及び保温を行い、２４時
間いつでも入浴可能とする２４時間風呂も実現可能とす
るものである。
【００１４】次にこの実施例の作動について説明する。
今循環ポンプ５を駆動して浴槽水の浄化を開始すれば、
浴槽水は浄化回路４を順次循環し、途中の濾過層６内で
粒状濾材７とフイルター８とで、大きな塵は勿論、細か
な塵まで良好に除去されるものであり、又紫外線ランプ
１１の点灯による紫外線の照射で浴槽水の殺菌が行われ
るものである。
今循環ポンプ５を駆動して浴槽水の浄化を開始すれば、
浴槽水は浄化回路４を順次循環し、途中の濾過層６内で
粒状濾材７とフイルター８とで、大きな塵は勿論、細か
な塵まで良好に除去されるものであり、又紫外線ランプ
１１の点灯による紫外線の照射で浴槽水の殺菌が行われ
るものである。
【００１５】更に上記紫外線の照射を受けて光触媒手段
１３は、水中で光エネルギーによって該水中の陰イオン
から−電子を取り入れ、その電子を再び水中の陽イオン
及び陰イオンに取り込ませる光触媒作用で、活性酸素を
発生させ、この活性酸素で雑菌を酸化させることで良好
な殺菌を行うものであり、紫外線ランプ１１とこの光触
媒手段１３とで殺菌効果を増大させて浴槽水中の一般雑
菌は勿論、恐ろしいレジオネラ菌も確実に殺菌出来、常
に安心して入浴が出来る浄化装置を提供するものであ
る。
１３は、水中で光エネルギーによって該水中の陰イオン
から−電子を取り入れ、その電子を再び水中の陽イオン
及び陰イオンに取り込ませる光触媒作用で、活性酸素を
発生させ、この活性酸素で雑菌を酸化させることで良好
な殺菌を行うものであり、紫外線ランプ１１とこの光触
媒手段１３とで殺菌効果を増大させて浴槽水中の一般雑
菌は勿論、恐ろしいレジオネラ菌も確実に殺菌出来、常
に安心して入浴が出来る浄化装置を提供するものであ
る。
【００１６】又加熱手段１４を適宜駆動することで、浴
槽水を加熱及び保温出来、任意の時間に容易に入浴する
ことが出来るものであり、使用勝手が良いものである。
槽水を加熱及び保温出来、任意の時間に容易に入浴する
ことが出来るものであり、使用勝手が良いものである。
【００１７】更にこの発明では、光触媒手段１３を濾過
層６内壁の塗料で構成することで、構成容易で取り扱い
も簡単であると言う効果を有するが、これに限定される
ことなく、例えば光半導体セラミックを担持させたクロ
スや金属板を濾過層６内に収容するようにしても良いも
のである。
層６内壁の塗料で構成することで、構成容易で取り扱い
も簡単であると言う効果を有するが、これに限定される
ことなく、例えば光半導体セラミックを担持させたクロ
スや金属板を濾過層６内に収容するようにしても良いも
のである。
【００１８】
【発明の効果】要するにこの発明は、浴槽水を循環ポン
プ及び濾過層から成る浄化回路を循環させることで浄化
するものに於いて、前記濾過層には紫外線ランプ及び、
該紫外線ランプからの紫外線照射を受けて光触媒作用を
行う光触媒手段を備えたものであるから、紫外線ランプ
と光触媒手段によって殺菌効果を増大させることが出
来、浴槽水内の雑菌は確実に除菌出来、常に安全で安心
した入浴が行えるものである。
プ及び濾過層から成る浄化回路を循環させることで浄化
するものに於いて、前記濾過層には紫外線ランプ及び、
該紫外線ランプからの紫外線照射を受けて光触媒作用を
行う光触媒手段を備えたものであるから、紫外線ランプ
と光触媒手段によって殺菌効果を増大させることが出
来、浴槽水内の雑菌は確実に除菌出来、常に安全で安心
した入浴が行えるものである。
【図１】この発明の一実施例を付した浴槽水浄化装置を
示す構成図。
示す構成図。
【図２】同要部断面図。
１ 浴槽 ４ 浄化回路 ５ 循環ポンプ ６ 濾過層 １１ 紫外線ランプ １３ 光触媒手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神戸 正雄 新潟県三条市東新保７番７号 株式会社コ ロナ内
Claims (2)
- 【請求項１】 浴槽水を循環ポンプ及び濾過層から成る
浄化回路を循環させることで浄化するものに於いて、前
記濾過層には紫外線ランプ及び、該紫外線ランプからの
紫外線照射を受けて光触媒作用を行う光触媒手段を備え
た事を特徴とする浴槽水浄化装置。 - 【請求項２】 上記光触媒手段を、濾過層内壁に塗布さ
れた光触媒塗料で構成した事を特徴とする請求項１記載
の浴槽水浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9022064A JPH10202256A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 浴槽水浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9022064A JPH10202256A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 浴槽水浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10202256A true JPH10202256A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=12072481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9022064A Pending JPH10202256A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 浴槽水浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10202256A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004110937A1 (ja) * | 2003-06-13 | 2004-12-23 | Reiken, Inc. | 光触媒水処理装置 |
| WO2015037538A1 (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | 株式会社 東芝 | 洗濯機 |
| JP2015054194A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | 株式会社東芝 | 洗濯機 |
| JP2015116296A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | 株式会社東芝 | 洗濯機 |
| CN105130130A (zh) * | 2015-09-25 | 2015-12-09 | 河海大学 | 一种生物净化与光催化双联污水处理塔 |
-
1997
- 1997-01-20 JP JP9022064A patent/JPH10202256A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004110937A1 (ja) * | 2003-06-13 | 2004-12-23 | Reiken, Inc. | 光触媒水処理装置 |
| US7615195B2 (en) | 2003-06-13 | 2009-11-10 | Reiken Inc. | Photocatalyst water treating apparatus |
| WO2015037538A1 (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | 株式会社 東芝 | 洗濯機 |
| JP2015054194A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | 株式会社東芝 | 洗濯機 |
| JP2015116296A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | 株式会社東芝 | 洗濯機 |
| CN105130130A (zh) * | 2015-09-25 | 2015-12-09 | 河海大学 | 一种生物净化与光催化双联污水处理塔 |
| CN105130130B (zh) * | 2015-09-25 | 2017-04-12 | 河海大学 | 一种生物净化与光催化双联污水处理塔 |
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