JPH0947598A - 洗濯機 - Google Patents
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- JPH0947598A JPH0947598A JP7267300A JP26730095A JPH0947598A JP H0947598 A JPH0947598 A JP H0947598A JP 7267300 A JP7267300 A JP 7267300A JP 26730095 A JP26730095 A JP 26730095A JP H0947598 A JPH0947598 A JP H0947598A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B40/00—Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers
Landscapes
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗濯液には、脂質,蛋白質,洗剤成分等微細
な汚れが含まれており、これらを濾過することは困難だ
った。 【構成】 水槽2内の洗濯液を循環させる循環ホース1
7を備え、光触媒を担持したフィルターと紫外線放射灯
を組み合わせて洗濯液を濾過する濾過器13を構成し、
洗濯液を濾過浄化させて循環ホース17を循環させなが
ら濯ぎを行うと共に、洗濯作業終了後、紫外線と光触媒
によりフィルターに付着した有機物汚れを分解浄化する
制御手段を備えている。
な汚れが含まれており、これらを濾過することは困難だ
った。 【構成】 水槽2内の洗濯液を循環させる循環ホース1
7を備え、光触媒を担持したフィルターと紫外線放射灯
を組み合わせて洗濯液を濾過する濾過器13を構成し、
洗濯液を濾過浄化させて循環ホース17を循環させなが
ら濯ぎを行うと共に、洗濯作業終了後、紫外線と光触媒
によりフィルターに付着した有機物汚れを分解浄化する
制御手段を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯液を濾過浄化
しながら濯ぎを行うと共に、フィルターに付着した汚れ
を紫外線と光触媒により分解してフィルターの濾過機能
の回復を図った節水型洗濯機、及び、浴槽水を濾過浄化
して洗濯に用いる節水型洗濯機に関するものである。
しながら濯ぎを行うと共に、フィルターに付着した汚れ
を紫外線と光触媒により分解してフィルターの濾過機能
の回復を図った節水型洗濯機、及び、浴槽水を濾過浄化
して洗濯に用いる節水型洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浄化器又は浄化フィルターを用い
て洗濯液を浄化し、循環しながら濯ぎを行う洗濯機につ
いては、例えば特開昭50−96065号公報,特開昭
50−107773号公報,特開昭50−107774
号公報等数多くの提案がなされており、洗濯液の濾過に
よって目詰まりを生じたフィルターを洗浄することによ
って、濾過機能を回復させる方法についても、特開昭5
0−107774号公報でフィルターへ洗濯液を逆流さ
せ、フィルターの洗浄を行う方法が提案されている。
て洗濯液を浄化し、循環しながら濯ぎを行う洗濯機につ
いては、例えば特開昭50−96065号公報,特開昭
50−107773号公報,特開昭50−107774
号公報等数多くの提案がなされており、洗濯液の濾過に
よって目詰まりを生じたフィルターを洗浄することによ
って、濾過機能を回復させる方法についても、特開昭5
0−107774号公報でフィルターへ洗濯液を逆流さ
せ、フィルターの洗浄を行う方法が提案されている。
【0003】また、例えば特開平2−68190号公報
に示されるように紫外線と光触媒を組み合わせて殺菌及
び浄化を行う方法が知られている。
に示されるように紫外線と光触媒を組み合わせて殺菌及
び浄化を行う方法が知られている。
【0004】一方、浴槽水をポンプにより汲み出して洗
濯液として用いる洗濯機が、特開昭61−206492
号公報に提案されており、洗濯液の糸屑等を取り除くた
めの循環流路に糸屑フィルターを備え、浴槽水を汲み上
げて洗濯液として用いるポンプと外部ホースとを備え、
ポンプによって浴槽水を外部ホースから前記に供給し、
糸屑フィルターによって浴槽水を濾過して洗濯液として
用いていた。
濯液として用いる洗濯機が、特開昭61−206492
号公報に提案されており、洗濯液の糸屑等を取り除くた
めの循環流路に糸屑フィルターを備え、浴槽水を汲み上
げて洗濯液として用いるポンプと外部ホースとを備え、
ポンプによって浴槽水を外部ホースから前記に供給し、
糸屑フィルターによって浴槽水を濾過して洗濯液として
用いていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、洗濯液
には、脂質,蛋白質,洗剤成分等微細な汚れが含まれて
おり、これらを濾過するためには、0.1μ程度の微細
な孔径のフィルターを用いるか、例えば特開昭50−1
07773号公報に示されるように、粒径の異なる汚れ
を除去する数種類のフィルターを組み合わせて用いる必
要があるが、いずれの場合も目詰まりを生じ易く、フィ
ルターの濾過機能が短時間で低下するという課題があ
り、例えば特開昭50−107774号公報に示される
ように、フィルターの逆洗浄を行っても、フィルターの
濾過機能の回復は十分ではなかった。
には、脂質,蛋白質,洗剤成分等微細な汚れが含まれて
おり、これらを濾過するためには、0.1μ程度の微細
な孔径のフィルターを用いるか、例えば特開昭50−1
07773号公報に示されるように、粒径の異なる汚れ
を除去する数種類のフィルターを組み合わせて用いる必
要があるが、いずれの場合も目詰まりを生じ易く、フィ
ルターの濾過機能が短時間で低下するという課題があ
り、例えば特開昭50−107774号公報に示される
ように、フィルターの逆洗浄を行っても、フィルターの
濾過機能の回復は十分ではなかった。
【0006】一方、浴槽水には、毛髪や、蛋白質,脂質
からなる汚垢や、入浴剤等が含まれており、特開昭61
−206492号公報では、洗濯液の濾過用の糸屑フィ
ルターにて浴槽水を濾過しているが、毛髪や、大きな汚
垢は糸屑フィルターにて取り除くことができても、細か
い蛋白質,脂質からなる汚垢、入浴剤等は取り除くこと
ができず、洗浄に浴槽水を用いることはできても、濯ぎ
には浴槽水を用いることは不適切であった。
からなる汚垢や、入浴剤等が含まれており、特開昭61
−206492号公報では、洗濯液の濾過用の糸屑フィ
ルターにて浴槽水を濾過しているが、毛髪や、大きな汚
垢は糸屑フィルターにて取り除くことができても、細か
い蛋白質,脂質からなる汚垢、入浴剤等は取り除くこと
ができず、洗浄に浴槽水を用いることはできても、濯ぎ
には浴槽水を用いることは不適切であった。
【0007】本発明は、浄化手段を用いて洗濯液の有効
利用ができる洗濯機を提供することを目的としている。
利用ができる洗濯機を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を解決したものであり、請求項1記載の発明は、水槽
内の洗濯液を循環させる循環路を備え、光触媒を担持し
たフィルターと紫外線放射灯を組み合わせて洗濯液を濾
過する濾過器を構成し、洗濯液を上記光触媒を担持した
上記フィルターにより濾過浄化させて上記循環路を循環
させながら濯ぎを行うと共に、洗濯作業終了後、紫外線
と光触媒によりフィルターに付着した有機物汚れを分解
浄化する制御手段を備えている。
題を解決したものであり、請求項1記載の発明は、水槽
内の洗濯液を循環させる循環路を備え、光触媒を担持し
たフィルターと紫外線放射灯を組み合わせて洗濯液を濾
過する濾過器を構成し、洗濯液を上記光触媒を担持した
上記フィルターにより濾過浄化させて上記循環路を循環
させながら濯ぎを行うと共に、洗濯作業終了後、紫外線
と光触媒によりフィルターに付着した有機物汚れを分解
浄化する制御手段を備えている。
【0009】上記構成により請求項1記載の発明は、従
来のように濯ぎの都度新しい水に入れ換える必要がな
く、一度入れた洗濯液のみで洗浄と濯ぎを行うことがで
き、使用水量を従来の半分程度に大幅に減少させる。更
に、洗濯作業終了後、洗濯機を使用しない時間を利用し
て、紫外線と光触媒によりフイルターに付着した有機物
汚れを効果的に分解し、フイルターの濾過機能を顕著に
回復させるために、フイルターの濾過機能を長期的に維
持する。
来のように濯ぎの都度新しい水に入れ換える必要がな
く、一度入れた洗濯液のみで洗浄と濯ぎを行うことがで
き、使用水量を従来の半分程度に大幅に減少させる。更
に、洗濯作業終了後、洗濯機を使用しない時間を利用し
て、紫外線と光触媒によりフイルターに付着した有機物
汚れを効果的に分解し、フイルターの濾過機能を顕著に
回復させるために、フイルターの濾過機能を長期的に維
持する。
【0010】請求項2記載の発明は、洗濯作業終了後、
自動的に上記フィルターに付着した汚れを分解する浄化
動作を上記制御手段により行うとともに、上記フィルタ
ーの浄化動作中である旨を報知手段により報知する。上
記構成により請求項2記載の発明は、洗濯作業終了後自
動的に紫外線放射灯に通電し、フイルターに付着した汚
れを分解浄化するとともに、フイルター浄化中であるこ
とを報知し、洗濯機使用後は必ずフイルターを浄化し濾
過機能を回復させるとともに、フイルター浄化中である
ことが報知手段により確認することができる。
自動的に上記フィルターに付着した汚れを分解する浄化
動作を上記制御手段により行うとともに、上記フィルタ
ーの浄化動作中である旨を報知手段により報知する。上
記構成により請求項2記載の発明は、洗濯作業終了後自
動的に紫外線放射灯に通電し、フイルターに付着した汚
れを分解浄化するとともに、フイルター浄化中であるこ
とを報知し、洗濯機使用後は必ずフイルターを浄化し濾
過機能を回復させるとともに、フイルター浄化中である
ことが報知手段により確認することができる。
【0011】請求項3記載の発明は、洗濯液を上記濾過
器で濾過浄化させて上記循環路を循環させながら濯ぎを
行う浄化洗濯工程と、洗濯液を上記濾過器を通さず直接
排水する非浄化洗濯工程とを行う上記制御手段を備えて
いる。上記構成により請求項3記載の発明は、洗濯液を
濾過浄化して循環しながら濯ぎを行う浄化洗濯工程と、
濯ぎ液を濾過器を通さず浄化せずに直接排水する非浄化
洗濯工程を選択的に行うので、例えば機械油が多量に付
着した作業着等を大量に洗濯するなど、極めて汚れの多
い場合は非浄化洗濯工程を選択することにより、フイル
ターの極端な汚れを防止することができ、フイルターの
機能低下を来す事なく長寿命化を図る。
器で濾過浄化させて上記循環路を循環させながら濯ぎを
行う浄化洗濯工程と、洗濯液を上記濾過器を通さず直接
排水する非浄化洗濯工程とを行う上記制御手段を備えて
いる。上記構成により請求項3記載の発明は、洗濯液を
濾過浄化して循環しながら濯ぎを行う浄化洗濯工程と、
濯ぎ液を濾過器を通さず浄化せずに直接排水する非浄化
洗濯工程を選択的に行うので、例えば機械油が多量に付
着した作業着等を大量に洗濯するなど、極めて汚れの多
い場合は非浄化洗濯工程を選択することにより、フイル
ターの極端な汚れを防止することができ、フイルターの
機能低下を来す事なく長寿命化を図る。
【0012】請求項4記載の発明は、上記濾過器に、上
記フィルターに付着した汚れの付着状態を検知する汚れ
付着状態検知手段を備え、該汚れ付着状態検知手段の検
知結果により上記フィルターの分解浄化動作を制御する
上記制御手段を備えている。上記構成により請求項4記
載の発明は、濾過器内部にフィルターに付着した汚れの
付着状態を検知する汚れ付着状態検知手段を備えること
により、フィルターの浄化動作の完了を汚れ付着状態検
知手段の検知結果により行うので、常にフィルターに付
着した汚れは一定レベル迄分解浄化されるとともに、フ
ィルターの汚れの程度に応じて浄化時間即ち紫外線放射
灯の通電時間が必要最低限の時間となるため、紫外線放
射灯の長寿命化及び省エネルギー化を図る。
記フィルターに付着した汚れの付着状態を検知する汚れ
付着状態検知手段を備え、該汚れ付着状態検知手段の検
知結果により上記フィルターの分解浄化動作を制御する
上記制御手段を備えている。上記構成により請求項4記
載の発明は、濾過器内部にフィルターに付着した汚れの
付着状態を検知する汚れ付着状態検知手段を備えること
により、フィルターの浄化動作の完了を汚れ付着状態検
知手段の検知結果により行うので、常にフィルターに付
着した汚れは一定レベル迄分解浄化されるとともに、フ
ィルターの汚れの程度に応じて浄化時間即ち紫外線放射
灯の通電時間が必要最低限の時間となるため、紫外線放
射灯の長寿命化及び省エネルギー化を図る。
【0013】請求項5記載の発明は、上記汚れ付着状態
検知手段の検知結果が所定値以上になったときに上記濾
過器のフィルターの分解浄化動作を行う上記制御手段を
備えている。上記構成により請求項5記載の発明は、フ
イルターの汚れの付着状態があるレベル以上になった時
のみ紫外線放射灯に通電し、フイルターの浄化を行うよ
う制御しているため、紫外線放射灯の長寿命化及び省エ
ネルギー化をより図る。 請求項6記載の発明は、上記
濾過器の紫外線放射灯の紫外線透過面及び上記汚れ付着
状態検知手段の洗濯液に接触する面に光触媒を塗布して
いる。上記構成により請求項6記載の発明は、紫外線放
射灯の紫外線透過面及び汚れ付着状態検知手段の洗濯液
に接触する面に光触媒を塗布しているので、フイルター
に付着した汚れを浄化すると同時に紫外線透過面及び汚
れ付着状態検知手段の表面も浄化され、フイルター面へ
の紫外線放射強度や汚れ付着状態検知手段の検出レベル
が経年的に減少することがなく、継続的に所定の機能を
維持する。
検知手段の検知結果が所定値以上になったときに上記濾
過器のフィルターの分解浄化動作を行う上記制御手段を
備えている。上記構成により請求項5記載の発明は、フ
イルターの汚れの付着状態があるレベル以上になった時
のみ紫外線放射灯に通電し、フイルターの浄化を行うよ
う制御しているため、紫外線放射灯の長寿命化及び省エ
ネルギー化をより図る。 請求項6記載の発明は、上記
濾過器の紫外線放射灯の紫外線透過面及び上記汚れ付着
状態検知手段の洗濯液に接触する面に光触媒を塗布して
いる。上記構成により請求項6記載の発明は、紫外線放
射灯の紫外線透過面及び汚れ付着状態検知手段の洗濯液
に接触する面に光触媒を塗布しているので、フイルター
に付着した汚れを浄化すると同時に紫外線透過面及び汚
れ付着状態検知手段の表面も浄化され、フイルター面へ
の紫外線放射強度や汚れ付着状態検知手段の検出レベル
が経年的に減少することがなく、継続的に所定の機能を
維持する。
【0014】請求項7記載の発明は、濯ぎ終了部の排水
時に、上記フィルターの汚れの付着面を当該濯ぎ液によ
り洗い流す排水経路を設けている。上記構成により請求
項7記載の発明は、濯ぎ終了後の排水がフイルターの汚
れの付着した面を洗いながら排水されるので、フイルタ
ー面に付着した糸屑や泥等のフイルターを通過しない比
較的大きな汚れが洗い流され、フイルターに付着する汚
れが減少するので、フイルターの浄化の効率を上げる。
時に、上記フィルターの汚れの付着面を当該濯ぎ液によ
り洗い流す排水経路を設けている。上記構成により請求
項7記載の発明は、濯ぎ終了後の排水がフイルターの汚
れの付着した面を洗いながら排水されるので、フイルタ
ー面に付着した糸屑や泥等のフイルターを通過しない比
較的大きな汚れが洗い流され、フイルターに付着する汚
れが減少するので、フイルターの浄化の効率を上げる。
【0015】請求項8記載の発明は、浴槽水をポンプに
よって汲み出して洗濯液として供給する洗濯機におい
て、光触媒を担持したフィルターと紫外線照射灯とから
なり、濯ぎ時に浴槽水を上記光触媒により浄化して洗濯
液として供給する浄化部を備える。上記構成により請求
項8記載の発明は、浴槽水に含まれる汚れを光触媒によ
り浄化して、洗濯液として用いることができる。
よって汲み出して洗濯液として供給する洗濯機におい
て、光触媒を担持したフィルターと紫外線照射灯とから
なり、濯ぎ時に浴槽水を上記光触媒により浄化して洗濯
液として供給する浄化部を備える。上記構成により請求
項8記載の発明は、浴槽水に含まれる汚れを光触媒によ
り浄化して、洗濯液として用いることができる。
【0016】請求項9記載の発明は、洗濯槽内の洗濯液
を循環させる循環路を備え、浴槽水をポンプによって汲
み出して洗濯液として該洗濯槽内に供給する洗濯機にお
いて、光触媒を担持したフィルターと紫外線照射灯とか
らなる浄化部を備え、上記浄化部は、濯ぎ時に浴槽水を
上記光触媒により浄化して洗濯液として供給すると共
に、洗濯液を上記光触媒を担持した上記フィルターによ
り濾過浄化させて上記循環路を循環させながら濯ぎを行
う。
を循環させる循環路を備え、浴槽水をポンプによって汲
み出して洗濯液として該洗濯槽内に供給する洗濯機にお
いて、光触媒を担持したフィルターと紫外線照射灯とか
らなる浄化部を備え、上記浄化部は、濯ぎ時に浴槽水を
上記光触媒により浄化して洗濯液として供給すると共
に、洗濯液を上記光触媒を担持した上記フィルターによ
り濾過浄化させて上記循環路を循環させながら濯ぎを行
う。
【0017】上記構成により請求項9記載の発明は、浴
槽水に含まれる汚れを光触媒により浄化して洗濯液とし
て用いるだけでなく、濯ぎ時に、洗濯液はポンプにより
洗濯槽と循環路とを循環し、光触媒により汚れや洗剤等
を分解して浄化するので、従来のように濯ぎの都度新し
い水に入れ換える必要がなく、一度入れた洗濯液のみで
洗浄と濯ぎを行うことができ、使用水量を従来の半分程
度に大幅に減少させる。
槽水に含まれる汚れを光触媒により浄化して洗濯液とし
て用いるだけでなく、濯ぎ時に、洗濯液はポンプにより
洗濯槽と循環路とを循環し、光触媒により汚れや洗剤等
を分解して浄化するので、従来のように濯ぎの都度新し
い水に入れ換える必要がなく、一度入れた洗濯液のみで
洗浄と濯ぎを行うことができ、使用水量を従来の半分程
度に大幅に減少させる。
【0018】請求項10記載の発明は、上記浄化部は、
洗濯終了後に動作して、上記フィルターに付着した汚れ
を分解する。上記構成により請求項10記載の発明は、
洗濯作業終了後、洗濯機を使用しない時間を利用して、
紫外線と光触媒によりフイルターに付着した有機物汚れ
を効果的に分解し、フイルターの濾過機能を顕著に回復
させるために、フイルターの濾過機能を長期的に維持す
る。
洗濯終了後に動作して、上記フィルターに付着した汚れ
を分解する。上記構成により請求項10記載の発明は、
洗濯作業終了後、洗濯機を使用しない時間を利用して、
紫外線と光触媒によりフイルターに付着した有機物汚れ
を効果的に分解し、フイルターの濾過機能を顕著に回復
させるために、フイルターの濾過機能を長期的に維持す
る。
【0019】請求項11記載の発明は、上記浄化部は、
洗い時は浴槽水を浄化せずに供給し、濯ぎ時に浄化して
浴槽水を供給する。上記構成により請求項10記載の発
明は、浴槽水を浄化して、清浄な水を濯ぎに用いること
ができる。
洗い時は浴槽水を浄化せずに供給し、濯ぎ時に浄化して
浴槽水を供給する。上記構成により請求項10記載の発
明は、浴槽水を浄化して、清浄な水を濯ぎに用いること
ができる。
【0020】請求項12記載の発明は、上記ポンプにて
浴槽水を供給中に浴槽水がなくなったことを検出する検
出手段を備え、上記検出手段からの検出信号によって供
給する水を浴槽水から水道水に切り換えて供給する。上
記構成により請求項10記載の発明は、ポンプの空回転
を防止でき、使用者が不在の場合にも、確実に給水を行
う。
浴槽水を供給中に浴槽水がなくなったことを検出する検
出手段を備え、上記検出手段からの検出信号によって供
給する水を浴槽水から水道水に切り換えて供給する。上
記構成により請求項10記載の発明は、ポンプの空回転
を防止でき、使用者が不在の場合にも、確実に給水を行
う。
【0021】請求項13記載の発明は、上記浄化部は、
浴槽水を汲み出す外部パイプの浴槽側の端部に配設す
る。上記構成により請求項10記載の発明は、外部パイ
プに浴槽水に含まれる汚れが付着することを防止する。
浴槽水を汲み出す外部パイプの浴槽側の端部に配設す
る。上記構成により請求項10記載の発明は、外部パイ
プに浴槽水に含まれる汚れが付着することを防止する。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を以下に図を参
照して説明する。
照して説明する。
【0023】〔第1の実施形態〕本発明の洗濯機の第1
の実施形態を図とともに説明する。図1は本発明の洗濯
機の構成の概要を示す断面図であり、1は洗濯機の外槽
で、水槽2が吊り棒3により振動吸収バネ4を介して揺
動自在に懸架されている。水槽2の下部には、駆動用モ
ータ5,変速ギヤボックス6等が配置され、駆動用モー
タ5の回転はベルト7を介して変速ギヤボックス6の軸
8に伝達される。変速ギヤボックス6の軸8の反対側に
は、脱水軸9とその内部にパルセータ軸10が併設され
ている。
の実施形態を図とともに説明する。図1は本発明の洗濯
機の構成の概要を示す断面図であり、1は洗濯機の外槽
で、水槽2が吊り棒3により振動吸収バネ4を介して揺
動自在に懸架されている。水槽2の下部には、駆動用モ
ータ5,変速ギヤボックス6等が配置され、駆動用モー
タ5の回転はベルト7を介して変速ギヤボックス6の軸
8に伝達される。変速ギヤボックス6の軸8の反対側に
は、脱水軸9とその内部にパルセータ軸10が併設され
ている。
【0024】脱水軸9には、洗濯兼脱水槽11が取り付
けられ、パルセータ軸10には洗濯物を撹拌するパルセ
ータ12が固定されている。変速ギヤボックス6内に
は、脱水軸9とパルセータ軸10の回転数を変える変速
ギヤ(図示せず)と、それぞれの回転数を切り換えるク
ラッチ(図示せず)が組み込まれており、洗濯時と濯ぎ
時は変速ギヤを介して回転数を減速し160prm程度
の低速でパルセータ12を回転させ、脱水時には変速ギ
ヤを介さず、変速ギヤボックス6の軸8の回転をそのま
ま脱水軸9に伝達し、900prm程度の高速で洗濯兼
脱水槽11を回転させるようになっている。
けられ、パルセータ軸10には洗濯物を撹拌するパルセ
ータ12が固定されている。変速ギヤボックス6内に
は、脱水軸9とパルセータ軸10の回転数を変える変速
ギヤ(図示せず)と、それぞれの回転数を切り換えるク
ラッチ(図示せず)が組み込まれており、洗濯時と濯ぎ
時は変速ギヤを介して回転数を減速し160prm程度
の低速でパルセータ12を回転させ、脱水時には変速ギ
ヤを介さず、変速ギヤボックス6の軸8の回転をそのま
ま脱水軸9に伝達し、900prm程度の高速で洗濯兼
脱水槽11を回転させるようになっている。
【0025】濾過器13は、水槽2下部の排水口14に
接続された連結ホース15と接続され、濾過器13内の
フィルターにより濾過され光触媒23により浄化された
洗濯液は循環ポンプ16により吸引され循環ホース17
を介して水槽2の上部から洗濯兼脱水槽11に循環され
る。また、濾過器13の下部には排水ホース18が接続
され、その途中に止水弁19が設置されている。止水弁
19は洗濯及び濯ぎ時には閉じ排水及び脱水時には開く
ように制御される。
接続された連結ホース15と接続され、濾過器13内の
フィルターにより濾過され光触媒23により浄化された
洗濯液は循環ポンプ16により吸引され循環ホース17
を介して水槽2の上部から洗濯兼脱水槽11に循環され
る。また、濾過器13の下部には排水ホース18が接続
され、その途中に止水弁19が設置されている。止水弁
19は洗濯及び濯ぎ時には閉じ排水及び脱水時には開く
ように制御される。
【0026】図2及び図3は濾過器13の断面図で、図
3は図2のA−A断面図であり、濾過器13のフィルタ
ー即ち洗濯液浄化フィルター20はステンレス金網,ポ
リプロピレン,ポリエチレン,多孔質セラミック等紫外
線に強い材料を用い、洗剤等の微細な汚れを濾過するた
め0.1μメッシュ程度の濾過性能を持たせるように形
成して、その表面に光触媒を担持し、フィルター固定枠
21により水密的に、光触媒を担持した面が洗濯液流入
側に面し且つ紫外線放射灯22に面するように支持され
ている。
3は図2のA−A断面図であり、濾過器13のフィルタ
ー即ち洗濯液浄化フィルター20はステンレス金網,ポ
リプロピレン,ポリエチレン,多孔質セラミック等紫外
線に強い材料を用い、洗剤等の微細な汚れを濾過するた
め0.1μメッシュ程度の濾過性能を持たせるように形
成して、その表面に光触媒を担持し、フィルター固定枠
21により水密的に、光触媒を担持した面が洗濯液流入
側に面し且つ紫外線放射灯22に面するように支持され
ている。
【0027】また、フィルター20は網状,膜状,積層
型等に形成されるが、積層型の場合は、紫外線がフィル
ター内部迄入るよう例えば多孔質セラミックに紫外線を
透過・散乱するガラス粉末等と光触媒を混合したもので
形成することが必要となる。さらに、フィルター20
は、その表面積を大きくするため図3に示すように星形
等に形成すると、洗濯液の濾過浄化性能及び光触媒によ
るフィルター20に付着した汚れの分解性能が上がりよ
り効果的であるが、十分に紫外線が到達するよう配慮す
ることが必要である。
型等に形成されるが、積層型の場合は、紫外線がフィル
ター内部迄入るよう例えば多孔質セラミックに紫外線を
透過・散乱するガラス粉末等と光触媒を混合したもので
形成することが必要となる。さらに、フィルター20
は、その表面積を大きくするため図3に示すように星形
等に形成すると、洗濯液の濾過浄化性能及び光触媒によ
るフィルター20に付着した汚れの分解性能が上がりよ
り効果的であるが、十分に紫外線が到達するよう配慮す
ることが必要である。
【0028】23はフィルター20表面に担持された光
触媒で、光触媒23としては半導体である酸化チタンを
微細粉末にして利用するのが代表的である。酸化チタン
は波長400nm以下の紫外線を照射すると、紫外線の
エネルギーにより、半導体正孔の持つ酸化反応が促進さ
れ、より活性化されて強い酸化力を持つようになり、表
面に接する多くの有機物質を分解する性質を持ってい
る。
触媒で、光触媒23としては半導体である酸化チタンを
微細粉末にして利用するのが代表的である。酸化チタン
は波長400nm以下の紫外線を照射すると、紫外線の
エネルギーにより、半導体正孔の持つ酸化反応が促進さ
れ、より活性化されて強い酸化力を持つようになり、表
面に接する多くの有機物質を分解する性質を持ってい
る。
【0029】濾過器13のほぼ中央部分に、紫外線を透
過する石英ガラス等で作られた紫外線放射灯保護パイプ
24が水密的にフィルター固定枠21に固定され、その
内部に波長400nm以下の紫外線を放射する紫外線放
射灯22が設置されている。25は、紫外線放射の状況
を模式的に示したものである。
過する石英ガラス等で作られた紫外線放射灯保護パイプ
24が水密的にフィルター固定枠21に固定され、その
内部に波長400nm以下の紫外線を放射する紫外線放
射灯22が設置されている。25は、紫外線放射の状況
を模式的に示したものである。
【0030】洗浄工程終了後、洗濯液は排水されること
なく、連結ホース15から濾過器13に流入し、フィル
ター20を通過して濾過されつつ、光触媒23により浄
化され、循環ポンプ16により吸引され循環ホース17
を介して水槽2の上部から洗濯兼脱水槽11に循環され
る。濯ぎ期間中はこの動作を継続する。
なく、連結ホース15から濾過器13に流入し、フィル
ター20を通過して濾過されつつ、光触媒23により浄
化され、循環ポンプ16により吸引され循環ホース17
を介して水槽2の上部から洗濯兼脱水槽11に循環され
る。濯ぎ期間中はこの動作を継続する。
【0031】このように、本発明では、従来のように濯
ぎの都度新しい水に入れ換える必要がなく、一度入れた
洗濯液のみで洗浄と濯ぎを行うので、使用水量を従来の
半分程度に大幅に減少させることができる。濯ぎ液がほ
ぼ透明になり濯ぎが終了すると、循環ポンプ16の運転
を停止するとともに止水弁19が開放して濾過器13の
下部に接続された排水ホース18を通して浄化された洗
濯液が排水される。
ぎの都度新しい水に入れ換える必要がなく、一度入れた
洗濯液のみで洗浄と濯ぎを行うので、使用水量を従来の
半分程度に大幅に減少させることができる。濯ぎ液がほ
ぼ透明になり濯ぎが終了すると、循環ポンプ16の運転
を停止するとともに止水弁19が開放して濾過器13の
下部に接続された排水ホース18を通して浄化された洗
濯液が排水される。
【0032】このとき、濯ぎ終了後の排水がフィルター
20の汚れの付着した面を洗いながら排水するよう配管
を形成しているため、即ち、円筒状の濾過器13内に断
面星形のフィルター20を設置するとともにフィルター
20の内側に紫外線放射灯22を設置し、濾過器13の
上部を介してフィルター20の上部に連結ホース15を
接続してフィルター20の内側(当該フィルター20と
紫外線放射灯22との間の空間)と連結ホース15とを
連通させ、濾過器13の底部を介してフィルター20の
底部と排水ホース18を接続してフィルター20の内側
(当該フィルター20と紫外線放射灯22との間の空
間)と排水ホース18とを連通させ、濾過器13の側面
下部に循環ホース17を接続しフィルター20の外側
(当該フィルター20と濾過器13との間の空間)と循
環ホース17とを連通させているため、フィルター20
面に付着した糸屑や泥等のフィルター20を通過しない
比較的大きな汚れが洗い流され、フィルター20に付着
する汚れが減少するので、フィルター20の浄化の効率
を上げることができる。
20の汚れの付着した面を洗いながら排水するよう配管
を形成しているため、即ち、円筒状の濾過器13内に断
面星形のフィルター20を設置するとともにフィルター
20の内側に紫外線放射灯22を設置し、濾過器13の
上部を介してフィルター20の上部に連結ホース15を
接続してフィルター20の内側(当該フィルター20と
紫外線放射灯22との間の空間)と連結ホース15とを
連通させ、濾過器13の底部を介してフィルター20の
底部と排水ホース18を接続してフィルター20の内側
(当該フィルター20と紫外線放射灯22との間の空
間)と排水ホース18とを連通させ、濾過器13の側面
下部に循環ホース17を接続しフィルター20の外側
(当該フィルター20と濾過器13との間の空間)と循
環ホース17とを連通させているため、フィルター20
面に付着した糸屑や泥等のフィルター20を通過しない
比較的大きな汚れが洗い流され、フィルター20に付着
する汚れが減少するので、フィルター20の浄化の効率
を上げることができる。
【0033】本実施形態では、循環ポンプ16を濾過さ
れた洗濯液を循環する循環ホース17側に設置している
が、洗濯液流入側の連結ホース15の途中に設けてもよ
い。この場合は、濯ぎ終了後の排水時にも循環ポンプ1
6を運転することにより、排水の流出速度を加速できる
ため、洗濯液に接するフィルター20面を通過する流速
が大きくなり、フィルター20面の汚れを効率的に除去
することができる。
れた洗濯液を循環する循環ホース17側に設置している
が、洗濯液流入側の連結ホース15の途中に設けてもよ
い。この場合は、濯ぎ終了後の排水時にも循環ポンプ1
6を運転することにより、排水の流出速度を加速できる
ため、洗濯液に接するフィルター20面を通過する流速
が大きくなり、フィルター20面の汚れを効率的に除去
することができる。
【0034】洗濯作業終了後は、自動的に紫外線放射灯
22に通電され、フイルター20に付着した汚れを分解
するフイルター浄化工程が始まると同時に例えば図6に
示すように表示灯26を点灯しフイルター浄化中である
ことを表示するように制御される。フイルター浄化は一
定時間紫外線放射灯22に通電する時間制御が簡便であ
り、その時間は通常の洗濯物の汚れに応じて実験的に設
定すればよい。このように、洗濯作業終了後は、紫外線
放射灯22の紫外線25と光触媒23によりフイルター
20に付着した有機物汚れを自動的に強力に分解するた
め、フイルター20の濾過機能が十分回復し、フイルタ
ー20の濾過性能を長期的に維持することができる。
22に通電され、フイルター20に付着した汚れを分解
するフイルター浄化工程が始まると同時に例えば図6に
示すように表示灯26を点灯しフイルター浄化中である
ことを表示するように制御される。フイルター浄化は一
定時間紫外線放射灯22に通電する時間制御が簡便であ
り、その時間は通常の洗濯物の汚れに応じて実験的に設
定すればよい。このように、洗濯作業終了後は、紫外線
放射灯22の紫外線25と光触媒23によりフイルター
20に付着した有機物汚れを自動的に強力に分解するた
め、フイルター20の濾過機能が十分回復し、フイルタ
ー20の濾過性能を長期的に維持することができる。
【0035】一方、洗濯物の中には、例えば、機械油が
多量に付着した作業着等を大量に洗濯するなど、極めて
汚れの多い場合もあり、フイルター20の長寿命化や機
能低下を防止するために、図4に示すように洗濯液(濯
ぎ液)を濾過浄化して循環しながら濯ぎを行う浄化洗濯
工程と、濯ぎ液を浄化せずに従来通りの濯ぎを行う非浄
化洗濯工程がスイッチにより洗濯できるようにし、汚れ
の多い場合は非浄化洗濯工程を洗濯することが望まし
い。この切り換えは、図6に示すようにマイコンを含む
制御回路27に切換スイッチ28を設けることにより簡
単に実現でき、例えば、切換スイッチ28がONの時に
浄化洗濯工程に設定しておけばよい。
多量に付着した作業着等を大量に洗濯するなど、極めて
汚れの多い場合もあり、フイルター20の長寿命化や機
能低下を防止するために、図4に示すように洗濯液(濯
ぎ液)を濾過浄化して循環しながら濯ぎを行う浄化洗濯
工程と、濯ぎ液を浄化せずに従来通りの濯ぎを行う非浄
化洗濯工程がスイッチにより洗濯できるようにし、汚れ
の多い場合は非浄化洗濯工程を洗濯することが望まし
い。この切り換えは、図6に示すようにマイコンを含む
制御回路27に切換スイッチ28を設けることにより簡
単に実現でき、例えば、切換スイッチ28がONの時に
浄化洗濯工程に設定しておけばよい。
【0036】本実施形態では、図4に示すように、非浄
化洗濯工程を選択した場合も洗濯作業終了後のフイルタ
ー浄化工程を行っていいるが、非浄化洗濯工程の実施時
にこの工程を省略することもできる。
化洗濯工程を選択した場合も洗濯作業終了後のフイルタ
ー浄化工程を行っていいるが、非浄化洗濯工程の実施時
にこの工程を省略することもできる。
【0037】上述のように、フイルター20に付着した
汚れを分解するフイルター浄化工程は、一定時間紫外線
放射灯22に通電する時間制御が簡便であるが、フイル
ター20に付着する洗濯物のいろんな汚れに対して、十
分なフイルター浄化機能を得られるようにするため、安
全率をみて、紫外線放射灯22の通電時間を通常やや長
いめに設定することになる。従って、紫外線放射灯22
の寿命や省エネルギーの観点からは、時間制御は好まし
くないといえる。
汚れを分解するフイルター浄化工程は、一定時間紫外線
放射灯22に通電する時間制御が簡便であるが、フイル
ター20に付着する洗濯物のいろんな汚れに対して、十
分なフイルター浄化機能を得られるようにするため、安
全率をみて、紫外線放射灯22の通電時間を通常やや長
いめに設定することになる。従って、紫外線放射灯22
の寿命や省エネルギーの観点からは、時間制御は好まし
くないといえる。
【0038】この課題を解決するために、図2に示すよ
うに濾過器13内部に、フイルター20に付着した汚れ
の付着状態を検知する汚れ付着状態検知手段である検知
器29を設置する方法がある。
うに濾過器13内部に、フイルター20に付着した汚れ
の付着状態を検知する汚れ付着状態検知手段である検知
器29を設置する方法がある。
【0039】この検知器29は、例えば図5に示すよう
に、赤外線放射ダイオード30とフイルター20面から
反射する赤外線を受光するフォトトランジスタ31で構
成され、これらは、例えば赤色に着色したガラス等、紫
外線を遮断し且つ赤外線を透過する赤外線フイルター3
2が水密的に固定されたケースに入れられている。赤外
線放射ダイオード30とフィルター20面から反射する
赤外線を受光するフォトトランジスタ31は、図6に示
すようにマイコンを含む制御回路27に接続され、赤外
線の受光レベルを判断する。フィルター20面に汚れが
多く付着しているときは、赤外線の反射が少なく、従っ
て図7に示すようにフォトトランジスタ31の出力は小
さいが、フィルター20に付着した汚れが分解浄化され
るに従って赤外線の反射量が大きくなり、フォトトラン
ジスタ31の出力が、フィルター20が十分浄化された
時の値VEになったとき、紫外線放射灯22の通電を遮
断するように制御される。赤外線放射ダイオード30と
フォトトランジスタ31は、フィルター浄化工程のみ作
動するよう制御される。
に、赤外線放射ダイオード30とフイルター20面から
反射する赤外線を受光するフォトトランジスタ31で構
成され、これらは、例えば赤色に着色したガラス等、紫
外線を遮断し且つ赤外線を透過する赤外線フイルター3
2が水密的に固定されたケースに入れられている。赤外
線放射ダイオード30とフィルター20面から反射する
赤外線を受光するフォトトランジスタ31は、図6に示
すようにマイコンを含む制御回路27に接続され、赤外
線の受光レベルを判断する。フィルター20面に汚れが
多く付着しているときは、赤外線の反射が少なく、従っ
て図7に示すようにフォトトランジスタ31の出力は小
さいが、フィルター20に付着した汚れが分解浄化され
るに従って赤外線の反射量が大きくなり、フォトトラン
ジスタ31の出力が、フィルター20が十分浄化された
時の値VEになったとき、紫外線放射灯22の通電を遮
断するように制御される。赤外線放射ダイオード30と
フォトトランジスタ31は、フィルター浄化工程のみ作
動するよう制御される。
【0040】また、赤外線放射ダイオード30の発光,
フォトトランジスタ31の受光動作は連続的である必要
はなく、一定時間間隔で行ってもよい。こうした制御を
行うことにより、紫外線放射灯22の寿命延長や省エネ
ルギー化に寄与することができる。
フォトトランジスタ31の受光動作は連続的である必要
はなく、一定時間間隔で行ってもよい。こうした制御を
行うことにより、紫外線放射灯22の寿命延長や省エネ
ルギー化に寄与することができる。
【0041】また、フィルター20の付着した汚れがあ
るレベル以上のとき、例えば、フォトトランジスタ31
の出力が図7のVS以下の値の時のみ紫外線放射灯22
に通電し、フィルター20に付着した汚れを分解浄化す
るようにすれば、更に紫外線放射灯22の寿命延長や省
エネルギー化に効果的である。
るレベル以上のとき、例えば、フォトトランジスタ31
の出力が図7のVS以下の値の時のみ紫外線放射灯22
に通電し、フィルター20に付着した汚れを分解浄化す
るようにすれば、更に紫外線放射灯22の寿命延長や省
エネルギー化に効果的である。
【0042】長時間を経過すると、紫外線放射灯保護パ
イプ24や、検知器29の赤外線フィルター32の洗濯
液に接触する面にも汚れが蓄積し、フィルター20面へ
の紫外線放射強度や検知器29の検知レベルが経年的に
減少するため、図2,図3及び図4に示すように、紫外
線放射灯保護パイプ24や赤外線フィルター32の洗濯
液に接触する面にも光触媒23を塗布しておくことによ
り、夫々の透過面の汚れも分解浄化され、フィルター2
0面への紫外線放射強度や検知器29の検知レベルが経
年的に減少することがなく、継続的に所定の機能を維持
することができる。この場合、紫外線や赤外線を効率よ
く透過させるため、光触媒23は数ミクロン程度にでき
るだけ薄く塗布することが必要である。
イプ24や、検知器29の赤外線フィルター32の洗濯
液に接触する面にも汚れが蓄積し、フィルター20面へ
の紫外線放射強度や検知器29の検知レベルが経年的に
減少するため、図2,図3及び図4に示すように、紫外
線放射灯保護パイプ24や赤外線フィルター32の洗濯
液に接触する面にも光触媒23を塗布しておくことによ
り、夫々の透過面の汚れも分解浄化され、フィルター2
0面への紫外線放射強度や検知器29の検知レベルが経
年的に減少することがなく、継続的に所定の機能を維持
することができる。この場合、紫外線や赤外線を効率よ
く透過させるため、光触媒23は数ミクロン程度にでき
るだけ薄く塗布することが必要である。
【0043】〔第2の実施形態〕本発明の第2の実施形
態を図とともに説明する。本発明の第2の実施形態は、
浴槽水の濾過浄化に光触媒を担持したフィルターと紫外
線放射灯を組み合わせた浄化装置を用いるものあり、第
1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して、その
説明は省略する。
態を図とともに説明する。本発明の第2の実施形態は、
浴槽水の濾過浄化に光触媒を担持したフィルターと紫外
線放射灯を組み合わせた浄化装置を用いるものあり、第
1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して、その
説明は省略する。
【0044】本発明の洗濯機の第2の実施形態は図8の
断面図に示すように構成するものであり、図8におい
て、洗濯機の運転は制御回路33で制御し、外槽1内の
下部には、浄化部34を配設しており、浄化部34内に
は、浄化装置35と、浴槽水を供給するためのポンプ3
6とを備えており、さらに、浄化部34には、洗濯機の
外部から外部ホース37を接続している。
断面図に示すように構成するものであり、図8におい
て、洗濯機の運転は制御回路33で制御し、外槽1内の
下部には、浄化部34を配設しており、浄化部34内に
は、浄化装置35と、浴槽水を供給するためのポンプ3
6とを備えており、さらに、浄化部34には、洗濯機の
外部から外部ホース37を接続している。
【0045】また、支持部材38は外部ホース37を支
持する開口を有しており、浄化部34近傍の外槽1に形
成した取付口を塞ぐように取り付ける。支持部材38と
浄化装置35と間には、浄化装置蓋40を設け、浄化装
置蓋40は、浄化装置35と外部パイプ37とをプレフ
ィルター39を介して接続する。
持する開口を有しており、浄化部34近傍の外槽1に形
成した取付口を塞ぐように取り付ける。支持部材38と
浄化装置35と間には、浄化装置蓋40を設け、浄化装
置蓋40は、浄化装置35と外部パイプ37とをプレフ
ィルター39を介して接続する。
【0046】なお、浄化部34、支持部材38、浄化槽
蓋40はそれぞれ洗濯機の外槽1から着脱自在にネジや
嵌合等(図示せず)により固定している。これにより、
浄化部34は、洗濯機から取り外して、単品で浴槽水浄
化装置としても用いることが可能であり、また、浄化槽
蓋40を取り外すことにより、プレフィルター39の掃
除が簡単であり、さらに、浄化部34は洗濯機の外槽1
に固定されるので、脱水時も振動による倒壊、破損の心
配が無い。なお、浄化部34の運転も制御回路33によ
って制御される。
蓋40はそれぞれ洗濯機の外槽1から着脱自在にネジや
嵌合等(図示せず)により固定している。これにより、
浄化部34は、洗濯機から取り外して、単品で浴槽水浄
化装置としても用いることが可能であり、また、浄化槽
蓋40を取り外すことにより、プレフィルター39の掃
除が簡単であり、さらに、浄化部34は洗濯機の外槽1
に固定されるので、脱水時も振動による倒壊、破損の心
配が無い。なお、浄化部34の運転も制御回路33によ
って制御される。
【0047】上記浄化装置35の縦断面図は図9に示す
ように構成するものであり、図9において、フィルター
43は、ステンレス金網、多孔質セラミック等の紫外線
に強い材料を用い、浴槽水の汚れを濾過するために0.
1メッシュ程度の開口を備えたものを筒状に成形し、さ
らに、フィルター43の表面には、酸化チタン等の光触
媒を担持している。そして、フィルター43の内部の空
間に紫外線透過ガラスで覆われた紫外線放射灯46を配
設している。また、フィルター43の断面形状は、第1
の実施形態において図3に示したように、フィルター4
3の断面形状を星型に形成してもよい。
ように構成するものであり、図9において、フィルター
43は、ステンレス金網、多孔質セラミック等の紫外線
に強い材料を用い、浴槽水の汚れを濾過するために0.
1メッシュ程度の開口を備えたものを筒状に成形し、さ
らに、フィルター43の表面には、酸化チタン等の光触
媒を担持している。そして、フィルター43の内部の空
間に紫外線透過ガラスで覆われた紫外線放射灯46を配
設している。また、フィルター43の断面形状は、第1
の実施形態において図3に示したように、フィルター4
3の断面形状を星型に形成してもよい。
【0048】更に、浴槽水は外部パイプ37の図示しな
い末端部から吸引されフィルター39を透過して、浄化
装置35内部の内部パイプ47へ送られる。洗濯時に
は、切換弁48は内部パイプ47を内部パイプ49に接
続して、浴槽水を直接ポンプ36に流す。他方、濯ぎ時
には、切換弁48は内部パイプ47を浄化槽40の内部
に接続し、浴槽水は内部パイプ47から浄化槽40内部
に至り、浄化フィルター43を通過して浄化されて、ポ
ンプ36へ吸引される。なお、洗い、濯ぎ時の切換は制
御回路33より信号を切換弁48に送ることにより行
う。
い末端部から吸引されフィルター39を透過して、浄化
装置35内部の内部パイプ47へ送られる。洗濯時に
は、切換弁48は内部パイプ47を内部パイプ49に接
続して、浴槽水を直接ポンプ36に流す。他方、濯ぎ時
には、切換弁48は内部パイプ47を浄化槽40の内部
に接続し、浴槽水は内部パイプ47から浄化槽40内部
に至り、浄化フィルター43を通過して浄化されて、ポ
ンプ36へ吸引される。なお、洗い、濯ぎ時の切換は制
御回路33より信号を切換弁48に送ることにより行
う。
【0049】上記した第2の実施形態の洗濯機の浄化装
置の動作を以下に説明する。まず、洗浄時に浴槽水を洗
濯液として使用するために、制御装置33からの信号に
より、浴槽水路50に配設した第1のバルブ41、第2
のバルブ42を開け給水弁53を閉じ、ポンプ36を作
動させて、浴槽水を洗濯兼脱水槽11に供給する。浴槽
水は、外部パイプ37の浴槽内に置かれた末端部分か
ら、外部パイプ37内に吸い込まれ、プレフィルター3
9にて大きなゴミや汚れ等が取り除かれ、浄化部34内
部に到達する。
置の動作を以下に説明する。まず、洗浄時に浴槽水を洗
濯液として使用するために、制御装置33からの信号に
より、浴槽水路50に配設した第1のバルブ41、第2
のバルブ42を開け給水弁53を閉じ、ポンプ36を作
動させて、浴槽水を洗濯兼脱水槽11に供給する。浴槽
水は、外部パイプ37の浴槽内に置かれた末端部分か
ら、外部パイプ37内に吸い込まれ、プレフィルター3
9にて大きなゴミや汚れ等が取り除かれ、浄化部34内
部に到達する。
【0050】そして、浄化部34において、洗浄時に
は、切換弁48により、浄化槽40を通らずに、内部パ
イプ47から内部パイプ49を通過し、ポンプ36、浴
槽水路50を通って洗濯兼脱水槽11に供給される。な
お、この時、浴槽水が汚れていて、さらに浄化が必要な
場合は、図示しないスイッチにより、紫外線放射灯46
を点灯し、切換弁48を切り換えることにより浄化槽4
0を通して浄化させてから、洗濯兼脱水槽11に供給し
てもよい。
は、切換弁48により、浄化槽40を通らずに、内部パ
イプ47から内部パイプ49を通過し、ポンプ36、浴
槽水路50を通って洗濯兼脱水槽11に供給される。な
お、この時、浴槽水が汚れていて、さらに浄化が必要な
場合は、図示しないスイッチにより、紫外線放射灯46
を点灯し、切換弁48を切り換えることにより浄化槽4
0を通して浄化させてから、洗濯兼脱水槽11に供給し
てもよい。
【0051】上記のようにして浴槽水が、洗濯兼脱水槽
11に設定量供給されると、洗浄を開始する。洗浄終了
後、排水弁44を開いて洗濯液を排水し、脱水を行い、
濯ぎ工程に移る。
11に設定量供給されると、洗浄を開始する。洗浄終了
後、排水弁44を開いて洗濯液を排水し、脱水を行い、
濯ぎ工程に移る。
【0052】そして、濯ぎ工程において浴槽水を洗濯液
として使用ために、制御装置33からの信号により、浴
槽水路50に配設した第1のバルブ41、第2のバルブ
42を開け給水弁53を閉じ、ポンプ36を作動させ
て、浴槽水を洗濯兼脱水槽11に供給する。浴槽水は、
外部パイプ37の浴槽内に置かれた末端部分から、外部
パイプ37内に吸い込まれ、プレフィルター39にて大
きなゴミや汚れ等が取り除かれ、浄化部34内部に到達
する。
として使用ために、制御装置33からの信号により、浴
槽水路50に配設した第1のバルブ41、第2のバルブ
42を開け給水弁53を閉じ、ポンプ36を作動させ
て、浴槽水を洗濯兼脱水槽11に供給する。浴槽水は、
外部パイプ37の浴槽内に置かれた末端部分から、外部
パイプ37内に吸い込まれ、プレフィルター39にて大
きなゴミや汚れ等が取り除かれ、浄化部34内部に到達
する。
【0053】そして、浄化部34において、紫外線放射
灯46を点灯し、切換弁48を切り換えることにより、
浴槽水は、内部パイプ47から浄化槽40を内部から浄
化槽40を通して浄化させてから、洗濯兼脱水槽11に
供給される。
灯46を点灯し、切換弁48を切り換えることにより、
浴槽水は、内部パイプ47から浄化槽40を内部から浄
化槽40を通して浄化させてから、洗濯兼脱水槽11に
供給される。
【0054】上記のようにして浴槽水が、洗濯兼脱水槽
11に設定量供給されると、濯ぎを開始する。濯ぎ終了
後、排水弁44を開いて洗濯液を排水し、脱水を行い洗
濯を終了する。洗濯終了後に、再度、紫外線放射灯46
を点灯し、フィルター43に付着した汚れを分解する。
11に設定量供給されると、濯ぎを開始する。濯ぎ終了
後、排水弁44を開いて洗濯液を排水し、脱水を行い洗
濯を終了する。洗濯終了後に、再度、紫外線放射灯46
を点灯し、フィルター43に付着した汚れを分解する。
【0055】また、上記した第2の実施形態は図10に
示すように浄化装置35を洗濯機の外部に取り付けても
よい。図10において、点線で囲んだ部分が浴槽側であ
り、浄化装置35は浴槽側に配置する。そして、浴槽水
は、吸込パイプ51から吸引され、フィルター39を透
過して浄化装置35にて浄化される。さらに浄化された
浴槽水は、外部パイプ37を介して洗濯機内部のポンプ
36によってに吸引されて、第1のバルブ41を介し
て、洗濯液として洗濯兼脱水層11内に供給される。な
お、プレフィルター39はスライド式で着脱自在に配設
する。上記のように構成することにより、浴槽水は浄化
されてから外部パイプ37を通過するため、外部パイプ
37内部に汚れが付着することを防止でき、これによっ
て外部パイプ37の詰まりを防止でき、更に洗濯機本体
の大型化を防止することができる。
示すように浄化装置35を洗濯機の外部に取り付けても
よい。図10において、点線で囲んだ部分が浴槽側であ
り、浄化装置35は浴槽側に配置する。そして、浴槽水
は、吸込パイプ51から吸引され、フィルター39を透
過して浄化装置35にて浄化される。さらに浄化された
浴槽水は、外部パイプ37を介して洗濯機内部のポンプ
36によってに吸引されて、第1のバルブ41を介し
て、洗濯液として洗濯兼脱水層11内に供給される。な
お、プレフィルター39はスライド式で着脱自在に配設
する。上記のように構成することにより、浴槽水は浄化
されてから外部パイプ37を通過するため、外部パイプ
37内部に汚れが付着することを防止でき、これによっ
て外部パイプ37の詰まりを防止でき、更に洗濯機本体
の大型化を防止することができる。
【0056】さらに、上記した第2の実施形態は図11
に示すように浴槽水を供給するポンプ36を洗濯機の外
部に取り付け、浄化装置35を洗濯機の内部に配設して
もよい。図11において、点線で囲んだ部分が浴槽側で
あり、浴槽水は吸込パイプ31から濾過フィルター39
を透過して、ポンプ36によって圧送されて、外部パイ
プ32を介して洗濯機内部の浄化装置35に送られて、
第1のバルブ41を介して、洗濯液として洗濯兼脱水層
11内に供給される。なお、プレフィルター39は浄化
装置の吸引パイプ31側に取り付け、スライド式に着脱
自在に配設しており、ポンプ36の詰まりを防止でき
る。
に示すように浴槽水を供給するポンプ36を洗濯機の外
部に取り付け、浄化装置35を洗濯機の内部に配設して
もよい。図11において、点線で囲んだ部分が浴槽側で
あり、浴槽水は吸込パイプ31から濾過フィルター39
を透過して、ポンプ36によって圧送されて、外部パイ
プ32を介して洗濯機内部の浄化装置35に送られて、
第1のバルブ41を介して、洗濯液として洗濯兼脱水層
11内に供給される。なお、プレフィルター39は浄化
装置の吸引パイプ31側に取り付け、スライド式に着脱
自在に配設しており、ポンプ36の詰まりを防止でき
る。
【0057】さらに、上記第2の実施形態において、浴
槽水を洗濯機に供給中、浴槽水がなくなった場合に、ポ
ンプ36にかかる負荷を制御手段にて検出しており、浴
槽水が無くなると、ポンプ36が空回転するため負荷の
値が大きく変化しこれによって、ポンプ36を停止し、
給水弁53を解放して、供給する水を水道水に切り換え
ることにより、浴槽水供給用ポンプ36の空回りを防止
でき、給水が確実に行える。
槽水を洗濯機に供給中、浴槽水がなくなった場合に、ポ
ンプ36にかかる負荷を制御手段にて検出しており、浴
槽水が無くなると、ポンプ36が空回転するため負荷の
値が大きく変化しこれによって、ポンプ36を停止し、
給水弁53を解放して、供給する水を水道水に切り換え
ることにより、浴槽水供給用ポンプ36の空回りを防止
でき、給水が確実に行える。
【0058】また、第2の実施形態において、水道水、
浴槽水、又はその混合水を使用者が選択できるように構
成することにより、使用者の好みに合った洗濯ができ
る。上記のように、浴槽水供給用のポンプ及び浄化装置
を洗濯機本体から取り外せるように構成することによ
り、浄化装置を単品で使用でき、例えば浴槽水浄化装置
として、洗濯機以外にも使用することができる。さら
に、浄化装置を洗濯機本体に取り付け、浴槽水供給用ポ
ンプを浴槽側に取り付けることにより、ポンプとプレフ
ィルターで循環風呂が可能であり、ポンプの入り口付近
のパイプに小さな穴を空けておけば泡風呂として用いる
こともできる。
浴槽水、又はその混合水を使用者が選択できるように構
成することにより、使用者の好みに合った洗濯ができ
る。上記のように、浴槽水供給用のポンプ及び浄化装置
を洗濯機本体から取り外せるように構成することによ
り、浄化装置を単品で使用でき、例えば浴槽水浄化装置
として、洗濯機以外にも使用することができる。さら
に、浄化装置を洗濯機本体に取り付け、浴槽水供給用ポ
ンプを浴槽側に取り付けることにより、ポンプとプレフ
ィルターで循環風呂が可能であり、ポンプの入り口付近
のパイプに小さな穴を空けておけば泡風呂として用いる
こともできる。
【0059】〔第3の実施形態〕本発明の第3の実施形
態を図とともに説明する。なお、第1及び第2の実施形
態と同一部分には同一符号を付して、その説明は省略す
る。
態を図とともに説明する。なお、第1及び第2の実施形
態と同一部分には同一符号を付して、その説明は省略す
る。
【0060】本発明の洗濯機の第3の実施形態は図12
の断面図に示すように構成するものであり、図12にお
いて、浄化部34と水槽2の底面とは、循環路54を介
して接続しており、循環路54は、浄化部34を介して
行う洗濯水の循環と、洗濯水の排水とを切り換える切換
弁55を設けている。
の断面図に示すように構成するものであり、図12にお
いて、浄化部34と水槽2の底面とは、循環路54を介
して接続しており、循環路54は、浄化部34を介して
行う洗濯水の循環と、洗濯水の排水とを切り換える切換
弁55を設けている。
【0061】上記浄化装置34の縦断面図は図13に示
すように構成するものであり、図13において、浴槽水
は外部パイプ37からフィルター39を透過して、浄化
装置35内部のバルブ56を通って内部パイプ47へ送
られる。洗濯時には、制御装置からの信号により、切換
弁48は内部パイプ47を内部パイプ49に接続して、
浴槽水を直接ポンプ36に流し、濯ぎ時には、切換弁4
8は内部パイプ47を浄化槽40の内部に接続し、浴槽
水は内部パイプ47から浄化槽40内部に至り、浄化フ
ィルター43を通過して浄化されて、ポンプ36へ吸引
される。なお、洗い、濯ぎ時の切換は制御回路33より
信号を切換弁48に送ることにより行う。
すように構成するものであり、図13において、浴槽水
は外部パイプ37からフィルター39を透過して、浄化
装置35内部のバルブ56を通って内部パイプ47へ送
られる。洗濯時には、制御装置からの信号により、切換
弁48は内部パイプ47を内部パイプ49に接続して、
浴槽水を直接ポンプ36に流し、濯ぎ時には、切換弁4
8は内部パイプ47を浄化槽40の内部に接続し、浴槽
水は内部パイプ47から浄化槽40内部に至り、浄化フ
ィルター43を通過して浄化されて、ポンプ36へ吸引
される。なお、洗い、濯ぎ時の切換は制御回路33より
信号を切換弁48に送ることにより行う。
【0062】さらに、本第3の実施の形態は、第1の実
施の形態と同様に、濯ぎ時に洗浄に用いた洗濯液を排水
せずに循環させ浄化し濯ぎに用いる。
施の形態と同様に、濯ぎ時に洗浄に用いた洗濯液を排水
せずに循環させ浄化し濯ぎに用いる。
【0063】即ち、洗浄が終了すると、洗濯水は切換弁
55により循環路54を介して浄化装置35に流入す
る。浄化装置35において、バルブ56は閉じており、
洗濯水は内部パイプ47から、切換弁48によって浄化
槽40の内部に流入する。この時、紫外線放射灯46は
点灯しており、洗濯水は、紫外線放射灯46によって、
励起した光触媒を担持した浄化フィルター43によっ
て、浄化されて、ポンプ36によって吸引され、水路5
0を通って洗濯兼脱水槽11に供給される。濯ぎが終了
すると、切換弁55を切り換えて排水する。洗濯終了後
に、再度、紫外線放射灯46を点灯し、フィルター43
に付着した汚れを分解する。
55により循環路54を介して浄化装置35に流入す
る。浄化装置35において、バルブ56は閉じており、
洗濯水は内部パイプ47から、切換弁48によって浄化
槽40の内部に流入する。この時、紫外線放射灯46は
点灯しており、洗濯水は、紫外線放射灯46によって、
励起した光触媒を担持した浄化フィルター43によっ
て、浄化されて、ポンプ36によって吸引され、水路5
0を通って洗濯兼脱水槽11に供給される。濯ぎが終了
すると、切換弁55を切り換えて排水する。洗濯終了後
に、再度、紫外線放射灯46を点灯し、フィルター43
に付着した汚れを分解する。
【0064】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、光触媒を担持し
たフィルターと、紫外線放射灯を組み合わせて濾過器を
構成し、洗濯作業終了後洗濯液は、排水されることなく
フィルターを通過して濾過浄化され、循環ポンプにより
洗濯兼脱水槽に循環されて濯ぎを行うよう制御されるの
で、一度入れた洗濯液のみで洗浄と濯ぎを行うことがで
き、使用水量を従来の半分程度に大幅に減少させること
ができる。
たフィルターと、紫外線放射灯を組み合わせて濾過器を
構成し、洗濯作業終了後洗濯液は、排水されることなく
フィルターを通過して濾過浄化され、循環ポンプにより
洗濯兼脱水槽に循環されて濯ぎを行うよう制御されるの
で、一度入れた洗濯液のみで洗浄と濯ぎを行うことがで
き、使用水量を従来の半分程度に大幅に減少させること
ができる。
【0065】更に、洗濯作業終了後、紫外線と光触媒に
よりフィルターに付着した有機物汚れを効果的に分解
し、フィルターの濾過機能を顕著に回復させるため、フ
ィルターの濾過機能を長期的に維持することができる。
よりフィルターに付着した有機物汚れを効果的に分解
し、フィルターの濾過機能を顕著に回復させるため、フ
ィルターの濾過機能を長期的に維持することができる。
【0066】請求項2記載の発明は、洗濯作業終了後自
動的に紫外線放射灯に通電し、フィルターに付着した汚
れを分解浄化するとともに、フィルター浄化中であるこ
とを表示するよう制御されるため、洗濯機使用後は必ず
フィルターが浄化され濾過機能を十分回復するととも
に、フィルター浄化中であることが報知手段により確認
でき、使用者にとって極めて便利なものである。
動的に紫外線放射灯に通電し、フィルターに付着した汚
れを分解浄化するとともに、フィルター浄化中であるこ
とを表示するよう制御されるため、洗濯機使用後は必ず
フィルターが浄化され濾過機能を十分回復するととも
に、フィルター浄化中であることが報知手段により確認
でき、使用者にとって極めて便利なものである。
【0067】請求項3記載の発明は、洗濯液を濾過浄化
して循環しながら濯ぎを行う浄化洗濯工程と、濯ぎ液を
浄化せずに従来通りの濯ぎを行う非浄化洗濯工程を選択
することができるので、例えば機械油が多量に付着した
作業着等を大量に洗濯するなど、極めて汚れの多い場合
は非浄化洗濯工程を選択することにより、フィルターの
極端な汚れを防止することができ、フィルターの機能低
下をきたすことなく長寿命化を図ることができる。
して循環しながら濯ぎを行う浄化洗濯工程と、濯ぎ液を
浄化せずに従来通りの濯ぎを行う非浄化洗濯工程を選択
することができるので、例えば機械油が多量に付着した
作業着等を大量に洗濯するなど、極めて汚れの多い場合
は非浄化洗濯工程を選択することにより、フィルターの
極端な汚れを防止することができ、フィルターの機能低
下をきたすことなく長寿命化を図ることができる。
【0068】請求項4記載の発明は、濾過器内部にフィ
ルターに付着した汚れの付着状態を検知する汚れ付着状
態検知手段を備えることにより、フィルターの浄化動作
の完了を汚れ付着状態検知手段の検知結果により行うの
で、常にフィルターに付着した汚れは一定レベル迄分解
浄化されるとともに、フィルターの汚れの程度に応じて
浄化時間即ち紫外線放射灯の通電時間が必要最低限の時
間となるため、紫外線放射灯の長寿命化及び省エネルギ
ー化を図ることができる。
ルターに付着した汚れの付着状態を検知する汚れ付着状
態検知手段を備えることにより、フィルターの浄化動作
の完了を汚れ付着状態検知手段の検知結果により行うの
で、常にフィルターに付着した汚れは一定レベル迄分解
浄化されるとともに、フィルターの汚れの程度に応じて
浄化時間即ち紫外線放射灯の通電時間が必要最低限の時
間となるため、紫外線放射灯の長寿命化及び省エネルギ
ー化を図ることができる。
【0069】請求項5記載の発明は、フイルターの汚れ
の付着状態があるレベル以上になった時のみ紫外線放射
灯に通電し、フイルターの浄化を行うよう制御している
ため、紫外線放射灯の長寿命化及び省エネルギー化をよ
り図ることができる。
の付着状態があるレベル以上になった時のみ紫外線放射
灯に通電し、フイルターの浄化を行うよう制御している
ため、紫外線放射灯の長寿命化及び省エネルギー化をよ
り図ることができる。
【0070】請求項6記載の発明は、紫外線放射灯の紫
外線透過面及び汚れ付着状態検知手段の選択液に接触す
る面に光触媒を塗布しているので、フイルターに付着し
た汚れを浄化すると同時に紫外線透過面及び汚れ付着状
態検知手段の表面も浄化され、フイルター面への紫外線
放射強度や汚れ付着状態検知手段の検出レベルが経年的
に減少することがなく、継続的に所定の機能を維持する
ことができる。
外線透過面及び汚れ付着状態検知手段の選択液に接触す
る面に光触媒を塗布しているので、フイルターに付着し
た汚れを浄化すると同時に紫外線透過面及び汚れ付着状
態検知手段の表面も浄化され、フイルター面への紫外線
放射強度や汚れ付着状態検知手段の検出レベルが経年的
に減少することがなく、継続的に所定の機能を維持する
ことができる。
【0071】請求項7記載の発明は、濯ぎ終了後の排水
がフイルターの汚れの付着した面を洗いながら排水され
るので、フイルター面に付着した糸屑や泥等のフイルタ
ーを通過しない比較的大きな汚れが洗い流され、フイル
ターに付着する汚れが減少するので、フイルターの浄化
の効率を上げることができる。
がフイルターの汚れの付着した面を洗いながら排水され
るので、フイルター面に付着した糸屑や泥等のフイルタ
ーを通過しない比較的大きな汚れが洗い流され、フイル
ターに付着する汚れが減少するので、フイルターの浄化
の効率を上げることができる。
【0072】請求項8記載の発明は、浴槽水をポンプに
よって汲み出して洗濯液として供給する洗濯機におい
て、光触媒を担持したフィルターと紫外線照射灯とから
なり、濯ぎ時に浴槽水を上記光触媒により浄化して洗濯
液として供給する浄化装置を備えることにより、浴槽水
に含まれる汚れを光触媒により浄化して、洗濯液として
用いることができるため、浴槽水を洗濯だけでなく、濯
ぎにも使用できるため、浴槽水を有効利用でき、洗濯時
の水道水使用量を削減できる。また、家庭からの排水量
を削減でき、また、水道水の使用量が減って最終的に環
境汚染を最小限に抑えることができる。
よって汲み出して洗濯液として供給する洗濯機におい
て、光触媒を担持したフィルターと紫外線照射灯とから
なり、濯ぎ時に浴槽水を上記光触媒により浄化して洗濯
液として供給する浄化装置を備えることにより、浴槽水
に含まれる汚れを光触媒により浄化して、洗濯液として
用いることができるため、浴槽水を洗濯だけでなく、濯
ぎにも使用できるため、浴槽水を有効利用でき、洗濯時
の水道水使用量を削減できる。また、家庭からの排水量
を削減でき、また、水道水の使用量が減って最終的に環
境汚染を最小限に抑えることができる。
【0073】請求項9記載の発明は、洗濯槽内の洗濯液
を循環させる循環路を備え、浴槽水をポンプによって汲
み出して洗濯液として該洗濯槽内に供給する洗濯機にお
いて、光触媒を担持したフィルターと紫外線照射灯とか
らなる浄化装置を備え、上記浄化装置は、濯ぎ時に浴槽
水を上記光触媒により浄化して洗濯液として供給すると
共に、洗濯液を上記光触媒を担持した上記フィルターに
より濾過浄化させて上記循環路を循環させながら濯ぎを
行うことにより、浴槽水に含まれる汚れを光触媒により
浄化して洗濯液として用いるだけでなく、濯ぎ時に、洗
濯液はポンプにより洗濯槽と循環路とを循環し、光触媒
により汚れや洗剤等を分解して浄化するので、従来のよ
うに濯ぎの都度新しい水に入れ換える必要がなく、一度
入れた洗濯液のみで洗浄と濯ぎを行うことができるた
め、洗濯時に水道水をほとんど用いることが無く、ま
た、使用水量を従来の半分程度に大幅に減少させること
ができる。
を循環させる循環路を備え、浴槽水をポンプによって汲
み出して洗濯液として該洗濯槽内に供給する洗濯機にお
いて、光触媒を担持したフィルターと紫外線照射灯とか
らなる浄化装置を備え、上記浄化装置は、濯ぎ時に浴槽
水を上記光触媒により浄化して洗濯液として供給すると
共に、洗濯液を上記光触媒を担持した上記フィルターに
より濾過浄化させて上記循環路を循環させながら濯ぎを
行うことにより、浴槽水に含まれる汚れを光触媒により
浄化して洗濯液として用いるだけでなく、濯ぎ時に、洗
濯液はポンプにより洗濯槽と循環路とを循環し、光触媒
により汚れや洗剤等を分解して浄化するので、従来のよ
うに濯ぎの都度新しい水に入れ換える必要がなく、一度
入れた洗濯液のみで洗浄と濯ぎを行うことができるた
め、洗濯時に水道水をほとんど用いることが無く、ま
た、使用水量を従来の半分程度に大幅に減少させること
ができる。
【0074】請求項10記載の発明は、上記浄化装置
は、洗濯作業終了後、洗濯機を使用しない時間を利用し
て、紫外線と光触媒によりフイルターに付着した汚れを
効果的に分解することにより、フイルターの濾過機能を
顕著に回復させるために、フイルターの濾過機能を長期
的に維持することがきる。
は、洗濯作業終了後、洗濯機を使用しない時間を利用し
て、紫外線と光触媒によりフイルターに付着した汚れを
効果的に分解することにより、フイルターの濾過機能を
顕著に回復させるために、フイルターの濾過機能を長期
的に維持することがきる。
【0075】請求項11記載の発明は、上記浄化装置
は、洗い時は浴槽水を浄化せずに供給し、濯ぎ時に浄化
して浴槽水を供給することにより、浴槽水を浄化して清
浄な水を濯ぎに用いることができる。
は、洗い時は浴槽水を浄化せずに供給し、濯ぎ時に浄化
して浴槽水を供給することにより、浴槽水を浄化して清
浄な水を濯ぎに用いることができる。
【0076】請求項12記載の発明は、上記ポンプにて
浴槽水を供給中に浴槽水がなくなったことを検出する検
出手段を備え、上記検出手段からの検出信号によって供
給する水を浴槽水から水道水に切り換えて供給すること
により、ポンプの空回転を防止でき、使用者が不在の場
合にも、確実に給水を行うことがきる。
浴槽水を供給中に浴槽水がなくなったことを検出する検
出手段を備え、上記検出手段からの検出信号によって供
給する水を浴槽水から水道水に切り換えて供給すること
により、ポンプの空回転を防止でき、使用者が不在の場
合にも、確実に給水を行うことがきる。
【0077】請求項13記載の発明は、上記浄化装置
は、浴槽水を汲み出す外部パイプの浴槽側の端部に配設
することによい、外部パイプに浴槽水に含まれる汚れが
付着することを防止するできる。
は、浴槽水を汲み出す外部パイプの浴槽側の端部に配設
することによい、外部パイプに浴槽水に含まれる汚れが
付着することを防止するできる。
【図1】本発明の洗濯機の第1の実施形態の概要を示す
側面断面図である。
側面断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の濾過器を示す縦断面
図である。
図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】本発明の洗濯機の第1の実施形態の運転制御の
手順を示す説明図である。
手順を示す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施形態のフイルターの汚れ付
着状態を検知する検知器を示す断面図である。
着状態を検知する検知器を示す断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態のフイルター浄化状態
の検知制御を行う部分を示すブロック図である。
の検知制御を行う部分を示すブロック図である。
【図7】本発明の第1の実施形態の検知器の検知出力を
示す特性図である。
示す特性図である。
【図8】本発明の洗濯機の第2の実施形態の概要を示す
側面断面図である。
側面断面図である。
【図9】図8の浄化装置の側断面図である。
【図10】本発明の第2の実施形態の外付け浄化装置を
示す要部概略図である。
示す要部概略図である。
【図11】本発明の第2の実施形態の外付けポンプを示
す要部概略図である。
す要部概略図である。
【図12】本発明の洗濯機の第3の実施形態の概要を示
す側面断面図である。
す側面断面図である。
【図13】図12の浄化装置の側面断面図である。
2 水槽 11 洗濯兼脱水槽 13 濾過器 16 循環ポンプ 19 止水弁 20 浄化フイルター 22 紫外線放射灯 23 光触媒 24 紫外線放射灯保護パイプ 27 制御回路 29 検知器 30 赤外線発光ダイオード 31 フォトトランジスタ 34 浄化部 35 浄化装置 36 ポンプ 39 プレフィルター 43 浄化フィルター 46 紫外線放射灯
Claims (13)
- 【請求項1】 洗濯槽内の洗濯液を循環させる循環路を
備えた洗濯機において、 光触媒を担持したフィルターと紫外線放射灯を組み合わ
せて洗濯液を濾過浄化する濾過器を構成し、 洗濯液を光触媒を担持したフィルターにより濾過浄化さ
せて上記循環路を循環させながら濯ぎを行うと共に、洗
濯作業終了後、紫外線と光触媒によりフィルターに付着
した有機物汚れを分解浄化する制御手段を備えたことを
特徴とする洗濯機。 - 【請求項2】 洗濯作業終了後、自動的に上記フィルタ
ーに付着した汚れを分解する浄化動作を上記制御手段に
より行うとともに、上記フィルターの浄化動作中である
旨を報知手段により報知する請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項3】 洗濯液を上記濾過器で濾過浄化させて上
記循環路を循環させながら濯ぎを行う浄化洗濯工程と、
洗濯液を上記濾過器を通さず直接排水する非浄化洗濯工
程とを行う上記制御手段を備えたことを特徴とする請求
項1記載の洗濯機。 - 【請求項4】 上記濾過器に、上記フィルターに付着し
た汚れの付着状態を検知する汚れ付着状態検知手段を備
え、該汚れ付着状態検知手段の検知結果により上記フィ
ルターの分解浄化動作を制御する上記制御手段を備えた
ことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項5】 上記汚れ付着状態検知手段の検知結果が
所定値以上になったときに上記濾過器のフィルターの分
解浄化動作を行う上記制御手段を備えたことを特徴とす
る請求項4記載の洗濯機。 - 【請求項6】 上記濾過器の紫外線放射灯の紫外線透過
面及び上記汚れ付着状態検知手段の洗濯液に接触する面
に光触媒を塗布したことを特徴とする請求項4記載の洗
濯機。 - 【請求項7】 濯ぎ終了後の排水時に、上記フィルター
の汚れの付着面を当該濯ぎ液により洗い流す排水経路を
設けたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項8】 浴槽水をポンプによって汲み出して洗濯
液として供給する洗濯機において、 光触媒を担持したフィルターと紫外線照射灯とからな
り、濯ぎ時に浴槽水を光触媒により浄化して洗濯液とし
て供給する浄化部を備えてたことを特徴とする洗濯機。 - 【請求項9】 洗濯槽内の洗濯液を循環させる循環路を
備え、浴槽水をポンプによって汲み出して洗濯液として
該洗濯槽内に供給する洗濯機において、 光触媒を担持したフィルターと紫外線照射灯とからなる
浄化部を備え、 上記浄化部は、濯ぎ時に浴槽水を上記光触媒により浄化
して洗濯液として供給すると共に、洗濯液を上記光触媒
を担持した上記フィルターにより濾過浄化させて上記循
環路を循環させながら濯ぎを行うことを特徴とする洗濯
機。 - 【請求項10】 上記浄化部は、洗濯終了後に動作し
て、上記フィルターに付着した汚れを分解することを特
徴とする請求項8記載の洗濯機。 - 【請求項11】 上記浄化部は、洗い時は浴槽水を浄化
せずに供給し、濯ぎ時に浄化して浴槽水を供給すること
を特徴とする請求項8記載の洗濯機。 - 【請求項12】 上記ポンプにて浴槽水を供給中に浴槽
水がなくなったことを検出する検出手段を備え、 上記検出手段からの検出信号によって供給する水を浴槽
水から水道水に切り換えて供給すること特徴とする請求
項8記載の洗濯機。 - 【請求項13】 上記浄化部は、浴槽水を汲み出す外部
パイプの浴槽側の端部に配設することを特徴とする請求
項8記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7267300A JPH0947598A (ja) | 1995-05-31 | 1995-10-16 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-133831 | 1995-05-31 | ||
JP13383195 | 1995-05-31 | ||
JP7267300A JPH0947598A (ja) | 1995-05-31 | 1995-10-16 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0947598A true JPH0947598A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=26468082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7267300A Pending JPH0947598A (ja) | 1995-05-31 | 1995-10-16 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0947598A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-10-16 JP JP7267300A patent/JPH0947598A/ja active Pending
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