JPH0822257A - 磁気反転式表示装置 - Google Patents

磁気反転式表示装置

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JPH0822257A
JPH0822257A JP6158527A JP15852794A JPH0822257A JP H0822257 A JPH0822257 A JP H0822257A JP 6158527 A JP6158527 A JP 6158527A JP 15852794 A JP15852794 A JP 15852794A JP H0822257 A JPH0822257 A JP H0822257A
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Akio Kukida
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄型のままで、外界が明るいときも暗いとき
も表示内容が判別できるようにし、大きな表示面であっ
ても表示むらを無くし、簡単な構成によりコストの低減
を達成する。 【構成】 プリント基板1の前面に1対の支持板4,5
を所定の間隔をおいて立設する。支持板4は反転表示素
子2の一方の軸部2aを、支持板5は他方の軸部2bを反転
可能に軸支する。軸部2a,2bの凹部2a1, 2b1により、反
転表示素子2の一方の面に貼着したEL素子3のリード
線6a,6bを外部に導く。軸部2aに永久磁石からなるロー
タ7を固着し、支持板4の底部4gに鉄心保持部4hを形成
してコイル8aを巻回した棒状の鉄心8を立設する。鉄心
8の上端はロータ7に近接して磁気結合可能であり、こ
れにより反転表示素子2を反転駆動するための磁気反転
駆動手段を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気反転式表示装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より種々のスポーツに用いられる大
きい表示板には、小さいドットとなる表示板を多数マト
リックス状に配置し、各ドットを磁気的に反転させ、異
なった表裏または異なった4面から選択された面によっ
て大きな表示をするようにしたものがある(例えば、特
公平3−39316号公報)。これは外界が明るいとき
には、表示面の色が判別できるので種々の表示が可能で
あるが、外界が暗いと、表示面の色が見えず表示内容が
判別できないので、通常は、反転させるためのスペース
の背後に螢光灯などの光源を配置し、表示すべき面は光
が透過するようにし、地となる部分は光を遮断するよう
にして表示内容を光で表わす、いわゆる内照式の照明を
備えている。また外部から表示面全体を照明する外照式
の照明を備えたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な内照
式の照明を具備させた従来のものでは、光源を配置する
スペースを余分に必要として装置が厚くなってしまい、
また表示面が大きいので表示むらを生じてしまうなどの
問題がある。また外照式の照明を行う場合には、その為
の余分な装置が別に必要となる。
【0004】そこで本発明の目的は、薄型のままで、外
界が明るいときも暗いときも表示内容が判別できるよう
にし、大きな表示面であっても表示むらを無くし、簡単
な構成によりコストの低減を達成することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の磁気反転式表示装置は、反転可能に反転表
示素子が支持してあり、この反転表示素子の一方の面に
EL素子が貼着してあり、反転表示素子を反転駆動する
磁気反転駆動手段が設けてある。
【0006】上記の反転表示素子は、対向位置に形成さ
れた軸部を反転中心として反転可能であり、この軸部に
EL素子に接続されたリード線を外部へ導く凹部が形成
してあるのが好ましい。
【0007】また、上記の反転表示素子は、1対の支持
板により反転可能に支持してあり、この支持板には、そ
の腕部の上端辺から傾斜開口部,軸受部,切欠部が順次
切り込み形成してあり、反転表示素子の反転中心となる
軸部は、傾斜開口部を拡開して軸受部に挿入され、腕部
により弾性的に保持されるのが好ましい。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図5は、本発明の磁気反転式表示装置Aを、プ
リント基板1の前面に多数個マトリックス状に配置し
て、1つの大きな表示面を構成した例を示しており、こ
の例では数字の“2”を表示している。反転表示素子2
は、その外周部の相対向位置で反転可能に支持されてお
り、その一方の面にEL素子3を貼着してこれを表示面
としたもので、このEL素子3を前面に位置させること
により、図5のように数字の“2”を表わすことができ
る。EL素子3は非発光時の色が明度の明るい色(例え
ば黄色)のものを用い、夕方頃外界が暗くなった場合等
に、EL素子3に交番電界を加えて発光させた発光色が
非発光時の色と実質的に同じ色になるようにしてある。
【0009】図1及び図2に示すように、プリント基板
1の前面には、1対の支持板4,5が所定の間隔をおい
て、例えばマトリックス状の配置で立設してある。支持
板4は反転表示素子2の一方の軸部2aを反転可能に軸
支し、支持板5は反転表示素子2の他方の軸部2bを反
転可能に軸支している。軸部2aは解放面がEL素子3
を配した面と同じ側になるように形成した凹部2a1を
有する細い筒状をしており、その凹部2a1によってE
L素子3を駆動するために一方の端子3aに接続された
リード線6aを外部に導いている。また、軸部2bは凹
部2a1と同様に、解放面がEL素子3を配した面と同
じ側になるように形成した凹部2b1を有する細い半筒
状をしており、その凹部2b1によってEL素子3を駆
動するために他方の端子3bに接続されたリード線6b
を外部に導いている。軸部2aには永久磁石からなるロ
ータ7が固着してあり、反転表示素子2を反転駆動する
ための磁気反転駆動手段の一方を構成している。ロータ
7は、対向する外周をN,S2極に着磁したものを用い
ている。
【0010】支持板4は、図3に示すように、上方へ延
伸する一方の腕部4aの上端辺から、傾斜開口部4bと
軸受部4cと切欠部4dが下方へ向かって順次連続して
形成してある。切欠部4dを設けたので、軸部2aを傾
斜開口部4bから軸受部4cへ挿入する際に、腕部4a
を弾性変形させて拡開することができる。上方へ延伸す
る他方の腕部4eの上端辺の隅には、ストッパ4fが反
転表示素子2に向かって延伸しており、その先端が反転
表示素子2の外周部に接して停止位置を規制している。
図2に示すように、支持板4の底部4gには、鉄心保持
部4hが屈曲形成してあり、この鉄心保持部4hに、コ
イル8aが巻回された棒状の鉄心8が立設支持されてお
り、磁気反転駆動手段の他方を構成している。鉄心8の
上端はロータ7に近接し、磁気結合可能である。
【0011】支持板5は、図4に示すように、上方へ延
伸する腕部5aを有し、この腕部5aは腕部4aと同様
にその上端辺から、傾斜開口部5bと軸受部5cと切欠
部5dが下方へ向かって順次連続して形成してある。切
欠部5dを設けたので、軸部2bを傾斜開口部5bから
軸受部5cへ挿入する際に、腕部5aを弾性変形させて
拡開することができる。
【0012】この様な構成であるので、組立に際して
は、プリント基板1上の所定の位置に1対の支持板4,
5を立設させておき、支持板4にコイル8aを巻回した
鉄心8を立設し、コイル8aの両端子はプリント基板1
の所定の位置に接続しておく。そして、リード線6a,
6bが接続してあるEL素子3を貼着した反転表示素子
2の軸部2aにロータ7を固着した上で、軸部2a,2
bを傾斜開口部4b,5bから軸受部4c,5cへ向か
って押し入れると、切欠部4d,5dにより腕部4a,
5aが弾性変形して拡開するので、軸部2a,2bは円
滑に軸受部4c,5c内に挿入され、腕部4a,5aの
弾性変形が復帰して軸部2a,2bを弾性的に保持す
る。リード線6a,6bは軸部2a,2bの凹部を通っ
て外部へ導かれているので、支持板4,5の背面に沿っ
てプリント基板1へ導き、所定位置に接続する。
【0013】この反転表示素子2を反転駆動する動作に
ついて説明する。例えば、図1及び図2に示す状態は、
EL素子3が前面に位置し、ストッパ4fが反転表示素
子2の外周部に下方から係合し、ロータ7のS極が鉄心
8に対向している。この状態の時にコイル8aに電流を
供給して鉄心8の上端部をS極に着磁させると、ロータ
7のS極は鉄心8に反発して回転し、反転表示素子2は
下方から係合するストッパ4fから離れ、約180度回
転した時に、ストッパ4fが今度は反転表示素子2に上
方から係合する位置になるので、この位置で回転を停止
する。これにより反転表示素子2は、EL素子3が前面
に位置する表示状態から、EL素子3が背面に位置する
非表示状態に変化する。この時は、ロータ7のN極が鉄
心8に対向している。そこで、今度はコイル8aに逆の
電流を供給して、鉄心8の上端部をN極に着磁させる。
ロータ7のN極は鉄心8に反発して逆回転し、反転表示
素子2は再び下方からストッパ4fが係合する位置まで
約180度回転して停止する。これにより反転表示素子
2は、EL素子3が前面に位置する表示状態に再び戻
る。EL素子3のリード線6a,6bは軸部2a,2b
の凹部を通って外部へ導かれているので、反転表示素子
2が反転するときにリード線が邪魔になることはない。
また、反転表示素子2は往復反転するものであるので、
リード線がねじれることもない。
【0014】図5に示すように、多数の反転表示素子2
…をそれぞれに反転させて所望の位置のEL素子3を前
面に位置させ、例えば数字の“2”を表示させた場合、
EL素子3は非発光時に明度の明るい色をしているの
で、反転表示素子2のEL素子3と反対側の面の色を、
EL素子の非発光時の色と際立つ色(例えば黒色)に
し、外界が明るい時にはEL素子3を発光させることを
要しないで表示が判別できるようにしてある。外界が暗
い場合には、表示状態にあるEL素子3にリード線6
a,6bを介して交番電界を印加して、外界が明るい時
と同様の明度の明るい色を発光させれば良い。EL素子
3の発光色はきれいであるので、美しい表示をすること
ができる。また、EL素子3はそれ自身が発光するもの
であるから、外照式の照明装置を余分に設ける必要もな
い。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の磁気反
転式表示装置は、反転表示素子の一方の面に貼着したE
L素子により、外界が明るい時も暗い時も明度の明るい
色で表示を行うことができるので、表示面の背後に照明
用の光源を必要とせず、薄型に構成でき、表示内容がは
っきりと判別できる。また、背後の光源によらないの
で、大きな表示面を構成した場合にも表示むらを生じる
ことがない。また、外部に光源を必要としないので、簡
単な構成となり、コストの低減を達成できる。更に、E
L素子のリード線を軸部の凹部により外部へ導いている
ので、反転表示素子の反転動作を円滑に行うことができ
る。更に、軸部は、支持板に設けた傾斜開口部を拡開し
て軸受部に挿入され、腕部により弾性的に保持されるの
で、反転表示素子の装着が極めて簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】一方の支持板の左側面図である。
【図4】他方の支持板の左側面図である。
【図5】大きい表示面を構成した時の縮小正面図であ
る。
【符号の説明】
2 反転表示素子 2a,2b 軸部 2a1,2b1 凹部 3 EL素子 4,5 支持板 4a,5a 腕部 4b,5b 傾斜開口部 4c,5c 軸受部 4d,5d 切欠部 6a,6b リード線 7,8 磁気反転駆動手段(ロータ,鉄心)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反転可能に反転表示素子が支持してあ
    り、 上記反転表示素子の一方の面にEL素子が貼着してあ
    り、 上記反転表示素子を反転駆動する磁気反転駆動手段が設
    けてあることを特徴とする磁気反転式表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記反転表示素子
    は、対向位置に形成された軸部を反転中心として反転可
    能であり、 上記軸部には、上記EL素子に接続されたリード線を外
    部へ導く凹部が形成してあることを特徴とする磁気反転
    式表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、上記反転表
    示素子は、1対の支持板により反転可能に支持してあ
    り、 上記支持板には、その腕部の上端辺から傾斜開口部,軸
    受部,切欠部が順次切り込み形成してあり、 上記反転表示素子の反転中心となる軸部は、上記傾斜開
    口部を拡開して上記軸受部に挿入され、上記腕部により
    弾性的に保持されるものであることを特徴とする磁気反
    転式表示装置。
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JP2002180360A (ja) * 2000-12-12 2002-06-26 Ikenaga:Kk 編機用シンカ
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