JP2015136424A - 洗濯機 - Google Patents

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具典 内山
Tomonori Uchiyama
具典 内山
小嶋 健司
Kenji Kojima
健司 小嶋
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Abstract

【課題】外部貯水源に貯留された水を浄化して外部貯水源に戻して再利用することが可能で、しかもこれを比較的簡単な構成で容易に達成することが可能な洗濯機を提供する。
【解決手段】本実施形態の洗濯機1は、洗濯用の槽4を有する洗濯機本体1Aと、紫外線照射手段45を有して前記洗濯機本体1Aに設けられ通過する水を浄化する機能を備えた水浄化装置13と、この水浄化装置13の入口側に設けられ外部貯水源27に貯留された水28を前記水浄化装置13に案内する往路用水路26と、前記水浄化装置13の出口側に設けられ当該水浄化装置13を通過した水を前記外部貯水源27に戻すように案内する戻し用水路57と、前記外部貯水源27の水28を前記往路用水路26を通して前記水浄化装置13へ供給するポンプ29と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は洗濯機に関する。
近年の浴槽においては追い炊き機能が付いたものがあり、時間経過とともに浴槽内の風呂水が冷めても、風呂水を温め直して入浴することが可能で、翌日、翌々日も入ることが可能である。しかし、入浴後の風呂水は一日経つと雑菌が繁殖し不衛生となるため、入浴後の風呂水を再利用する場合には、風呂水を除菌処理等することで清潔さを保つことが求められる。追い炊き機能付きの浴槽に浄化機能を後付けする場合は、工事等が必要であり、マンション等ですでに浴槽が設置されている住居では浄化機能を追加することは困難である。
一方、洗濯機においては、水の有効利用を図るため、外部貯水源である浴槽の風呂水を利用して洗濯できるようにしたものがある。また、洗濯機においては、水浄化装置を備え、風呂水を浄化する機能を備えたものも提案されている。
特開2002−95889号公報 特開2006−51172号公報
そこで、外部貯水源に貯留された水を浄化して外部貯水源に戻して再利用することが可能で、しかもこれを比較的簡単な構成で容易に達成することが可能な洗濯機を提供する。
本実施形態の洗濯機は、洗濯用の槽を有する洗濯機本体と、紫外線照射手段を有して前記洗濯機本体に設けられ通過する水を浄化する機能を備えた水浄化装置と、この水浄化装置の入口側に設けられ外部貯水源に貯留された水を前記水浄化装置に案内する往路用水路と、前記水浄化装置の出口側に設けられ当該水浄化装置を通過した水を前記外部貯水源に戻すように案内する戻し用水路と、前記外部貯水源の水を前記往路用水路を通して前記水浄化装置へ供給するポンプと、を備える。
第1の実施形態による洗濯機の概略構成を示す図 水浄化装置の概略構成を示す断面図 電気的構成の概略構成を示すブロック図 風呂水浄化コースの流れを示すフローチャート 第2実施形態による洗濯機の概略構成を示す図 図3相当図 図4相当図
以下、複数の実施形態による洗濯機を図面に基づいて説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について図1から図4を参照して説明する。洗濯機1は、この場合、縦軸型の全自動洗濯機である。この洗濯機1における洗濯機本体1Aの外殻は、矩形箱状をなす外箱2の上部にトップカバー3を装着して構成されている。外箱2内には、洗濯物を洗濯する際に使用される槽4が設けられている。この槽4は、有底円筒状をなす水槽5と、この水槽5内に回転可能に配設された有底円筒状の回転槽6とから構成されている。このうち水槽5は、図示しない弾性吊持機構により外箱2に弾性的に吊持されている。
回転槽6は、図示はしないが周壁部に脱水用の孔を多数有している。洗濯物は、回転槽6内に出し入れ可能に収容される。回転槽6内の底部には、パルセータ7が回転可能に設けられている。水槽5の外底部には、駆動部8が設けられている。この駆動部8は、モータ9(図3参照)およびクラッチを備えていて、パルセータ7のみを回転させる場合と、回転槽6とパルセータ7を一体的に回転させる場合とを切り替え可能な構成となっている。
前記トップカバー3には、図示はしないが洗濯物出入口が設けられていて、この洗濯物出入口が、前記回転槽6の上面開口部に上方から臨んでいる。このトップカバー3の内部には、給水弁10と、注水ケース11と、風呂水用の内蔵ポンプ12と、水浄化装置13などが配設されている。このうち給水弁10は、水道水の流入口となるホース接続口14と、水道水の流出口となる給水用流出口15、呼び水用流出口16、および洗浄用流出口17を有している。
ホース接続口14には、図示しない水道の蛇口に接続された機外給水ホースの先端部が接続される。水道は、水道水の水源である。給水用流出口15には給水管18の一端部が接続され、この給水管18の他端部は、注水ケース11の給水路の入口に接続されている。呼び水用流出口16には呼び水用給水管19の一端部が接続され、この呼び水用給水管19の他端部は、注水ケース11の呼び水用給水路の入口に接続されている。洗浄用流出口17には、水道水用給水路を構成する洗浄用給水管20の一端部が接続され、この洗浄用給水管20の他端部は、後述する第2の流路切替弁35の第2の入口36bに接続されている。注水ケース11は、下向きの給水口21を有していて、その給水口21の下端部が、回転槽6の上面開口部に上方から臨んでいる。
給水弁10は、電磁弁から構成されていて、給水状態と、呼び水給水状態と、洗浄水給水状態と、給水停止状態とに切り替え可能である。給水状態では、機外給水ホースから供給される水道水を、給水用流出口15から給水管18へ流出させ、その水道水は、注水ケース11の給水路を通り、給水口21から槽4内へ供給される。呼び水給水状態では、機外給水ホースから供給される水道水を、呼び水用流出口16から呼び水用給水管19側へ流出させる。洗浄水給水状態では、機外給水ホースから供給される水道水を、洗浄用流出口17から洗浄用給水管20側へ流出させる。
内蔵ポンプ12は、風呂水の流入口となるホース接続口23と、呼び水の流入口となる呼び水用流入口24と、風呂水の出口となる風呂水吐出口25を有している。風呂水を使用する場合には、ホース接続口23に、往路用水路を構成する往路用ホース26の一端部が接続される。この往路用ホース26の他端部となる先端部は、外部貯水源を構成する浴槽27に貯留された風呂水28中に挿入されている。往路用ホース26の先端部には、外付け用ポンプ29が設けられている。この外付け用ポンプ29には電気ケーブル30の一端部が接続されている。電気ケーブル30の他端部に設けられた電源接続部31が、洗濯機本体1Aにおけるトップカバー3に設けられた直流電源32に抜き差し可能に接続される。
内蔵ポンプ12における呼び水用流入口24には、呼び水用通水路33の一端部が接続されている。呼び水用通水路33の他端部は、注水ケース11における呼び水用給水路の流出口に接続されている。給水弁10が呼び水給水状態のときに、呼び水用流出口22から注水ケース11の呼び水用給水路に供給された呼び水は、呼び水用通水路33を通して内蔵ポンプ12に供給される。呼び水用通水路33の途中部には逆止弁34が設けられている。この逆止弁34は、呼び水が注水ケース11の呼び水用給水路から内蔵ポンプ12側へ供給される場合はその呼び水の通過を許容するが、風呂水が内蔵ポンプ12側から注水ケース11側へ流れることを遮断するためのものである。
内蔵ポンプ12の風呂水吐出口25は、第2の流路切替弁35における第1の入口36aに接続されている。第2の流路切替弁35は、第1の入口36aと、第2の入口36bと、第3の入口36cと、ひとつの出口37を有している。第1の入口36aは、内蔵ポンプ12を介して前記往路用ホース26が接続される。第2の入口36bは、水道用給水路を構成する前記洗浄用給水管20の他端部が接続されている。第3の入口36cには、後述する循環水路66の一端部が接続されている。第2の流路切替弁35は、風呂水通水状態と、洗浄水通水状態と、循環水通水状態とに切り替え可能である。風呂水通水状態では、第1の入口36aと出口37を連通させる。洗浄水通水状態では、第2の入口36bと出口37を連通させる。循環水通水状態では、第3の入口36cと出口37を連通させる。
第2の流路切替弁35の出口37は、接続管40を介して前記水浄化装置13の入口となる流入口41に接続されている。水浄化装置13の構成について、図2も参照して説明する。水浄化装置13は、横方向に延びる浄化装置ケース42を備えている。この浄化装置ケース42は、図2における左側の汚れ浄化部43と、右側の除菌部44を備えている。汚れ浄化部43および除菌部44はともに円筒状であるが、左側の汚れ浄化部43が右側の除菌部44よりも径大とされている。浄化装置ケース42の内部には、これの長手方向に沿って1本の紫外線ランプ45が設けられている。紫外線ランプ45は保護管により外側から保護されている。この紫外線ランプ45は、紫外線照射手段を構成する。浄化装置ケース42における汚れ浄化部43の左側部の下部に、前記流入口41が横向きに設けられている。
汚れ浄化部43における流入口41側には仕切部46が設けられていて、この仕切部46により流入口側空間部47が形成されている。仕切部46には、複数の孔部48が形成されている。この場合、流入口41から流入口側空間部47内へ流入する水は、仕切部46の手前で広がり、孔部48を通して汚れ浄化部43内へ流入するようになる。除菌部44における右上部に、流出口49が上向きに設けられている。
流入口41から浄化装置ケース42内に水が流入すると、その水は矢印方向に流れる。したがって、浄化装置ケース42は通水方向に長く、紫外線ランプ45は通水方向に沿って延びている。また、汚れ浄化部43と除菌部44は、1本の共通の紫外線ランプ45の延び方向に直列に配置された形態となっている。
汚れ浄化部43の内部には、フィルタ状の光触媒50が設けられている。このフィルタ状の光触媒50は、この場合多孔質状のセラミックに光触媒を担持させた構成のもので、ドーナツ状をなしていて、その中心部に紫外線ランプ45が貫通している。ドーナツ状をなす光触媒50は、紫外線ランプ45の延び方向に複数配置されている。浄化装置ケース42における汚れ浄化部43および除菌部44の内面には、紫外線を反射する反射体51が設けられている。
ここで、風呂水などの水が、流入口41から浄化装置ケース42の汚れ浄化部43内に流入すると、その水に含まれた有機成分などの汚れ成分がフィルタ状の光触媒50に吸着される。このとき、紫外線ランプ45が点灯されて紫外線が光触媒50に照射されると、光触媒50が活性化され、その吸着された汚れ成分を分解するようになる。また、汚れ浄化部43内に流入した水に紫外線ランプ45の紫外線が直接照射されることに伴い、その水に含まれた雑菌などが紫外線により除菌されるようにもなる。そして、光触媒50にて浄化された水は、除菌部44内を通る過程で、紫外線ランプ45の紫外線の照射により一層除菌されるようになる。したがって、風呂水などの水は、その水浄化装置13を通過することで浄化および除菌され、流出口49から流出することになる。水浄化装置13の流出口49は、図1に示す第1の流路切替弁53の入口54に接続されている。
第1の流路切替弁53は、ひとつの入口54と、第1の出口55aおよび第2の出口55bを有している。第1の流路切替弁53は、槽通水状態と、浴槽戻し状態とに切り替え可能とされている。槽通水状態では、入口54と第1の出口55aを連通させる。浴槽戻し状態では、入口54と第2の出口55bを連通させる。第1の出口55aは、接続管56を介して注水ケース11の給水路に接続されている。第2の出口55bには、戻し用水路を構成する戻し用ホース57の一端部が接続される。戻し用ホース57の他端部は、前記浴槽27の風呂水28中に挿入されている。戻し用ホース57の他端部には、重り58が取り付けられている。
図1において、外箱2内の下部には循環ポンプ60が配設されている。この循環ポンプ60の吸入口61は、フィルタユニット62におけるフィルタケース63の循環用流出口64に接続されている。循環ポンプ60の吐出口65は、上方に延びる循環水路66の下端部に接続されている。循環水路66の上端部は、前記第2の流路切替弁35における第3の入口36cに接続されている。フィルタケース63には、フィルタ67が着脱可能に装着されている。
フィルタケース63は、前記循環用流出口64と、排水用流出口68と、流入口69を有している。流入口69は、接続管70を介して前記水槽5の排水口71に接続されている。排水用流出口68は、排水弁72を介して排水路73に接続されている。ここで、排水弁72が開放されると、水槽5内に貯留されていた水は、排水口71、接続管70、フィルタケース、排水用流出口68、排水弁72、排水路73を通って機外へ排出される。このとき、水に含まれていたリントなどの比較的大きな異物は、フィルタ67にて捕獲される。
また、循環ポンプ60が駆動されると、槽4内に貯留されていた水がフィルタユニット62を通して循環ポンプ60に吸入され、その吸入された水は、吐出口65から循環水路66に向けて吐出される。このときも、フィルタユニット62を通過する水にリントなどの異物が含まれていた場合、その異物はフィルタ67にて捕獲される。
前記トップカバー3の所定部位には、図示はしないが操作パネルが設けられている。その操作パネルには、コースや水位など各種の設定をするための複数の操作キー75や、設定内容を表示する表示部76(ともに図3参照)が設けられている。操作キー75としては、洗濯運転のコースを設定する操作キーの他、この場合、「風呂水浄化コース」を設定するための操作キーと、浴槽の貯水量を設定可能な操作キーが設けられ、表示部76にはそれらの設定内容も表示されるようになっている。
操作パネルの裏側には、制御装置77が設けられている。制御装置77は、マイクロコンピュータを主体に構成されたもので、洗濯機1の洗濯運転などを制御する制御手段として機能する。図3に示すように、制御装置77には、操作キー75や表示部76、水位センサ78が電気的に接続されている。水位センサ78は、槽4内に貯留される水の水位を検出する。制御装置77は、操作キー75の操作と、予め備えた制御プログラムに基づき、表示部76、給水弁10、排水弁72、内蔵ポンプ12、循環ポンプ60、駆動部8のモータ9やクラッチ、水浄化装置13の紫外線ランプ45、第1の流路切替弁53、第2の流路切替弁35、外付け用ポンプ29などを制御することで、後述する洗濯コースや風呂水浄化コースなどのコースを実行する。
次に上記構成の作用を説明する。この場合、運転可能なコースとしては洗濯コースと風呂水浄化コースがあり、また、洗濯コースには水道水コースと風呂水コースがある。まず、洗濯コースについて説明する。
洗濯コースを行う場合には、予め洗濯物および洗剤を回転槽6内に投入しておく。洗濯コースのうち水道水コースは、使用する水としてはすべて水道水を使用する。風呂水コースは、使用する水としてはすべて風呂水を使用するが、すすぎ時に水道水を使用するようにしてもよい。水道水コースおよび風呂水コースでは、どちらも、洗い行程と、すすぎ行程と、最終脱水行程を順に行う。すすぎ行程は、通常2回あるいは3回ある。洗い行程とすすぎ行程との間、すすぎ行程とすすぎ行程との間には中間脱水行程があり、最後のすすぎ行程の後に最終脱水行程が行われる。ここでは、まず水道水コースの場合について説明する。
<水道水コース>
水道水コースの場合には、往路用ホース26および戻し用ホース57は使用しない。制御装置77は、槽4への給水時には、排水弁72を閉鎖した状態で、給水弁10を給水状態にする。すると、水道水が、給水用流出口15から給水管18、注水ケース11の給水路を通り、給水口21から槽4内へ供給され、槽4内に貯留される。槽4内の水位は水位センサ78により検出される。槽4内の水位が設定水位に達すると、制御装置77は、給水弁10による給水を停止し、パルセータ7による撹拌を行う。パルセータ7をモータ9により正逆回転させることにより、槽4内の洗濯物および洗濯水が撹拌され、洗濯物が洗われる。
また、この洗い行程において、循環ポンプ60を駆動して、槽4内の水を、循環水路66を通して循環させる循環運転を行う。このとき、第2の流路切替弁35は循環水通水状態とすることで、第3の入口36cと出口37を連通させた状態とし、また、第1の流路切替弁53は槽通水状態とすることで、入口54と第1の出口55aを連通させた状態とする。これにより、槽4内の水は、循環水路66、水浄化装置13の浄化装置ケース42、接続管56、注水ケース11、給水口21を通して槽4に戻されるように循環されるようになる。このとき、水浄化装置13における紫外線ランプ45は、オフ状態としておく。その理由は、浄化装置ケース42内を洗濯水が通過する過程で、その洗濯水に含まれた洗剤に紫外線ランプ45による紫外線が照射されると、洗剤成分の分子構造が破壊されるおそれがあるため、洗い行程では紫外線ランプ45はオフ状態としておく方がよいからである。洗い行程の設定時間が経過したら、パルセータ7および循環ポンプ60の駆動を停止させ、排水弁72を開放させることで排水を行う。
すすぎ行程では、洗剤を使用しない以外は洗い行程とほぼ同様な制御が行われる。ただし、循環ポンプ60を駆動する循環運転時には、紫外線ランプ45を点灯させることで、浄化装置ケース42内を通過する水を浄化する。中間脱水行程および最終脱水行程では、回転槽6とパルセータ7を一体的に一方向へ高速回転させることにより、回転槽6内の洗濯物を遠心脱水する。
<風呂水コース>
洗濯コースのうち、風呂水コースを行う場合には、予め往路用ホース26をセットしておく。往路用ホース26は、一端部を内蔵ポンプ12のホース接続口23に接続し、他端部を浴槽27の風呂水28内に挿入しておく。このとき、風呂水を汲み上げるポンプとして外付け用ポンプ29を使用する場合には、外付け用ポンプ29の電源接続部31を洗濯機本体1Aの直流電源32に接続し、外付け用ポンプ29を使用せず内蔵ポンプ12を使用する場合には、外付け用ポンプ29の電源接続部31を直流電源32には接続しない。制御装置77は、その電源接続部31が直流電源32に接続されているか否かで、外付け用ポンプ29を使用するか、内蔵ポンプ12を使用するかを判断する。
制御装置77は、風呂水を槽4へ供給する風呂水給水時には、排水弁72を閉鎖し、第2の流路切替弁35を風呂水通水状態(第1の入口36aと出口37を連通させる状態)、第1の流路切替弁53を槽通水状態(入口54と第1の出口55aを連通させる状態)とし、水浄化装置13の紫外線ランプ45を点灯させた状態で、内蔵ポンプ12または外付け用ポンプ29を駆動させる。なお、内蔵ポンプ12を使用する場合には、内蔵ポンプ12を駆動する前に、給水弁10を呼び水給水状態とすることで、内蔵ポンプ12に呼び水を供給しておく。内蔵ポンプ12または外付け用ポンプ29を駆動することで、浴槽27内の風呂水28が、往路用ホース26を通して内蔵ポンプ12側に汲み上げられ、その風呂水は、接続管40、水浄化装置13の浄化装置ケース42、接続管56、注水ケース11を通り、給水口21から槽4内に供給されて貯留される。このとき、風呂水が浄化装置ケース42内を通過する際に浄化される。したがって、槽4内には、水浄化装置13で浄化された風呂水が供給される。
槽4内の水位が設定水位に達すると、制御装置77は、内蔵ポンプ12または外付け用ポンプ29による給水を停止する。この後、制御装置77は、洗い行程を実行する。洗い行程では、パルセータ7による撹拌を行い、また、第2の流路切替弁35を循環水通水状態(第3の入口36cと出口37を連通させた状態)とするとともに循環ポンプ60を駆動して、槽4内の水(風呂水)を循環水路66を通して循環させる循環運転を行う。このときも、水浄化装置13の紫外線ランプ45を点灯させておくことで、浄化装置ケース42内を通る風呂水を浄化する。
制御装置77は、洗い行程が終了したら、排水後、すすぎ行程を行う。すすぎ行程では、洗剤を使用しない以外は洗い行程とほぼ同様な制御が行われる。中間脱水行程および最終脱水行程では、水道水コースの場合と同様に、回転槽6とパルセータ7を一体的に一方向へ高速回転させることにより、回転槽6内の洗濯物を遠心脱水する。
<風呂水浄化コース(水浄化コース)>
次に、浴槽27内の風呂水を、洗濯機本体1Aが備えた水浄化装置13を用いて浄化して再利用する風呂水浄化コースについて、図4のフローチャートも参照して説明する。風呂水浄化コースを行う場合、往路用ホース26を前記風呂水コースの場合と同様にセットするとともに、戻し用ホース57をセットする。戻し用ホース57は、一端部を第1の流路切替弁53の第2の出口55bに接続し、他端部を浴槽27内の風呂水28中に挿入しておく。
制御装置77は、風呂水浄化コースをスタートすると、まず、前回行ったコースが風呂水浄化コースであったか洗濯コースであったかを判断する(ステップS1)。前回も風呂水浄化コースを行ったと判断した場合には、ステップS2へ移行し、第2の流路切替弁35を風呂水通水状態(第1の入口36aと出口37を連通させた状態)とした後、使用するポンプが外付け用ポンプ29か、内蔵ポンプ12かを判断する(ステップS3)。制御装置77は、外付け用ポンプ29の電源接続部31が直流電源32に接続されていると判断した場合には外付け用ポンプ29を使用すると判断し、その電源接続部31が直流電源32に接続されていないと判断した場合には内蔵ポンプ12を使用すると判断する。
制御装置77は、外付け用ポンプ29を使用すると判断した場合には、ステップS4へ移行し、第1の流路切替弁53を浴槽戻し状態(入口54と第2の出口55bを連通させる状態)にする。この後、制御装置77は、水浄化装置13の紫外線ランプ45を点灯させ(ステップS5)、外付け用ポンプ29を駆動させる(ステップS6)。これにより、浴槽27内の風呂水が、往路用ホース26を通して内蔵ポンプ12側に汲み上げられ、その風呂水は、接続管40、水浄化装置13の浄化装置ケース42、接続管56、戻し用ホース57を通り、浴槽27内へ戻されるように循環する。このとき、風呂水が浄化装置ケース42内を通過する際に浄化される。
制御装置77は、この風呂水浄化運転を予め設定された設定時間行う(ステップS7)。これにより、浴槽27内の風呂水を、再度入浴が可能な程度の清潔さにまで浄化することが可能になる。設定時間が経過したら、外付け用ポンプ29の駆動を停止させ(ステップS8)、また、紫外線ランプ45を消灯させ(ステップS9)、終了する。
制御装置77は、ステップS3において、外付け用ポンプ29の電源接続部31が直流電源32に接続されておらず、内蔵ポンプ12を使用すると判断した場合には、ステップS10へ移行し、まず給水弁10を呼び水給水状態(呼び水用流出口を開放状態)とし、排水弁72を開放する(ステップS11)。給水弁10を呼び水給水状態とすることで、水道水が、呼び水用給水管19、注水ケース11の呼び水用給水路、呼び水用通水路33を通り、内蔵ポンプ12に呼び水として供給される。このとき、呼び水として供給された水道水が注水ケース11内において給水路から溢れることがあるが、その溢れた水は給水口21から槽4内に供給されることになる。槽4内に供給された水道水は、開放状態の排水弁72を通り機外へ排出される。
制御装置77は、内蔵ポンプ12への呼び水の供給が完了したら、給水弁10を呼び水給水停止状態(呼び水用流出口を閉鎖状態)とし(ステップS12)、また、排水弁72を閉鎖する(ステップS13)。この後、制御装置77は、ステップS14へ移行し、第1の流路切替弁53を浴槽戻し状態(入口54と第2の出口55bを連通させる状態)にする。この後、水浄化装置13の紫外線ランプ45を点灯させ(ステップS15)、内蔵ポンプ12を駆動させる(ステップS16)。これにより、浴槽27内の風呂水が、往路用ホース26を通して内蔵ポンプ12側に汲み上げられ、その風呂水は、接続管40、水浄化装置13の浄化装置ケース42、接続管56、戻し用ホース57を通り、浴槽27内へ戻されるように循環する。このとき、風呂水が浄化装置ケース42内を通過する際に浄化される。
制御装置77は、この風呂水浄化運転を予め設定された設定時間行う(ステップS17)。これにより、浴槽27内の風呂水を、再度入浴が可能な程度の清潔さにまで浄化することが可能になる。設定時間が経過したら、内蔵ポンプ12の駆動を停止させ(ステップS18)、また、紫外線ランプ45を消灯させ(ステップS19)、終了する。
制御装置77は、前記ステップS1において、前回行ったコースが洗濯コースであったと判断した場合には、ステップS20へ移行し、第2の流路切替弁35を洗浄水通水状態(第2の入口36bと出口37を連通させた状態)とし、また、第1の流路切替弁53を槽通水状態(入口54と第1の出口55aを連通させた状態)とし(ステップS21)、さらに、排水弁72を開放させた状態とする(ステップS22)。
この後、制御装置77は、給水弁10を洗浄水給水状態とすることで洗浄用流出口17を開放させる(ステップS23)。これにより、水道水が、洗浄用給水管20、接続管40、浄化装置ケース42、接続管56、注水ケース11を通り、給水口21から槽4内へ供給される。これにより、特に浄化装置ケース42内が水道水により洗われ、仮に前回の洗濯コースで使用した洗剤成分が浄化装置ケース42内に残っていたとしても、その洗剤成分を洗い流すことが可能になる。制御装置77は、この洗浄行程を所定時間行ったら、給水弁10の洗浄用流出口17を閉鎖して給水を停止させ(ステップS24)、排水弁72を閉鎖し(ステップS25)、この後、ステップS2へ移行する。
ここで、上述した風呂水浄化コースを実行する際の運転時間は次のようにして設定することが好ましい。外部貯水源となる浴槽27に貯留される水量をA(L)、ポンプ(内蔵ポンプ12、外付け用ポンプ29)の流量をB(L/min)、水浄化装置13の処理体積となる浄化装置ケース42の処理体積をC(L)、紫外線照射手段である紫外線ランプ45の紫外線照射強度をD(W/cm)、対象菌99.99%以上の除菌効果を発揮する紫外線照射量をE(W・min/cm)としたとき、浄化装置ケース42内を通過する水の通過時間はC/B(min)で、そのときの紫外線照射量はC・D/B(W・min/cm)となる。
対象菌99.99%以上除菌するには、E/(C・D/B)=(B・E)/(C・D)(回)、風呂水を通過させる必要があり、浴槽27内の風呂水を全て一度除菌浄化するのにかかる時間はA/B(min/回)であるため、風呂水の浄化時間は(A・E)/(C・D)(min)以上必要となり、風呂水の水量Aに定数E/(C・D)を乗じた時間以上処理することが好ましい。したがって、風呂水浄化コースを実行する際の運転時間(処理時間)としては、(A・E)/(C・D)(min)以上とすることが好ましい。
(E値(W・min/cm)の参考)
大腸菌:0.000116 大腸菌群の代表
枯草菌:0.000715 一般細菌で最も紫外線照射量が必要な細菌
水道法では一般細菌は100個/ml以下、大腸菌群は検出しないことを規定している。(出典:東芝ライラック技術資料STD No.F−35G p8(東芝林間病院 相沢、近岡))
風呂水菌は10個/ml程度であるため、本実施形態では99.99%以上除菌に設定している(10→10)。
この場合、ポンプによる流量Bは、水浄化装置13による上記処理時間には影響しない。理論立て処理時間を求めるには、上記したように計算上B値は必要となる。B値の影響がでない理由としては、流量が高いと水浄化装置13内での紫外線照射量が少なくなり、巡回回数を多くして照射量を稼ぐ必要がある。逆に、流量が低い場合は、水浄化装置13内での紫外線照射量が多くなるため、循環回数を少なくすることができる。
上記した実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。
紫外線ランプ45を有して洗濯機本体1Aに設けられ通過する水を浄化する機能を備えた水浄化装置13と、この水浄化装置13の入口側に設けられ外部貯水源となる浴槽27に貯留された風呂水を水浄化装置13に案内する往路用ホース26と、水浄化装置13の出口側に設けられ当該水浄化装置13を通過した水を浴槽27に戻すように案内する戻し用ホース57と、浴槽27の風呂水を往路用ホース26を通して水浄化装置13へ供給するポンプとして内蔵ポンプ12および外付け用ポンプ29と、を備える構成とした。これにより、浴槽27内に貯留された風呂水を浄化して浴槽27に戻して再利用することが可能になる。しかも、その風呂水を浄化する水浄化装置13は、洗濯機本体1Aが備えたものを利用すればよいので、工事等の必要もなく、比較的簡単な構成で、容易に達成することができる。この場合、水浄化装置13としては、紫外線ランプ45を利用したものであるので、危険性も少なく、安全性が高い。
水浄化装置13に光触媒50を備えた構成とすることで、有機成分の分解を効率よく行うことができ、風呂水の浄化機能を一層向上できる。
水浄化装置13の出口側に、当該水浄化装置13を通過した水を槽4側へ流す場合と戻し用ホース57側へ流す場合とを切り替えが可能な第1の流路切替弁53を備えている。第1の流路切替弁53の切り替えにより、水浄化装置13で浄化した水を槽4側へ流す場合と戻し用ホース57側へ流す場合との切り替えが容易にできる。
洗濯機本体1Aに設けられた内蔵ポンプ12により、浴槽27内の風呂水を水浄化装置13を通して浴槽27に戻すように循環させる場合、前記第1の流路切替弁53の出先を戻し用ホース57側に切り替えるとともに、水浄化装置13を作動させた状態で、内蔵ポンプ12を作動させる構成とした。これにより、洗濯機本体1Aに備えられた内蔵ポンプ12を利用して、浴槽27の風呂水を浄化して再利用することが可能になる。
往路用ホース26の先端部に外付け用ポンプ29が設けられている。これにより、風呂水を浄化する際にこの外付け用ポンプ29を利用することができる。また、その外付け用ポンプ29を利用することで、内蔵ポンプ12の使用寿命を延ばすことが可能となる。風呂水を循環させて浄化する場合、大量の水を処理する必要があるため、内蔵ポンプ12とは別の外付け用ポンプ29を利用することが好ましい。
洗濯機本体1Aには、外付け用ポンプ29を接続可能な直流電源32が設けられている。これにより、外付け用ポンプ29を容易に使用することが可能になる。また、着脱が容易にできる。さらに、直流電源32であれば、市販の安価なポンプの使用も可能となる。
外付け用ポンプ29により、浴槽27内の水を水浄化装置13を通して浴槽27に戻すように循環させる場合、前記第1の流路切替弁53の出先を戻し用ホース57側に切り替えるとともに、水浄化装置13を作動させた状態で、外付け用ポンプ29を作動させる構成とした。これにより、外付け用ポンプ29を利用して、浴槽27の風呂水を浄化して再利用することが可能になる。
水浄化装置13の入口側には第2の流路切替弁35が設けられていて、この第2の流路切替弁35は、往路用ホース26が接続される第1の入口36aと、水道水用給水路を構成する洗浄用給水管20が接続される第2の入口36bと、槽4内の水を循環させる循環水路66が接続される第3の入口36cと、水浄化装置13の入口となる流入口41に接続される一つの出口37と、を備えている。そして、浴槽27内の風呂水を水浄化装置13を通して浴槽に戻すように循環させる場合において、前回の運転コースが洗濯コースであった場合には、第2の流路切替弁35を洗浄水通水状態とすることで第2の入口36bと出口37とを連通させるように切り替えるとともに、第1の流路切替弁53の出先を槽4にした状態で、所定時間水道水を水浄化装置13を通して槽4へ流し、この後、第2の流路切替弁35を風呂水通水状態に切り替えることで第1の入口36aと出口37とを連通させるようにするとともに、第1の流路切替弁53の出先を戻し用ホース57に切り替え、水浄化装置13を作動させた状態で、内蔵ポンプ12または外付け用ポンプ29を作動させて浴槽27の風呂水を水浄化装置13を通して浴槽27に戻すように循環させる構成とした。
これにより、風呂水を循環させる前に、水浄化装置13を水道水で洗浄することが可能となり、仮に前回の洗濯で使用した洗剤成分が水浄化装置13内に残っていたとしてもそれを洗い流すことで、洗剤分が浴槽内に流されることを防止できる。
浴槽27に貯留される風呂水の水量をA(L)、水浄化装置13の処理体積をC(L)、紫外線ランプ45の照射強度をD(W/cm)、対象菌99.99%以上の除菌効果を発揮する紫外線照射量をE(W・min/cm)としたとき、水浄化装置13の運転時間を(A・E)/(C・D)(min)以上とした風呂水浄化コースを設けた。これにより、風呂水を確実に除菌でき、清潔さを良好に保持することが可能となる。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態について図5から図7を参照して説明する。第1の実施形態と異なっている部分を中心に説明する。まず図5において、洗濯機本体1Bが備えた水浄化装置13の出口側には、第1の流路切替弁53は設けられておらず、水浄化装置13の流出口49に接続管56が直接接続されている。前記戻し用ホース57は設けられていない。また、第2の流路切替弁35には、第1の入口36aと第2の入口36bは設けられているが、第3の入口36cは設けられておらず、この第3の入口36cに接続される循環水路66も循環ポンプ60も設けられていない。したがって、第2の流路切替弁35は、第1の入口36aと出口37を連通させる風呂水通水状態と、第2の入口36bと出口37を連通させる洗浄水通水状態との切り替えが可能であり、循環水通水状態はない。
そして、フィルタユニット62において、フィルタケース63には、循環用流出口64は設けられておらず、排水用流出口68に、排水弁72を介して排水ポンプ80を設けている。排水ポンプ80の吸入口81を排水弁72に接続し、吐出口82を排水路83に接続している。したがって、排水ポンプ80は排水路83に設けられている。この場合、排水路83は、ホースにより構成されていて、導出先を変えることが可能である。槽4内に貯留された水を機外へ排出する場合には、排水路83の先端を、洗濯機1が設置された場所に設けられる図示しない機外排水口に向けられる。後述するように、浴槽27内の風呂水を水浄化装置13を通して浄化し、その浄化した風呂水を浴槽27内に戻す場合には、図5に示すように、排水路83の先端を浴槽27内に挿入しておく。この場合、排水路83は、水浄化装置13を通過した水を浴槽27へ戻すように案内する戻し用水路として機能する。
上記構成において、洗濯コースのうち、水道水コースを行う場合には、往路用ホース26は使用しない。排水路83の先端部は、図示しない機外排水口に向けておく。槽4への給水時には、排水弁72を閉鎖した状態で給水弁10を給水状態にすることで、水道水を槽4内へ供給し貯留する。洗い行程およびすすぎ行程では、パルセータ7による撹拌は行われるが、循環ポンプによる循環運転は行われない。排水時には、排水弁72を開放し、排水ポンプ80を駆動することにより、槽4内の水を排水路83を通して機外へ排出する。
洗濯コースのうち、風呂水コースを行う場合には、往路用ホース26を図5のようにセットする。このとき、風呂水を汲み上げるポンプとして外付け用ポンプ29を使用する場合には、外付け用ポンプ29の電源接続部31を直流電源32に接続し、外付け用ポンプ29を使用せず内蔵ポンプ12を使用する場合には、電源接続部31を直流電源32に接続しない。槽4への給水時には、排水弁72を閉鎖し、第2の流路切替弁35を風呂水通水状態(第1の入口36aと出口37を連通させる状態)とし、水浄化装置13の紫外線ランプ45を点灯させた状態で、内蔵ポンプ12または外付け用ポンプ29を駆動させる。なお、この場合も、内蔵ポンプ12を使用する場合には、内蔵ポンプ12を駆動する前に、給水弁10を呼び水給水状態とすることで、内蔵ポンプ12に呼び水を供給しておく。
内蔵ポンプ12または外付け用ポンプ29を駆動することで、浴槽27内の風呂水28が、往路用ホース26を通して内蔵ポンプ12側に汲み上げられ、その風呂水は、接続管40、水浄化装置13の浄化装置ケース42、接続管56、注水ケース11を通り、給水口21から槽4内に供給されて貯留される。このとき、風呂水が浄化装置ケース42内を通過する際に浄化される。この場合も洗い行程およびすすぎ行程では、パルセータ7による撹拌は行われるが、循環ポンプによる循環運転は行われない。排水時には、排水弁72を開放し、排水ポンプ80を駆動することにより、槽4内の水を排水路83を通して機外へ排出する。
次に、風呂水浄化コースを実行する場合について説明する。
<風呂水浄化コース(水浄化コース)>
風呂水浄化コースを行う場合、往路用ホース26を、図5に示すように、第1実施形態における風呂水浄化コースを行う場合と同様にセットするとともに、排水路83の先端を浴槽27内に挿入した状態にしておく。風呂水浄化コースにおいては、主に図7を参照して説明する。ここでは、第1の実施形態おける図4と同様な部分は簡単に説明し、主に異なっている部分について説明する。
制御装置77は、風呂水浄化コースをスタートすると、まず、前回行ったコースが風呂水浄化コースであったか洗濯コースであったかを判断する(ステップS1)。前回も風呂水浄化コースを行ったと判断した場合には、ステップS2へ移行し、第2の流路切替弁35を風呂水通水状態とした後、使用するポンプが外付け用ポンプ29か、内蔵ポンプ12かを判断する(ステップS3)。この場合も、制御装置77は、外付け用ポンプ29の電源接続部31が直流電源32に接続されていると判断した場合には外付け用ポンプ29を使用すると判断し、その電源接続部31が直流電源32に接続されていないと判断した場合には内蔵ポンプ12を使用すると判断する。
制御装置77は、外付け用ポンプ29を使用すると判断した場合には、ステップS5へ移行して水浄化装置13の紫外線ランプ45を点灯させ、外付け用ポンプ29を駆動させる(ステップS6)。これにより、浴槽27内の風呂水が、往路用ホース26を通して内蔵ポンプ12側に汲み上げられ、その風呂水は、接続管40、水浄化装置13の浄化装置ケース42、接続管56、注水ケース11を通り、給水口21から槽4内に供給される。このとき、風呂水が浄化装置ケース42内を通過する際に浄化される。
そして、制御装置77は、排水弁72を開放し(ステップS31)、排水ポンプ80を駆動させる(ステップS32)。これにより、槽4内の風呂水が、排水路83を通して浴槽27内に戻される。制御装置77は、この風呂水浄化運転を予め設定された設定時間行う(ステップS7)。これにより、浴槽27内の風呂水を、再度入浴が可能な程度の清潔さにまで浄化することが可能になる。設定時間が経過したら、外付け用ポンプ29の駆動を停止させ(ステップS8)、また、排水ポンプ80の駆動を停止させ(ステップS33)、排水弁72を閉鎖し(ステップS34)、紫外線ランプ45を消灯させ(ステップS9)、終了する。
制御装置77は、ステップS3において、外付け用ポンプ29の電源接続部31が直流電源32に接続されておらず、内蔵ポンプ12を使用すると判断した場合には、ステップS10へ移行して給水弁10を呼び水給水状態とする。給水弁10を呼び水給水状態とすることで、水道水が、内蔵ポンプ12に呼び水として供給される。呼び水の供給が完了したら、給水弁10を呼び水給水停止状態とする(ステップS12)。この後、水浄化装置13の紫外線ランプ45を点灯させ(ステップS15)、内蔵ポンプ12を駆動させる(ステップS16)。これにより、浴槽27内の風呂水が、往路用ホース26を通して内蔵ポンプ12側に汲み上げられ、その風呂水は、接続管40、水浄化装置13の浄化装置ケース42、接続管56、注水ケース11を通り、給水口21から槽4内に供給される。このとき、風呂水が浄化装置ケース42内を通過する際に浄化される。
そして、制御装置77は、排水弁72を開放し(ステップS35)、排水ポンプ80を駆動させる(ステップS36)。これにより、槽4内の風呂水が、排水路83を通して浴槽27内に戻される。制御装置77は、この風呂水浄化運転を予め設定された設定時間行う(ステップS17)。これにより、浴槽27内の風呂水を、再度入浴が可能な程度の清潔さにまで浄化することが可能になる。設定時間が経過したら、内蔵ポンプ12の駆動を停止させ(ステップS18)、また、排水ポンプ80の駆動を停止させ(ステップS37)、排水弁72を閉鎖し(ステップS38)、紫外線ランプ45を消灯させ(ステップS19)、終了する。
制御装置77は、前記ステップS1において、前回行ったコースが洗濯コースであったと判断した場合には、ステップS20へ移行し、第2の流路切替弁35を洗浄水通水状態とし、排水弁72を開放状態とする(ステップS39)。
この後、制御装置77は、給水弁10を洗浄水給水状態とすることで洗浄用流出口17を開放させる(ステップS23)。これにより、水道水が、洗浄用給水管20、接続管40、浄化装置ケース42、接続管55、注水ケース11を通り、給水口21から槽4内へ供給される。これにより、特に浄化装置ケース42内が水道水により洗われる。制御装置77は、この洗浄行程を所定時間行ったら、給水弁10の洗浄用流出口17を閉鎖して給水を停止させ(ステップS24)、排水ポンプ80を駆動させる(ステップS40)。このとき、使用者が排水路83の先端を図示しない機外排水口に向けておくことで、槽4内の水を機外へ排出させることができる。槽4内の水の排水が終わったら、制御装置77は、排水ポンプ80の駆動を停止させ(ステップS41)、排水弁72を閉鎖し(ステップS42)、この後、ステップS2へ移行する。このとき、使用者が排水路83の先端を浴槽27内に挿入しておく。
上記した第2の実施形態によれば、内蔵ポンプ12または外付け用ポンプ29と、排水ポンプ80を利用することで、浴槽27内に貯留された風呂水を浄化して浴槽27に戻して再利用することが可能になる。しかも、その風呂水を浄化する水浄化装置13は、洗濯機本体1Bが備えたものを利用すればよいので、工事等の必要もなく、比較的簡単な構成で、容易に達成することができる。
(その他の実施形態)
水浄化装置13による浄化対象の水を貯留する外部貯水源としては、風呂水を貯留する浴槽に限られず、例えば雨水を貯留するタンクとすることもできる。
洗濯機としては、槽4の軸方向が上下方向を向いた縦軸型の洗濯機に限られず、水槽および回転槽の軸方向が横向きのドラム式洗濯機にも適用できる。
以上説明したように本実施形態の洗濯機によれば、外部貯水源に貯留された水を浄化して外部貯水源に戻して再利用することが可能で、しかもこれを比較的簡単な構成で容易に達成することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は洗濯機、1A,1Bは洗濯機本体、4は槽、10は給水弁、12は内蔵ポンプ(ポンプ)、13は水浄化装置、20は洗浄用給水管(水道水用給水路)、26は往路用ホース(往路用水路)、27は浴槽(外部貯水源)、28は風呂水、29は外付け用ポンプ(ポンプ)、31は電源接続部、32は直流電源、35は第2の流路切替弁、36aは第1の入口、36bは第2の入口、36cは第3の入口、37は出口、45は紫外線ランプ(紫外線照射手段)、50は光触媒、53は第1の流路切替弁、57は戻し用ホース(戻し用水路)、60は循環ポンプ、66は循環水路、77は制御装置(制御手段)、80は排水ポンプ、83は排水路(戻し用水路)を示す。

Claims (11)

  1. 洗濯用の槽を有する洗濯機本体と、
    紫外線照射手段を有して前記洗濯機本体に設けられ通過する水を浄化する機能を備えた水浄化装置と、
    この水浄化装置の入口側に設けられ外部貯水源に貯留された水を前記水浄化装置に案内する往路用水路と、
    前記水浄化装置の出口側に設けられ当該水浄化装置を通過した水を前記外部貯水源に戻すように案内する戻し用水路と、
    前記外部貯水源の水を前記往路用水路を通して前記水浄化装置へ供給するポンプと、
    を備えたことを特徴とする洗濯機。
  2. 前記水浄化装置は、紫外線を受けて活性化して有機物を分解する機能を発揮する光触媒を備えていることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 前記水浄化装置の出口側に、当該水浄化装置を通過した水を前記槽側へ流す場合と前記戻し用水路側へ流す場合とを切り替えが可能な第1の流路切替弁を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の洗濯機。
  4. 前記ポンプは前記洗濯機本体に設けられた内蔵ポンプであり、
    この内蔵ポンプにより、前記外部貯水源の水を前記水浄化装置を通して前記外部貯水源に戻すように循環させる場合、前記第1の流路切替弁の出先を前記戻し用水路側に切り替えるとともに、前記水浄化装置を作動させた状態で、前記内蔵ポンプを作動させることを特徴とする請求項3記載の洗濯機。
  5. 前記往路用給水路の先端部に外付け用ポンプが設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の洗濯機。
  6. 前記洗濯機本体には、前記外付け用ポンプを接続可能な直流電源が設けられていることを特徴とする請求項5記載の洗濯機。
  7. 前記外付け用ポンプにより、前記外部貯水源の水を前記水浄化装置を通して前記外部貯水源に戻すように循環させる場合、前記第1の流路切替弁の出先を前記戻し用水路側に切り替えるとともに、前記水浄化装置を作動させた状態で、前記外付け用ポンプを作動させることを特徴とする請求項5または6記載の洗濯機。
  8. 前記水浄化装置の入口側には第2の流路切替弁が設けられていて、
    前記第2の流路切替弁は、
    前記往路用水路が接続される第1の入口と、水道水用給水路が接続される第2の入口と、前記槽内の水を循環させる循環水路が接続される第3の入口と、前記水浄化装置の入口に接続される一つの出口と、を備えていて、
    前記外部貯水源の水を前記水浄化装置を通して前記外部貯水源に戻すように循環させる場合において、前回の運転コースが洗濯コースであった場合には、前記第2の流路切替弁を前記第2の入口と前記出口とを連通させるように切り替えるとともに、前記第1の流路切替弁の出先を前記槽にした状態で、所定時間水道水を前記水浄化装置を通して前記槽へ流し、この後、前記第2の流路切替弁を前記第1の入口と前記出口とを連通させるように切り替えるとともに、前記第1の流路切替弁の出先を前記戻し用水路に切り替え、前記水浄化装置を作動させた状態で、前記ポンプを作動させて前記外部貯水源の水を前記水浄化装置を通して前記外部貯水源に戻すように循環させることを特徴とする請求項3記載の洗濯機。
  9. 前記槽内の水を前記洗濯機本体の外部へ排出する排水路に排水ポンプが設けられ、前記水浄化装置で浄化された水を、前記排水ポンプを用いて前記外部貯水源に戻すことが可能な構成であることを特徴とする請求項1または2記載の洗濯機。
  10. 前記外部貯水源に貯留された水を、前記ポンプにより前記往路用水路および前記水浄化装置を通して前記槽へ供給し、その槽内へ供給された水を、前記排水ポンプにより前記排水路を通して前記外部貯水源に戻すようにすることが可能な構成であることを特徴とする請求項9記載の洗濯機。
  11. 前記外部貯水源に貯留される水量をA(L)、前記水浄化装置の処理体積をC(L)、前記紫外線照射手段の照射強度をD(W/cm)、対象菌99.99%以上の除菌効果を発揮する紫外線照射量をE(W・min/cm)としたとき、前記水浄化装置の運転時間を(A・E)/(C・D)(min)以上とした水浄化コースを設けたことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項記載の洗濯機。
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