JP6872979B2 - 電気機器 - Google Patents

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この発明は、開閉式のカバーを備える電気機器に関するものである。
特許文献1に係る電気機器では、ヒンジにより、蓋体が筐体に開閉自在に支承される。ヒンジは、軸部と、軸部が嵌合する軸受け孔とにより構成される。軸受け孔の周辺部には、蓋体に過大な外力が作用した際に広がって、軸部より軸受け孔を離脱させる切り欠きが形成される。また、軸受け孔を挟んで切り欠きと対抗する位置に円孔が形成され、軸受け孔と円孔の間はスリット上の長孔によりつながれる。長孔の端部に設けられた円孔は、切り欠きが広がった際に長孔の端部に応力が集中して破損するのを防止する。
特開2003−318564号公報
従来のヒンジは、軸受け孔、長孔および円孔が長孔の長手方向に一列に配置された構造であり、長手方向の小型化について考慮されていなかった。そのため、小さいカバーでは、軸受け孔、長孔および円孔を形成する面積を確保できない場合があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、カバーに過大な外力が作用しても破損しない小型のヒンジを有する電気機器を提供することを目的とする。
この発明に係る電気機器は、パネルと、カバーと、カバーをパネルに対して開閉可能に連結するヒンジとを備える電気機器であって、ヒンジは、パネルまたはカバーの一方が有する軸部と、パネルまたはカバーのもう一方が有する爪部とを備え、爪部は、軸部が回転可能に嵌まる第一の穴部、爪部の外縁から第一の穴部までをつなぐ溝部、および第一の穴部の溝部とは反対側において第一の穴部に直接接合し第一の穴部の直径以上の直径を有する第二の穴部を有し、第一の穴部と第二の穴部との接合部の幅は、前記軸部が前記第二の穴部へ入らないように軸部の直径より小さいものである。
この発明によれば、爪部は、軸部が回転可能に嵌まる第一の穴部、爪部の外縁から第一の穴部までをつなぐ溝部、および第一の穴部の溝部とは反対側において第一の穴部に隣接する第二の穴部を有するので、カバーに過大な外力が作用しても破損しない小型のヒンジを有する電気機器を提供することができる。
実施の形態1に係る電気機器1の構成例を示す図である。 実施の形態1のパネルの構成例を示す図であり、カバーが無い状態である。 図2に示されるパネルのうちのカバーで覆われる部分を拡大した図である。 実施の形態1のカバーの裏面の構成例を示す図である。 実施の形態1のカバーの爪部の構成例を示す図である。 実施の形態1に係る電気機器のカバーが開いた状態を示し、図6Aは正面図、図6Bは側面図である。 実施の形態1のカバーの裏面の構成例を示す図であり、バネ支持部を示す。 実施の形態1のカバーの裏面の構成例を示す図であり、バネ支持部に支持されたコイルバネを示す。 実施の形態1のパネルの裏面の構成例を示す図であり、貫通部を示す。 実施の形態1のパネルとカバーの寸法関係を示し、図10Aは正面図、図10BはB−B線に沿って切断した断面図、図10CはC−C線に沿って切断した断面図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る電気機器1の構成例を示す図である。この図1では、電気機器1の意匠面側が示される。電気機器1は、例えば、車両のダッシュボードに設置されるナビゲーション装置であり、パネル2と、カバー3と、カバー3をパネル2に対して開閉可能に連結するヒンジと、ディスプレイ4とを備える。パネル2およびカバー3は、PC/ABS(Polycarbonate/Acrylonitrile Butadiene Styrene)等の樹脂で構成される。
図2は、実施の形態1のパネル2の構成例を示す図であり、カバー3が無い状態である。図3は、図2に示されるパネル2のうちのカバー3で覆われる部分を拡大した図である。パネル2のカバー3で覆われる部分は左右に長い形状であり、長手方向に3つの軸部21a,21b,21cが配置される。軸部21a,21b,21cの軸方向は、パネル2のカバー3で覆われる部分の長手方向と同じ方向である。
なお、実施の形態1ではカバー3を上開きとするために、軸部21a,21b,21cは、パネル2のカバー3で覆われる部分の上部に配置されている。
図4は、実施の形態1のカバー3の裏面の構成例を示す図である。図5は、実施の形態1のカバー3の爪部31aの構成例を示す図である。カバー3は、軸部21a,21b,21cの軸方向に長い形状である。カバー3の裏面、つまりカバー3のパネル2を向く面には、軸部21a,21b,21cに相対する爪部31a,31b,31cが配置される。軸部21aと爪部31aとで1つのヒンジが構成され、軸部21bと爪部31bとで1つのヒンジが構成され、軸部21cと爪部31cとで1つのヒンジが構成される。
なお、ヒンジの数および配置位置は、カバー3の大きさおよび開閉方向に応じて変更可能である。
図5に示されるように、爪部31aには、溝部32、第一の穴部33、第二の穴部34、および接合部35が形成される。溝部32は、爪部31aの外縁から第一の穴部33までをつなぐ切り欠きであり、溝部32の幅は軸部21aの直径より小さい。第一の穴部33は、溝部32に連なり、軸部21aが回転可能に嵌まる穴である。第二の穴部34は、第一の穴部33の溝部32とは反対側において第二の穴部34に隣接する穴であり、第一の穴部33を広げるためのものである。接合部35は、第一の穴部33と第二の穴部34とが接合する部分であり、接合部35の幅は軸部21aの直径より小さい。
爪部31aと同様に、爪部31bおよび爪部31cにも、溝部32、第一の穴部33、第二の穴部34、および接合部35が形成される。
図6は、実施の形態1に係る電気機器1のカバー3が開いた状態を示し、図6Aは正面図、図6Bは側面図である。パネル2とカバー3の組み付け時、パネル2の軸部21a,21b,21cは、カバー3の爪部31a,31b,31cの各溝部32を広げながら各第一の穴部33へ入り嵌まる。第二の穴部34への入り口である接合部35は軸部21a,21b,21cの直径より小さいため、軸部21a,21b,21cは爪部31a,31b,31cの各接合部35で止まり、第二の穴部34へ入らない。
爪部31aの第一の穴部33に嵌まった軸部21a、爪部31bの第一の穴部33に嵌まった軸部21b、および爪部31cの第一の穴部33に嵌まった軸部21cが回転することで、カバー3は上方に開き、下方に閉じる。
カバー3に外力が作用した場合、軸部21a,21b,21cに保持されている第一の穴部33と溝部32が広がり、この第一の穴部33に隣接した第二の穴部34の縁である応力集中部36に応力が集中する。第二の穴部34の直径は第一の穴部33の直径と同じかそれ以上であるため、応力集中部36は、曲率が小さく応力が集中しても亀裂等の破損が生じにくい。
なお、カバー3は上開きであるため、カバー3が開いた状態でカバー3に上から外力が作用した場合、カバー3は閉じる方向に動くため、応力集中部36に応力が集中しにくく破損しにくい。
カバー3に爪部31a,31b,31cが形成されているため、カバー3に過大な外力が作用した場合、溝部32と第一の穴部33が広がることによって軸部21a,21b,21cから爪部31a,31b,31cが外れてカバー3がパネル2から脱落する。パネル2の軸部21a,21b,21cは破損しない。そのため、脱落したカバー3をパネル2に再組み付けするか破損したカバー3を交換するだけでよく、パネル2を車両から取り外して交換する必要がない。
また、特許文献1に係るヒンジでは、応力集中を防止するために、軸受け孔と円孔との間に長孔が形成された。そのため、ヒンジは長孔の長さ分だけ大型化する。これに対し、実施の形態1では第一の穴部33と第二の穴部34とが直接接合されるため、溝部32から応力集中部36までの長さAが長孔が無い分短くなりヒンジが小型になる。
次に、カバー3の位置決め方法を説明する。
図3において、パネル2のカバー3で覆われる部分の長手方向における中央部に配置された軸部21bによって、カバー3が位置決めされる。軸部21bの両端部23,24の直径は、軸部21bの中央部22の直径および第一の穴部33の直径より大きい。そのため、軸部21bの中央部22が第一の穴部33に嵌まった状態では、両端部23,24が爪部31bを挟んだ状態になる。爪部31bが軸部21bの軸方向に移動しようとすると両端部23,24に当接するため、カバー3は軸方向に位置決めされる。
車両のような温度差が激しい環境で電気機器1が使用される場合、パネル2およびカバー3には熱による変形等が生じる。また、パネル2およびカバー3には寸法ばらつきおよび反り等が生じる。熱による変形、寸法ばらつき、および反り等の影響は、中央部では小さく、端部へ行くほど大きい。そこで、熱による変形等の影響を最も受けにくい中央部に配置された軸部21bがカバー3の位置決めを行う。
次に、保持機構40を説明する。
図7は、実施の形態1のカバー3の裏面の構成例を示す図であり、バネ支持部44を示す。図8は、実施の形態1のカバー3の裏面の構成例を示す図であり、バネ支持部44に支持されたコイルバネ43を示す。図9は、実施の形態1のパネル2の裏面の構成例を示す図であり、貫通部45を示す。
電気機器1は、カバー3を開閉する保持機構40を備える。図3および図7〜図9に示されるように、保持機構40は、ラッチ41、ラッチ用爪42、コイルバネ43、バネ支持部44および貫通部45を備える。ラッチ41およびラッチ用爪42は「保持部」であり、コイルバネ43、バネ支持部44および貫通部45は「付勢部」である。
パネル2のカバー3で覆われる部分の長手方向における中央部の下方にはラッチ41が設けられ、上方にはコイルバネ43の一端部43bが入る貫通部45が形成される。ラッチ41には周知のラッチを用いればよいため詳細な説明は省略する。貫通部45は、パネル2の表裏面を貫通する穴である。カバー3の裏面において、ラッチ41に相対する位置にはラッチ用爪42が形成され、貫通部45に相対する位置にはバネ支持部44が形成される。コイルバネ43は、バネ支持部44によってカバー3の裏面に支持され、コイルバネ43の一端部43aはカバー3の裏面に保持され、反対側の一端部43bは貫通部45を通ってパネル2の裏面に保持される。このコイルバネ43は、カバー3を開く方向へ付勢する。
カバー3が閉じると、カバー3のラッチ用爪42がパネル2のラッチ41に引っ掛かることによって、カバー3が閉じた状態に保持される。カバー3が閉じた状態でカバー3が押下されると、ラッチ41がパネル2内に押し込まれることによって、ラッチ用爪42がラッチ41から外れて保持が解除される。ラッチ41によるラッチ用爪42の保持が解除されると、カバー3はコイルバネ43の付勢力によって上方に付勢されて自動的に開く。
保持機構40がカバー3の中央部に配置されているので、カバー3の中央部が押下された場合にカバー3がたわむことなくラッチ41を押し込んでラッチ用爪42の保持を解除する。この場合、カバー3のパネル2側へのストロークは短い。
一方、カバー3において保持機構40から離れた位置、例えばカバー3の長手方向における端部が押下された場合、中央部が押下された場合に比べてカバー3のたわみ量が大きい。そのため、ラッチ41とラッチ用爪42の保持を解除するためには長いストロークが必要となる。
図10は、実施の形態1のパネル2とカバー3の寸法関係を示し、図10Aは正面図、図10BはB−B線に沿って切断した断面図、図10CはC−C線に沿って切断した断面図である。カバー3の板厚Dは、カバー3の長手方向における端部が押下された場合に、ラッチ41とラッチ用爪42の保持を解除可能な厚み、かつ、コイルバネ43がカバー3を開く方向に付勢可能な厚みである。図10ではカバー3の平均板厚が板厚Dとして例示される。カバー3の板厚Dが薄すぎる場合、カバー3において保持機構40から離れた位置が押下された場合にカバー3が大きくたわみ、ラッチ41とラッチ用爪42の保持が解除されない。一方、カバー3の板厚Dが厚すぎる場合、カバー3が重くなりコイルバネ43の付勢力によりカバー3が開かない。また、カバー3の板厚Dが厚すぎると、コイルバネ43等を配置するスペースを確保できない。そのため、カバー3の板厚Dは、薄すぎず厚すぎない適切な厚みであることが好ましい。例えば、カバー3のストローク量が0.9mm、カバー3の長手方向の長さが200mm、カバー3の短手方向の長さが26mmである場合、カバー3の板厚Dは平均2.5mm程度であることが好ましい。
また、カバー3の長手方向の端部におけるカバー3とパネル2との間のクリアランスEは、カバー3の長手方向の端部が押下された場合にラッチ41とラッチ用爪42の保持が解除される量であることが好ましい。上述のように、カバー3において保持機構40から離れた位置が押下された場合、カバー3が大きくたわむため、ラッチ41とラッチ用爪42の保持を解除するためには長いストロークが必要である。そのため、長いストロークを確保できるようなクリアランスEが設定されることが好ましい。
なお、保持機構40がパネル2およびカバー3の長手方向における一端部に配置された場合、カバー3の長手方向における他端部が押下されると保持機構40までの距離が長いため、カバー3のたわみ量が大きく、長いストロークが必要となる。この場合の保持機構40と保持機構40から最も離れた押下位置との間の距離に比べ、保持機構40がパネル2およびカバー3の長手方向における中央部に配置された場合の保持機構40と保持機構40から最も離れた押下位置との間の距離のほうが短い。そのため、保持機構40がパネル2およびカバー3の長手方向における一端部に配置された場合に比べ、保持機構40がパネル2およびカバー3の長手方向における中央部に配置された場合のほうがストロークが短くてすみ、クリアランスEも小さくてすむ。
以上のように、実施の形態1に係る電気機器1は、パネル2が有する軸部21a,21b,21cと、カバー3が有する爪部31a,31b,31cとで構成されるヒンジを備える。爪部31a,31b,31cは、軸部21a,21b,21cが回転可能に嵌まる第一の穴部33、爪部31a,31b,31cの外縁から第一の穴部33までをつなぐ溝部32、第一の穴部33の溝部32とは反対側において第一の穴部33に隣接する第二の穴部34を有し、第一の穴部33と第二の穴部34との接合部35の幅は軸部21a,21b,21cの直径より小さい。この構成により、カバー3に過大な外力が作用しても破損しない小型のヒンジを有する電気機器1を提供することができる。
また、実施の形態1に係る電気機器1は、パネル2が軸部21a,21b,21cを有し、カバー3が爪部31a,31b,31cを有する構成である。そのため、カバー3に過大な外力が作用した場合、カバー3がパネル2から脱落するだけで、パネル2は破損しない。
また、実施の形態1では、第二の穴部34の直径が第一の穴部33の直径と同じである。そのため、ヒンジは大型にならず、かつ、応力集中部36は曲率が小さく破損しにくい。
また、実施の形態1では、軸部21bの両端部23,24は、軸部21bの中央部22および第一の穴部33より大きい直径であり、軸部21bの中央部22が第一の穴部33に嵌まった状態で軸方向における爪部31bの位置決めを行う。この構成により、ヒンジが大型にならずに位置決めできる。
また、実施の形態1では、軸部21a,21b,21cおよび爪部31a,31b,31cが、軸部21a,21b,21cの軸方向に沿って複数組配置される。そして、軸方向におけるパネル2の中央部に配置された軸部21bが位置決めを行う。この構成により、パネル2とカバー3との位置決めは、部品の寸法ばらつき、反り、熱による変形等の影響を受けにくい。
また、実施の形態1の保持機構40は、軸部21a,21b,21cの軸方向におけるパネル2およびカバー3の中央部に配置される。この構成により、軸部21a,21b,21cの軸方向におけるカバー3の端部が押下された場合でも保持機構40によるカバー3の保持を解除できる。また、保持機構40が配置された中央部には軸部21bと爪部31bとで構成されるヒンジも配置されるので、カバー3が閉じている際に中央部が押下されることで発生する塑性変形および破損を防止できるとともに、熱による反りを抑制できる。
また、実施の形態1のカバー3の板厚Dは、軸部21a,21b,21cの軸方向におけるカバー3の端部が押下された場合に保持機構40のラッチ41とラッチ用爪42の保持を解除可能な厚み、かつ、保持機構40のコイルバネ43がカバー3を開く方向に付勢可能な厚みである。この構成により、カバー3のどの位置が押下された場合でもカバー3が開く。
また、実施の形態1のカバー3は、左右方向に長い形状、かつ上開きする構成である。カバー3の左端部および右端部におけるカバー3とパネル2との間のクリアランスEは、カバー3の左端部または右端部が押下された場合に保持機構40のラッチ41とラッチ用爪42の保持が解除される量である。この構成により、カバー3のどの位置が押下された場合でもカバー3が開く。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、または実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
例えば、実施の形態1では、カバー3が上方に開く構成を例示したが、カバー3が下方等に開く構成であってもよい。また、カバー3に爪部31a,31b,31cが形成され、パネル2に軸部21a,21b,21cが形成された構成を例示したが、カバー3に軸部21a,21b,21cが形成され、パネル2に爪部31a,31b,31cが形成された構成であってもよい。
1 電気機器、2 パネル、3 カバー、4 ディスプレイ、21a〜21c 軸部、22 中央部、23,24 端部、31a〜31c 爪部、32 溝部、33 第一の穴部、34 第二の穴部、35 接合部、36 応力集中部、40 保持機構、41 ラッチ(保持部)、42 ラッチ用爪(保持部)、43 コイルバネ(付勢部)、43a,43b 一端部、44 バネ支持部(付勢部)、45 貫通部(付勢部)。

Claims (7)

  1. パネルと、カバーと、前記カバーを前記パネルに対して開閉可能に連結するヒンジとを備える電気機器であって、
    前記ヒンジは、
    前記パネルまたは前記カバーの一方が有する軸部と、
    前記パネルまたは前記カバーのもう一方が有する爪部とを備え、
    前記爪部は、
    前記軸部が回転可能に嵌まる第一の穴部、前記爪部の外縁から前記第一の穴部までをつなぐ溝部、および前記第一の穴部の前記溝部とは反対側において前記第一の穴部に直接接合し第一の穴部の直径以上の直径を有する第二の穴部を有し、前記第一の穴部と前記第二の穴部との接合部の幅は、前記軸部が前記第二の穴部へ入らないように前記軸部の直径より小さいことを特徴とする電気機器。
  2. 前記パネルは前記軸部を有し、前記カバーは前記爪部を有することを特徴とする請求項1記載の電気機器。
  3. 前記軸部の両端部は、前記軸部の中央部および前記第一の穴部より大きい直径であって、前記軸部の中央部が前記第一の穴部に嵌まった状態で前記軸部の軸方向における前記爪部の位置決めを行うことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の電気機器。
  4. 前記軸部と前記爪部は、前記軸部の軸方向に沿って複数組配置され、
    前記軸方向における前記パネルまたは前記カバーの中央部に配置された前記軸部が位置決めを行うことを特徴とする請求項4記載の電気機器。
  5. 前記カバーを閉じた状態に保持する保持部および前記保持部の保持が解除されると前記カバーを開く方向に付勢する付勢部を有する保持機構を備え、
    前記保持機構は、前記軸部の軸方向における前記パネルおよび前記カバーの中央部に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の電気機器。
  6. 前記カバーは、前記軸部の軸方向における前記カバーの端部が押下された場合に前記保持部が保持を解除可能な厚み、かつ、前記付勢部が前記カバーを開く方向に付勢可能な厚みであることを特徴とする請求項6記載の電気機器。
  7. 前記カバーは、左右方向に長い形状、かつ上開きする構成であり、
    前記カバーの左端部および右端部における前記カバーと前記パネルとの間のクリアランスは、前記カバーの左端部または右端部が押下された場合に前記保持部の保持が解除される量であることを特徴とする請求項6または請求項7記載の電気機器。
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