JP2002180360A - 編機用シンカ - Google Patents

編機用シンカ

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JP2002180360A
JP2002180360A JP2000377546A JP2000377546A JP2002180360A JP 2002180360 A JP2002180360 A JP 2002180360A JP 2000377546 A JP2000377546 A JP 2000377546A JP 2000377546 A JP2000377546 A JP 2000377546A JP 2002180360 A JP2002180360 A JP 2002180360A
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JP
Japan
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sinker
insertion hole
shaft
slit
shaft insertion
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JP2000377546A
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English (en)
Inventor
Katsuyoshi Ikenaga
勝▲吉▼ 池永
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IKENAGA KK
Original Assignee
IKENAGA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換が容易なシンカを提供する。 【解決手段】 軸挿通孔4に挿通した支持軸Pにより上
下に揺動可能に支持される基板1に、その端縁から軸挿
通孔4へかけて支持軸Pの直径よりも狭幅の切溝5を設
け、軸挿通孔4の周縁にスリット6を形成し、その先端
に小孔7を設ける。このシンカS1 は、スリット6及び
小孔7の周辺部分を撓ませつつ、切溝5を介して支持軸
Pから引き抜き、また、支持軸Pへ押し込むことによ
り、支持軸Pを抜き差しすることなく容易に交換するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として横編機
において、針から外された既成の編目を押し下げるシン
カに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より知られているシンカ及びその支
持構造の一例を図3に示す。このシンカS2 は、L字型
に屈曲した基板1の先端に押下片2を、後端に係合片3
をそれぞれ設け、基板1の屈曲部に軸挿通孔4を形成し
た構成とされている。
【0003】その使用に際しては、軸挿通孔4に挿通し
た支持軸Pを介して針床Bの上端部に取り付け、押下片
2を針床Bから出没する編針Nの先端部側方に位置さ
せ、係合片3をスライド板Tを介してキャリッジCに係
合させる。
【0004】この状態でキャリッジCを走行させると、
シンカS2 は上下に揺動して押下片2が編針Nから外さ
れた既成の編目を押し下げる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなシンカS2 は、破損時の交換に際し、支持軸Pを
抜き差ししなければならず、交換に手間取るという問題
がある。
【0006】そこで、この発明は、交換が容易なシンカ
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、軸挿通孔を有する基板の先端に押下片
を、後端に係合片をそれぞれ設けた構成とし、軸挿通孔
に挿通した支持軸を介して針床に取り付け、押下片を針
床から出没する編針の先端部側方に位置させ、係合片を
キャリッジに係合させた状態でキャリッジを走行させる
と、上下に揺動して押下片が編針から外された既成の編
目を押し下げるようにしたシンカにおいて、前記基板の
端縁から軸挿通孔へかけて支持軸の直径よりも狭幅の切
溝を設け、軸挿通孔の周縁にスリットを形成し、その先
端に小孔を設けたのである。
【0008】このように構成したシンカは、スリット及
び小孔の周辺部分を撓ませつつ、切溝を介して支持軸か
ら引き抜き、また、支持軸へ押し込むことができるの
で、支持軸を抜き差しすることなく交換することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
図面に基づいて説明する。なお、図3に示した従来のシ
ンカの各部に対応する部分には同一の符号を付する。
【0010】図1に示すように、このシンカS1 では、
図3のものと同様、L字型に屈曲した基板1の先端に押
下片2が、後端に係合片3がそれぞれ設けられ、基板1
の屈曲部に軸挿通孔4が形成されている。
【0011】さらに、上記構成に加えて、基板1の屈曲
部の端縁から軸挿通孔4へかけて支持軸Pの直径よりも
狭幅の切溝5が設けられると共に、軸挿通孔4の周縁に
スリット6が形成され、スリット6の先端に小孔7が設
けられている。
【0012】このシンカS1 は、使用に際し、スリット
6及び小孔7の周辺部分を撓ませつつ、切溝5を介して
支持軸Pへ押し込み、軸挿通孔4に支持軸Pを係合させ
ることにより、図2に示すように、針床Bの上端部に取
り付けることができる。
【0013】そして、押下片2を針床Bから出没する編
針Nの先端部側方に位置させ、係合片3をスライド板T
を介してキャリッジCに係合させる。
【0014】この状態でキャリッジCを走行させると、
シンカS1 は上下に揺動して押下片2が編針Nから外さ
れた既成の編目を押し下げる。
【0015】また、上記シンカS1 は、スリット6及び
小孔7の周辺部分を撓ませつつ、切溝5を介して支持軸
Pから引き抜くことができるので、支持軸Pを抜き差し
することなく交換することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るシ
ンカは、軸挿通孔に挿通した支持軸により上下に揺動可
能に支持される基板に、その端縁から軸挿通孔へかけて
支持軸の直径よりも狭幅の切溝を設け、軸挿通孔の周縁
にスリットを形成し、その先端に小孔を設けたので、ス
リット及び小孔の周辺部分を撓ませつつ、切溝を介して
支持軸から引き抜き、また、支持軸へ押し込むことによ
り、支持軸を抜き差しすることなく容易に交換すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るシンカの形状を示す図
【図2】同上のシンカの支持構造を示す図
【図3】従来のシンカの支持構造を示す図
【符号の説明】
1 基板 2 押下片 3 係合片 4 軸挿通孔 5 切溝 6 スリット 7 小孔 S1 、S2 シンカ P 支持軸 B 針床 C キャリッジ N 編針

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸挿通孔4を有する基板1の先端に押下
    片2を、後端に係合片3をそれぞれ設けた構成とし、軸
    挿通孔4に挿通した支持軸Pを介して針床Bに取り付
    け、押下片2を針床Bから出没する編針Nの先端部側方
    に位置させ、係合片3をキャリッジCに係合させた状態
    でキャリッジCを走行させると、上下に揺動して押下片
    2が編針Nから外された既成の編目を押し下げるように
    したシンカにおいて、前記基板1の端縁から軸挿通孔4
    へかけて支持軸Pの直径よりも狭幅の切溝5を設け、軸
    挿通孔4の周縁にスリット6を形成し、その先端に小孔
    7を設けたことを特徴とする編機用シンカ。
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